JP3921286B2 - 無圧開放弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無圧開放弁に関する。さらに詳しくは、沸き上げられた湯を貯湯する貯湯部と、該貯湯部から給湯された湯を水と混合する開閉型混合栓とを備えた給湯システムにおいて、前記貯湯部と開閉型混合栓との間に介装される無圧開放弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
給湯システムに用いる混合栓は、開放型混合栓40Aと開閉型混合栓40Bとに大別される。図8は前者の開放型混合栓40Aを組み込んだ給湯システムの給湯回路図である。同図において、符号1は貯湯タンクを示している。貯湯タンク1には、水を湯に沸き上げるためのヒータ5が内蔵されている。この貯湯タンク1は水を湯に沸き上げる加熱部であるとともに、湯を貯湯する貯湯部でもある。貯湯タンク1の下部には給水口7を備えており、貯湯タンク1の上部には出湯口6を備えている。貯湯タンク1の出湯口6には、給湯管15の一端が接続されている。この給湯管15の他端は、開放型混合栓40Aの給湯口に接続されている。この開放型混合栓40Aにおいて、その蛇口Fは、給湯管15に連通している。開放型混合栓40Aにおける符号Sは給水源を示している。開放型混合栓40Aの送水口には、給水管13の一端が接続されており、この給水管13の他端は、前記貯湯タンク1の給水口7に接続されている。
符号Kは安全弁を示している。この安全弁Kは、常時閉弁しており、貯湯タンク1の内部が異常圧力になると開弁し、その異常圧力を解消するためのものである。
【0003】
前記貯湯タンク1のヒータ5に通電すると、ヒータ5は熱を発散し、この熱によって水は湯となる。水は温められると、その密度が小さくなり、体積が増加する。温められることによって体積が増加した水のうち増加分の水を膨張水という。
前記給湯管15は開放型混合栓40Aの蛇口Fに通じており、蛇口Fは常に開放されているので、ヒータ5によって貯湯タンク1の水を加熱すると、貯湯タンク1の膨張水は給湯管15を通って、開放型混合栓40Aの蛇口Fから排出される。したがって、貯湯タンク1および給湯管15の内部が極端に圧力が上昇することはない。このように、開放型混合栓40Aを組み込んだ給湯システムにおいては、給湯管15および貯湯タンク1が極端に圧力が上昇することがないものの、水を湯に沸き上げている間中、貯湯タンク1からの膨張水が開放型混合栓40Aの蛇口Fからしたたり落ちてしまう。
【0004】
そこで、開閉型混合栓40Bが開発された。図9は、開閉型混合栓40Bを組み込んだ給湯システムの給湯回路図である。同図に示すように、この給湯システムは図8の給湯システムと基本構造は同一であるが、開放型混合栓40Aの代わりに開閉型混合栓40Bが組み込まれたものである。この開閉型混合栓40Bは、その蛇口Fと給湯管15の接続口との間に開閉弁Vが開閉自在に設けられたものである。
【0005】
この貯湯タンク1のヒータ5に通電すると、ヒータ5によって貯湯タンク1の水は加熱され、加熱された水は膨張し、膨張水が発生する。この開閉型混合栓40Bの開閉弁Vを閉弁した状態では、給湯管15は開放されておらず、膨張水は蛇口Fに到達しないので、蛇口Fからしたたり落ちない。しかし、給湯管15は閉状態となっているので、貯湯タンク1の水を湯に沸き上げるにつれ、給湯管15は高圧となる。しかも、貯湯タンク1の水は加熱されて、膨張水が発生し体積が増加するので、貯湯タンク1および給湯管15の内部はさらに高圧となる。貯湯タンク1および給湯管15が異常に高い圧力、すなわち異常圧力になって初めて安全弁Kが開弁して、貯湯タンク1および給湯管15の圧力は開放される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、開閉型混合栓40Bを組み込んだ給湯システムにおいて、ヒータ5によって貯湯タンク1内の水を湯に沸き上げているときに、開閉型混合栓40Bの開閉弁Vを閉弁しておく状態は、通常運転であってもしばしば起きる状態である。通常運転にも拘わらず、安全弁Kを開弁させる程の高い圧力が貯湯タンク1および給湯管15の内部に作用すると、貯湯タンク1および給湯管15に損傷を与えたり、寿命を短縮させるという問題がある。
また、安全弁Kがしばしば開弁してしまうのでは、真に危険な状態になったとき、安全弁Kを構成している部品が摩耗してしまっており、安全弁Kが開弁しない恐れがあるという問題がある。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑み、流圧のごく低い膨張水であっても、膨張水を排出して圧力上昇を防止し、簡単な構造で安価に製造できる無圧開放弁を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の無圧開放弁は、ヒータと、沸き上げられた湯を貯湯する貯湯部と、該貯湯部から給湯された湯を水と混合する開閉型混合栓とを備えた給湯システムにおいて、前記貯湯部と前記開閉型混合栓との間に介装される開閉弁であって、前記貯湯部の湯を受け入れる入湯口を備え、湯を排出する排出口を備え、前記開閉型混合栓に湯を送る出湯口を備えたケーシングと、前記入湯口に開閉自在に取り付けられ、閉弁時でも膨張水が前記ケーシング内へ通過する通湯孔が形成され、湯の流圧によって開弁する入湯弁と、該入湯弁を常時入湯口側へ付勢する入湯側スプリングと、前記排出口に開閉自在に取り付けられた排出弁と、前記入湯弁の開弁時には前記排出弁を閉弁させ、前記入湯弁の閉弁時には前記排出弁を開弁させる開閉機構とからなり、前記開閉機構が、前記排出弁に取り付けられたケースと、一端が掛止部となっており、該掛止部が前記ケースに掛合し、他端が前記入湯弁に取り付けられた連結軸と、該連結軸と前記ケースとの間に取り付けられ、該ケースを常時排出口側へ付勢する排出側スプリングとからなることを特徴とする
求項の無圧開放弁は、第1発明において、前記連結軸にアイドラー弁が取り付けられ、前記ケーシングが、前記アイドラー弁が移動する範囲において、前記入湯口側の小径部と該小径部に直通した前記出湯口側の大径部とからなり、前記小径部の内径は、前記アイドラー弁の径よりわずかに大きく、かつ該アイドラー弁の移動方向に沿って一定であり、前記大径部の内径は、前記小径部の内径より大きいことを特徴とする。
請求項の無圧開放弁は、第1発明において、前記ケーシングが、前記入湯弁が移動する範囲において、前記入湯口側の小径部と該小径部に直通した前記出湯口側の大径部とからなり、前記小径部の内径は、前記入湯弁の径よりわずかに大きく、かつ該入湯弁の移動方向に沿って一定であり、前記大径部の内径は、前記小径部の内径より大きいことを特徴とする。
【0009】
請求項1の無圧開放弁を用いた給湯システムでは、出湯していないときには、貯湯部の水はヒータで温められると、湯になるとともに膨張して体積が増加して、膨張水が発生し、この膨張水は、貯湯部から溢れ出す。この膨張水は、流圧がごく低いので入湯弁を開弁させることはできないが、入湯弁の通湯孔を通って入湯口からケーシングの内部に入湯する。入湯弁が閉弁しているので、開閉機構によって、排出弁は開弁しており、ケーシング内の膨張水は排出口から排出される。
出湯時には、貯湯部から流圧が高い湯が入湯弁に作用する。この湯によって入湯弁は開弁するとともに、開閉機構によって、排出弁が閉弁する。このため、湯は入湯口を通って、ケーシング内部に入湯する。排出弁が閉弁しているので、湯は排出されることなく、出湯口を通って開閉型混合栓に送られる。
そして、出湯を止めると、入湯側スプリングによって、入湯弁は閉弁するとともに、開閉機構によって、排出弁は開弁する。
【0010】
また、請求項の無圧開放弁では、入湯弁の閉弁時には、連結棒の掛合部がケースに掛合して、ケースを入湯口側へ移動させるので、排出弁は開弁する。入湯弁の開弁時には連結棒が排出口側へ移動するとともに、排出側スプリングおよびケースも排出口側へ移動し、ケースは排出側スプリングによって排出口側へ付勢されるので、排出弁は閉弁する。入湯弁がさらに開弁すると、連結軸も排出口側へ移動する。このため、ケースから連結軸の掛止部が外れるが、ケースは排出側スプリングによって排出口側へ付勢されている。したがって、排出弁は閉弁したままであり、排出弁が損傷されることがない。つまり、多量出湯時であっても、排出弁を損傷することなく、入湯弁の開弁時には排出弁を確実に閉弁させることができる。
【0011】
請求項の無圧開放弁の作用を説明する。出湯していないときには、膨張水が発生しているときであっても、この膨張水は入湯弁の通湯孔を通ってケーシング内部に入湯するので、入湯弁は閉弁したままで開弁せず、また排出弁は開弁したままの状態である。
少量出湯時ではアイドラー弁に作用する湯の流圧が低いけれども、その流圧によってアイドラー弁は排出口側へ移動する。アイドラー弁とケーシングの内壁との隙間が狭い小径部を移動するときには、アイドラー弁が排出口側へ移動し続ける。そして、アイドラー弁が、アイドラー弁とケーシングの内壁との隙間が広くなる大径部へ移動すると、いままでアイドラー弁に作用していた湯の一部がアイドラー弁とケーシングの内壁の隙間を抜けていく。このため、アイドラー弁を入湯口側へ付勢する力とアイドラー弁を入湯口から遠ざける力とが定常状態となり、それ以上アイドラー弁は移動しなくなる。つまり、アイドラー弁は、アイドラー弁とケーシングの内壁との隙間が狭い小径部から広くなっている大径部と小径部との間の境界線までは、少なくとも移動するので、排出弁および入湯弁はいずれも同じ一定距離だけ排出口へ確実に移動する。このため、少量出湯時のわずかな流圧であっても、入湯弁を開弁させると必ず排出弁を閉弁させることができる。
【0012】
請求項の無圧開放弁の作用を説明する。出湯していないときには、膨張水が発生しているときであっても、この膨張水は入湯弁の通湯孔を通ってケーシング内部に入湯するので、入湯弁は閉弁したままで開弁せず、また排出弁は開弁したままの状態である。
少量出湯時では、入湯弁に作用する湯の流圧が低いけれども、その流圧によって入湯弁は開弁する方向へ移動する。入湯弁とケーシングの内壁との間が小さい小径部を移動しているときには、入湯弁は湯の流圧によって開弁する方向へ移動し続ける。そして、入湯弁が小径部を通り過ぎて大径部にまで移動すると、いままで入湯弁に作用し続けていた湯の一部が大径部と入湯弁との隙間へ抜けていく。このため、入湯弁を入湯口へ付勢する力と、入湯弁を入湯口から遠ざける力とが定常状態となり、それ以上入湯弁は移動しなくなる。入湯弁は、少なくとも小径部の高さ分を移動するので、排出弁も少なくとも小径部の高さ分を一定距離だけ確実に移動する。このため、少量出湯時のわずかな流圧であっても、入湯弁を開弁させると排出弁を確実に閉弁させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は第1実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図である。同図において、符号21はケーシングを示している。ケーシング21の下部には、入湯口22が形成されている。ケーシング21の上部には、排出口24が形成されている。入湯口22と排出口24との間であって、ケーシング21の側部には、出湯口23が形成されている。このケーシング21は、円柱がくり抜かれた形状の小径部21Aおよび大径部21Bから構成されており、大径部21Bの平面視での半径は小径部21Aの平面視での半径よりも大きいが、その理由は後述する。
【0014】
ケーシング21の前記入湯口22には、入湯弁32Vが開閉自在に取り付けられている。そして、この入湯弁32Vには、閉弁時でも膨張水のごとき流圧がごく低い湯をケーシング21内に通過させるための通湯孔32hが形成されている。
なお、入湯弁32Vに通湯孔32hが形成されていなくてもよいが、その場合、ごく低い流圧の膨張水は、ケーシング21内部へ連続して流入できないものの、ある程度時間が経過すると、膨張水の流圧が徐々に積算され入湯弁32Vを開弁させて、膨張水はケーシング21内に流入する。このため、膨張水は間欠的に排出される。
【0015】
ケーシング21の前記排出口24には、排出弁34Vが開閉自在に取り付けられている。そして、入湯弁32Vおよび排出弁34Vは、開閉機構によって連結されている。この開閉機構は、入湯弁32Vの閉弁時には排出弁34Vを開弁させ、入湯弁32Vの開弁時には排出弁34Vを閉弁させるための機構である。
【0016】
つぎに、開閉機構を説明する。
ケーシング21の小径部21Aには、上下一対の軸受38、38がステーを介して取り付けられている。そして、軸受38、38の各ステーの間を上下方向に湯が通るようになっている。この軸受38、38の中心部には、連結軸35が昇降自在に取り付けられている。この連結軸35の上端部は、この連結軸35の軸部の径よりも径が大きな掛止部36となっている。この連結軸35の下端部には、前記入湯弁32Vが取り付けられている。この入湯弁32Vが開閉することによって、連結軸35は軸受38、38に支持された状態で、上下に昇降する。
【0017】
また、下側の軸受38と入湯弁32Vとの間には、入湯側スプリング32Sが取り付けられている。入湯弁32Vは入湯側スプリング32Sによって常時付勢され閉弁されており、入湯弁32Vに作用する湯の流圧によって、入湯側スプリング32Sが圧縮され、その結果入湯弁32Vが開弁する。
【0018】
他方、前記排出弁34Vの下面部にはケース37が取り付けられている。このケース37の下面部には、掛止孔が形成されている。このケース37の掛止孔には、前記連結軸35が通され掛止部36がケース37に掛止されるようになっている。また、ケース37の内部は、掛止部36が上下に動くための余裕空間が設けられている。
そして、連結軸35の中間部にはアイドラー弁41Vが取り付けられている。このアイドラー弁41Vの上面部と前記ケース37の下部との間には、排出側スプリング34Sが介装されている。そして、ケース37は排出側スプリング34Sによって排出口24側へ常時付勢されている。このため、入湯弁32Vが閉弁すると、連結軸35が下降し、連結軸35が下降すると、掛止部36はケース37に掛止して、ケース37を下降させ、排出弁34Vは開弁する。逆に入湯弁32Vが開弁すると、連結軸35が上昇し、連結軸35が上昇すると、排出側スプリング34Sによってケース37は押し上げられ排出弁34Vは閉弁する。換言すれば、入湯弁32Vが閉弁すると、排出弁34Vは開弁し、入湯弁32Vが開弁すると、排出弁34Vは閉弁する。
【0019】
なお、開閉機構は、上記のごとき機構のものだけでなく、例えば、中央部に支点を有した揺動棒の両端に、それぞれ入湯弁32Vおよび排出弁34Vを先端に備えた支持棒がその基端を駆着された構成の機構にしてもよい。つまり、この開閉機構は、入湯弁32Vの開弁時には排出弁34Vを閉弁させ、入湯弁32Vの閉弁時には排出弁34Vを開弁させるものであれば、特にその機構の構成に制限はない。
【0020】
前記アイドラー弁41Vは、入湯弁32Vの閉弁時、すなわち連結軸35が下降しているときには、半径の小さい小径部21Aに隣接している。このため、アイドラー弁41Vとケーシング21との隙間は小さく、湯はこの隙間には一部しか流れず、ほとんどの湯が、アイドラー弁41Vに作用する。この湯の流圧により、アイドラー弁41Vは、半径の大きい大径部21Bに隣接する位置まで上昇する。このため、アイドラー弁41Vとケーシング21との隙間は大きくなり、ここを流れる湯の一部はアイドラー弁41Vに作用するが、残りの湯は、アイドラー弁41とケーシング21の内壁との隙間を通って抜けていきアイドラー弁41Vに作用しない。つまり、アイドラー弁41Vを上昇させる湯圧による力と、アイドラー弁41Vを付勢させる力とが定常状態となり、それ以上アイドラー弁41Vは移動しない。したがって、流圧の低い湯であっても、少なくとも小径部21Aと大径部21Bとの境界線まで、アイドラー弁41Vを押し上げることができる。
【0021】
図2は第1実施形態の無圧開放弁20を用いた給湯システムの給湯回路図である。同図において、符号1は貯湯タンクを示している。貯湯タンク1には、水を湯に沸き上げるためのヒータ5が内蔵されている。この貯湯タンク1は水を湯に沸き上げる加熱部であるとともに、湯を貯湯する貯湯部でもある。貯湯タンク1の下部には給水口7を備えており、貯湯タンク1の上部には出湯口6を備えている。貯湯タンク1の出湯口6には、給湯管15の一端が接続されている。この給湯管15の他端は、開閉型混合栓40Bの給湯口に接続されている。前記給湯管15の適所には、本実施形態の無圧開放弁20が介装されている。開閉型混合栓40Bの送水口には、給水管13の一端が接続されている。この給水管13の他端は、前記貯湯タンク1の給水口7に接続されている。開閉型混合栓40Bにおける符号Sは給水源を示している。開閉型混合栓40Bには、その蛇口Fと給湯管15の接続口との間に開閉弁Vが開閉自在に設けられている。
符号Kは安全弁を示している。この安全弁Kは貯湯タンク1の内部が異常圧力になると開弁し、その異常圧力を解消するためのものである。
【0022】
なお、本実施形態において、貯湯タンク1は内部にヒータ5を備えているので、水を湯に沸き上げるための加熱部であるとともに、湯を貯湯するための貯湯部でもあるが、加熱部と貯湯部は分離していてもよく、加熱部は水を湯に沸き上げるものであればよい。また、貯湯部は、その湯を貯湯できるものであれば、特にその構造や配設場所に限定されない。
【0023】
つぎに、第1実施形態の無圧開放弁20の作用・効果を説明する。
まず、貯湯タンク1に給水し、貯湯タンク1を満水させる。貯湯タンク1のヒータ5に通電すると、ヒータ5によって貯湯タンク1の水は加熱される。加熱された水は膨張し、膨張水が発生する。貯湯タンク1の出湯口6から出た膨張水は、第1実施形態の無圧開放弁20の入湯弁32Vに作用する。
【0024】
再び図1に示すように、貯湯タンク1からの膨張水は流圧が低いため、この膨張水によって入湯弁32Vを押し上げることができず、入湯弁32Vは開弁されず閉弁したままである。入湯弁32Vは閉弁状態であるが、膨張水は入湯弁32Vの通湯孔32hを通って、ケーシング21の小径部21Aに入る。この膨張水は、下側の軸受38のステー間、上側の軸受38のステー間を順に通り抜ける。入湯弁32Vは閉弁しており、連結軸35は下降位置にいるので、アイドラー弁41Vは下降位置のままである。そして、この膨張水は、アイドラー弁41Vとケーシング21の小径部21Aの隙間を通って、大径部21Bに移動する。
【0025】
連結軸35が下降位置にいるので、掛止部36によってケース37は押し下げられている。このため、排出弁34Vは開弁している。したがって、大径部21Bの膨張水は、排出口24を通って排出される。図2の開閉型混合栓40Bの開閉弁Vは閉弁しているので、給湯管15は閉状態となっており、膨張水は出湯口23へは出湯しない。
【0026】
つぎに、第1実施形態の無圧開放弁20の少量出湯時の状態を説明する。
図2に示すように、開閉型混合栓40Bの開閉弁Vを少し開弁すると、開閉型混合栓40Bの給水源Sから給水管13に水が給水される。この水は給水管13を通って、貯湯タンク1に給水される。この水によって、貯湯タンク1に貯湯されていた湯は、押し上げられるので、貯湯タンク1の出湯口6から出湯する。
【0027】
図3は第1実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図であって、少量出湯時の状態を示している。同図に示すように、入湯弁32Vへ作用する湯の流圧は、まだ低く、入湯弁32Vをごくわずかしか開弁させることができない。このため、この流圧の低い湯は入湯口22を通って、入湯弁32Vとケーシング21との間のわずかな隙間を通り抜けケーシング21内に流入する。
【0028】
この湯は下側の軸受38のステー間、上側の軸受38のステー間を順に通り抜ける。そして、この湯はアイドラー弁41Vに作用し、アイドラー弁41Vは押し上げられ、小径部21Aを越えて大径部21Bに隣接する位置まで上昇する。このため、連結軸35は上昇するとともに、入湯側スプリング32Sは圧縮され、入湯弁32Vは大きく開弁する。つまり、アイドラー弁41Vが上昇することによって、入湯弁32Vは間接的に大きく開弁するのである。そして、排出側スプリング34Sによって、ケース37は付勢されて上昇し、この結果、排出弁34Vは確実に閉弁する。湯はアイドラー弁41Vと小径部21Aとの隙間を通って大径部21Bに移動する。前述のごとく、排出弁34Vは閉弁しているので、大径部21Bの湯は出湯口23へ出湯される。そして、この湯は給湯管15を通って、開閉型混合栓40Bに送られ、この開閉型混合栓40Bの開閉弁Vが開弁しているので、その蛇口Fから出湯する。
【0029】
つぎに、第1実施形態の無圧開放弁20の多量出湯時の状態を説明する。
図2に示すように、開閉型混合栓40Bの開閉弁Vを大きく開弁すると、開閉型混合栓40Bの給水源Sから給水管13に水が給水される。この水は給水管13を通って貯湯タンク1に給水される。この水によって、貯湯タンク1に貯湯されていた湯は押し上げられるので、貯湯タンク1の出湯口6から出湯する。
【0030】
図4は第1実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図であって、多量出湯時の状態を示している。同図に示すように、入湯弁32Vへ作用する湯は、その流圧が高い。このため、この湯の流圧によって入湯側スプリング32Sは圧縮されるとともに、入湯弁32Vは開弁する。このため、連結軸35は上昇するので、アイドラー弁41Vは大径部21Bに隣接する位置にまで上昇する。また、掛止部36は、ケース37の内部を上方に移動する。そして、排出側スプリング34Sによってケース37および排出弁34Vは押し上げられるので、排出弁34Vは確実に閉弁する。
【0031】
貯湯タンク1からの湯は無圧開放弁20の入湯口22を通って小径部21Aに入湯する。この湯は下側の軸受38のステー間、上側の軸受38のステー間を順に通り抜ける。そして、この湯によって、アイドラー弁41Vはさらに押し上げられ、排出側スプリング34Sは圧縮され、排出弁34Vは確実に閉弁される。
【0032】
最後に湯は、アイドラー弁41Vと大径部21Bとの隙間を通って、大径部21Bに移動する。前述のごとく、排出弁34Vは閉弁しているので、大径部21Bの湯は出湯口23へ出湯される。そして、この湯は給湯管15を通って、開閉型混合栓40Bに送られ、その蛇口Fから出湯する。
【0033】
図5は第2実施形態の無圧開放弁の垂直断面図である。同図に示すように、第2実施形態の無圧開放弁にはアイドラー弁41Vが取り付けられておらず、替りに、ケーシング21における入湯口22の近くでは、入湯弁32Vとケーシング21の内側面との隙間が狭くなっており、この狭くなった部分が小径部21Aとなっている。この小径部21Aより上方部分が大径部21Bであり、この大径部21Bは小径部21Aより平面視の半径を大きく形成されている。
【0034】
つぎに、第2実施形態の無圧開放弁20の作用・効果を説明する。
図2に示すように、まず、貯湯タンク1に給水し、貯湯タンク1を満水させる。貯湯タンク1のヒータ5に通電すると、ヒータ5によって貯湯タンク1の水は加熱される。加熱された水は膨張し、膨張水が発生する。貯湯タンク1の出湯口6から出た膨張水は、第2実施形態の無圧開放弁20の入湯弁32Vに作用する。
【0035】
再び図5に示すように、貯湯タンク1からの膨張水は流圧がごく低いため、この膨張水によって入湯弁32Vを押し上げることができず、入湯弁32Vは開弁されず閉弁したままである。入湯弁32Vは閉弁状態であるが、膨張水は入湯弁32Vの通湯孔32hを通って、ケーシング21の小径部21Aに入る。そして、この膨張水は、入湯弁32Vとケーシング21の小径部21Aの側壁との隙間を通って、大径部21Bに移動する。この膨張水は、下側の軸受38のステー間、上側の軸受38のステー間を順に通り抜ける。
【0036】
連結軸35が下降位置にいるので、掛止部36によってケース37は押し下げられている。このため、排出弁34Vは開弁している。したがって、大径部21Bの膨張水は、排出口24を通って排出される。図2の開閉型混合栓40Bの開閉弁Vは閉弁しているので、給湯管15は閉状態となっており、膨張水は出湯口23へ出湯しない。
【0037】
つぎに、第2実施形態の無圧開放弁20の少量出湯時の状態を説明する。
図2に示すように、開閉型混合栓40Bの開閉弁Vを少し開弁すると、開閉型混合栓40Bの給水源Sから給水管13に水が給水される。この水は給水管13を通って、貯湯タンク1に給水される。この水によって、貯湯タンク1に貯湯されていた湯は、押し上げられるので、貯湯タンク1の出湯口6から出湯する。
【0038】
図6は第2実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図であって、少量出湯時の状態を示している。同図に示すように、入湯弁32Vへ作用する湯の流圧が低いけれども、この湯の流圧によって入湯弁32Vは押し上げられて開弁する。入湯弁32Vが小径部21Aを移動している間中ずっと、入湯弁32Vは湯の流圧によって上昇し続ける。そして、入湯弁32Vが小径部21Aを通り過ぎ、大径部21Bにまで移動すると、いままで入湯弁32Vに作用し続けていた湯の一部が、入湯弁32Vと大径部21Bとの隙間を抜けていく。したがって、入湯弁32Vが開弁するときは、小径部21Aの途中で停止せずに、必ず小径部21Aと大径部21Bとの境界線を超えて上昇する。このため、連結軸35は入湯弁32Vと同じ高さだけ上昇し、排出弁34Vは確実に閉弁する。したがって、少量出湯時であっても、入湯弁32Vを開弁させるときには必ず排出弁34Vを閉弁させることができるという効果を奏する。
【0039】
つぎに、第2実施形態の無圧開放弁20の多量出湯時の状態を説明する。
図2に示すように、開閉型混合栓40Bの開閉弁Vを大きく開弁すると、開閉型混合栓40Bの給水源Sから給水管13に水が給水される。この水は給水管13を通って貯湯タンク1に給水される。この水によって、貯湯タンク1に貯湯されていた湯は押し上げられるので、貯湯タンク1の出湯口6から出湯する。
【0040】
図7は第2実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図であって、多量出湯時の状態を示している。同図に示すように、入湯弁32Vへ作用する湯は、その流圧がさらに高くなる。このため、この湯の流圧によって入湯側スプリング32Sは圧縮されるとともに、入湯弁32Vは大きく開弁し、この入湯弁32Vは大径部21Bに隣接する位置にまで上昇する。そして、排出側スプリング34Sによってケース37および排出弁34Vは押し上げられるので、連結棒35が上昇するとともに、排出弁34Vは確実に閉弁する。
連結軸35が上昇すると、この連結軸35の上端の掛止部36とケース31との掛合が外れるが、排出弁34Vは排出側スプリング34Sによって排出口24側に付勢されているので、排出弁34Vをより確実に閉弁させることができるとともに、多量出湯時であっても、排出弁34Vの損傷を防止することができるという効果を奏する。
【0041】
貯湯タンク1からの湯は無圧開放弁20の入湯口22を通って小径部21Aに入湯する。この湯によって、入湯弁32Vは押し上げられ、この湯はケーシング21の大径部21Bと入湯弁32Vとの隙間を通り抜ける。この湯は下側の軸受38のステー間、上側の軸受38のステー間を順に通り抜ける。
排出弁34Vは閉弁しているので、大径部21Bの湯は出湯口23へ出湯される。そして、この湯は給湯管15を通って、開閉型混合栓40Bに送られ、この開閉型混合栓40Bの開閉弁Vが開弁しているので、その蛇口Fから出湯する。
【0042】
第2実施形態の無圧開放弁20は、第1実施形態の無圧開放弁20と同様の効果、すなわち流圧の低い膨張水であっても、膨張水を排出するとともに、簡単な構造で安価であるという効果を奏する。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、流圧のごく低い膨張水であっても、膨張水を排出するとともに、簡単な構造で安価となる。また、多量出湯時に、排出弁が大きくもしくは急激に移動しても、排出弁が損傷されることなく、入湯弁の開弁時には排出弁を確実に閉弁させることができる
請求項発明によれば、少量出湯時のわずかな流圧によっても、入湯弁を確実に一定距離移動させることができ、入湯弁が開弁したときには、必ず排出弁を確実に閉弁させることができ、簡単な構造で安価である。
請求項発明によれば、少量出湯時のわずかな流圧によっても、入湯弁を確実に一定距離移動させることができ、入湯弁が開弁したときには、必ず排出弁を確実に閉弁させることができ、簡単な構造で安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図である。
【図2】第1実施形態の無圧開放弁20を組み込んだ給湯システムの給湯回路図である。
【図3】第1実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図であって、少量出湯時の状態である。
【図4】第1実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図であって、多量出湯時の状態である。
【図5】第2実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図である。
【図6】第2実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図であって、少量出湯時の状態である。
【図7】第2実施形態の無圧開放弁20の垂直断面図であって、多量出湯時の状態である。
【図8】従来の開放型混合栓を組み込んだ給湯システムの給湯回路図である。
【図9】従来の開閉型混合栓を組み込んだ給湯システムの給湯回路図である。
【符号の説明】
20 無圧開放弁
21 ケーシング
21A 小径部
21B 大径部
22 入湯口
23 出湯口
24 排出口
32S 入湯側スプリング
32V 入湯弁
34S 排出側スプリング
34V 排出弁
35 連結軸
36 掛止部
37 ケース
41V アイドラー弁

Claims (3)

  1. ヒータと、沸き上げられた湯を貯湯する貯湯部と、該貯湯部から給湯された湯を水と混合する開閉型混合栓とを備えた給湯システムにおいて、前記貯湯部と前記開閉型混合栓との間に介装される開閉弁であって、
    前記貯湯部の湯を受け入れる入湯口を備え、湯を排出する排出口を備え、前記開閉型混合栓に湯を送る出湯口を備えたケーシングと、
    前記入湯口に開閉自在に取り付けられ、閉弁時でも膨張水が前記ケーシング内へ通過する通湯孔が形成され、湯の流圧によって開弁する入湯弁と、
    該入湯弁を常時入湯口側へ付勢する入湯側スプリングと、
    前記排出口に開閉自在に取り付けられた排出弁と、
    前記入湯弁の開弁時には前記排出弁を閉弁させ、前記入湯弁の閉弁時には前記排出弁を開弁させる開閉機構とからなり、
    前記開閉機構が、
    前記排出弁に取り付けられたケースと、
    一端が掛止部となっており、該掛止部が前記ケースに掛合し、他端が前記入湯弁に取り付けられた連結軸と、
    該連結軸と前記ケースとの間に取り付けられ、該ケースを常時排出口側へ付勢する排出側スプリングとからなる
    ことを特徴とする無圧開放弁
  2. 前記連結軸にアイドラー弁が取り付けられ、
    前記ケーシングが、前記アイドラー弁が移動する範囲において、前記入湯口側の小径部と該小径部に直通した前記出湯口側の大径部とからなり、
    前記小径部の内径は、前記アイドラー弁の径よりわずかに大きく、かつ該アイドラー弁の移動方向に沿って一定であり、
    前記大径部の内径は、前記小径部の内径より大きい
    ことを特徴とする請求項記載の無圧開放弁。
  3. 前記ケーシングが、前記入湯弁が移動する範囲において、前記入湯口側の小径部と該小径部に直通した前記出湯口側の大径部とからなり、
    前記小径部の内径は、前記入湯弁の径よりわずかに大きく、かつ該入湯弁の移動方向に沿って一定であり、
    前記大径部の内径は、前記小径部の内径より大きい
    ことを特徴とする請求項1記載の無圧開放弁。
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