JP3914564B1 - フィルム切断装置 - Google Patents

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Abstract

フィルムの隅角に角加工を施すフィルムの切断装置において、切断工具間での調整を不要とし、装置全体を単純な構造としてしかも小型にでき、フィルムの材料歩留を向上できる、フィルムの切断装置を得る。
その幅方向中央部に位置するセンタ切断刃とセンタ切断刃の両側に連なるコーナ切断刃とを備える第1カッタ11と、第1カッタ11のセンタ切断刃と噛合うセンタ切断刃を備える第2カッタ12と、切断待機時にはフィルム22の厚さを超える間隔を隔てて第2カッタ12に対して対向配置され、その幅方向の両端に位置するコーナ切断刃を備える第3カッタ13と、第1カッタ11のコーナ切断刃及び第3カッタ13のコーナ切断刃と噛合うコーナ切断刃を備える第4カッタ14R、14Lと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、フィルム切断装置に関し、詳しくは、収納ケースやパッケージ袋として用いられるプラスチックフィルムなどでのフィルム切断装置に関する。
書類、日用雑貨、洗面用具、化粧品などの収納ケースや、食品、飲料、洗剤などのパッケージ袋(充填物を含む)として、平坦で矩形状の2枚の薄いプラスチックフィルム(以下、略して単に「フィルム」という)を積層して三辺を溶着したものが多用されている。また、1枚の薄いフィルムを2つ折りに積層して両側を溶着し、残る一辺に収納ケースの開口部とするためのスライドファスナを溶着したものも多用されている。従来、このようなフィルムは、連続した長尺フィルムをその長さ方向に間欠的に送り、その間欠送り毎に、トムソン刃やギロチン刃によって切断加工している。
ところで、矩形状のフィルムの隅角部が鋭利であると、他のフィルムを突き刺して孔を開けたり、極端なときは、人体に傷を負わせたりすることがある。これらの事故を阻止するため、またPL法(製造物責任法)の関係もあり、最近では、収納ケースやパッケージ袋などの殆どは、矩形状の隅角を丸く切り落とす、いわゆる、ラウンド(角丸)にするコーナ加工が施されている。
例えば、特許文献1(特開2003−340777号公報)には、このようなコーナ加工を行う装置が提案されている。図6(A)は特許文献1に提案されるフィルムの切断装置40の斜視図、図6(B)はコーナ加工の手順を示す図である。なお、特許文献1での「シート」は「フィルム」、「ラウンド」または「面取り」は「コーナ加工部」、また「コーナーカット装置」は「切断装置」として、語句を統一して説明する。
図6(A)において、フィルムの切断装置40は、第1カッタ41と第2カッタ42とを備え、長尺フィルム51からウエブ51aの先端を送り量(F)(点線矢印で示す)として引き出し、予め決められたサイズのフィルム52に切断すると共に、図6(B)の手順で各隅角にコーナ加工を施している。さらに、図6(A)を参照しつつ図6(B)をもとに詳しく説明すると、先ず、図6(B)(a)に示すように、第1カッタ41の下刃41Dと上刃41Uとで、送り量(F)として引き出された長尺フィルム51を切断すると共に、長尺フィルム51の後縁端52uの隅角にコーナ加工を施し、コーナ加工部(太線で示す)52c、52dとしている。また、図6(B)(b)に示すように、第2カッタ42の下刃42Dと上刃42Uとで、切断したフィルム52の前端側52mの隅角にコーナ加工(太線で示す)を施し、コーナ加工部52a、52bとしている。これにより、図6(B)(c)に示すように、隅角にコーナ加工部52a、52b、52c、52dが施された矩形状のフィルム52と、切屑53にしている。このコーナ加工が終了すると、フィルム52をサクションテーブル43で吸い付け、第2カッタ42を跨ぐようにして下流側に搬送している。また、特許文献1に提案されるフィルムの切断装置40は、第2カッタ42のコーナ加工部の刃先42a、42bをV字形状にすることで、切断した切屑53の飛散方向を安定させ、この切屑53を吸収装置44で回収している。
特開2003−340777号公報
しかしながら、特許文献1に提案される、図6(A)に示すようなフィルムの切断装置40は、以下の(1)〜(4)に示すような問題が発生しやすい。
(1)切断工具間で極めて正確な調整が必要で、品質上も問題発生のおそれ
特許文献1に提案されるフィルムの切断装置40におけるコーナ加工の不具合を、図6(C)(a)〜(c)を用いて説明する。図6(C)(a)は、フィルム52の送り量(F)に対して第1カッタ41と第2カッタ42間のピッチ(P)が短く調整された場合のコーナ加工後のフィルム52の模式平面図である。また、図6(C)(b)は、フィルム52の送り量(F)に対して第1カッタ41と第2カッタ42間のピッチ(P)が長く調整された場合のコーナ加工後のフィルム52の模式平面図である。
図6(C)(a)に示すように、フィルム52の送り量(F)に対して第1カッタ41と第2カッタ42間のピッチ(P)が短く調整された場合には、フィルム52の隅角部52a、52bに余分な耳52eが発生してしまう。
一方、図6(C)(b)に示すように、フィルム52の送り量(F)に対して第1カッタ41と第2カッタ42間のピッチ(P)が長く調整された場合には、フィルム52の隅角部52a、52bにエッジ52fが発生してしまう。したがって、特許文献1に提案されるフィルムの切断装置40においては、コーナ加工においてこのような不具合を発生させないため、フィルム52の送り量(F)に加え、フィルム52の送り量(F)と、切断装置(第1カッタ41と第2カッタ42)間のピッチ(P)との関係を極めて正確に調整する必要があり、これがされない場合は品質上、問題が発生するおそれがある。
(2)装置全体が複雑な構造でしかも大型
特許文献1に提案されるフィルムの切断装置40は、第1カッタ41と第2カッタ42が、ピッチ(P)だけ離れて配置してある。したがって、フィルム52の長さを変更する段取替えのような場合、フィルム52の送り量(F)の変更に加え、第1カッタ41と第2カッタ42のピッチ(P)も変更しなければならず、その調整に多くの時間と労力を必要とする。また、コーナ加工の後、フィルム52をサクションテーブル43で吸い付けて払い出す機構も必要となる。このようなことから、装置全体が複雑な構造でしかも大型のものとなって、製作コストが高くなると共に設置面積を広くとる必要があり、結果的にはフィルム52の製造原価も高くなる。
(3)長尺フィルムの送り機構にトラブルが生じ易い
また、第1カッタ41から第2カッタ42まで長尺フィルム51が送られる際、長尺フィルム51の送り方向前縁端の隅角の突片部51eが、第2カッタ42ほかに引っ掛かり、長尺フィルム51の送り機構にトラブルが生じ易くなる。
(4)フィルムの材料歩留が低く、また切屑処理手段の追加が必要
コーナ加工での不具合を防止するため、フィルム間に切断代を設けることも一般に行われている。図6(C)(c)は、切断代S(例えば、パッケージ袋においては2〜5mm)を設けてコーナ加工を行ったフィルム52の模式平面図である。図6(C)(c)に示すように、1つのフィルム52を得るのに切断代53sも加わるため、長尺フィルム51からコーナ加工されたフィルム52にする迄の材料歩留が悪く、また、切屑53と共に切断代53sも切屑処理手段などの追加が必要となってくる。
したがって、本発明の課題は、フィルム(シートを含む)の隅角にコーナ加工を施すフィルムの切断装置において、(1)切断工具間での極めて正確な調整を不要とし、(2)装置全体を単純な構造としてしかも小型にでき、(3)長尺フィルムの送り機構にトラブルを生じ難くし、しかも、(4)フィルムの材料歩留を向上し、また切屑処理手段などの追加が不要な、フィルムの切断装置を得ることにある。
本発明者らは、切断工具として、1箇所でフィルムが切断されると共に送り方向の前縁端と後縁端の全隅角にコーナ加工が施されるよう、多数の刃が噛み合わさる構造とすることで、上記課題が解決できるとの知見を得、本発明に想到した。
すなわち本発明は、所定幅を有する長尺のフィルムを、その幅方向の縁の所定領域を切断除去し、かつ切断除去されて残った幅方向の中央部分を切断するフィルム切断装置であって、以下の第1カッタ〜第4カッタを備えている。
第1カッタ:その幅方向中央部に位置するセンタ切断刃Aとセンタ切断刃Aの両側に連なるコーナ切断刃aとを備える。
第2カッタ:第1カッタのセンタ切断刃Aと噛合うセンタ切断刃Bを備える。
第3カッタ:切断待機時にはフィルムの厚さを超える間隔を隔てて第2カッタに対して対向配置され、幅方向の両端に位置するコーナ切断刃bを備える。
第4カッタ:第1カッタのコーナ切断刃a及び第3カッタのコーナ切断刃bと噛合うコーナ切断刃cを備える。
そして本発明のフィルム切断装置は、第1カッタのコーナ切断刃a、第3カッタのコーナ切断刃b及び第4カッタのコーナ切断刃cとの噛合いにより、フィルムの両縁の切断除去を行う。さらに、本発明のフィルム切断装置は、切断除去されて残ったフィルムの幅方向の中央部分を、第1カッタのセンタ切断刃Aと第2カッタのセンタ切断刃Bとの噛合いにより切断することを特徴としている。
上記構成とすることで、(1)フィルムの長手方向に2つの切断装置を設ける場合の切断装置間での極めて正確な調整が不要となり、(2)装置全体を単純な構造としてしかも小型にでき、(3)長尺フィルムの送り機構にトラブルが生じ難く、しかも、(4)フィルムの歩留を向上し、また切屑処理手段などの追加が不要な、フィルムの切断装置となる。
本発明において、第1カッタのコーナ切断刃a、第3カッタのコーナ切断刃b及び第4カッタのコーナ切断刃cとの噛合いにより、フィルムの両縁の切断除去を先行して行い、次いで、切断除去されて残ったフィルムの幅方向の中央部分を、第1カッタのセンタ切断刃Aと第2カッタのセンタ切断刃Bとの噛合いにより切断することが好ましい。この構成とすることで、第1カッタ、第3カッタ及び第4カッタによる切断と共にフィルムの位置決めが行われ、第1カッタ及び第2カッタでフィルムを切断する際に切断中心がずれることがない。
本発明において、第4カッタのコーナ切断刃cは、第1カッタ及び第3カッタに対して、第2カッタのコーナ切断刃aよりも所定量突出し、かつ第2カッタ及び第4カッタを一体化しておく。そうすることにより、切断動作において第2カッタ及び第4カッタの動作を独立して制御することなく、フィルムの両縁の切断除去を先行して行い、ついで、切断除去されて残ったフィルムの幅方向の中央部分を切断することができる。
また本発明において、第1カッタと第2カッタでフィルムを切断する際に、第2カッタ及び第3カッタでフィルムを挟み込み、その状態で第1カッタのセンタ切断刃Aと第2カッタのセンタ切断刃Bが噛合う切断動作により、切断除去されて残ったフィルムの幅方向の中央部分を切断することが好ましい。この構成とすることで、切断時のフィルムの変形やバリの発生を防止することができる。
本発明において、第1カッタのセンタ切断刃Aと第2カッタのセンタ切断刃Bが噛合う切断動作の過程で、第2カッタが第3カッタを押圧して第3カッタが当初の位置から押圧方向に後退することが好ましい。第1カッタのセンタ切断刃Aと第2カッタのセンタ切断刃Bによるフィルムの切断をより確実に行うためである。
第2カッタが第3カッタを押圧して第3カッタが当初の位置から押圧方向に後退するために、本発明のフィルム切断装置は、第3カッタを第2カッタの方向に押圧するばねを備え、このばねの押圧力は、フィルムの両縁の切断除去における切断抵抗より大であるが、第3カッタによる第2カッタへの押圧力より小とすればよい。この構成とすることで、第4カッタによる両縁の切断時にはその切断抵抗を第3カッタが受けとめることができる。またこの構成とすることで、第2カッタによる切断の際には第3カッタが後退し、フィルムの中央部分の切断を補助することができる。
本発明において、第1カッタのセンタ切断刃A及び第2カッタのセンタ切断刃Bは、フィルムの幅方向に沿う直線状の刃とし、第1カッタのコーナ切断刃a、第3カッタのコーナ切断刃b及び第4カッタのコーナ切断刃cは、ラウンド形状、またはフィルムの長手方向に対して所定角度を有する直線状の切断刃を有することができる。この構成とすることで、フィルムのコーナ加工の形状を、収納ケースやパッケージ袋などに応じて多様にすることができる。
本発明のフィルムの切断装置によれば、フィルム(シートを含む)の隅角にコーナ加工を施すフィルムを作製する際に、(1)2つの切断装置間での極めて正確な調整を不要とし、(2)装置全体を単純な構造としてしかも小型にでき、(3)長尺フィルムの送り機構にトラブルが生じ難くし、しかも、(4)フィルムの歩留を向上し、また切屑処理手段などの追加が不要となる。
以下、発明の実施の形態の一例を図面に基づき詳細に説明する。
図1は実施の形態に係るフィルムの切断装置10の正面図、図2は切断工具を構成するカッタを離間させて示した分解斜視図、図3は切断工具で長尺フィルム21を切断する様子を示す斜視図である。また、図4は、実施の形態に係る切断装置10の動作を示す図である。さらに、図5は、図1の切断装置10で切断後の各フィルム22の一例の平面図である。
図1において、切断装置10は、ベースプレート17aと、このベースプレート17aに立設されたガイドポスト17bで案内されて、シリンダ17cにより継手17dを介して上下に滑動する可動プレート17eとを備えている。
ベースプレート17aと可動プレート17eの間に切断工具が設置されている。この切断工具は、ベースプレート17a側に配設された第1カッタ11及び第3カッタ13と、可動プレート17e側に配設された第2カッタ12及び第4カッタ14とから構成される。第2カッタ12及び第4カッタ14は、可動プレート17eの上下動に伴って上下動する。なお、第4カッタ14は、長尺フィルム21の幅方向に所定間隔隔てて配設された一対の第4カッタ14R及び第4カッタ14Lとから構成される。
ベースプレート17aと可動プレート17eの間には、長尺フィルム21を切断装置10内にガイドすると共に、切断する際に切断工具に先立ってフィルム22を押えるためのストリッパプレート17fも配設されている。
切断装置10により切断されたフィルム22は、図3に示すように、前端側22m及び後縁端22uを備えている。前端側22m及び後縁端22uは直線をなしている、ただし、各々の両端はラウンド形状をなしたコーナ加工部(22a,22b,22c,22d)を有している。
以下、切断装置10をより詳細に説明する。
先ず、切断工具について、図2及び図3に基づいて説明する。
第1カッタ11:
第1カッタ11は、直方体状の形状を成し、その稜線の一部が切断刃(Cutting edge)を構成する。この切断刃は、直線状のセンタ切断刃111とその両端部のコーナ切断刃112とから構成される。センタ切断刃111はフィルム22の前端側22m(又は後縁端22u)の切断部22xに対応し、コーナ切断刃112はフィルム22のコーナ加工部22c、22dに対応する形状をなしている。
第2カッタ12:
第2カッタ12も、第1カッタ11と同様に、その稜線の一部が直線状のセンタ切断刃121を構成するが、その両端部は切断刃としては機能しない。センタ切断刃121はフィルム22の前端側22m(又は後縁端22u)の切断部22xに対応する形状を有している。第2カッタ12の両端部はフィルム22のコーナ加工部22a、22bに対応する形状をなしているが、上述のように切断刃としては機能しない。
フィルム22の切断待機の段階には、第2カッタ12は、フィルム22の厚さを超える間隔を隔てて第3カッタ13の上方に待機する。第2カッタ12と第3カッタ13との間の長尺フィルム21(フィルム22)の通過を許容するためである。そして、フィルム22の切断時には、第2カッタ12は所定量だけ下降することにより、第1カッタ11のセンタ切断刃111と第2カッタ12のセンタ切断刃121とが噛み合うように、第2カッタ12は配置されている。
第3カッタ13:
第3カッタ13も、第1カッタ11、第2カッタ12と同様に、その稜線の一部がコーナ切断刃132を構成する。コーナ切断刃132はフィルム22のコーナ加工部22a、22bに対応する形状をなしている。コーナ切断刃132の間の直線部分はフィルム22の前端側22m(又は後縁端22u)の切断部22xに対応する形状をなしているが、切断刃としては機能しない。
第3カッタ13と第1カッタ11は、切断刃が形成された側面同士が所定のクリアランスをもって対向して配置されている。また、第3カッタ13は、その上方に位置する第2カッタ12が下降して接触する動作によりその上面が第2カッタ12により押されると下降、後退し、第2カッタ12が上昇して接触が解除されると当初の待機位置まで上昇、復帰する。第3カッタ13が当初の待機位置まで上昇するために、第3カッタ13はコイルスプリング15により支持されている。このコイルスプリング15は、コーナ切断時にかかる切断抵抗より大きく、第2カッタ12が第3カッタ13から受ける押圧力より小さいばね特性を有している。ここではコイルスプリング15を示したが、前述した機能を発揮する他の弾性部材で代替可能であることは言うまでもない。
第4カッタ14:
第4カッタ14(14R、14L)は、各々、コーナ切断刃142R及び142Lを備えている。コーナ切断刃142R及び142Lは、第1カッタ11のコーナ切断刃112及び第3カッタ13のコーナ切断刃132と噛み合い可能な形状を有している。
コーナ切断刃142R及び142Lは、第1カッタ11又は第2カッタ12の方向に向けて、第2カッタ12のセンタ切断刃121よりも突出して配置される。この突出量Gはフィルム22の厚さ以上とされる。
フィルム22の切断時には、第4カッタ14は、この突出量Gを維持しながら、第2カッタ12とともに下降する。本実施の形態では、突出量Gを維持するために、第4カッタ14を第2カッタ12に一体的に固定している。
以上の第1カッタ11〜第4カッタ14により切断工具を構成し、第2カッタ12、第4カッタ14(14R、14L)を第3カッタ13の方向に下降させることで、2段階の切断ステップを経てフィルム22が切断される。
つまり、突出している第4カッタ14(14R、14L)のコーナ切断刃142R、142Lが、第1カッタ11のコーナ切断刃121及び第3カッタ13のコーナ切断刃132と先に噛み合うことにより、送り込まれた長尺フィルム21にコーナ加工部22a、22b、22c、22dが切断、形成される。なお、コーナ加工部22a、22bは、第1カッタ11及び第4カッタ14により切断、形成される。また、コーナ加工部22c、22dは、第3カッタ13及び第4カッタ14により切断、形成される。
次いで、第2カッタ12のセンタ切断刃121が第1カッタ11のセンタ切断刃111と噛み合うことで、長尺フィルム21が矩形状のフィルム22に切断され、フィルム22の前端側22mと後縁端22uが形成される。以下、図4を用いて、切断装置10の切断動作についてより詳しく説明する。
図4(a)は長尺フィルム21が工具面に載置された切断待機状態、図4(b)はコーナ加工された状態、図4(c)は切断が修了した状態を示している。そして、図4において、下段は各々の状態の縦断面図、上段は各々の状態でのコーナ加工または切断に機能している部位(点線斜線で示す)の平断面図である。なお、図4(b)、(c)上段での太い実線はコーナ加工または切断箇所を示している。
先ず、図4(a)において、送り量(F)だけ送り込まれた長尺フィルム21が、第1カッタ11と第3カッタ13の上面上に載置されている。続いて、図4(b)において、第2カッタ12が点線矢印のように下降すると、この第2カッタ12と一体化され、かつ第2カッタ12のセンタ切断刃121よりもフィルム22の厚さ以上にコーナ切断刃142R、142Lが突出(G)した第4カッタ14も下降する。そうすると、第4カッタ14のコーナ切断刃142R、142Lが、各々、第1カッタ11のコーナ切断刃112、第3カッタ13のコーナ切断刃132と噛合う。したがって、第1カッタ11、第3カッタ13及び第4カッタ14が、前端側22mの隅角と後縁端22uの隅角にコーナ加工を同時に施し、太実線で示すコーナ加工部22a、22b、22c、22dが形成される。
続いて、図4(c)に示すように、第2カッタ12がさらに点線矢印のように下降すると、コイルスプリング15で上方に支持されている第3カッタ13を押し込む。第2カッタ12と第3カッタ13は長尺フィルム21を挟み込んだ状態で、コイルスプリング15の応力に抵抗しながら所定量下降、後退する。このとき、第1カッタ11のセンタ切断刃111と第2カッタ12のセンタ切断刃121とが噛合うことにより、長尺フィルム21は切断部22x(太実線で示す)で切断されて、図5(a)に示すような1つの矩形状のフィルム22となる。コーナ加工と切断がされたフィルム22は、直ちに次の工程に送られる。
なお、図4(b)において、コーナ加工により小さい切屑23が発生するが、この切屑23は、第4カッタ14R、14L内に導入した圧縮空気で、下方の第1カッタ11と第3カッタ13の両側面に形成した空所に吹き飛ばし、またこの空所からも切屑23を吸収している。このため、切屑23が切断工具内に残らず、切屑処理が容易になっている。
図3および図4では、長尺フィルム21を、可動第3カッタ13側から送るようにしているが、第3カッタ13の上下動に影響されずスムーズに送るために、第1カッタ11側から送ることが好ましい場合もある。
実施の形態の切断装置10によれば、以下(1)〜(4)のことが達成できる。
(1)切断工具間の調整が不要で、高品質
切断工具として、第1カッタ11、第2カッタ12、第3カッタ13及び第4カッタ14を1箇所に集め、これにより、コーナ加工と切断を共に行うので、切断装置間の調整が不要となる。そして、切断装置間の調整が不要となるので、コーナ加工部22a〜22dと切断部22xの形状・寸法が均一で高品質なフィルム22にすることができる。
(2)装置全体が単純な構造でしかも小型
切断工具は、図1に示すようなダイセットなどに設けることが可能となっている。また、フィルム22の長さを変更する段取替えのような場合、フィルム22の送り量(F)を変更するのみで良いので、調整は少ない時間で足りる。また、コーナ加工と切断がされたフィルム22は、直ちに次の工程に送られるので、複雑な払い出す機構が不要となる。このようなことから、装置全体が単純な構造でしかも小型のものとなって、製作コストが低くなると共に設置面積が広くならず、結果的にはフィルム22の製造原価を低くすることができる。
(3)長尺フィルムの送り機構にトラブルが少ない
フィルム22のコーナ加工部22a、22bを、例えばラウンドにすれば、シート状のフィルム21が切断工具に送られる際に引っ掛かることがない。このため、長尺フィルム21の送り機構のトラブル発生を少なくすることができる。
(4)フィルムの材料歩留が高く、また切屑処理手段が容易
上述した切断代Sを0.2〜0.3mm程度にすることができるとともに、コーナ加工および切断後に除去されるのは他には小片の切屑23のみであるのでフィルム22の材料歩留を高くすることができる。また、切断工具内に、小片の切屑23も吹き飛ばしと吸引を組み合わせ形成することで、切屑処理手段を容易に作製することができる。
なお、実施の形態の切断装置10は、図5(a)に示すような、隅角のコーナ加工部22a〜22dがラウンド形状だけでなく、図5(b)に示すように、コーナ加工部22a〜22dを前端側22m(または後端側22u)が直線形状で、後端側22u(または前端側22m)がラウンド形状にすることができる。また、図5(c)に示すように、コーナ加工部22a〜22dを前端側22mおよび後端側22uの全てを直線形状にすることもできる。コーナ加工部22a〜22dを直線形状にすることは、第4カッタ14のコーナ切断刃142R、142Lの強度上好ましい。つまり、コーナ加工部22a〜22dをラウンド形状にする場合には第4カッタ14のコーナ切断刃142R、142Lの先端を鋭利にしなければならないのに対して、コーナ加工部22a〜22dを直線形状にする場合には、第4カッタ14のコーナ切断刃142R、142Lの先端を鈍角にすることもできるからである。
さらに、図5(d)に示すように前端側22mと後端側22uを直線でなく曲線の形状で切断し、後端側22u(または前端側22m)の近くに孔22hなどの加工を付加するなど、種々の形状のコーナ加工と切断ほかを行うことができる。これにより、収納ケースやパッケージ袋などに応じて多様なフィルム22にすることができる。
さらに、上述した切断装置10は、単一の長尺フィルム21を切断する装置として説明したが、長尺フィルム21を複数並列に配置し、これに対応する下図の切断工具を配置した多列の切断装置とすることもできる。
また、実施の形態の切断装置10は、長尺フィルム21を水平にして送っているが、傾斜させて送ることも可能であり、また、切断工具を上下逆にしてコーナ加工および切断することも可能である。また、長尺フィルム21の送り装置の駆動源から、例えばリンク機構により切断工具を動作させることも可能である。また、コーナ加工は全隅角でなく、一部の隅角でも適用可能である。
実施の形態に係るフィルム切断装置10の正面図である。 フィルム切断装置10の要部分解斜視図である。 フィルム切断装置10の要部斜視図である。 実施の形態に係る切断装置10の動作を示す図であり、(a)は長尺フィルム21が工具面に載置された状態、(b)はコーナ加工された状態、(c)は切断された状態を示し、下段は各々の状態の縦断面図、上段は各々の状態でのコーナ加工または切断に機能している部位(点線斜線で示す)の平断面図である。 (a)〜(d)は、図1の切断装置10で切断後の各フィルム22の一例の平面図である。 特許文献1に提案されるフィルムの切断装置40を示し、(A)はその斜視図、(B)はコーナ加工の手順を示す図、(C)は加工不具合の例を示す図である。
符号の説明
10:フィルムの切断装置、
11:第1カッタ、111:センタ切断刃、112:コーナ切断刃、
12:第2カッタ、121:センタ切断刃、
13:第3カッタ、132:コーナ切断刃、
14(14R、14L):第4カッタ、142R,142L:コーナ切断刃、
15:コイルスプリング、
17a:ベースプレート、17b:ガイドポスト、17c:シリンダ、17d:継手、17e:可動プレート、17f:ストリッパプレート、
21:長尺フィルム、22:フィルム、22a、22b、22c、22d:コーナ加工部、22x:切断部、22m:前端側、22u:後端側、52:フィルム、52a、52b、52c、52d:コーナ加工部、F:送り量、G:突出

Claims (7)

  1. 所定幅を有する長尺のフィルムを、その幅方向の両縁の所定領域を切断除去し、かつ切断除去されて残った前記幅方向の中央部分を切断するフィルム切断装置であって、
    その幅方向中央部に位置するセンタ切断刃Aと前記センタ切断刃Aの両側に連なるコーナ切断刃aとを備える第1カッタと、
    前記第1カッタの前記センタ切断刃Aと噛合うセンタ切断刃Bを備える第2カッタと、
    切断待機時には前記フィルムの厚さを超える間隔を隔てて前記第2カッタに対して対向配置され、その幅方向の両端に位置するコーナ切断刃bを備える第3カッタと、
    前記第1カッタの前記コーナ切断刃a及び前記第3カッタの前記コーナ切断刃bと噛合うコーナ切断刃cを備える第4カッタと、を備え、
    前記第1カッタの前記コーナ切断刃a及び前記第3カッタの前記コーナ切断刃bと前記第4カッタの前記コーナ切断刃cとの噛合いにより、前記フィルムの前記両縁の切断除去を行い、
    切断除去されて残った前記フィルムの前記幅方向の中央部分を、前記第1カッタの前記センタ切断刃Aと前記第2カッタの前記センタ切断刃Bとの噛合いにより切断することを特徴とするフィルム切断装置。
  2. 前記第1カッタの前記コーナ切断刃a、及び前記第3カッタの前記コーナ切断刃bと前記第4カッタの前記コーナ切断刃cとの噛合いにより、前記フィルムの前記両縁の切断除去を先行して行い、
    次いで、切断除去されて残った前記フィルムの前記幅方向の中央部分を、前記第1カッタの前記センタ切断刃Aと前記第2カッタの前記センタ切断刃Bとの噛合いにより切断することを特徴とする請求項1に記載のフィルム切断装置。
  3. 前記第4カッタの前記コーナ切断刃cは、前記第1カッタ及び前記第3カッタに対して、前記第2カッタの前記コーナ切断刃aよりも所定量突出し、
    前記第2カッタ及び前記第4カッタが一体化されていることにより、
    前記第1カッタの前記コーナ切断刃a、及び前記第3カッタの前記コーナ切断刃bと前記第4カッタの前記コーナ切断刃cとの噛合いにより、前記フィルムの前記両縁の切断除去を先行して行い、
    次いで、切断除去されて残った前記フィルムの前記幅方向の中央部分を、前記第1カッタの前記センタ切断刃Aと前記第2カッタの前記センタ切断刃Bとの噛合いにより切断することを特徴とする請求項2に記載のフィルム切断装置。
  4. 前記第1カッタと前記第2カッタで前記フィルムを切断する際に、前記第2カッタ及び第3カッタで前記フィルムを挟み込み、その状態で前記第1カッタの前記センタ切断刃Aと前記第2カッタの前記センタ切断刃Bが噛合う切断動作により、切断除去されて残った前記フィルムの前記幅方向の中央部分を切断することを特徴とする請求項1に記載のフィルム切断装置。
  5. 前記第1カッタの前記センタ切断刃Aと前記第2カッタの前記センタ切断刃Bが噛合う切断動作の過程で、前記第2カッタが前記第3カッタを押圧して前記第3カッタが前記押圧の方向に後退することを特徴とする請求項3に記載のフィルム切断装置。
  6. 前記第3カッタを前記第2カッタの方向に押圧するばねを備え、
    前記ばねの押圧力は、
    前記フィルムの前記両縁の切断除去における切断抵抗より大であるが、
    前記第3カッタによる前記第2カッタへの前記押圧力より小であることを特徴とする請求項5に記載のフィルム切断装置。
  7. 前記第1カッタの前記センタ切断刃A及び前記第2カッタの前記センタ切断刃Bは、前記フィルムの前記幅方向に沿う直線状の刃であり、
    前記第1カッタの前記コーナ切断刃a、前記第3カッタの前記コーナ切断刃b及び前記第4カッタの前記コーナ切断刃cは、ラウンド形状、または前記フィルムの長手方向に対して所定角度を有する直線状の切断刃を有することを特徴とする請求項1に記載のフィルム切断装置。
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