JP4924067B2 - 電子マネーチャージシステム、電子マネーチャージ発行管理システムおよび電子マネー事業者システム - Google Patents

電子マネーチャージシステム、電子マネーチャージ発行管理システムおよび電子マネー事業者システム Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機などの携帯端末を利用した電子マネーのチャージシステムに関する。
近年携帯電話機への非接触ICカードの搭載により、モバイルによる電子マネーサービスが開始された。電車、航空機、タクシーなどへの乗車から、コンビニエンスストア、コーヒーショップなどでの支払いまで、携帯電話機ひとつで簡単、便利に利用できることや、従来の電子マネーチャージシステムが専用装置や券売機など場所に限定されるという課題を解決し、いつでも、どこでもチャージ(発行)できることから利用が拡大している。
ここで、携帯電話機を利用したチャージにおいては、まず、利用者が自己の携帯電話機にICカードを接続し、携帯電話網を介して自身の口座を有する金融機関システムにアクセスして、電子マネーのチャージを要求する。
要求を受付けた金融機関システムはユーザの口座を特定し、暗証番号に基づいた認証を行った後、口座残高を確認してチャージ要求金額に応じた電子マネー情報を生成する。この情報を所定のアルゴリズムで暗号化してユーザの携帯電話機に送信する。送信された電子マネー情報は携帯電話機で複合化されてICカードに格納される。これにより、電子マネーを利用した支払いが可能になる。
このように電子マネーシステムが利便性を追求して開発されている一方で、携帯電話機の利用者の不正行為を有効に防止する技術も開発されている(特許文献1)。また、携帯電話機の利用者が電子マネー情報を不正にチャージすることを防止する技術も開発されている(特許文献2)。さらに、携帯電話機間でチャージされた電子マネー情報を不正に利用できないようにする技術も開発されている(特許文献3)。
しかしながら、携帯電話機を利用した電子マネーは一般に不安定なネットを経由しているにもかかわらず、確実にバリューをチャージしなければならない。この点に着目した技術は未だあまり知られていない。
すなわち、いわゆるモバイルネットの通信は、ICカードリーダライタとの直接の通信と比較して不安定である。バリューの加算・減算の途中で電波の切断、携帯電話機の電池切れ、ホストのダウンなど、通信が途切れる可能性が大きい。このような通信条件でも確実にバリューを加算・減算する必要がある。確実にとは、加算・減算が重複することなく、さらに加算・減算データが消失することがないことを意味する。
ここで、図7は本発明が解決しようとする課題を説明するためのブロック図である。同図において、1は顧客Aが所持する携帯電話機である。2は顧客Aの契約した預金口座と電子マネー事業者の契約した預金口座を有する金融機関であり、口座入出金情報データベース6を有する。
3は携帯電話機1からのチャージ要求を受付け、金融機関2と後述する電子マネー事業者間とに通信回線を介して接続され両者を統括し、電子マネー発行管理を行う電子マネー発行管理会社であり、電子マネー発行依頼の受付処理状況を記憶する電子マネー受付処理データベース8を有する。
4は電子マネー受取管理を行う電子マネー事業者であり、電子マネーの受取状況を記憶する電子マネー発行受取情報データベース7を有する。5は携帯電話機1に搭載する非接触ICチップである。
次に、顧客Aが携帯電話機1に電子マネーをチャージする手順について説明する。まず顧客Aは携帯電話機1に非接触ICチップ5を搭載する。この非接触ICチップ5の電子マネー領域には、この非接触ICチップ5に固有の識別番号(123)が記憶されており、また、格納金額は0円であるとする。そして、顧客Aはこれに金額1000円をチャージするものとする。
(1)まず、顧客Aは携帯電話機1を使って電子マネー発行管理会社3とネット接続を行い、チャージ依頼(発行依頼)を行う。送信するデータは、チャージ依頼番号(40)、金融機関2における顧客自身の支払元口座情報(7890)、チャージする金額(1000円)ならびに非接触ICチップ5の識別番号(123)等である。
(2)次に、電子マネー発行管理会社3はこれを受けて、金融機関2に対しネットを経由して接続を行い、決済依頼を行う。送信するデータは、顧客Aの支払元口座情報(7890)とチャージする金額(1000円)等である。金融機関2はこれを受けて、支払元口座から、電子マネー事業者4の口座(5678)に対し、1000円を移動し、決済を終了する。同時に、金融機関2は口座入出金情報データベース6に支払元口座(7890)から電子マネー事業者4の口座(5678)に1000円の入金があったことを記憶する。
(3)次に、金融機関2は、この決済依頼に対して、正しく決済が行われたか否か(OK/NG)を電子マネー発行管理会社3に回答する。ここで支払元口座(7890)の中に残高が不足していたらNGの回答になる。
(4)OKの回答を受けると電子マネー発行管理会社3は電子マネー事業者4に対し、前述のチャージ依頼番号(40)、非接触ICチップの識別番号(123)、チャージ金額(1000円)を付した電子マネー発行依頼を行う。電子マネー事業者4はこれを受けて、電子マネー発行受取情報データベース7に前述のチャージ依頼番号(40)と、これに対応させた非接触ICチップの識別番号(123)、チャージ金額(1000円)および受取状況(現時点では「未受取」)を記憶し、電子マネーチャージの発行準備を行う。
(5)次に、電子マネー事業者4はこの電子マネー発行依頼に対して、発行準備が正しく行われたか否か(OK/NG)を電子マネー発行管理会社3に回答する。
(6)これを受けた電子マネー発行管理会社3は顧客Aに対して、同様に発行準備が正しく行われたか否か(OK/NG)を顧客Aに回答する。
(7)その後、顧客Aは携帯電話機1を使って、電子マネー事業者4に対し、識別番号(123)を送ることにより電子マネー受取要求を行う。
(8)電子マネー事業者4はこれを受けて発行済電子マネーのデータを顧客Aの携帯電話機1に送信する。同時に、電子マネー発行受取情報データベース7に記憶された受取状況を「未受取」から「受取済」に更新する。これにより、非接触ICチップ5−2の電子マネー領域の格納金額に1000円がチャージ(発行)され、携帯電話機1を所持した顧客Aは、電子マネーを利用した支払いが可能になる。
特開2006−65620(段落0003) 特開2003−296646 特開2006−221295
すなわち、図7に示すモバイルネットを利用した電子マネーチャージシステムにおいて、前述のように、バリューの加算・減算の途中で電波の切断、携帯電話機の電池切れ、ホストのダウンなど、通信が途切れる可能性がある。これは(1)〜(8)のいろいろなところで起こる可能性がある。
例えば、電子マネー発行管理会社3から見ると、金融機関2へ決済を依頼(2)を行ったけれど、(3)の回答が届かなかった場合、相手に届いた後エラーになったのか、それとも送信段階でエラーが起こったのか不明である。また、(6)の回答についても、電子マネー発行管理会社3から見ると、顧客Aから(1)の正しいチャージ依頼(発行依頼)を受付たことは分かるが、その後の処理を行って、(6)の回答が正しく届いたかどうかは分からない。
中でも顧客へのサービスという点で一番問題なのは、(1)、(2)の通信は正しく行われたにもかかわらず、図7に×印で示すように、(3)〜(8)のいずれかで通信が途切れた場合である。すなわち、顧客Aから見ると、自分の口座から預金が減算されているにもかかわらず、携帯電話機2には電子マネーがチャージ(発行)されていないという事態が生じていることである。
本発明はこのような事態が発生しても確実にリカバリーすることができる電子マネーチャージシステムを提供することを課題とする。
なお図7の(7)、(8)において、電子マネー事業者4は、前述の電子マネー受取要求(7)を受け、その後の電子マネー発行(8)は通信の途中で途切れ、電子マネーが発行されないという事態になるおそれは存在する。この状態は、顧客Aから見ると、電子マネー受取要求(7)は出したけど、電子マネーが発行されていないということである。
しかしながら、この状態は、顧客Aにとっては、電子マネーの発行準備が正しく出来た回答(6)を受信しており、また、電子マネー事業者4にとっては、電子マネー発行受取情報データベース7の受取状況欄が「未受取」となっている状態なので両者の認識に矛盾はない。したがって、顧客Aが何回も電子マネー受取要求(7)を送信することによってこの問題は解消する。
本発明はこのような課題を解決するために、電子マネー事業者4の電子マネー発行受取情報データベース7に、顧客からのチャージ依頼番号(40)と、これに対応させた非接触ICチップの識別番号(123)、チャージ金額(1000円)および受取状況(「未受取」か「受取済」)を記憶し、さらに電子マネー発行管理会社3の電子マネー受付処理データベース8に、チャージ依頼番号(40)と非接触ICチップの識別番号(123)さらに処理状況を記憶し、これらの情報を有効に活用するものである。
請求項1記載の電子マネーチャージシステムは、識別番号を保持するICチップを搭載し、顧客が保有する携帯端末からの依頼により、顧客の金融機関口座にある金額を当該ICチップに電子マネーとしてチャージする電子マネーチャージシステムにおいて、電子マネー事業者システムと、電子マネー発行管理システムとを有し、顧客からの問い合わせ時に依頼番号と識別番号をもとに入金の有無を確認し、入金有の場合には電子マネー事業者システムに発行の再依頼を行い、発行の再依頼を受けた電子マネー事業者システムは前記電子マネー発行受取情報データベースに記憶された受取状況に従って電子マネーを発行する。
これにより顧客の口座から預金が減算されているにもかかわらず、顧客の携帯端末には電子マネーがチャージ(発行)されていないという顧客からのクレームに対応することができる。
請求項2記載の電子マネーチャージ発行管理システムは、顧客からの問い合わせ時に、依頼番号と識別番号をもとに当該電子マネー事業者の金融機関口座に前記チャージ金額の入金の有無を確認し、入金ありの場合は電子マネー事業者システムに対し電子マネー発行の再依頼を行う。これにより請求項1と同じく顧客からのクレームに対応することができる。
請求項3記載の電子マネーチャージシステムは、識別番号を保持するICチップを搭載し、顧客が保有する携帯端末からの依頼により、顧客の金融機関口座にある金額を当該ICチップに電子マネーとしてチャージする電子マネーチャージシステムにおいて、電子マネー受付処理情報記憶装置に記憶された処理状況をもと所定のステップまでの処理が完了しているかをバッチ処理により確認し、未完了の場合には電子マネー発行事業者システムから電子マネーを発行する。
これは顧客の口座から預金が減算されているにもかかわらず携帯端末には電子マネーがチャージ(発行)されていないという事態をバッチ処理によりリカバリーする。
請求項4記載の電子マネーチャージ発行管理システムは、電子マネー受付処理情報記憶装置に記憶された処理状況をもと回答処理の有無をバッチ処理により確認し、入金があるにもかかわらず未回答処理の場合には電子マネー発行事業者システムへ電子マネーを発行するようを再度指示する処理を行う。これは請求項3と同様にバッチ処理によりリカバリーする。
請求項5記載の電子マネーをチャージするための電子マネー事業者システムは、依頼番号と識別番号に対応させて、顧客の携帯端末による電子マネーの受取状況を記憶し、電子マネー事業者システムは当該電子マネー発行受取情報記憶装置に記憶された受取状況に従って電子マネーを発行する。これにより、未受取を防止するとともに、バッチ処理のリカバリー中に、同時に顧客からのクレームにより発行依頼があった場合でも二重に電子マネーを発行することを防止する。
本発明によれば、顧客の携帯端末からチャージを依頼する時に送信するチャージ金額と依頼番号とICチップの識別番号とを、記憶装置に記憶するようにし、これを利用して、顧客からのクレームに対応し、あるいは、バッチ処理により対応するようにしたので、顧客の口座から預金が減算されているにもかかわらず、携帯端末には電子マネーがチャージ(発行)されていないという事態が発生しても確実にリカバリーすることができる。
また、本発明に係る電子マネー事業者システムの電子マネー発行受取情報記憶装置には、依頼番号と識別番号に対応させて、顧客の携帯端末による電子マネーの受取状況を記憶してあるので、バッチ処理のリカバリー中に、同時に顧客からのクレームにより発行依頼があった場合でも、二重に電子マネーを発行することを避けることができるという効果を有する。
図1は本発明を実施するための最良の形態を示すブロック図である。同図において、構成は前述の図7とほぼ同様である。1は顧客Aが所持する携帯電話機である。2は顧客Aの契約した預金口座と電子マネー事業者の契約した預金口座を有する金融機関であり、口座入出金情報データベース6を有し、図示せぬサーバにより制御されている。
3は顧客Aの携帯電話機1からの電子マネー発行依頼を受付けし、金融機関へ代金の支払い依頼と、後述する電子マネー事業者へ電子マネーの発行依頼をする電子マネー発行管理会社であり、図示せぬサーバにより制御されている。さらに、電子マネー発行依頼の受付処理状況を記憶する電子マネー受付処理データベース8を有する。4は電子マネーの発行・受取管理を行う電子マネー事業者であり、電子マネーの受取状況を記憶する電子マネー発行受取情報データベース7を有し、図示せぬサーバにより制御されている。
図2に当該電子マネー受付処理データベース8の記憶内容を示す。チャージ依頼等のあった年月日時分秒、依頼番号、ICチップ5の識別番号、チャージ依頼の金額を示す発行金額、処理状況である。処理状況欄の詳細は、図中の(1)が完了したら受付済みなので「受付済」、(2)が完了したら金融機関2に代金の支払いを依頼中なので「支払依頼中」、(3)が完了したら代金の支払いが済んでいるので「代金処理済」、(4)が完了したら電子マネー事業者4へ電子マネーの「発行依頼中」、(5)が完了したら「発行依頼済」、(6)が完了したら顧客Aに回答済みなので「回答済」となる。
図3に当該口座入出金情報データベース6の後述する電子マネー事業者4の口座に対し、入金があった場合の記憶情報を示す。入金のあった年月日時分秒、入金元、ICチップ5の識別番号、携帯電話機1からの依頼番号、入金金額、差引残高が記憶されている。
図4に当該電子マネー発行受取情報データベース7の記憶内容を示す。発行を行った年月日時分秒、依頼番号、ICチップ5の識別番号、チャージ依頼の金額を示す発行金額、受取状況である。受取がされていない場合は「未受取」である。5は携帯電話機1に搭載する非接触ICチップである。
次に、顧客Aが携帯電話機1に電子マネーをチャージする手順について説明する。まず顧客Aは携帯電話機1に非接触ICチップ5を搭載している。この非接触ICチップ5の電子マネー領域には、この非接触ICチップ5に固有の識別番号(123)が記憶されており、また、格納金額は0円であるとする。そして、顧客Aはこれに金額1000円をチャージするべく発行依頼をするものとする。
(1)まず、顧客Aは携帯電話機1を使って電子マネー発行管理会社3とネット接続を行い、チャージ依頼を行う。送信するデータは、チャージ依頼番号(40)、金融機関2における顧客A自身の支払元口座情報(7890)、チャージする金額(1000円)ならびに非接触ICチップ5の識別番号(123)等である。
(2)次に、電子マネー発行管理会社3はこれを受けて、図示せぬサーバにより、電子マネー受付処理データベース8(図2)の処理状況欄を「受付済」にするとともに、金融機関2に対しネットを経由して接続を行い、決済依頼を行う。送信するデータは、顧客Aの支払元口座情報(7890)とチャージする金額(1000円)等であり、さらに振込に関するEDI情報(Electric Data Interchange)を使って、前記ICチップの識別番号(123)と前記顧客Aからの依頼番号(40)が送られる。電子マネー発行管理会社3はその後、電子マネー受付処理データベース8の処理状況欄を「支払依頼中」に更新する。
金融機関2はこれを受けて、図示せぬサーバにより、支払元口座(7890)から、電子マネー事業者4の口座(5678)に対し、1000円を移動し、決済を終了する。同時に、金融機関2は口座入出金情報データベース6に支払元口座(7890)から電子マネー事業者4の口座(5678)に1000円の入金があったことおよび年月日時分秒と電子マネー発行管理会社3から受信した識別番号(123)と依頼番号(40)を記憶する(図3)。
(3)次に、金融機関2は、この決済依頼に対して、正しく決済が行われたか否か(OK/NG)を電子マネー発行管理会社3に回答する。残高が不足していた場合はNGの回答になる。電子マネー発行管理会社3はOKの回答を受けると電子マネー受付処理データベース8の処理状況欄を「代金処理済」にする。
(4)電子マネー発行管理会社3はその後、電子マネー事業者4に対し、前述のチャージ依頼番号(40)、非接触ICチップの識別番号(123)、チャージ金額(1000円)を付した電子マネー発行依頼を行い、そして、電子マネー受付処理データベース8の処理状況欄を「発行依頼中」に更新する。
電子マネー事業者4はこれを受けて、図示せぬサーバにより、電子マネー発行受取情報データベース7(図4)に年月日時分秒、前述の依頼番号(40)と、非接触ICチップの識別番号(123)、チャージ金額(1000円)およびこれに対応した受取状況(現時点では「未受取」)を記憶し、発行準備を行う。
(5)次に、電子マネー事業者4はこの電子マネー発行依頼に対して、発行準備が正しく行われたか否か(OK/NG)を電子マネー発行管理会社3に回答する。OKを受けた電子マネー発行管理会社3は電子マネー受付処理データベース8の処理状況欄を「発行依頼済」に更新する。
(6)そして電子マネー発行管理会社3は顧客Aに対して、同様に発行準備が正しく行われたか否か(OK/NG)を顧客Aに回答する。さらに電子マネー発行管理会社3は図2に示す電子マネー受付処理データベース8の処理状況欄を「発行依頼済」から「回答済」に更新する。
(7)その後、顧客Aは携帯電話機1を使って、電子マネー事業者4に対し、依頼番号(40)と識別番号(123)を送ることにより電子マネー受取要求を行う。
(8)電子マネー事業者4はこれを受けて発行済電子マネーのデータを顧客Aの携帯電話機1に送信し、電子マネーを発行する。同時に、電子マネー発行受取情報データベース7に記憶された受取状況を「未受取」から「受取済」に更新する。顧客Aの携帯電話機1は電子マネーを受け取る。これにより、非接触ICチップ5−2の電子マネー領域の格納金額に1000円がチャージ(発行)され、携帯電話機1を所持した顧客Aは、電子マネーを利用した支払いが可能になる。
図1では説明の都合上、依頼番号40識別番号123の処理については、(3)の金融機関2からの正しく決済が行われたことの回答が通信の途中で途切れたことを示す。電子マネー発行管理会社3の電子マネー受付処理データベース8(図2)の依頼番号40の処理状況欄は、(2)の処理が完了した状態すなわち「支払依頼中」になったままである。この状態では、顧客Aから見ると、自分の口座から預金が減算されているにもかかわらず、自分の携帯電話機2には電子マネーがチャージ(発行)されていないという事態が生じていることになる。
以下にそのリカバリーの方法を図5により説明する。なお、以下の説明では、金融機関2においては図示せぬサーバの制御により、また電子マネー事業者4においては同じく図示せぬサーバの制御により行われる。まず顧客Aは金融機関2の図示せぬコールセンタに電話し、改めて電子マネーの発行を直接要求する。コールセンタは、顧客Aに対し、識別番号(123)、依頼番号(40)の入力を要求する。
S11;顧客Aは携帯電話機から直接、自己のICチップの識別番号(123)と、依頼番号(40)を送信し、金融機関2の図示せぬコールセンタはこれを受信する。
S12;コールセンタは、顧客Aからの識別番号(123)と依頼番号(40)をもとに口座入出金情報データベース6(図3)を検索する。図3は支払い元Aからの識別番号123、依頼番号40は1000円入金されていることを示す。
S13;該当情報があるか判断する。
S14;該当情報があれば直ちに電子マネー事業者4に対し、識別番号(123)、依頼番号(40)、発行金額(1000円)を連絡し、電子マネーチャージの発行の再依頼を行う。S15;そして、該当情報がなければ入金がないことを顧客Aに回答する。
S16;電子マネーチャージの発行の再依頼を受けた電子マネー事業者4は、電子マネー発行受取情報データベース7に記憶された情報をチェックする。
S17;電子マネー発行受取情報データベース7の受取状況欄が未受取か判断する。すなわち顧客Aが電子マネーを受け取っていないか判断する。図4の依頼番号35は受取済であり、依頼番号40は未受取であることを示す。
S18;未受取であれば、発行の準備をする。
S19;発行の準備ができたことを金融機関2に回答する。同時に、図示はしていないが、電子マネー発行管理会社3にその旨連絡してもよい。そして、電子マネー発行管理会社3は電子マネー受付処理情報データベース8の処理状況に「発行依頼済」としてもよい。
S20;受取状況欄が受取済であれば金融機関2にその旨回答する。
S21;金融機関2は電子マネー事業者4からの準備が出来たとの回答を受け、顧客Aに対し、電子マネー発行の準備が出来たので、後で受取要求(前記(7))をするように回答する。後に顧客Aは前記(7)の電子マネー要求を行えば、電子マネー事業者4から電子マネーを受け取ることが出来る。一方、金融機関2は電子マネー事業者4から受取済であるとの回答を受けた場合にはその旨回答する。
このようにして、依頼番号と識別番号を利用することにより、顧客Aから見ると、自分の口座から預金が減算されているにもかかわらず、自分の携帯電話機2には電子マネーがチャージ(発行)されていないという事態が生じていることに対するリカバリーが可能になる。
また、本発明を実施するための最良の形態の説明では、図示せぬコールセンタは金融機関2に設けたが、電子マネー発行管理会社3に設けても同様の効果を得ることができる。ただし、前記口座入出金情報データベース6が電子マネー発行管理会社3にないので、顧客Aからの問い合わせ後(S11)、その都度金融機関2に問い合わせて口座入出金情報データベース6の検索(S12)を依頼することになる。
次に、実施例1について説明する。実施例1はバッチ処理で電子マネー受付処理データベース8に記憶された情報と口座入出金情報データベース6に記憶された情報から、入金はされているけれど、処理が進んでいないものをチェックする。電子マネー受付処理データベース8の処理状況欄が「回答済」以外の中途半端な状態のままであるチャージ依頼に対応するものである。すなわち、図1の(1)が完了した状態の「受付済」、(2)が完了した状態の「支払依頼中」、(3)が完了した状態の「代金処理済」、(4)が完了した状態の「発行依頼中」、(5)が完了した状態の「発行依頼済」のままである。
図6は実施例1について、電子マネー発行管理会社3の動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、電子マネー発行管理会社3は図示せぬサーバの制御により行われる。
S31;電子マネー発行管理会社3は、一日一回所定の時間になったら(日次バッチ処理)、電子マネー受付処理情報データベース8の処理状況欄をチェックする。
S32;図2に示す処理状況欄が「回答済」か判断する。
S33;「回答済」であれば、図2の依頼番号35の処理状況に示すように、(2)の顧客Aに対する発行準備が正しく行われた旨回答したことを意味する。全件チェックすれば終了する。
S34;「回答済」でなければ、前述のとおり、5つの状態であるので、まず金融機関2へ入金の問合せを行う。すなわち、(1)が完了した状態の「受付済」、(2)が完了した状態の「支払依頼中」、(3)が完了した状態の「代金処理済」、(4)が完了した状態の「発行依頼中」、(5)が完了した「発行依頼済」の状態である。図2の依頼番号40は「支払依頼中」、依頼番号89は「受付済」であることを示す。
S35;金融機関2からの回答を受領する。
S36;金融機関2からの回答が「入金済」かどうか判断する。
S37;「入金済」であれば、電子マネー事業者4へ電子マネーの発行の依頼(又は再依頼)を行う。電子マネー事業者4は図5のステップ16、17の処理と同様の処理を行うので、説明は省略する。
S38;金融機関2からの回答が入金されていないとのものである場合、状況に応じて処理することになる。すなわち、(1)が完了した状態の「受付済」の場合、入金がされていないので、金融機関2に対し入金依頼を行う。(2)が完了した状態の「支払依頼中」の場合、同じく、金融機関2に対し入金依頼を行う。(3)が完了した状態の「代金処理済」の場合、入金されていないのは異常な状態なので金融機関2へ問合せる等の処理を行う。さらに(4)が完了した状態の「発行依頼中」の場合、および(5)が完了した状態の「発行依頼済」の場合も同様に金融機関2へ問合せる等の処理を行う。
以上のように、実施例1によれば、日次バッチ処理により電子マネー受付処理情報データベース8の処理状況欄をチェックし、「回答済」以外であれば対応するので、顧客の口座から預金が減算されているにもかかわらず、顧客の携帯電話機2には電子マネーがチャージ(発行)されていないという事態が生じていることに対するリカバリーが可能になる。
なお、電子マネー事業者4の電子マネー発行受取情報データベース7は、前述の通りチャージ依頼番号と識別番号に対応させて、顧客の携帯電話機による電子マネーの受取状況を記憶している。電子マネー事業者4は当該電子マネー発行受取情報データベース7に記憶された受取状況に従って電子マネーを発行する。仮に受取状況が「受取済」であった場合、たとえ発行の依頼(S37)が来ても、その依頼については電子マネー事業者4は無視をする。これによりバッチ処理のリカバリー中に、たまたま同時に、前記本発明を実施するための最良の形態の説明における顧客からのクレームにより、金融機関2から発行依頼があった場合(S14)でも、二重に電子マネーを発行するのを避けることができる。
本発明を実施するための最良の形態を示すブロック図である。 本発明に係る電子マネー受付処理情報データベースの説明図である。 本発明に係る口座入出金情報データベースの説明図である。 本発明に係る電子マネー発行受取情報データベースの説明図である。 本発明を実施するための最良の形態を示すフローチャートである。 本発明の実施例1を示すフローチャートである。 本発明が解決しようとする課題を説明するためのブロック図である。
符号の説明
A 顧客
1 携帯電話機
2 金融機関
3 電子マネー発行管理会社
4 電子マネー事業者
5 非接触ICチップ
6 口座入出金情報データベース
7 電子マネー発行受取情報データベース
8 電子マネー受付処理情報データベース

Claims (5)

  1. 識別番号を保持するICチップを搭載し、顧客が保有する携帯端末からの依頼により、前記顧客の金融機関口座にある金額を当該ICチップに電子マネーとしてチャージする電子マネーチャージシステムにおいて、
    前記携帯端末に対し通信手段を介して前記電子マネーを発行し、前記携帯端末の受取状況を記憶した電子マネー発行受取情報記憶装置を有する電子マネー事業者の電子マネー事業者システムと、
    前記電子マネー事業者システムと前記顧客の前記携帯端末とに通信手段を介して接続され、前記顧客の前記携帯端末からチャージ依頼を受け付ける電子マネー発行管理システムとを有し、
    該電子マネー発行管理システムは前記携帯端末からの前記電子マネーの発行依頼時に、チャージ金額とともに電子マネーチャージの依頼番号と前記識別番号を含めて受信し、
    前記顧客の前記金融機関口座から前記電子マネー事業者の金融機関口座へ入金する前記チャージ金額と、前記依頼番号と前記識別番号を含めて口座入出金情報記憶装置に記憶し、
    その後、前記電子マネー事業者の前記金融機関口座に前記チャージ金額の入金があることを条件に、前記電子マネー事業者システム前記携帯端末への前記電子マネー発行の依頼を行い
    前記顧客からの前記電子マネーの発行の問い合わせが電話によりあったとき、前記顧客の前記携帯端末から前記依頼番号と前記識別番号とを受信し、当該依頼番号と当該識別番号をもとに前記口座入出金情報記憶装置に記憶された前記チャージ金額の入金の有無を確認し、入金有の場合には前記電子マネー事業者システムに前記電子マネーの発行の再依頼を行い、
    発行の再依頼を受けた前記電子マネー事業者システムは前記電子マネー発行受取情報記憶装置に記憶された受取状況に従って前記電子マネーを発行することを特徴とする電子マネーチャージシステム。
  2. 識別番号を保持するICチップを搭載し、顧客が保有する携帯端末からの依頼により、前記顧客の金融機関口座にある金額を電子マネー事業者の電子マネー事業者システムから当該ICチップに電子マネーとしてチャージするための電子マネーチャージ発行管理システムにおいて、
    前記携帯端末からの前記電子マネーの発行依頼時に、チャージ金額とともに電子マネーチャージの依頼番号と前記識別番号を含めて受付し、
    前記顧客の前記金融機関口座から前記電子マネー事業者の金融機関口座への前記チャージ金額の入金を指示し、
    前記電子マネー事業者の前記金融機関口座に前記チャージ金額の入金があることを条件に、前記電子マネー事業者システムに対し、前記顧客の前記携帯端末に前記電子マネー発行を依頼し、前記チャージ金額と前記依頼番号と前記識別番号とが処理状況に対応して記憶されている電子マネー受付処理情報記憶装置を有し、
    前記顧客からの電子マネーの発行の問い合わせが電話によりあったとき、前記顧客の前記携帯端末から前記依頼番号と前記識別番号とを受信し、当該依頼番号と当該識別番号をもとに前記口座入出金情報記憶装置に記憶された前記チャージ金額の入金の有無を確認し、入金の場合は前記電子マネー事業者システムに前記電子マネー発行の再依頼を行うことを特徴とする電子マネーチャージ発行管理システム。
  3. 識別番号を保持するICチップを搭載し、顧客が保有する携帯端末からの依頼により、前記顧客の金融機関口座にある金額を当該ICチップに電子マネーとしてチャージする電子マネーチャージシステムにおいて、
    前記携帯端末に対し通信手段を介して前記電子マネーを発行する電子マネー事業者の電子マネー事業者システムと、
    前記電子マネー事業者の口座情報を記憶した口座入出金情報記憶装置と、
    前記電子マネー事業者システムと前記顧客の前記携帯端末とに通信手段を介して接続され、前記顧客の前記携帯端末からチャージ依頼をチャージ金額とともに電子マネーチャージの依頼番号を含めて受け付け、さらに前記チャージ金額と前記依頼番号と前記識別番号が前記電子マネーの処理状況に対応して記憶されている電子マネー受付処理情報記憶装置を有する電子マネー発行管理システムとを有し、
    前記口座入出金情報記憶装置における前記顧客からの前記電子マネー事業者の口座へ前記チャージ金額の入金があることを条件に、前記電子マネー事業者システムから通信手段を介して前記携帯端末に前記電子マネーを発行し、
    その後、前記電子マネー受付処理情報記憶装置に記憶された前記処理状況をもと所定のステップまでの処理が完了しているかを定期的に確認し、未完了の場合には前記電子マネー事業者システムから前記電子マネーを発行することを特徴とする電子マネーチャージシステム。
  4. 識別番号を保持するICチップを搭載し、顧客が保有する携帯端末からの依頼により、前記顧客の金融機関口座にある金額を電子マネー事業者の電子マネー事業者システムから当該ICチップに電子マネーとしてチャージするための電子マネーチャージ発行管理システムにおいて、
    前記携帯端末からの前記電子マネーの発行依頼時に、チャージ金額とともに電子マネーチャージの依頼番号を含めて受付する処理を行い、
    前記顧客の前記金融機関口座から前記電子マネー事業者の金融機関口座への前記チャージ金額の入金を指示する処理を行い、
    前記電子マネー事業者の前記金融機関口座に前記チャージ金額の入金があることを条件に、前記電子マネー事業者システムに対し、前記顧客の前記携帯端末に前記電子マネーを発行することを指示する処理を行い、
    さらにこれらの処理が完了したことを前記顧客に回答する回答処理を行い、
    前記チャージ金額と前記依頼番号と前記識別番号とがこれらの処理状況に対応して記憶されている電子マネー受付処理情報記憶装置を有し、
    当該電子マネー受付処理情報記憶装置に記憶された前記処理状況をもと前記回答処理の有無を定期的に確認し、前記入金があるにもかかわらず前記回答処理が未完了の場合には前記電子マネー事業者システム前記電子マネーを発行するよう再度指示する処理を行うことを特徴とする電子マネーチャージ発行管理システム。
  5. 請求項3記載の電子マネーチャージシステムに含まれる前記電子マネー事業者システム又は請求項4記載の電子マネーチャージ発行管理システムと同時に使用される前記電子マネー事業者システムにおいて、
    前記依頼番号と前記識別番号に対応させて、前記顧客の前記携帯端末による前記電子マネーの受取状況を記憶した電子マネー発行受取情報記憶装置を有し、
    前記電子マネー発行受取情報記憶装置に記憶された前記電子マネーの受取状況が未受取である場合に、前記電子マネーの発行を可能とすることを特徴とする電子マネー事業者システム。
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