JP3914127B2 - 硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤およびそれを配合してなる硬化型樹脂組成物 - Google Patents

硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤およびそれを配合してなる硬化型樹脂組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬化型樹脂用表面処理炭酸カルシウム填剤及び該表面処理炭酸カルシウム填剤を配合してなる硬化型樹脂組成物に関し、更に詳しくは、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系、2成分型ウレタン系のように、硬化反応にイソシアネート基含有のプレポリマー等の化学物質が用いられる硬化型樹脂組成物であるシーリング材、接着剤、防水剤、床材、塗料等に優れた表面タックを付与する表面処理炭酸カルシウム填剤、及び該表面処理炭酸カルシウムを配合してなる硬化型樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
イソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂組成物、2成分型ウレタン系樹脂組成物は、シーリング材、接着剤、防水剤、床材、塗料を代表とする用途に広く利用されている。特にシーリング材としてはその優れた耐候性、耐久性に加えて、金属、石材、コンクリート、各種塗装された建築材料に対する強固な接着性によって建築用途における汎用シーリング材として多くの実績を上げている。
【0003】
しかし、これらの硬化型樹脂組成物では硬化反応にイソシアネート含有の物質を使用するため、表面タック(粘着性)が悪くなる場合がしばしばある。表面タックが悪いと、例えば、シーリング材表面の粘着性によってゴミ等の付着が起こりやすくなり、その汚れによって外観が著しく損なわれるという問題がある。
【0004】
これらのシーリング材には経済性、組成物を施工する際の作業性および硬化後の物性を改良する目的で炭酸カルシウム等の充填材が使用される。しかしながら、一般にシーリング材用として使用される脂肪酸石鹸を表面処理した炭酸カルシウムを配合した場合、表面タックが悪くなる場合がしばしばある。例えば、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂組成物では、表面タックを改善するために硬化反応性を向上させると表面タックは改善されるが、可使時間が短くなり、逆に、可使時間を長くしようとすると表面タックが悪くなり、実用上不都合が生じる。かくして、十分な可使時間が得られ、かつ良好な表面タックを付与する炭酸カルシウムの開発が望まれていた。
【0005】
イソシアネート硬化型ポリサルファイドについては、適切な可使時間を設定するための技術が提案されているが(特許文献1、2参照)、表面タックに関する技術については報告されていない。
また、1成分型ウレタンについては、脂肪酸エステルで表面処理した炭酸カルシウムと両末端Si−OHポリシロキサンまたは末端ポリオキシアルキレン変性ポリシロキサンを配合して、貯蔵安定性を向上させ、揺変性を付与し、表面タックを軽減させた一液型ポリウレタン組成物が提案されている(特許文献3参照)。しかし、脂肪酸エステルを表面処理した炭酸カルシウムを配合すると、ツブが発生するという問題を含んでいる。これは、ウレタン組成物が脂肪酸エステルの融点以上の高温下にさらされると、炭酸カルシウムの表面処理剤である脂肪酸エステルが系中に融けだし、融点以下に冷却される際に結晶化し、凝集体を形成するという現象である。このように、2成分型ウレタンについては、表面タックに関する技術は報告されていない。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−60950号公報
【特許文献2】
特開平11−279528号公報
【特許文献3】
特開平7−157654号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記実状に鑑み、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂組成物や2成分型ウレタン系樹脂組成物の充填剤・添加剤として使用した際に、例えば建築・自動車・床材等の幅広い分野で防水・シール等の目的に使用されるシーリング材に、十分なチキソ性を付与し、シーリング材として適切なゴム物性を付与し、良好な表面タックを付与し、また、例えばイソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂組成物に対しては適切な可使時間も付与する表面処理炭酸カルシウム填剤、及び該表面処理炭酸カルシウムを配合してなる硬化型樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題の解決を目的として鋭意検討を重ねた結果、疎水性の脂肪酸を湿式で表面処理した炭酸カルシウムが、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂組成物や2成分型ウレタン系樹脂組成物に対して、良好な表面タックを付与することを見出し、また、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂組成物に対しては適切な可使時間も付与することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
本発明の請求項1は、炭酸カルシウムの表面に、炭素数8〜30の疎水性の脂肪酸を該脂肪酸の融点以上の温度で湿式表面処理したことを特徴とする、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系および2成分型ウレタン系硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤を内容とする。
【0010】
本発明の請求項2は、炭酸カルシウムの表面に、炭素数8〜30の疎水性の脂肪酸を乳化剤で乳化して湿式表面処理したことを特徴とする、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系および2成分型ウレタン系硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤を内容とする。ただし、疎水性の脂肪酸の重量(A)に対する乳化剤の重量(B)の重量比(B)/(A)が0<(B)/(A)≦1である。
【0011】
本発明の請求項3は、疎水性の脂肪酸が炭素数10〜14の脂肪酸を40%以上含有する請求項1又は2記載の硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤を内容とする。
【0012】
本発明の請求項4は、疎水性の脂肪酸が炭素数10〜14の脂肪酸を60%以上含有する請求項1又は2記載の硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤を内容とする。
【0013】
本発明の請求項5は、疎水性の脂肪酸が炭素数10〜14の脂肪酸を80%以上含有する請求項1又は2記載の硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤を内容とする。
【0014】
本発明の請求項6は、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂および2成分型ウレタン系樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種の硬化型樹脂に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表面処理炭酸カルシウム填を配合してなることを特徴とする硬化型樹脂組成物を内容とする。
【0015】
本発明の請求項7は、表面処理炭酸カルシウム填の配合量が硬化型樹脂100重量部に対し10〜200重量部である請求項6記載の硬化型樹脂組成物を内容とする。
【0016】
本発明の請求項8は、硬化型樹脂がイソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂である請求項6又は7記載の硬化型樹脂組成物を内容とする。
【0017】
本発明の請求項9は、硬化型樹脂が2成分型ウレタン系樹脂である請求項6又は7記載の硬化型樹脂組成物を内容とする。
【0018】
本発明の請求項10は、シーラント、接着剤、床材、防水剤、又は塗料用である請求項6〜9のいずれか1項に記載の硬化型樹脂組成物を内容とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられる表面処理剤は、疎水性の脂肪酸であり、具体的には飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸から選ばれる少なくとも1種である。これらの処理剤は界面活性剤ではないので疎水性であり、また、湿式処理することによって炭酸カルシウム表面に隈無くコーティングすることができる。これらの処理剤を表面処理した炭酸カルシウムを配合したイソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂組成物及び2成分型ウレタン系の樹脂組成物は、硬化後の表面タックが改良される。
【0020】
本発明で使用する疎水性の脂肪酸については、例えば硬化型樹脂組成物に使用した場合、高チキソ性、耐スランプ性を兼ね備えることができる点で、炭素数が8以上であるのが好ましい。炭素数の上限は30程度であり、コストの点からは20程度が好ましい。
【0021】
具体的にはカプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラギン酸などの飽和脂肪酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リシノール酸などの不飽和脂肪酸が挙げられる。これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。脂肪酸としては不飽和よりも飽和の方が熱的に安定であるので、全体の50%以上が飽和脂肪酸であるのが好ましい。より好ましくは70%以上、更に好ましくは85%以上である。飽和脂肪酸が50%未満の場合は炭酸カルシウム填剤の耐熱性が悪くなることがある。さらに、炭素数10〜14の脂肪酸を40%以上含有することが好ましい。より好ましくは60%以上含有することであり、更に好ましくは80%以上含有することである。例えば、C10はカプリル酸であり、C12はラウリン酸、C14はミリスチン酸である。
【0022】
本発明の表面処理炭酸カルシウム填料は、炭酸カルシウムスラリーに疎水性の脂肪酸を直接投入し、その融点以上に加熱して撹拌し、その後、常法により脱水・乾燥・粉末化仕上げを行うことにより製造することができる。
【0023】
疎水性の脂肪酸を炭酸カルシウム表面に湿式処理するにあたっては、処理剤の融点以上の温度で表面処理する必要があり、疎水性脂肪酸によっては非常に高温にしなければならない場合がある。疎水性脂肪酸単独で表面処理した方が好ましいが、疎水性脂肪酸に対して少量の乳化剤を用いて表面処理してやれば必ずしも融点以上にする必要はなく、実用レベルの良好な表面タックが得られる。この場合、脂肪酸の重量(A)に対する乳化剤の重量(B)の重量比(B)/(A)は0より大で1以下であることが必要である。好ましくは0.8以下、より好ましくは0.6以下である。1より大きくなると、表面タックが悪くなる。
【0024】
ここで用いられる乳化剤としては特に制限はないが、アルキルスルフォン酸、アルキルベンゼンスルフォン酸、アルキルナフタレン酸、スルホコハク酸、α−オレフィンスルフォン酸、N−アシルスルフォン酸およびこれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属等の塩に代表されるスルホン型陰イオン界面活性剤、脂肪酸石鹸、N−アシルアミノ酸、アルキルエーテルカルボン酸、アシル化ペプチドおよびこれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属等の塩に代表されるカルボン酸型陰イオン界面活性剤、硫酸化油、アルキル硫酸、アルキルアリルエーテル硫酸、アルキルアミド硫酸、およびこれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属等の塩に代表される硫酸エステル型陰イオン界面活性剤、アルキル燐酸、アルキルエーテル燐酸、アルキルアリルエーテル燐酸およびこれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属等の塩に代表される燐酸エステル型陰イオン界面活性剤が挙げられる。
【0025】
また、乳化剤として、脂肪族アミン塩、脂肪族4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩といった、陽イオン界面活性剤、カルボキシベタイン型の両性界面活性剤、アイノカルボン酸塩、イミダゾリニウムベタイン、レシチンといった両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルに代表されるエーテル型の非イオン型界面活性剤、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルに代表されるエーテルエステル型の非イオン型界面活性剤、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルに代表されるエステル型の非イオン型界面活性剤等が挙げられる。これらの乳化剤は単独で又は必要に応じ2種以上組み合わせて用いられる。
【0026】
本発明における表面処理剤の表面処理量については特に制限されず、使用される炭酸カルシウムの粒子径に応じて適宜設定されるべきであるが、単位表面積当たり、0.1〜7.5mg/m2 の範囲が好ましい。より好ましくは0.5〜5mg/m2 である。表面処理量が0.1mg/m2 未満では表面処理効果が十分でない場合があり、また、7.5mg/m2 を越えても更なる顕著な効果は期待できず、経済的にも不利となる場合がある。
【0027】
本発明で使用する炭酸カルシウムは特に制限されず、所望の樹脂組成物の物性によって適宜選択されるべきである。例えば、石灰石を原料とし粉砕、分級により所望の粒度とするいわゆる重質炭酸カルシウム、石灰石を一旦焼成し生石灰とし、それを水和により調製した消石灰の水スラリー中に炭酸ガスを導通して製造する沈降製炭酸カルシウム、炭酸塩溶液とカルシウム塩溶液を反応させて製造する溶液法炭酸カルシウム等、目的に応じて適宜選択可能であるが、例えば硬化型樹脂組成物に使用し、高いチキソ性と良好な耐スランプ性を得られる点で、BET比表面積5〜150m2 /gの炭酸カルシウムが好ましく、より好ましくは7〜120m2 /gの炭酸カルシウムが用いられる。BET比表面積が5m2 /g未満の場合は高い粘性を付与するのが困難であり、また150m2 /gを越えると親水面を覆うための表面処理剤の量を多くする必要があり、従って高価となり経済的に好ましくない。さらに好ましくは、より高BET比表面積が得られる沈降製炭酸カルシウムの方が望ましい。
【0028】
また、本発明による表面処理炭酸カルシウム填料として重質炭酸カルシウムを使用した場合においては、機械的に粉砕、分級したものであるので、炭酸カルシウムに含まれるアルカリ分が少なく、また、表面の活性が低いので水分の除去率が良い。このため、例えば硬化型組成物に使用した場合においては粒度安定性の面で有利である。
【0029】
本発明の炭酸カルシウム填剤は、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系硬化型樹脂及び2成分型ウレタン系硬化型樹脂に配合され、表面タックに優れた樹脂組成物を提供することができる。
【0030】
本発明に用いられるイソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂としては、ポリサルファイドポリエーテルポリマーと、1分子中に2個以上のイソシアネート基を有する化合物との反応で硬化する組成物であって、更に詳しくは、(A)エチレンオキサイド・塩酸・パラホルムアルデヒドから合成されるジクロロエチルホルマールと多硫化ナトリウムの重合で製造される、末端にメルカプト基(チオール基)を持つポリマーと、ポリオキシプロピレングリコールにエピクロロヒドリンを付加させたプレポリマーを水硫化ソーダとともに反応させて得られるブロックポリマーと、(B)例えばポリエーテル系イソシアネート末端プレポリマーが用いられ、(A)と(B)とを反応させることによって硬化させる。
上記(A)のブロックポリマーとしては、下記式(1)
HS−(R−SS)p−(R’−O)q−(SS−R)r−SH (1)
〔但し、式中、RはCH2 CH2 OCH2 OCH2 CH2 、R’はCH2 CH(CH3 )である。〕
で表されるような構造のものが例示され、例えば、P−55、LP−32、LP−282(以上、東レファインケミカル株式会社社製)が市販されている。
上記(B)のポリエーテル系イソシアネート末端プレポリマーとしては、例えば、CP−132、CP−132W、CP−132K7(以上、東レファインケミカル株式会社製)が市販されている。
【0031】
硬化触媒としては、錫系化合物やアミン化合物等が一般的に使用される。具体的には有機錫化合物として、ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジオクトエート、ジブチル錫アセテート、ジオクチル錫ステアレート、ジオクチル錫ラウレート、ジオクチル錫ジバーサテート、ジブチル錫ビストリエトキシシリケート、ジブチル錫ビスイソノニル・3−メルカプトプロピオネート、ジブチル錫ビスアセチルアセトネート、ジブチル錫ビス(O−フェニルフェノキサイド)、ジブチル錫ビスイソオクチルチオグリコレート、ジブチル錫オキサイド、ジオクチル錫オキサイドなどが例示され、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0032】
アミン化合物としては、アミノ基含有シラン化合物が好ましく、例えば、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N,N’−ビス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(メチルジメトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕ヘキサメチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕ヘキサメチレンジアミン、N,N’−ビス−〔3−(メチルジメトキシシリル)プロピル〕ヘキサメチレンジアミン、N,N−ビス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N−ビス−〔3−(メチルジメトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N−ビス−〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕エチレンジアミン、N,N−ビス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕ヘキサメチレンジアミン、N,N−ビス−〔3−(メチルジメトキシシリル)プロピル〕ヘキサメチレンジアミン、N,N−ビス−〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕ヘキサメチレンジアミン、N,N−ビス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕アミン、N,N−ビス−〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕アミン、N,N−ビス−〔3−(メチルジメトキシシリル)プロピル〕アミン等が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0033】
本発明に用いられる2成分型ウレタン系樹脂組成物は、末端に2個以上のイソシアネート基を持つウレタンプレポリマーと、例えば末端に2個以上の水酸基を持つポリオールとの反応で硬化する組成物が例示される。ウレタンプレポリマーとしては、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートといった芳香族系イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートやイソホロンジイソシアネートといった脂肪族系のイソシアネートを原料に合成される。また、ポリオールは、一般にはポリオキシプロピレングリコール系ポリオールが用いられ、ポリオールの代わりにポリアミンが用いられることもある。これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0034】
硬化触媒としては、オレイン酸第一錫、ラウリン酸第一錫、酢酸第一錫、オクチル酸亜鉛、オクチル酸鉛、オクチル酸錫、ナフテン酸鉛、ナフテン酸マンガン、マンガン酸コバルト、塩化第二鉄、塩化第二錫、塩化第一錫、三塩化アンチモン、トリエチルアミン、N−メチルモルフォリン、トリエタノールアミン、トリエチレンジアミン、アセチルアセトン等公知のものが挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。中でもオクチル酸鉛、ナフテン酸鉛がコストの点で好ましい。
【0035】
本発明の表面処理炭酸カルシウム填剤の樹脂への配合量は、樹脂の種類や用途によって異なり一概には規定しにくいが、樹脂100重量部に対して通常10〜200重量部が適当で、好ましくは20〜150重量部程度である。表面処理炭酸カルシウム填料が10重量部より少いと十分な表面タックを付与することが出来ず、また200重量部より多いと粘度が高くなりすぎ、作業性が悪くなる。
【0036】
本発明の樹脂組成物には、上記以外に、粘性、その他の物性を調整するために、例えばコロイド状シリカ、タルク、カオリン、ゼオライト、樹脂バルーン、ガラスバルーン等の充填剤、例えばジオクチルフタレート、ジブチルフタレート等の可塑剤、例えばトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、ヘキサン、ブタン等の脂肪族炭化水素、ガソリン他の石油系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、セロソルブアセテート等のエーテルエステル等の溶剤、例えばシリコーンオイル、脂肪酸エステル変性シリコーンオイル等の添加剤、その他必要に応じて種々の添加剤、着色剤等を1種又は2種以上組み合わせて添加することができる。本発明の表面処理炭酸カルシウム填剤は、必要に応じ許容範囲で従来より使用されている填剤と組み合わせて使用してもよい。
【0037】
【実施例】
以下、実施例、比較例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら制約を受けるものではない。
【0038】
実施例1
濃度160gCaCO3 /kg、温度を55℃に調整したBET比表面積15m2 /gの沈降製炭酸カルシウムの水スラリー10kgに対して80gのラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)を加えて1時間撹拌し、表面処理を行った。その後、固形分60重量%まで脱水、乾燥、粉砕してラウリン酸を表面処理した炭酸カルシウム粉体を得た。
【0039】
実施例2
実施例1で、温度を65℃に、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)をミリスチン酸(C10〜14含有率99%、C14含有率98%、融点54℃)に変える以外は全て実施例1と同様に操作した。
【0040】
実施例3
実施例1で、炭酸カルシウムのBET比表面積15m2 /gを45m2 /gに、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)の投入量80gを128gに変える以外は全て実施例1と同様に操作した。
【0041】
実施例4
実施例1で、温度55℃を40℃に、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)をラウリン酸(C10〜14含有率93%、C12含有量60%、融点27℃)に変える以外は全て実施例1と同様に操作した。
【0042】
実施例5
実施例1で、温度55℃を40℃に、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)をパーム核脂肪酸(C10〜14含有率64%、C12含有量48%、融点26℃)に変える以外は全て実施例1と同様に操作した。
【0043】
実施例6
実施例1で、温度55℃を65℃に、炭酸カルシウムのBET比表面積15m2 /gを10m2 /gに、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)をステアリン酸(C10〜14含有率3%、C12含有量0%、融点56℃)に変える以外は全て実施例1と同様に操作した。
【0044】
実施例7
実施例1で、温度55℃を50℃に、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)を牛脂脂肪酸(C10〜14含有率4%、C12含有量1%、融点41℃)に変える以外は全て実施例1と同様に操作した。
【0045】
実施例8
濃度160gCaCO3 /kg、温度を40℃に調整したBET比表面積18m2 /gの沈降製炭酸カルシウムの水スラリー10kgに対して、90℃の温水1リットルに8gのドデシルベンゼンスルフォン酸(DBS)を溶解した温水溶液中に64gのラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)を投入して攪拌・乳化した溶液を加えて1時間撹拌し、表面処理を行った。その後、固形分60重量%まで脱水、乾燥、粉砕してラウリン酸を表面処理した炭酸カルシウム粉体を得た。
【0046】
実施例9
実施例8で、ドデシルベンゼンスルフォン酸(DBS)をドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム(DBS−Na)に、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)を牛脂脂肪酸(C10〜14含有率4%、C12含有量1%、融点41℃)に、変える以外は全て実施例8と同様に操作した。
【0047】
実施例10
実施例8で、BET比表面積18m2 /gを22m2 /gに、8gのドデシルベンゼンスルフォン酸(DBS)を24gの牛脂脂肪酸ナトリウム(牛脂脂肪酸石鹸)に、64gのラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)を48gにする以外は全て実施例8と同様に操作した。
【0048】
実施例11
実施例8で、BET比表面積18m2 /gを22m2 /gに、8gのドデシルベンゼンスルフォン酸(DBS)を24gの牛脂脂肪酸ナトリウム(牛脂脂肪酸石鹸)に、64gのラウリン酸を(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)を48gの牛脂脂肪酸(C10〜14含有率4%、C12含有量1%、融点41℃)にする以外は全て実施例8と同様に操作した。
【0049】
実施例12
実施例8で、BET比表面積18m2 /gを22m2 /gに、8gのドデシルベンゼンスルフォン酸(DBS)をHLBが7.7の16gのポリオキシエチレンオレイルエーテル(ノニオン界面活性剤)にする以外は全て実施例8と同様に操作した。
【0050】
比較例1
実施例8で、BET比表面積18m2 /gを15m2 /gに、8gのドデシルベンゼンスルフォン酸(DBS)を48gに、64gのラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)を32gにする以外は全て実施例8と同様に操作した。
【0051】
比較例2
実施例8で、BET比表面積18m2 /gを15m2 /gに、8gのドデシルベンゼンスルフォン酸(DBS)を48gの牛脂脂肪酸ナトリウム(牛脂脂肪酸石鹸)に、変える以外は全て実施例8と同様に操作した。
【0052】
比較例3
実施例1で、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)をラウリン酸ナトリウム(ラウリン酸石鹸)(C10〜14含有率100%、C12含有率98%)80gを含む10%温水溶液(90℃)800gに変える以外は全て実施例1と同様に操作した。
【0053】
比較例4
実施例1で、ラウリン酸(C10〜14含有率100%、C12含有率98%、融点44℃)を牛脂脂肪酸ナトリウム(牛脂脂肪酸石鹸)(C10〜14含有率4%、C12含有率1%)80gを含む10%温水溶液(90℃)800gに変える以外は全て実施例1と同様に操作した。
【0054】
上記実施例1〜12及び比較例1〜4の表面処理炭酸カルシウムの製造条件及び特徴を表1に示す。
【0055】
【表1】
Figure 0003914127
【0056】
実施例13〜24 比較例5〜8
実施例1〜12及び比較例1〜4で得られた表面処理炭酸カルシウム填剤を高荷重バッチ混練機を使用し、下記の原料(部は重量基準)を各々混合・脱泡・濾過後、容器に充填してイソシアネート硬化型ポリサルファイド系シーラントを得、下記の試験方法によりその物性を評価した。結果を表2に示す。
【0057】
〔配合〕
(主剤)
ポリマー:LP−282(東レ・ファインケミカル(株)製) 100部
ナイミーンS220(10%DOP溶液)(日本油脂(株)製)1.0部
SCAT−4A(三共有機合成(株)製) 0.1部
DOP(ジェイプラス(株)製) 37.9部
ニカノールLLL(三菱ガス化学(株)製) 13.0部
JP333E(城北化学工業(株)製) 1.0部
エキセルO−95R(花王(株)製) 5部
表面処理炭酸カルシウム(実施例1〜12、比較例1〜4)105.0部
MC−コートS20(丸尾カルシウム(株)製) 127部
(硬化剤)
CP−132K7(東レ・ファインケミカル(株)製)
主剤/硬化剤=65/12で混合して硬化させる。
【0058】
〔試験方法〕
上記の配合で得られたイソシアネート硬化型ポリサルファイド系シーラントについて、主剤粘度、主剤/硬化剤の2液混合後の粘度、可使時間、表面タックを下記の方法で評価した。
【0059】
(主剤粘度、主剤/硬化剤の2液混合後の粘度)
B8U型粘度計で、NO.7ロータを用い、1rpm、10rpmの粘度を測定した。
【0060】
(可使時間)
JIS-A5758 に基づき測定した。
【0061】
(表面タック)
23℃、湿度55%で1週間硬化後の表面タックを指触によって判断した。
◎:ほとんど表面タックが認められない。
○:少し表面タックが認められるが、概ね良好である。
△:粘着性の弱い表面タックが認められる。
【0062】
表2から明かなように、比較例5では硬化時間が非常に長く、表面タックも悪い。比較例6〜8では表面タックはそこそこ良いが、硬化時間が短すぎる。実施例13〜24では適切な硬化時間が取れ、かつ表面タックが良いことがわかる。
【0063】
【表2】
Figure 0003914127
【0064】
実施例25〜27 比較例9〜10
実施例1、4,5及び比較例3,4で得られた表面処理炭酸カルシウム填剤を高荷重バッチ混練機を使用し、下記の原料(部は重量基準)を各々混合・脱泡・濾過後、容器に充填して2液ポリウレタン系シーラントを得、下記の試験方法によりその物性を評価した。結果を表2に示す。
Figure 0003914127
【0065】
[試験方法]
上記の配合で得られた2成分型ポリウレタン系シーラントについて、硬化剤粘度、硬化剤/基剤の2液混合後の粘度、可使時間、表面タックを評価した。
(硬化剤粘度、硬化剤/基剤の2液混合後の粘度)
B8U型粘度計で、NO.7ロータを用い、1rpm、10rpmの粘度を測定した。
(可使時間)
JIS-A5758 に基づき測定した。
(表面タック)
23℃、湿度55%で1週間硬化後の表面タックを指触によって判断した。
◎:ほとんど表面タックが認められない。
○:少し表面タックが認められるが、概ね良好である。
△:粘着性の弱い表面タックが認められる。
【0066】
表3から明らかなように、比較例9,10では硬化時間が非常に長く、表面タックも悪い。実施例25〜27では適切な硬化時間が取れ、かつ表面タックが良いことがわかる。
【0067】
【表3】
Figure 0003914127
【0068】
【発明の効果】
叙上のとおり、本発明の硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤は、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂及び2成分型ウレタン系樹脂に配合され、表面タックに優れたイソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂組成物及び2成分型ウレタン系樹脂組成物を提供することができる。

Claims (10)

  1. 炭酸カルシウムの表面に、炭素数8〜30の疎水性の脂肪酸を該脂肪酸の融点以上の温度で湿式表面処理したことを特徴とする、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系および2成分型ウレタン系硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤。
  2. 炭酸カルシウムの表面に、炭素数8〜30の疎水性の脂肪酸を乳化剤で乳化して湿式表面処理したことを特徴とする、イソシアネート硬化型ポリサルファイド系および2成分型ウレタン系硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤。ただし、疎水性の脂肪酸の重量(A)に対する乳化剤の重量(B)の重量比(B)/(A)が0<(B)/(A)≦1である。
  3. 疎水性の脂肪酸が炭素数10〜14の脂肪酸を40%以上含有する請求項1又は2記載の硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤。
  4. 疎水性の脂肪酸が炭素数10〜14の脂肪酸を60%以上含有する請求項1又は2記載の硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤。
  5. 疎水性の脂肪酸が炭素数10〜14の脂肪酸を80%以上含有する請求項1又は2記載の硬化型樹脂用炭酸カルシウム填剤。
  6. イソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂および2成分型ウレタン系樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種の硬化型樹脂に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表面処理炭酸カルシウム填を配合してなることを特徴とする硬化型樹脂組成物。
  7. 表面処理炭酸カルシウム填の配合量が硬化型樹脂100重量部に対し10〜200重量部である請求項6記載の硬化型樹脂組成物。
  8. 硬化型樹脂がイソシアネート硬化型ポリサルファイド系樹脂である請求項6又は7記載の硬化型樹脂組成物。
  9. 硬化型樹脂が2成分型ウレタン系樹脂である請求項6又は7記載の硬化型樹脂組成物。
  10. シーラント、接着剤、床材、防水剤、又は塗料用である請求項6〜9のいずれか1項に記載の硬化型樹脂組成物。
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