JP3920554B2 - 給湯・追焚装置のリモートコントローラ - Google Patents
給湯・追焚装置のリモートコントローラ Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽への自動湯張り機能、浴槽水の保温機能及び追焚機能を備えた給湯・追焚装置のリモートコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴槽へ自動湯張りを行い、その後、浴槽の湯温が低下した場合には追焚保温を行う給湯・追焚装置には、自動湯張りや追焚等の動作指示や動作状況をランプ等で表示するリモートコントローラが備えられ、このリモートコントローラは、台所や浴室に設置されている。
【0003】
このリモートコントローラには、自動湯張り動作、浴槽水の保温動作を指令するための自動ボタンが設けられているとともに、保温動作とは別に入浴者の好みによって追焚動作を指示するための追焚ボタンが設けられている。これら自動ボタンと追焚ボタンとは別個のスイッチボタンであって、その近傍又はボタン上に「自動」、「追焚」と表示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、給湯・追焚装置は温度設定、レベル設定等の各種の自動機能を備えており、リモートコントローラには各機能を実行するための多数のスイッチとともに自動ボタンや追焚ボタンが設置されている。また、「自動」、「追焚」等の機能表示が付されていても、「自動」とは何か、「追焚」とは何か、これらのスイッチをどのように選択して操作すべきか、操作した場合にどのようになるか等、不慣れな人には扱い難いという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、操作ボタンの単純化によって利便性を向上させた給湯・追焚装置のリモートコントローラを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の給湯・追焚装置のリモートコントローラは、浴槽(110)への自動湯張り機能、浴槽水(BW)の保温機能及び追焚機能を備えた給湯・追焚装置のリモートコントローラであって、単一の操作ボタン(風呂ボタン8)、制御手段(制御部70)等を備えて、操作ボタンの段階的な操作によって自動湯張り動作、追焚動作を実行可能とし、操作ボタンの単純化と利便性を向上させたものである。
【0007】
請求項1に係る本発明は、本体側制御手段(本体コントローラ104)により制御される浴槽(110)への自動湯張り機能、浴槽水(BW)の保温機能及び追焚機能を備えた給湯・追焚装置のリモートコントローラであって、コントローラ本体(本体部3)と、前記コントローラ本体の前面に開閉可能に取り付けられた蓋部(6)と、前記コントローラ本体に設置されて閉じられた前記蓋部で覆隠され、自動湯張り動作又は追焚動作を指示する単一の操作ボタン(風呂ボタン8)と、前記操作ボタンからの入力によって前記自動湯張り動作を前記本体側制御手段に指令し、前記自動湯張り動作中、前記追焚動作の指示を受け付けることなく前記自動湯張り動作指示を優先させ、前記自動湯張り動作終了後、前記操作ボタンからの前記追焚動作の指示を受け付けて追焚動作を前記本体側制御手段に指令する制御手段(制御部70)とを備えたことを特徴とする。
【0008】
即ち、リモートコントローラの操作パネル上に自動湯張り動作又は追焚操作を指示するための単一の操作ボタンを備え、待機時、この操作ボタンを操作することで自動湯張り動作が実行される。この自動湯張り動作は、給湯動作及び追焚動作からなり、浴槽水を所定水位(又は所定湯量)及び所定温度に沸き上げる動作である。この動作中、操作ボタンが操作されても、追焚動作等の指示を受け付けることなく、自動湯張り動作の指示を優先し、その動作を実行させる。この自動湯張り動作が終了した後、操作ボタンを操作すると、追焚動作が実行される。
【0009】
請求項2に係る本発明は、前記自動湯張り動作の後、保温動作を実行させ、この保温動作中に、前記操作ボタンの操作により強制的に追焚動作を実行させることを特徴とする。即ち、自動湯張り動作が終了すると、保温動作に移行する。この保温動作は、浴槽水の湯温や水位(又は湯量)を所定温度及び所定水位(又は所定湯量)にする動作である。この保温動作において、操作ボタンを操作すると、追焚動作が実行される。
【0010】
また、請求項3に係る本発明は、前記コントローラ本体は、複数の機能ボタンを有することを特徴とする。即ち、コントローラ本体の前面部には、他の機能ボタンを覆隠する蓋部が開閉可能に設けられ、この蓋部に操作ボタンが設置されているので、使用者は操作ボタンの操作のみで快適な入浴を行うことができる。
【0011】
また、請求項4に係る本発明は、発光色を異ならせて異なる機能表示を行う一つの表示部(20、42)を備えたことを特徴とする。即ち、一つの表示部に発光色の異なる発光素子として、例えば、赤色発光素子と緑色発光素子とを併設し、赤色発光で自動湯張り動作、緑色発光で保温動作、赤色と緑色の同時発光で橙色発光を得て追焚動作等、複数の機能表示を行うことが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明及びその実施の形態を図面に示した実施例を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1〜図4は、本発明の給湯・追焚装置のリモートコントローラの実施例を示し、図1はその前面パネル面、図2及び図3は蓋を開いた状態、図4はその取付状態を示している。
【0014】
リモートコントローラ(以下「コントローラ」という)2は、給湯・追焚装置の制御手段として単一又は複数で構成され、例えば、本体部3が浴室等の壁面4にねじ等によって固定される。このコントローラ2の前面には開閉可能な蓋部6が取り付けられ、この蓋部6には操作ボタンとして左右に風呂ボタン8、会話ボタン10が設けられているとともに、これらの中間部に複数の表示手段として表示部12、14、16が設けられている。前後方向に移動可能な風呂ボタン8は、コントローラ2側のスイッチを操作する手段であって、蓋部6に取り付けられており、この風呂ボタン8には中央部に風呂マーク18、上部側に表示部20、下部側に複数の放音孔22が形成されている。また、前後方向に移動可能な会話ボタン10は、コントローラ2側のスイッチを操作する手段であって、風呂ボタン8と同様に、蓋部6に取り付けられており、この会話ボタン10には中央部に発音マーク24、上部側に表示部26、下部側に複数の吸音孔28が形成されている。本体部3、蓋部6、風呂ボタン8及び会話ボタン10は合成樹脂で形成され、各表示部20、26もコントローラ2側の発光を通過させる例えば、透明合成樹脂で形成されている。また、各表示部12、14、16はコントローラ2側の発光を通過させる例えば、透孔で形成されている。
【0015】
蓋部6は、コントローラ2の下縁部にヒンジ部30を介して開閉可能に取り付けられており、この蓋部6に形成された左右の窓部31には前後に移動可能に風呂ボタン8及び会話ボタン10が設置され、これら風呂ボタン8及び会話ボタン10の内面部には各スイッチ操作手段として操作突部32、34が設けられている。そして、コントローラ2の前面部には運転スイッチ36及び表示部38、たし湯スイッチ40及び表示部42、設定スイッチ44、ポンプスイッチ46及び表示部48等の複数のスイッチ、文字表示部50、放音孔52及び吸音孔54が設けられているとともに、蓋部6の開閉を検知する検知スイッチ56が内蔵されている。この検知スイッチ56は例えば、リードスイッチで構成され、蓋部6の背面側にはその操作部として磁石板58が取り付けられており、この磁石板58の接近及び離間により、検知スイッチ56が開閉される。
【0016】
この実施例では、検知スイッチ56が蓋部6の閉成を検知しているとき、たし湯スイッチ40が風呂スイッチ60となるとともに、表示部20が風呂表示部、ポンプスイッチ46が会話スイッチ62となる。また、風呂スイッチ60は、自動湯張り動作と保温動作とを指示する自動スイッチ、又は、保温動作時に追焚を指示する追焚スイッチを構成する。
【0017】
また、このコントローラ2は、例えば、図4に示すように、背面側から通信ケーブル64が引き出され、家屋の壁面4内から給湯・追焚装置の制御部に接続される。
【0018】
そして、コントローラ2は、例えば、図5に示すように、浴室側リモートコントローラ2又は台所側リモートコントローラ5として使用され、給湯・追焚装置の本体コントローラ(図7)と連係される。このコントローラ2は、マイクロコンピュータ等で構成される制御部70を制御手段として備え、この制御部70は図示しないCPUを演算手段とし、記憶手段としてROMやRAM、その他の素子を備えている。制御部70には蓋側スイッチ72として風呂スイッチ60、会話スイッチ62が接続され、風呂スイッチ60は風呂ボタン8、会話スイッチ62は会話ボタン10で操作される。また、制御部70には、運転スイッチ36、検知スイッチ56、複数の機能スイッチからなる他のスイッチ74が接続されているとともに、他のリモートコントローラ(台所)5や給湯・追焚装置との制御データ授受の通信手段として制御データ送受信回路76、記憶手段として音声データ記憶回路78、浴室と台所、浴室と玄関、浴室と他の居室等との通話を行う手段としてインターホン装置80が接続されている。音声データ記憶回路78には音声メッセージがデータとして記憶され、インターホン装置80は、制御部70を制御手段として音声信号変調・データ変換回路82、音声データ送受信回路84、音声データ変換・復調回路86で構成されている。
【0019】
このコントローラ2では個別に他のコントローラ5や本体コントローラ(図7)と音声信号及び制御データ信号の信号授受を行っているが、音声信号の送受と制御データ信号の送受とは別個に行う必要があり、その切換手段として制御部70が用いられ、会話スイッチ62等の操作によって音声信号の送受モードに切り換えられる。
【0020】
即ち、マイクロホン90から音声信号変調・データ変換回路82に加えられた音声はFM変調等の変調処理やデータ変換を経て、音声データ送受信回路84から通信ケーブル64に出力され、他のコントローラ5等に送信される。また、他のコントローラ5等からの音声信号は、通信ケーブル64を通して音声データ送受信回路84に入力され、音声データ変換・復調回路86で復調された後、スピーカ92を通して音声として再生される。
【0021】
また、制御部70には、表示回路94として赤色発光駆動回路94Aを介して表示器96の赤色発光素子96A、表示回路94として緑色発光駆動回路94Bを介して表示器96の緑色表示素子96B、表示回路98を介して他の表示器100(表示部16、48等)等が接続されている。即ち、表示部42に設置される表示器96が異なる発光色の発光素子で構成され、例えば、図6に示すように、赤色発光素子96Aに赤色発光ダイオード、緑色発光素子96Bに緑色発光ダイオードを使用し、これらを単一のパッケージ内に収めて一つの表示器として構成すれば、赤色発光駆動回路94A又は緑色発光駆動回路94Bを選択的に駆動させて赤色発光素子96A及び緑色発光素子96Bを消灯、選択点灯及び同時点灯によって異なる動作を表示することができる。例えば、赤色点灯で自動湯張り動作(自動注湯及び追焚)、緑色点灯で自動湯張り動作完了及び保温動作、赤色及び緑色の同時発光によって得られる橙色点灯で保温中の追焚動作を表示することができる。また、他の表示器100では運転表示等が行われる。
【0022】
また、風呂スイッチ60を操作したときには、制御部70からその操作を表す信号音が音声データ変換・復調回路86を通してスピーカ92から出力され、また、初回の自動湯張り動作の完了直前又は完了時に音声データ記憶回路78から読み出されたメロディや音声メッセージが音声データ変換・復調回路86を通してスピーカ92から出力される。
【0023】
そして、このコントローラ2、5で動作が指示される給湯・追焚装置は、例えば、図7に示すように、給湯・追焚装置本体102及び本体コントローラ104を備えており、給湯・追焚装置本体102には燃料ガスGの燃焼により発生する熱を熱源として用いている。即ち、給湯・追焚装置本体102では、上水Wを加熱して温水HWとして給湯するとともに、往管106及び循環口108通じて浴槽110に注湯し、浴槽水BWは戻管112を通じて加熱した後、往管106を通じて浴槽110に戻す追焚動作が行われる。給湯・追焚装置本体102及び浴槽110には、往管106及び戻管112からなる循環管路114が形成されている。そして、このような自動湯張り動作や追焚動作等を実行する制御手段として設置されている本体コントローラ104には、演算手段としてCPU116、記憶手段としてROM118、RAM120に加えて、コントローラ2、5との制御データの送受信を行うための送受信回路122が設置されている。
【0024】
このような構成において、リモートコントローラによる制御動作を図8及び図9のフローチャートを参照して説明する。各図において、A、Bはフローチャート間の結合を示す結合子である。運転スイッチ36の操作によって運転状態、即ち、待機状態となる。このとき、表示部38には点灯によって運転状態が表示される。
【0025】
ステップS1は風呂ボタン8の操作を示し、この風呂ボタン8の操作によって風呂スイッチ60がON状態となる。この場合、風呂スイッチ60が操作されると、その操作音がスピーカ92から出力されるとともに、表示部20が赤色表示となり、ステップS2の自動湯張り動作が開始され、このとき、表示部42は赤色発光素子96Aが点灯して赤色表示により自動湯張り動作が表示される。この自動湯張り動作では先ず自動注湯が行われ、給湯・追焚装置本体102に燃料ガスGが供給され、その燃焼により、図示しない給湯側熱交換器を通して上水Wが加熱され、温水HWが往管106を通して浴槽110に注湯される。
【0026】
そして、ステップS3で風呂ボタン8が操作されると、自動湯張り動作が終了する。即ち、自動湯張り動作の中途解除が行われる。風呂ボタン8が操作されず、自動湯張り動作が持続すると、ステップS4では浴槽110の湯量(又は水位)が設定湯量(又は設定水位)か否かが判定される。設定湯量(又は設定水位)に満たない場合には、自動注湯が続行され、設定湯量に到達した場合には、ステップS5で浴槽110内の湯温が予め設定スイッチ44で設定されている設定温度に到達したか否かが判定される。浴槽110内の湯温が設定温度に到達していない場合には、ステップS6に移行して追焚動作が行われる。この追焚動作では、自動注湯が停止され、浴槽水BWが戻管112及び往管106からなる循環管路114を通して給湯・追焚装置本体102の追焚側熱交換器によって加熱され、浴槽水BWの昇温動作が行われる。そして、浴槽水BWが設定温度に到達すると、ステップS7に移行して保温動作が開始される。
【0027】
この保温動作に移行する前の追焚動作では、自動湯張り動作の完了予告がメロディとともに音声メッセージによって告知され、例えば、電子音による『ド・ミ・ソ・ド』のメロディの後、電子音で『モウスグ、オフロニハイレマス』が出力される。そして、保温動作に移行すると、その告知がメロディとともに音声メッセージによって行われ、例えば、電子音による『ド・ミ・ソ・ド』『ド・ソ・ミ・ド』のメロディの後、電子音で『オフロガワキマシタ』が出力される。
【0028】
そして、この保温動作では、浴槽110内の湯温及び水位(又は湯量)の監視が行われ、湯温が低下した場合には、追焚動作によって設定温度に加熱され、湯量が少ない場合には、自動注湯によって設定水位(又は設定湯量)に制御される。このような保温動作は、予め設定した設定時間内で実行され、この保温動作中、赤色発光素子96Aは消灯し、緑色発光素子96Bが点灯し、表示部20には緑色表示によって保温動作が表示される。
【0029】
そこで、ステップS8では、予め設定された保温時間が経過したか否かが判定され、保温時間が経過すると、全ての制御を完了し、待機状態に移行する。また、保温時間中にステップS9で風呂ボタン8が操作されると、ステップS10で追焚動作が開始される。この追焚動作は、通常の保温動作中の追焚動作と異なり、入浴者の追焚要請に基づくものである。即ち、現在湯温より所定温度例えば、2℃だけ昇温させる追焚動作が行われる。この追焚動作では、赤色発光素子96A及び緑色発光素子96Bが同時に点灯し、表示部20には橙色表示によって追焚動作が表示される。
【0030】
ステップS11では、現在湯温が所定温度例えば、2℃だけ上昇したか否かを判定し、昇温していない場合には、ステップS13を経てステップS10の追焚動作が続行される。そして、昇温した場合には、ステップS12に移行して追焚動作を終了する。この追焚動作終了後に、入浴者が再度風呂ボタン8を操作すれば、再度追焚動作が実行され、更に、昇温することが可能である。
【0031】
そして、追焚動作中に入浴者が風呂ボタン8を操作すると、ステップS13に移行し、追焚動作を強制的に終了することができる。このような操作は、入浴者が熱いと感じたり、追焚動作中に浴室から出る場合等に対応するものであり、無駄な燃料消費を防止することができる。
【0032】
なお、実施例では、風呂ボタン8を操作することで、保温動作で水位(又は湯量)及び温度とを自動的に設定値に制御する全自動給湯動作を行う給湯・追焚装置を例にとって説明したが、本発明は、保温動作で浴槽水の温度のみを制御する給湯・追焚装置にも適用でき、このような給湯・追焚装置では入浴者が必要に応じて注湯する必要がある。
【0033】
また、実施例では、蓋部6に操作ボタンとして風呂ボタン8や会話ボタン10を設置し、蓋部6で覆隠された機能スイッチとしてたし湯スイッチ40やポンプスイッチ46を操作して、たし湯やポンプ動作以外の動作指示をすることを説明したが、このような蓋部6を設置することなく、また、他の機能スイッチを併用することなく風呂ボタン8によって操作される風呂スイッチ60や会話ボタン10によって操作される会話スイッチ62を設けてもよく、また、風呂スイッチ60や会話スイッチ62をタッチスイッチ等で構成してもよい。
【0034】
また、実施例では、音声信号又は制御データ信号の送受時の信号切換えを制御部70を切換手段に用いてソフトウェアによって処理したが、リモートコントローラ2又は5内に信号切換回路を設置し、制御部70の制御信号を以て音声信号又は制御データ信号の送受時の信号切換えをハードウェアによって切り換えるようにしてもよい。
【0035】
また、実施例では、燃料ガスGの燃焼を熱源とした場合について説明したが、本発明は、電熱等の他の熱エネルギを使用する場合にも適用でき、実施例に限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
a 操作ボタン数の削減とともに、操作の簡略化を図ることができ、湯張りや追焚の指令操作を容易化できる。
b 操作パネルのシンプル化とともに、製造コストの低減を図ることができ、デザインの自由度を高めることができる。
c 年少者や高齢者による誤操作を防止でき、安全性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯・追焚装置のリモートコントローラの実施例を示す正面図である。
【図2】リモートコントローラの取付状態を蓋部を開いて示す一部切欠側面図である。
【図3】蓋部を開いた状態のリモートコントローラを示す斜視図である。
【図4】蓋部を閉じた状態のリモートコントローラの取付状態を示す側断面図である。
【図5】リモートコントローラの回路構成を示すブロック図である。
【図6】表示器の具体的な実施例を示す図である。
【図7】給湯・追焚装置を示すブロック図である。
【図8】リモートコントローラの操作と給湯・追焚装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】リモートコントローラの操作と給湯・追焚装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 リモートコントローラ
3 本体部(コントローラ本体)
6 蓋部
8 風呂ボタン(操作ボタン)
20、42 表示部
70 制御部(制御手段)
104 本体コントローラ(本体側制御手段)
110 浴槽
BW 浴槽水
Claims (4)
- 本体側制御手段により制御される浴槽への自動湯張り機能、浴槽水の保温機能及び追焚機能を備えた給湯・追焚装置のリモートコントローラであって、
コントローラ本体と、
前記コントローラ本体の前面に開閉可能に取り付けられた蓋部と、
前記コントローラ本体に設置されて閉じられた前記蓋部で覆隠され、自動湯張り動作又は追焚動作を指示する単一の操作ボタンと、
前記操作ボタンからの入力によって前記自動湯張り動作を前記本体側制御手段に指令し、前記自動湯張り動作中、前記追焚動作の指示を受け付けることなく前記自動湯張り動作指示を優先させ、前記自動湯張り動作終了後、前記操作ボタンからの前記追焚動作の指示を受け付けて追焚動作を前記本体側制御手段に指令する制御手段と、
を備えたことを特徴とする給湯・追焚装置のリモートコントローラ。 - 前記自動湯張り動作の後、保温動作を実行させ、この保温動作中に、前記操作ボタンの操作により強制的に追焚動作を実行させることを特徴とする請求項1記載の給湯・追焚装置のリモートコントローラ。
- 前記コントローラ本体は、複数の機能ボタンを有することを特徴とする請求項1記載の給湯・追焚装置のリモートコントローラ。
- 発光色を異ならせて異なる機能表示を行う一つの表示部を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の給湯・追焚装置のリモートコントローラ。
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