JP3915444B2 - カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法に関する。さらに詳しくは、複数の画素の色にそれぞれ対応したインクの、乾燥後のそれぞれの色バランス(液晶表示装置に用いられた場合における表示の色バランス)に優れるとともに、色調ムラの発生の少ないカラーフィルタを得ることができる、特に、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン、車載用ナビゲーションシステム、電子スチルカメラ、ゲーム機器、プロジェクタ、携帯電話等の電子機器に好適に用いられるカラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピューター、特に、携帯用パーソナルコンピューターの進歩に伴い、電子機器、例えば、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン、車載用ナビゲーションシステム、電子スチルカメラ、ゲーム機器、プロジェクタ、携帯電話等に用いられるカラー液晶表示装置(ディスプレイ)の需要が急増している。これに対応し、適正価格で高精細かつ美麗な表示装置(ディスプレイ)を供給する手段の早急な確立が求められている。
【0003】
また、地球規模の環境保護の要請が高まり、環境負荷を低減することが可能なプロセスの実現が焦眉の急となっている。
【0004】
このような状況に対応するため、カラーフィルタの製造における画素の形成(着色)方法として、インクジェットの印刷技法(インクジェットプリンティング方式)が用いられるようになっている。
【0005】
この技法は、圧電体薄膜素子を用いたインクジェットヘッドの加圧室にインク(例えば、熱硬化性樹脂からなるR(赤)、G(緑)及びB(青)の三色の画素形成用インク)をそれぞれ貯蔵し、圧電体素子の振動による加圧室の体積変化を利用して画素形成用インクを吐出させることによってカラーフィルタ用の基板上に画素を形成するものである。従来から用いられてきたフォトリソグラフィ技法による画素の形成技法は、遮光層(例えば、クロム等の金属薄膜を所定形状にパターン化したブラックマトリックス)及び各色に対応した複数の画素の形成のため、これらのパターン形状ごとに異なるパターンのマスクを用い、露光、現像、洗浄等の煩雑な工程を経る必要があるのに対し、この技法は、このような煩雑な工程を経る必要がないため、生産効率を向上させることが可能であり、また、インク量の高度な制御が可能なことから、高精細なカラーフィルタを効率的に製造することが可能である。また、フォトリソグラフィ技法に比べ材料を浪費することがないので環境に対する負荷を低減することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カラーフィルタは高精細化の一途を辿り、数10μm角という微細なR(赤)、G(緑)及びB(青)の三色のそれぞれの、各種表示装置に用いた場合における色バランスの向上及び色調の均一化に対する要求が飛躍的に高まり、インクジェット印刷技法を用いた場合であっても、従来の方法のままでは十分に上述の要求に対応することができなくなってきている。
【0007】
ここで、色バランスとは、三色それぞれが狙いの色度を得ることにより、色再現性がよいことを意味し、この色バランスを向上させるためには、顔料濃度を調整して一定吐出量で平坦膜が得られる必要がある。
【0008】
すなわち、基板上に形成した所定パターンを有する遮光層上に、樹脂による所定パターンのバンクを形成し、バンクの所定パターンの間隙に、R(赤)、G(緑)及びB(青)の三色に対応したインクのそれぞれを塗布した後に、それぞれを乾燥させてカラーフィルタを製造する場合、通常、バンクの高さは一定に形成されるため、そこへのインクの配設量には限界があり(一定量を超えるとバンクから溢れてしまう)、色度の低いインクを配設量の増大によって補うことにも限界があり、また、配設量が一定量よりも少ないと、画素内の濡れ広がり不足や、乾燥後の形状の凹形状化(非平坦化)が生じ、表示装置に用いた場合に、色バランスを低下させるとともに色調のバラツキ(色調ムラ)を発生させるという問題があった。
【0009】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、複数の画素の色にそれぞれ対応したインクの、乾燥後のそれぞれの色バランス(液晶表示装置に用いられた場合における表示の色バランス)に優れるとともに、色調ムラの発生の少ないカラーフィルタを得ることができる、特に、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン、車載用ナビゲーションシステム、電子スチルカメラ、ゲーム機器、プロジェクタ、携帯電話等の電子機器に好適に用いられるカラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記目的を達成するため鋭意研究した結果、カラーフィルタに用いられる複数の画素の色にそれぞれ対応したインクの固形分中の顔料の濃度を、それぞれ最適な条件で特定する(色特性を最適化する)ことによって、乾燥後のインクの色バランスを向上させることができることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明によって、以下のカラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法が提供される。
【0011】
[1] 基板上に形成した所定パターンを有する遮光層上に、樹脂による所定パターンのバンクを形成し、前記バンクの所定パターンの間隙に、R(赤)、G(緑)及びB(青)の三色に対応したインクをインクジェットプリンティング方式により所定の配設量でそれぞれ配設した後に、前記三色に対応したインクのそれぞれを乾燥させるカラーフィルタの製造方法であって、前記三色に対応したインクとして、顔料、マトリックス樹脂及び溶媒を含むものを用いるとともに、前記R(赤)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の前記顔料の濃度が45〜53%のもの、前記G(緑)に対応したインクとして、固形分濃度が10〜14%で固形分中の前記顔料の濃度が37〜45%のもの、並びに前記B(青)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の前記顔料の濃度が32〜40%のものを、前記バンクの所定パターンの間隙に配設することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
【0012】
このように構成することによって、乾燥後のそれぞれの色バランス(液晶表示装置に用いられた場合における表示の色バランス)に優れたカラーフィルタを得ることができる。
【0013】
[2] 前記マトリックス樹脂として、アクリル系樹脂、顔料として、有機顔料を用いる前記[1]に記載のカラーフィルタの製造方法。
【0014】
[3] 前記R(赤)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを14〜68ピコリットルの配設量で、前記G(緑)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを67〜71ピコリットルの配設量で、及び前記B(青)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを66〜70ピコリットルの配設量で、前記バンクの所定パターンの間隙に配設する前記[1]又は[2]に記載のカラーフィルタの製造方法。
【0015】
[4] 乾燥させた後の前記三色に対応したインクの、CIE色度図におけるx座標及びy座標上のそれぞれの値が、前記R(赤)に対応したインクが、x=0.58〜0.62及びy=0.315〜0.355、前記G(緑)に対応したインクが、x=0.285〜0.325及びy=0.55〜0.59、並びに前記B(青)に対応したインクが、x=0.115〜0.155及びy=0.15〜0.19である前記[1]〜[3]のいずれかに記載のカラーフィルタの製造方法。
【0016】
[5] 基板上に形成した所定パターンを有する遮光層上に、樹脂による所定パターンのバンクを形成し、前記バンクの所定パターンの間隙に、R(赤)、G(緑)及びB(青)の三色に対応したインクをインクジェットプリンティング方式により所定の配設量でそれぞれ配設した後に、前記三色に対応したインクのそれぞれを乾燥させるカラーフィルタを製造する際、前記三色に対応したインクとして、顔料、マトリックス樹脂及び溶媒を含むものを用いるとともに、前記R(赤)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の前記顔料の濃度が45〜53%のもの、前記G(緑)に対応したインクとして、固形分濃度が10〜14%で固形分中の前記顔料の濃度が37〜45%のもの、並びに前記B(青)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の前記顔料の濃度が32〜40%のものを、前記バンクの所定パターンの間隙に配設してカラーフィルタを作製し、前記カラーフィルタのインクが乾燥、硬化した後、その上面に平坦化層を配設し、この平坦化層上に一の電極(共通電極)を配設してカラーフィルタ用基板を形成し、前記カラーフィルタ用基板と、前記カラーフィルタに用いられた基板(共通電極)に対向して一対の対向基板を形成する、他の電極(画素電極)を配設した他の基板(画素電極基板)とが形成する間隙に液晶を封入することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
【0017】
[6] 前記マトリックス樹脂として、アクリル系樹脂、顔料として、有機顔料を用いる前記[5]に記載の液晶表示装置の製造方法。
【0018】
[7] 前記R(赤)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを14〜68ピコリットルの配設量で、前記G(緑)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを67〜71ピコリットルの配設量で、及び前記B(青)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを66〜70ピコリットルの配設量で、前記バンクの所定パターンの間隙に配設する前記[5]又は[6]に記載の液晶表示装置の製造方法。
【0019】
[8] 乾燥させた後の前記三色に対応したインクの、CIE色度図におけるx座標及びy座標上のそれぞれの値が、前記R(赤)に対応したインクが、x=0.58〜0.62及びy=0.315〜0.355、前記G(緑)に対応したインクが、x=0.285〜0.325及びy=0.55〜0.59、並びに前記B(青)に対応したインクが、x=0.115〜0.155及びy=0.15〜0.19である前記[5]〜[7]のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体的に説明する。
【0021】
本発明のカラーフィルタの製造方法は、図1にその流れ工程を示すように、基板1上に形成した所定パターンを有する遮光層2a上に(図1(d)参照)、樹脂による所定パターンのバンク5aを形成し(図1(g)参照)、バンク5aの所定パターンの間隙に、R(赤)、G(緑)及びB(青)の三色に対応したインク6を所定の配設量でそれぞれ配設した後に(図1(h)参照)、三色に対応したインクのそれぞれを乾燥させる(図1(i)参照)カラーフィルタの製造方法であって、三色に対応したインク6として、顔料、マトリックス樹脂及び溶媒を含むものを用いるとともに、R(赤)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の顔料の濃度が45〜53%のもの、G(緑)に対応したインクとして、固形分濃度が10〜14%で固形分中の顔料の濃度が37〜45%のもの、並びにB(青)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の顔料の濃度が32〜40%のものを、バンク5aの所定パターンの間隙に配設することを特徴とする。
【0022】
このように固形分中の顔料の濃度を最適化することによって、本発明のカラーフィルタの製造方法においては、乾燥条件やインクの配設量を従来の方法におけるものから特に変更することなく、乾燥後の平坦性を向上させ、三色のインクの色バランスを向上させることができる。
【0023】
本発明のカラーフィルタの製造方法に用いられるインクは、顔料、マトリックス樹脂及び溶媒を含むものであることが密着性確保のため好ましい。
【0024】
マトリックス樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等を挙げることができるが、色透過性に優れることからアクリル系樹脂が好ましい。
【0025】
顔料としては、無機系及び有機系のいずれであってもよいが、色調整の都合上、有機顔料が好ましい。
【0026】
また、溶媒として、高沸点溶媒(沸点が200〜300℃の溶剤)及び所定の色にそれぞれ対応して、分散溶剤を用いることが好ましい。
【0027】
高沸点溶媒(沸点が200〜300℃の溶剤)として、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルカルビトールアセテートを用いることによって、乾燥途上のインクの形状の平坦性を改善し、色調のバラツキを防止することができる。
【0028】
また、所定の色に対応したインクにそれぞれ含まれる分散溶剤としては、例えば、G(緑)色のインクにメトキシブチルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等を、R(赤)色のインクにエチルエトキシプロピオネート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等を、かつB(青)の色のインクにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチル−3−エトキシプロピオネート等を挙げることができる。
【0029】
また、R(赤)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを14〜68ピコリットルの配設量で、G(緑)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを67〜71ピコリットルの配設量で、及びB(青)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを66〜70ピコリットルの配設量で、バンクの所定パターンの間隙に配設することが、画素平坦性を確保する上で好ましい。
【0030】
このように構成することによって、50μm角程度の微小サイズの画素を色調のバラツキを生じさせることなしに形成することができる。
【0031】
その結果、乾燥させた後の三色に対応したインクの、CIE色度図におけるx座標及びy座標上のそれぞれの値は、R(赤)に対応したインクが、x=0.58〜0.62及びy=0.315〜0.355、G(緑)に対応したインクが、x=0.285〜0.325及びy=0.55〜0.59、並びにB(青)に対応したインクが、x=0.115〜0.155及びy=0.15〜0.19の範囲内のものとなり、色バランスに優れたカラーフィルタを得ることができる。
【0032】
ここで、CIE色度図は、各色のx、y座標をプロットして結んだ図であり、三角形の面積と位置で色の再現範囲を示す。
【0033】
図2に示すように、本発明のカラーフィルタの製造方法によって得られたカラーフィルタは、従来のものと比べ、狙いの色三角形よりも大きな面積の色三角形が得られ、色バランスに優れていることがわかる。
【0034】
以下、本発明のカラーフィルタの製造方法を、図1を用いてさらに具体的に説明する。
【0035】
まず、図1(a)に示すように、透明ガラス基板、アクリル等のプラスチック基板(フィルム)等の光透過性基板及びこれらの表面処理品、又は反射膜が基板上に形成された反射性の基板等の基板1上に、遮光層2a(図1(d)参照)を形成する材料として、クロム、ニッケル、アルミニウム等の電子デバイス加工プロセスで汎用されている金属(薄膜形成が簡便であること及びフォトレジストエッチングを含む全工程の効率を高めることができるものが好ましい)を用いるとともに、例えば、ドライめっき法を用いて金属薄膜2を形成する。この場合、金属薄膜2の厚さは、0.1〜0.5μmであることが好ましい。0.1μm未満であると、十分な遮光性が得られないことがあり、0.5μmを超えると、得られた金属薄膜2の密着性、脆性等が低下することがある。
【0036】
次に、図1(b)〜(d)に示すように、遮光層2aを形成するが、本実施の形態においては、フォトレジストエッチング法を用いる場合を説明する。すなわち、マスク3及び第1の感光性樹脂4を用いて露光、現像等し、金属薄膜2のうち、基板1上の画素形成領域となるパターン区画間隙部分に対応する部分を除去し、所定のマトリックスパターン形状の遮光層2aを得る。この場合、第1の感光性樹脂4の厚さは、0.8〜1.2μmが好ましい。
【0037】
次に、図1(e)〜(g)に示すように、バンク5aを形成するが、本実施の形態においては、フォトレジストエッチング法を用いる場合を説明する。すなわち、遮光層2aの上に、第2の感光性樹脂5を用いたフォトレジストエッチング法によって、所定パターンのバンク5aを形成する。この場合、第2の感光性樹脂5の厚さは、1.5〜5μmが好ましい。第2の感光性樹脂5の役割は、インクを配設すべきマトリックスパターン間隙をバンクとして仕切り、隣接するインク相互の混色を防止することにある。
【0038】
なお、第1の感光性樹脂4のマトリックスパターンと第2の感光性樹脂5のマトリックスパターンとは重ね合わせる必要がある。重ね合わせ精度は、平均的に、第1の感光性樹脂4のパターン幅(第2の感光性樹脂5のパターン幅より広く設定する)から第2の感光性樹脂5のパターン幅を差し引いた値が5μm程度となるものであることが好ましい。この第2の感光性樹脂5からなるバンク5aの高さは、乾燥後に画素として形成されるインクの膜厚との関係で決定される。第2の感光性樹脂5としては、水に対する接触角が大きく、撥水性に優れたものであるものが好ましい。
【0039】
また、バンク5aとしては、特に黒色のものを用いる必要はない。例えば、ウレタン系又はアクリル系光硬化型の感光性樹脂組成物を好適例として挙げることができる。
【0040】
次に、図1(h)に示すように、所定の色に対応したインクをそれぞれ配設するが、本実施の形態では、インクを配設する方法として、インクジェットプリンティング方式(プリンティングヘッドを用いたインクジェット技法)で行う場合を説明する。前述のように、インクジェットプリンティング方式は、50μm角のような微細な面積に精度よくインクを配設したい場合、吐出するインク滴を微細化し、吐出インク滴数を制御することができることから好ましい方法である。
【0041】
また、インクジェットプリンティング方式を用いることによって、フォトリソグラフィ法を用いる場合のような複雑な工程を経る必要もなく、材料を浪費することもないので環境に対する負荷を低減することができる。
【0042】
具体的には、微細化したインク6の液滴(インク滴)を精度よく目標とする位置、すなわち、マトリックスパターン間隙に配設するため、インク滴のサイズをターゲットであるバンク5aの所定のパターン(例えば、マトリックスパターン)間隙のサイズに合わせて制御することが好ましい。インク6(R(赤)、G(緑)及びB(青)の三色のインク)の各配設量(吐出量)は、50μm角程度の微小サイズの画素を、色調のバラツキを発生させることなしに形成させるためには、上述の範囲に特定することが好ましい。また、インクジェットプリンティングヘッドからインク滴を飛翔させ、ターゲットに正確に到達させて付着させるためには、インク滴が飛翔途中に分裂するがことなく、しかも真っ直ぐに飛翔するような条件を適宜選択して制御することが好ましい。
【0043】
次に、図1(i)に示すように、インク6のそれぞれを色調のバラツキを生じさせない最適な条件で乾燥、硬化させる。
【0044】
この場合、乾燥温度に関しては、例えば、G(緑)色のインクを最も高温で、R(赤)色のインクを中間の温度で、及びB(青)の色のインクを最も低温で、それぞれ乾燥させることが平坦化の上で好ましい。
【0045】
具体的には、G(緑)色のインクを40〜60℃で、R(赤)色のインクを30〜50℃で、かつB(青)の色のインクを20〜40℃で乾燥させることが平坦化の上で好ましい。
【0046】
さらに、乾燥順序に関しては、初めに、粘度の最も大きなインク、次いで、中間の粘度を有するインク、最後に、粘度の最も小さなインクの順番で乾燥させることが平坦化の上で好ましい。
【0047】
具体的には、初めに、G(緑)色のインク、次いで、R(赤)色のインク、最後に、B(青)色のインクの順番で乾燥させることが、平坦化の上で好ましい。
【0048】
このように構成することによって、カラーフィルタに用いられる所定の複数の画素の色にそれぞれ対応したインクの、乾燥後のそれぞれの形状の平坦性を確保することができ、表示装置に用いられた場合に、色調のバラツキを抑制することができる。
【0049】
最後に、図1(j)〜(k)に示すように、表示装置におけるカラーフィルタ用基板とするため、表面を平坦化させるための平坦化層(オーバーコート層)7を形成し、さらに、必要に応じて、その表面に共通電極10を形成してもよい。
【0050】
本発明の液晶表示装置の製造方法は、まず、上述のカラーフィルタの製造方法を用いてカラーフィルタを製造する。すなわち、基板上に形成した所定パターンを有する遮光層上に、樹脂による所定パターンのバンクを形成し、バンクの所定パターンの間隙に、R(赤)、G(緑)及びB(青)の三色に対応したインクを所定の配設量でそれぞれ配設した後に、三色に対応したインクのそれぞれを乾燥させてカラーフィルタを製造する際、三色に対応したインクとして、顔料、マトリックス樹脂及び溶媒を含むものを用いるとともに、R(赤)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の顔料の濃度が45〜53%のもの、G(緑)に対応したインクとして、固形分濃度が10〜14%で固形分中の前記顔料の濃度が37〜45%のもの、並びにB(青)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の顔料の濃度が32〜40%のものを、バンクの所定パターンの間隙に配設してカラーフィルタを作製する。
【0051】
次いで、カラーフィルタのインクが乾燥、硬化した後、その上面に平坦化層を配設し、この平坦化層上に一の電極(共通電極)を配設してカラーフィルタ用基板を形成し、カラーフィルタ用基板と、カラーフィルタに用いられた基板(共通電極)に対向して一対の対向基板を形成する、他の電極(画素電極)が配設された他の基板(画素電極基板)とが形成する間隙に液晶を封入することを特徴とする。
【0052】
図3に、本発明の液晶表示装置の製造方法を用いて得られる液晶表示装置を示す。
【0053】
図3に示すように、画素電極13に対向する位置にR(赤)、G(緑)及びB(青)の三色の画素が配列するようにカラーフィルタ9を配置する。
【0054】
また、基板1及びガラス基板14の面内には配向膜11を形成し、これをラビング処理することにより液晶分子を一定方向に配列させることができる。また、それぞれの基板1、14の外側には偏光板15を接着、配置し、液晶組成物12はこの基板1、14の間隙に充填する。また、通常、バックライト光(図示せず)として、蛍光灯と散乱板との組み合わせが用いる。この場合、液晶組成物12を、バックライト光の透過率を変化させる光シャッターとして機能させてもよい。
【0055】
【実施例】
以下、本発明を実施例によってさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によっていかなる制限を受けるものではない。
【0056】
実施例1
厚さ0.7mm、縦37cm、横30cmの無アルカリガラス透明基板の表面を、熱濃厚硫酸に過酸化水素水を1%添加した洗浄液で洗浄し、純水でリンスの後、エア乾燥を行って清浄表面を有する透明基板を得た。この表面に、スパッタリング法によって、クロム皮膜を皮膜厚さ平均0.2μmで形成した。この表面に、フォトレジスト(東京応化(株)製、商品名:OFPR−800)をスピンコートした。基板を、ホットプレート上で、80℃で、5分間乾燥し、フォトレジスト皮膜を形成した。この基板表面に、所定のマトリックスパターン形状を描画したマスクフィルムを密着し、UV露光を行った。次に、これを、水酸化カリュウム8%のアルカリ現像液に浸漬して露光部の画素部分のフォトレジストを除去した。続いて、露出した画素部クロム皮膜を塩酸を主成分とするエッチング液でエッチング除去した。このようにして、所定のマトリックスパターンの第1の感光性樹脂層及び遮光層(ブラックマトリックス(略称:BM))を得た。
【0057】
この基板上に、第2の感光性樹脂層として、ネガタイプ透明アクリル系感光性樹脂組成物をスピンコート法で塗布した。100℃で20分間プレベークした後、クロムマトリックスパターンのパターニングに使用したマスクの補正版を用いてUV露光を行った。未露光部分である画素部分の樹脂を、アルカリ性の現像液で現像し、純水でリンスの後スピン乾燥した。最終乾燥としてのアフターベークを200℃で30分間行い、樹脂部を十分硬化させてバンクを得た。このバンクの厚さは、平均2.5μmであった。
【0058】
この基板上パターン間隙画素部分に、インクジェットプリンティングヘッドから色材であるインクを高精度で制御しつつ吐出、塗布した。
【0059】
インクとしては、ポリウレタン樹脂オリゴマーに無機顔料を分散させた後、低沸点溶剤としてシクロヘキサノン、酢酸ブチルを、また高沸点溶剤としてブチルカルビトールアセテートを加え、さらに非イオン系界面活性剤0.01%を分散剤として添加したものを用い、かつ、各色のインクとして、表1に示す構成のものを用いた。
【0060】
【表1】
【0061】
インクジェットプリンティングヘッドには、ピエゾ圧電効果応用の精密ヘッドを使用し、インク滴は8〜10ピコリットルの微小滴を画素毎に3〜8滴ずつ、各色を選択的に飛ばした。ヘッドよりターゲットである画素間隙への飛翔速度、飛行曲がり、サテライトと称される分裂迷走滴発生防止のためには、インクの物性はもとよりヘッドのピエゾ素子を駆動する電圧と、その波形が重要であることから、あらかじめ条件設定した波形をプログラムして、インク滴をG(緑)、R(赤)及びB(青)の順番で吐出し、塗布した。
【0062】
塗布後の乾燥は、排気ダクト下のホットプレートにてG(緑)を50℃で10分、R(赤)を40℃で10分ベークし、B(青)を25℃で自然放置乾燥した。この条件によって画素中のインク皮膜の厚さのバラツキを10%以下に抑制することができた。
【0063】
また、三色のインクのCIE色度図におけるx座標及びy座標上の値(x、y)は、それぞれ、R(0.61、0.34)、G(0.295、0.573)、B(0.139、0.175)となった。
【0064】
上記のようにして得られた基板に、透明アクリル樹脂塗料を平坦化層(オーバーコート)としてスピンコートし、平坦化された面を得た。さらにこの上面にITO電極膜を所定のパターンに形成して、カラーフィルタ(用基板)とした。得られたカラーフィルタ(用基板)は、熱サイクル耐久試験、紫外線照射試験、加湿試験等の耐久試験に合格し、液晶表示装置用の基板として好適に用い得ることを確認した。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によって、複数の画素の色にそれぞれ対応したインクの、乾燥後のそれぞれの色バランス(液晶表示装置に用いられた場合における表示の色バランス)に優れるとともに、色調ムラの発生の少ないカラーフィルタを得ることができる、特に、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン、車載用ナビゲーションシステム、電子スチルカメラ、ゲーム機器、プロジェクタ、携帯電話等の電子機器に好適に用いられるカラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタの製造方法の一の実施の形態を流れ工程順に模式的に示す断面図である。
【図2】三色のインクの、CIE色度図におけるx座標及びy座標上の値を示す説明図である。
【図3】本発明の液晶表示装置の一の実施の形態を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1…(透明)基板
2…金属薄膜
2a…遮光層
3…マスク
4…第1の感光性樹脂層
5…第2の感光性樹脂層
5a…バンク
6…インク
7…平坦化層(オーバーコート)
9…カラーフィルタ
10…共通電極
11…配向膜
12…液晶組成物
13…画素電極
14…ガラス基板
15…偏向板
Claims (8)
- 基板上に形成した所定パターンを有する遮光層上に、樹脂による所定パターンのバンクを形成し、前記バンクの所定パターンの間隙に、R(赤)、G(緑)及びB(青)の三色に対応したインクをインクジェットプリンティング方式により所定の配設量でそれぞれ配設した後に、前記三色に対応したインクのそれぞれを乾燥させるカラーフィルタの製造方法であって、
前記三色に対応したインクとして、顔料、マトリックス樹脂及び溶媒を含むものを用いるとともに、
前記R(赤)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の前記顔料の濃度が45〜53%のもの、前記G(緑)に対応したインクとして、固形分濃度が10〜14%で固形分中の前記顔料の濃度が37〜45%のもの、並びに前記B(青)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の前記顔料の濃度が32〜40%のものを、前記バンクの所定パターンの間隙に配設することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。 - 前記マトリックス樹脂として、アクリル系樹脂、顔料として、有機顔料を用いる請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
- 前記R(赤)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを14〜68ピコリットルの配設量で、前記G(緑)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを67〜71ピコリットルの配設量で、及び前記B(青)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを66〜70ピコリットルの配設量で、前記バンクの所定パターンの間隙に配設する請求項1又は2に記載のカラーフィルタの製造方法。
- 乾燥させた後の前記三色に対応したインクの、CIE色度図におけるx座標及びy座標上のそれぞれの値が、前記R(赤)に対応したインクが、x=0.58〜0.62及びy=0.315〜0.355、前記G(緑)に対応したインクが、x=0.285〜0.325及びy=0.55〜0.59、並びに前記B(青)に対応したインクが、x=0.115〜0.155及びy=0.15〜0.19である請求項1〜3のいずれかに記載のカラーフィルタの製造方法。
- 基板上に形成した所定パターンを有する遮光層上に、樹脂による所定パターンのバンクを形成し、前記バンクの所定パターンの間隙に、R(赤)、G(緑)及びB(青)の三色に対応したインクをインクジェットプリンティング方式により所定の配設量でそれぞれ配設した後に、前記三色に対応したインクのそれぞれを乾燥させるカラーフィルタを製造する際、前記三色に対応したインクとして、顔料、マトリックス樹脂及び溶媒を含むものを用いるとともに、前記R(赤)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の前記顔料の濃度が45〜53%のもの、前記G(緑)に対応したインクとして、固形分濃度が10〜14%で固形分中の前記顔料の濃度が37〜45%のもの、並びに前記B(青)に対応したインクとして、固形分濃度が8〜12%で固形分中の前記顔料の濃度が32〜40%のものを、前記バンクの所定パターンの間隙に配設してカラーフィルタを作製し、前記カラーフィルタのインクが乾燥、硬化した後、その上面に平坦化層を配設し、この平坦化層上に一の電極(共通電極)を配設してカラーフィルタ用基板を形成し、前記カラーフィルタ用基板と、前記カラーフィルタに用いられた基板(共通電極)に対向して一対の対向基板を形成する、他の電極(画素電極)を配設した他の基板(画素電極基板)とが形成する間隙に液晶を封入することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
- 前記マトリックス樹脂として、アクリル系樹脂、顔料として、有機顔料を用いる請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法。
- 前記R(赤)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを14〜68ピコリットルの配設量で、前記G(緑)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを67〜71ピコリットルの配設量で、及び前記B(青)に対応したインクとして、粘度が5〜8mPa・sのものを66〜70ピコリットルの配設量で、前記バンクの所定パターンの間隙に配設する請求項5又は6に記載の液晶表示装置の製造方法。
- 乾燥させた後の前記三色に対応したインクの、CIE色度図におけるx座標及びy座標上のそれぞれの値が、前記R(赤)に対応したインクが、x=0.58〜0.62及びy=0.315〜0.355、前記G(緑)に対応したインクが、x=0.285〜0.325及びy=0.55〜0.59、並びに前記B(青)に対応したインクが、x=0.115〜0.155及びy=0.15〜0.19である請求項5〜7のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法。
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