JP3923619B2 - 模型飛行機用エンジン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は模型飛行機等のエンジンに生ずる振動を吸収緩和して、機体に伝わる振動を緩和するようにした防振装置を備えた模型飛行機用エンジン。
【0002】
【従来の技術】
従来の模型飛行機において、模型用エンジンは単気筒で回転の2回に一度点火爆発させるので、常にエンジンのピストンの上下動等にむらが生じ、そのむらによりエンジンの上下方向、回転方向に常時振動を生ずる。従来、この単気筒エンジンを飛行機の機体に据付ける場合、エンジン本体の据付け部を取付け金具で機体に直接、或いはゴム等の弾性材、バネ材等を挟んで設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来このエンジンの振動の低減のために、エンジン本体を固定する際に、取付け部にラバー等弾性材が用いられたものがある。その際に柔らかいラバーを用いると高回転では効果が高いが、トルク変動の大きい低速回転ではエンジン本体が大きく揺れてしまう、例えば、アイドリング時にエンジンが大きく振れるのを止めることはできず、逆効果となる。又ゴムが固すぎるとエンジンの回転時に振動の吸収ができず、従ってアイドリング時等のエンジンの激しい振動により飛行機の機体や各種装置に異常や故障が生じやすく、また飛行中にもエンジンの振動を吸収できないと飛行バランスがそこなわれるので、問題となっている。
【0004】
この発明はこのような問題を解決するもので、エンジン本体の支持部と機体の設置部との間にラバー等弾性体を内蔵した振動吸収弾性装置と、エンジン本体の支承部のアームと機体側の固定手段のアームとの間に振動吸収緩衝装置とからなる防振装置を備え、エンジンの振動を振動吸収弾性装置の弾性体と振動吸収緩衝装置の緩衝ダンパーとで吸収緩和し、低速回転、高速回転時の機体の振動を緩和することができ、安定した飛行を保つことができ、故障等を防止できる模型飛行機用エンジンを提供することを目的とする。又ラバーを内蔵した振動吸収弾性装置をエンジン本体の軸方向の前後2ヵ所に設けることと、その後部の振動吸収弾性装置に関連して振動吸収緩衝装置を備えることにより、より効果的に振動を吸収緩和できる模型飛行機用エンジンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する手段】
この発明の請求項1の模型飛行機用エンジンは、 模型飛行機の機体に取り付けられる模型飛行機用エンジンであって、
該エンジンは、エンジン本体と、該エンジン本体の前部および後部のそれぞれに支承部を備え、
該前部の支承部は、前記エンジン本体の前部であり前記エンジン本体の出力軸と同一軸線上に設けられた環状支承部と、前記環状支承部の外周に位置し、前記機体の設置部への固定のための固定外輪と、前記環状支承部と前記固定外輪との間に介在する環状の弾性体とにより構成される前部側振動吸収弾性装置を備え、
前記後部の支承部は、前記エンジン本体の後部であり該エンジン本体の出力軸と同一軸線上に設けられた支承軸と、前記支承軸の外周に位置し、前記機体の設置部への固定のための固定外輪と、前記支承軸と前記固定外輪との間に介在し、前記エンジンの振動を吸収しうる環状の弾性体とにより構成される後部側振動吸収弾性装置を備え、
さらに、前記エンジンは、前記後部側振動吸収弾性装置の前記固定外輪のアームと前記エンジン本体の後部のアームとを前記エンジンの前記出力軸の軸線とは直交する方向に接離可能に相対向させて備え、かつ、該両アーム間にエンジンの振動と弾性体に生ずる反発力を吸収する緩衝手段を備えてなる振動吸収緩衝装置を備え、前記エンジンの振動を前記前部側振動吸収弾性装置、前記後部側振動吸収弾性装置および前記振動吸収緩衝装置により吸収するようにしたこと特徴とするものである。
【0006】
この発明の構成による作用は、振動吸収弾性装置をエンジン本体の出力軸方向の前部側と後部側の2ヵ所設けることと、後部側振動吸収弾性装置には振動吸収緩衝装置を併用することにより、前部側と後部側の振動吸収弾性装置により低速回転時等のエンジンの上下方向、回転方向の振動を吸収できるとともに機体に固定した振動吸収弾性装置の固定手段のアームとエンジン本体に取付けたアームとの間の油圧ダンパー、エアーダンパー等緩衝手段からなる振動吸収緩衝装置により回転方向の振動と弾性体に生ずる反発力を吸収緩和できるので、機体に振動が伝わるのを防ぐことができ、安定した飛行を保つことができ、飛行機の各種装置の故障や、異常の発生を防ぐことができる。
【0007】
請求項2の発明は、前記緩衝手段は、緩衝ダンパーである請求項1に記載の模型飛行機用エンジンである。
【0008】
この発明は、前記振動吸収弾性装置として、エンジン本体の支承部と機体へ固定する固定外輪との間にラバー等弾性体を介在して固着し、前記振動吸収緩衝装置として、エンジン本体の支承部に固定したアームと、振動吸収弾性装置の外周の固定外輪に設けたアームとをオイルシリンダ、エアーシリンダ等緩衝ダンパーで連結したものである。
【0009】
この発明の構成による作用は、低速回転時のエンジンに生ずる上下方向、回転方向の振動をラバー等弾性体で吸収するとともに回転方向の振動と弾性材に生ずる反発力を緩衝ダンパーで吸収緩和できる。従って、エンジンの振動を完全に吸収緩和することができる。
【0010】
請求項3の発明は、前記緩衝手段は、前記後部側振動吸収弾性装置の前記固定外輪の上方に位置している請求項1に記載の模型飛行機用エンジンである。
請求項4の発明は、前記振動吸収緩衝装置は、前記後部側振動吸収弾性装置の前記固定 外輪に設けられたアームと前記エンジン本体の前記支承部に固定されたアームとを前記エンジンの前記出力軸の軸線を支点として軸線とは直交する方向に接離可能に相対向させて備えるものである請求項1に記載の模型飛行機用エンジンである。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の防振装置付き模型飛行機用エンジンを示す一部破断正面図、図2は同平面図、図3は同右側面図、図4は後部の振動吸収弾性装置を備えた支承部を取外した状態の右側面図、図5は同一部破断左側面図、図6は油圧ダンパーの断面図である。
【0012】
図1乃至図5において、1は単気筒の模型飛行機用エンジン本体で、シリンダヘッド2、出力軸3、プーリ4、燃料供給口5、キャブレータ6、クランク室からシリンダの燃焼室へ連結した混合気圧送管7、混合気調整弁8、据付け部9等を備えている。エンジン本体は上記の構成に限られるものではなく、2サイクル、4サイクル等のエンジンを含むものである。Aは模型飛行機の機体にエンジン本体1を取付ける設置部である。
【0013】
該エンジンは、エンジン本体1と、該エンジン本体1の前部および後部のそれぞれに支承部を備えている。該エンジン本体1の軸方向前部の支承部は、出力軸側の前部外周に軸方向に対して直角方向に環状支承部10を設ける。この環状支承部10に備える前部側振動吸収弾性装置20は環状支承部10の外周と機体の設置部Aに固定する取付け部22を有する金属製固定外輪21との間にエンジンの上下方向、回転方向の振動を吸収する弾性手段として環状ラバー23を介在した構成としてある。又、エンジン本体1の後部の支承部は、混合気圧送管7側の本体後部に軸方向に4本の支持棒11を一体に設け、下部を本体とほぼ同じ巾とし、上部を片側寄りに先細とした金属製アーム12を出力軸の軸線と直交する方向に位置指定して配置してねじ13で固定し、かつそのアーム12の下部後面に出力軸の軸線と同一軸線上に支承軸14を当ててその支承軸の中心とアーム12に螺杆15を挿通してナット16で固定して構成してある。この後部の支承軸14に備える後部側振動吸収弾性装置24は支承軸14の外周と機体の設置部Aに固定する取付け部26を有する金属製固定外輪25との間にエンジンの上下方向、回転方向の振動を吸収する弾性手段として環状ラバー27を介在して固着した構成としてある。図において、エンジン本体の中央下部は取付けず、エンジン本体1は軸方向の前後部の支承部だけで支承してあり、上記振動吸収弾性装置20、24を介して機体の設置部Aに支持されるので、エンジンの作動中に生ずる上下方向、回転方向の振動を前後で均等に吸収緩和することができる。
【0014】
固定外輪21、25は巾広の金属製環状体として、その内面と支承部10,14の外周面との間に所定厚さのラバー23,27が固着されている。この固定外輪21,25にはラバーを位置決めする覆い部21a、25aが形成され、かつ、中央両側に機体の設置部Aに取付ける取付け部22、26が設けられている。又、環状ラバー23、27は、上下方向、回転方向の振動を吸収できる柔軟性を有する厚みを持たせ、該ラバーを支承部10、14の外周と固定外輪21、25に加熱により焼き付けて固着するか、ラバーの内外周にぎざぎざを形成して支承部10、14と固定外輪21、25と摩擦力を大きくして結合するか、或いは接着材で固着する等して固定外輪と支承部、支承軸との間に介在したラバーが回らないように固着する。又、支承軸14は外周面に環状の凹部を設け、ラバー27をその凹部に嵌め固着してある。
【0015】
前記エンジン本体1の後部には、支承部に設けた金属製アーム12と機体側固定手段に設けた金属製アーム29とを出力軸の軸線と同一軸線を支点として軸線と直交する方向に接離可能に相対向させて備える。アーム12は前記のように下部を巾広い板状とし、上部を片側寄りに先細の支持部12aが形成され、下部がエンジン本体1の四個所の支持棒11にねじ13で固定され、かつその後面に支承軸14が当てられ螺杆15を支承軸の中心とアーム12の透孔17に挿通してナット16で固定されている。アーム29は下部をほぼ外輪24の巾に合わせ、かつ上部に片側寄りに先細の支持部29aが形成され、その下部が外輪24の上部の取付け段部36にねじ37で固定され、前記アーム12と29の高さは同じとして、相対向する位置に接離可能に設けられる。
【0016】
図6において、前記両アーム12、29との間に振動吸収緩衝装置28として、緩衝ダンパーが設けられ、エンジンの回転方向の振動と、前記弾性装置の弾性体に回転方向の振れがかかることにより生ずる弾性体の反発力を抑えて緩和できる。該緩衝ダンパー28として、オイルダンパーが装着されている。エンジン側の取付けたアーム12の先端支持部12aの支軸にオイルダンパー28のピストン30のロッド31の基端部31aを回動自由に軸支し、かつ機体に取付ける側のアーム29の先端支持部29aの支軸にオイルダンパー28のシリンダ32の基端32aを回動自由に軸支し、シリンダ32に所定容量のオイル室33を構成し、そのピストン30にオリフィス34が設けられ、エンジンの回転方向の振動、或いは弾性体に生ずる反発力がピストン30にかかることにより、オイル室33のオイルがオリフィス34を通じてピストンの左側又は右側に移行して、エンジンの振動を吸収緩和できるようにしてある。なお、ピストンロッド31とシリンダ32との間にオイルシール35が設けられ、シリンダ32のオイルが洩れないよいうにしてある。上記実施形態で、緩衝ダンパー28として、オイルダンパーの場合を説明したが、これに限られるものではなく、緩衝手段として例えばエアーダンパー、ばね等を用いることもできる。緩衝手段である緩衝ダンパー28は、図1ないし図6に示すように、後部側振動吸収弾性装置の固定外輪25の上方に位置している。
【0017】
エンジンの振動を前記環状ラバー27と緩衝ダンパー28で吸収緩和する作用について説明する。単気筒のエンジンでは、エンジンのアイドリング時等の低速回転時、高速回転時等において、振動が生ずるが、その振動をエンジン本体1の両端の支持部に備えた環状ラバー23、27の弾性で吸収させ、かつ回転方向の振動と、ラバー23、27に生ずる反発力がアーム29とアーム12間の油圧ダンパー28に作用してピストン30をシリンダ32に進退させ、ピストン30のオリフィス34を通じてオイル室3のオイルが左右に移行されオイルにより吸収し、エンジンの振動を吸収緩和することができる。
【0018】
以上の実施形態では、エンジン本体の軸方向の前後部の支承部に振動吸収弾性装置を備え、その後部の支承部に関連して振動吸収緩衝装置を設けた場合を示したが、これに限られるものではなく、エンジン本体の軸方向の前部は支承部が可動自由な支承構造として後部のみに振動吸収弾性装置を設け、その支承部に関連して振動吸収緩衝装置を設けて振動吸収緩和を図ることができる。この発明はこの形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々な形態を実施しうるものである。
【0019】
【発明の効果】
この発明の模型飛行機用エンジンによれば、低速回転時等のエンジンの振動をラバー等弾性体を介在した振動吸収弾性装置で振動を吸収するとともにエンジンの振動と、弾性体の反発力を振動吸収緩衝装置で吸収緩和できる。従って、振動吸収弾性装置と振動吸収緩衝装置との相乗効果により低速回転のみならず高速回転時のエンジンの振動を吸収することができるので、機体に振動が伝わるのを防ぐことができ、安定した飛行を保つことができ、かつ飛行機の各種装置の故障や、異常の発生を防ぐことができる。
【0020】
この発明によれば、エンジン本体の出力軸方向の前後2ヵ所に設けた支承部の前部側と後部側の振動吸収弾性装置で上下方向、回転方向の振動を吸収でき、かつエンジン本体後部の支承部に備えた振動吸収緩衝装置によりエンジンの振動と弾性体に生ずる反発力を吸収緩和しうるようにしたので、低速回転時、高速回転時のエンジンの振動を振動吸収弾性装置と振動吸収緩衝装置との相乗効果で完全に吸収緩和することができ、機体に振動が伝わるのを防ぎ、安定した飛行を保つことができ、飛行機の各種装置の故障や、異常の発生を防ぐことができる。
【0021】
この発明によれば、低速回転時等のエンジンに生ずる上下方向、回転方向の振動をラバー等弾性体で吸収するとともに回転方向の振動と弾性体に生ずる反発力を油圧ダンパー等緩衝ダンパーで吸収緩和できる。従って、低速回転のみならず高速回転時のエンジンの振動をラバー等弾性体と油圧ダンパー等緩衝ダンパーで完全に吸収緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の防振装置付き模型飛行機用エンジンを示す一部破断正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同右側面図である。
【図4】後部の振動吸収弾性装置を備えた支承部を取外した状態の右側面図である。
【図5】同一部破断左側面図である。
【図6】油圧ダンパーの断面図である。
【符号の説明】
1…エンジン本体、10…環状支持部、12…アーム、14…支承軸、20…振動吸収弾性装置、21…固定外輪、22…取付け部、23…環状ラバー、24…振動吸収弾性装置、25…固定外輪、26…取付け部、27…環状ラバー、28…振動吸収緩衝装置、29…アーム、30…ピストン、31…ロッド、32…シリンダ、33…オイル室、34…オリフィス、A…機体の設置部。
Claims (4)
- 模型飛行機の機体に取り付けられる模型飛行機用エンジンであって、
該エンジンは、エンジン本体と、該エンジン本体の前部および後部のそれぞれに支承部を備え、
該前部の支承部は、前記エンジン本体の前部であり前記エンジン本体の出力軸と同一軸線上に設けられた環状支承部と、前記環状支承部の外周に位置し、前記機体の設置部への固定のための固定外輪と、前記環状支承部と前記固定外輪との間に介在する環状の弾性体とにより構成される前部側振動吸収弾性装置を備え、
前記後部の支承部は、前記エンジン本体の後部であり該エンジン本体の出力軸と同一軸線上に設けられた支承軸と、前記支承軸の外周に位置し、前記機体の設置部への固定のための固定外輪と、前記支承軸と前記固定外輪との間に介在し、前記エンジンの振動を吸収しうる環状の弾性体とにより構成される後部側振動吸収弾性装置を備え、
さらに、前記エンジンは、前記後部側振動吸収弾性装置の前記固定外輪のアームと前記エンジン本体の後部のアームとを前記エンジンの前記出力軸の軸線とは直交する方向に接離可能に相対向させて備え、かつ、該両アーム間にエンジンの振動と弾性体に生ずる反発力を吸収する緩衝手段を備えてなる振動吸収緩衝装置を備え、前記エンジンの振動を前記前部側振動吸収弾性装置、前記後部側振動吸収弾性装置および前記振動吸収緩衝装置により吸収するようにしたこと特徴とする模型飛行機用エンジン。 - 前記緩衝手段は、緩衝ダンパーである請求項1に記載の模型飛行機用エンジン。
- 前記緩衝手段は、前記後部側振動吸収弾性装置の前記固定外輪の上方に位置している請求項1に記載の模型飛行機用エンジン。
- 前記振動吸収緩衝装置は、前記後部側振動吸収弾性装置の前記固定外輪に設けられたアームと前記エンジン本体の前記支承部に固定されたアームとを前記エンジンの前記出力軸の軸線を支点として軸線とは直交する方向に接離可能に相対向させて備えるものである請求項1に記載の模型飛行機用エンジン。
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