JP3916489B2 - 給湯コジェネレーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貯湯式電気温水器と燃焼式発電装置とを組み合わせてなる給湯コジェネレーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
深夜電力を利用して湯を貯湯する貯湯式電気温水器が、広く普及している。またマイクロガスタービン等の燃焼式発電装置を利用して所定の施設で使用する電力を発電することも知られている。しかしながら従来、燃焼式発電装置と貯湯式電気温水器とを併用した給湯コジェネレーション装置は提案されていない。
【0003】
本発明は、ランニングコストが安く、且つ設備容量の縮小化が可能な燃焼式発電装置と貯湯式電気温水器とを併用した給湯コジェネレーション装置を提供することにある。
【0004】
本発明の他の目的は、湯切れが生じ難い、燃焼式発電装置と貯湯式電気温水器とを併用した給湯コジェネレーション装置を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、周辺への騒音を考慮した給湯コジェネレーション装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の給湯コジェネレーション装置は、運転指令に従って燃料を燃焼させて発電する燃焼式発電装置と、燃焼式発電装置の排気ガスの熱を熱源として熱交換を行う熱交換器と、燃焼式発電装置と熱交換器との間に設けられた排気ガス切換装置と、熱交換器で加熱された湯を貯湯するサージタンクとを用いる。
【0007】
排気ガス切換装置は、熱交換切換指令に基づいて第1の切換状態と第2の切換状態のいずれかに切り換えられ、第1の切換状態で燃焼式発電装置からの排気ガスを熱交換器に供給し、第2の切換状態で燃焼式発電装置からの排気ガスを熱交換器に供給しないように構成されている。また本発明では、更に循環ポンプ指令に従って動作する循環ポンプを備えて熱交換器とサージタンクとの間でサージタンク内の湯を循環させる温水循環路と、給水指令に応じてサージタンク内に水を給水する給水バルブと、貯湯タンクの内部に電気ヒータが配置され、特定時間帯電力を利用して貯湯タンク内の水を沸き上げる貯湯式電気温水器と、給湯源切換指令に応じてサージタンク内の湯または貯湯タンクの湯を選択的に出力する給湯源切換装置とを用いる。また本発明では、サージタンク内の湯の温度Th1を測定するサージタンク内湯温測定手段と、サージタンク内の貯水量を測定する貯水量測定手段と、サージタンクから熱交換器に供給される湯の温度Th3を測定する熱交換器入水温度測定手段と、貯湯タンク内の湯の最高温度Th2を測定する最高温度測定手段とを更に用いる。更に本発明では、測定した温度Th1〜Th3及び貯水量Wを入力として、予め定めた運転制御モードに従って、運転指令、熱交換切換指令、循環ポンプ指令、給湯源切換指令及び給水指令を出力する貯湯運転制御手段とを用いる。本発明では、貯湯運転制御手段の運転制御モードを、貯湯式電気温水器の貯湯タンク内の湯に優先してサージタンク内の湯を給湯源として使用するように構成する。
【0008】
本発明においては、燃焼式発電装置の排気熱で加熱されるサージタンク内の湯が不足した場合に、貯湯式電気温水器の貯湯タンクの湯を給湯に利用するため、湯切れが発生する可能性が低くなるだけでなく、貯湯式電気温水器のみで給湯を行う場合と比べて、ランニングコストを大幅に下げることができる。また貯湯式電気温水器の貯湯タンクの容量を必要以上に大きく設定しておく必要がない。そのため貯湯式電気温水器のみで給湯を行う場合と比べて、設備容量を縮小化することができる。また騒音が問題となる夜間において、燃焼式発電装置を運転できない場合に、サージタンク内の湯が不足した場合には、貯湯式電気温水器の湯を利用できるので、夜間における湯切れを防止できる。また昼間において、大量の湯を必要とする場合でも、深夜電力で貯湯した貯湯タンク内の湯を利用できるので、大型のサージタンクを用意しておく必要がない。
【0009】
また運転制御モードを、サージタンク内の貯水量及びサージタンク内の湯の温度の少なくとも一方に基づいて、サージタンク内の湯量が予め定めた湯量よりも少なくなったことを判定すると、サージタンクの湯を給湯源とすることから貯湯タンクの湯を給湯源とする給湯源切換指令を出力するように構成するのが好ましい。このようにすると、給湯源を切り換えた場合でも、給湯温度の大きな変動がないので、使用者が不快感を感じることがない。
【0010】
また運転制御モードを、昼間の時間帯で使用される第1の運転制御モードと、昼間の時間帯に続く準夜時間帯で使用される第2の運転制御モードと、準夜時間帯に続く深夜早朝時間帯で使用される第3の運転制御モードとを含んで構成することができる。この場合において、昼間の時間帯で使用される第1の運転制御モードでは、サージタンク内の貯水量が所定量以上ある場合に、サージタンク内の湯の温度が予め定めた基準温度以上あるときにはサージタンク内の湯を給湯源として使用し、サージタンク内の湯の温度が予め定めた基準温度より低くなると、貯湯式温水器の貯湯タンク内の湯を給湯源として使用し且つその間にサージタンク内の湯の温度を予め定めた基準温度以上に上昇させ、サージタンク内の湯の温度が予め定めた基準温度以上に上昇すると再びサージタンク内の湯を給湯源とするように、熱交換切換指令、給湯源切換指令、循環ポンプ指令及び給水指令を出力するように構成する。このようにすれば、昼間の時間帯において、大量に湯が使用され、貯湯タンク内の湯が給湯に使用されている間に、昼間の時間帯においてサージタンク内の湯を再度沸き上げることができるので、貯湯タンク内の湯が無くなる前に、サージタンク内の湯を再度使用可能な状態にすれば、湯切れを完全に阻止することができる。
【0011】
また昼間の時間帯で使用される第1の運転制御モードでは、燃焼式発電装置が常時運転されるように運転条件を定め、準夜時間帯で使用される第2の運転制御モードでは、サージタンク内の貯水量が予め定めた夜間貯水量以下であるときまたはサージタンク内の湯の温度が予め定めた基準温度以下の場合に、サージタンク内の湯の温度を予め定めた基準温度以上にするように燃焼式発電装置を追加運転する運転条件を定めているのが好ましい。すなわち準夜時間帯においても、サージタンク内の湯量が大幅に低下した場合には、深夜早朝時間帯において湯切れが発生しないように、燃焼式発電装置を追加運転してサージタンク内の湯量を増加させる。このようにすれば、深夜及び早朝において、貯湯タンク内の湯を沸き上げている時間帯において、大量の湯が使用された場合でも、湯切れが発生するのを確実に防止することができる。
【0012】
更に昼間の時間帯における第1の運転制御モードでは、サージタンク内の水位が予め定めた最低貯水量以下であれば貯水量を所定の貯水量以上に回復させ、貯水量が回復するまでは排気ガス切換装置を第2の切換状態に維持し、貯水量が所定の貯水量以上になると排気ガス切換装置を第2の切換状態から第1の切換状態に切り換えて前記サージタンク内の湯を加熱するべく、給水指令、循環ポンプ指令及び熱交換切換指令を出力するように第1の運転制御モードを構成する。
【0013】
また第1乃至第3の運転制御モードでは、燃焼式発電装置から発生する音が夜間において騒音とならないように、燃焼式発電装置の運転条件を定めておくのが好ましい。このようにすれば、夜間の騒音問題の発生を防止できる。特に、第3の運転制御モードでは、燃焼式発電装置を運転しないように運転条件を定める。そして第3の運転制御モードを、サージタンク内の湯の温度が予め定めた基準温度より小さくなると貯湯式温水器の貯湯タンク内の湯を給湯源として使用するように熱交換切換指令、給湯源切換指令、循環ポンプ指令及び給水指令を出力するように構成する。すなわち夜間及び早朝の時間帯においては、燃焼式発電装置の運転を行わずに、貯湯式電気温水器の貯湯タンク内の湯を最大限使用する。このようにすることにより、夜間及び早朝における騒音発生問題を阻止する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の給湯コジェネレーション装置1の一例の構成を示す概念図である。この給湯コジェネレーション装置1において、燃焼式発電装置3は、制御盤5内に配置した図示しない貯湯運転制御手段から出力される運転指令OCに従って燃料を燃焼させて発電を行う。本実施の形態では、燃焼式発電装置3として、灯油を燃料とする周知のマイクロガスタービン(MGT)を用いている。燃焼式発電装置3では、燃焼器3aにおいては圧縮空気と燃料とを燃焼させ、その燃焼ガスでガスタービン3bを回転させ、ガスタービン3bの回転で発電機3c及びコンプレッサ3dを回転させて発電を行うと共に燃焼用空気を圧縮する。制御盤5内の貯湯運転制御手段は、マイクロコンピュータを利用して予め定めた運転制御モードに従って各種の指令を出力する。本実施の形態では、この運転制御モードを、昼間の時間帯(8時〜16時)で使用される第1の運転制御モードと、昼間の時間帯に続く準夜時間帯(16時から22時)で使用される第2の運転制御モードと、準夜時間帯に続く深夜早朝時間帯(22時〜8時)で使用される第3の運転制御モードとから構成する。そして昼間の時間帯で使用される第1の運転制御モードでは、燃焼式発電装置3が常時運転されるように運転条件を定め、準夜時間帯で使用される第2の運転制御モードでは、湯切れを防止する目的のために燃焼式発電装置3を追加運転し、深夜早朝時間帯で使用される第3の運転制御モードでは、騒音問題の発生を防止する目的で燃焼式発電装置3の追加運転を実行しないように運転条件を定めている。各運転制御モードの詳細は後に説明する。
【0015】
給湯コジェネレーション装置1は、燃焼式発電装置3の排気ガスの熱を熱源として熱交換を行う熱交換器7と、燃焼式発電装置3と熱交換器7との間に設けられた排気ガス切換装置9と、熱交換器で加熱された湯を貯湯するサージタンク11とを備えている。熱交換器7は、水が流れる熱交換パイプ7aを排気ガスの熱で加熱して、熱交換する周知の構造を有している。また排気ガス切換装置9は、第1及び第2のダンパー9a及び9bを備えて構成されており、制御盤5内の貯湯運転制御手段から出力される熱交換切換指令HCに基づいて第1及び第2の排気ダンパー9a及び9bを第1の切換状態と第2の切換状態のいずれかに切り換えられる。第1の切換状態では、第1の排気ダンパー9aが開状態となり、第2の排気ダンパー9bが閉状態となって、燃焼式発電装置3からの排気ガスを熱交換器7に供給する。そして第2の切換状態では、第1の排気ダンパー9aが閉状態となり、第2の排気ダンパー9bが開状態となって、燃焼式発電装置3からの排気ガスを熱交換器7に供給しないようになる。
【0016】
また熱交換器7の熱交換パイプ7aは、管路13及び15を介してサージタンク11と連結されており、熱交換パイプ7aと管路13及び15とにより温水循環路17が構成されている。管路13の一端は、熱交換パイプ7aの出力端に接続され、他端はサージタンク11の上部からサージタンク11内に湯を落下させるように配置されている。また管路15の一端は熱交換パイプ7aの入力端に接続され、他端はサージタンク11の下部領域において、サージタンク11内と連通している。管路15内には、制御盤5内の貯湯運転制御手段からの循環ポンプ指令PCに従って動作する循環ポンプ19を備えている。循環ポンプ19を含む管路15と、熱交換パイプ7aと、管路13とにより、熱交換器7とサージタンク11との間でサージタンク11内の湯を循環させる温水循環路が構成されている。サージタンク11は、開放型で、サージタンク11の側壁の下部領域には、サージタンク11内の湯の温度Th1を測定するサージタンク内湯温測定手段21を構成するサーミスタが配置されている。またサージタンク11内の側壁には、サージタンク内の貯水量を測定する貯水量測定手段23が設置されている。貯水量測定手段23は、側壁の温度を測定するためにサージタンク11の上下方向に沿って所定の間隔をあけて配置された1以上のサーミスタから構成されている。側壁の温度変化からサージタンク11内の貯水量Wを、測定することが可能なことは周知である。なおサージタンク内湯温測定手段21を構成するサーミスタが、貯水量測定手段23を兼用してもよいのは勿論である。サージタンク11の側壁の上部領域には、給水管25が接続されている。給水管25の途中には、制御盤5内の貯湯運転制御手段から出力される給水指令WCに応じて開閉が制御されて、サージタンク11内に水を給水する給水バルブ27が配置されている。
【0017】
また給湯コジェネレーション装置1は、貯湯タンク29の内部に図示しない電気ヒータが配置され、特定時間帯電力を利用して貯湯タンク29内の水を沸き上げる貯湯式電気温水器31とを備えている。なおこの制御盤5は、この貯湯式電気温水器31の図示しない電気ヒータへの通電制御を行う機能も有している。貯湯式電気温水器は、深夜電力等の特定時間帯において貯湯タンク29内の水を所定温度まで沸き上げあるものであり、その運転制御は周知であるから説明は省略する。また給湯コジェネレーション装置1は、制御盤5内の貯湯運転制御手段から出力される給湯源切換指令RCに応じてサージタンク11内の湯または貯湯タンク29の湯を選択的に出力する給湯源切換装置33を備えている。この給湯源切換装置33は、駆動モータ35によって駆動される三方弁37によって構成されている。三方弁37の第1の入力部には、サージタンク11の底部から延びる給湯管39が接続され、三方弁37の第2の入力部には貯湯タンク29の天板壁部から延びる給湯管41が接続され、三方弁37の出力部は混合弁43に接続されている。混合弁43は、湯と水とを所定の割合で混合して負荷へと給湯する。
【0018】
制御盤5内の貯湯運転制御手段には、サージタンク11から熱交換器7に供給される湯の温度Th3を測定する熱交換器入水温度測定手段(サーミスタ)45からの測定出力と、貯湯タンク29内の湯の最高温度Th2を測定する最高温度測定手段47からの測定出力とが入力されている。最高温度測定手段47は、貯湯タンク29の側壁に取り付けられる複数の温度センサとしてのサーミスタのうち、最も上方に取り付けられるサーミスタによって構成されている。
【0019】
制御盤5内に構成される貯湯運転制御手段は、測定した温度Th1〜Th3及び貯水量Wを入力として、予め定めた運転制御モードに従って、運転指令OC、熱交換切換指令HC、循環ポンプ指令PC、給湯源切換指令RC及び給水指令WCを出力する。
【0020】
本発明では、この貯湯運転制御手段の運転制御モードを、貯湯式電気温水器31の貯湯タンク29内の湯に優先してサージタンク11内の湯を給湯源として使用するように構成する。ここで「優先」とは、サージタンク11内の湯を可能な範囲でできるだけ給湯に使用し、サージタンク11内の湯だけでは湯切れが発生する場合に限って、貯湯タンク29内の湯を使用することを意味する。
【0021】
次に制御盤5内に構成される貯湯運転制御手段をマイクロコンピュータを利用して実現する場合に用いるソフトウエアのアルゴリズムについて図2〜図10のフローチャートを用いて説明する。なおこれらの図においては、サージタンク11の容量及び貯湯タンク29の容量をそれぞれ7000リットル(L)とし、燃焼式発電装置3をマイクロガスタービンを用いていることからMGTと略して記載する。まず図2は、昼間の時間帯で使用される第1の運転制御モードの内容を示している。この運転制御モードでは,サージタンク11内の貯水量が所定量以上(3000L以上)ある場合に、サージタンク11内の湯の温度が予め定めた基準温度65℃以上あるときにはサージタンク11内の湯を給湯源として使用し、サージタンク11内の湯の温度が予め定めた基準温度65℃より低くなると、貯湯式電気温水器31の貯湯タンク29内の湯を給湯源として使用し且つその間にサージタンク11内の湯の温度を予め定めた基準温度75℃以上に上昇させ、サージタンク11内の湯の温度が予め定めた基準温度75℃以上に上昇すると再びサージタンク11内の湯を給湯源とするように、熱交換切換指令HC、給湯源切換指令RC、循環ポンプ指令PC及び給水指令WCを出力する。
【0022】
図2においては、まずステップST1で時間帯を判定し、8時から16時までの時間帯(昼間の時間帯)であれば、以下のステップに進み、そうでなければ図3の第2の運転制御モードに進む。そして図3のステップST101でも時間帯を判定し、時間帯が16時から22時までの時間帯(準夜時間帯)であれば図3のステップが実行され、そうでなければ図4の第3の運転制御モードへと進む。時間帯が昼間の時間帯の開始時刻(8時)になると、ステップST2へと進み、熱交換切換指令HCが排気ガス切換装置9の排気ダンパーを熱交換側へと切り換える。すなわち第1の排気ダンパー9aを開状態として、第2の排気ダンパー9bを閉状態にする。次にステップST3で給水バルブ27を開く給水指令WCが出力されて、サージタンク11内に水が給水される。次に循環ポンプ19の運転を開始させる循環ポンプ指令PCが出力されて(ステップST4)、温水循環路17で水または温水の循環が開始される。その後、運転指令OCが出力されて燃焼式発電装置3の運転が開始される(ステップST5)。
【0023】
ステップST6で熱交換器7の熱交換パイプ7aに入力される湯の温度Th3が確認され、この温度Th3が85℃以上であればステップST8(ステップST9を含む)へと進み、85℃未満であればステップST10へと進む。
【0024】
ステップST8では、サージタンク11内の湯の温度が高くなり過ぎないように熱交換切換指令HCと給水指令WCとを出力する。図5はステップST8の詳細を示している。まずステップST8aで温度Th3を再度確認し、ステップST8bで温度Th3の温度が85℃以上であることが確認されたらステップST8cへと進んで、サージタンク11内の温度Th1を確認する。85℃未満であればステップST8jに進む。そしてステップST8dにおいてサージタンク11内の温度Th1が、80℃以上であることが確認されたら、ステップST8eへと進んでサージタンク11内の貯水量Wを確認する。もしサージタンク11内の貯水量Wが7000L(リットル)以上であれば、熱交換切換指令HCを排気ガス切換装置9に出力して、第1の排気ダンパー9aを閉じ、第2の排気ダンパー9bを開く。そしてサージタンク11内の湯の温度Th1が75℃以下になるまで、排気ガスを外部に放出させて、サージタンク11内の湯の加熱を中止する。サージタンク11の湯の温度が75℃以下になった場合には、ステップST8jへと進んで、熱交換器7側へ排気ガスを供給する熱交換切換指令HCを排気ガス切換装置9へと出力する。この指令を受けると、排気ガス切換装置9は、第1の排気ダンパー9aを開き、第2の排気ダンパー9bを閉じる。ステップST8fにおいて、サージタンク11内の貯水量が7000L未満であることが確認された場合には、ステップST9へと進む。
【0025】
ステップST9は、サージタンク11内の湯の温度を調整するための処理を行うステップであり、その詳細は図6に示すとおりである。まずステップST9aでサージタンク11内の貯水量(水位)を再度確認する。サージタンク11内の貯水量が7000L以下であることをステップST9bで確認すると、ステップST9cで給水指令WCを給水バルブ27に出力し、給水バルブ27を開く。そしてステップST9dで、サージタンク11内の貯水量が3000L以上になったことを確認すると、ステップST9eでサージタンク11内の湯の温度を確認し、ステップST9fで湯の温度Th1が65℃以下になったことを確認すると給水バルブ27を閉じるための給水指令WCが出力される(ステップST9g)。これによってサージタンク11内の湯の温度が65℃以下に調整される。
【0026】
図2に戻って、ステップST7で熱交換器7への入力温度Th3が85℃以下であることが確認されると、ステップST10へと進み、サージタンク11内の貯水量(水位)が確認され、ステップST11でサージタンク11内の貯水量が3000L未満であることが確認されると、ステップST12へと進む。ステップST12では、サージタンク11内の貯水量が2000L以上であるか否かを判定し、貯水量が2000L以上であれば図6に示したステップST9へと進んで、貯水量の補充を行う。貯水量が2000L未満であれば、ステップST13へと進む。
【0027】
ステップST13は、図7に示すように、サージタンク11内の貯水量が下限値以下になったことを知らせる警報処理を実行するステップである。このステップでは、まず給湯源切換装置33の駆動モータ35に給湯源切換指令RCを出力して、三方弁37をサージタンク11内の湯を給湯源とすることから貯湯タンク29内の湯を給湯源とするように切り換える。そして次に、ステップST13bで排気ガス切換装置9に排気ガスを外部に外出させための熱交換切換指令HCを出力して、熱交換器7による熱交換を停止させる。次にステップST13cで、循環ポンプ19の運転を停止させる循環ポンプ指令PCを出力する。その後、ステップST13dで給水バルブ27を開く給水指令WCを出力して、サージタンク11内への給水を開始する。ステップST13eでサージタンク11内の貯水量を確認し、ステップST13fで貯水量が3000L以上になったことを確認すると、ステップST13gで循環ポンプ19の運転を再開させる循環ポンプ指令PCを出力し、同時にステップST13hで熱交換器7側に排気ガスを供給して再度熱交換運転を行わせる熱交換切換指令HCを排気ガス切換装置9に出力する。このようにしてサージタンク11内の湯量が限度以下まで低下した場合には、一時的に貯湯タンク29側から湯を負荷に供給し、その間にサージタンク11内の湯を所定温度以上に沸き上げる。ステップST9及びST13が終了すると、図2の「a」の位置へとステップが戻る。
【0028】
ステップST11でサージタンク11内の貯水量が3000L以上あることが確認されると、ステップST14へと進み、循環ポンプ19の一分間の運転経過を待つ。一分経過した後は、サージタンク11内の温度Th1をステップST15で測定し、ステップST16〜ステップST18までの各ステップでサージタンク11内の湯の温度を判定する。サージタンク11内の湯の温度Th1が、65℃以上80℃未満の場合には、ステップST19へと進んで給湯源切換装置33に給湯源としてサージタンク11の湯を用いる給湯源切換指令RCを出力する。給湯源切換装置33は、この指令RCを受けて三方弁37をサージタンク11内の湯を給湯源とする側に切り換える。サージタンク11内の湯の温度Th1が80℃以上の場合には、図6のステップST9へと進んでサージタンク11内の湯の温度の調整が行われる。またサージタンク11内の湯の温度が65℃未満の場合には、ステップST20へと進む。
【0029】
図8はステップST20の詳細を示している。ステップST20aでは、給湯源切換装置33へ給湯源として貯湯式電気温水器31の貯湯タンク29内の湯を用いるための給湯源切換指令RCを出力する。この指令RCを受けて給湯源切換装置33は、三方弁37を貯湯タンク29から給湯を受ける側に切り換える。そしてステップST20bで貯湯タンク29内の湯の最高温度(給湯温度)Th2を測定し、ステップST20cで湯の温度Th2が60℃以上ある場合に限り、ステップST20dへと進んでサージタンク11内の貯水量(水位)を測定する。ステップST20eでサージタンク11内の貯水量が5000L以上であることを確認すると、サージタンク11内の湯の温度Th1をステップST20gで測定し、その温度Th1が70℃以上になっていれば、ステップST20hへと進んで、給湯源を貯湯タンク29の湯からサージタンク11の湯に切り換える給湯源切換指令RCを給湯源切換装置33へと出力する。これにより給湯源が貯湯タンク29の湯からサージタンク11の湯へと切り換わる。ステップST20cにおいて、貯湯タンク29内の湯の最高温度Th2が60℃未満になったことを確認すると、ステップST20hへと進んで、給湯源が貯湯タンク29の湯からサージタンク11の湯へと切り換えられる。またステップST20eで、サージタンク11内の貯水量が5000L未満であることが確認されるとステップST21へと進んでサージタンク11内の貯水量(水位)を回復させる。
【0030】
図9はステップST21の詳細を示している。ステップST21aでは、給水バルブ27を開いてサージタンク11内に給水を行うための給水指令WCを出力する。この指令WCを受けて、給水バルブ27が開くと、ステップST21bへと進んで、サージタンク11内の貯水量(水位)が確認される。ステップST21cで、サージタンク11内の水位が5000L以上になると、ステップST21dで給水バルブ27を閉じるための給水指令WCが出力される。この制御指令を受けて、給水バルブ27は閉じられて、サージタンク11への給水が停止される。以後、ステップST20からステップST1へ戻って、サージタンク11内の湯の加熱が再開される。
【0031】
時間帯が準夜時間帯(16時〜22時)の場合には、図3に示す第2の運転制御モードで制御が行われる。まず最初にステップST23で、燃焼式発電装置3の運転を停止するための運転指令OCが出力されて、燃焼式発電装置3は運転を停止する。次にステップST24で運転停止から10分が経過したことを確認し、その後ステップST25で循環ポンプ19に運転を停止させるための循環ポンプ指令PCを出力する。この10分間において熱交換器の冷却を行う。循環ポンプ19を停止させた後は、ステップST26へと進んでサージタンク11内の貯水量(水位)を確認する。ステップST27でサージタンク11内の貯水量が5000L以上であることが確認されれば、ステップST28でサージタンク11内の湯の温度Th1を確認し、ステップST29でサージタンク11内の湯の温度Th1が65℃以上であることが確認されれば、ステップST22へと戻る。もしステップST27でサージタンク11内の貯水量が5000L未満であることが確認され、またステップST29でサージタンク11内の湯の温度Th1が65℃未満であることが確認されると、ステップST30の追加運転処理へと進む。すなわち準夜時間帯においては、サージタンク11内の貯湯量がある程度低下するまでは、サージタンク11内の湯を給湯源とする給湯が行われている。
【0032】
図10はステップST30の詳細を示している。このステップST30では、まずステップST30aで時間帯が再確認され、時間帯内であれば、ステップST30bで循環ポンプ19の運転を再開するための循環ポンプ指令PCを出力する。この指令PCを出力した後、ステップST30cで燃焼式発電装置3の運転を再開する運転指令OCが出力される。そして熱交換器7に入力される湯の温度Th3がステップST30dで確認され、ステップST30eで温度Th3が85℃より高いことが確認されると図5のステップST8へと進む。また温度Th3が85℃以下の場合には、ステップST30fでサージタンク11内の貯水量Wが確認され、ステップST30gでサージタンク11内の貯水量が5000L未満であることが確認されると、図9に示したステップST21へと進んでサージタンク11内の貯水量の回復が行われる。ステップST30gで、サージタンク11内の貯水量が5000L以上であることが確認されると、ステップST30hでサージタンク11内の湯の温度が確認され、ステップST30iでサージタンク11内の湯の温度Th1が80℃未満の場合には、ステップST30aへ戻り、湯の温度Th1が80℃以上の場合には、図3のステップST22へと戻る。以後準夜時間帯が終了するまでの上記の第2の運転制御モードが実行される。
【0033】
時間帯が深夜早朝時間帯(22時〜8時)であれば、図4に示す第3の運転制御モードで運転が実行される。このステップでは、先ずステップST31で時間帯が再確認される。そして該当時間帯であれば、ステップST32において、燃焼式発電装置3の運転を停止させる運転指令OCを出力する。この時間帯においては、一切燃焼式発電装置3を運転することが禁止される。そしてステップST33で燃焼式発電装置3の運転停止後の10分を経過したことを確認すると、ステップST34で循環ポンプ19に運転を停止させる循環ポンプ指令PCを出力する。次にステップST35で、サージタンク11内の湯の温度Th1を確認し、ステップST36でサージタンク11内の湯の温度Th1が65℃未満であることを確認すると、ステップST37へと進んで、給湯源をサージタンク11内の湯から貯湯タンク29内の湯に切り換える給湯源切換指令RCが給湯源切換装置33に出力される。この指令を受けて、給湯源切換装置33は、三方弁37を切り換えて、給湯源をサージタンク11の湯から貯湯タンク29の湯に切り換える。以後貯湯式電気温水器31の沸き上げ時間帯であっても、貯湯タンク29内の湯を給湯源として負荷に給湯が行われる。ステップST36で、サージタンク11内の湯の温度Th1が65℃以上であることが確認されている場合には、ステップST38でサージタンク11内の貯水量が確認され、ステップST39においてはサージタンク11内の貯水量が3000L以上であることが確認されれば、ステップST31へと戻り、貯水量Wが3000L未満であれば図9のステップST21へと進んでサージタンク11内の貯水量の回復処置がなされる。以後深夜早朝時間帯の間は、この第3の運転制御モードが継続して実行される。
【0034】
上記の第1乃至第3の運転制御モードを実行すると、昼間の時間帯において、大量に湯が使用され、貯湯タンク29内の湯が給湯に使用されている間に、昼間の時間帯においてサージタンク11内の湯を再度沸き上げることができるので、貯湯タンク内29の湯が無くなる前に、サージタンク11内の湯を再度使用可能な状態にすれば、湯切れを完全に阻止することができる。
【0035】
図2乃至図10に示した制御モードは、本発明を実現するための一例に過ぎないものであり、本発明は図2乃至図10の内容にのみ限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、燃焼式発電装置の排気熱で加熱されるサージタンク内の湯が不足した場合に、貯湯式電気温水器の貯湯タンクの湯を給湯に利用するため、湯切れが発生する可能性が低くなるだけでなく、貯湯式電気温水器のみで給湯を行う場合と比べて、ランニングコストを大幅に下げることができる利点がある。また貯湯式電気温水器の貯湯タンクの容量を必要以上に大きく設定しておく必要がないため、貯湯式電気温水器のみで給湯を行う場合と比べて、設備容量を縮小化することができる利点がある。また騒音が問題となる夜間において、燃焼式発電装置を運転できない場合に、サージタンク内の湯が不足した場合には、貯湯式電気温水器の湯を利用できるので、夜間における湯切れを防止できる利点がある。更に昼間において、大量の湯を必要とする場合でも、深夜電力で貯湯した貯湯タンク内の湯を利用できるので、大型のサージタンクを用意しておく必要がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯コジェネレーション装置の一例の構成を示す概念図である。
【図2】昼間の時間帯で使用される第1の運転制御モードのアルゴリズムの内容を示すフローチャートである。
【図3】準夜時間帯で使用される第2の運転制御モードの内容を示すフローチャートである。
【図4】深夜早朝時間帯で使用される第3の運転制御モードの内容を示すフローチャートである。
【図5】ステップST8の詳細を示すフローチャートである。
【図6】ステップST9の詳細を示すフローチャートである。
【図7】ステップST13の詳細を示すフローチャートである。
【図8】ステップST20の詳細を示すフローチャートである。
【図9】ステップST21の詳細を示すフローチャートである。
【図10】ステップST30の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 給湯コジェネレーション装置
3 燃焼式発電装置
3a 燃焼器
3b ガスタービン
3c 発電機
3d コンプレッサ
5 制御盤
7 熱交換器
7a 熱交換パイプ
9 排気ガス切換装置
9a,9b ダンパー
11 サージタンク
13,15 管路
17 温水循環路
19 循環ポンプ
21 サージタンク内湯温測定手段
23 貯水量測定手段
25 給水管
27 給水バルブ
29 貯湯タンク
31 貯湯式電気温水器
33 給湯源切換装置
35 駆動モータ
37 三方弁
39,41 給湯管
43 自動混合弁
45 熱交換器入水温度測定手段
47 最高温度測定手段

Claims (9)

  1. 運転指令に従って燃料を燃焼させて発電する燃焼式発電装置と、
    前記燃焼式発電装置の排気ガスの熱を熱源として熱交換を行う熱交換器と、
    前記燃焼式発電装置と前記熱交換器との間に設けられ、且つ熱交換切換指令に基づいて第1の切換状態と第2の切換状態のいずれかに切り換えられ、前記第1の切換状態で前記燃焼式発電装置からの前記排気ガスを前記熱交換器に供給し、前記第2の切換状態で前記燃焼式発電装置からの前記排気ガスを前記熱交換器に供給しない排気ガス切換装置と、
    前記熱交換器で加熱された湯を貯湯するサージタンクと、
    循環ポンプ指令に従って動作する循環ポンプを備えて前記熱交換器と前記サージタンクとの間で前記サージタンク内の湯を循環させる温水循環路と、
    給水指令に応じて前記サージタンク内への給水を実行する給水バルブと、
    貯湯タンクの内部に電気ヒータが配置され、特定時間帯電力を利用して前記貯湯タンク内の水を沸き上げる貯湯式電気温水器と、
    給湯源切換指令に応じて前記サージタンク内の湯または前記貯湯タンクの湯を選択的に出力する給湯源切換装置と、
    前記サージタンク内の湯の温度Th1を測定するサージタンク内湯温測定手段と、
    前記サージタンク内の貯水量を測定する貯水量測定手段と、
    前記サージタンクから前記熱交換器に供給される湯の温度Th3を測定する熱交換器入水温度測定手段と、
    前記貯湯タンク内の湯の最高温度Th2を測定する最高温度測定手段と、
    前記温度Th1〜Th3及び前記貯水量Wを入力として、予め定めた運転制御モードに従って、前記運転指令、前記熱交換切換指令、前記循環ポンプ指令、前記給湯源切換指令及び前記給水指令を出力する貯湯運転制御手段とを具備し、
    前記貯湯運転制御手段の前記運転制御モードが、前記貯湯式電気温水器の貯湯タンク内の湯に優先して前記サージタンク内の湯を給湯源として使用するように構成されている給湯コジェネレーション装置。
  2. 前記運転制御モードは、前記サージタンク内の前記貯水量及び前記サージタンク内の前記湯の温度の少なくとも一方に基づいて、前記サージタンク内の湯量が予め定めた湯量よりも少なくなったことを判定すると、前記サージタンクの湯を給湯源とすることから前記貯湯タンクの湯を給湯源とする前記給湯源切換指令を出力するように構成されている請求項1に記載の給湯コジェネレーション装置。
  3. 前記運転制御モードは、昼間の時間帯で使用される第1の運転制御モードと、前記昼間の時間帯に続く準夜時間帯で使用される第2の運転制御モードと、前記準夜時間帯に続く深夜早朝時間帯で使用される第3の運転制御モードとを含んでおり、
    前記第1の運転制御モードでは、前記サージタンク内の貯水量が所定量以上ある場合に、前記サージタンク内の湯の温度が予め定めた基準温度以上あるときには前記サージタンク内の湯を給湯源として使用し、前記サージタンク内の前記湯の温度が前記予め定めた基準温度より低くなると、前記貯湯式温水器の前記貯湯タンク内の湯を給湯源として使用し且つその間に前記サージタンク内の湯の温度を前記予め定めた基準温度以上に上昇させ、前記サージタンク内の前記湯の温度が前記予め定めた基準温度以上に上昇すると再び前記サージタンク内の湯を給湯源とするように、前記熱交換切換指令、前記給湯源切換指令、前記循環ポンプ指令及び前記給水指令を出力するように構成されている請求項1に記載の給湯コジェネレーション装置。
  4. 前記第1の運転制御モードは、前記サージタンク内の貯水量が予め定めた貯水量以下になると、前記貯湯式温水器の前記貯湯タンク内の湯を給湯源として使用し且つその間に前記サージタンク内の貯水量を前記予め定めた貯水量まで回復させるように前記サージタンクへの給水を行い、前記サージタンク内の前記貯水量が前記予め定めた貯水量まで回復した後で、前記サージタンク内の前記湯の温度が前記予め定めた基準温度以上あれば、前記サージタンク内の湯を給湯源として使用するように、前記熱交換切換指令、前記給湯源切換指令、前記循環ポンプ指令及び前記給水指令を出力するように構成されている請求項2に記載の給湯コジェネレーション装置。
  5. 前記第1の運転制御モードは、前記サージタンク内の前記貯水量が前記予め定めた貯水量以上あるときに、前記サージタンク内の前記湯の温度が前記予め定めた基準温度よりも更に高い上限温度以上あるときには、前記サージタンク内の前記湯の温度が前記予め定めた基準温度以下になるように前記サージタンク内に給水するための前記給水指令を出力するように構成されている請求項4に記載の給湯コジェネレーション装置。
  6. 前記第1の運転制御モードは、前記燃焼式発電装置が常時運転されるように運転条件を定めており、
    前記第2の運転制御モードは、前記サージタンク内の前記貯水量が予め定めた夜間貯水量以下であるときまたは前記サージタンク内の前記湯の温度が前記予め定めた基準温度以下の場合に、前記サージタンク内の前記湯の温度を前記予め定めた基準温度以上にするように前記燃焼式発電装置を追加運転する運転条件を定めている請求項2に記載の給湯コジェネレーション装置。
  7. 前記第1の運転制御モードは、前記サージタンク内の水位が予め定めた最低貯水量以下であれば貯水量を前記所定の貯水量以上に回復させ、前記貯水量が回復するまでは前記排気ガス切換装置を第2の切換状態に維持し、前記貯水量が前記所定の貯水量以上になると前記排気ガス切換装置を第2の切換状態から前記第1の切換状態に切り換えて前記サージタンク内の湯を加熱するべく、前記給水指令、前記循環ポンプ指令及び前記熱交換切換指令を出力するように構成されている請求項2に記載の給湯コジェネレーション装置。
  8. 前記運転制御モードは、昼間の時間帯で使用される第1の運転制御モードと、前記昼間の時間帯に続く準夜時間帯で使用される第2の運転制御モードと、前記準夜時間帯に続く深夜早朝時間帯で使用される第3の運転制御モードとを含んでおり、
    前記第1乃至第3の運転制御モードは、前記燃焼式発電装置から発生する音が夜間において騒音とならないように、前記燃焼式発電装置の運転条件を定めている請求項1に記載の給湯コジェネレーション装置。
  9. 前記第3の運転制御モードでは、前記燃焼式発電装置を運転しないように前記運転条件が定められおり、
    前記第3の運転制御モードは、前記サージタンク内の前記湯の温度が前記予め定めた基準温度より小さくなると前記貯湯式温水器の前記貯湯タンク内の湯を給湯源として使用するように前記熱交換切換指令、前記給湯源切換指令、前記循環ポンプ指令及び前記給水指令を出力するように構成されている請求項2に記載の給湯コジェネレーション装置。
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