JP3917192B2 - 血液パラメータ測定装置 - Google Patents

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Description

発明の背景
1.発明の分野
本発明は、概して血液の1つ以上のパラメータを測定するための装置に関し、また外科的処置の間の使用に特に適している。
2.関連技術の説明
ある特定の外科的処置の間に、血液の種々の特性またはパラメータがリアルタイムで頻繁に監視される。例えば、心臓切開手術の間に外科用のチームの外科医と他のメンバーは、患者血液のpHならびに二酸化炭素と酸素のようなある特定の血液ガスの濃度を頻繁に監視する。多くの事例では、患者の血液のパラメータは、手術が進行している時だけでなく、外科的処置の前後の期間に監視される。さらに、カリウムイオンは心臓切開手術の間に心臓を止めるために使用され、この結果カリウムイオンを処置中に定期的に監視しなければならない。
血液パラメータの測定は、患者の脈管系と流体連通した通路付きの可撓性の管長を有する体外血液回路を用いて頻繁に実施されている。多くの体外血液回路では、血液パラメータを決定するために有用な1つ以上のセンサが通路に隣接して配置され、また処理ユニットに接続される。処理ユニットは、外科チームが望むなら関連のパラメータを再検討できるように、モニタのような表示装置に典型的に接続される。選択的に、処理ユニットは、ある期間にわたってパラメータの記録を行うプリンタのような記録装置に接続される。
リアルタイムで血液パラメータを感知するために、光学式センサが頻繁に使用される。例えば、Lubbers等への米国再発行特許第31,897号およびBentzen等への米国特許第5,403,746号は酸素分圧、二酸化炭素分圧および血液のpHに従う光に応答する蛍光センサを開示している。Masilamani等への米国特許第5,162,525号およびTrend等への米国特許第5,474,743号は、カリウムイオンまたは他のイオンに反応する蛍光センサを開示している。光吸収の原理で機能するセンサが例えばFostickへの米国特許第4,041,932に開示されている。
血液パラメータを測定するための光学式センサは、センサに光を導くための光源と、センサから戻る光を分析するための装置と、測定の視覚的表示を設けるためのモニタとを含む遠隔測定装置に光学的に頻繁に結合される。多くのシステムでは、光ファイバの束は遠隔装置から伝送ブロックまたは保持器まで延在し、またセルまたはセンサを支持するハウジングに保持器またはブロックを取外し自在に接続するために、解放自在なカップリングが設けられる。このようなシステムは、例えばGehrich等への米国特許第4,9819,606号に示されている。残念ながら、それらのシステムの光ファイバの束は若干費用がかかり、また保護しなければ損傷する可能性がある。
血液パラメータを決定するためのセンサを有する体外血液回路は種々の方法で配設することが可能であり、また特定の事例で使用するために選択される方法は、外科チームの選択に任されている。ある場合には、センサは、一方の端部のみが患者の血液供給に接続された長尺のかなり小さな直径の管に沿って配置されたハウジングの中に装着され、またセンサを通過する血液サンプルを引き抜くために、注射器のような装置が使用される。このような回路の実例がGehrich等への前述の米国特許第4,989,606号の中に開示されている。
他の型式の体外血液回路は、人工肺に接続された動脈または静脈通路の一部である管に沿って配置されたセンサを有する。この種の回路のセンサは、回路の管に結合するために対向側上に取付け具を有する貫流セルとして既知のエレメントに接続している。貫流セルは、例えばCooperへの米国特許第4,640,820号に開示されている。
上述のシステムは概して満足できるものであるが、当業者には従来の血液ガス測定装置の便利さ、精度および効率を改良する継続的必要性がある。さらに、相対的にコンパクトで目立たないシステムは多くの医療で特に利点となるであろう。
本発明の概要
本発明の1つの態様によれば、血液の1つ以上のパラメータを測定するためのシステムが提供される。このシステムは、任意量の血液を収容するためのチャンバを有するカセットであって、少なくとも1つの光学センサを備えるカセットと、解放自在に前記カセットに接続するためのカップリング付きのハウジングを有する装置とを備える。この装置は、ハウジングに固定され、少なくとも1つの光学センサに光を導く少なくとも1つの光源と、ハウジングに固定され、少なくとも1つの光学センサから光を検出する少なくとも1つの光検出器と、ハウジングに固定されると共に少なくとも1つの光検出器に接続される少なくとも1つの信号変換器とを備え、少なくとも1つの信号変換器が、少なくとも1つの光検出器によって検出された光量に応答して変化するデジタル出力信号を生成するように構成される。また、この装置は、光学的基準材料と、少なくとも1つの光源から光学的基準材料に光の一部を導くための第1の基準通路と、光学的基準材料から少なくとも1つの光検出器に光を導くための第2の基準通路とをさらに備える。
本発明の他の態様によれば、血液の1つ以上のパラメータを測定するための装置が提供される。この装置は、センサを有する血液パラメータ測定カセットに解放自在に接続するためのカップリングを有するハウジングと、光源と、光学的基準材料と、光源に光学的に結合された第1組の光ファイバと、第1の光検出器及び第2の光検出器と、光検出器に結合された第2組の光ファイバと、第1及び第2の光検出器の各々に接続された信号変換器とを備える。第1組の光ファイバは、光源からセンサに光を導くための第1群の光ファイバと、光源から光学的基準材料に光を導くための第2群の光ファイバとを含む。第2組の光ファイバは、センサから第1の光検出器に光を導くための第1群の光ファイバと、光学的基準材料から第2の光検出器に光を導くための第2群の光ファイバとを含む。信号変換器は、第1の光検出器と第2の光検出器とによって検出された光量に応答して変化する少なくとも1つの出力信号を生成する。そして、光源、光検出器、第1組の光ファイバ、第2組の光ファイバ、光学的基準材料および信号変換器のすべてが、ハウジングに収容される。
本発明の他の態様によれば、血液の1つ以上のパラメータを測定するための装置が提供される。この装置は、血液パラメータ測定カセットを解放自在に接続するためのカップリングを有するハウジングと、少なくとも1つの光源と、少なくとも1つの光源に光学的に結合されると共にカセットに光を導くためにカップリングに向かって延在する第1の複数の光ファイバと、少なくとも1つの光検出器と、少なくとも1つの光検出器に光学的に結合されると共にカセットから光を受けるためにカップリングに向かって延在する第2の複数の光ファイバとを備える。第1の複数の光ファイバは、カップリングに隣接して第1の断面積を有する。第2の複数の光ファイバは、カップリングに隣接して、第1の複数の光ファイバの第1の断面積の約2倍から約4倍の範囲にある第2の断面積を有する。この装置はさらに、光学的基準材料と、少なくとも1つの光源から光学的基準材料に光の一部を導くための第1の基準光路と、光学的基準材料から少なくとも1つの光検出器に光の少なくとも一部分を導くための第2の基準光路とを備える。
本発明のさらに他の態様によれば、血液の1つ以上のパラメータを測定するためのシステムが提供される。このシステムは、カップリング付きの細長いハウジングと、ハウジングに固定された少なくとも1つの光源と、ハウジングに固定された少なくとも1つの光検出器とを有する装置を備える。このシステムはさらに、任意量の血液を収容するためのチャンバを画定する壁部を有するカセットを備える。このカセットは、カセットを上記装置に解放自在に接続するためのカップリングを有するとともに、チャンバ内の血液の少なくとも1つのパラメータを感知するために壁部に接続された少なくとも1つのセンサを有し、チャンバが、ハウジングの長手軸線にほぼ平行な方向に延在する所定の通路に沿ってチャンバを血流が通ることを可能にするための入口ポートと出口ポートとを含んでなる。また、上記装置は、少なくとも1つの光源から延在する第1の複数の光ファイバと、少なくとも1つの光検出器から延在する第2の複数の光ファイバとを備える。第1の複数の光ファイバと第2の複数の光ファイバとは、カセットを装置に結合するときに、少なくとも1つのセンサに向かって、それぞれの略直角通路に沿って延在する。上述したいくつかの実施形態で設定されるような信号変換器は、信号変換器によって供給される出力信号が、(例えば)廉価な電気ケーブルによってまたは遠隔測定法によって遠隔分析器に伝送することができ、したがって、従来の血液パラメータ測定装置に関連した光ファイバ束はもはや必要でないという点で長所である。上述した他の実施形態では、カセットを通して流れる血液の通路に関して装置ハウジングを平行に配向することによって、処置中に患者へのアクセスを著しく制限しないかなりコンパクトな構成が提供される。
本発明のさらなる詳細が請求の範囲の特徴に規定されている。
【図面の簡単な説明】
図1は、流体パラメータ測定装置と共に示した本発明の校正および流体パラメータ測定カセットの斜視図であり、カセットと測定装置が一緒に結合される前に互いに関して配向される方法の1つの実例を示している。
図2は、図1に示したカセットのみの縦方向直交拡大断面図である。
図3は、異なった基準面に沿って示している点を除いて、図2とある程度類似した図面である。
図4は、図2−3に示したカセットの一部分の拡大立面図であり、図1のカセットと測定装置が互いに結合される時に測定装置に向かい合うカセットの側面を示している。
図5は、図1のカセットおよび測定装置部分の拡大側面断面図であるが、互いに結合された状態が示され、またさらに心肺バイパス回路のような流体回路にカセットを結合するためのコネクタと管が示されている。
図6は、測定装置が図示されておらず、またカセットのセンサの校正のために追加のコンポーネントがカセットに接続されている点を除いて、図5とある程度類似した図面である。
図7は、図1に示したカセットのみの異なった図面による分解斜視図であり、模範的な目的のカセットの2つの部分から成る構造を示している。
図8は、装置内の光ファイバを示していない点を除いて、図1に示した測定装置のみの拡大側面断面図である。
図9は、図1に示した測定装置の分解斜視図である。
図10は、測定装置のハウジングが取り除かれている点を除いて、図1の測定装置の拡大分解斜視図である。
図11は、図1の測定装置部分の拡大側面断面図であり、装置ハウジングの長手軸線に対して平行方向に図示されており、また他の部品の中で特に繊維端子ブロック組立体を示している。
図12は、図11に示した繊維端子ブロック組立体の拡大底面図である。
図13は、図11に示した繊維端子ブロック組立体の一部の拡大側面断面図である。
図14は、図11に示した繊維端子ブロック組立体の部分である挿入プレートの拡大底面図である。
図15は、図1に示した測定装置の光ファイバ束の種々の通路を示した概略図である。
図16は、図1の測定装置のレンズ組立体部分を一部分解した形態の拡大斜視図である。
図16aは、図16に示したレンズ組立体のレンズの拡大側面図である。
図17は、図16に示したレンズ組立体の1つの光学保持器の長手軸線に沿って見た拡大断面図である。
図17a、図17b、図17cは、図17に示した光学保持器の種々の部分の拡大図である。
図18は、図17に示した光学保持器の平面図である。
図19は、図16−17に示した保持器の長手軸線に垂直の基準面に沿って見た前記保持器の断面図である。
図19aは、図19に示した保持器の一部の拡大図である。
図20は、図16に示したレンズ組立体のもう1つの光学保持器の拡大平面図である。
図21は、図20に示した光学保持器の長手軸線に沿って見た断面図である。
図22は、図1に示した測定装置の電気光学結合プレートの拡大立面図である。
図23は、図1の装置の電気組立体ならびにモニタ部分の概略ブロック図である。
図24は、モニタの概略ブロック図であり、他の装置への接続と共に図1の装置への接続を示している。
図25は、図1のカセットと装置とを使用する心肺バイパス回路の概略図である。
図26は、図1にある程度類似しているが、本発明の他の実施形態による図面である。
図27は、図25にある程度類似しているが、本発明の他の実施形態による図面である。
図28は、本発明の他の実施形態に従って構成された血液パラメータ測定カセット本体の拡大斜視図である。
図29は、本体に対し他の方向から見ている点以外では、図28とある程度類似した図面である。
図30は、図28−29に示したカセット本体と取外し自在に結合するための模範的なカセットケーシングの拡大斜視図である。
図31は、図30のカセットケーシングの拡大端部断面図であり、図28−29のカセット本体に取り付けられた状態で示され、さらにカセットに結合された図1の血液パラメータ測定装置のカップリングを示している。
図32は、望むなら血液の通路用に若干より大きな断面積を設けるため、図28−29に示したカセット本体に取り付けることができる他のカセットケーシングの部分的分解形態による拡大斜視図である。
図33は、カセットケーシングに対し他の方向から示して、分解形態の他のケーシング部分を示している点を除いて、図32とある程度類似した図面である。
図34は、図30のカセットケーシングの代わりに図32−33のカセットケーシングを示している点を除いて、図31とある程度類似した図面である。
図35は、図32−33のカセットケーシングを使用するための出荷用キャップの拡大斜視図である。
図36は、キャップに対し他の方向から示している点を除いて、図35とある程度類似した図面である。
図37は、本発明の他の実施形態によるカセット本体に接続した他のカセットケーシングを示している点を除いて、図34とある程度類似した図面である。
図38は、本発明のさらに他の実施形態によるカセット本体に結合した他のカセットケーシングを示している点を除いて、図34とある程度類似した図面である。
好適な実施形態の詳細な説明
血液のような流体の1つ以上の特性またはパラメータを測定するためのシステム10が図1に示されている。システム10は、カセット12の中の流体のパラメータを測定するための測定装置14と共に流体を収容するカセット12を含む。
カセット12はより詳細に図2−6に示され、またケーシング16の長手軸線に沿って延在する細長い内部貫流流体チャンバ18を画定する壁部を有する細長いケーシング16を含む。図5と図6に示したように、流体チャンバ18は、チャンバ18内への流体の流入を許容するための第1または「入口」ポートを有する第1の部分20と、チャンバ18からの流体の流出を許容するための第2または「出口」ポートを有する第2の部分22と、部分20、22の間に配置された中央部分24とを含む。(以降の説明は、第1の部分20を通してチャンバ18内に流れ、また第2の部分22を通してチャンバ18から放出される流体に言及するが、流体が第2のポートを通してチャンバ18に入り、また第1のポートを通して出るように、望むならチャンバ18を通して反対方向にも流体が流れることが可能であることを理解すべきである)。
また流体チャンバ18は中央部分24と第2の部分22との間に配置されたフルスト円錐拡張領域または部分25を含む。拡張部分25は、ケーシング16の長手軸線に垂直の基準面の中央部分24の自由領域よりも大きく第2の部分22が接近するにつれて寸法が大きくなる自由領域を有する。部分20、22、24、25は互いに連通し、またカセット16の長手軸線に対して垂直の基準面に円形の断面を有する。少なくとも中央部分24を画定する壁部は親水性の表面を含むことが好ましく、また部分20、22、24、25すべてを画定する壁部は親水性の表面を含むことがより好ましい。選択的に、親水性の表面はヘパリンの被着部を備える。
ケーシング16の外側面は概して楕円形状の凹部26を有する中央部を含む。チャンバ18内の流体の1つ以上のパラメータを決定するために、少なくとも1つのセンサがケーシング16によって支承される。図示した実施例では、一連の4つのセンサが凹部26と、流体チャンバ18の中央部24との間に配置され、またこれらのセンサは、整合し、離間した関係でケーシング16の長手軸線に沿って配設された4つの空洞の中に配置される。図4に示したように、センサは、空洞27、29、31、33の中にそれぞれ収容された酸素センサ34と、イオン(カリウム)センサ28と、pHセンサ30と、二酸化炭素センサ32とを含む。
望むなら以下に述べるように追加のセンサを使用することが可能である。本発明の装置で有用なセンサは、好ましくはカセットケーシング16に接着取付けできる多層アセンブリを備える。
イオンセンサ28は次の層を備えることが好ましい:(i)支持膜、(ii)支持膜上に被着された粘着剤(PSA)、(iii)(例えば不干渉の接着剤によって)膜に取り付けられた基板に結合された、イオン感知化合物を備える感知要素(iv)基板の露光面の最も外側の不透明な保護膜層。
有用な粘着剤は、シリコン接着剤と、ポリウレタン接着剤と、(以下に説明する)膜をカセットに接着する能力を有する他の接着剤とを含む。好ましくは、接着剤は本発明の感知カセットに使用される光の波長に実質的に透明であり、また有用なイオンセンサに化学的影響を及ぼさない。有用なシリコン接着剤は、米国特許第5,508,509号の実例2に開示されたPSA−518TM(General Electric Co.,Schenectady、NY)を含む。有用なポリウレタン接着剤は、米国特許第5,591,400号の実例3に開示されたFLEXOBOND 431TM(ベーコン社、Irvine、CA)を含む。
イオンセンサを製造する時に接着層の露光面を保護するために、剥離ライナが有用であるかもしれない。これらのライナは、その目的のために工業で一般に用いられている任意のライナであることができ、また接着剤からライナを解放すべきその接着剤に応じて選択することができる。有用な剥離ライナの実例は、接着剤からの剥離をより容易にするために、例えばシリコンまたはフッ素重合体と選択的に被着可能であるポリ(エチレンテレフタル酸塩)(PET)を含む。1つの有用なライナは、Scotch Pack 1022TM(スリーエム社、St.Paul、MN)、すなわち米国特許第5,508,509号の実例2に開示された、ペルフルオロポリエーテルを被着したPETフィルムである。
支持膜は多層組立体のために補助(例えば剛性と取扱い性能)を行う。好ましくは、支持膜は透明であり、また血液または校正溶液のようなターゲットイオンが存在する溶液に対して実質的に不透過性であるか、または前記溶液に対する感知基板の透過性よりもはるかに透過性が低い。膜は、感知要素と基板とからの1つまたは複数の信号、好ましくは光学的信号が前記感知要素と基板とを通過するのを可能にすることが好ましい。特に、この支持膜のために有用な構成材料は、ポリエーテルスルホンおよびポリフェニルスルホン、ポリビニリデンフッ化物、ポリメチルペンテンおよび類似物を含むが、それらに限定されないポリエステル、ポリカーボネート、ポリスルホンのような重合体材料を含む。イオンセンサ28の本発明の好適な実施形態では、支持膜はポリカーボネートである。
カリウムセンサとして使用可能である適切なイオンセンサは米国特許第5,474,743号(Trend等)、第5,176,882号(Gray等)、第5,136,033号、第5,162,525号(Masilamani等);米国特許出願第08/521,869号;米国特許出願整理番号第52630USA7A号(これによって同日に出願され、また本発明の譲受人に譲渡された)に開示されている。
好適なセンサ28は、イオンと蛍光発光部分を結合するための錯化部分を含む螢光性のイオン透過坦体化合物(「イオノフォア」)を備える。化合物は少なくとも約350nmの最大吸光度の波長を有する。適切な蛍光発光部分は密接して位置するnπ*とππ*の励起状態を含むことが好ましい。適切な蛍光発光部分は、適切な錯化部分に結合された場合、イオンに依存して平面逸脱のしわ形成能力を有することが好ましい。また、適切な蛍光発光部分のππ*状態は、イオン依存の混合が基底状態に対する非放射性結合を支配する程度に、十分にエネルギが高いことが好ましい。他の芳香族のカルボニルまたは芳香族ニトロ化合物またはN複素環部分が使用可能であるが、特に好適な蛍光発光部分はクマリン部分を含む。適切なイオン錯化部分は、イオン結合能力を有する環式の「ケージ」部分を含む。ケージはイオンを選択的に結合する能力を有することが好ましい。好適なイオン錯化部分はクリプタンドおよびクラウンエーテル部分を含むが、クリプタンド部分が特に好適である。
イオノフォアを使用することによって感知可能なイオンは、例えばAg+、Ba+2、Ca+2、Ce+、Cd2+、Fr+、Hg2+、K+、Li+、Mg+2、Mn2+、Na+、Pb+2、Ru+、Sr+2、Ti+、Zn2+を含む。望むなら、イオノフォアはイオンの選択的な膜と関連して使用することが可能である。好適なセンサは、K+、Na+およびCa+2を感知するイオノフォアを備える。
適切な螢光性のイオン透過坦体の化合物は次の一般式(式「A」)を有する化合物を含む:
Figure 0003917192
この場合
TがOである場合、qは0またnは0から2であり、またTがNである場合、qは1でありまたmとnは無関係に0または1であるという条件で、TはOまたはNである;
各R2は、無関係に、水素、ハロゲン、ハイドロカルビルを含む基、複素非環式基、または式(CH2X)aEを有する基のような部分を含む立体的に非干渉の基であり、この場合前記式においてXはO、NHまたは単結合であり、Eは活性水素を含む官能基であり、またaは1から100の整数である;
3は、水素、ハイドロカルビルを含む基、複素非環式基、複素環式基、または式(CH2X)bE有する基のような非電子引抜き部分を含む非電子引抜き基であることが好ましく、この場合前記式においてXとEは上に規定した通りであり、またbは0から100の整数である;
1は、カルボキシル、カルボキサミド、スルホニルアリール、エステル、ケトンアルキルエステル、複素環式部分および芳香族基のような部分を含む電子引き抜きまたは分極化可能な基であり(好ましくは1つ以上の位置で置換され)、最も好適なR1基は一般式を有する置換された複素環式部分を含む(式「C」):
Figure 0003917192
この場合YとY’は、YとY’の少なくとも一方がO、S、またはNHxでなければならないという条件で、無関係にO、S、NHx、またはCHyであり、ここでxは0または1であり、またyは1または2であり、各R4基は、無関係に、水素、ハロゲン、ハイドロカルビルを含む基、複素非環式基、複素環式基、または式(CH2X)cEを有する基であり、前記式においてXとEは上に規定した通りであり、またcは0から100の整数であり、あるいは両方のR4基はそれらが結合される炭素原子と共に5員または6員の環を形成し、この環は、結合される1つ以上のさらに別のR4基を有することができる;また
ZはOまたはNR5であり、ここでR5は水素またはハイドロカルビルを含む基であり、より好ましくはR5はHまたはC1からC4のアルキル基であり、最も好ましくはR5はHである。
概して、式Aの化合物は少なくとも約350nmの励起波長と、好ましくは約500nm以下の発光波長とを有する。好適な化合物(例えばR1が、式「C」の一般式を有する複素環式部分である場合)は、少なくとも約380nmの励起波長と、約500nm以下の発光波長とを有する。特に好適な実施形態では、置換基とクマリンリング上のそれらの位置は、本発明のイオノフォアの励起(すなわち吸収)の最大が380nmより長い波長に集中されるように保証すべく選択された。これによって、例えば青色LEDとレーザのようなソリッドステート光源と共に本発明のイオノフォアの使用が可能になる。これらの化合物の励起と発光波長は少なくとも約10nm離れていることが好ましく、これによってこれらの化合物は蛍光発光ベースの陽イオン濃度測定技術において有用となり得る。また置換基とそれらの位置は発光波長を500nm以下に維持するように選択することが好ましく、これによってこのクラスの指示薬のためにイオノフォア反応が維持される。最後に、置換基とそれらの位置は、基板に対する共有結合接着の選択を提供するように選択することが好ましい。好ましくは、指示薬が取り付けられた基板は均一かつ再現可能なイオノフォア反応を補助し、また生理的pH変化のイオノフォア反応に対する影響を最小にするように選択される。共有結合接着のための適切な結合剤が米国特許第5,053,520号に開示されている。ホモ二官能基および/またはヘテロ二官能基の結合剤が国際特許WO96/07268とWO96/10747に開示されている。
イオノフォアは、以下に述べるように、支持膜に取り付けることができる適切な基板に共有結合することが好ましい。基板は、水で膨張可能であると共にイオン性の対象化学種に透過性である重合体材料であり、また監視すべき媒体内で不溶性であることが好ましい。特に有用な基板重合体は、例えばイオン透過性のセルロース材料、高分子量または交差結合のポリビニルアルコール(PVA)、デキストラン、交差結合のデキストラン、ポリウレタン、4基にしたポリスチレン、スルホン化ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリハイドロオキシアルキルアクリル酸塩、ポリビニルピロリドン、親水性のポリアミド、ポリエステルおよびそれらの混合物を含む。特に有効な実施形態では、基板はセルロース化合物、特にイオン透過性の交差結合したセルロースである。本発明の好適な実施形態では、基板は、米国特許第5,591,400号の実例4に開示されているように、ブタンジオールジグリシジルエーテルのようなエポキシドと交差結合し、さらにジアミンに反応させてセルロースの重合体からアミン官能価ペンダントを提供する再生セルロース膜(CUPROPHANTM、Enka AG、Ohderstrasse、ドイツ)を備える。
上述のイオノフォアは、イオノフォアの化学官能価に依存することが可能である任意の有効な反応技術によって、アミン官能基セルロース基板に共有結合することが好ましい。
イオノフォアによって官能化されたセルロース基板は、任意の非干渉の接着剤によって上述の支持膜に選択的に接着結合することができる。好ましくは、接着剤はイオノフォアの励起に使用される光に対して、またそれから放射される光に対して実質的に透明である。1つのこのような有用な接着剤はFLEXOBOND 431TMウレタン接着剤(Bacon社、Irvine、CA)である。
代わりに、熱接着に必要な状態がイオノフォア、センサおよび支持膜の機能に対して有害でないことを条件として、官能化された基板を膜に熱的に融合することができる。
多層感知組立体の最も外側の層、すなわち、監視すべき流体に直接接触した層は、感知組立体内のイオノフォアを光学的に隔離する不透明層を備えることが好ましい。米国特許第5,081,041号と5,081,042号に開示されているように、イオノフォア基板要素を支持膜に加える前に、または感知要素を基板に取り付けた後に、不透明剤を加えることができる。不透明剤は感知要素に直接取り付けることができるか、または感知要素から分離することができる。好適な実施形態では、感知要素を支持膜に取り付けた後に不透明剤が加えられる。
保護膜は、カーボンブラック、または炭素ベースの不透明剤、酸化第二鉄、金属製のフタロシアニンおよび類似物のような不透明剤を含む、上述のような重合体材料のような関連分析物に透過可能な材料であることが好ましい。このような不透明剤は、所望の光学的隔離を設けるために、所望の不透明度を設けるのに有効な量で重合体にほぼ均等に拡散することが好ましい。特に有用な不透明剤はカーボンブラックである。また保護膜は、インクジェット技術またはインクスクリーニング技術のような種々の技術を用いて印加される感知要素上のインク被着であることができる。また保護膜は、感知要素を保持するカセットにステープルで留められるか、または熱ステーキ固定される黒色膜であることができる。例えば、保護膜は黒色のDURAPORETM膜(Milliporeから白色膜として入手可能で、次に黒色インクで処理される)であることができ、また米国特許第5,508、509号と第5,591,400号に開示されているように、カセットに対して熱封止される。本発明の好適な実施形態は、米国特許第4,919,891号に開示されているように、エポキシ交差結合のデキストランの基材に拡散されたカーボンブラックを備える。
センサ28の本発明の好適な実施形態は、交差結合のアミン官能基セルロース膜(CUPROPHANTM、Enka AG、Ohderstrasse、ドイツ)に共有結合された6,7−[2.2.2]−クリプタンド−3−[2”−(5”カルボキシ)フリル)]クマリンを含む感知層を備え、感知層はFLEXOBOND 430TMウレタン接着剤によってポリカーボネート支持膜に接着され、また支持膜はその上に、剥離ライナ上のCW14TM粘着剤を被着している。
適切なpHセンサ30は、米国再発行特許第31,879(Lubbers)、米国特許第4,798,738号(Yafuso)、第4,824,789号(Yafuso)、第4,886,338号(Yafuso)、第4,999,306号(Yafuso)、第5,081,041号(Yafuso)、第5,081,042号(Yafuso)、第5,127,077号(Iyer)、第5,132,057号(Tomisaka)、第5,403,746号(Bentsen)、第5,508,509号(Yafuso)、第5,591,400号(Dektar等)に開示されている。
pHセンサ30は好ましくは次の層を備える:(i)支持膜、(ii)支持膜上に被着された粘着剤(PSA)、(iii)(例えば非干渉の接着剤によって)膜に取り付けられた基板に結合されたpH感知要素、(iv)基板の露光面の最も外側の不透明な保護膜層。pHセンサを例外として、これらの層と多層の構造はカリウムイオンセンサ28について上述したものと実質的に同じである。
適切なpH感知要素は、多くの周知のpH指示薬および/またはこのような指示薬の官能化された誘導体を含む。有用なpH感知要素の中には、ヒドロキシピレン三スルホン酸(「HPTS」)と誘導体、例えばその塩、フェノールフタレイン、フルオレセイン、フェノールレッド、クレゾールレッド、パラローザニリン、マゼンタレッド、キシレノールブルー、ブロモクレゾールパープル、ブロモフェノールブルー、ブロモチモールブルー、メタクレゾールパープル、チモールブルー、ブロモフェノールブルー、ブロモチモールブルー、テトラブロモフェノールブルー、ブロムクロールフェノールブルー、ブロモクレゾールグリーン、クロールフェノレッド、o−クレゾールフタレイン、チモールフタレイン、メタニルイエロージフェニルアミン、N,N−ジメチルアニリン、インジゴブルー、アリザリン、アリザリンイエローGG、アリザリンイエローR、コンゴレッド、メチルレッド、メチルバイオレット6B、2,5−ジニトロフェノール、および/または上記化学種の官能化された種々の誘導体がある。他のイオン性の化学種のための感知要素は、フルオレセイン、ジョードフルオレセイン、ジクロロフルオレセイン、フェノサフラニン、ローズベンガル、コジンIブルーイッシュ、コジンイエローイッシュ、マグネソン、タルトラジン、エリオクロムブラックT、クマリン、アリザリンおよび他のものを含む有機的な化学種から作ることができる。好適なpH感知成分は、ヒドロキシピレン三スルホン酸(HPTS)、ヒドロキシピレン三スルホン酸の誘導体とその混合物である。
本発明で使用するための追加の適切な指示薬成分は:9−アミノ−6−クロロ−2−メトキシアクリジン;2’,7’−ビス−(2−カルボキシエチル)−5−(および−6)−カルボキシフルオレスセイン;2’,7’−ビス−(2−カルボキシエチル)−5−(および−6)−カルボキシフルオレスセイン、アセトキシメチルエステル;2’,7’−ビス−(2−カルボキシエチル)−5−(および−6)−カルボキシフルオレスセイン、アセトキシメチルエステル;5−(および−6)−カルボキシ−2’,7’−ジクロロフルオレスセイン;5−(および−6)−カルボキシ−2’,7’−ジクロロフルオレスセインジアセテート;5−(および−6)−カルボキシ−4’,5’−ジメチルフルオレスセイン;5−(および−6)−カルボキシ−4’,5’−ジメチルフルオレスセインジアセテート;5−カルボキシフルオレスセイン;6−カルボキシフルオレスセイン;5−(および−6)−カルボキシフルオレスセイン;5−カルボキシフルオレスセインジアセテート;6−カルボキシフルオレスセインジアセテート;5−カルボキシフルオレスセインジアセテート、アセトキシメチルエステル;5−(および−6)−カルボキシフルオレスセインジアセテート;5−(および−6)−カルボキシナフトフルオレスセイン;5−(および−6)−カルボキシナフトフルオレスセインジアセテート;5−(および−6)−カルボキシSNAFL(R)−1、スクシンイミジルエステル{5’(および6’)−スクシンイミジルエステル−3,10−ジヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};5−(および−6)−カルボキシSNAFL(R)−2、スクシンイミジルエステル{5’(および6’)−スクシンイミジルエステル−9−クロロ−3,10−ジヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−1{5’(および6’)カルボキシ−3,10−ジヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−1ジアセテート{5’(および6’)カルボキシ−3,10−ジアセトキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−2{5’(および6’)カルボキシ−9−クロロ−3,10−ジヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−2ジアセテート{5’(および6’)カルボキシ−9−クロロ−3,10−ジアセトキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−1、{5’(および6’)カルボキシ−10−ジメチルアミノ−3−ヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−1、AMアセテート{3−アセトキシ−5’−アセトキシメトキシカルボニル−10−ジメチルアミノ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−2{5’(および6’)カルボキシ−10−ジメチルアミノ−3−ヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−2、AMアセテート{3−アセトキシ−5’−アセトキシメトキ、シカルボニル−10−ジメチルアミノ−3−ヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−6{5’(および6’)カルボキシ−10−ジメチルアミノ−3−ヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};カルボキシSNAFL(R)−X{5’(および6’)カルボキシ−3−ヒドロキシ−テトラヒドロキノリジノ[1,9−hi]スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};5−クロロメチルフルオレスセインジアセテート;4−クロロメチル−7−ヒドロキシクマリン;Cl−NERF{4−[2−クロロ−6−(エチルアミノ)−7−メチル−3−オキソ−3H−キサンテン−9−基]−1,3−ベンゼン−ジカルボン酸};デキストラン、BCECF、10,000MW、陰イオン{デキストラン、2’、7’−ビス(2−カルボキシエチル)−5(および6)−カルボキシフルオレスセイン、陰イオン};デキストラン、BCECF、40,000MW、陰イオン;デキストラン、BCECF、70,000MW、陰イオン;デキストラン、Cl−NERF、10,000MW、陰イオン;デキストラン、Cl−NERF、70,000MW、陰イオン;デキストラン、Cl−NERF、10,000MW、陰イオン、固定可能なリジン;デキストラン、DM−NERF、10,000MW、陰イオン{デキストラン、4−[2,7−ジメチル−6−(エチルアミノ)−3−オキソ−3H−キサンテン−9−基]−1,3ベンゼンジカルボン酸、陰イオン};デキストラン、DM−NERF、70,000MW、陰イオン;デキストラン、DM−NERF、10,000MW、陰イオン、固定可能なリジン;デキストラン、7−ヒドロキシクマリン、10,000 MW、中性;デキストラン、7−ヒドロキシクマリン、70,000 MW、中性;デキストラン、b−メチルアンベラフェロン、10,000MW、中性;デキストラン、b−メチルアンベラフェロン、70,000 MW、中性;デキストラン、SNAFL(R)−2,10,000 MW、陰イオン{デキストラン、9−クロロ−3,10−ジヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]3’−1、陰イオン};デキストラン、SNAFL(R)−2,70,000 MW、陰イオン{デキストラン、10−ジメチルアミノ−3−ヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]3’−1、陰イオン};デキストラン、SNARF(R)−1、10,000 MW、陰イオン;デキストラン、SNARF(R)−1、70,000MW、陰イオン;1,4−ジヒドロキシフタロニトリル;DM−NERF{4−[2,7ジメチル−6−エチルアミノ)−3−オキソ−3H−キサンテン−9−基]1,3−ベンゼンジカルボン酸};フルオレセインジアセテート;8−ヒドロキシピレン−1,3,6−三スルホン酸、三ナトリウム塩;ナフトフルオレスセイン;ナフトフルオレスセインジアセテート;SNAFL(R)−1{3,10−ジヒドロキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};SNAFL(R)−1,ジアセテート{3,10−ジアセトキシ−スピロ[7H−ベンゾ[c]キサンチン−7,1’(3’H)−イソベンゾフラン]−3’−1};を含む。
好適な実施例では、HPTS指示薬はFLEXOBOND431TMポリウレタン接着剤によってポリカーボネート支持膜に接合されるアミン官能基のCUPROPHANTM基板に共有結合される。感知基板は、その中に拡散されたカーボンブラックを有するエポキシ交差結合のデキストラン基材によって上塗りされる。
適切な二酸化炭素センサ32は、米国再発行特許Re31,879(Lubbers)、米国特許第4,557,900号(Heitzmann)、第4,824,789号(Yafuso)、第4,849,172号(Yafuso)、第4,867,919号(Yafuso)、第4,919,891号(Yafuso)、第5,127,077号(Iyer)、第5,175,016号(Yafuso)、第5,272,088号(Morlotti)、第5,403,746号(Bentsen)、第5,453,248号(Olstein)、第5,508,509号(Yafuso)に開示されている。
また二酸化炭素センサ32は多層組立体の形態であることが可能である。1つの本発明の好適な実施形態では、センサ32の感知基板層は、二酸化炭素感知指示薬を運ぶ親水性の複数の粒子またはビードが拡散された疎水性の基材を備える。指示薬は、任意の有効な方法でビードにまたはその中に取り付けることができる。
ビードは親水性であるので、指示薬の水溶液を収容し、また含むように適合される。「親水性」とは、その構造内に大きな割合の水(例えば、その重さの20%以上)を保持するが、水の中に溶けない重合体の物質のような材料を意味する。二酸化炭素センサ内のビードとして有用な親水性の材料は、ガラスビードまたはヒドロゲル、ポリアクリルアミド、交差結合のデキストラン、アガロース、ポリ(ヒドロキシアルキルメタクリレート)、スルホン化したポリスチレンおよび類似物を含む。本発明の好適な親水性のビード材料はSEPHADEX75GTMの交差結合のデキストラン(Pharmacia Biotech,Inc.,Piscataway,NJ)である。
二酸化炭素濃度を感知する時、使用できる吸光度指示薬の実例は、クロロフェニルレッド、ブロモクレゾールパープル、ニトロフェノール、ブロモチモールブルー、ペナクロローム、フェノールレッドおよび類似物を含む。二酸化炭素に有用な蛍光指示薬は、pH感知に有用な上に挙げたセンサ、β−メチルアンベラフェロン、フルオレセインおよび類似物を含む。特に有用な二酸化炭素センサはヒドロキシピレン3,6,8−三スルホン酸、本発明ではHPTSまたはヒドロキシピレン三スルホン酸と誘導体、例えばHPTSの塩と参照される。特に血液内の二酸化炭素の濃度を感知するためにより好適な感知要素は、HPTSと、HPTSの誘導体と、それらの混合物とから選択される。アルカリとHPTSのアルカリ土類金属塩は有用なHPTS誘導体である。
適切な指示薬を運ぶビードが拡散される疎水性の基材材料は、本発明の感知カセットで有用な光の励起と放射波長に好ましくは透明であり、またさもなければ二酸化炭素、吸収または蛍光指示薬およびビードに対して不活性である。疎水性の基材は指示薬を隔離するために働き、他方で二酸化炭素がそれを通して拡散することを可能にする。適切な疎水性の基材材料は、シリコンエラストマ、室温加硫可能な(RTV)シリコーンゴム、熱加硫可能なシリコーンゴム、ポリジメチルシロキサン、ポリ(ビニルシロキサン)、シリコン−ポリカーボネート共重合体および類似物、ならびにペルフルオル化した(ポリエーテル)ウレタンのような多数のシリコーンを含む。特に好適なシリコンの基材材料は、PS443TMのビニルを末端基とするジメチルシロキサンとPE1055TMポリジメチルシロキサンとを含み、共にPetrarch Systems社から市場で調達可能である。本発明の好適な実施形態では、二酸化炭素センサ32は、シリコン基材内のSEPHADEX75GTMの交差結合デキストランビード上のHPTS感知染料を含む感知層を備え、前記シリコン基材は、ポリカーボネート支持膜に接着され、またシリコン基材の中に拡散された酸化鉄顔料を備える不透明層によって上塗りされる。
代替実施例では、適切な指示薬染料の溶液を水性の緩衝剤内に形成することができ、また溶液を疎水性の重合体基材の液体前駆体によって乳化することができる。前駆体を重合した後、乳化した指示薬は重合体基材全体にわたって実質的に均一に拡散される。上述の指示薬染料とシリコン重合体は実施形態で有用であり得る。
適切な酸素センサ34は、米国特許番号第4,557,900号(Heitzmann)、第4,849,172号(Yafuso)、第4,867,919(Yafuso)、第4,919,891号(Yafuso)、第5,043,285号(Surgi)、第5,127,077号(Iyer)、第5,296,381号(Yafuso)、第5,409,666号(Nagel等)、第5,453,248号(Olstein)、第5,462,879号(Bentsen)、第5,462,880号(Kane)、第5,480,723号(Klainer)、第5,498,549号(Nagel等)、第5,508,509号(Yafuso)および欧州特許出願EP585,212号に開示されている。
酸素センサ34は多層感知組立体の形態であることが可能である。特に、感知層がガス透過性(例えばシリコン)基材の中に感知染料または指示薬を備え、また上塗り層がシリコン基材の中に顔料を備えることが可能であるという点で、酸素センサ34の構造は二酸化炭素センサ32のそれに酷似することが可能である。酸素センサ34で有用なガス透過性の基材材料は、前述の材料と同じであり得ることが好ましい。
有用な酸素感知指示薬は、1つ以上の多核芳香族化合物、多核芳香族化合物の誘導体および類似物を含む蛍光指示薬を備える。このような多核芳香族化合物の実例はデカシクレン、ベンゾ−ギ−ペリレンおよびコロネンを含む。酸素指示薬は、このような多核芳香族化合物の第3のブチル誘導体の混合物を含むことが可能である。このような指示薬はYafuso等の米国特許第4,849,172号により詳しく開示されている。
追加の有用な酸素指示薬は、ルテニウム(II)、オスミウム(II)、イリジウム(III)、ロジウム、レニウムおよびクロム(III)と、2,2ビピリジン、1,10−フェナントロリン、4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン、4,7−ジメチル−1,10−フェナントロリン、4,7−ジスルホン化−ジフェニル−1,10−フェナントロリン、2,2’重−2−チアゾリン、2,2’バイチアゾレ、5−ブロモ−1,10−フェナントロリンおよび5−クロロ−1,10−フェナントロリンとの錯体と、Co(II)、銅(II)、Pt(II)、Pd(II)およびZn(II)と、ポルフィリン、エチオポルフィリン、テトラフェニルポルフォリン、テトラフルオロフェニルポルフィリン、テトラベンズポルフィリン、テトラフルオロベンズポルフィリン、テトラクロロベンズポルフィリン、メソポルフィリンIXジエステル、プロトポルフィリンIXジメチルエステルおよびオクタエチルポルフォリンとの錯体と、を含む。ルテニウム錯体は金属錯体の中で好適である。
酸素指示薬は、感知組成に含まれた重合体材料またはマトリックス材料に共有結合することが可能である。このような共有結合は、重合体基材材料の前駆体成分の1つの中に存在する反応可能な基、好ましくは異なった反応可能な基に反応する反応可能な基を含む酸素指示薬成分を設けることによって、達成することが好ましい。かくして重合体基材材料の形成の間に、上記の反応可能な基は、酸素指示薬を基材材料に共有結合するようにも反応する。特に有用な酸素指示薬成分は上記の多核芳香族化合物を含み、この化合物は、機能的な炭素−炭素不飽和を有する反応可能な基のように、反応可能な基を含むように誘導される。このような化合物のビニル誘導体は特に好適である。
代わりに、酸素センサは感知要素、励起手段および検出手段を備えることができ、この場合感知手段は、基材材料、好ましくは固い基材材料に配置された、より好ましくはその材料に共有結合された1つ以上の、好ましくは1つまたは2つの単量体の指示薬成分を含む。単量体のこれらの指示薬成分の各々は、第1の励起信号への露出に応答して所定の波長の第1の放射信号を供給する能力を有する。さらに、この感知要素は(励起状態の錯体による放射のため)、好ましくは第2の励起信号に応答して、第1の1つまたは複数の放射信号よりも長い波長を有する第2の放射信号を供給する能力を有する。
特に有用な実施形態では、指示薬成分は流体内の酸素濃度に対して高感度であり、また1つ以上の多核芳香族化合物および/またはその1つ以上の誘導体を備える。多核芳香族化合物は、多核芳香族クラスの蛍光性または吸収性の、より好ましくは螢光性で光学的な任意の指示薬であることが好ましい。指示薬成分が導かれる多核芳香族化合物は、ペリレン、デカシクレン、ベンゾペリレン(例えばベンゾ[ギ]ペリレン)、コロネン、ピレン、ポルフィシン、ポルフィリン、クロリン、フタロシアニンと誘導体、およびそれらの混合物から構成される基から選択されることがなおより好ましい。ペリレンとペリレンの誘導体は酸素に相対的に感度が低いので、検体が酸素である場合、本発明で指摘したような他の多核芳香族化合物を使用することが好ましい。エクシマ成分を利用する場合、単量体の指示薬成分は、1つの多核芳香族化合物と、同一の1つの多核芳香族化合物の誘導体と、その混合物とから選択することが好ましい。多核芳香族化合物がベンゾ[ギ]ペリレンであるならば、優れた結果が達成される。
望むなら、基本的な多核芳香族化合物は1つ以上の他の基、例えばアルキル基のような非官能置換基によって誘導することが可能であるが、これは、このような誘導が、励起状態の錯体によって得られる放射信号の発生にあまり干渉しないことを前提とする。このような誘導体はNagel等の米国特許第5,409,666号に開示されている。例えば、追加加硫シリコン重合体の中でビニルベンゾ[ギ]ペリレンを共有結合することによって導かれる感知要素の単量体の指示薬成分は、ベンゾ[ギ]ペリレンの誘導体であると言われる。
例えばセンサ34で有用な単量体の成分は、2つ以上の類似の単量体の指示薬成分と、2つ以上の異なった単量体の指示薬成分、あるいは1つ以上の、好ましくは1つの単量体の指示薬成分と、1つ以上の、好ましくは1つの単量体の非指示薬成分とを含むことが可能である。このような単量体の成分は、感知要素に、センサシステムに、感知要素がさらされる検体または媒体に、有害な影響をほとんど及ぼさないことが好ましい。
より好適な酸素感知成分を生み出す単量体の成分の実例は:(1)多核の芳香族単量体成分と;(2)脂肪族または芳香族のアミン含有の、または芳香族のエーテル含有の単量体成分と;(3)芳香族のニトリル単量体成分と;を含む。より好適なエクシプレックス成分は、グループ(1)から選択される少なくとも1つの単量体成分と、グループ(2)から選択される少なくとも1つの単量体成分とを備える。代わりに、もう1つのより好適な成分は、グループ(3)から選択される少なくとも1つの単量体の成分と、グループ(1)または(2)から選択される少なくとも1つの単量体の成分とを備える。
有用な芳香族の単量体の成分(グループ1)の実例は、ビフェニル、ナフタリン、フェナントレン、p−テルフェニル、クリセン、ベンズピレン、ピレン、ジベンズアントロン、ベンズアントロン、アントラセン、ペリレン、ベンズペリレン、フルオルアンテン、コロネン、キノリン、フェニルキノリン、ベンズキノリン、キノキサリン、ジベンズキノキサリン、ベンズキノキサリン、フタルイミド、ピリジン、フェナジン、ジベンズフェンジン、アクリジン、ベンズアクリジン、およびこれらの化合物の誘導体を含む。有用な脂肪族またはアミン含有のまたは芳香族のエーテル含有の単量体の成分(グループ2)の実例は、テトラメチル−p−フェニレンジアミン、ジメトキシジメチルアニリン、メトキシジメチルアニリン、ジエチルアニリン、ジフェニルメチルアミン、トリエチルアミン、インドール、ジメチルトルイジン、トリ−p−アニシルアミン、ジトリルメチルアミン、トリトリルアミン、トリフェニルアミン、エチルカルバゾール、トリメトキシベンゼン、テトラメトキシベンゼン、およびこれらの化合物の誘導体を含む。芳香族のニトリル受容体単量体成分(グループ3)の実例は、ベンゾニトリル、シアノナフタリン、ジシアノベンゼンおよびこれらの化合物の誘導体を含む。
これらの単量体の成分対のすべては、基材材料、例えばシリコンに結びつけおよび/または共有結合することができる。
本発明の好適な実施形態では、酸素センサ34はビニルベンゾ[ギ]ペリレンを含む感知層を備え、この感知層は、交差結合のポリアルキル(アリール)ヒドロシロキサンを備えるシリコン基材に共有結合され、このシリコン基材はポリカーボネート支持膜に接着され、また拡散されたカーボンブラックのシリコン基材によって上塗りされる。
本発明の特に好適な実施形態では、センサ28は、空洞27の中のカセット12に取り付けられた多層の薄層として設けられる。イオンセンサ28とpHセンサ30は、それらが校正の間にカセットの下半分に位置決めされるように、流体チャンバ18の第1の「入口」部分20の近くに配置されることが好ましい。これによって、校正の間にセンサ28と30が液体にさらされることが保証される。校正の間にセンサ32と34を液体内に浸漬する必要性が小さくなる。
代わりに、カセット12はカリウム、ナトリウム、カルシウムおよびグルコースのためのセンサを含むことができ、この場合これらのセンサは上述のように実質的に同一の化学反応を使用する。例えば、カリウム、ナトリウムおよびカルシウムイオンの検出は、式Aによる適切なイオン透過坦体のクマロクリプタンドを使用することができ、この場合クリプタンドのケージの寸法は各イオンについて固有である。適切なグルコースセンサは、酵素グルコースオキシダーゼの存在によって修正される上述の酸素センサの任意の1つを備えることができる。グルコース検出は、上述のように、例えば米国特許第5,518,694号のグルコースの酵素酸化作用の間の酸素減少を根拠とすることができる。以下に説明する一連の光学系の小さな修正によって、これらの代わりのセンサを収容するように測定装置14を適合することができる。ある用途、例えば心臓血管の血液パラメータモニタでは、両方の型式の測定装置を使用することが有利であるかもしれない。
カセット12で有用であり得る他のセンサは、例えば、ルテニウム(II)(ジフェニルフェナントロリン)3(ジメチルシリルプロパンスルホン酸塩)2のようなルテニウムに基づく指示薬を、酸素不透過性の基材、例えばポリ(メチルメタクリレート)に固定することによって用意できるような蛍光発光ベースの温度センサを含むことが可能である。
ケーシング16の穴はpHセンサ30と二酸化炭素センサ32との間に配置される。サーミスタを収容するウェル36はケーシング16に固定され、また穴の上方に延在する。ウェル36は、流体チャンバ18の中央部分24に面するケーシング16の壁部に接着剤によって接合されるつばを有する帽子形状の構造を有する。適切な接着剤は、ロクタイト株式会社の商標「UV Cure」の接着剤のようなアクリルウレタン接着剤である。ウェル36は、厚さ0.004インチ(0.1mm)のチタンのような金属と同様の熱伝導率を有する耐食性材料から造ることが好ましい。例えば図5と図6に示したように、ウェル36は流体チャンバ18の中央部分24の中に突出して、チャンバ内の流体との密接な熱接触を行う。
またケーシング16は、凹部26を取り囲むと共にケーシング16の長手軸線から離れた方向に外側方向に延在する概して楕円形状のリム40を含む。図4を参照して理解できるように、楕円形状の凹部26と周囲リム40の主軸は一致し、またセンサ28、30、32、34とウェル36の中心に交差して延在し、またケーシング16と流体チャンバ18の長手軸線に平行でもある。
半円筒状の整合キー42はリム40の内壁に一体接続される。整合キー42は、ケーシング16の長手軸線に垂直であると共にセンサ32とセンサ34との間に等距離に延在する基準面が、その中央の正反対の面に沿ってもキー42を二分するように配向することが好ましい。
カセット12は、取外し自在にケーシング16を測定装置14に接続するためにさらに第1の雄のカップリング44を含む。カップリング44は、図2と図3に示したようにケーシング16の長手軸線に対して垂直方向に凸状である概してU字形状の構造を有する。カップリング44はケーシング16の前述の中央部と、リム40の外側延在部の方向から離れた方向のケーシング16から外側方向に延在する向かい合った脚部部分46とを含む。各脚部部分46は、それぞれの脚部部分46の外側に平行である平坦な同一平面の外面47を有する1対の支持部(例えば図2、図3、図7を参照;図4では省略)を含む。好ましくは、向かい合った脚部部分46の外面47はケーシング16が接近するにつれて互いに近寄り、また互いに関して約28°から約32°の範囲の角度で配向されるそれぞれの基準面に沿って延在する。より好ましくは、外面47は互いに関して約30°の角度で配向されるそれぞれの基準面に沿って延在する。
フランジ48は、各脚部部分46の外部端部に一体接続される。フランジ48は、ケーシング16の長手軸線に平行である共通の基準面に位置する。脚部部分46は若干可撓性であり、また指の圧力の影響を受けて互いに向かってわずかに動くことができるが、指の圧力が解放されると、図面に示したような脚部部分の元の通常の配向に迅速かつ繰り返して戻るのに十分な記憶を有する。
各脚部部分46の外部の中央端部領域は支持部分の間に位置するウェッジ形状のタブ50に一体接続される。タブ50は互いに離れて、また互いに関して約80°の角度で配向されたそれぞれの基準面に沿ってそれぞれの脚部部分から外側方向に延在する。
さらに、各タブ50の末端縁部はフランジ48の延在部の方向に関して25°の角度で配向された基準面に延在する。タブ50の最も外側の縁部は、それぞれの脚部部分46の隣接領域に関して外側方向に離間し、またケーシング16の長手軸線と、フランジ48を含む前述の基準面との間にある共通の基準面に位置する。
好ましくは、ケーシング16は医療等級のポリカーボネートのようなかなり透明なプラスチック材料から造られ、またこのケーシングは最初は別々の2つ以上の部片から構成され、これらは射出成形され、次に互いに接合される。適切なツーピース構造の実例が図7に示されている。図7では、ケーシング16の1つの部片は凹部26とリム40とを含み、また4つのセンサ28、30、32、34を支承し、また第2の部片は、図示したように脚部部分47と、入口および出口ポートと、他のエレメントとを含む。部片は超音波圧接、溶剤溶接または接着結合によって互いに接続することが可能である。もちろん、他の構造(一体のワンピース構造またはスリーピース構造)も可能である。
図1および図4−6に示したように、ケーシング16は第1の部分20の入口ポートを囲む第1の外部ねじ付き部を有する。第1のねじ部は、チャンバ18を通して流れる流体の測定パラメータのためにカセット12を使用する場合、図5に示した雄のLuerコネクタ52のように、雌ねじ付きのLuer型式コネクタと噛合接続するように造ることが好ましい。コネクタ52は、流体をチャンバ18に導く可撓性の管54の部分に締りばめ結合を設けるために肋材強化部分を有する。
第2の雄ねじ部は、第2の流体チャンバ部分22の出口ポートを囲む。図5に示したように、取付け具56は第2のねじ部を噛合して収容する雌ねじ部を有する。取付け具56は、径方向内側に延在するリブ58を有する後方に延在するカラーを選択的に含む。ケーシング16は、取付け具56がケーシング16から部分的に抜かれる時には常に、通常の状況下で取付け具56の分離を防止するために、ストッパとして機能すると共にリブ58に物理的影響を与える第2のねじ部に隣接して径方向外側に延在する取り囲みリブ60を有する。
また取付け具56は、チャンバ18を通して流れる流体のパラメータを測定するために測定装置14と共にカセット12が使用される時に、雌のLuerコネクタ62(図5)を噛合して収容するために構成されるもう1つの雌ねじ部を含む。可撓性の管64の部分は、チャンバ18を出る流体の流れを導くために、コネクタ62の肋材強化部に締りばめ関係で接続される。
図6は、センサ28、30、32、34の校正の間のカセット12の模範的な目的に関する図面である。校正の間、ガスフィルタ組立体66は、図5に示したコネクタ52に置き換わり、また第1の流体チャンバ部分20の入口ポートを囲むねじ部を噛合して収容する雌ねじ部を有する。ガスフィルタ組立体66の反対側端部は、部分ねじによって構成されたコネクタを備えるガス入口開口部68を有する。このコネクタは管コネクタ(図示せず)に結合するように適合され、次に管は校正用ガスの源に接続される。
ガスフィルタ組立体66は、フィルタ膜70の円盤形状部分を含む拡大した円筒状の中央ハウジング部を有する。好ましくは、膜70はオートクレーブによって消毒された(ポリテトラフルオロエチレンのような)疎水性の材料または放射によって消毒された(修正アクリルのような)材料から造られる。適切な修正アクリル材料はGelman Sciencesの商標VERSAPORE「H」の膜である。嵌め合わせた同心の円形チャネルと交差径方向チャネルの網目が、膜70の両側に面する壁部全体にわたって設けられ、膜70の種々の領域のほぼすべてを通して校正用ガスの通過を容易にする。
またガスフィルタ組立体66はスパージャ管72の部分を収容する出口を含む。適切な管72の実例は、ゼウス製品の0.003インチ(0.075mm)の内径と、0.012インチ(0.3mm)の外径とを有するポリエーテルエステルケトンから造られる管である。プラグ74はスパージャ管72を囲み、また封止関係でフィルタ組立体66の出口にスパージャ管72を固定する。プラグ74に適切な材料の実例は、カセット12が放射線によって消毒されるならばポリカーボネートを含み、またカセット12がオートクレーブによって消毒されるならばポリアクリレートを含む。
エンドユーザに出荷するために包装される時、カセット12は、フィルタ組立体66ならびにキャップ78(図6)と、流体チャンバ18の中に収容されるある量の校正流体80とを備えることが好ましい。出荷目的のためにキャップ78は封止関係で取付け具56の出口部の中にぴったりとねじ込まれ、また取付け具56は、取付け具56とケーシング16との間の流体封止を行うために、ケーシング16に対して締め付けられる(図5に示した配向に示されているように)。図面には示していないが、出荷キャップは、通過および初期操作中に入口開口部68の中に汚染物質が侵入するのを防止するために、フィルタ組立体66の外部端部に確実に結合される。
校正の間、カセット12は図6に示したように垂直、好ましくは鉛直の位置に配向され、また取付け具56は、ケーシング16の長手軸線を中心とする円弧内のケーシング16に関して取付け具56を回転することによって部分的に抜かれる。このような運動の間、取付け具56はガス出口ポートを閉じる第1の位置から、またガス出口ポートを開口するか、または通気するための第2の位置に移動する。リブ58、60は、ケーシング16からの取付け具56の不注意による分離を防止する。ケーシング16に関して取付け具56を緩めることによって、ガスは第2の流体チャンバ部分22から、図6の矢印によって示されるように、ガス出口ポートを通して大気に流れることが可能となる。選択的に、リブ60の外部周辺壁部は、流体チャンバ18の上部出口ポートからのガスの放出を容易にするために、ケーシング16の長手軸線に平行方向に延在する1つ以上のチャネル59(図1と7参照)を備える。
校正流体80の量は、校正中のチャンバ18内の流体80のレベルが図6に示したように拡張領域部分25の下方部に交差して延在するように選択されることが好ましい。このようなレベルは、校正流体80の一部が上部の出口ポートを通して逃れる可能性を小さくするが、流体80が完全にセンサ28、30、32、34を完全に覆うことをなお保証する。好適に、拡張領域部分25のフルスト円錐構造は、チャンバ18からの流体80の漏出の可能性を減少させるために、流体80を通過する校正用ガス泡の破裂を容易にする。さらに、チャンバ部分24の壁部上の親水性の表面は、センサ28、30、32、34を通した校正用ガス泡の滑らかな通過を容易にする。選択的に、親水性の表面に加えてまたはその代わりに発泡防止剤を使用することが可能である。
校正段階のさらなる詳細について以下に説明する。校正が終了すると、フィルタ組立体66はケーシング16から取り除かれ、また図5に示したコネクタ52と交換される。さらに、取付け具56は図5に示したようにその配向に締められ、取付け具56とケーシング16との間に耐漏出の流体シールを形成する。図6に示したキャップ78も取り除かれ、またコネクタ62(図5)と交換され、またコネクタ62の外部端部は管64の部分に結合される。以下により詳細に説明するように、管54、64の部分は、流体のパラメータを測定するためにチャンバ18の中への、またそれから(血液のような)の流体の流動を可能にする。
図1と図5の中に示した測定装置14は図8−20にもより詳細に示されている。装置14は、図9の組立の前に見られる2部分の細長いハウジング200を含む。2つの部分は、内部かかり付きコネクタによって(スナップ相互組立のために)、またはねじによって保持することができるであろう。好ましくは、ハウジング200は、ポリカーボネートとアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(「ABS」)重合体との混合物のような耐衝撃性の可塑性材料から造られ、また消毒を容易にするために滑らかな外面を有する。選択的に、ハウジング200の内面は電磁的に両立可能な遮蔽材料が被着される。
測定装置14は、陽極処理済みアルミのような金属材料から選択的に造られた第2の雌カップリング202を含む。カップリング202はハウジング200の長手軸線に対して垂直方向の概してU字形状の構造を有する凹部を有する。凹部は、中央の湾曲部206によって相互接続された(例えば図1参照)2つの平坦な向かい合った側壁部分204を含む。好ましくは、向かい合った側壁部分204は湾曲部206が接近するにつれて互いに近寄り、また互いに関して約28°から約32°の範囲の角度で配向されるそれぞれの基準面に沿って延在する。より好ましくは、側壁部分204は、互いに関して約30°の角度で配向されるそれぞれの基準面に沿って延在する。各側壁部分204の外縁部分は、ハウジング200の長手軸線と平行方向に延在する細長い条溝208を有する。
測定装置14は繊維端子ブロック組立体210を含む(例えば図9参照)。繊維ブロック組立体210は、図10に示したように1対の小ねじによって互いに接合された繊維ブロック挿入プレート212と繊維ブロック端部プレート214とを含む。好ましくは、挿入プレート212はポリカーボネートから造られ、またエンドプレート214はアルミニウムから造られる。
挿入プレート212の下側は図10に示した4つの小ねじによってカップリング202の頂部に固定される。挿入プレート212の下側は、ハウジング200の長手軸線に平行の主軸を有する概して楕円形状の突出部216を含む(例えば図12参照)。突出部216は、カセットキー42の直径よりほんのわずかに大きな直径を有する半円筒状のキー溝218を含む。キー溝218をその中央の正反対の面に沿って二分する基準面がハウジング200の長手軸線に垂直であるように、キー溝218を配向することが好ましい。
突出部216は、噛合して収容されると共にカップリング202の湾曲部206の中央に位置する楕円形状の開口部を通して延在する側壁を有する。突出部216の外側壁部は底面図で楕円形状構造を有し、この構造は、形状面でカセット12のリム40の内側壁部の楕円形状構造を補う(例えば図4参照)。
図5は、互いに結合されている時のカセット12と、測定装置14の一部とを示している。測定装置14がカセット12に接続される時、カセット12のタブ50は測定装置14のそれぞれの条溝208の中に収容される。さらにカセット支持部の外面47は、測定装置側壁部204の平坦なそれぞれの向かい合う面に平坦に接触する。理解できるように、カセットケーシング16に接続した第1のカップリング44およびハウジング200に接続した第2のカップリング202は、測定装置14にカセット12を解放自在に接続するためのコネクタを一緒に形成する。
カセット12を測定装置14に組み立てる間、ケーシング16は突出部216の方向に押圧され、またこのような押圧運動の間、ウェッジ形状のタブ50の外面はカムとして機能し、各タブ50の外縁がそれぞれの条溝208に隣接する時まで、脚部部分46を内側方向にまた互いに向かって変位させる。タブ50の外縁が条溝208に隣接すると、脚部部分46の固有のバイアスは脚部部分を広がるようにさせ、またタブ50の外縁が条溝208の中に収容され、これによってカセット12を測定装置14に結合するように、スナップのような方法で脚部部分の通常の構造に戻すようにさせる。
突出部216は、測定装置14とカセット12が互いに接続される時、噛合かつぴったりと凹部26内に嵌合する外部端部部分を有する。さらに、測定装置14とカセット12が互いに接続される時、カセット12のキー42は測定装置14の噛合キー溝218内に嵌合する。反対の方法で(すなわち、図5に示したカセット12の配向から、垂直の基準軸を中心にカセット12を180°配向するような方法で)、カセット12を測定装置14に結合する試みが行われた場合、キー42によって測定装置14とカセット12との結合が好適に防止される。
カセット12は、タブ50が条溝208を消去するまで、互いに脚部部分46を締め付けて、またカセット12を装置14から離れて動かすによって測定装置14から取り外される。図面には示していないが、測定装置12からのカセット12の分離の際にカセットフランジ48の外縁上のユーザの掴みを補強するために、カップリング202の外側にはそれぞれ指先サイズの凹部を設けることが好ましい。凹部は、フランジ48の中心をタブ50に近い位置に係合するための位置方向にユーザの指部を案内する際に助けとなる。
繊維端子ブロック組立体210は、挿入プレート212に溶剤溶接された直立のポリカーボネート管220を含み、この管はサーミスタ組立体を収容する。図5と図10に示したように、サーミスタ組立体は、中央の内部通路とネックダウンされた下方端部部分とを有するサーミスタ支持体222を含む。サーミスタ224は、サーミスタ支持体222の下方端部部分の空洞内に部分的に装着され、また通路を通して延在する1対のリード線を有する。適切なサーミスタの実例はThermometricsの部品番号SC30BF103A−L8である。
ステンレス鋼のような材料から造られるキャップ226(図5参照)はサーミスタ224を覆い、また支持体222の下方端部部分の取り囲み側壁に注封材料によって固定される。キャップ226は、隣接した可塑性の材料の熱伝導率に関して高い熱伝導率を有する。(Epo−tekのH20のような)注封材料は、キャップ226の内面とサーミスタ224の外面との間の空間をほぼ充填し、またキャップ226とサーミスタ224との間の熱伝達を容易にする。
支持体222は管220の概して円筒状の内部通路の中に収容され、また支持体222の周辺条溝の中に配置されたOリング228は液密封止を行う。支持体222は、管220の噛合ねじ部内にねじ込まれる上部ねじ部を有する保持器230によって管220の通路内に保持される。
管220の通路は、その下方端部の近くで若干より小さな直径に狭くなり、また図5に示した環状肩部232を備える。支持体222は、肩部232の下の領域の管通路の内径よりも大きな外径を有する上部の円筒状の取り囲みリブ234を含む。さらに、螺旋圧縮ばね236(図10も参照)は保持器230の下方端部と、リブ234の上方対向の環状壁部との間に延在し、それらを支える。ばね236は、測定装置14がカセット12に結合されていない時にリブ234が肩部232に支えられるように、耐えられる程度に図5の下方方向に支持体222にバイアスをかける。
カセット12と測定装置14が互いに結合されていない時、サーミスタキャップ226の下方端部は、図5では、凹部26の頂部面に関してカセット12のウェル36の深さよりも深い距離でプレート212の底部下に突出する。したがって、カセット12が測定装置14に結合されている時、キャップ226はウェル36の底部に接触し、また支持体222をばね236のバイアスに対抗して上方方向に付勢する。カップリング44とカップリング202が互いに接続されると、ばね236は、キャップ226の底部をウェル36の底部との密接した接触位置に保持する傾向を有し、キャップ226とウェル36との間の有効接触面積を増加し、また熱抵抗を減らす。チャンバ18の中央部分24の流体からの通路に沿った、ウェル36とキャップ226との間のジョイントに交差した、また最終的にサーミスタ224への熱伝達を改良するために、ウェル36の内部構造はキャップ226の外部構造に対して若干相補的であることが好ましく、また密接に相補的であることがより好ましい。
図12を参考にすると、挿入プレート212は、突出部216を通して延在すると共に楕円形状の突出部216の主軸に沿って離間関係で配設された4つの穴238、240、242、244を含む。さらに底部プレートは、突出部216から離間した3つの穴246、248、250を含み、これらの穴は挿入プレート212の上部の外部端部部分上に配置された隆起プラットホーム252(図10と図13参照)を通して延在する。図13に示したように、光学的基準材料から造られた円盤254は穴248に配置され、また穴248の下方ねじ部内にねじ込まれた止めねじ256によって穴248の肩部に固定される。光学的基準円盤254は好ましくは(ポリカーボネート内の0.002重量%の蛍光材料のような)螢光材料から造られる。適切な蛍光材料は、Bayerの商標「MACROLUX 10GN」材料のような高い量子効率の蛍光染料である。
穴246、250は穴248と同一であり、また各穴は止めねじ256と類似の止めねじと、光学的基準円盤254a、254b(図15に番号のみ表示)とを収容する。穴246の光学的基準円盤254aは光学的基準円盤254と同一である。穴250の光学的基準円盤254bは光学的基準円盤254と類似しているが、その代わりにポリカーボネート内に溶解した0.0035重量%の蛍光材料から造ることが好ましい。
繊維端子ブロック組立体210の端部プレート214は図14に番号付けした9つの穴258−274を有する。穴258−274は、各列に3つの穴を有する3列の配列で配設される。穴258−274ならびに穴238−250は、1束の光ファイバの端部を囲むフェルールを収容するように適合される。模範的なフェルールが図13の数字276によって示されている。穴246−250の中に収容されるフェルールに適切な材料の実例は、黄銅またはステンレス鋼である。穴238−244の中に収容されるフェルールに適切な材料の実例はステンレス鋼であり、また穴258−274の中に収容されるフェルールに適切な材料の実例は、黄銅またはアルミニウムである。選択的に、底部プレートのプラットホームは3つのネジ付きの小さな開口部(図10と図13参照)を含み、その各々は穴246、248、250の1つに交差する。それらの小開口部は、組み立てを容易にするために隣接穴246、248、250のフェルールをプラットホームに固定する小さな止めねじ(図示せず)をねじ込み式に収容するように、それぞれ適合される。
繊維端子ブロック組立体210はいくつかの束の光ファイバを含む。光ファイバの束は、説明のために束の模範的な網目を図9(正確に図示せず)に示している以外、すべての図面から省略する。種々の光ファイバ束の概略図が図15に示され、また穴238−250と、穴258−274との間の光ファイバ束の真に好適な種々の通路を示している。
より詳細に、また図15を参考にすると、繊維端子ブロック組立体210は、穴240と穴260との間に延在する第1の束の光ファイバ280と、穴240と穴270との間に延在する第2の束の光ファイバ281と、穴246と270との間に延在する第3の束の光ファイバ282と、穴242と穴270との間に延在する第4の束の光ファイバ283と、穴242と穴258との間に延在する第5の束の光ファイバ284と、穴246と穴264との間に延在する第6の束の光ファイバ285と、穴244と穴262との間に延在する第7の束の光ファイバ286と、穴244と穴274との間に延在する第8の束の光ファイバ287と、穴250と穴274との間に延在する第9の束の光ファイバ288と、穴250と穴266との間に延在する第10の束の光ファイバ289と、穴248と穴226との間に延在する第11の束の光ファイバ290と、穴248と穴272との間に延在する第12の束の光ファイバ291と、穴238と穴272との間に延在する第13の束の光ファイバ292と、穴238と穴268との間に延在する第14の束の光ファイバ293と、を含む。
種々の束280−293の各束に適切な光ファイバは、Schott LF5またはF2のコアガラス、Schott 8250のCorning7056または7052の被覆ガラスおよび0.00008から0.00012インチ(2−3ミクロン)の被覆厚さの被覆ガラス付きの0.0022インチ(56ミクロン)の呼び外径を有するファイバである。必ずしも必要ではないが、種々の束280−293の光ファイバはすべて同一であることが好ましい。もちろん、他の型式のファイバが可能であり、また束280−293の各束のファイバ数は上述の説明と異なることが可能である。
光学開口を設ける目的でファイバ束の端部を(フェルール276のような)フェルールの中に固定するために、商標「Epo−tek」の光学的エポキシNo.301または301−2のような光学的接着剤を使用することが好ましい。束280−293は好ましくは螢光を発しない光学的に不透明な堅いプラスチックまたは弾性ゴム材料で被着される。図15に概略的に示したように、1つのフェルールの中に収容された光ファイバがファイバの反対側端部の異なったフェルールに通じることが可能となるように、束280−293のいくつかの端部は二股部分を設けるために混合される。
さらに、各光学開口の光ファイバはランダム化される(すなわち各光学開口のファイバは、ファイバが二股部分を通過する場合にも空間的に充分に混合される)。例えば、0.020インチ(0.5mm)以上の直径を有する、束280、281のいずれかを源とするファイバが3本未満の円形領域が存在しないように、穴240の光学開口のファイバはランダム化される。
各束280−293の中央領域に適切な光ファイバ数の実例が表Iに設定されている。(本出願の目的のために、「中央領域」とは、その端部と任意の二股部分との間の位置においてその長手方向に沿った束の中央部を意味する)。表IIは、穴238−250と258−274の各穴に配置されたフェルール内の光ファイバの目標数と、(1つ以上の束に源を有するファイバを含むことが可能である)光学開口の総直径とを示している。表Iと表IIの値は、上述のように56ミクロンの外径と、70%のパッキングフラクション(すなわち、ファイバによって占められる領域÷光学開口の総円面積)とを有する光ファイバを根拠としている。小さな光ファイバは組立中に数えることが難しいので、製造業者は、見積もりによって束の中の光ファイバの数をより迅速に決定するために、光ファイバの数を数える代わりに1束の直径を測定する方法を選択することが可能である。
Figure 0003917192
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測定装置14は、ブロック302と9つのレンズ副組立体304−312とを含むレンズ組立体300(図16のみで番号付け)を有する。ブロック302は、各列が3つの空洞を有する3つの列に対称的に配設された9つの円筒状の空洞を有し、またレンズ副組立体304−312の1つは各空洞の中に収容される。ブロック302は、金属と同様の熱伝導率を有する材料から造ることが好ましい。適切な材料の実例はアルミニウムである。またブロック302は適切な熱伝導率を有するセラミック材料から造ることができる。
310、311、312の番号のレンズ副組立体は励起レンズ副組立体であり、また副組立体312は模範的な目的で図16に分解図で示されている。副組立体312は第1の光学保持器314と、第1の保持器314と同一の第2の光学保持器316を含む。保持器314、316が図10に示した方法で互いに接続される時、保持器314、316の内壁部は、中央の縦方向の基準軸320を有する若干円筒状の全体構造を有する細長いチャンバ318を一緒に形成する。
第1の保持器314のみが図17−19に示されている。保持器314は、第1のチャンバ部分322(図17と図18)と、第2のチャンバ部分324と、第3のチャンバ部分326と、第4のチャンバ部分328とを画定する内壁部を有する。保持器314、316が図10に示した方法で互いに接続される時、保持器314、316の第1のチャンバ部分322は(以下に詳細に説明するように)発光ダイオードを包み隠すための形状を有する概して円筒状の光入口ポートを形成する。第2のチャンバ部分324は光学フィルタを収容するための概して円筒状の副チャンバを形成し、第3のチャンバ部分326は光学レンズを収容するための副チャンバを形成し、また第4のチャンバ部分328は概して円筒状の光出口ポートを形成する。小さな円筒状の開口部は光入口ポートと光学フィルタ副チャンバとの間に延在し、またそれらを連通させる。また第2の小さな円筒状の開口部は光学フィルタ副チャンバとレンズ副チャンバとの間に延在し、またそれらを連通させる。
チャンバ部分324、326を画定する保持器314の壁部は、それぞれ1つ以上のリブ330の第1組に接続される。図面に示した実施形態では、第1組は中心軸320に対して平行方向に延在する2つの離間したリブ330を含む。リブ330(例えば図18参照)の各々はそれぞれのチャンバ部分324、326の全長に延在することが好ましく、また図19aにより詳細に示した最も外側の変形可能な先端部分332を有する。変形可能な先端部分332はエラストマであるか(すなわち、先端部分は、変形を引き起こす力が除去された後にその元の形状に自分で戻る)または非エラストマであることが可能である。
また保持器314は1つ以上のリブ334の第2組を含む。図面に示した実施形態では、第2組のリブ334は、第4のチャンバ部分328に直接隣接した第3のチャンバ部分326の径方向壁部に沿って配置される単一のリブから構成される。リブ334は図17と図17aに示したように側面図で三角形の全体構造を有し、同時に、図17aと図17bに拡大図示した最も外側の変形可能な(エラストマか、または非エラストマ)先端部分336を有する。
また第2のチャンバ部分324と第3のチャンバ部分326は、中心軸320に垂直の基準面の中に延在する1つ以上のリブ338の第3組を含む。6つのリブ338が図17−19に示した実施形態に示されている。リブ338の内の4つのリブは第2のチャンバ部分324に配置され、また1対のリブ338が中心軸320に垂直の第1の共通基準面に延在し、また他の1対のリブ338が中心軸320に垂直の第2の基準面に延在するように、対向形態で配設される。2つの残りのリブ338は第3のチャンバ部分326に配置され、また中心軸320に垂直のもう1つの共通基準面に延在する。模範的なリブ338が図17cに拡大図示され、また各リブ338は、エラストマであるか、または非エラストマであることが可能である最も外側の変形可能な先端部分340を含む。
保持器314は、1対のペグ342と1対の整合穴344とを有する対称の正反対の壁部を有する。1つのペグ342と1つの穴344は、中心軸320に垂直の共通面に延在する平行の中央基準軸を有する。同様に、他のペグ342と他の穴344も、中心軸320に垂直であるが、他のペグ342と穴344の中心軸を含む前述の基準面から離間した共通面に延在するそれぞれの中央基準軸を有する。
また第3のチャンバ部分326を画定する壁部は、中心軸320を中心とする半円形の通路に延在する環状の面取りした壁部346を含む。したがって、レンズ副チャンバは、概して円筒状の部分と、中心軸320と同一直線上の共通の中心軸を有する位置合わせしたフルスト円錐部分とを含む全体構造を有する。保持器316は保持器314と同一であるので、保持器316の詳細な説明は行わない。
保持器314、316が図10に示した方法で互いに接続される時、保持器314のペグ342は保持器316の穴344の中に収容され、また保持器316のペグ342は保持器314の穴344の中に収容される。好ましくは、ペグ342と穴344の少なくとも1つの噛合対は、他方の端部よりも副組立体312の一方の端部により近接している。したがって、第1のチャンバ部分322が互いに向かい合わず、その代わりに反対側端部に配置されるような方法で、保持器314、316を互いに接続する試みが行われるならば、保持器314、316の端部は位置合わせされず、また保持器314、316が互いに関して適切に配向されなかったという容易に識別できる視覚表示を組立者に提供する。
平凸レンズ348(図16と図16a参照)は第3のチャンバ部分326内に収容され、また外周の円筒状壁部350を有する円筒状部分と、部分球面の構造の外壁352を有する凸状のドーム形状の部分とを含む。ドーム形状の部分の中央の正反対の軸と円筒状部分の中心軸は、レンズ348の光軸として既知の共通の基準軸に沿って位置する。適切なレンズの実例は、Edmund Scientificの部品番号45078のように6mmの焦点距離と6mmの直径とを有する。好ましくは、第3のチャンバ部分326の面取りした壁部346の配向(中心軸320に関して)は、保持器314、316が互いに組み立てられる時に部分346が外壁352に接触する領域における外壁352の係合領域の配向(ドーム形状部分の中心軸に関して)と若干類似している。
組立中、また保持器314、316がレンズ348の周囲で閉じられる時、円筒状壁部350は締りばめ関係でリブ330、334、338と接触する。保持器314、316が完全閉鎖の互いに接続された配向に近づくにつれ、レンズ副チャンバ内の先端部分332、336、340はつぶれて変形し、一方レンズ348にそれぞれの力を特定の方向に及ぼす。より詳しくは、保持器314、316が閉じられるにつれ、リブ330、338の第1と第3組の先端部分332、340は、中心軸320に向かって径方向内側方向に力をレンズ348に導く。一方第2組のリブ334の先端部分336は、中心軸320に向かって径方向内側方向に延在するベクトル成分と、面取りした壁部346に向かう方向に中心軸320に平行に延在するベクトル成分とを有する力をレンズ348に導く。
第3のチャンバ部分326に配置されたリブ330、334、338の配向は、レンズ348の光軸が中心軸320と平行に、好ましくは正確に同一線上に整合されるように、レンズ348を適切な同心関係に導くように選択される。保持器314、316が互いに閉じられるにつれ、レンズ348の光軸はリブ330、334、338によって必要に応じて移動され、また中央基準軸320と一致する位置にもっていかれる。リブ334は、ドーム形状の外壁352を、面取りした壁部346にぴったり接触した位置に付勢する。またリブ334は、レンズ348を壁部346に枢着するのに十分な力をレンズ348に及ぼし、また保持器314、316が閉じられると、後面が中心軸320に対して正確に垂直になるように、光出口ポート328の隣の円筒状レンズ部分の後部平坦面をある配向に移動させる。保持器314、316が閉じられるにつれ、リブ330、338は、レンズ346の光軸が中心軸320と同一直線となるように、レンズ348を横方向に移動するように機能する。
保持器314、316が閉じられるにつれ、変形可能な先端部分332、336、340は、レンズ348の構造(およびすべての表面凹凸)を収容し、またレンズ348を所定の位置に固定するように常温で流れる。またこのような変形可能な先端部分332、336、340(可塑性の保持器314、316の他の領域とともに)は、レンズ組立体300または測定装置14が衝撃または振動を受けた場合にレンズ348を損傷から保護する傾向を有する。
保持器314、316の第2のチャンバ部分324は光学フィルタ354を収容するように適合される。模範的な目的で、図10の中に示されるフィルタ354は中心軸で円筒状の構造を有する。保持器314、316が閉鎖した相互結合配向に向かって移動されるにつれ、第2のチャンバ部分324に配置されたリブ330の先端部分332および第2のチャンバ部分324に配置されたリブ338の先端部分340はつぶれて変形し、またフィルタの中心軸が副組立体312の中心軸320と同一直線になるような配向にフィルタ354を付勢する。保持器314、316が完全に閉じると、リブ330、338はぴったりとフィルタ354の円筒状の側壁に係合し、また所定の位置に確実に前記フィルタを保持する。
互いに閉じられた時に保持器314、316は、副組立体312を収容するブロック302の穴の内径に好ましくは非常に近いかまたは同一である直径を有する滑らかな円筒状の外面を形成する。より好ましくは、互いに組み立てられた時に保持器314、316によって設けられる円筒状の外面は、ブロック302と副組立体312との間にわずかな締りばめを確立するために、副組立体312を収容するブロック302の穴よりもわずかに大きい。副組立体312が穴の中に収容されると、保持器314、316は、接着剤、固定装置または類似物を必要とすることなく互いに組み立て維持される。しかし、代わりにブロックの中に保持器314、316を保持するために接着剤または機械式固定装置を設けることができるであろう。
保持器314、316の各々は、一体成型され、またABS重合体またはABS重合体とポリカーボネートとの混合物のようなかなり柔らかい変形可能な可塑性材料から造ることが好ましい。適切なABS重合体の実例はTAITALACのno.8540Hである。材料は限定された常温流れを有するが、光学コンポーネントを所定の位置に確実に保持するのになお十分な伸縮性を有することが好ましい。
選択的に、先端部分332、336、340または代わりにリブ330、334、338全体は、保持器314、316の残部の可塑性材料の弾性係数よりも高い弾性係数を有する可塑性材料から造られる。例えば、保持器314、316の材料の残部とは異なった材料から造られた先端部分332、336、340を設けるために、挿入成型を使用することができるであろう。いずれにしろ、先端部分332、336、340および/またはリブ330、334、338全体の材料は、各先端部分332、336、340が温度変動の繰り返しサイクルの後でもレンズ348および/またはフィルタ354にぴったりと係合し、またそれらの上に力を保持するように選択される。保持器314、316は、種々の副組立体304−312のレンズ348とフィルタ354の温度がブロック302の温度変動期間の間にもほぼ同一であるという保証を強めるために、ブロック302の材料の熱伝導率よりも小さな熱伝導率を有する材料から造ることが好ましい。
励起レンズ副組立体310、311は光学フィルタを例外として励起レンズ副組立体312と同一である。特に、副組立体312の光学フィルタ354は0.25インチ(6mm)の全径と、0.145インチから0.175インチ(3.6から4.4mm)の長さとを有し、398nmの中心波長の通過帯域を有し、また385nmと410nmの波長でピーク伝送の50%を伝送する。副組立体311の光学フィルタは、副組立体311の光学フィルタが413nmの中心波長の通過帯域を有し、また400nmと425nmの波長でピーク伝送の50%を伝送するという点を除いて、フィルタ354と同一である。副組立体310の光学フィルタは、副組立体310の光学フィルタが475nmの中心波長の通過帯域を有し、また460nmと490nmの波長でピーク伝送の50%を伝送するという点を除いて、フィルタ354に同一である。副組立体310、311の他の観点は副組立体312と同一であり、したがって副組立体310、311の詳細な説明は行わない。
しかし、レンズ副組立体304−309は放射レンズ副組立体であり、また図16の分解図に示した副組立体304を参照して理解できるように、励起レンズ副組立体310−312とは若干異なっている。副組立体304は、以下に説明する違いを除いて保持器314、316と実質的に類似した2つの保持器314a、316aを含む。保持器314aのみが図20と図21に示されている。保持器314a、316aは同一であり、したがって保持器314aを詳細に説明することで保持器316aの説明に十分に足りる。保持器314aは、第1のチャンバ部分322aと、第2のチャンバ部分324aと、第3のチャンバ部分326aと、第4のチャンバ部分328aと、第5のチャンバ部分329aとを画定する内壁部を有する。保持器314a、316aが互いに接続される時、第1のチャンバ部分322aは概して円筒状の光入口ポートを形成し、第4のチャンバ部分328aは概して円筒状の光出口ポートを形成する。さらに保持器314a、316aが閉じられる時、第2のチャンバ部分324aは、副組立体312のフィルタ副チャンバと類似の光学フィルタ354aを収容するために概して円筒状のフィルタ副チャンバを形成し、また第3のチャンバ部分326aは、副組立体312のレンズ副チャンバと類似の光学レンズ348aを収容するために第1のレンズ副チャンバを形成する。保持器314a、316aが閉じられる時、第5のチャンバ部分329aは、副組立体304の第1のレンズ副チャンバと類似の光学レンズ349aを収容するために第2のレンズ副チャンバを形成するが、第2のレンズ副チャンバは副組立体304の中央基準軸に関して第1のレンズ副チャンバの配向から180°反対に配向される。
保持器314aは第1、第2、第3組のリブ330a、334a、338aをそれぞれ有し、これらは副組立体312の第1のリブの組330、第2のリブの組334、第3のリブの組338と同一であることが好ましい。その結果、保持器314a、316aが閉じられるにつれ、リブ330a、334a、338aは、一旦組み立てられると、レンズ348a、349aの光学軸と、フィルタ354aの中心軸とを副組立体304の中心軸に平行に整列、好ましくは同一直線に整列させるために必要に応じて、レンズ348a、349aならびにフィルタ354aを移動させるように機能する。また保持器314a、316aは、保持器314、316のペグ342と穴344と類似した2つのペグと2つの噛合穴とをそれぞれ有する。しかし、各々の保持器314a、316aの各側面上のペグと穴は、保持器314、316の一方が保持器314a、316aの一方に偶然に接続されるという可能性を減らすために、中心軸320に対して平行方向の保持器314、316のペグ342と穴344との間の間隔と若干異なる距離だけ、互いに離間していることが好ましい。
放射レンズ副組立体305−309は、光学フィルタを除いて放射レンズ副組立体304とそれぞれ同一である。特に、副組立体304の光学フィルタ354aならびに副組立体305、307用の光学フィルタは、副組立体304、305、307のフィルタが550nmの中心波長の通過帯域を有し、また515nmと585nmの波長でピーク伝送の50%を伝送するという点を除いて、上述のフィルタ354とそれぞれ同一である。レンズ副組立体306は、副組立体306の光学フィルタが485nmの中心波長の通過帯域を有し、また450nmと520nmの波長でピーク伝送の50%を伝送するという点を除いて、フィルタ354と同一の光学フィルタを有する。副組立体308、309の光学フィルタは、副組立体308、309の光学フィルタが500nmの中心波長の通過帯域を有し、また465nmと535nmの波長でピーク伝送の50%を伝送するという点を除いて、フィルタ354と同一である。副組立体304のレンズ348a、349aならびに副組立体305−309の対応するレンズは、それぞれ上述のレンズ348と同一である。
保持器314、314a、316、316aは、それらが単にレンズ348、348a、349aとフィルタ354、354aとを適切に整合して固定するだけでなく、さらに詳細に以下に説明するように発光ダイオードとフォトダイオードとを収容するために組込み式の開口を提供するので、重要な利点を提供する。さらに、保持器314、314a、316、316aは、隣接した光学開口のために適切な寸法の成型された組込み式の光入口ポートと光出口ポートとを備える。保持器314、314a、316、316aは、(例えば、レンズ、フィルタおよび座金がワンピースハウジングの円筒状のチャンバの中に順次落とされる従来のレンズ組立体のような)他のレンズ組立体に一般的なガスケットまたは座金を必要とすることなく、種々のコンポーネントの製造と組立のために、廉価でなお簡単かつ効率的な手段を提供する。
当業者は、噛合保持器と光学式ブロックの構想が、双眼鏡、望遠鏡および類似物のような他のレンズ組立体のためにも使用可能であることを認識するであろう。さらに、レンズおよび/または光学フィルタを所定の位置にまた保持器の1つと一体化して成型することによって、有用な組立体を設けることが可能である。他の代替例として、例えば双眼鏡用にしばしば設けられる折り畳みまたはオフセット光学軸を提供するために、保持器を製造することができるであろう。ブロックと保持器との間の急速熱伝達が所望とされる用途(例えば、レンズコンポーネントが加熱される組立体の中)で組立体が使用されるならば、保持器はプラスチック以外の材料から造ることができ、また保持器とブロックとの間に熱注封材料を配置することができるであろう。
本発明では上に詳細に述べたようなレンズ組立体300が好適であるが、保持器を互いに保持し、また望むならグループとして副組立体を一緒に保持するためにも、ブロック302を省略し、また他の構造を設けることによって、代わりのレンズ組立体を組み立てることが可能である。例えば、リングまたはスナップ作用クリップは各対の保持器を互いに保持するために組み立てることが可能であり、また骨組、格子、ストラッピングまたは他の構造部は保持器の組立対を保持器の他の組立対に保持するために設けることが可能である。選択的に、保持器の各組立対の形状は、隣接した保持器対の間に平坦で対向した接触を確立し、またエアギャップを避けることが望まれる場合には(例えば、熱伝達を容易にすることが望まれるように)、六角形、正方形、長方形または三角形のような円筒状以外の形状であることが可能である。
もう1つの選択として、各保持器は、その副組立体の他の保持器にかみ合うか、または他の副組立体の保持器にかみ合うための構造(スナップ作用のペグまたはタブまたはほぞ穴結合構成のような)を設けることが可能である。追加の選択として、いくつかの異なった副組立体のためにいくつかの保持器を並列関係で一配列として互いに一体成型することが可能であり、次に前記配列は、さもなければ個別に取り扱われるかもしれない部品数を減らすために、光学コンポーネントを各副組立体チャンバ内の所定の位置に置いた後に類似のアレイに接続される。例えば、図16の保持器316と類似の3つの保持器を一体成型し、次に図16の保持器314と類似の3つの保持器に組み立てることができるであろう(上述のように、選択的に各保持器314は各保持器316と同一である)。さらには、1つの列の保持器の背部は、任意のレンズ組立体の部品数をさらに減らすために、隣接した列の保持器の背部に一体成型することができるであろう。さらに、このような保持器の組立対は、上述のような六角形、正方形、長方形、三角形または類似形状のような円筒形状以外の形状を有することができるであろう。
測定装置14は電気組立体400も含み(例えば図9参照)、この組立体は、電気光学副組立体402と、プリント回路基板と基板上に装着した種々の電子部品とを有するプリント回路基板副組立体404とを含む。電気光学副組立体402は、各列に3つの凹部408を有する2つの列に配設された若干楕円形状の6つの凹部408を有する結合プレート406(図22も参照)を含む。また結合プレート406は、3列の各列に3つの凹部を有する9つの凹部の配列が凹部408、410によって形成されるように、単一の列に沿ってまた凹部408と段組整列して配設された3つの円形の凹部410を含む。
好ましくは、結合プレート406の少なくとも一部分はエラストマ材料から造られることが好ましい。1つの実例として、結合プレート406は、ポリウレタンまたはシリコンのような伸縮性の材料で覆われているか、または部分的に覆われているアルミニウム基板を含むことが可能である。選択的に、基板は凹部408、410に対応する凹部を形成し、またエラストマ材料の層は各凹部の中に収容される。選択的に、エラストマ材料は金属基板の4つの縁部を通過して延在し、またレンズ組立体300と離れて対向する金属基板の平坦な後面の全範囲を覆う。エラストマ材料は非導電性であり、また電気リード線用に設けられた金属内の穴と位置合わせしているが、その穴よりも若干小さな穴を有することが好ましい。したがって、リード線はアルミニウム基板と接触しないように維持される。
電気光学副組立体402は3つの発光ダイオードまたは「LED」412を含み(図8と図10参照)、その各々は凹部410のそれぞれの1つにぴったりと収容される円形基部を有する。また各LED412は、副組立体310−312のそれぞれの保持器の第1のチャンバ部分によって形成された光入口ポートにぴったりと相補的に収容されたドーム形状部分を有する。また副組立体310−312の保持器は、対応するLEDの円形基部の残部を収容するために円形の空洞(例えば図17と図18の空洞323を参照)を有する。適切なLEDの実例はNichiaの部品番号NLPB−500または代わりにレーザダイオードのようなガリウム窒化物のLEDである。
また電気光学副組立体402は6つのソリッドステートの光検出器またはフォトダイオード414を含み、その各々は凹部408のそれぞれの1つに部分的にまたぴったりと収容されたボデーを含む。フォトダイオード414はシリコンフォトダイオードまたはアバランシェフォトダイオードであることが可能である。適切なシリコンフォトダイオード414の実例はHamamatsuの部品番号S1133−14である。LED412とフォトダイオード414はそれぞれ結合プレート406のそれぞれの穴を通して、特に金属基板および上述のようなエラストマ材料の穴を通して延在する1対のリードを含む。
1対の小ねじ416(図10参照)は、プリント回路基板の折り曲げ部分を通して、結合プレート406のそれぞれの穴418(図22参照)を通して、ブロック302のそれぞれの穴420(図16参照)を通して延在し、また繊維ブロック端部プレート214の噛合してねじ切られた穴422(図14参照)の中にねじ込まれる。ブロック302は、組立を容易にする挿入プレート214のそれぞれの穴426(図14参照)の中に収容された1対の突出した平行の整列支柱424も備えることが好ましい。ねじ416が挿入プレート214の中に一旦締められると、生じるかもしれない物理的な衝撃力を測定装置14が受けた時に常に、例えば測定装置14が偶然に落ちた時に常に電気組立体400の損傷を防止するのに役立つ降伏可能な層が、結合プレート406の基板の上方に延在する伸縮性の材料によって設けられる。
例えば図9に示したように、結合プレート406の周縁部分は光学ブロック302とプリント回路基板副組立体404の隣接した領域から外側方向に突出する。結合プレート406の周縁部分は2つの部分のハウジング200のチャネル428内に収容される。カップリング406の突出周縁部分とチャネル428との組み合わせによって、レンズ組立体300と電気組立体400のための安定した装着支持が設けられる。またプリント回路基板副組立体404を囲むハウジング200内の領域から、レンズ組立体300と繊維ブロック組立体210とを含むコンポーネントの残部を囲むハウジング200内の領域へのさもなければ流れるであろう対流熱の量を減らすのに役立つ。
プリント回路基板副組立体404は、リモートモニタ432(図24参照)から電源クロックタイミング信号と指示信号とを受信する制御器430(図23参照)を含む。可撓性電気ケーブル434の(図8)は制御器430とモニタ432とを操作自在に相互接続する。しかし、もう1つの選択として、電気組立体400にはハウジング200の中またはそれに隣接して配置されたバッテリによって電源を供給することが可能であり、また電気ケーブル434は、1束の光ファイバに、または無線周波数または光学的周波数信号を供給する装置のような遠隔測定通信装置に置き換えることが可能である。
副組立体404のプリント回路基板は図8−図10に示したように長方形の箱のような構造の中に折り込まれる。箱のような構造は、電子コンポーネントが基板上に装着された空間を囲む4つの側面部分と2つの端部部分とを含む。このような構造は電子コンポーネントに好適な電気的遮蔽を設け、またコンポーネントをLEDからある程度熱的に隔離するのに役立つ。
制御器430は3つの駆動装置436に電気的に接続され(接続は図示せず)、次に、駆動装置はLED412の対応する1つにそれぞれ電気的に接続される。駆動装置436は順次対応してそれぞれのLED412に電圧を印加する。
プリント回路基板副組立体404は図15ならびに図23に示した3つのアナログ/デジタル信号変換器438、439、440を含む。適切なアナログ/デジタル変換器はBURR−BROWNのカタログ番号DDC101である。図15に概略的に示したように、変換器438は、レンズ副組立体305と306に関連したフォトダイオード414に電気的に接続され、変換器439は、レンズ副組立体307と308に関連したフォトダイオード414に電気的に接続され、また変換器440はレンズ副組立体304、309に関連したダイオード414に電気的に接続される。さらに、信号アンプまたは演算増幅器442(Analog Devicesのカタログ番号AD795)副組立体309のフォトダイオード414と、変換器439との間の電気リード線の中に間挿される。
使用時、制御器430は、モニタ432からある信号を受信すると、信号を駆動装置436の1つに送り、次に、駆動装置は対応するLED412の1つに電圧を印加する。次に、光は前記LED412から繊維ブロック組立体210の隣接した光ファイバを通して、光が吸収される対応するセンサ28−34に移動する。次に、センサは異なった波長の光を放射する。放射光の量は、カセット12の流体チャンバ18内の(校正流体または血液のような)検体の濃度によって決定される。このようなセンサ28−34から放射される光は、繊維ブロック組立体210の他の光ファイバを通して、フォトダイオード414の1つに導かれ、また前記ダイオード414に電気的に接続された変換器438−440は、検出された光束量を表すデジタル出力信号を供給する。制御器430は所定の時間遅延間隔に従って適切な変換器438−440から受信されたデータを読み取り、またこのようなデータをケーブル434を介してモニタ432に送る。
励起レンズ副組立体310−312の各々の光学フィルタ354は、その通過帯域内にあるほぼすべての光を通過させ、また通過帯域内にない波長を有するすべての光をほぼ遮断するように働く。各励起レンズ副組立体310−312のレンズ348は、光学フィルタ354から放射された光を隣接した光ファイバ束の光学開口の上に焦点合わせする。
センサ28−34から放射され、また放射レンズ副組立体304−309に導かれる光は、隣接した光ファイバ束の光学開口から対応するレンズ348aに通過する。レンズ348aは、光軸に沿って、隣接した光学フィルタ354aに光の焦点を合わせ、またそれに光を導くように機能する。次に、第2のレンズ349aは対応する隣接したフォトダイオード414の上に光の焦点を合わせる。フィルタ354aは通過帯域内の波長を有する光の大部分を通過させ、また通過帯域外の波長を有するほぼ大部分の光を遮断する。任意の所定の光路について、フィルタ354は、対応するセンサ28−34の蛍光染料を励起する光の波長を選択し、また他のすべての光をほぼ遮断する。フィルタ354aは蛍光染料によって放射された光の波長を選択し、また(反射励起光をすべて含み)残りの光をほぼすべて遮断する。
変換器438−440は、フォトダイオード414から受信されたアナログ信号を、フォトダイオード414によって感知される光束量を表すデジタルデータフローに変換する。次に、デジタルデータは、データをモニタ432に送る制御器430に転送される。
図15は、副組立体310内に収容されたLED412から放射された光が、同時にセンサ30と、センサ32と、穴246に隣接した基準円盤254とに導かれることを示している。センサ30から放射された光は副組立体305の隣のフォトダイオード414によって検出され、また変換器438によってデジタル信号に変換される。穴246の隣の基準ディスク254から放射された光は、副組立体307のフォトダイオード414によって検出され、また変換器439によってデジタル信号に変換される。副組立体304に隣接したフォトダイオード414によってセンサ32から検出される光は、変換器440によってデジタルデータストリームに変換される。3つの変換器438−440からのデジタルデータストリームは制御器430によって受信され、またモニタ432に転送される。
若干類似した方法で、副組立体312のLED412から発する光は、センサ34と、穴250に隣接した基準ディスク254とに導かれる。センサ34から放射された光は、副組立体306の隣のフォトダイオード414によって検出され、またフォトダイオード414のアナログ出力は変換器438によってデジタルデータストリームに変換される。同時に、穴250に隣接した基準ディスク254から放射された光は副組立体308の隣のフォトダイオード414によって検出され、またそのフォトダイオード414からのアナログ信号は変換器439によってデジタルデータストリームに変換される。
副組立体311のLED412に電圧が印加される時、同時にセンサ28と、穴248に隣接した基準ディスク254とに光が導かれる。穴248に隣接した基準ディスク254から放射された光は副組立体308の隣のフォトダイオード414によって検出され、またフォトダイオード414のアナログ出力は変換器439によってデジタルデータストリームに変更される。センサ28から放射される光は副組立体309の隣のフォトダイオード414によって検出され、またそのフォトダイオード414からのアナログ出力は増幅器442によって増幅され、またアナログ信号をデジタルデータストリームに変える変換器440に導かれる。
図15に示した概略図は、4つのセンサ(すなわちセンサ28−34)と3つの基準円盤254が使用されているが、3つのみの変換器438−440の使用を可能にし、また3つのみのLED412の使用を可能にする。このようなタイムシェアリングまたは「マルチプレクス」構成は、電気組立体400に必要とされるコンポーネントの数を節約し、またハウジング200が相対的に小さくなるように空間を節約する。さらに、このような構成はさもなければハウジング200内に発生する可能性がある発熱量を低減する。
モニタ432の概略ブロック図が図24に示されている。モニタ432は、電気副組立体404から来るケーブル434に接続されたインターフェースカード450を含む。インターフェースカード450は補助ボード452に電気的に結合され、次にこのボードは主制御器または「SBC」(シングルボードコンピュータ)454に接続している。またインターフェースカード450はLED412に電源を供給する。
SBCはLED412に対するパルス駆動の振幅と期間とを制御する。SBC454は、メモリカード456と、LEDディスプレイのようなディスプレイ458とに接続されている。ディスプレイ458用の電力インバータ460はSBC454にも接続されている。
モニタ432は線間電圧源に接続された電源462も含む。電源462は、バッテリ466を充電状態に維持する充電器464に電気的に結合されている。電源462ならびにバッテリ466は電源セレクタ468に接続されている。モニタ432は、閉じている時に3つのDC/DC変換器472に電源を送るスイッチ470を含む。DC/DC変換器472ならびにプリンタ474は、両方とも補助ボード452に電気的に結合されている。
図25は、上述の測定装置14とカセット12とを有効に使用する心肺バイパス回路500の概略図である。回路500は、心臓切開手術のような手術を受けている患者504の静脈血管(好ましくは大静脈)と連通した入口を有する管502の第1の長さを含む。管502も静脈バッグ容器506に接続された出口を含む。また心臓切開容器508は管510の第2の長さによって静脈バッグ容器506に接続されている。
また回路500は、静脈バッグ容器506の出口ポートに接続された入口を有する管512の第3の長さを含む。管512の第3の長さは、ペリストリック(peristolic)または遠心ポンプ514に接続された出口を有する。
ポンプ514は、管516の第4の長さの入口に結合された出口を有する。管516の第4の長さは、人工肺518の入口ポートに結合された出口を有する。人工肺518は、管520の第5の長さの入口に接続された出口ポートを有する。
管520の第5の長さは、動脈フィルタ522の入口ポートと連通した出口を有する。動脈フィルタ522の出口ポートは管523の第6の長さの入口に接続している。管523の第6の長さも、患者504の動脈血管(好ましくは大動脈)に接続した出口を有する。
心肺バイパス回路500も分岐通路524を含む。図25に示した実施形態では、分岐通路524は、動脈フィルタ522の出口ポートに接続された入口を有する管526の第6の長さを含む。管526の第6の長さも、図1−7に示したカセット12のような血液パラメータ測定カセットの入口ポートに接続された出口を有する。一例として、管526の第6の長さは図5に示した管54と同一であることが可能である。
また分岐通路524は、カセット12の出口ポートに接続された入口を有する管528の第7の長さを含む。管528の第7の長さは、選択的に図5に示した管84と同一の長さである。管528の第7の長さも、サンプリングポート530の入口ポートに接続された出口ポートを有する。
さらに分岐通路524は、サンプリングポート530の出口ポートに結合された入口を有する管532の第8の長さを含む。管532の第8の長さは、図25に示した実施形態の静脈バッグ容器506の入口ポートに接続された出口を有する。図面には示していないが、分岐通路524は、管526、528、532を通した血液の通過を制限するか、または遮断するバルブを選択的に含むことが可能である。
可撓性の管502、510、512、516内の通路、ならびに心臓切開容器508、静脈バッグ容器506、ポンプ514内の通路は静脈通路を備える。可撓性の管520、523内の通路ならびに動脈フィルタ522内の通路は動脈通路を備える。分岐通路524の出口(すなわち、図25に示した実施形態では管532の第8の長さの出口)は、静脈の通路に沿っていくつかの異なった位置のいずれにも配置することが可能であり、また模範的な目的のみのために静脈バッグ容器506の入口ポートに接続された状態が示されている。分岐通路524の出口は、補助ポンプを必要とすることなく分岐通路524を通した血液の流れを可能にするために、ポンプ514の上流側の静脈通路の中に配置されることが好ましい。
分岐通路524の入口(すなわち、図25に示した実施形態では管526の第6の長さの入口)は、動脈通路に沿っていくつかの異なった位置のいずれにおいても動脈通路と連通することが好ましく、また図25に示したように動脈フィルタ522の出口ポートに接続されることがより好ましい。しかし、もう1つの選択として、分岐通路524の入口は静脈通路に沿って、好ましくはポンプ514の下流側の位置に配置することが可能である。
図25に示した回路500では、分岐通路524は、動脈通路を通して流れる患者血液の流れの一部を変え、また流れを変えた部分を静脈通路に戻す。好適に、カセット12をそのセンサ28−34と共に分岐通路524の長さに沿って配置することによって、カセット12と、静脈通路または動脈通路とを直列関係に配置する必要性が避けられ、それにもかかわらず、望むなら血液が常にセンサ28−34を通して連続的に移動することを可能にする。さらに、分岐通路524は、望むなら静脈通路と動脈通路とを通した患者504への血液の流動を遮断することなく、外科処理中に静脈および動脈通路に接続するか、またはそれから分離することができる。
これに対して、血液ガス監視装置を有する従来の心肺バイパス回路は、典型的に、静脈または動脈通路の中に間挿された貫流カセットまたはセルを含み、またセルを通して流れる血液のパラメータを決定するために1つ以上のセンサを有する。しかし、貫流セルは静脈および動脈通路と直列であるので、血液をバイパス回路を通して導く前に、セルを静脈または動脈通路に接続されなければならず、これはある場合には不都合である。また、このような構成は、例えば1つ以上のセンサに欠陥があるならば、セルを変更する可能性を実際上妨げる。
分岐通路524は、血流に対し垂直の基準面で平均断面積を有することが好ましく、この断面積は、血流に垂直の基準面の静脈および/または動脈通路の平均断面積よりも小さい。例えば、可撓性の管526、528、532を含む分岐通路524は0.125インチ(3.2mm)の内径を有することが可能である。一方、可撓性の管502、512、516、520、523を含む静脈および動脈通路は、約0.25インチ(6.3mm)から約0.5インチ(12.7mm)の範囲の平均内径を有することが可能である。分岐通路524のより小さな内部面積は相対的に小さな寸法の管の使用を可能にし、静脈および動脈通路を通した血流に対する不都合な遮断なしに、常に静脈および動脈通路から前記管を容易に脱着することができる。例えば、分岐通路524は、患者が装填および使用中の動脈および静脈通路と共に予備手術室から到着した後に手術室で望まれる場合があるように、血液が動脈通路を通して流れ始めたある時間後に、静脈および動脈通路に接続することが可能である。
さらに、分岐通路524は、サンプリングポート530をカセット12に非常に接近して配置することができ、またサンプリングポート530から採取される血液サンプルと、カセット12と測定装置14とによって決定される血液特性の測定値とのより優れた相互の関連付けの保証が、サンプリングポートによって補助されるという点で利点がある。またこの構成によって、従来の多くの心肺バイパス回路の場合に見られるような、サンプリングポートから血液サンプルを採取するための注射器または他の装置が必要でなくなる。
またカセット12と装置14は非心肺バイパス分岐路の用途で使用することが可能である。例えば集中治療室または他の救命救急診療環境では、従来のカニューレ挿入技術を用いて、かなり小さな直径の可撓性の管(例えば0.125インチ(3.1mm)から0.19インチ(4.8mm)の外径)を動脈血管と静脈血管とに接続することによって、動脈から静脈への分岐通路を形成することができるであろう。次に、血液は動脈と静脈の圧力差のため管を通して流れる。管に接続されたカセット12のようなカセットは、血液の1つ以上のパラメータを監視するために使用される。
測定装置14の長手軸線、特にハウジング200の長手軸線は概して平行であることが好適であり、またカセット12の流体チャンバ18を通して流れる血液の方向に平行であることが好ましい。このような構造はコンパクトな組立体を提供し、さらにさもなければ血液の凝固を助長する傾向がある血流内の渦電流、または他の障害の可能性を低減する。平行構成は、カセット12と測定装置14が患者の体の近傍に配置される時に特に有用である。
図26は、もう1つの本発明の実施形態による心肺バイパス回路500aの概略図である。図25と図26では、同一の数字によって識別されるエレメントは同一であり、したがってそれらのエレメントの詳細な説明は繰り返さない。しかし、図26の心肺バイパス回路500aは分岐通路524と若干異なる分岐通路524aを有する。
より詳しくは、分岐通路524aは、動脈フィルタ522に接続された入口と、サンプリングポート530aに接続された出口とを有する管526aの第6の長さを含む。また分岐通路524aは、サンプリングポート530aに接続された入口と、カセット12に接続された出口を有する管528aの第7の長さを含む。分岐通路524aの管532aの第8の長さは、カセット12に接続された入口と、心臓切開容器508に接続された出口とを有する。
また心肺バイパス回路500aは、静脈バッグ容器506の入口に接続された入口と、サンプリングポート530aに接続された出口とを有する管534aの第9の長さを含む。ポンプ536aは、静脈バッグ容器506から管534aの第9の長さを通して、サンプリングポート530aに血液を導くために管534aの第9の長さの中に間挿される。
サンプリングポート530aは、管526aの第6の長さまたは管534aの第9の長さからの血流を選択的に遮断するためのバルブを含む。例えば、サンプリングポート530aのバルブは、管526aの第6の長さを通したカセット12への血流を可能にし、また管534aの第9の長さの中の血流を遮断するように調整することが可能であり、この結果動脈血のパラメータを監視するためにカセット12のセンサ28−34を使用できる。もう1つの選択として、サンプリングポート530aのバルブは、静脈血のパラメータを監視するためにセンサ28−34を使用できるように、管526aの第6の長さを通した血流を遮断し、また管534aの第9の長さを通したカセット12への血流を可能にするように調整することが可能である。このような構成によって、ユーザは、2つのカセットと測定装置とを必要とすることなく、代わりに静脈血および動脈血の両方のパラメータを監視することができる。
もう1つの本発明の代替実施形態が図27に概略的に示され、この場合心肺バイパス回路500bが示されている。同一の識別番号を有する図25と図27に示したコンポーネントは同一であり、またこのようなコンポーネントの詳細な説明は繰り返さない。しかし、心肺バイパス回路500bは上述の分岐通路524、524aと若干異なる分岐通路524bを含む。
より詳しくは、分岐通路524bは、動脈フィルタ522の出口に接続された入口と、カセット12の入口に接続された出口とを有する管526bの第6の長さを含む。分岐通路524bの管528bの第7の長さは、カセット12の出口コネクタ62に接続された入口と、サンプリングポート530bの入口ポートに接続された出口とを有する。分岐通路524bの管532bの第8の長さは、サンプリングポート530bの出口ポートに接続された入口と、心臓切開容器508に接続された出口とを有する。
さらに、分岐通路524bは、静脈バッグ容器506の入口ポートに接続された入口と、第2のカセット12aの入口取付け具に接続された出口とを有する管534bの第9の長さを含む。選択的に、第2のカセット12aは第1のカセット12と同一である。第2のカセット12aは、管538bの第10の長さの入口に接続する(図5に示したLuerコネクタ62のような)出口コネクタを有する。管538bの第10の長さはサンプリングポート532bの入口に接続された出口を有する。ポンプ536bは、静脈バッグ容器506の入口からサンプリングポート530bへ血液を導くために、管538bの第10の長さの中に間挿される。
図27に示した心肺バイパス回路500bによって、ユーザは、動脈および静脈通路内の両方の血液の特性を同時に監視することができる。図26と図27にそれぞれ示した回路500a、500bの代わりとして、管534a、534bの第9の長さの入口は、管516の第4の長さに接続することが可能であり、またこのような場合、ポンプ514によって供給される圧力は、ポンプ536a、536bを必要とすることなく管534a、534bを通して血流を導くのに十分であることが好ましい。
分岐通路524a、524bは、分岐通路524と同様に、血流に垂直の基準面で考慮した場合、血流に垂直の基準面で、静脈または動脈通路のいずれかの平均断面積よりも小さな平均断面積を有することが好ましい。分岐通路524a、524bは、動脈および静脈通路を通過する血流を遮断することなく、それぞれ回路500a、500bに簡単に取り付けまたは取り外すことができる。
もう1つの本発明の実施形態によるカセット12aは図28−31に示され、また大まかに図28と図29のみに示したカセット本体15aと、図30のみに示したカセットケーシング16aとを含む。本体15aは、血液のような流体の1つ以上のパラメータを感知するように適合された1つ以上のセンサを取り付けるための中央支持部材17aを含む。図28と図29に示した実施形態では、支持部材17aはカセット12に関連して上述したセンサ28−34と同一の4つのセンサ28−34を支承するが、この点に関して、異なったセンサ、あるいはより少ないまたはより多くの数のセンサを代わりに設けることが可能であることを理解すべきである。
カセット本体15aのセンサ28−34は、リム40aに囲まれた楕円形状の凹部26aに配置される。キー42aは、図28に示したようにリム40aの側壁に一体接続される。凹部26a、リム40aおよびキー42aは、望むなら測定装置14の突出部216に噛合してかつ解放自在に結合するために、上述の凹部26、リム40およびキー42に構造的に類似している。
カセット本体15aは、測定装置14の雌カップリング202に取外し自在に接続するための雄カップリング44aも含む。カップリング44aは、4つのセンサ28−34の中心を通して延在する軸に垂直の基準面で凸状の概してU字形状の構造を有する。カップリング44aは、リム40aの外側方向延在部から離れた方向に、本体15aから外側方向に延在する対向脚部部分46aを含む。各脚部部分46aは、カップリング202と接触するために適合された平坦な同一平面の外面47aを有する3つの支持部を含む。対向脚部部分46aの外面47aは、本体15aが接近するにつれ互いに近寄り、また互いに関して約28°から約32°の範囲の角度で配向された基準面に沿って延在することが好ましい。外面47aは互いに関して約30°の角度で配向されたそれぞれの基準面に沿って延在することがより好ましい。
フランジ48aは各脚部部分46aの外部端部に一体接続される。フランジ48aは、4つのセンサ28−34の中心を通して延在する前述の軸に平行な共通面に位置する。脚部部分46aは若干可撓性であり、また指の圧力の影響を受けて互いに向かってわずかに動くことができるが、同時に指の圧力が解放されると、迅速かつ繰り返して図面に示したようなそれらの元の通常の配向に戻るために、十分な記憶を有する。
各脚部部分46aの外部中央領域はウェッジ形状のタブ50aに一体接続される。タブ50aは、互いに離れて、また互いに関して約80°の角度で配向されたそれぞれの基準面に沿ってそれぞれの脚部部分46aから外側方向に延在する。さらに、各タブ50aの末端縁部は、フランジ48aの延在部の方向に関して25°の角度で配向された基準面に延在する。タブ50aの最も外側の縁部は、それぞれの脚部部分46aの隣接領域に関して外側方向に離間し、また本体15aと、フランジ48aを含む前述の基準面との間にある共通基準面に位置する。
さらに、脚部部分46aの各々は本体15aとタブ50aとの間に配置された2つの長方形の開口部49aを有し、また本体15aに隣接して近接配置されることが好ましい。さらに、カセット本体15aは図31のみに示したOリング51aを収容するために、図29に示したような条溝51aを有する。
図30のみに示したカセットケーシング16aは、チャンバ18aと、血液のような流体をチャンバ18aに収容するための入口53aと、チャンバ18aから流体を放出するための出口55aとを画定する壁部を有する。ケーシング16aは、壁部61aによって囲まれた側部開口部19aを有し、またチャンバ18aの中に延在する。またケーシング16aは、チャンバ18aから離れた方向に外側方向に延在する1対の細長い翼部57aを含む。各々が突出したウェッジ形状の構造を有する2つのスナップまたは突起部59aは、チャンバ18aの隣の位置で各翼部57aに接続している。
翼部57aは若干可撓性であり、また指の圧力の影響を受けて互いに向かってわずかに動くことができるが、同時に指の圧力が解放されると、迅速かつ繰り返して図面に示したようなそれらの元の通常の配向に戻るために、十分な記憶を有する。好ましくは、カセット本体15aとカセットケーシング16aは、かなり透明な医療等級ポリカーボネートのような可塑性材料の当初は分離した部片として、それぞれ射出成形される。
ケーシング翼部57aの突起部59aおよびカセット本体15aの開口部49aは、ケーシング16aを本体15aに取外し自在に結合するためのコネクタを構成する。本体15aとケーシング16aは、図31に互いに結合されている状態が示され、この図では突起部59aの各々が開口部49aのそれぞれに収容され、ケーシング16aを本体15aに確実に結合している状態を観察することができる。ケーシング16aが本体15aにそのように接続される時、Oリング51a(図31)は、開口部19aを閉じて本体15aとケーシング16aとの間に耐漏出性の流体シールを設けるために、ケーシング16aの壁部61a(図30)に係合する。
突起部59aのウェッジ形状の構造は、ケーシング16aが本体15aに結合される時に突起部59aが脚部部分46aの内面に交差して摺動するにつれ、内側方向にまた互いに向かう方向にそれぞれの翼部57aをそらすカムとして機能することが好適である。したがって、ユーザは、流体チャンバ18aに隣接したケーシング16aを押圧することによってケーシング16aを本体15aに確実に結合することができ、またユーザは翼部57aを互いに締め付ける必要がない。突起部59aの外縁が開口部49aの外側を通過して動くと、翼部57aの固有の弾性によって、突起部59aは開口部49aの所定の位置にはまり込む。しかし、望むなら、突起部59aの外縁が開口部49aをクリアし、次にケーシング16aを本体15aから離して動かす時まで、翼部57aを互いに向かって押すことによって、ケーシング16aを本体15aから取り外すことが可能である。
また図31はカセット12aと、上述の測定装置14の雌カップリング202との接続を示している。タブ50aは、カセット12aが測定装置14に向かって動くにつれ、カップリング202のそれぞれの条溝208内にはまり込む。この点に関して、タブ50aは機能と動作においてタブ50に類似し、またカセット12aを測定装置14に解放自在に結合するために、スナップ作用接続を提供する。測定装置14からカセット12aを取り外そうと望む場合、タブ50aが条溝208をクリアする時まで指の圧力によってフランジ48aを互いに向かって内側方向に動かし、次にカセット12aを雌カップリング202から取り除くことができる。
他の点では、カセット12aは構造と機能においてカセット12に類似している。例えば、カセット12aは校正目的のために使用し、また望むなら血液のパラメータを監視するために使用することも可能である。もう1つの実例として、チャンバ18aを画定するカセット12aの内壁は、ヘパリン被覆のような親水性の表面を備えることが好ましい。またチャンバ18aは上述の部分20、22、24、25と同様のチャンバ部分を含む。
さらに、可撓性の管に接続するために、種々の取付け具とコネクタとを入口53aと出口55aとに結合することが可能である。代わりに、キャップ56のようなキャップを出口ポート55aに接続することが可能であり、またフィルタ組立体66と類似のガスフィルタ組立体を入口53aに結合することが可能である。このような組立によって、ユーザは、カセット12について上述した手順と同様の方法でセンサ28−34を校正することができる。
カセットケーシング16aはかなり小さな内径を有し、また校正中に使用される。選択的に、カセット12aが図25−27の分岐通路524、524a、524bのような分岐通路の一部を形成する場合にも、ケーシング16aを使用することが可能である。代わりのカセットケーシング16aが図32と図33に示され、またカセット12aが動脈または静脈通路内で感知するための貫流セルとして使用される場合に有用である。例えばケーシング16bは、入口53bと、0.5インチ(12.5mm)の呼び内径を有する可撓性の管を収容するように適合された出口55bとを有することが可能である。
ケーシング16bは、楕円形状の開口部19bの対向側に沿って1対で配置された4つのウェッジ形状のスナップまたは突起部59bを含む。突起部59bは、上述した突起部59aと同一の相互空間関係を有し、またケーシング16bが本体15aに接続される時、カセット本体15aの開口部49aの中にはめ込まれるように適合される。しかし、突起部59bは翼部59aのような翼部に結合されていないので、突起部59bはケーシング16bを本体15aにほぼ永久的に接続するように機能し、したがって、ケーシング16bは一旦互いに結合されると本体15aから容易に取り外すことができない。
ケーシング16bは側部開口部19b付きの内部流体チャンバ18bを有する。楕円形状の膜61bは開口部19bに交差して延在し、また楕円形状の面63bに接合される。膜61bは超音波圧接または接着結合によって面63bに接続される。膜61bは、0.005インチ(0.12mm)のトラックエッチングしたポリカーボネートのような一連の小さな目打ちを有する材料から造られる。
膜61bは別として、カセットケーシング16bは、図33に示したように最初は2つの別々の部片から造られる:第1の部片65bと第2の部片67b。第1と第2の部片65b、67bは、例えば超音波圧接または接着結合方法を用いて互いに接合される。
図34はケーシング16bと、本体15aと、測定装置14の雌カップリング202とを通して見た端部断面図である。図34から観察できるように、センサ28−34の近傍の流体チャンバ18bの構造は概して楕円形状であり、この利点は、脚部部分46aの境界内に若干より大きなチャンバ領域を設けることができることである。図34に示した流体チャンバ18bの概して楕円形状部分の断面積は、入口53bと出口55bの円断面積にほぼ等しく、好ましくは同一である。さらに、流体チャンバ18bを画定する壁部は、チャンバ18bを通した血流の不都合な障害を避けるために、円断面積と中央の概して楕円形状の領域との間に滑らかな移行部を設けることがまた好ましい。
図35と図36はケーシング16bと共に使用するために適合されたキャップ69bを示している。キャップ69bは、ケーシング16bが本体15aに接続される前に、膜61bの上方に延在してそれを保護するように適合された中央の概して楕円形状の部材71bを含む。部材71bは、膜61bがケーシング16bに固定される時、膜61bに対し構造的に相補的な形状を有することが好ましい。
またキャップ69bは、膜61bの上方で気密シールを確立する目的でケーシング16bに封止係合するためのOリング(図示せず)を支承する条溝73bを有する。キャップ69bは1対の可撓性の翼部75bを含み、その各々は図35に示したように1対の長方形の開口部77bを有する。キャップ69bがケーシング16bの上に押される時、翼部75bはウェッジ形状の突起部59bに係合し、また互いに離れる方向に外側方向に曲がる。突起部59bが、それぞれの開口部77bに隣接した位置に動かされる時、翼部75bの固有の弾性によって翼部75bは図35と図36に示したような通常の配向に自動的に戻され、キャップ69bをケーシング16bに確実に結合する。望むなら翼部75bを互いに向かう方向に押すことによって、突起部59bが開口部77bをクリアし、次にキャップ69bをケーシング16bから離れて動かすまで、キャップ69bをケーシング16bから容易に取り外すことが可能である。
図37と図38は模範的な目的のために本体15aと共に使用するための2つの他のケーシングを示している。図37では、例えばケーシング16cは第1の部片65cと、カセット本体15aと共に流体チャンバ18cを形成する第2の部片67cとを含む。流体チャンバ18cはその全長に沿って概して円形の断面積を有する。チャンバ18cの面積は、例えば図34に示したチャンバ18bの断面積よりも小さいので、チャンバ18cの楕円形状の中央部分は必要でなくなる。他の点では、ケーシング16cはケーシング16bと類似している。例えば、ケーシング16cは膜61bと類似の膜を有する。
カセット12aの一使用例として、本体15aをケーシング16aに結合し、次にこのように互いに結合された関係で本体をユーザに送ることが好ましい。さらに、組立体66(例えば図5参照)のようなガスフィルタ組立体は、取付け具56とキャップ78(例えば図6参照)のような取付け具とキャップと共にカセット12aに接続される。次に、ユーザはガスフィルタ組立体を校正用ガスの源に接続し、またキャップを緩める。次に校正用ガスは、カセット12の校正に関して上述した方法で流体チャンバ18aを通して導かれる。
校正が完了すると、ケーシング16aは、翼部57aを互いに向かって締め付けることによって本体15aから取り外される。このような時間の間、本体15aは測定装置14のカップリング202に接続されたままであることが好ましい。次に、キャップ69bは選択したケーシング16bまたは16cから取り除かれる。例えば、カセット12aを0.5インチ(12.5mm)の呼び内径の管長を有する動脈または静脈通路の中で使用するように意図するならば、ケーシング16bは図34に示した方法で本体15aに接続される。手順が完了すると、ケーシング16b付きの本体15aはカップリング202から除去され、また処分される。他方、カセット12aをより小さな通路で使用するように意図するならば、ケーシング16cは図37に示した方法で本体15aに結合される。
好適に、ユーザは、本体15aがケーシング16bに結合される前に、膜61bによってケーシング16bを動脈または静脈通路に接続することができる。その結果、ケーシング16bは、モニタを始めるために血流を遮断することなく、動脈および静脈通路に沿って流体を通過させるために使用することが可能である。
図38に示したカセット組立体は、上述のように本体15aを含むが、この場合本体15aは、膜61bと類似の膜は別として、好適には一体成形の単一コンポーネントであるケーシング16dに結合される。図38に示したカセット12aの流体チャンバ18dの断面積は、図31に示した流体チャンバ18aの面積と同じであり、したがって、図38のケーシング16dと共に示したカセット12aは、図25−27の通路524のような分岐通路と共に使用するために好都合に適合される。例えば製造業者が、校正と血液モニタの両方のために使用され、また使用時に本体15aがケーシング16dから離れてしまう可能性を減らすための(図31の翼部57aのような)翼部を欠く単一ユニットを出荷しようと望む場合に、ケーシング16dは有用である。他の点では、ケーシング16dはケーシング16b、16cと類似し、また特にケーシング16dを本体15aに結合するための突起部59bと類似の突起部を有する。さらに、望むなら出荷キヤップ69bはケーシング16c、16dと共に使用することが可能である。

Claims (41)

  1. 血液の1つ以上のパラメータを測定するためのシステム(10)において、
    任意量の血液を収容するためのチャンバ(18)を有するカセット(12)であって、少なくとも1つの光学センサ(28,30,32,34)を備えるカセット(12)と、
    解放自在に前記カセット(12)に接続するためのカップリング(202)付きのハウジング(200)を有する装置(14)であって、ハウジング(200)に固定され、前記少なくとも1つの光学センサ(28,30,32,34)に光を導く少なくとも1つの光源(412)と、ハウジング(200)に固定され、前記少なくとも1つの光学センサ(28,30,32,34)から光を検出する少なくとも1つの光検出器(414)と、ハウジング(200)に固定されると共に少なくとも1つの光検出器(414)に接続される少なくとも1つの信号変換器(438,439,440)とを備え、少なくとも1つの信号変換器(438,439,440)が、少なくとも1つの光検出器(414)によって検出された光量に応答して変化するデジタル出力信号を生成するように構成された装置(14)と、
    を具備し、
    前記装置(14)が、光学的基準材料(254)と、前記少なくとも1つの光源(412)から該光学的基準材料(254)に光の一部を導くための第1の基準通路(282)と、該光学的基準材料(254)から前記少なくとも1つの光検出器(414)に光を導くための第2の基準通路(285)とをさらに備えること、
    を特徴とするシステム(10)。
  2. 前記少なくとも1つの光源(412)が少なくとも1つのソリッドステート光源を備える、請求項1に記載のシステム(10)。
  3. 前記少なくとも1つの光検出器(414)がソリッドステート光検出器である、請求項1に記載のシステム(10)。
  4. 前記少なくとも1つのソリッドステート光源(41)がガリウム窒化物発光ダイオードである、請求項に記載のシステム(10)。
  5. 前記少なくとも1つのセンサ(28,30,32,34)が螢光発光センサである、請求項4に記載のシステム(10)。
  6. 前記少なくとも1つのセンサ(28,30,32,34)がクマロクリプタンドベースのイオンセンサである、請求項4に記載のシステム(10)。
  7. 前記少なくとも1つのセンサ(28,30,32,34)が多芳香族の炭化水素ベースの酸素センサである、請求項4に記載のシステム(10)。
  8. 前記装置(14)が、第1の複数の光ファイバ(281)と、第2の複数の光ファイバ(280)とを備え、第1の複数の光ファイバ(281)は、前記少なくとも1つの光源(412)に光学的に結合されるとともに、前記少なくとも1つのセンサ(28,30,32,34)に光を導くために前記カップリング(202)に向かって延在し、該第1の複数の光ファイバ(281)が、前記カップリング(202)に隣接して第1の断面積を有し、第2の複数の光ファイバ(280)は、前記少なくとも1つの光検出器(414)に光学的に結合されるとともに、前記少なくとも1つのセンサ(28,30,32,34)から光を受けるために前記カップリング(202)に向かって延在し、第2の複数の光ファイバ(280)が、前記カップリング(202)に隣接して、第1の複数の光ファイバ(281)該第1の断面積の約2倍から約4倍の範囲にある第2の断面積を有する、請求項1に記載のシステム(10)。
  9. 前記ハウジング(200)が長手軸線を有し、前記第1の複数の光ファイバ(281)および前記第2の複数の光ファイバ(280)が、長手軸線に対して略平行な部分と該長手軸線に対して略直交する部分とを含むそれぞれの略直角通路に沿って延在する、請求項8に記載のシステム(10)。
  10. 前記少なくとも1つの光検出器(414)がソリッドステート光検出器である、請求項4に記載のシステム(10)。
  11. 前記少なくとも1つの信号変換器(438,439,440)が少なくとも1つのアナログ/デジタル信号変換器を備える、請求項1に記載のシステム(10)。
  12. 前記出力信号が電気出力信号である、請求項1に記載のシステム(10)。
  13. 前記出力信号が遠隔測定による出力信号である、請求項1に記載のシステム(10)。
  14. 前記ハウジング(200)が前記少なくとも1つの光源(412)と前記少なくとも1つの光検出器(414)とを囲む、請求項1に記載のシステム(10)。
  15. 血液の1つ以上のパラメータを測定するための装置(14)において、
    センサ(32)を有する血液パラメータ測定カセット(12)に解放自在に接続するためのカップリング(202)を有するハウジング(200)と、
    光源(412)と、
    光学的基準材料(254)と、
    前記光源(412)に光学的に結合された第1組の光ファイバであって、前記光源(412)から前記センサ(32)に光を導くための第1群の光ファイバ(283)と、前記光源(412)から前記光学的基準材料(254)に光を導くための第2群の光ファイバ(282)とを含む第1組の光ファイバと、
    第1の光検出器(414)及び第2の光検出器(414)と
    記光検出器(414)に結合された第2組の光ファイバであって、前記センサ(32)から前記第1の光検出器(414)に光を導くための第1群の光ファイバ(284)と、前記光学的基準材料(254)から前記第2の検出器(414)に光を導くための第2群の光ファイバ(285)とを含第2組の光ファイバと、
    前記第1及び第2の光検出器(414)の各々に接続された信号変換器(439,440)であって、前記第1の検出器(414)と前記第2の検出器(414)とによって検出された光量に応答して変化する少なくとも1つの出力信号を生成する信号変換器(439,440)と、
    を具備し、
    前記光源(412)、前記光検出器(414)、前記第1組の光ファイバ、前記第2組のファイバ、前記光学的基準材料(254)および前記信号変換器(439,440)のすべてが、前記ハウジング(200)に収容されること、
    を特徴とする装置(14)。
  16. 前記カップリングの隣に配置された光ファイバ端子ブロック(210)を備え、前記光学的基準材料が該光ファイバ端子ブロック(210)に固定され、前記第1組の前記第1群の光ファイバ(283)、前記第1組の前記第2群の光ファイバ(282)、前記第2組の前記第1群の光ファイバ(284)および前記第2組の前記第2群の光ファイバ(285)が、各々、該光ファイバ端子ブロック(210)に固定された少なくとも1つの端部を有する請求項1に記載の装置(14)。
  17. 前記光ファイバ端子ブロック(210)が前記カップリング(202)に固定される、請求項1に記載の装置(14)。
  18. 前記カップリング(202)が開口部を有し、前記光ファイバ端子ブロック(210)が、開口部の中に延在する突出部(216)を有し、前記第1組の前記第1群の光ファイバ(283)および前記第2組の前記第1群の光ファイバ(284)が、各々、突出部(216)内に配置された端部を有する、請求項1に記載の装置(14)。
  19. 前記突出部(216)が細長く、前記装置(14)が少なくとも1つの追加の組のファイバ(286)を備え、該少なくとも1つの追加の組のファイバの端部が、前記突出部(216)内にそれぞれ配置された前記第1組の前記第1群の光ファイバ(283)の前記端部と前記第2組の前記第1群の光ファイバ(284)の前記端部とに対して、前記突出部(216)の長手軸線に沿って離間した関係で前記突出部(216)内に配置される、請求項1に記載の装置(14)。
  20. 前記出力信号がデジタル出力信号である、請求項1に記載の装置(14)。
  21. 前記光源(412)が単一のガリウム窒化物発光ダイオードである、請求項1に記載の装置(14)。
  22. 血液の1つ以上のパラメータを測定するための装置(14)において、
    血液パラメータ測定カセット(12)を解放自在に接続するためのカップリング(202)を有するハウジング(200)と、
    少なくとも1つの光源(412)と、
    前記少なくとも1つの光源(412)に光学的に結合されると共に前記カセット(12)に光を導くために前記カップリング(202)に向かって延在する第1の複数の光ファイバ(281)であって、前記カップリング(202)に隣接して第1の断面積を有する第1の複数の光ファイバ(281)と、
    少なくとも1つの光検出器(414)と、
    前記少なくとも1つの光検出器(414)に光学的に結合されると共に前記カセット(12)から光を受けるために前記カップリング(202)に向かって延在する第2の複数の光ファイバ(280)であって、前記カップリング(202)に隣接して、前記第1の複数の光ファイバ(281)の前記第1の断面積の約2倍から約4倍の範囲にある第2の断面積を有する第2の複数の光ファイバ(280)と、
    光学的基準材料(254)と、
    前記少なくとも1つの光源(412)から前記光学的基準材料(254)に光の一部を導くための第1の基準光路(282)と、
    前記光学的基準材料(254)から前記少なくとも1つの光検出器(414)に光の少なくとも一部分を導くための第2の基準光路(285)と、
    を具備することを特徴とする装置(14)。
  23. 前記第2の複数の光ファイバ(280)が、前記カップリング(202)に隣接して、前記第1の複数の光ファイバ(281)の前記第1の断面積の約3倍の前記第2の断面積を有する、請求項2に記載の装置(14)。
  24. 第2の光源(412)と、第2の光源(412)に光学的に結合された第3の複数の光ファイバ(288)と、第2の光検出器(414)と、第2の光検出器(414)に光学的に結合された第4の複数の光ファイバ(289)とを備える、請求項2に記載の装置(14)。
  25. 前記ハウジング(200)に固定されると共に前記少なくとも1つの光検出器(414)に接続される信号変換器(438,439,440)を備え、信号変換器(438,439,440)が、前記少なくとも1つの光検出器(414)によって検出された光量に応答して変化する出力信号を生成する、請求項2に記載の装置(14)。
  26. 前記信号変換器(438,439,440)が少なくとも1つのアナログ/デジタル信号変換器を備える、請求項2に記載の装置(14)。
  27. 前記出力信号が電気出力信号である、請求項2に記載の装置(14)。
  28. 前記出力信号が遠隔測定による出力信号である、請求項2に記載の装置(14)。
  29. 前記ハウジング(200)が前記少なくとも1つの光源(412)と、前記少なくとも1つの光検出器(414)と、前記第1の複数の光ファイバ(281)と、前記第2の複数(280)の光ファイバとを囲む、請求項2に記載の装置(14)。
  30. 前記少なくとも1つの光源(412)がソリッドステート光源を備える、請求項2に記載の装置(14)。
  31. 前記ハウジング(200)が長手軸線を有し、前記第1の複数の光ファイバ(281)および前記第2の複数のファイバ(280)が、長手軸線に対して略平行な部分と該長手軸線に対して略直交する部分とを含むそれぞれの略直角通路に沿って延在する、請求項2に記載の装置(14)。
  32. 血液の1つ以上のパラメータを測定するためのシステム(10)において、
    カップリング(202)付きの細長いハウジング(200)と、該ハウジング(200)に固定された少なくとも1つの光源(412)と、該ハウジング(200)に固定された少なくとも1つの光検出器(414)とを有する装置(14)と、
    任意量の血液を収容するためのチャンバ(18)を画定する壁部を有するカセット(12)であって、該カセット(12)を前記装置(14)に解放自在に接続するためのカップリング(44)を有するとともに、該チャンバ(18)内の血液の少なくとも1つのパラメータを感知するために壁部に接続された少なくとも1つのセンサ(28,30,32,34)を有し、チャンバ(18)が、前記ハウジング(200)の長手軸線にほぼ平行な方向に延在する所定の通路に沿ってチャンバを血が通ることを可能にするための入口ポートと出口ポートとを含んでなるカセットと、
    具備し、
    前記装置(14)が、前記少なくとも1つの光源(412)から延在する第1複数の光ファイバ(281)と、前記少なくとも1つの光検出器(414)から延在する第2の複数の光ファイバ(280)とを備え、該1の複数の光ファイバ(281)と該第2の複数の光ファイバ(280)とが、前記カセット(12)を前記装置(14)に結合するときに、前記少なくとも1つのセンサ(28,30,32,34)に向かって、それぞれの略直角通路に沿って延在すること、
    を特徴とするシステム(10)。
  33. 前記少なくとも1つのセンサ(28,30,32,34)が少なくとも1つの螢光性のセンサを備える、請求項3に記載のシステム(10)。
  34. 前記装置(14)が、前記ハウジング(200)に結合されると共に前記少なくとも1つの光検出器(414)に接続される信号変換器(438,439,440)を備え、信号変換器(438,439,440)が、前記少なくとも1つの光検出器(414)によって検出された光量に応答して変化する出力信号を生成する、請求項3に記載のシステム(10)。
  35. 前記信号変換器(438,439,440)が少なくとも1つのアナログ/デジタル信号変換器を備える、請求項3に記載のシステム(10)。
  36. 前記信号変換器(438,439,440)および前記少なくとも1つの光源(412)が、前記ハウジング(200)の長手軸線に沿った位置に位置決めされる請求項3に記載のシステム(10)。
  37. 前記少なくとも1つの光源(412)が少なくとも1つのソリッドステート光源を備える、請求項3に記載のシステム(10)。
  38. 前記少なくとも1つのソリッドステート光源(412)がガリウム窒化物発光ダイオードである、請求項3に記載のシステム(10)。
  39. 前記装置(14)が、前記少なくとも1つの光源(412)から延在する第1の複数の光ファイバ(281)と、前記少なくとも1つの光検出器(414)から延在する第2の複数の光ファイバ(280)とを備え、第1の複数の光ファイバ(281)が、前記カップリング(44)に隣接して第1の断面積を有し、第2の複数の光ファイバ(280)が、前記カップリング(44)に隣接して、第1の複数の光ファイバ(281)該第1の断面積の約2倍から約4倍の範囲にある第2の断面積を有する、請求項3に記載のシステム(10)。
  40. 前記第2の複数の光ファイバ(280)が、前記カップリング(44)に隣接して、前記第1の複数の光ファイバ(281)の前記第1の断面積の約3倍の前記第2の断面積を有する、請求項39に記載のシステム(10)。
  41. 前記少なくとも1つの光源(412)および前記少なくとも1つの光検出器(414)が前記ハウジング(200)に収容される、請求項3に記載のシステム(10)。
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