JP3914657B2 - ピストンの表面処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ピストンポンプやピストンモータの、ピストンの表面処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、斜板ピストンポンプの摺動部分を示したものである。
この斜板ピストンポンプは、シリンダブロック1に形成したボア内をピストン2が、往復することによって、圧油を供給するものである。
上記ピストン2は、筒状で、一方の端部内側に、凹球面2aを形成し、ここにシュー4の球状部4aをはめ込んでいる。このシュー4は、斜板5により、ピストン2に押しつけられている。このとき、上記凹球面2aの先端をかしめ、球状部4aがはずれないようにしている。
また、シリンダブロック1は、図示しない駆動源により、回転軸xを中心にして、回転するように構成されている。この回転軸xは、上記ピストン2の軸心からずれている。
【0003】
一方、斜板5は、図6に示すように、上記ピストン2の軸心に対して、直交していない。そのため、シリンダブロック1と斜板5とが、軸xを中心にして相対回転すると、斜板5の、シュー4を押す部分の、軸方向位置が変化する。このような斜板5の移動にともなって、ピストン2がボア内を往復する。このとき、シュー4の球状部4aは、ピストン2の凹球面2a内で摺動する。
また、斜板ピストンポンプにおいては、ピストン2の軸心と、斜板5とが直交していないため、斜板5からシュー4を介してピストン2へ作用する力の方向は、ピストン2が往復する方向とは異なる。すなわち、往復運動する際、ピストン2には、曲げ応力が作用する。この曲げ応力により、ピストン2が疲労破壊しないようにするために、ピストン2の表面には軟窒化処理や窒化処理、あるいは、焼き入れなどの表面硬化処理を施している。このように、ピストン2の表面に、硬化処理を行うことで、ピストン2は、曲げに対する強度が向上する。
【0004】
さらに、上記のような往復運動により、ピストン2の外周面と、ボア内周面とが、焼き付いたり、摩耗したりしないように、シリンダブロック1側には、銅合金製のブッシュ3を圧入している。このように、ブッシュ3を設けることにより、ピストン2とボア間の滑り性が良くなる。滑り性が良くなると、耐焼き付き性や、耐摩耗性が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、シリンダブロック1のボアにブッシュ3を圧入して、シリンダ2の外周面とボアとの間の滑り性を向上させるためには、各部品の正確な寸法管理が必要である。ボアや、ブッシュ3の寸法を正確に管理することはもちろん、圧入により、ブッシュ3が変形して、各部品の寸法関係が狂わないように、ブッシュ3の圧入工程にも、細心の注意が必要である。すなわち、滑り性向上のために、ブッシュ3を用いる方法では、部品数が多くなるとともに、加工に手間がかかるため、費用がかかるという問題があった。
この発明の目的は、加工工数や、費用をかけずに、ピストンとボア間の滑り性を向上させることができるピストンの表面処理方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、斜板に当接したシューの球状部をはめ込むための凹球面を備えたポンプまたはモータのピストンの表面処理方法であって、ピストン外周面の上記凹球面側端部に、かしめ加工部を残し、それ以外の部分に表面硬化処理をして硬化処理層を形成するとともに、この硬化処理層を研磨して平滑にしてから、ピストンの外周面および凹球面上にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)をコーティングする点に特徴を有する。
【0007】
第2の発明は、上記第1の発明を前提とし、表面硬化処理が、窒化または軟窒化処理であるとともに、研磨によって、硬化処理層の化合物層と拡散層のうち化合物層を除去する点に特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図3に示す実施例は、図6に示す従来例と同じタイプのピストン10にこの発明の表面処理を施した例である。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
図1に示すピストン10は、図6のピストン2と同じ形状をしているが、表面処理を施し、焼き入れ層11とDLC層7とを備えている点が、従来例と異なる。この焼き入れ層11が、この発明の硬化処理層である。
そして、上記焼き入れ層11は、通常の焼き入れ処理によって形成され、焼き入れ層11を形成したら、ピストン10の表面にDLCコーティングによってDLC層7を形成する。
ただし、図2に示すように、焼き入れ処理を行う際に、ピストン10の外表面のうち、凹球面10a側の端部に、かしめ加工部10bを残して焼き入れ層11を形成する。上記かしめ加工部10bは、ポンプ組み立て時に、かしめ処理を行う部分なので、焼き入れ処理により、硬化させることができない部分である。
【0015】
また、焼き入れ層11を形成後、DLC層7を形成する前に、下地表面の研磨処理をおこなう。この研磨処理によって、DLC層7の下地を、Ra0.1μm以下の表面粗さにする。そして、外周面と、凹球面10aと、この凹球面10a側の端部とに、DLCコーティングを施し、DLC層7を形成する。
このようにして、図1に示すピストン10を形成したら、図3に示すように、ピストン10の凹球面10aに、シュー4の球状部4aをはめる。
なお、ピストン10の上記焼き入れ層11は、凹球面10a側のかしめ加工部10bを残して形成されているので、このかしめ加工部10bをかしめて、シュー4の球状部4aが、ピストン10の凹球面10aから、はずれないようにすることができる。このように、球状部4aが上記凹球面10aからはずれないようにして、ポンプを組み立てる。
【0016】
上記ピストン10は、研磨処理をした表面に、DLC層7を形成しているので、シリンダブロック1に形成したボアとの間の滑り性が良く、焼き付きや、摩耗の心配がない。
また、この実施例のピストン10も、焼き入れ層11によって、疲労強度を向上させることができる。したがって、曲げ応力による疲労破壊も防止できる。
【0017】
上記実施例のように、ピストンの表面処理を行うことで、シリンダブロック1は、通常、球状黒鉛鋳鉄を素材として製造されているが、ブッシュを設けるなどの加工をせずに用いることができる。
なお、上記のように、ピストン表面を平滑化することで、DLC層が、剥離しにくくなる理由を以下に示す。
DLCコーティングは、DLCの均一な層を簡単に形成できる方法であるが、全体に、均一な厚みでDLCをコーティングするため、下地に凹凸があるとその凹凸が、DLC層7の表面に現れてしまう。つまり、コーティング前の摺動面に突起があれば、DLCコーティングをしても、そこが突起となる。そして、ピストンが往復運動すると、上記突起の部分に応力が集中して、DLCが剥がれてしまうことになる。特に、ピストンの外周の摺動面には、大きな摩擦力が作用するので、表面が平滑でないと、DLC層が剥がれ易くなる。そこで、DLCコーティングをおこなう前に、下地処理として、平滑化処理をおこなうことが有効である。
上記と同様の表面処理を、シリンダブロック1側に施すことも考えられるが、ボア内を処理するより、ピストンの外表面を処理する方が圧倒的に簡単である。特に、シリンダブロック1のボア内にDLCのコーティング処理を施す場合には、特別なコーティング装置が必要になる。そのため、加工コストも高くなってしまうし、安定したコーティングもむずかしい。
【0018】
なお、上記実施例のDLC層7の厚みは、滑り性や耐剥離性を考えると、1〜10μm程度が望ましい。
また、硬化処理層の硬度は、疲労強度や表面粗さの確保の点から、HRC(ロックウエル硬度)=50以上が好ましい。
また、上記ピストン10に、軟窒化や窒化処理によって、硬化処理層を形成することもできる。ただし、この場合には、マスキングによって、かしめ加工部を残して表面硬化処理をし、研磨によって化合物層を除去する必要がある。
このように、軟窒化処理を行った後に、化合物層を除去する理由は、DLC層を形成する際に、化合物層があると、化合物層の中の窒素がDLC層の健全な形成を阻害してしまうからである。DLC層の形成が、健全に行われなければ、DLC層がピストンの表面から剥離しやすくなる。DLC層が剥がれれば、滑り性が悪くなる。
そして、上記研磨処理において除去すべき化合物層の厚みは、軟窒化処理サンプルを測定して、予め求めておき、研磨工程で、その分だけ取り除くようにする。
実施例のように、表面硬化処理が焼き入れ処理の場合には、化合物層を除去する必要が無いので、軟窒化・窒化処理と比べて、研磨作業が簡単である。
【0019】
なお、図4に、図5に示すような種々のサンプルの、焼き付き限界荷重を示している。これらサンプル1〜5のうち、焼き付き限界荷重の点から、実際に、使用できるのは、サンプル1、2、4である。
上記サンプル1は、ピストン側に軟窒化処理を行い、シリンダブロックにブッシュを圧入した、従来例のサンプルである。
サンプル2は、ピストンの軟窒化処理後、化合物層を除去するとともに、表面をRa0.1まで平滑にしたサンプルで、実施例1に相当する。ブッシュを用いなくても、サンプル1と同等の焼き付き限界荷重である。
サンプル3は、DLC層の下地の平滑度は充分であるが、軟窒化処理の化合物層を除去していないために、DLC層が剥離してしまう。そのため、焼き付き限界荷重が低く、使用に耐えない。
【0020】
また、サンプル4は、ピストンに焼き入れ処理を行い、焼き入れ層をRa0.1まで平滑化してから、DLC層を形成した実施例2のタイプで、焼き付き限界荷重が大きい。
サンプル5は、DLC層の下地となる焼き入れ層の表面粗さが粗く、Ra0.2であるサンプルで、焼き付き限界荷重が低くなっている。
【0021】
【0022】
【発明の効果】
この発明によれば、ピストンとシリンダブロック間の滑り性を向上できる。したがって、摺動面の、耐焼き付き性や、耐摩耗性が向上する。
また、ピストンの疲労強度を高くできるので、ピストンに曲げ応力が作用しても、疲労破壊しにくい。
しかも、シリンダブロック側に手間のかかる処理をせずに、ピストン側の表面処理だけで足りるので、加工工数や、コストを抑えることもできる。
特に、凹球面側のかしめ加工部に、硬化処理層を形成しないので、表面処理後のピストンをかしめて、凹球面からシューの球状部がはずれないように加工することができる。
【0023】
また、第2の発明によれば、窒化処理または軟窒化処理によって表面硬化したピストンにも、剥離しにくいDLC層を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のピストンの断面図である。
【図2】実施例の、ピストンの表面処理過程の断面図である。
【図3】実施例のピストンを組み込んだ斜板ピストンポンプの部分図である。
【図4】ピストンの表面処理と焼き付き限界加重との関係を示したグラフである。
【図5】図4のサンプル内容を示した表である。
【図6】従来例の斜板ピストンポンプの摺動部分の説明図である。
【符号の説明】
4 シュー
4a 球状部
7 DLC層
10 ピストン
10a 凹球面
10b かしめ加工部
11 焼き入れ層
Claims (2)
- 斜板に当接したシューの球状部をはめ込むための凹球面を備えたポンプまたはモータのピストンの表面処理方法であって、ピストン外周面の上記凹球面側端部に、かしめ加工部を残し、それ以外の部分に表面硬化処理をして硬化処理層を形成するとともに、この硬化処理層を研磨して平滑にしてから、ピストンの外周面および凹球面上にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)をコーティングすることを特徴とするピストンの表面処理方法。
- 表面硬化処理が、窒化または軟窒化処理であるとともに、研磨によって、硬化処理層の化合物層と拡散層のうち化合物層を除去することを特徴とする請求項1に記載のピストンの表面処理方法。
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