JP3917194B2 - Cdma通信システムで異なる長さのフレームメッセージを送受信する装置及び方法 - Google Patents

Cdma通信システムで異なる長さのフレームメッセージを送受信する装置及び方法 Download PDF

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Description

発明の背景
1.発明の属する技術分野
本発明は無線通信に係り、特に、符号分割多重接続通信システムで多重長さを有するフレームメッセージを送受信する装置及び方法に関する。
2.従来の技術
現在、移動通信システムは符号分割多重接続(Code Division Multiple Access:CDMA)技術を使用することが一般的である。従来のTIA/EIA IS−95標準に基づくCDMA移動通信システムは呼処理のための制御信号を伝送する場合、音声情報を伝送するトラフィックチャネルに制御信号を多重化して伝送する方式を採用している。トラフィックチャネルは20msの固定長を有し、制御信号トラフィックはブランクアンドバースト(blank-and-burst)により全体フレームを制御メッセージとして伝送するか、ディムアンドバースト(dim-and-burst)により主使用者トラフィックとともにフレームを共有して制御信号を伝送する。
音声サービスのみならず、パケットデータサービスを含む各種のマルチメディアサービスを提供するCDMA移動通信システムが提案されている。このような新たなシステムは音声及びデータをサービスするためのチャネルを分離して加入者の要求に応じてチャネルを流動的に割り当てることができる。このためCDMA移動通信システムは音声トラフィックチャネル(又は基本チャネル)とパケットトラフィックチャネル(又は付加チャネル)を備える。
基本チャネルと付加チャネルでデータをサービスする場合、従来のCDMA移動通信システムは基地局と移動局の通信が行われない状態でも、制御信号の伝送のために常時基本チャネルを維持する必要があることからチャネルの浪費をもたらすとともに無線容量をも消費する。また、従来のCDMA移動通信システムでは実際に伝送するメッセージのサイズに関わらず、20msの固定単一フレーム長さを使用するため、処理量の低下及びトラフィックの遅延問題を引き起こす。
発明の概要
本発明の目的はCDMA通信システムで異なる長さのフレームメッセージを送受信する送/受信装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的はCDMA通信システムで異なる長さのフレームメッセージを混合(intermix)する送信装置及び方法を提供することにある。
さらにまた本発明の他の目的はCDMA通信システムで第1フレームメッセージと第2フレームメッセージの混合メッセージを受信する受信装置及び方法を提供することにある。
本発明の一態様によるCDMA通信システムの送信装置及び方法においては、短いフレームメッセージが長いフレームメッセージの伝送中に発生する場合、長いフレームメッセージの伝送を中断して、短いフレームメッセージが長いフレームメッセージの一部を取り替えて直ちに伝送される。また、他の態様によれば、長いフレームメッセージの中断後に短いフレームメッセージが伝送され、その後長いフレームメッセージのテール部分が伝送される。すなわち、長いフレームメッセージの取り替え部は短いフレームメッセージの伝送後に伝送されない。この他の態様においては、短いフレームメッセージの伝送後に長いフレームメッセージの残存部の全体が中断点から伝送される。後者の場合、長いフレームメッセージは短いフレームメッセージの長さだけ遅延する。さらに別の態様においては、短いフレームメッセージの伝送後に長いフレームメッセージの残存部は廃棄される。
【図面の簡単な説明】
図1Aは呼セットアップ過程を示したフローチャート。
図1Bは呼解除過程を示したフローチャート。
図2Aは本発明の実施形態による専用制御チャネルの第1長さのフレームメッセージを示した構造図。
図2Bは本発明の実施形態による専用制御チャネルの第2長さのフレームメッセージを示した構造図。
図2Cは本発明の実施形態による専用制御チャネルの第2長さのフレームメッセージを示した他の構造図。
図3Aは本発明の実施形態による移動通信システムの専用制御チャネルで第2長さのフレームメッセージを使用する場合の伝送時間を示した図。
図3Bは本発明の実施形態による移動通信システムの専用制御チャネルで第1長さのフレームメッセージを使用する場合の伝送時間を示した図。
図4は本発明の実施形態による移動通信システムで逆方向専用制御チャネル及び専用トラフィックチャネルの割り当て及び解除過程を示したフローチャート。
図5は本発明の実施形態による移動通信システムで順方向専用制御チャネル送信装置を示した構成図。
図6A〜図6Cは本発明の他の実施形態による図5の直交符号変調器(533)及び拡散変調器(535)を示した構成図。
図7は本発明の実施形態による移動通信システムで逆方向専用制御チャネル送信装置を示した構成図。
図8A及び図8Bは本発明の実施形態による第1長さのフレームメッセージと第2長さのフレームメッセージを混合することを示した図。
図9A〜図9Dは本発明の実施形態による異なる20msフレームと5msフレームを混合する異なる方法を示した図。
図10A〜図10Dは図9A〜図9Bの混合方法によるフレーム伝送パターンを示した図。
図11は本発明の実施形態による多重長さを有するフレームを混合する方法を示した図。
図12は図11における第2長さのフレームメッセージ発生器のインタリーバー(713)の構造を示した図。
図13は図11の選択器(714)の構造を示した図。
図14A及び図14Bはそれぞれ穿孔行列1及び2を使用する穿孔フレームの性能を示したグラフ。
図15は本発明の他の実施形態によるCDMA通信システムにおける専用チャネル受信装置を示した図。
図16は本発明の実施形態による5msフレームメッセージと20msフレームメッセージのシミュレーション結果を示したグラフ。
実施形態に対する詳細な説明
本発明の実施形態によるCDMA移動通信システムは音声サービスのための基本チャネル、パケットデータサービスのための付加チャネル及び基地局と通信状態の移動局が専用で制御信号を通信する専用制御チャネル(Dedicated Control Channel:DCCH)を備える。基本チャネル及び付加チャネルはトラフィックチャネルである。DCCHは基地局と任意の移動局が通信する場合、他の移動局と独立して制御信号を通信するための専用チャネルであって、トラフィックチャネルの接続を制御する信号をやりとりするためのチャネルである。
基本チャネル、付加チャネル及び専用制御チャネルは専用チャネルである。本発明の実施形態による専用チャネルを使用するCDMA移動通信システムは専用チャネルを用いてフレームメッセージを通信する場合、フレームメッセージのサイズに応じて異なる長さのフレームを使用する。すなわち、通信しようとするメッセージが短い場合は第1長さのフレームメッセージを生成して伝送し、長い場合には第2長さのフレームメッセージを生成して伝送する。本発明の実施形態による異なる長さを有するフレームメッセージの送受信方法は上述したトラフィックチャネル及び専用制御チャネルの両方に適用することができる。ここでは、専用制御チャネルを一例として説明するが、トラフィックチャネルにも適用可能なのは明らかである。
専用制御チャネルを使用するCDMA移動通信システムでは、伝送するフレームメッセージがない場合、専用制御チャネルの出力を制御(遮断)し、伝送するフレームメッセージが実際に存在する場合にのみ、専用制御チャネルの出力通路を形成する。
専用制御チャネルは基地局と移動局とのトラフィックチャネルの接続を制御するメッセージをやりとりするためのチャネルである。専用制御チャネルの構造を説明するまえに、本発明の実施形態によるCDMA移動通信システムに用いられるチャネル及びその用途を説明すると次の通りである。先ず、順方向リンク(基地局から移動局に信号を送信するRF(Radio Frequency)リンクにおいて、共通チャネルはパイロットチャネル、同期チャネル及び呼び出しチャネル(又は共通制御チャネル)を含む。使用者チャネルは専用制御チャネル、音声トラフィックチャネル及びパケットトラフィックチャネルを含む。また、逆方向リンク(移動局から基地局に信号を送信するRFリンク)において、共通チャネルはアクセスチャネル(又は共通制御チャネル)を含み、使用者チャネルはパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声トラフィックチャネル及びパケットトラフィックチャネルを含む。
このため、本発明の実施形態による基地局及び移動局のチャネル送受信装置は各チャネルで次の情報、すなわち、1)チャネル利得と位相を推定し、セル獲得及びハンドオフ実行のために用いられるパイロットチャネル情報、2)初期同期機能を行い、基地局情報と隣接セル情報を提供する呼び出しチャネル情報、3)アクセスチャネル情報、4)専用基本チャネルの音声データ、5)専用付加チャネルのパケットデータ、6)専用基本チャネル及び専用付加チャネルの設定、解除及び通信状態関連制御メッセージを含む専用制御チャネル情報を送信及び/又は受信する送受信回路を備える。
順方向リンク及び逆方向リンクの各チャネルのサービス別使用方法は表1の通りである。
Figure 0003917194
CDMA移動通信システムはこのサービス状態に応じて休止モード、音声モード(又は音声トラフィックチャネル使用モード)、パケット予約モード(又はパケットトラフィックチャネル使用モード)、パケット競争モード(又は共通制御チャネル使用モード)及びその組み合わせモードを備えることができる。専用制御チャネルはパケット予約モードサービス(すなわち、パケットトラフィックチャネルを使用するサービス)を提供する呼で優先的に用いられる。この場合、専用制御チャネルはパケットデータサービスを使用する移動局に割り当てられる。しかしながら、例外的に高品質の音声サービスでも専用制御チャネルを音声トラフィックチャネルとともに使用することができ、専用制御チャネルを一つの移動局が専用する方法の代わりに、多数の移動局が共有することも可能である。
パケットデータサービスのための呼処理はIS−95呼処理方式と互換性がある。パケットデータサービスの呼設定時にはパケットデータサービスを支援するように修正したIS−95の発呼メッセージとチャネル割り当てメッセージを使用し、呼解除時にはパケットデータサービスを支援するように修正したIS−95解除命令メッセージを使用する。移動局の要求により行われる呼設定及び呼解除過程を図1A及び図1Bにそれぞれ示す。
図1Aにおいて、基地局(BS)は111段階で同期チャネルを通じてシステム同期メッセージを移動局(MS)に伝送する(SYSTEM SYNC SYNC CHANNEL)。また、基地局は113段階で呼び出しチャネルを通じてシステム、アクセスチャネル及び隣接セルパラメータ情報を移動局に伝送する(SYSTEM/ACCESS/NEIGHBOR CELL PARAMETERS PAGING CHANNEL)。その後、移動局は115段階でアクセスチャネルを通じて発呼メッセージを出力し(*ORIGINATION(MODIFIED)ACCESS CHANNEL)、基地局は116段階で呼び出しチャネルを通じて発呼メッセージに対する応答を行い(ACKNOWLEDGE ORDER PAGING CHANNEL)、117段階でトラフィックチャネルを割り当てる(ACKNOWLEDGE ORDER PAGING CHANNEL)。このように基地局と移動局の通信のためのトラフィックチャネルが割り当てられると、121段階で呼成立状態となり、この場合に順方向リンク及び逆方向リンクの専用制御チャネルも割り当てられた状態となる(CONNECTION ESTABLISHMENT STATE(DEDICATED CONTROL CHANNELS FOR THE FORWARD & REVERSE LINKS ARE ALLOCATED))。
図1Bにおいて、呼成立状態で設定呼を解除する場合、移動局は151段階で逆方向専用制御チャネルを通じて呼解除を要求する制御メッセージを伝送し(*RELEASE REQUEST(MODIFIED)-DEDICATED CONTROL CHANNEL)、基地局は153段階で順方向専用制御チャネルを通じて呼解除のための制御メッセージを出力する(*RELEASE ORDER(MODIFIED)-DEDICATED CONTROL CHANNEL)。
図1A及び図1Bに示したように、パケットデータサービスの呼制御過程に用いられるメッセージとIS−95方式のメッセージとの相違点は次の通りである。発呼メッセージ(図1Aの115段階)ではサービスオプションにパケットデータモードが加わり、チャネル割り当てメッセージ(図1Aの117段階)では割り当てモードにパケットデータ制御チャネル割り当てが行われて専用制御チャネル割り当て表示子として用いられ、付加記録フィールドには専用制御チャネル関連情報(チャネル識別子、チャネルパラメータなど)が含まれる。また、解除要求及び命令メッセージ(図1Bの151及び153段階)では専用制御チャネル関連情報が付加記録フィールドに含まれる。このような呼成立過程では専用制御チャネルが未設定状態なので、呼設定関連メッセージはIS−95チャネル(同期、呼び出し及びアクセスチャネル)を通じて伝送される。すなわち、専用制御チャネル(順方向リンク及び逆方向リンク)の設定状態で呼制御メッセージ(例えば、呼解除命令メッセージ)は専用制御チャネルを通じて伝送される。
専用制御チャネルは次のような特性を持つ。データ率は9.6Kbps、フレームの長さは5ms又は20ms、フレームのCRCは16ビット(5msフレームの場合)又は12ビット(20msフレームの場合)である。共有モードでない専用モードでは多数の専用制御チャネルを要する。専用制御チャネルは競争モードでない予約モード伝送でのみ動作する。本発明の実施形態において、5ms長さのフレームは第1長さのフレームメッセージ、20ms長さのフレームは第2長さのフレームメッセージと称する。
図2A、2B及び2Cはそれぞれ専用制御チャネルの第1長さのフレームメッセージ、信号データ伝送時の第2長さのフレームメッセージ及びトラフィックデータ伝送時の第2長さのフレームメッセージをそれぞれ示している。
図2Aの第1長さのフレームメッセージは5msの周期を有する。符号211は1ビットメッセージタイプ(MSG TYPE(1BIT)))のフラグにより先行する上位階層の24ビットの固定長メッセージ(MSG BODY(24BIT))を示し、符号212は物理階層(フレーム212のデータビットは無線送信される)で通信する第1長さのフレームを示す。フレーム212は24ビットペイロード(PAYLOAD(24BIT))フィールド、16ビットのCRC(CRC(16BIT))フィールド及び8ビットのテールビット(TAIL BIT(8BIT))フィールドからなる。上位階層のフレーム211の24ビットのメッセージセグメント情報は物理階層のフレーム212の24ビットペイロードフレームセグメントに位置する。固定長メッセージはDMCH(Dedicated MAC(Medium Access Control)Channel)メッセージ、DSCH(Dedicated Signalling Channel)メッセージ又は他のメッセージ形態となり得る。
図2Bは第2長さのフレーム(20msの周期)を示すが、符号221は上位階層の可変長制御メッセージを示し、符号222は物理階層で無線通信する第2長さ(20ms)の制御メッセージフレームのシーケンスを示す。可変長メッセージはDSCHメッセージとなり得る。DSCHメッセージの可変長メッセージ内のデータは20msフレームのペイロードセグメントに分布する。最後の20msフレームを除いたシーケンスにおける各20msフレームのペイロードセグメントは168ビットとなる。最後の20msフレームのペイロードセグメントは1から168ビット長さの範囲となり得る。これにより、伝送されたシーケンスにおける20msフレームの数は上位階層メッセージのメッセージ本体のビット数に依存する。
図2Cは20ms周期の第2長さのトラフィックフレームの構造を示すが、符号231は上位階層のトラフィック構造を、符号232は物理階層で通信する第2長さのトラフィックフレームの構造を示している。このトラフィックはDTCH(Dedicated Traffic Channel)トラフィックとなり得る。使用者トラフィックデータは図2Bの制御メッセージデータと類似方式で20msのトラフィックフレームのペイロード部分に分布する。
専用制御チャネルの機能にはパケットデータサービス関連制御メッセージの伝達(パケットトラフィックチャネル割り当てメッセージ、3階層制御メッセージなど)、IS−95制御メッセージのカプセル化による効率的な伝達、短い長さの使用者パケットの伝達及び順方向リンクにおけるPCB(電力制御ビット)伝送などがある。
CDMA移動通信システムの処理量を向上させるためには、専用制御チャネルのフレーム長さを可変にすることで達成される。特に、基本フレームの長さを整数で割り算したフレームの長さを使用しなければ処理量は向上しない。例えば、基本フレームの長さが20msの場合、5ms及び10msのフレーム長さを使用するように支援することが望ましい。本発明の実施形態では5msの場合として仮定する。このため、図2Aに示した構造を持つ5msフレームを使用する場合、図2Bの構造を持つ20msフレームを使用するよりも処理量が増え、トラフィックの遅延も減少するということを確認できる。これは、トラフィックチャネルが使用者トラフィックデータとして用いられると、トラフィックチャネルにも同一に適用できるため、短い長さの制御メッセージを効率よく処理することができる。
図3Aは第2長さ(20ms)のフレームメッセージの伝送時間を示し、図3Bは第1長さ(5ms)のフレームメッセージの伝送時間を示している。専用制御チャネルを通じて要求メッセージを伝送し、これに対する応答後の次動作までの待機時間は20msフレームを使用する場合には図3Aに示したように80msであるが、5msフレームを使用する場合には図3Bに示したように20msである。これは各メッセージの長さが5msフレームにロードする程度に短い、すなわち、5msフレームで最大利得を得る場合を示している。このような処理量の増加は信号伝送を効率的に行うことにより実際の使用者データの伝送時間を増加させるためである。
上述した方法の他にも、第1長さのフレームメッセージと第2長さのフレームメッセージを混合して伝送することにより制御信号の伝送時間を短縮することができる。図8A及び図8Bは第1長さのフレームメッセージを第2長さのフレームメッセージと混合して伝送する場合、時間に対する送信電力を示している(ここで、“混合”とは短いメッセージが長いフレームメッセージに挿入されて長いフレームメッセージを遅延させるか、または長いフレームメッセージの該当部分を取り替えてしまうということを意味する。取り替えが発生する場合、取り替えられた部分は伝送されず、長いフレームメッセージのテール部分が遅延無しに伝送される)。以下、20msのメッセージフレームを四つの5msのメッセージフレーム(第1−第4区間)に分けて説明する。
図8A及び図8Bにおいて、5msのフレームメッセージを20msのフレームメッセージと混合して伝送する場合、5msフレームは20msフレームの四つの区間のうち、その一つに挿入されて伝送される。すなわち、20msのフレームメッセージが中断し、5msフレームが挿入される。この場合、20msのフレームメッセージデータの5msセグメントは5msの短いフレームの送信区間で損失する(送信されない)。しかしながら、このように損失したデータはエラー訂正コードの復号化により復元が可能である。この場合には20msフレームの受信確率を高めるために送信機側で、損失した5msフレームデータ以後の残存区間の電力を増加させることができる。例えば、図8Aに示したように、5msフレームが20msフレームと第1区間で混合する場合は、送信機は20msフレームの第2、第3及び第4の連続区間で送信電力を33%増加させ、また、図8Bに示したように、5msフレームが20msフレームと第2区間で混合する場合には、送信機は20msフレームの第3及び第4の連続区間で送信電力を50%増加させる。さらに、5ms区間でデータ損失の影響を最少化するために、20msフレームのインタリーバーを、列置換技術により損失した5msフレームデータに該当するビットが分散されるように設計する。このように20msフレームの伝送中に直ちに5msフレームの伝送が可能なので、伝送時間を短縮することができる。図9A〜図14Bを参照してより詳細に説明する。
図8A及び図8Bは第1長さのフレームメッセージの伝送後、直ちに20msフレームの残存フレームデータを連続して伝送する例を示しているが、第2長さのフレームメッセージの残存フレームデータを削除して伝送することもできる。
本発明の実施形態において、専用制御チャネル及びトラフィックチャネルはパケットデータサービス過程を段階的に行う状態のうち、制御維持状態と通信状態で用いられる。この場合、順方向及び逆方向リンクの論理チャネル及び物理チャネルの関係は下記の表2の通りである。物理チャネルは無線伝送チャネルであり、物理チャネルのデータは各論理チャネルから引き出される。
Figure 0003917194
表2において、DMCH(専用媒体接続制御チャネル)はMAC(媒体接続制御)メッセージの伝送に必要な順方向チャネル又は逆方向チャネルであり、パケットサービスの制御維持状態と通信状態で割り当てられる1対1チャネルである。論理チャネルにおけるDMCHのメッセージは物理階層の専用制御チャネルのメッセージとなる。またDSCH(専用信号チャネル)は3階層信号メッセージの伝送に必要な順方向又は逆方向チャネルであり、パケットサービスの制御維持状態と通信状態で割り当てられる1対1チャネルである。DTCH(専用トラフィックチャネル)は使用者データの伝送に必要な順方向又は逆方向チャネルであり、パケットサービスの通信状態で割り当てられる1対1チャネルである。
表2の制御維持状態では、順方向及び逆方向リンクに専用媒体接続制御チャネル(DMCH)と専用信号チャネル(DSCH)とが割り当てられるが、専用トラフィックチャネル(DTCH)が未設定状態であることから、使用者データパケットをロードしたRLP(Radio Link Protocol)フレームをやりとりすることのできない状態を意味する。通信状態は順方向及び逆方向リンクにチャネルDMCH、DSCH、DTCHが設定されて使用者データパケットをロードしたRLPフレームをやりとりする状態を意味する。
このため、図2A〜図2Cは論理チャネルメッセージフレーム又は物理チャネルフレームへのマッピングを示している。ここで、符号211,221,231は論理チャネルメッセージフレームを示し、符号212,222,232は物理チャネルメッセージフレームを示す。
専用制御チャネルの第1及び第2長さのフレーム構造及び動作は次の通りである。専用制御チャネルのフレーム長さはメッセージの種類に応じて動的に変化する。受信機では5msごとにフレームの長さが決定される。
図2Aに示したように、5msの固定長メッセージを伝送するパケットチャネル接続制御モードでは、5msの要求/応答メッセージを用いて順方向及び逆方向パケットトラフィックチャネルの要求及び割り当てが行われる。順方向及び逆方向パケットトラフィックチャネルの割り当ては相互に独立であり、逆方向パケットトラフィックチャネルの割り当ては移動局で、順方向パケットトラフィックチャネルの割り当ては基地局で、それぞれ始まる。接続制御メッセージにはパケットトラフィックチャネル要求メッセージ、パケットトラフィックチャネル割り当てメッセージ及びパケットトラフィックチャネル応答メッセージなどがある。メッセージは論理チャネルのうち、DMCHを通じて伝送される。下記の表3は5msの第1長さのメッセージフレームの一例として逆方向パケットトラフィックチャネル割り当てメッセージフィールドを示す。
Figure 0003917194
表3において、各フィールドの内容は次の通りである。
“Header Information”−メッセージの識別子、方向及び種類(要求、応答等)
“Sequence”−メッセージ順次番号
“Start Time”−チャネル使用開始時間
“Allocated Rate”−割り当てられたチャネル速度
“Allocated Duration”−割り当てられたチャネル使用時間
表3のような形態を有する24ビットの固定長メッセージは図2Aのように専用制御チャネルの5msフレームで伝送される。
図4は本発明の実施形態により制御維持状態から通信状態に遷移した後、再度制御維持状態に遷移する過程において専用制御チャネルを通じてパケットトラフィックチャネルを割り当て及び解除する過程を示したフローチャートである。先ず、411段階では、基地局と移動局とが専用制御チャネルを通じて接続されている制御維持状態を維持していると仮定する(CONTROL HOLD STATE)。この状態で移動局が413段階で専用媒体接続制御チャネル(DMCH)を通じて逆方向パケットトラフィックチャネルの割り当てを要求する制御メッセージを生成した後、物理チャネルを通じて伝送すると(REVERSE SUPPLEMENTAL CHANNEL REQUEST DMCH)、基地局は415段階で専用媒体接続制御チャネル(DMCH)を通じて逆方向パケットトラフィックチャネルを割り当てる制御メッセージを生成した後、物理チャネルを通じて伝送する(REVERSE SUPPLEMENTAL CHANNEL ASSIGNMENT DMCH)。基地局と移動局は417段階でパケットトラフィックチャネルが割り当てられてパケットデータを通信する通信状態に遷移し、このような通信状態では割り当てられたパケットトラフィックチャネルを通じてパケットデータ通信をサービスする(ACTIVE STATE PAKET DATA TRANSMIT PHASE)。通信状態になると、移動局は419段階でTactiveタイマーを初期化してパケットデータの伝送中断時間を確かめる。この場合、Tactiveタイマーの値が消滅するまえにパケットデータの通信が行われると、パケット通信状態を維持し、419段階でTactiveタイマーの値を初期化する過程を繰り返して行う。
しかしながら、Tactiveタイマーの値が消滅するまでにパケットデータの通信が行われなければ、移動局は421段階でこれを感知し、423段階で専用媒体、接続制御チャネル(DMCH)を通じて逆方向パケットトラフィックチャネルの解除を要求する制御メッセージを生成した後、物理チャネルを通じて伝送する(SUPPLEMENTAL CHANNEL RELEASE REQUEST DMCH)。その後、基地局は制御メッセージに応答して425段階で専用媒体接続制御チャネル(DMCH)を通じて逆方向パケットトラフィックチャネルの解除に対する応答用制御メッセージを生成した後、物理チャネルを通じて伝送する(SUPPLEMENTAL CHANNEL RELEASE RESPONSE)。次に、基地局及び移動局は427段階で逆方向トラフィックチャネルを解除した後、制御維持状態に遷移して次の状態に備える。
図4に示したように、逆方向パケットトラフィックチャネルの要求及び割り当て過程では、移動局が要求するチャネルデータ速度などの情報を含む逆方向パケットトラフィックチャネル要求メッセージを生成して基地局に伝送すると、基地局はこのメッセージを受信して要求パラメータを支援するか否かを決定した後、表3のような逆方向パケットチャネル割り当て用の制御メッセージを移動局に伝送する。追加交渉(negotiation)を必要とする場合、上述した要求及び応答過程が繰り返して行われることもある。また、パケットデータの通信中に伝送するパケットデータがなければ、Tactiveタイマーの設定時間分の経過後にパケットトラフィックチャネル解除過程を始める。
図2Bに示したように、可変長フレームの伝送モードでは、IS−95方式による可変長メッセージを専用制御チャネルの20msフレームに分割してロードする。具体的には伝送モードはACK/NACK(acknowledge/negative acknowledge)によるエラー検出及び訂正無しに伝送するモード、一つの可変長メッセージ全体の受信時にACK/NACKが行われ、再伝送は一つの可変長メッセージ全体に対して行われるモード及び各フレームに対してACK/NACKが行われるモードなどがあり得る。
図2Cに示したように、使用者データ伝送モードでは、使用者トラフィックデータをロードしたRLPフレームを専用制御チャネルの20msフレームに分割してロードする。使用者データ伝送モードは伝送するデータ量が少ないため、データを伝送するためのパケットトラフィックチャネルの設定が非効率的な場合に使用することができる。
このように専用制御チャネルを使用するCDMA移動通信システムで専用チャネルのフレームを伝送するための物理的な実施装置を説明すると次の通りである。
図5は順方向リンクの専用チャネルに対するフレーム送信装置を示している。メッセージバッファ511は専用チャネルを通じて通信するフレームメッセージを一時的に蓄積する。このためメッセージバッファ511は20msの第2長さフレームの一つ又はそれ以上を蓄積する程度のサイズを備える必要がある。また、メッセージバッファ511は上位階層のプロセッサ(図示せず)とモデム制御器513との間の制御メッセージ又は使用者データ発生器(図示せず)とモデム制御器513との間の制御メッセージをインタフェースする機能を行う。この場合、上位階層のプロセッサはメッセージバッファ511にフレームメッセージを蓄積してこれがわかるようにフラグなどで表示し、一方のモデム制御器513はフレームメッセージをリードしてこれがわかるようにフラグなどで表示することにより、オーバーライト及びオーバーリードを防止する。
モデム制御器513はメッセージバッファ511に蓄積されているフレームメッセージをリードした後、フレームメッセージのヘッダーを分析してメッセージの形態を検出し、その検出メッセージの形態に応じて、専用チャネルを通じて伝送するメッセージデータ(又はペイロード)を出力するとともに、検出メッセージの形態に応じてフレーム選択信号を出力する。ここで、フレームデータの形態には図2Aのような第1長さのフレームデータ及び図2Bのような第2長さのフレームデータが含まれる。モデム制御器513は分析結果に応じて異なるサイズのフレームメッセージを出力する。すなわち、モデム制御器513は5msのフレームデータの場合には、第1出力端541を通じて表3のような構造を持つ24ビットの第1フレームデータを出力し、20msのフレームデータの場合には第2出力端542を通じて172ビットの第2フレームデータを出力する。また、モデム制御器513はフレームデータの有無を判断して専用制御チャネルの出力を制御する。すなわち、モデム制御器513は5msの第1長さのフレームメッセージの検出時には第1フレーム選択信号を発生し、20msの第2長さのフレームメッセージの検出時には第2フレーム選択信号を発生する。さらに、モデム制御器513は伝送するフレームメッセージが20ms又は5msの場合、第1利得制御信号を発生する。しかしながら、20msのフレームメッセージと5msのフレームメッセージが混合する場合、モデム制御器513はフレームメッセージの混合区間以後の20msフレームメッセージの残存部で送信電力を増大させるための第2利得制御信号を発生する。伝送するフレームメッセージのない場合には、モデム制御器513は専用制御チャネルで送信される信号を取り除くための第3利得制御信号を発生する。
このため、モデム制御器513は第1フレーム選択信号及び第1利得制御信号を発生して第1出力端541を通じて第1長さのフレームデータを出力する。モデム制御器513は第2フレーム選択信号及び第2利得制御信号を発生して第2出力端542を通じて第2長さのフレームデータを出力する。20msのフレームメッセージの伝送中に5msのフレームメッセージと20msのフレームメッセージが混合する場合、モデム制御器513は第1及び第2出力端でそれぞれ第1及び第2長さのフレームデータを出力し、第1長さのフレームメッセージの出力区間で5msの第1長さのフレームメッセージを選択するための第1フレーム選択信号を発生する。5msの第1長さのフレームメッセージの伝送後、モデム制御器513は20msフレームメッセージの残存区間で第2長さのフレームデータを選択するための第2フレーム選択信号を発生し、その場合に送信される第2長さのフレームデータの送信電力を増大させるために第2利得制御信号を発生する。しかしながら、モデム制御器513は送信するフレームメッセージのない場合には第3利得制御信号を発生して専用制御チャネルの送信経路を遮断する。
ここで、第1長さのフレームデータは第1長さ(5ms)のビットストリーム(24ビット)を示し、第2長さのフレームデータは第2長さ(20ms)のビットストリーム(172ビット)を示す。
CRC(Cyclic Redundancy Check)発生器515は受信機でフレームの品質(エラー有無)を判断するようにモデム制御器513から出力される24ビットの第1長さのフレームデータに16CRCビットを付加する機能を行う。すなわち、CRC発生器515はモデム制御器513の制御下で5msフレームデータの受信時、16CRCビットを生成して40ビットのフレームデータを出力する。
テールビット発生器(Tail Bit Generator)517はエラー訂正符号の終結に必要なテールビットを生成する。テールビット発生器517は第1長さ(5ms)のフレームメッセージの終了時点でテールビットを生成及び付加して後段の符号器519が第1長さのフレーム単位でメッセージを符号化する機能を行うようにする。テールビット発生器517は8ビットのテールビットを生成してCRC発生器515の出力に付加して図2Aの参照符号212のように48ビットのフレームメッセージを出力する。
符号器519はテールビット発生器517の出力を符号化する。例えば、符号器519は1/3の符号化率及び9の拘束長を有する畳み込み符号器(convolutional coder)又はターボ符号器などを使用することができ、114符号化ビット(又はシンボル)を発生する。
インタリーバー521は符号器519から出力される5msのフレームメッセージをインタリービングする。すなわち、インタリーバー521は5msの第1フレーム長さの単位でフレーム内のシンボル配列を変更してバーストエラーに対する耐性を向上させる。インタリーバー521の出力を第1フレームメッセージと称する。
CRC発生器515、テールビット発生器517、符号器519及びインタリーバー521は第1フレームデータを受信して第1フレームメッセージを発生する第1フレームメッセージ発生器550を構成する。
CRC発生器516は受信機でフレームの品質(エラー有無)を判断するようにモデム制御器513から出力される172ビットの第2長さのフレームデータに12CRCビットを付加する機能を行う。すなわち、CRC発生器516はモデム制御器513の制御下で20msフレームデータの受信時、12CRCビットを生成して184ビットのフレームデータを出力する。
テールビット発生器518はエラー訂正符号の終結に必要なテールビットを生成する。テールビット発生器518は第2長さ(20ms)のフレームメッセージの終了時点でテールビットを生成及び付加して後段の符号器520が第2長さのフレーム単位でメッセージを符号化する機能を行うようにする。テールビット発生器518は8ビットのテールビットを生成してCRC発生器516の出力に付加して図2Bの参照符号222のように192ビットのフレームメッセージを出力する。
符号器520はテールビット発生器518の出力を符号化する。符号器520は1/3の符号化率及び9の拘束長を有する畳み込み符号器又はターボ符号器などを使用することができ、576符号化ビット(又はシンボル)を発生する。
インタリーバー522は符号器520から出力される20msのフレームメッセージをインタリービングする。すなわち、インタリーバー522は5msの第2フレーム長さの単位でフレーム内のシンボル配列を変更してバーストエラーに対する耐性を向上させる。インタリーバー522の出力を第2フレームメッセージと称する。
CRC発生器516、テールビット発生器518、符号器520及びインタリーバー522は第2フレームデータを受信して第2フレームメッセージを発生する第2フレームメッセージ発生器560を構成する。
マルチプレクサ523(MUX)は第1インタリーバー521と第2インタリーバー522の出力をモデム制御器513から出力されるフレーム選択信号(SCTL)に応じて選択する。すなわち、マルチプレクサ523は第1フレーム選択信号の発生時に第1インタリーバー521の出力を選択し、第2フレーム選択信号の発生時に第2インタリーバー522の出力を選択する。マルチプレクサ523にはマルチプレクサを使用することができる。この場合、モデム制御器513と選択器523は第2長さのフレームメッセージの伝送中に第1長さのフレームメッセージが発生するか、または第1及び第2フレームメッセージが同時に発生すると、第2フレームメッセージと第1フレームメッセージを混合する挿入器として機能する。
信号変換器525(SIGNAL MAPING)はマルチプレクサ523から出力されるフレームメッセージを変換して第1及び第2チャネルに多重化する。すなわち、信号変換器525は論理“1”の制御信号を“−1”に変換し、論理“0”の制御信号を“+1”に変換し、奇数番目の制御信号は第1チャネルに、偶数番目の制御信号は第2チャネルに出力する。
制御ビット挿入器531(PCB INSERTER)は信号変換器525の出力に制御ビットを挿入する。このように挿入した制御ビットは移動局の逆方向リンク電力を調節するための電力制御ビット(PCB)となり得る。
利得制御器527,528はモデム制御器513から出力される利得制御信号(GCTL)に応じて制御ビット挿入器531から出力される該当チャネル信号の利得を制御する。すなわち、利得制御器527,528は第1利得制御信号の発生時には入力信号をそのまま出力し、第2利得制御信号の発生時には送信電力を増大させるように入力信号の利得を増加させ、第3利得制御信号の発生時には入力信号の利得を0に減少させて専用制御チャネルの出力を中断させる。したがって、利得制御器527,528はモデム制御器513から出力される利得制御信号に応じて専用制御チャネルのフレームメッセージの通路を形成するか、遮断する。すなわち、利得制御器527,528は、送信するフレームメッセージが存在する場合には利得制御信号に応じて専用制御チャネルの通路を形成し、フレームメッセージが存在しない場合には専用チャネルの通路を遮断するDTX(Discontinuous Transmission)モードを行う。利得制御器527,528はモデム制御器513の制御下で20msのフレームメッセージと5msのフレームメッセージを混合する場合、出力信号の電力を増加させる。ここで、利得制御器527,528は信号の送信電力を制御する電力制御器を構成する。
直並列(S/P)変換器529(S/P CONVERTER)は利得制御器527,528から出力される制御信号をマルチキャリア信号を通じて伝送できるように入力信号を多重化する。直交符号変調器533(ORTHO CODE MOD)は割り当てられたチャネルの直交符号番号及び長さに応じて直交符号を発生し、直交符号とフレームメッセージを乗算して直交変調する。ここで、直交符号にはWalsh符号、準直交符号又はチップレジスタンス符号を使用することができる。拡散変調器535(PN SPREADING)は直交符号変調器533から出力される直交変調信号をPNシーケンスのような拡散シーケンスと混合して拡散する。
直交符号変調器533及び拡散変調器535の構造を図6A〜図6Cに示す。
図6Aを参照すれば、Walsh符号発生器615(WALSH CODE GEN)は専用制御チャネルに使用するためのWalsh符号を発生する。(Walsh符号は最も広く用いられる直交符号である)乗算機611,613はWalsh符号発生器615から出力されるWalsh符号とそれぞれ対応するI及びQチャネル入力信号を混合して直交変調信号を発生する。拡散変調器535(PN SPREADING)は拡散シーケンス発生器(図示せず)から提供されるPNシーケンス(PNi,PNq)で乗算機611,613から出力される該当I及びQチャネル信号を拡散する。拡散変調器535には複素PN拡散器を使用することができる。
しかしながら、このようにチャネル区分のための直交符号を使用している場合、Walsh符号の数が十分でない場合は直交符号の数を増加させるために準直交符号を使用することができる。すなわち、所定の符号長さに応じて直交符号集合が存在する。例えば、符号長さが256の場合は256×256 Walsh符号集合が存在し、これからN(ここで、Nは自然数)個の256×256準直交符号集合を体系的に生成させる。このような準直交符号集合は準直交符号チャネルとWalsh符号チャネルとの干渉が最少となり、準直交符号間の固定相関値を備える。
図6Bには準直交符号を生成する準直交符号発生器533及び拡散変調器535を示した。図6Bを参照すれば、Walsh符号発生器615(ORTHO CODE GEN)は割り当てられたチャネルのWalsh符号番号及び長さによるWalsh符号を発生する。準直交符号マスク617(QUASHIORTHO CODE MASK)は準直交符号マスク信号を発生する。XOR(Exclusive OR)演算機619はWalsh符号及び準直交符号マスク信号をビットごとにXOR演算して準直交符号を生成する。乗算機611,613はXOR演算機619から出力される準直交符号とそれぞれ対応するI及びQチャネル信号を乗算して順方向リンクの専用チャネルのフレームメッセージを拡散する。拡散変調器535(PN SPREADING)はそれぞれ対応するI及びQチャネル信号をPNシーケンス(PNi,PNq)で拡散する。
図6Bにおいて、準直交符号はWalsh符号と準直交符号マスクを乗算(又はデータ値が0,1で表現される場合、XOR)することにより得られる。準直交符号発生器に対する詳細は本出願人による韓国特許出願第46402/1997号(移動通信システムの準直交符号生成装置及び方法)に開示されている。準直交符号を使用すると、符号化チャネルの数をN倍に拡張することができ、これにより、多数のトラフィックチャネル使用者が別々の専用制御チャネルを使用することができる。
図6Cは本発明の他の実施例形態による準直交符号の発生方法を示している。図6Cを参照すれば、Walsh符号発生器615は専用チャネルに使用するためのWalsh符号を発生する。乗算機611,613はWalsh符号発生器615から出力されるWalsh符号とそれぞれ対応するI及びQチャネル信号を乗算して直交変調信号を発生する。PNマスク653(PN MASK)はPNマスク信号を発生し、PNi発生器655(PNi GEN)はIチャネルのPNシーケンス(PNi)を発生する。AND演算機657はPNマスク信号と記PNシーケンス(PNi)をビット別にAND演算してIチャネル拡散信号を発生する。PNマスク654(PN MASK)はPNマスク信号を発生し、PNq発生器656(PNq GEN)はQチャネルのPNシーケンス(PNq)を発生する。AND演算機658はPNマスク信号とPNシーケンス(PNq)をビット別にAND演算してQチャネル拡散信号を発生する。
図6Cにおいて、PNi及びPNq発生器655,656の各出力と特定のPNマスクをAND演算することにより発生するPNシーケンスは準直交符号の生成に用いられる。このように各PNマスクについて一つの準直交符号集合が発生する。したがって、N個の異なるPNマスクを使用すると、準直交符号発生器を用いてN個の準直交符号集合を生成する方法と類似した符号化チャネル数の拡張効果が得られる。
他の実施形態においては、PNマスクを使用する方法と同様にPNシーケンスを特定のチップだけシフトすることにより、準直交符号発生器を使用する場合と類似した符号チャネル数の拡張効果が得られる。
また、専用チャネルの順方向及び逆方向リンクにフレームスタッガリング(frame staggering)を適用することが望ましい。フレームスタッガリングはフレームオフセットと同等な概念として各データチャネルのフレームをシステム時間に基づく所定の時間だけオフセットさせる動作をいう。一般に、フレームオフセットを適用することは移動局又は基地局のデータ送受信処理観点からフレーム処理負荷を分散させる効果を得るためである。すなわち、データを処理する共有資源の効率的な使用のためにフレームスタッガリングを実施する。例えば、従来のIS−95方式のシステムでは、トラフィックチャネルフレームが1.25msの電力制御区間の整数倍だけオフセットとされ、最大フレームオフセットは18.75ms(1.25msの15倍)となる。IS−95方式では、1.25msの単位で基地局間のオフセットが与えられても、電力制御ビットは不均一に分布することがある。電力制御ビットが不均一に伝送されると、全体電力が周期的に上下する現象が発生する。したがって、このような電力変動を防止するために、専用チャネルは電力制御ビットが1.25ms区間で均一に分布するように1.25ms/12=10.104の単位で符号ビットレベルフレームスタッガリングを行う。本発明の実施形態による専用制御チャネル送信装置の動作を調べると、図5において、伝送するメッセージのフレーム長さ(5ms又は20ms)はモデム制御器513により決定される。すなわち、モデム制御器513はメッセージバッファ511に蓄積されているフレームメッセージが24ビットの固定長フレームメッセージであるか、または、可変長フレームメッセージであるかを示すヘッダー情報を確かめてフレームの長さを決定する。この場合、ヘッダー情報が24ビットの固定長フレームメッセージを示す場合はフレームメッセージが5msのフレーム長さを有すると判断し、可変長フレームメッセージを示す場合には20msのフレーム長さを有すると判断する。また、モデム制御器513はフレーム長さの判断結果に応じて入力フレームデータを第1フレームメッセージ発生器550及び第2フレームメッセージ発生器560に出力し、第1フレームメッセージ発生器550又は第2フレームメッセージ発生器560を選択するためのフレーム選択信号(SCTL)を発生し、選択制御信号を出力又は遮断するための利得制御信号(GCTL)を発生する。
この場合、モデム制御器513は下記の表4のような制御信号を発生する。
Figure 0003917194
第1フレームメッセージ発生器550の各サブブロック515,517,519,521と第2フレームメッセージ発生器560の各サブブロック516,518,520,522に表示されている数字はそれぞれ5ms及び20msフレームの長さに相応するビット数を意味する。
モデム制御器513は専用チャネルをDTXモードで制御する。すなわち、本発明の実施形態ではデータサービスのための信号及びMAC関連メッセージを専用制御チャネルを通じて送受信することにより、チャネルの容量を効率よく使用することができる。IS−95のような方式は音声トラフィックと信号トラフィックが多重化する構造なので、データサービスのために音声及び信号チャネルを常時オープンにする必要がある。これに対して本発明の専用チャネルではDTXで動作するため制御信号のために常時チャネルをオープンする必要はない。伝送する信号情報が存在しない場合にはDTX利得制御部で送信電力を抑制して無線資源を効率的に使用することができる。
DTX伝送モードの動作を説明すると、モデム制御器513はメッセージバッファ511に伝送する制御メッセージの不在を確認すると、利得制御器527,528が専用制御チャネルの出力を“0”にするための第3利得制御信号を発生する。すなわち、モデム制御器513は送信するフレームメッセージの存在する場合には第1利得制御信号又は第2利得制御信号(5msのフレームメッセージの出力位置に応じて決められる)を発生し、送信するフレームメッセージの不在の場合には第3利得制御信号(Gc=0)を出力する。利得制御器527,528は拡散過程以後に位置させることができる。本発明の実施形態では、利得制御器527,528を使用して専用制御チャネルのDTXモードを行う例を仮定しているが、専用制御チャネルに伝送する制御信号のないときはマルチプレクサ523を用いて信号の経路を遮断する方法を使用することもできる。
また、図8A及び図8Bに示したように、20msのフレームメッセージと5msのフレームメッセージを多重化して伝送することもできる。すなわち、図8Aに示したように、第1区間で5msのフレームメッセージと20msのフレームメッセージが同時に入力される場合、モデム制御器513は5msのフレームデータを第1フレームメッセージ発生器550に印加し、20msのフレームデータを第2フレームメッセージ発生器560に印加する。第1インタリーバー521及び第2インタリーバー522は第1区間でそれぞれ5ms及び20msのフレームメッセージを出力する。この場合、マルチプレクサ523は第1フレーム選択信号により第1インタリーバー521の出力を選択し、利得制御器527,528は第1利得制御信号により出力信号をそのまま出力する。したがって、第1区間で5msのフレームメッセージは本来の入力信号レベルとして出力される。第1区間で5msのフレームメッセージの伝送後、マルチプレクサ523は第2フレーム選択信号により第2インタリーバー522の出力を選択し、利得制御器527,528は第2利得制御信号によりマルチプレクサ523から出力される20msのフレームメッセージの送信電力を増加させる。この場合、第2、第3及び第4区間で20msのフレームデータの送信電力は入力信号レベルより33%ほど増加する。第4区間以後、利得制御器527,528は第3利得制御信号(GCTL=0)によりフレームメッセージの出力経路を遮断する。
図8Bにおいて、第1区間で20msのフレームメッセージの伝送中に5msのフレームメッセージが受信される。この場合、第1区間でモデム制御器513は20msのフレームメッセージを第2フレームメッセージ発生器560に印加し、第2フレーム選択信号と第1利得制御信号を発生する。第2区間でモデム制御器513は5msのフレームメッセージを第1フレームメッセージ発生器550に印加し、20msのフレームメッセージを第2フレームメッセージ発生器560に印加し、第1フレーム選択信号と第1利得制御信号を発生する。
その結果、20msのフレームメッセージが第1区間で本来の信号レベルで出力され、5msのフレームメッセージが第2区間で本来の信号レベルで出力される。第2区間以後、マルチプレクサ523は第2フレーム選択信号により第2インタリーバー522の出力を選択し、利得制御器527,528は第2利得制御信号によりマルチプレクサ523から出力される20msのフレームメッセージの利得を増加させる。残存する第3及び第4区間では、入力信号レベルにより利得が50%も増加する。第4区間以後、利得制御器527,528は第3利得制御信号(GCTL=0)によりフレームメッセージの出力通路を遮断する。
20msのフレームメッセージの伝送中に5msのフレームメッセージを伝送する必要がある場合、或いは、5msのフレームメッセージと20msのフレームメッセージが同時に発生する場合におけるフレーム混合方法を詳しく説明すると次の通りである。
第1混合方法において、長いフレームメッセージの伝送中に短いフレームメッセージが発生するとき、長いフレームメッセージの伝送を遅延させて短いフレームメッセージ全体(例えば、5ms区間で)を伝送する。短いフレームメッセージの伝送後に長いフレームメッセージの残存部分を伝送する。このような方法によれば、短いフレームメッセージ及び長いメッセージフレームが完全に伝送されるため、受信機で復号化途中に性能低下が発生しない。しかしながら、フレームメッセージ伝送に時間制限があると、二つのフレームメッセージの和は時間制限を超過することになる。
第2の混合方法においては、長いフレームメッセージの伝送中に短いフレームメッセージが発生する場合、短いフレームメッセージを長いフレームメッセージの一部分と取り替えて伝送し、取り替えられた部分は伝送しない。その後、長いフレームメッセージのテール端部を遅延せずに伝送する。このような方法によれば、長いフレームメッセージのデータは取り替えらえた部分で損失し復号化性能の低下をもたらす。しかしながら、このような問題は長いフレームメッセージのシンボル分配器の設計方式に応じて最少化することができる。
畳み込み符号の場合、復号化性能は一つのフレーム区間で取り替えられたシンボルの位置に応じて変化する。取り替えられたフレームメッセージの最適の復号化性能を有する位置を検索してフレームメッセージをその位置に取り替えることにより、復号化性能低下の問題を解決することができる。
そのためには、長いフレームメッセージが短いフレームメッセージの長さだけ取り替えられる場合に最適の復号化性能を有する位置を検索する必要がある。このため取り替え(穿孔)位置を決め、その位置の復号化性能を測定する必要がある。畳み込み符号の復号化性能の測定においては、次のパラメータを使用する。すなわち、符号化シンボル間の最少ハミング距離を示す自由距離(dfree)、ビットエラー率の上限式を示す伝達関数及びシンボル間のハミング距離の分布がある(参考文献“Error Correction Coding : Fundamental and Application”−Shu Lin/Daniel J.Costello, Jr.)。
各取り替え位置に対するパラメータを測定して良好な取り替え位置を検索する。検索位置を混合過程で穿孔する位置に移動させると、混合過程で発生する問題を改善することができる。信号電力損失問題に対しては、長いフレームメッセージの残存部分の信号電力を損失電力分だけ増加させることにより、損失電力を補償することができる。
検索取り替え位置は実際の試験によりその性能を測定する。その後、検索位置のシンボルをシンボル混合過程で穿孔する位置に移動させるように設計する。ここで、シンボル分配器はインタリーバーとなり得る。
本実施形態においては、5msフレームを20msフレームと混合し、192ビットの20msフレームを1/3符号率の畳み込み符号で符号化するものとしている。ここで、符号化シンボルの数は576である。次の説明において、5msフレームを5msのフレーム長さを有する第1長さのフレームメッセージ、20msフレームを20msのフレーム長さを有する第2長さのフレームメッセージと称する。
図9A〜9Dに示したように、5msフレームは20msフレームの1/4長さなので、四つの可能な混合位置がある。すなわち、20msフレームを四つの区間に分割すると、5msフレームは四つの分割区間のいずれか一つで20msフレームと混合する。この場合、20msフレームは5msフレームデータが伝送される区間で損失する。上述したように、20msフレームの損失データは復号機能により復元が可能である。20msフレームの受信率を高めるために、送信機では損失した5ms区間以後の残存区間で送信電力を増加させる。例えば、図9Aに示したように、5msフレームを20msフレームの第1区間で混合する場合には、20msフレームの電力を第2、第3及び第4区間で約33%増加させる。図9Bに示したように、5msフレームを20msフレームの第2区間で混合する場合には、20msフレームの電力を第3及び第4区間で約50%増加させる。図9Cに示したように、5msフレームを20msフレームの第3区間で混合する場合には、20msフレームの電力を第4区間で約100%増加させる。しかしながら、図9Dに示したように、5msフレームを20msフレームの第4区間で混合する場合には、損失電力を補償することができない。この場合、上述した三つの場合と比較して復号化性能が低下する。
さらに、データ損失の影響を最少とするためには、20msフレームのインタリーバーを列置換により取り除かれる5ms区間に該当するシンボルが分散されるように設計する。
次に、穿孔行列(delete matrix)を通じて最適のインタリーバーを調べると次の通りである。先ず、20msフレーム長さの1/4が短いメッセージにより取り替えられるため(すなわち、20msフレーム長さの1/4が取り替えられる)、144ビット(=576/4)が穿孔する。その場合に576ビットのうち、144ビットを穿孔する際に発生する復号化性能を低下させない方法を決定する。穿孔位置に応じる場合の数が多いため、本実施形態では規則正しい穿孔形態に対する各パラメータを測定する。下記の数式は各穿孔形態に応じる穿孔行列を示すものである。
Figure 0003917194
穿孔行列1の場合、第1列の第1行の“0”は第1生成多項式により符号化した第1情報ビットを穿孔することを示し、第2列の第1行の“1”は第1生成多項式により符号化した第2情報ビットを穿孔しないことを示し、第1列の第2行の“1”は第1生成多項式により符号化した第1情報ビットを穿孔しないことを示す。ここで、穿孔行列1の自由距離は11、穿孔行列2の自由距離は12、穿孔行列3の自由距離は10、穿孔行列4の自由距離は4である。自由距離はシンボル間の最少ハミング距離を示すが、このハミング距離は符号化シンボル間のスキュービット(skewed bits)数を示すものである。ハミング距離が大きくなるほど、復号化性能は上がる。したがって、穿孔行列1及び2は穿孔行列3及び4に比べて自由距離の観点から良好な特性を有する。ここで、穿孔行列2は穿孔行列1より自由距離面で良好な特性を有するが、穿孔行列1は穿孔行列2より符号化シンボル間のハミング距離の分布観点で良好な特性を有する。
穿孔行列1に応じる穿孔形態を有するように設計したインタリーバーは下記の表5の通りである。
Figure 0003917194
Figure 0003917194
図10A〜図10Dは穿孔行列1に該当するインタリーバーを設計した場合における各混合方法に対して送信される20msフレームのシンボル形態を示している。その詳細は、図10Aに5msフレームが20msフレームと第1区間(DURATI0N #1)で混合する場合を示している。穿孔行列1に応じて情報ビット1,2,3,4,5に対し、第1シンボルデータS10、第2シンボルデータS21、第3シンボルデータS32、第4シンボルデータS40、第5シンボルデータS51の順序で穿孔を行う。ここで、シンボルは図10Bに示したように均等な電力を備える。図10Bは5msフレームが20msフレームと第2区間(DURATI0N #2)で混合する場合を示している。この穿孔形態は図10Aと類似であり、各シンボルはどの区間に属するかに応じて異なる電力を備える。すなわち、第1区間に属するシンボルは本来の電力で伝送され、第3及び第4区間(DURATI0N #3,DURATI0N #4)に属するシンボルは本来の電力に比べて50%増加した電力レベルで伝送される。図10Cは5msフレームが20msフレームと第3区間で混合する場合を示している。この穿孔形態は上述した通りであり、各シンボルはどの区間に属するかに応じて異なる電力を備える。例えば、第2及び第3区間に属するシンボルは本来の電力値を備え、第4区間に属するシンボルは本来の電力値に比べて約二倍の電力値を備える。次に、図10Dは5msフレームが20msフレームと第4区間で混合する場合を示している。その穿孔形態は上述した通りであり、シンボルは本来の電力値を備える。
図11は本発明の実施形態による異なる長さのフレームメッセージを混合する方法を示している。図11において、インタリーバー713(INTERLEAVER)は穿孔行列1による表5の特性を備えるように設計する。このため、本発明の実施形態は穿孔行列1に応じて設計した方法を例示する。
図11を参照すれば、符号器711(ENCODER)は符号化した5msの第1長さのフレームメッセージを生成し、符号器711の出力はインタリーバー(図示せず)を通じてインタリービングされる。符号器712(ENCODER)は符号化した20msの第2長さのフレームメッセージを生成し、インタリーバー713は符号器712から出力される符号化した20msのフレームメッセージをインタリービングして穿孔行列1に応じて該当シンボルが穿孔するようにフレーム内のシンボルを再配列する。選択器714(SELECTOR)は第1符号器711又はインタリーバー713の出力をフレーム選択信号に応じて選択する。すなわち、選択器714は第1フレーム選択信号の発生時には符号器711の出力を選択し、第2フレーム選択信号の発生時にはインタリーバー713の出力を選択する。選択器714にはマルチプレクサを使用することができる。
電力制御器715は選択器714から出力される信号の利得を利得制御信号に応じて制御する。すなわち、電力制御器715(POWER CONTROLLER)は入力信号を第1利得制御信号の発生時にはそのまま出力し、第2利得制御信号の発生時には出力電力を増大させるように入力信号の利得を増加させ、第3利得制御信号の発生時には入力信号の利得を0とする。利得が0の場合には出力信号がないため、チャネルの出力は遮断状態となる。
以下、図11を参照して5msフレームメッセージと20msフレームメッセージを混合する動作を説明する。
符号器711は第1フレームデータを符号化して第1長さのフレームメッセージを発生し選択器714に出力する。符号器712は第2フレームデータを符号化して第2長さのフレームメッセージを発生しインタリーバー713に出力する。その後、インタリーバー713は図9A〜図9Dの各場合に対してシンボルが穿孔行列1に応じて穿孔するように第2長さのフレームメッセージ内のシンボルを再配列する。インタリーバー713の構造を図12に示した。
図12を参照すれば、インタリーバー713は32個の遅延器743〜746(DELAY)からなる。符号器712から第2長さのフレームメッセージが出力されると、スイッチ732はノード731をノード733に接続して第1シンボルを遅延器743に出力し、ノード731をノード734に接続して第2シンボルを遅延器744に出力する。このようにして第32シンボルが遅延器746に出力されると、スイッチ731が再度ノード731をノード733に接続して第33シンボルを遅延器743に出力する。このような過程を繰り返すと、各遅延器には18個のシンボルが蓄積される。その後、表5のインタリービング機能に応じて、スイッチ741はノード742をノード737に接続して遅延器743に蓄積されているシンボルを出力する。次に、スイッチ741はノード742を第5遅延器の出力ノードに接続して第5遅延器に蓄積されているシンボルを出力する。すなわち、第1遅延器、第5遅延器、第9遅延器、第13遅延器、第17遅延器、第21遅延器、第25遅延器、第29遅延器に蓄積されているシンボルが20msフレームの第1区間で順次出力され、第2遅延器、第6遅延器、第10遅延器、第14遅延器、第18遅延器、第22遅延器、第26遅延器、第30遅延器に蓄積されているシンボルは20msフレームの第2区間で順次出力される。また、第3遅延器、第7遅延器、第11遅延器、第15遅延器、第19遅延器、第23遅延器、第27遅延器、第31遅延器に蓄積されているシンボルは20msフレームの第3区間で順序出力され、第4遅延器、第8遅延器、第12遅延器、第16遅延器、第20遅延器、第24遅延器、第28遅延器、第32遅延器に蓄積されているシンボルは20msフレームの第4区間で順序出力される。インタリーバー713からの出力値は選択器714に入力されて選択器714の他の入力端に印加される5msフレームと混合する。
図13は選択器714の構造を示している。スイッチ755がノード754をノード753に接続して第1区間で5msフレームを出力する場合、5msフレームが入力されると、入力5msフレームは遅延器751により一時的に遅延する。第1区間以後、スイッチ755はノード754をノード752に接続して第2区間で遅延した5msフレームを出力する。これにより、20msフレームが第2区間で穿孔する。第2区間以後、スイッチ755は再度ノード754をノード753に接続して残存する20msフレームシンボルを出力する。このような混合フレームは5msフレームのシンボルをそのまま出力し、残存する20msフレームのシンボルを増加した電力で出力する電力制御器715に入力される。その結果、符号器712から出力される符号化した20msフレームは穿孔行列2に示したように穿孔する。
より詳細には、選択器714は第1選択信号によりインタリーバー713で第1遅延器、第5遅延器、第9遅延器、第13遅延器、第17遅延器、第21遅延器、第25遅延器、第29遅延器から出力されるシンボルを順次に受信して受信シンボルを電力制御器715に出力する。かつ、選択器714は第2選択信号により遅延器751で遅延した5msフレームのシンボルを電力制御器715に出力する。その後、選択器714は第1選択信号によりインタリーバー713で第3遅延器、第7遅延器、第11遅延器、第15遅延器、第19遅延器、第23遅延器、第27遅延器、第31遅延器、第4遅延器、第8遅延器、第12遅延器、第16遅延器、第20遅延器、第24遅延器、第28遅延器、第32遅延器から出力されるシンボルを順次受信して受信シンボルを電力制御器715に出力する。すなわち、20msフレームの第2区間に該当する第2遅延器、第6遅延器、第10遅延器、第14遅延器、第18遅延器、第22遅延器、第26遅延器、第30遅延器のシンボルは穿孔する。
このようなフレーム混合方法の性能は符号器の生成多項式及びインタリーバーにより変わる。一つの生成多項式に対して各種の穿孔行列による穿孔が行われる場合、優れた性能を示す穿孔行列を各場合に対して選択し、これによるインタリーバーを設計する。
図14A及び図14Bはそれぞれ穿孔行列1及び穿孔行列2を用いた場合の穿孔フレームの性能を示している。より詳細には、図14Aは穿孔行列1を用いて設計したインタリーバーの性能を各混合ケース1〜3を示しており、図14Bは穿孔行列2を用いて設計したインタリーバーの性能を各混合ケース1〜3を示している。
図14A及び図14Bはいずれも混合ケース1で最良の性能を示し、混合ケース3では最低の性能を示す。例えば、表6は0.01(=1%)のエラー率(PROBABILITY)を有する場合の各混合ケースに対する信号対雑音比(Eb/No)を示す。
Figure 0003917194
表6からわかるように、穿孔行列1を使用する場合が穿孔行列2を使用する場合よりも性能が良好である。また、ケース1がケース2より性能が良好であり、ケース2がケース3より性能が良好である。ここで、表6の“備考”はIS−95システムを含めて最良の性能及び最低の性能を有するシステム間の信号対雑音比を示す。性能のよいシステムは少ない性能差を示すため、穿孔行列2より穿孔行列1を使用するときによりよいシステムを期待することができる。
上述したように、5msフレームメッセージと20msフレームメッセージを同時に出力する場合、専用制御チャネル送信装置は該当する点で5msフレームメッセージを出力した後、残存する20msフレームメッセージを増加電力で伝送する。ここで、フレームメッセージはその符号化過程で1/3符号化率で符号化されるため、受信機はデータ損失に対してエラー訂正が可能である。このようなエラー訂正能力を向上させるために、第2インタリーバー522は符号化データを均一に分散させるように設計することが好ましい。図8A及び図8Bは5msフレームメッセージと20msフレームメッセージの混合例を示しているが、5msフレームメッセージと20msフレームメッセージが連続して出力される場合でも、フレームメッセージの伝送能力は良好であるということを確認できる。
図5は順方向リンク(基地局から移動局に)の専用チャネル送信装置の構造を示している。順方向リンクの専用制御チャネル送信装置は移動局の送信電力を制御するためのPCB穿孔動作を行う必要がある。しかしながら、逆方向リンク(移動局から基地局に)の専用チャネル送信装置はPCB挿入動作を行わなくてもよい。このため、逆方向リンク(移動局)の専用チャネル送信装置はPCB挿入動作、S/P変換部(マルチキャリアに対する)、拡散部構造及び畳み込み符号器の符号化率を除いては、順方向リンクの専用制御チャネル送信装置の構造と同一の構造を備える。本発明の実施形態では、順方向リンク符号器の符号化率が1/3であり、逆方向リンク符号器の符号化率は1/4である。
逆方向リンクの専用チャネルを用いてフレームメッセージを送信する場合、逆方向リンクの専用チャネル送信装置はフレームメッセージのサイズに応じてフレームの長さを判断し、その判断結果に応じてフレームメッセージを伝送する。さらに、逆方向リンクの専用チャネル送信装置は逆方向専用チャネルで伝送するフレームメッセージの有無を確かめた後、伝送するフレームメッセージのない場合には逆方向専用チャネルの出力を遮断し、実際伝送するフレームメッセージの存在する場合のみに逆方向専用チャネルの出力通路を形成する。
図5は順方向リンクのマルチキャリア専用チャネル送信装置の構造を示し、図7は逆方向リンクの単一キャリア専用チャネル送信装置の構造を示している。このため、順方向リンクの単一キャリア専用チャネル送信装置及び逆方向リンクのマルチキャリア専用チャネル送信装置を構成することもできる。
このように順方向又は逆方向専用チャネルで伝送される制御信号を受信する装置はフレームメッセージの長さを決定して制御信号を処理する。順方向又は逆方向リンクの専用チャネル受信装置の構造を図15に示す。
図15を参照すれば、逆拡散器911(DESPREADER)はPN拡散シーケンス及び直交符号を用いて受信信号を逆拡散して専用チャネルの信号を受信する。結合器913(CONBINER)は逆拡散器911から出力される多経路の信号を結合して出力する。決定器915(DECIDER)は受信信号を復号化するために多数レベルのディジタル値に量子化する機能を行う。5msフレームメッセージを処理するためのサイズである第1逆インタリーバー917(DECIDER)は送信時にインタリービングした5msフレームメッセージを逆インタリービングしてビットをその本来の状態に再配列する。20msフレームメッセージを処理するためのサイズである第2逆インタリーバー918は送信時にインタリービングした20msフレームメッセージを逆インタリービングしてビットをその本来の状態に再配列する。
タイマー919(TIMER(5ms))は一定時間周期で専用チャネルを通じて受信されるデータを復号化するための制御信号を発生する。ここで、タイマー919は5msフレームを符号化する5msタイマーである。第1復号器921(1ST DECODER(5ms))はタイマー919から出力される制御信号により結合して第1逆インタリーバー917から出力されるフレームメッセージを復号化する。第1復号器921は5msの第1長さのフレームメッセージを復号化する。第2復号器923(2ND DECODER(20ms))はタイマー919から出力される制御信号により活性化して第2逆インタリーバー918から出力されるフレームメッセージを復号化する。第2復号器923(2ND DECODER(20ms))は20msの第2長さのフレームメッセージを復号化する。第1CRC検出器925(1ST CRC DETECTOR)は第1復号器921の出力を入力し、5msフレームに対してCRC検査を行う。第2CRC検出器927(2ND CRC DETECTOR)は第2復号器923の出力を入力し、20msフレームに対してCRC検査を行う。この場合、CRC検出器925及び927は結果信号として真(true)信号“1”、偽(false)信号“0”を出力する。本発明ではCRCビットを検出して受信フレームメッセージの長さを判断する例を説明したが、第1及び第2フレームメッセージ区間でそれぞれ受信される信号のエネルギーを計算してフレームの存在有無及びフレームの長さを判断することもできる。
フレーム長さ決定器929(FRAME LENGTH DECISI0N)は第1CRC検出器925及び第2CRC検出器927から出力される結果信号を分析して専用チャネルを通じて受信されるフレームメッセージの長さを判定する。フレーム長さ決定器929は第1CRC検出器925が真信号を出力すると、第1復号器921を選択するための選択信号sel1を発生し、第2のCRC検出器927が真信号を出力すると、第2復号器923を選択するための選択信号sel2を発生し、第1及び第2のCRC検出器925,927の両方が偽信号を出力すると、復号器921,923の出力を遮断するためのDISABLE信号を発生する。
選択器931(SELECTOR)は第1復号器921及び第2復号器923から出力される復号化データをフレーム長さ決定器929の出力信号に応じて選択する。すなわち、選択器931は受信フレームが5msフレームの場合には第1復号器921の出力を選択し、20msフレームの場合には第2復号器923の出力を選択し、フレームメッセージが受信されない周期では復号器921,923の出力をいずれも遮断する。
モデム制御器933(MODEM CONTROLLER)は選択器931から出力される復号化データの受信フレームメッセージをメッセージバッファ935(MESSAGE BUFFER)に蓄積する。その後、上位階層(HIGHER LAYER)のプロセッサはメッセージバッファ935に蓄積されている制御メッセージを読み出して処理する。また、モデム制御器933は第1長さのフレームメッセージと第2長さのフレームメッセージが混合する場合、選択信号sel1に対して第1長さのフレームメッセージを出力し、選択信号sel2に対しては第2長さのフレームメッセージを出力する。
以下、図15を参照して専用チャネル受信装置の動作を調べると、逆拡散器911は専用チャネルを通じて制御信号を受信し、PNシーケンスを通じて受信する制御信号を逆拡散する。このような専用チャネルを通じて受信される制御信号は送信時の逆過程により本来のフレームメッセージの形態に復元される。ここで、第1及び第2逆インタリーバー917,918はそれぞれ5ms及び20msフレームメッセージを処理するためのサイズを有する。
その後、基地局と移動局ではフレームメッセージを処理するために、第1復号器921が5msフレームを復号化し、第2復号器923が20msフレームを復号化する。CRC検出器925,927はそれぞれ第1及び第2復号器921,923から出力される復号化データのCRC検査を行い、その結果値をフレーム長さ決定器929に出力する。その後、フレーム長さ決定器929はCRC検査結果に応じて受信されるフレームメッセージのフレーム長さを決める。
第1長さのフレームメッセージ及び第2長さのフレームメッセージの混合フレームメッセージが受信される場合、第1CRC検出器925及び第2CRC検出器927は20ms区間で真信号を交互に発生する。この場合、フレーム長さ決定器929は第1及び第2CRC検出器925,927の出力信号に応じて選択信号sel1,sel2を発生する。その後、選択器931は第1及び第2復号器921,923の出力を選択信号sel1,sel2に応じて選択する。また、モデム制御器933はフレーム長さ決定器929からの選択信号sel1,sel2に応じてメッセージバッファ935に第1長さのフレームメッセージと第2長さのフレームメッセージを選択して出力する。すなわち、専用チャネル受信装置は混合フレームメッセージが受信されると、フレームの長さを決定した後、その判断結果に応じて第1長さのフレームメッセージと第2長さのフレームメッセージを分離して処理する。
ここで、CRC5は5msフレームのCRCチェック結果を示し、CRC20は20msフレームのCRCチェック結果を示すと仮定すれば、フレーム長さ決定器929は下記の表7のような選択信号を発生する。
Figure 0003917194
表7に示したように、CRC5とCRC20を同時に検出する(例えば、真)場合、フレーム長さ決定器は該当状態を決定していないが、CRC5とCRC20の両方がいずれも真の場合には、受信フレームを5msフレームとして決定することができ、受信フレームの両方を選択することもできる。
図16は本発明の実施形態に応じて専用チャネルを通じて受信される可変長フレームメッセージを処理するシミュレーション結果を示している。図16を参照すれば、専用チャネルで5msフレームと20msフレームを使用した場合の処理量の比較結果を示している。ここで、順方向パケットトラフィックチャネルは307.2Kbpsの符号化率、20msの固定フレーム及び1%のFER(frame error rate)を有する。
上述したように、本発明によるCDMA移動通信システムは次のような利点を有する。
(1)専用チャネル上に伝送されるメッセージのサイズに応じて異なる長さのフレームメッセージを発生することにより、専用チャネルによる処理量の増大及びトラフィック遅延の減少を図ることができる。
(2)伝送するフレームメッセージの有無に応じて専用制御チャネルの使用を不連続的に制御することにより、DTXモード伝送により無線容量を増大させることができる。
(3)異なる長さの複数のフレームメッセージが発生する場合は、発生したフレームメッセージを相互に混合することにより、フレームメッセージの伝送時間を短縮させることができる。
以上、本発明を特定の実施形態に基づき説明したが、特許請求の範囲により決定される本発明の思想及び範囲を逸脱しない限り、各種の変形が当該技術分野における通常の知識を持つ者により可能なのは明らかである。例えば、本実施形態ではCDMA通信システムに対して説明したが、本発明を他の拡散スペクトル又は非拡散スペクトル無線通信システムにも適用することができる。

Claims (37)

  1. 符号分割多重接続(CDMA)通信システムの送信装置において、
    第1ビットストリームの第1入力データを符号化して第1フレーム長さを有する第1フレームメッセージを発生する第1メッセージ発生器と、前記第1ビットストリームよりも長い第2ビットストリームの第2入力データを符号化して前記第1フレーム長さより長い第2フレーム長さを有する第2フレームメッセージを発生する第2メッセージ発生器と、前記第2フレームメッセージのうち、前記第1フレームメッセージの発生区間に対応する部分を、前記第1フレームメッセージに取り替えるマルチプレクサと、前記マルチプレクサの出力を拡散する拡散器と、を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 第1フレームメッセージが第2フレームメッセージの送信中に発生する場合、前記第1フレームメッセージと前記第2フレームメッセージは多重化される請求項1に記載の送信装置。
  3. マルチプレクサが第2フレームメッセージの一部、取り替えられた第1フレームメッセージ及び前記第2フレームメッセージの残存部の順序でフレームメッセージを混合して出力する請求項1に記載の送信装置。
  4. マルチプレクサが、取り替えられた第1フレームメッセージ及び前記第1フレームメッセージに該当する部分の取り除かれた第2フレームメッセージの順序でフレームメッセージを混合して出力する請求項1に記載の送信装置。
  5. 取り替えられた第1フレームメッセージの次に位置する第2フレームメッセージ残存部の送信電力を前記第1フレームメッセージの場合よりも高くする電力制御器をさらに備える請求項3又は4に記載の送信装置。
  6. 取り替えられた第1フレームメッセージの次に位置する第2フレームメッセージの残存部は廃棄される請求項1に記載の送信装置。
  7. 第1フレームメッセージは5msのフレーム長さを有し、第2フレームメッセージは20msのフレーム長さを有する請求項1に記載の送信装置。
  8. 第2フレームメッセージ発生器が、第2フレーム長さの第2入力データに応じてCRCビットを生成するCRC(Cyclic Redundancy Check)発生器と、前記CRC発生器の出力にテールビットを生成して付加するテールビット生成器と、
    前記テールビット付加の第2フレームデータを所定の符号化率で符号化するチャネル符号器と、前記第2フレーム長さの単位で前記符号化したフレームメッセージをインタリービングするインタリーバーとを備える請求項1に記載の送信装置。
  9. インタリーバーが、一つのデータビットの符号化により生成されるシンボルを全体フレームの各区間にかけて均等に分配する請求項8に記載の送信装置。
  10. インタリーバーは次式のような穿孔行列に従う構成をもつ請求項9に記載の送信装置。
    Figure 0003917194
  11. 拡散器が、マルチプレクサから出力されるフレームメッセージを専用制御チャネルの直交符号で拡散する直交符号拡散器と、前記直交符号拡散器の出力をPN(pseudo-random noise)シーケンスで拡散するPN拡散器と、を備える請求項1に記載の送信装置。
  12. 送信機が、マルチプレクサから出力されるフレームメッセージをトラフィックチャネルの直交符号で拡散する直交符号拡散器と、前記直交符号拡散器の出力をPNシーケンスで拡散するPN拡散器と、を備える請求項1に記載の送信装置。
  13. トラフィックチャネルが基本チャネルである請求項12に記載の送信装置。
  14. 無線通信システムのデータ送信方法において、第1ビットストリームの第1入力データを符号化して第1フレーム長さを有する第1フレームメッセージを発生する過程と、前記第1ビットストリームよりも長い第2ビットストリームの第2入力データを符号化して前記第1フレーム長さより長い第2フレーム長さを有する第2フレームメッセージを発生する過程と、前記第2フレームメッセージのうち、前記第1フレームメッセージの発生区間に対応する部分を、前記第1フレームメッセージに取り替える過程と、前記第2フレームメッセージの取り替え部の代わりに前記第1フレームメッセージを伝送する過程とを実施することを特徴とするデータ送信方法。
  15. 第1フレームメッセージが第2フレームメッセージの送信中に発生する場合、前記第1フレームメッセージと前記第2フレームメッセージを多重化する請求項14に記載のデータ送信方法。
  16. 取り替え過程では、第2フレームメッセージの一部、第1フレームメッセージ及び前記第2フレームメッセージの残存部の順序でフレームメッセージを混合する請求項14に記載のデータ送信方法。
  17. 取り替え過程では、第1フレームメッセージ及び前記第1フレームメッセージに該当する部分の取り除かれた第2フレームメッセージの順序でフレームメッセージを混合する請求項14に記載のデータ送信方法。
  18. 第1フレームメッセージの次に位置する第2フレームメッセージの残存部の送信電力を前記第1フレームメッセージの場合よりも高くする過程をさらに実施する請求項16又は17に記載のデータ送信方法。
  19. 取り替え過程では、第1フレームメッセージの次に位置する第2フレームメッセージの残存部を廃棄する請求項14に記載のデータ送信方法。
  20. 第1フレームメッセージは5msのフレーム長さを有し、第2フレームメッセージは20msのフレーム長さを有する請求項14に記載のデータ送信方法。
  21. 取り替え過程では、第2フレームメッセージの一部を取り除いた第2区間でその除去部分に第1フレームメッセージを挿入し、第3区間及び第4区間で第2フレームメッセージの残存部を出力する請求項20に記載のデータ送信方法。
  22. 取り替え過程では、第2フレームメッセージの一部を取り除いた第1区間でその除去部分に第1フレームメッセージを挿入し、第2区間、第3区間及び第4区間で第2フレームメッセージの残存部を出力する請求項21に記載のデータ送信方法。
  23. 挿入された第1フレームメッセージの次に位置する第2フレームメッセージの残存部の送信電力を高くする過程をさらに実施する請求項21又は22に記載のデータ送信方法。
  24. 第2フレームメッセージを発生する過程が、第2フレーム長さの第2入力データに応じてCRCビットを生成する過程と、前記CRCビット付加の第2データにテールビットを生成して付加する過程と、テールビット付加の第2フレームデータを所定の符号化率で符号化する過程と、前記第2フレーム長さの単位で前記符号化した第2フレームデータのシンボルをインタリービングする過程と、を実施する請求項14に記載のデータ送信方法。
  25. インタリービング過程では、一つのデータビットの符号化により生成されるシンボルを全体フレームの各区間にかけて均等に分配する請求項24に記載のデータ送信方法。
  26. シンボルは次式のような穿孔行列により分配する請求項25に記載のデータ送信方法。
    Figure 0003917194
  27. 伝送過程で、フレームメッセージを専用制御チャネルの直交符号で拡散する過程と、直交拡散信号をPNシーケンスで拡散する過程と、を実施する請求項14に記載のデータ送信方法。
  28. 伝送過程で、フレームメッセージをトラフィックチャネルの直交符号で拡散する過程と、直交拡散信号をPNシーケンスで拡散する過程と、を実施する請求項15に記載のデータ送信方法。
  29. トラフィックチャネルが基本チャネルである請求項28に記載のデータ送信方法。
  30. 送信装置と受信装置を備えるCDMA通信システムにおいて、前記送信装置は、第2ビットストリームの第2入力データを符号化して第2フレーム長さを有する第2フレームメッセージを発生する第2メッセージ発生器と、前記第2ビットストリ一ムよりも短い第1ビットストリームの第1入力データを符号化して第2フレーム長さより短い第1フレーム長さを有する第1フレームメッセージを発生する第1メッセージ発生器と、前記第1フレームメッセージの発生区間において、前記第1フレームメッセージを前記第2フレームメッセージの前記発生区間に対応する部分と取り替えるマルチプレクサと、前記マルチプレクサの出力を拡散する拡散器とを備え、
    前記受信装置は、受信信号を逆拡散する逆拡散器と、前記逆拡散信号を第1フレーム長さの単位で逆インタリービングした後、復号化して第1フレームメッセージを発生する第1メッセージ受信機と、前記逆拡散信号を第2フレーム長さの単位で逆インタリービングした後、復号化して第2フレームメッセージを発生する第2メッセージ受信機と、を備えることを特徴とするCDMA通信システム。
  31. マルチプレクサは、第1フレームメッセージが第2フレームメッセージの送信中に発生する場合、前記第1フレームメッセージと前記第2フレームメッセージとを多重化する請求項30に記載のCDMA通信システム。
  32. 拡散スペクトル通信システムのデータ送受信方法において、
    第2ビットストリームの第2入力データを符号化して第2フレーム長さを有する第2フレームメッセージを発生する過程と、前記第2ビットストリームよりも短い第1ビットストリームの第1入力データを符号化して前記第2フレーム長さより短い第1フレーム長さを有する第1フレームメッセージを発生する過程と、前記第1フレームメッセージの発生区間において、前記第1フレームメッセージを前記第2フレームメッセージの前記発生区間に挿入する過程と、前記フレームメッセージを拡散する過程と、受信信号を逆拡散する過程と、前記逆拡散信号を前記第1フレーム長さの単位で逆インタリービングした後、復号化して第1フレームメッセージを発生する過程と、前記逆拡散信号を前記第2フレーム長さの単位で逆インタリービングした後、復号化して第2フレームメッセージを発生する過程と、を実施することを特徴とするデータ送受信方法。
  33. 第1フレームメッセージが第2フレームメッセージの送信中に発生する場合、前記第1フレームメッセージと前記第2フレームメッセージとが多重化される請求項32に記載のデータ送受信方法。
  34. 拡散スペクトル通信システムはCDMA通信システムである請求項32に記載のデータ送受信方法。
  35. 無線通信システムはCDMA通信システムである請求項14に記載のデータ送信方法。
  36. 第2フレームメッセージは取り替え過程の結果として遅延する請求項14に記載のデータ送信方法。
  37. 第2フレームメッセージの取り替え部は伝送されず、第2フレームメッセージのテール部分は遅延無しに伝送される請求項14に記載のデータ送信方法。
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