JP3922971B2 - 自動閉鎖窓の開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、1つの付勢装置で揺動窓の閉鎖を自動的に行うための自動閉鎖窓の開閉装置に関し、とくに連装された複数の揺動窓を1つの操作手段で開閉する用途に適した自動閉鎖窓の開閉装置にかかわる。
【0002】
【従来の技術】
障子を変位させて開閉する開閉窓では、ダンパーステイなどの付勢装置で障子を開放側に付勢している。このため、障子を開窓位置から閉鎖させるためには、特別に閉窓の操作または駆動を必要としている。この結果、多数の障子を開窓位置に保持している各々の保持手段を、ワイヤなどの簡単な操作機構で一度に操作し、全ての窓を同時的に閉鎖させることは困難である。
【0003】
また、換気窓は、昼間に窓を開放させて換気を行うことが一般的であるが、不特定多数の人が多数の窓を開放する管理体制の建物では、全ての窓を閉鎖させる操作が確実に行われることが期待できない場合が多い。管理者がいない夜間に開放されたままの窓は、雨が入ったり防犯性に問題が生じる。このため、管理者が不特定で責任体制が明確でない建物の窓を確実に閉鎖させるには、多数の窓にそれぞれ閉鎖検出センサおよび電動式開閉装置を装着して集中管理室で管理する装置が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
多数の窓にそれぞれ電動式開閉装置などを装着し集中管理室で管理する方法は高価であるため、閉め忘れが防止できる安価な自動閉鎖窓が要望されている。
【0005】
発明の目的は、学校、体育館などの公共施設の如く、窓数が多く夜間は無人となる施設、または開放状態が目視確認しにくく、閉鎖を忘れがちな窓を有する建物を主な対象として、安価な閉め忘れ防止機構を有する自動閉鎖窓の開閉装置の提供にある。
【0006】
加えて、閉窓時における風圧(負圧)による開窓を防止するために必要となる閉鎖側に付勢する付勢手段の大きな閉窓力を低減でき、この結果閉窓に要する操作力を低減できる自動閉鎖窓の開閉装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の自動閉鎖窓の開閉装置は、窓枠の枠部材に平行して設置した付勢装置と、障子と前記窓枠との間に設置されるとともに、前記付勢装置の伸縮によって駆動されて前記障子を揺動させるリンクと、前記付勢装置を伸縮させる操作手段とからなる自動閉鎖窓の開閉装置であって、前記付勢装置は前記障子を閉鎖方向に付勢し、前記付勢装置が伸長すると前記障子が閉じ、前記付勢装置が圧縮すると前記障子が開放し、前記窓はそれぞれに前記付勢装置が装着された複数の障子が連装された連装窓であり、連装方向の枠部材に各障子につき各1つの前記付勢装置が設置され、前記操作手段により前記複数の付勢装置が同時的に操作され、前記リンクは、前記窓枠の枠部材に設置されたガイドと、前記付勢装置に連結され前記窓枠の枠部材に平行して移動する移動体と、一端が該移動体に回動自在に連結され他端が前記障子に回動自在に連結されたアームとを有し、前記窓枠と前記障子との間に、前記障子の閉鎖にともない前記障子を全閉位置に自動的に係止させ、開放操作にともない前記障子の係止を自動的に解除する自動ロック機構を付設し、前記操作手段は、前記移動体に設置された動滑車、前記枠部材に設置された転向滑車、前記動滑車および転向滑車に配索されたワイヤ、および前記ワイヤを巻取り前記ワイヤを緊張させる巻取り機構からなり、前記巻取り機構の作動により前記付勢装置を圧縮させることを特徴とする。
【0008】
【発明の作用、効果】
請求項1に記載の構成では、窓枠の下枠部材など枠部材に平行して設置した付勢装置によりリンクを介して障子を閉じる方向に付勢している。このため、換気などのために付勢装置を圧縮して開放された窓を閉じる操作は、付勢装置の圧縮状態の解除であり、駆動力または操作力が不要であるため、簡単な操作となりワンタッチで行える。
【0009】
また、請求項に記載の構成では、前記窓はそれぞれに前記付勢装置が装着された複数の障子が連装された連装窓であり、連装方向の枠部材に各障子につき各1つの前記付勢装置が設置され、前記操作手段により前記複数の付勢装置が同時的に操作される。この構成では、障子の連装方向の枠部材に平行する方向の付勢力で、伸長している付勢装置の圧縮操作が行える。
【0010】
このため、連装された複数の障子を、1個の操作手段で開閉する用途に有効である。この結果、複数の開放された窓を閉鎖する操作がワンタッチで行え、不特定多数の人が多数の窓を開放する管理体制の建物において、全ての窓を一度に閉鎖させる用途に有効である。
【0011】
また、請求項に記載の構成では、前記リンクは、窓枠の枠部材に設置されたガイドと、前記付勢装置に連結され窓枠の枠部材に平行して移動する移動体と、一端が該移動体に回動自在に連結され他端が障子に回動自在に連結されたアームとを有する。この構成により、付勢装置の伸縮と障子の揺動との連動が円滑となり、1つの操作機構で円滑に複数の障子の開放および閉鎖を行うことができる。
【0012】
また、請求項に記載の構成では、窓枠と障子との間に、障子の閉鎖にともない障子を全閉位置に自動的に係止させ、開放操作にともない障子の係止を自動的に解除する自動ロック機構を付設している。この構成では、窓の閉鎖時において強い風による風圧で窓が開く不具合を防止するため、付勢手段であるダンパーステイなどによる付勢力を大きくする必要がない。このため、小型の付勢手段で自動閉鎖窓の全閉の維持が可能になる。また、この結果、窓の開放に必要な操作力も小さくでき、操作性が向上するとともに、小型化、低コスト化が可能になる。
【0013】
また、請求項に記載の構成では、前記操作手段は、前記移動体に設置された動滑車、前記枠部材に設置された転向滑車、前記動滑車および転向滑車に配索されたワイヤ、および該ワイヤの巻取り機構からなり、巻取り機構の作動により前記付勢装置を圧縮させる。この構成により、巻取り機構による複数の付勢装置の伸縮が円滑に行える。
【0014】
請求項に記載の構成では、窓枠に取り付けたラッチと、窓枠に取り付けられたラッチの自動係止部材(ストライカー)と、ワイヤの緊張により前記ラッチによる自動係止部材の係合を解除するラッチ解除機構とで構成している。このため、前記障子の閉窓動作により全閉位置で前記ラッチは自動係止部材に自動的に係止され、巻取り機構によりワイヤが引っ張られたときは前記ラッチが変位して自動係止部材との係合が自動的に解除される。これにより、簡単な構造で自動ロック機構が形成でき、実用性に優れる。
【0015】
請求項に記載の構成では、請求項1に記載の自動閉鎖窓の開閉装置において、前記自動ロック機構は、窓枠に取り付けたラッチ、および障子に取り付けられ前記ラッチに係合するストライカーからなるラッチ機構と、前記ワイヤの緊張により前記ラッチと前記ストライカーとの係合を解除するラッチ解除機構とからなり、前記障子の閉窓動作により全閉位置で前記ラッチは前記ストライカーに自動的に係止され、前記巻取り機構により前記ワイヤが緊張されたときは前記ラッチが変位して前記ストライカーとの係合が自動的に解除され、前記ラッチ解除機構は、前記ラッチをロックの解除方向に変位させる変位体と、該変位体に設置され、前記ワイヤが配索されたラッチ解除滑車を有しており、前記転向滑車は、前記ラッチ解除滑車より前記巻取り機構側に配された第2転向滑車と、前記ラッチ解除滑車と前記動滑車との間に配された第1転向滑車とからなり、前記ワイヤは、先端が固定されるとともに、他端は、前記第1転向滑車、前記動滑車、前記第2転向滑車、前記ラッチ解除滑車の順で配索されるとともに、前記巻取り機構に巻き取られており、前記ラッチ解除滑車および前記第1転向滑車は同一直線上に配され、前記第2転向滑車および前記動滑車は、前記直線と平行した直線上に設置されている。
【0016】
この構成では、ワイヤの配索が一次元的で簡潔となり、ワイヤの配索が障子に及ぶ二次元的配索に較べて配索ワイヤの向きを変える箇所が少なく、施工上の工数が低減できる。また、リンクを動かすワイヤの一端と他端とが一直線となるため、多数の連装された障子の開閉が容易になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1、図2はこの発明の一実施例にかかる開閉装置1が取り付けられた自動閉鎖窓10を示す。自動閉鎖窓10は、窓枠11に揺動自在に取り付けられるとともに、横に連装された複数の障子2を備えた下開きの換気または排煙窓となっている。窓枠11は、上枠部材12、下枠部材13、および複数の縦枠部材14からなる。障子2は上縁21が上枠部材12に揺動自在に連結され外開きとなっており、下縁22は図示の後方へ揺動する自由端となっている。
【0018】
開閉装置1は、下枠部材13に平行的に設置された付勢装置3と、該付勢装置3と障子2の下縁22とを連結するリンク4とを備えている。付勢装置3は、図3、図4に示す如く、シリンダ31内にバネまたはオイルを圧縮してピストン32を収容した構造を有し、それぞれの障子2を閉鎖方向に全閉位置まで付勢する付勢手段としての作用を有する。なお、上開きの窓では、開閉装置1が上枠部材12に設置される。
【0019】
この実施例では、付勢装置3は、下枠部材13の前面に締結されたアングル材からなる基板15の上面の右側に、下枠部材12に平行して締結されている。基板15の上面の左側には、ピストン32の往復動をガイドするガイドレール33が設置されている。ガイドレール33は、上面にガイド溝を有する4角筒体からなり、内部には移動体34が滑動自在に収容されている。移動体34は、ピストン32の先端に連結されて連動するとともに、ガイド溝から上方に突き出した露出部35を有する。なお、下枠部材13の構造によっては、基板15は不要で、開閉装置1を下枠部材13に直接的に設置できる。
【0020】
リンク4は、基端が露出部35に支点41を介して3次元的に回動自在に連結されている主アーム42を有する。主アーム42の先端は、障子2の下縁22に取り付けられたブラケット43に、支点44を介して3次元的に回動自在に連結されている。主アーム42の中間部と基板15の上面の中央部に締結した断面コ字形の座金との間は、副アーム45が設置されている。
【0021】
副アーム45は、両端が支点46、47により3次元的に回動自在に連結されている。支点41または支点46、47は、支点まわりに大きく回動でき、支点の軸方向に小さい回動を許容するピンジョイントであってもよく、ボールジョイントなどのユニバーサルジョイントを使用してもよい。なお、ボールジョイントなどのユニバーサルジョイントを採用した場合は、副アーム45を省略して主アーム42のみでリンク4を構成することが容易にできる。
【0022】
基板15の上面の右側には、付勢装置3と平行して、自動ロック機構5が取り付けられている。自動ロック機構5は、基板15の中央部に設置されたラッチ機構51と、ラッチ機構51の右側方に設定されたラッチ解除機構6とからなる。
【0023】
ラッチ機構51は、4角筒状の外ハウジング52と、外ハウジング52の図示左端から突設して配され、図示後面が傾斜した作用面53となっているラッチ54を有する。ブラケット43には、障子2の揺動に伴い作用面53に当接する位置にストライカー55が設けられ、ストライカー55にはラッチ係合穴56が開けられている。外ハウジング52内には、左端にラッチ54を保持した内ハウジング57が摺動可能に嵌め込まれており、内ハウジング57が右側に変位するとラッチ54も右側に変位する。
【0024】
ラッチ解除機構6は、上面に長手方向の開口61を有する4角筒状のガイド62と、ガイド62に摺動可能に嵌め込まれた変位体63とを備えている。変位体63の開口61から上方に突き出した突出し部には、ラッチ解除滑車64が取り付けられている。ガイド62には、変位体63の変位量を制限するストッパー(図示せず)が設けられている。内ハウジング57の右端と変位体63とは、連結部材65により連結され、一体に変位するようになっている。変位体63の突出し部には、ラッチ解除滑車64が設置されている。
【0025】
自動閉鎖窓10の開閉は、移動体34を駆動させて障子2、2の開閉を行う操作機構7によって行われる。操作機構7は、図1、図2に示す如く、開閉装置1に配索されたワイヤ71と、電動式のワイヤ巻取り機構70とを備えている。ワイヤ巻取り機構70は、ハンドルを有し手動でワイヤ71を巻き取る手動式であってもよい。
【0026】
ワイヤ71は、一端7aが連装されている隣の障子2に連続して配索されるとともに先端が固定されている。ワイヤ71の他端7bは、図3、図4に示す如く、基板15の中間部の後側に設置された第1転向滑車72、移動体34の露出部35に設けられている動滑車73、基板15の右側に設置された第2転向滑車74、および動滑車73と第2転向滑車74との中間位置(左右方向の中間)に設置されている前記ラッチ解除滑車64を経て配索され、さらに、第3転向滑車75を経てワイヤ巻取り機構70に巻き取られる。
【0027】
第1転向滑車72およびラッチ解除滑車64は、同一直径Rで同一直線上に位置し、動滑車73と第2転向滑車74とは、同一直径Rで前記同一直線と距離が略Rだけ離れて平行する平行直線上に設定されている。このように、ワイヤ71は障子2に配索されることがないので、配索の施工工数が少なく、かつ、配索が左右方向に一次元的であるため、ワイヤ71の緊張に伴う応力が相殺でき、多数の連装された障子2の開閉が円滑に行える。
【0028】
ワイヤ巻取り機構70には、プーリー76に巻き取ったワイヤ71を保持して障子2を所定の開度に保持するラチェット等の保持手段、該保持手段によるワイヤ71の保持を解除して、付勢装置3の伸長力により障子2を自動的に閉鎖させるラチェット解除ボタン77などの閉窓手段、および電源を含む制御装置8が付設されている。
【0029】
制御装置8には、開窓ボタン81、停止ボタン82、閉窓ボタン83が設置され、電磁式閉窓タイマ機構84が付設されている。ラチェット機構は、所定の開窓位置で障子2を停止させることができる。また、電磁式閉窓タイマ機構84は、設定時刻にラチェット機構による係止を開放する。この構成では、閉窓タイマ機構84により任意の設定時刻に保持手段による障子2の保持を解除して付勢手段の作用で障子2を閉鎖させるので、閉窓タイマ機構84の付加のみで設定時刻に自動閉窓できる。
【0030】
この自動閉鎖窓10は、換気のために開放する際には、開窓ボタン81を押して、ワイヤ巻取り機構70でワイヤ71を巻き取り、付勢装置3を圧縮しながら障子2を開放させる。所望の開度で障子2を停止させるときは、停止ボタン82を押して、ワイヤ巻取り機構70でワイヤ71を巻き取りを停止する。
【0031】
障子2の閉鎖は、閉窓ボタン83(またはラチェット解除ボタン77)を押してワイヤ巻取り機構70のワイヤ71の保持を解除すると、付勢装置3の伸長力によりプーリー76に巻き取ったワイヤ71が巻き戻され、障子2が閉鎖方向に揺動する。障子2の閉窓動作により、作用面53にストライカー55が作用し、ラッチ54がラッチ係合穴56に全閉位置で係止(ロック)する。
【0032】
開窓手段(ワイヤ巻取り機構)70によりワイヤ71が引っ張られたときは、ラッチ解除滑車64に加わる引っ張り力で変位体63が右方にスライドする。これによりラッチ54は右方に変位してロックが外れ、係止(ロック)は解除され、障子2の回動が可能になる。
【0033】
電磁式閉窓タイマ機構84により設定された時刻になるとワイヤ巻取り機構70の係止が開放されて付勢装置3の付勢力および重力の作用で障子2が閉窓するようにしてもよい。電磁式閉窓タイマ機構84は、集中管理室などに設けてもよく、この場合、多人数が適宜に窓を開放する公共の建築物の換気窓など、閉窓管理の行い難い窓の閉窓管理に好適である。
【0034】
この実施例の自動閉鎖窓10は、全閉位置でラッチ54がラッチ係合穴56に係合しているため、強い風により障子が開窓方向に風圧または負圧を受けても、障子2が不用意に開放されることを阻止できる。この結果、障子2の全閉時における付勢装置3の付勢力が小さくても、強風などにより不用意に障子2が開窓する不具合を確実に防止できる。このため、小型で安価の付勢装置3が使用でき、かつ、開窓に要する操作力または動力を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動閉鎖窓の斜視図である。
【図2】自動閉鎖窓の斜視図である。
【図3】開閉装置の斜視図である。
【図4】開閉装置の斜視図である。
【図5】開閉装置の正面図である。
【図6】開閉装置の平面図である。
【符号の説明】
1 自動閉鎖窓の開閉装置
10 自動閉鎖窓
11 窓枠
2 障子
3 付勢装置
31 シリンダ
32 ピストン
33 ガイドレール
34 移動体
4 リンク
41 主アーム
45 副アーム
5 自動ロック機構
51 ラッチ機構
54 ラッチ
55 ストライカー
6 ラッチ解除機構
63 変位体
64 ラッチ解除滑車
7 操作機構(操作手段)
70 ワイヤ巻取り機構(巻取り機構)
71 ワイヤ
72 第1転向滑車
73 動滑車
74 第2転向滑車
8 制御装置

Claims (3)

  1. 窓枠の枠部材に平行して設置した付勢装置と、障子と前記窓枠との間に設置されるとともに、前記付勢装置の伸縮によって駆動されて前記障子を揺動させるリンクと、前記付勢装置を伸縮させる操作手段とからなる自動閉鎖窓の開閉装置であって、
    前記付勢装置は前記障子を閉鎖方向に付勢し、前記付勢装置が伸長すると前記障子が閉じ、前記付勢装置が圧縮すると前記障子が開放し、
    前記窓はそれぞれに前記付勢装置が装着された複数の障子が連装された連装窓であり、連装方向の枠部材に各障子につき各1つの前記付勢装置が設置され、前記操作手段により前記複数の付勢装置が同時的に操作され、
    前記リンクは、前記窓枠の枠部材に設置されたガイドと、前記付勢装置に連結され前記窓枠の枠部材に平行して移動する移動体と、一端が該移動体に回動自在に連結され他端が前記障子に回動自在に連結されたアームとを有し、
    前記窓枠と前記障子との間に、前記障子の閉鎖にともない前記障子を全閉位置に自動的に係止させ、開放操作にともない前記障子の係止を自動的に解除する自動ロック機構を付設し、
    前記操作手段は、前記移動体に設置された動滑車、前記枠部材に設置された転向滑車、前記動滑車および転向滑車に配索されたワイヤ、および前記ワイヤを巻取り前記ワイヤを緊張させる巻取り機構からなり、前記巻取り機構の作動により前記付勢装置を圧縮させることを特徴とする自動閉鎖窓の開閉装置。
  2. 窓枠の枠部材に平行して設置した付勢装置と、障子と前記窓枠との間に設置されるとともに、前記付勢装置の伸縮によって駆動されて前記障子を揺動させるリンクと、前記付勢装置を伸縮させる操作手段とからなる自動閉鎖窓の開閉装置であって、
    前記付勢装置は前記障子を閉鎖方向に付勢し、前記付勢装置が伸長すると前記障子が閉じ、前記付勢装置が圧縮すると前記障子が開放し、
    前記窓はそれぞれに前記付勢装置が装着された複数の障子が連装された連装窓であり、連装方向の枠部材に各障子につき各1つの前記付勢装置が設置され、前記操作手段により前記複数の付勢装置が同時的に操作され、
    前記リンクは、前記窓枠の枠部材に設置されたガイドと、前記付勢装置に連結され前記窓枠の枠部材に平行して移動する移動体と、一端が該移動体に回動自在に連結され他端が前記障子に回動自在に連結されたアームとを有し、
    前記窓枠と前記障子との間に、前記障子の閉鎖にともない前記障子を全閉位置に自動的に係止させ、開放操作にともない前記障子の係止を自動的に解除する自動ロック機構を付設し、
    前記自動ロック機構は、前記窓枠に取り付けたラッチ、および前記障子に取り付けられ前記ラッチに係合するストライカーからなるラッチ機構と、ワイヤの緊張により前記ラッチと前記ストライカーとの係合を解除するラッチ解除機構とからなり、前記障子の閉窓動作により全閉位置で前記ラッチは前記ストライカーに自動的に係止され、巻取り機構によりワイヤが緊張されたときは前記ラッチが変位して前記ストライカーとの係合が自動的に解除されることを特徴とする自動閉鎖窓の開閉装置。
  3. 請求項に記載の自動閉鎖窓の開閉装置において、
    前記自動ロック機構は、窓枠に取り付けたラッチ、および障子に取り付けられ前記ラッチに係合するストライカーからなるラッチ機構と、前記ワイヤの緊張により前記ラッチと前記ストライカーとの係合を解除するラッチ解除機構とからなり、前記障子の閉窓動作により全閉位置で前記ラッチは前記ストライカーに自動的に係止され、前記巻取り機構により前記ワイヤが緊張されたときは前記ラッチが変位して前記ストライカーとの係合が自動的に解除され、
    前記ラッチ解除機構は、前記ラッチをロックの解除方向に変位させる変位体と、該変位 体に設置され、前記ワイヤが配索されたラッチ解除滑車を有しており、前記転向滑車は、前記ラッチ解除滑車より前記巻取り機構側に配された第2転向滑車と、前記ラッチ解除滑車と前記動滑車との間に配された第1転向滑車とからなり、前記ワイヤは、先端が固定されるとともに、他端は、前記第1転向滑車、前記動滑車、前記第2転向滑車、前記ラッチ解除滑車の順で配索されるとともに、前記巻取り機構に巻き取られており、前記ラッチ解除滑車および前記第1転向滑車は同一直線上に配され、前記第2転向滑車および前記動滑車は、前記直線と平行した直線上に設置されていることを特徴とする自動閉鎖窓の開閉装置。
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