JP3913020B2 - 通信端末、宛先情報表示方法及びプログラム記録媒体 - Google Patents

通信端末、宛先情報表示方法及びプログラム記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末、宛先情報表示方法及びプログラム記録媒体に関し、特に、携帯電話機、PHS電話機あるいは携帯情報端末PDA等を含む移動可能な携帯型の通信端末における接続先の電話番号・FAX番号,URLアドレス,電子メールアドレス,当該通信端末内に格納されている表示可能情報の格納領域へのリンク情報などを含む宛先番号情報を登録表示する通信端末、宛先情報表示方法及びプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子電話帳を有する電話機においては、あらかじめ電話番号を本体の電子電話帳に格納した状態で電子電話帳機能を起動すると、登録されている電話番号が順番に表示され、表示された電話番号の中から、発信したい接続先(宛先)の電話番号を選択することにより、発信操作を簡単にしている。
【0003】
例えば、特開2000−358094号公報「電子電話帳自動並べ替えシステム及び方法」及び特開平7−182372号公報「データバンク装置」によれば、発信回数を曜日・時間帯に応じてカウントし、発信頻度が多い順に、頻繁に利用される電話番号を優先的に表示することができるようにする技術が開示されている。而して、ユーザは、電話番号検索操作を短時間で行なうことができる。
【0004】
また、特開平10−294967号公報「情報提供システム及び情報提供処理プログラムを記録した記録媒体」に開示されている技術のごとく、携帯情報端末において、基地局に位置登録がなされる際に、該基地局から送信されてくる当該サービスエリアに対応する電話番号データなどの中から位置情報を取得し、現在地周辺の知人の電話番号を抽出して表示する技術や、特開平11−285053号公報「無線通信システム、情報検索サーバ及び移動無線通信端末」に開示されている技術のように、移動無線通信端末の端末IDに基づいて位置情報を取得して、取得された位置情報をサーバに送信することにより、サーバから現在位置に応じたサービスの提供を受けるという技術も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来技術のように、曜日・時間帯毎の使用頻度を基準に、発信頻度により、電子電話帳の表示を行なうだけであれば、たとえば、平日に休みを取って自宅に居る場合であっても、業務上の取引先の電話番号が優先的に表示されてしまい、友人の電話番号の検索に時間を要し、発信操作に時間がかかるという問題がある。
【0006】
また、位置情報を利用して、サーバから情報を取得する技術を用いることとすれば、位置情報に応じた電話番号を受信することは可能ではあるが、電話番号情報など通信端末内に記憶されている各種の情報を、あらかじめサーバに登録しておくことが必要であり、新たに電話番号情報を追加・変更する都度、サーバとのやり取りを頻繁に繰り返すことが必要になるとの問題も存在している。
【0007】
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、携帯電話機やPHS電話機あるいは携帯情報端末等の携帯用の通信端末に代表されるような各種の通信端末において、現在の所在場所に示す位置情報や現在の時間を示す時間情報に応じて、電話番号・FAX番号,URLや電子メールアドレス、あるいは、当該通信端末内に記憶格納されている表示可能情報へのリンク情報などの各種の宛先番号情報を含む登録情報を表示させる順序を変更し、最も通信あるいはアクセスの可能性が高い順に、優先的に、該宛先番号情報を含む登録情報を表示させることを可能とすることにより、ユーザにとって、より使い勝手が良い通信端末、宛先情報表示方法及びプログラム記録媒体を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題を解決するための手段を提供するものであり、各発明は、以下のごとき技術手段から構成されている。
【0009】
第1の発明は、発信する可能性の高い宛先情報を優先的に表示する通信端末において、接続先の宛先毎に、宛先情報と、該宛先情報の優先度を高くして表示すべき、位置条件、時間条件、および、前記時間条件と前記位置条件のいずれかまたは両方で比較するかを示す条件関係とが登録されている登録情報格納手段と、当該通信端末の現在の所在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、現在の時間を示す時間情報を取得する時間情報取得手段と、前記位置情報と前記時間情報を取得し、前記登録情報格納手段を参照して、前記条件関係が両方のときには、取得した前記位置情報および前記時間情報と前記位置条件および前記時間条件の両方をそれぞれ比較し、一方、前記条件関係が片方のときには、取得した前記位置情報または前記時間情報と前記位置条件または前記時間条件のいずれか指定された片方で比較して、条件に合致する宛先情報を取得する比較手段と、前記比較手段で合致した宛先情報、次に、前記比較手段で合致しなかった宛先情報のうち、前記位置条件と前記時間条件のいずれか片方の条件を満たす宛先情報の順に表示する表示手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0010】
第2の発明は、前記第1の発明に記載の通信端末において、前記表示手段は、前記比較手段でいずれの条件にも合致しなかった宛先に対しては、前記登録情報格納手段に格納されている順で、前記宛先情報を表示することを特徴とするものである。
【0011】
第3の発明は、前記第1または第2の発明に記載の通信端末において、前記登録情報格納手段に登録されている前記宛先情報は、電話宛先情報と電話番号、FAX宛先情報とFAX番号、インタネットのWebサイト情報とURL、電子メール宛先情報と電子メールアドレス、および、当該通信端末に記憶格納されているリンク名情報とリンク情報、のいずれかあるいは任意の組み合わせを有していることを特徴とするものである。
【0012】
第4の発明は、前記第1乃至第3の発明いずれかに記載の通信端末において、当該通信端末の特定の所在位置を示す編集位置条件および/または特定の時間を示す編集時間条件を予め設定しておき、前記位置情報取得手段および/または前記時間情報取得手段により取得された前記位置情報および/または前記時間情報が、前記編集位置条件および/または前記編集時間条件と合致した前記宛先を優先して、前記登録情報格納手段内の検索開始位置側に格納し直す並べ替え編集動作を自動的に実施する編集手段を備えることを特徴とするものである。
【0013】
第5の発明は、発信する可能性の高い宛先情報を優先的に表示する通信端末の宛先情報表示方法において、接続先の宛先毎に、宛先情報と、該宛先情報の優先度を高くして表示すべき、位置条件、時間条件、および、前記時間条件と前記位置条件のいずれかまたは両方で比較するかを示す条件関係とが登録情報格納手段に登録されており、当該通信端末の現在の所在位置を示す位置情報と現在の時間を示す時間情報とを取得し、前記登録情報格納手段を参照して、前記条件関係が両方のときには、取得した前記位置情報および前記時間情報と前記位置条件および前記時間条件の両方をそれぞれ比較し、一方、前記条件関係が片方のときには、取得した前記位置情報または前記時間情報と前記位置条件または前記時間条件のいずれか指定された片方で比較して、条件に合致する宛先情報を取得し、前記合致した宛先情報、次に、前記合致しなかった宛先情報のうち、前記位置条件と前記時間条件のいずれか片方の条件を満たす宛先情報の順に表示することを特徴とするものである。
【0020】
の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の通信端末の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム記録したコンピュータ読取り可能なプログラム記録媒体とすることを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係る通信端末、宛先情報表示方法及びプログラム記録媒体に関する実施形態の一例を、以下図面を参照しながら説明する。
なお、以下の実施形態の説明においては、本発明を実現する通信端末の一例として、携帯電話機を例に取って説明することとする。また、本発明に係る前記プログラム記録媒体とは、以下に詳細に説明する本発明に係る通信端末の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム記録ているコンピュータ読取りが可能なプログラム記録媒体のことであり、例えば、CD−ROMやフレキシブルディスクFDなどから構成されているものである。
【0022】
図1は、本発明に係る通信端末として携帯電話機の構成の一例を示すブロック構成図である。図1において、携帯電話機1に搭載されている記憶手段11には、接続先となる宛先情報に関する各種の情報を、宛先情報毎に登録情報11aとして登録するための格納領域である登録情報格納領域11Aと、当該携帯電話機1の表示部15に表示可能な各種情報が格納されている格納領域を示す表示可能情報格納領域11Bとが備えられている。
【0023】
登録情報格納領域11Aに宛先情報毎に登録される登録情報11aは、宛先となる接続相手を示す氏名情報や会社名情報やWebサイト名情報や電子メールアカウント情報(即ち、電子メール宛先情報)や、あるいは、当該記憶手段11に格納されている時刻表や住所録などの表示可能情報へのリンク名情報などからなる宛先情報11a1,かかる宛先情報11a1それぞれに対する選択番号となる電話番号情報やFAX番号情報やURL情報や電子メールアドレス情報や、あるいは、前記表示可能情報の格納領域へのリンク情報などからなる宛先番号情報11a2,各宛先情報11a1に対する単位期間当たりの発信回数を示す発信回数情報11a3、などの情報を有している。
【0024】
更には、登録情報11aは、ユーザが宛先の検索を行なう際に、検索条件とする情報も合わせて有している。即ち、現在の時間(曜日や時刻)と比較照合するために予め登録されている曜日条件や時刻条件などの時間識別情報からなる時間条件11a4,現在の所在位置(場所)と比較照合するために予め登録されている自宅や会社や交通施設(駅・路線)などの位置識別情報からなる位置条件11a5、更には、前記時間条件11a4と前記位置条件11a5との組み合わせ条件(即ち、両者の条件が同時に成立する必要があるか、あるいは、いずれか一方の条件のみが成立すればよいか、のいずれかの条件)を指定する条件関係11a6、などの情報を有している。
【0025】
また、表示可能情報格納領域11Bには、表示部15に表示することが可能な、各種の表示可能情報、例えば、時刻表や住所録などに関し、表示可能情報1 11b1,表示可能情報2 11b2,…として格納されていて、前記登録情報11aの宛先番号情報11a2にある前記格納領域へのリンク情報により指定されて読み出されるように構成されている。
【0026】
制御部14は、操作部13より入力されたユーザからの指示情報に応じて、記憶手段11に記憶されている氏名情報などの宛先情報11a1や電話番号情報などの宛先番号情報11a2などからなる登録情報11aを、表示部15に表示して、ユーザからの指示に基づいて選択指定された宛先番号情報を用いて、送受信部12を駆動して、発信処理を行なう。
【0027】
また、制御部14には、時間情報取得手段16により取得された現在の時間(即ち、曜日及び時刻)に基づいて、記憶手段11の登録情報格納領域11Aに格納されている各登録情報11aの時間条件11a4と比較照合し、合致している登録情報11aに関する宛先情報11a1や宛先番号情報11a2を表示部15に、順次表示させる時間情報比較手段14aと、位置情報取得手段17により取得された現在の当該携帯電話機1の所在位置(即ち、場所)に基づいて、記憶手段11の登録情報格納領域11Aに格納されている各登録情報11aの位置条件11a5と比較照合し、合致している登録情報11aに関する宛先情報11a1や宛先番号情報11a2を表示部15に、順次表示させる位置情報比較手段14bとを備えている。
【0028】
時間情報取得手段16は、リアルタイムクロックなどから構成されており、時間情報取得手段16により、前述のごとく、現在の時刻や曜日などを示す時計情報を取得することが可能とされている。更に、位置情報取得手段17は、GPS(Global Positioning System)信号受信装置などから構成されており、位置情報取得手段17により、現在の当該携帯電話機1の所在位置を示す位置情報を取得することが可能とされている。
【0029】
次に、記憶手段11の登録情報格納領域11Aに記憶格納されている登録情報11aの登録形式について、図4を用いて詳細に説明する。
ここに、図4は、登録情報11aとして、登録情報格納領域11Aに登録されている各種情報に関する登録形式の一例を示すメモリ構成図である。
【0030】
即ち、登録情報11aとしては、前述したごとく、登録された順番を示すメモリ番号に対応する各接続先(各宛先)毎に、それぞれ、氏名情報などの宛先情報11a1,選択番号などの宛先番号情報11a2,単位期間当たりの発信回数情報11a3,発信の可能性が高い時間帯に関する条件を示す時間条件11a4,発信の可能性が高い所在位置に関する条件を示す位置条件11a5、及び、前記時間条件11a4と前記位置条件11a5との組み合わせ条件を指定する条件関係11a6、が登録記憶されている。
【0031】
なお、メモリ番号は、各登録情報11aが登録格納される登録格納順序を示す番号であると同時に、各登録情報11aの検索順序を示す番号でもあり、最若番のメモリ番号1が、登録情報格納領域11Aにおける登録開始位置であると同時に検索開始位置でもある。
【0032】
ここで、時間条件11a4とは、曜日条件と時刻条件とから構成されていて、前述のごとく、ユーザにとって当該登録情報に対応して登録されている宛先情報(即ち、接続先)に対して発信する可能性が高い時間帯(即ち、ユーザが発信する際に、表示させる優先度を高く設定すべき登録情報となる時間帯)を指定しているものである。即ち、曜日条件としては、発信の可能性が高くなる曜日として、特定曜日あるいは毎日を含む複数の曜日を指定したり、全く指定をしないことも可能である。また、時刻条件としては、発信の可能性が高くなる時間帯として、前記曜日条件により指定されている1日の中の開始時刻と終了時刻とのそれぞれの境界時刻を指定したり、1日中を指定したり、あるいは、全く指定をしないことも可能である。
【0033】
また、位置条件11a5とは、ユーザにとって当該登録情報に対応して登録されている宛先情報(即ち、接続先)に対して発信する可能性が高い所在位置(即ち、ユーザが発信する際に、表示させる優先度を高く設定すべき登録情報となる所在位置)を指定しているものである。即ち、ユーザが実際に発信した所在位置(場所)を登録したり、あるいは、発信の可能性が高くなるとユーザが判断している所在位置(場所)を登録するものであり、GPS信号受信装置等からなる位置情報取得手段17により取得される位置情報と照合することが可能な形式で登録されているものである。即ち、例えば、GPS地図上の地図情報に基づいて、該当している所在位置(場所)を登録しているものである。
【0034】
かかる位置条件11a5は、例えば、図3に示すように、自宅の位置を示す情報や、勤務先の会社や取引先の特定の会社などに関する所在位置を示す情報や、特定の駅や通勤経路に関する路線位置などを示す情報からなっており、更には、「××以外」のように、特定の場所を含まないその他の場所のごとき否定論理によっても指定することができるし、所在位置(場所)を特定しないようにすることもできる。
【0035】
更に、条件関係11a6とは、位置条件11a5と時間条件11a4との両者の関係を示すものであり、位置条件11a5と時間条件11a4との両者の条件を同時に満たす必要があるか、あるいは、いずれか一方の条件のみを満たせば良いかのいずれかを(即ち、位置情報取得手段17及び/又は時間情報取得手段16により取得された前記位置情報及び/又は前記時間情報と位置条件11a5及び/又は時間条件11a4とを比較照合する際に、位置条件と時間条件との両者がそれぞれ前記位置情報と前記時間情報とに合致していること、あるいは、いずれか一方のみでも合致していることのいずれかを)、それぞれ、「かつ」あるいは「または」の表示により指定しているものである。
【0036】
また、宛先番号情報11a2としては、電話番号情報やFAX番号情報のごとき通信回線網に対する接続用選択番号を示す情報以外に、インタネットに所在するWebサイトにアクセスするためのURL(Unique ResourceLocators)情報や、あるいは、電子メールを送信するための電子メールアドレス情報も有しており、Webブラウザや電子メールソフトを起動して、簡単に所望の情報を索引したり、所望の送信先に情報を送信したりすることが可能である。
【0037】
更には、表示部15に表示可能な情報(即ち、表示可能情報1 11b1,表示可能情報2 11b2,…など)として、図1に示すように、当該携帯電話機1の記憶手段11内の表示可能情報格納領域11Bに各種の情報(例えば、時刻表や住所録など)が格納されている。
【0038】
而して、宛先番号情報11a2としては、かかる表示可能の情報(即ち、表示可能情報1 11b1,表示可能情報2 11b2,…など)に対するリンク情報(即ち、格納領域リンク情報)も含ませることを可能としており、表示部15に表示させたい記憶手段11内の各種情報も、発信操作における接続先となる宛先番号情報の検索の場合と全く同様の操作により、簡単に検索して表示させることが可能である。
【0039】
次に、図4に示す具体的な登録情報11aの登録例について、更に説明を補足する。
宛先情報11a1欄に表示されている「鈴木」,「森」は、いわゆる友人であり、勤務時間帯以外の主に夜間の時間帯において、曜日を問わず、発信する機会が多い宛先である。従って、「鈴木」,「森」の時間条件11a4としては、曜日条件が「毎日」であり、時刻条件が夜間帯の「17:00−23:59」が登録される。
また、「鈴木」,「森」の位置条件11a5としては、勤務先の会社以外のどの場所に居る場合においても発信する機会が多い宛先であるとされて、一例として、「自社以外」が登録されている。
【0040】
更に、「鈴木」,「森」の条件関係11a6としては、勤務先である会社から離れている状態であれば、どこに居ても、夜間帯の如何に関わらず、発信する機会が多いとすれば、前記時間条件11a4としての「17:00−23:59」の夜間帯、あるいは、前記位置条件11a5としての「自社以外」のいずれか一方でも満足すれば、発信する機会が多いものとして、「または」が登録される。
【0041】
また、友人でも、日曜日に連絡を取ることが多い「田中」の場合は、位置条件11a5としては、勤務先の会社以外即ち「自社以外」が登録され、また、時間条件11a4の曜日条件としては、日曜日が登録され、時刻条件としては、1日中のいつでも良い場合として、「0:00−23:59」が登録されると共に、条件関係11a6としては、「日曜日」で、かつ、「自社以外」の両者が同時に成立している場合に、発信の可能性が高いものとして、「かつ」が登録される。
【0042】
また、宛先情報11a1欄に表示されている「A株式会社」,「B株式会社」は、会社の取引先を示すものであり、時間条件11a4の曜日条件としては、各会社毎の営業日(即ち、「A株式会社」の場合、「火曜―土曜」,「B株式会社」の場合、「月曜―金曜」)が登録され、時刻条件11a4としては、各会社毎の営業時間帯(即ち、「A株式会社」の場合、「9:00−16:59」,「B株式会社」の場合、「9:30−17:29」)が登録される。
【0043】
また、「A株式会社」,「B株式会社」の位置条件11a5としては、取引先の当該各会社に居た場合は当然として、休みをとって自宅に居る場合であっても、仕事上の取引先に発信する機会は極めて少なくなる。従って、逆に、かかる2つの場合を除く他の場所にいる場合に発信する機会が多いものとして、否定表現である「××以外」(即ち、「A株式会社」の場合、「自宅以外及びA株式会社以外」,「B株式会社」の場合、「自宅以外及びB株式会社以外」)の場所が登録される。
【0044】
更に、「A株式会社」,「B株式会社」の条件関係11a6としては、前記時間条件11a4で指定されている取引先の当該各会社の営業時間帯であることと、前記位置条件11a5としての「××以外」に所在していることとが、共に同時に満足する場合にのみ、発信する機会が多くなるものであり、「かつ」が登録される。
【0045】
また、宛先情報11a1欄に表示されている「時刻表」に関しては、当該携帯電話機1の記憶手段11内の表示可能情報格納領域11Bに、交通機関の「時刻表」が格納されている場合を示している。「時刻表」は、現在位置が前記交通機関の「駅」周辺である場合においては、時間帯の如何に関わらず、いつでも検索されることが多くなるものである。
【0046】
かかる事態に備えて、当該携帯電話機1の表示可能情報格納領域11B内には、例えば、表示可能情報1 11b1として格納されている当該交通機関の時刻表へのアクセスが可能な格納領域リンク情報(即ち、宛先情報11a1としての「時刻表リンク」に対応して、「時刻表格納領域へのリンク ××××」)を宛先番号情報11a2として登録することとしている。
【0047】
「時刻表」に関する時間条件11a4としては、いかなる時間帯であっても、いつでも参照することがあり得るものであるとして、曜日条件,時刻条件は、共に、時間指定がない旨を示す「指定なし」が、また、位置条件11a5としては、「駅」周辺に関する情報が登録される。更に、条件関係11a6としては、「駅」周辺に居さえすれば、いかなる時間帯であっても、との条件を示すために、「かつ」が登録される。
【0048】
更に、インタネットのWebサイトへのアクセスを可能とするURL情報も登録することが可能であり、例えば、ニュース情報を提供している「NEWSサイト」を宛先情報11a1として登録する場合は、宛先番号情報11a2として、該「NEWSサイト」のURLである「www.bb.bb.bb」が登録される。かかる「NEWSサイト」は、例えば、出勤途上で検索参照される機会が多いものとして、時間条件11a4としては、出勤日である「月曜―金曜」が曜日情報として登録され、出勤時間帯である「8:00−8:59」が時刻情報として登録される。
また、位置条件11a5としては、自宅からの出勤途中の交通機関である「駅,路線」周辺が登録されると共に、条件関係11a6としては、出勤途中の交通機関の「駅,路線」周辺においてのみ検索される場合が多いものとして、「かつ」が登録されている。
【0049】
次に、本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通信端末に関する動作について、図2及び図3に示すフローチャートを用いて説明する。
ここに、図2は、本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通信端末に関する動作の前半部の一例を示すフローチャートであり、図3は、本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通信端末に関する動作についての図2に続く残りの後半部の一例を示すフローチャートである。
【0050】
まず、ユーザが、操作部13を介して、通信相手となる宛先番号情報を表示させるための要求を行なうと(ステップS1のYES)、制御部14は、位置情報取得手段17により現在位置を示す位置情報が取得可能な状況にあるか否かを判定する(ステップS2)。
位置情報取得手段17により前記位置情報が取得可能な状況にあると判定された場合にあっては(ステップS2のYES)、位置情報取得手段17により現在位置を示す前記位置情報が取得される(ステップS3)。一方、前記位置情報が取得可能な状況になかった場合にあっては(ステップS2のNO)、前記位置情報の取得がされなかった旨の情報を設定して、ステップS4に移行する。
【0051】
次いで、時間情報取得手段16を用いて、当日の曜日情報と現在時刻である時刻情報とからなる現在時間を示す時間情報を取得する(ステップS4)。
次に、取得された前記時間情報と前記位置情報とに基づいて、記憶手段11の登録情報格納領域11Aに登録されている登録情報11aの先頭のメモリ番号1から順次検索するために、カウンタiを1に初期設定する(ステップS5)。
【0052】
メモリ番号iにある登録情報11aが有している時間条件11a4と位置条件11a5とを取り出すと共に、両者の条件の関係を示す条件関係11a6も取り出す。而して、先に取得していた前記時間情報と前記位置情報が、かかる条件即ち時間条件11a4,位置条件11a5,条件関係11a6を満たしているか否かがチェックされる(ステップS6)。
条件に適合していると判定されている場合にあっては(ステップS6のYES)、該条件に適合していると判定された前記登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示される(ステップS7)。
【0053】
一方、該条件には適合していないと判定されている場合にあっては(ステップS6のNO)、ステップS9に移って、次の登録情報11aに関する時間条件11a4と位置条件11a5及び条件関係11a6を確認するために、カウンタiを歩進させる動作に移行する。
【0054】
該条件に適合しているメモリ番号iの登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示された結果として、ユーザから、該登録情報11a以外の情報を更に検索して表示させたいとして、操作部13を介して、次の候補の表示を指示する旨の操作がなされている場合にあっては(ステップS8のYES)、次候補表示を行なうために、カウンタiを歩進させて(ステップS9)、登録情報11aの最大登録メモリ番号に到達しているか否かが確認される(ステップS10)。最大登録メモリ番号に到達していない場合であれば(ステップS10のNO)、ステップS6に戻り、次の登録情報11aについての検索に移行し、同様の操作が行なわれる。
【0055】
即ち、記憶手段11に登録されている登録情報11aについて、登録された順を示すメモリ番号順に、順次読み出されて、時間条件11a4,位置条件11a5,条件関係11a6の各条件と、現在時間と現在位置とを示す前記時間情報と前記位置情報とが比較照合されるという動作が、ユーザから指示されている限り、登録情報11aがなくなるまで繰り返される。
【0056】
一方、ステップS8において、ユーザから、操作部13を介して、次の候補の表示指示操作がなされなかった場合にあっては(ステップS8のNO)、表示部15に表示された宛先情報11a1及び宛先番号情報11a2により、ユーザが発信操作を行なうことが可能となっている状況に達していると判断されるので、登録情報11aの検索動作を終了させる。
【0057】
登録情報11aとして登録されている情報に関して、登録情報格納領域11Aへ登録された順を示すメモリ番号順に、順次読み出されて、時間条件11a4,位置条件11a5,条件関係11a6の各条件と、現在時間と現在位置とを示す前記時間情報と前記位置情報とが比較照合される動作が、ユーザからの指示に基づいて、登録情報11aがなくなるまで繰り返された場合にあっては(ステップS10のYES)、次に、時間条件11a4と位置条件11a5との両者の条件(厳密には、更には条件関係11a6も含め)が同時には満足されていない登録情報11aの中で、時間条件11a4のみを満たす登録情報11aが登録されている場合に、該登録情報11aを表示せんとする動作に移行する。
【0058】
即ち、まず、記憶手段11の登録情報格納領域11Aに登録されている登録情報11aの先頭のメモリ番号1から順次検索するために、カウンタiを1に初期設定する(ステップS11)。
次いで、メモリ番号iにある登録情報11aが有している時間条件11a4と位置条件11a5と条件関係11a6とを取り出す。而して、先に取得していた前記時間情報と前記位置情報が、かかる条件即ち時間条件11a4,位置条件11a5,条件関係11a6を同時に満たしているか否かがチェックされる(ステップS12)。
【0059】
時間条件11a4と位置条件11a5との両者の条件及び条件関係11a6が同時には満足していない登録情報11aが存在している場合(ステップS12のNO)、次に、少なくとも時間条件11a4を満たす登録情報11aであるか否かの確認がなされる(ステップS13)。
【0060】
時間条件11a4を満たす登録情報11aであると判定された場合(ステップS13のYES)、時間条件11a4を満たしている前記登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示される(ステップS14)。
一方、時間条件11a4を満たしていないと判定されている場合にあっては(ステップS13のNO)、ステップS16に移って、次の登録情報11aの時間条件11a4を確認するために、カウンタiを歩進させる動作に移行する。
【0061】
時間条件11a4が適合しているメモリ番号iの登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示された結果として、ユーザから、該登録情報11a以外の情報を更に検索して表示させたいとして、操作部13を介して、次の候補の表示を指示する旨の操作がなされている場合にあっては(ステップS15のYES)、次候補表示を行なうために、カウンタiを歩進させて(ステップS16)、登録情報11aの最大登録メモリ番号に到達しているか否かが確認される(ステップS17)。最大登録メモリ番号に到達していない場合であれば(ステップS17のNO)、ステップS12に戻り、次の登録情報11aについての検索に移行し、同様の操作が行なわれる。
【0062】
一方、ステップS15において、ユーザから、操作部13を介して、次の候補の表示指示操作がなされなかった場合にあっては(ステップS15のNO)、表示部15に表示された宛先情報11a1及び宛先番号情報11a2により、ユーザが発信操作を行なうことが可能となっている状況に達していると判断されるので、登録情報11aの検索動作を終了させる。
【0063】
ここで、登録情報11aに登録されている情報に関して、登録情報格納領域11Aに登録された順を示すメモリ番号順に、順次読み出されて、時間条件11a4と、現在時間を示す前記時間情報とが比較照合される動作が、ユーザからの指示に基づいて、登録情報11aがなくなるまで繰り返された場合にあっては(ステップS17のYES)、次に、時間条件11a4と位置条件11a5との両者の条件(厳密には、更には条件関係11a6も含め)が同時には満足していなく、かつ、時間条件11a4のみも満足していない登録情報11aの中で、位置条件11a5のみを満たす登録情報11aが登録されている場合に、該登録情報11aを表示せんとする動作に移行する。
【0064】
即ち、まず、記憶手段11に登録されている登録情報11aの先頭のメモリ番号1から順次検索するために、カウンタiを1に初期設定する(ステップS18)。
次いで、メモリ番号iにある登録情報11aが有している時間条件11a4と位置条件11a5と条件関係11a6とを取り出す。而して、先に取得していた前記時間情報と前記位置情報が、かかる条件即ち時間条件11a4,位置条件11a5,条件関係11a6を満たしているか否かがチェックされる(ステップS19)。
【0065】
時間条件11a4と位置条件11a5との両者の条件更には条件関係11a6が同時には満足していない登録情報11aが存在している場合(ステップS19のNO)、次に、少なくとも位置条件11a5を満たす登録情報11aであるか否かの確認がなされる(ステップS20)。
【0066】
位置条件11a5を満たす登録情報11aであると判定された場合(ステップS20のYES)、位置条件11a5を満たしている前記登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示される(ステップS21)。
一方、位置条件11a5を満たしていないと判定されている場合にあっては(ステップS20のNO)、ステップS23に移って、次の登録情報11aの位置条件11a5を確認するために、カウンタiを歩進させる動作に移行する。
【0067】
位置条件11a5が適合している当該メモリ番号iの登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示された結果として、ユーザから、該登録情報11a以外の情報を更に検索して表示させたいとして、操作部13を介して、次の候補の表示を指示する旨の操作がなされている場合にあっては(ステップS22のYES)、次候補表示を行なうために、カウンタiを歩進させて(ステップS23)、登録情報11aの最大登録メモリ番号に到達しているか否かが確認される(ステップS24)。最大登録メモリ番号に到達していない場合であれば(ステップS24のNO)、ステップS19に戻り、次の登録情報11aについての検索に移行し、同様の操作が行なわれる。
【0068】
一方、ステップS22において、ユーザから、操作部13を介して、次の候補の表示指示操作がなされなかった場合にあっては(ステップS22のNO)、表示部15に表示された宛先情報11a1及び宛先番号情報11a2により、ユーザが発信操作を行なうことが可能となっている状況に達していると判断されるので、登録情報11aの検索動作を終了させる。
【0069】
ここで、登録情報11aに登録されている情報に関して、登録された順を示すメモリ番号順に、順次読み出されて、位置条件11a5と、現在位置を示す前記位置情報とが比較照合される動作が、ユーザからの指示に基づいて、登録情報がなくなるまで繰り返された場合にあっては(ステップS24のYES)、次に、時間条件11a4や位置条件11a5のいずれも満足していない登録情報11aを、登録情報格納領域11Aの先頭(即ち、検索開始位置)側から順次検索して表示する動作に移行する。
【0070】
即ち、まず、記憶手段11の登録情報格納領域11Aに登録されている登録情報11aの先頭のメモリ番号1から順次検索するために、カウンタiを1に初期設定する(ステップS25)。
次いで、メモリ番号iにある登録情報11aが有している時間条件11a4と位置条件11a5と条件関係11a6とを取り出す。而して、先に取得していた前記時間情報と前記位置情報が、かかる条件即ち時間条件11a4,位置条件11a5,条件関係11a6を満たしているか否かがチェックされる(ステップS26)。
【0071】
時間条件11a4と位置条件11a5との両者の条件更には条件関係11a6が同時には満足していない登録情報11aが存在している場合(ステップS26のNO)、次に、時間条件11a4又は位置条件11a5のいずれかを満たす登録情報11aであるか否かの確認がなされる(ステップS27)。
【0072】
時間条件11a4又は位置条件11a5のいずれも満たしていない登録情報11aであった場合(ステップS27のNO)、当該メモリ番号iの登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示される(ステップS28)。
【0073】
一方、時間条件11a4又は位置条件11a5のいずれかを満たしていると判定されている場合にあっては(ステップS27のNO)、既に表示済みの登録情報11aであり、かつ、ユーザから検索対象の登録情報11aではないとして次候補表示の指示がなされているものであるので、ステップS30に移って、次の登録情報11aを検索して表示させるために、カウンタiを歩進させる動作に移行する。
【0074】
時間条件11a4又は位置条件11a5のいずれも満たしていないメモリ番号iの登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示された結果として、ユーザから、該登録情報11a以外の情報を更に検索して表示させたいとして、操作部13を介して、次の候補の表示を指示する旨の操作がなされている場合にあっては(ステップS29のYES)、次候補表示を行なうために、カウンタiを歩進させて(ステップS30)、登録情報11aの最大登録メモリ番号に到達しているか否かが確認される(ステップS31)。最大登録メモリ番号に到達していない場合であれば(ステップS31のNO)、ステップS26に戻り、次の登録宛先情報11a1について検索を行ない、同様の操作が行なわれる。
【0075】
一方、ステップS29において、ユーザから、操作部13を介して、次の候補の表示指示操作がなされなかった場合にあっては(ステップS29のNO)、表示部15に表示された宛先情報11a1及び宛先番号情報11a2により、ユーザが発信操作を行なうことが可能となっている状況に達していると判断されるので、登録情報11aの検索動作を終了させる。
【0076】
以上に示すごとき動作が繰り返されることにより、まず、現在位置を示す前記位置情報と現在時間を示す前記時間情報との両者が、同時に満足された(即ち、合致した)位置条件11a5と時間条件11a4(厳密には、更に条件関係11a6も含め)とを有する登録情報11aの宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが表示され、次いで、前記時間情報又は前記位置情報のいずれか一方のみが、満足された(即ち、合致した)位置条件11a5又は時間条件11a4を有する登録情報11aの宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが表示され、最後に、前記時間情報及び前記位置情報のいずれも合致していない位置条件11a5及び時間条件11a4を有する登録情報11aの宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが表示されることとなる。
【0077】
なお、本発明に係る宛先番号情報表示方法においては、かかる表示順序に固定されているものではなく、操作部13を介したユーザの指定により、如何なる順序にでも切り替えさせて実行させることが可能であり、例えば、最初に、位置条件11a5のみに合致する登録情報11aを優先的に検索させることとしても良いし、あるいは、時間条件11a4のみに合致する登録情報を優先的に検索させることとしても構わない。
【0078】
更には、表示部15に表示させる表示情報として、宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とを表示することとしているが、かかる場合に限るものではない。例えば、時間条件11a4や位置条件11a5を含めて表示させても構わないし、あるいは、現在時間や現在の所在位置に関する情報を合わせて表示させても良く、少なくとも宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが表示されれば、他に如何なる情報が表示されても構わない。
【0079】
ここで、例えば、図4に示すごとき登録情報11aが登録されている状態にあって、発信回数のみを用いて表示順序が決定される場合にあっては、図5に示すような表示順序に並べ替えがなされる。
ここに、図5は、図4に示す登録情報に関して、発信回数のみを用いて、宛先情報と宛先番号情報とを表示する場合の表示順序を例示している概念図である。
【0080】
即ち、図5に示すように、現在時間である前記時間情報及び現在位置である前記位置情報とは無関係に、表示順序の編集がなされて、図4に示す発信回数情報11a3欄にある発信回数が多い順即ち「30」,「25」,「20」,「15」,「10」,「8」,「4」の順に対応して、「鈴木」,「NEWSサイト」,「森」,「田中」,「A株式会社」,「B株式会社」,「時刻表リンク」の順に、ユーザからの次候補表示の指示がある限り、順次、宛先情報11a1と宛先番号情報11a2との表示が行なわれることとなる。
【0081】
かかる場合にあっては、例えば、現在時刻が月曜日の午後2時のごとく、主な発信先が取引先となると想定される時間帯であっても、取引先である「A株式会社」,「B株式会社」の表示順序が、発信回数が少ないために、優先度が低くなってしまい、なかなか表示されなくなってしまう。
【0082】
また、現在時刻である前記時間情報のみに基づいて、図4に示す登録情報11aを検索した場合の表示順序について、図6に示している。
ここに、図6は、図4に示す登録情報11aに関して、現在時刻である時間情報に基づいて、宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とを表示する場合の表示順序を例示している概念図である。
【0083】
即ち、現在時刻である前記時間情報と時間条件11a4との照合動作のみによって、表示順の並べ替えを行なわしめる場合にあっては、現在時刻が月曜日の午後2時の場合には、図6に示すごとく、時間条件11a4が合致している「B株式会社」と「時刻表リンク」とが順次優先的に表示された後、次いで、時間条件11a4が合致していない登録情報11aが、登録情報格納領域11Aの検索開始位置側から、メモリ番号i順に、「鈴木」,「A株式会社」,「田中」,「NEWSサイト」,「森」と逐次表示されてくることとなる。
【0084】
かくのごとく、現在時刻が月曜日の午後2時のように、主な発信先が取引先となるものと想定される時間帯の場合には、時間条件11a4が満足される取引先の一つである「B株式会社」の表示順序が、最も上位に表示されることになるので、並べ替えの効果が顕在化してくる。
【0085】
しかしながら、逆に、たまたま、休暇をとって自宅に居た場合であっても、「B株式会社」の表示が、最優先にされて、最初に表示されてしまい、例えば、友人「森」の表示は、最も後回しにされてしまったり、あるいは、駅周辺にいる場合であっても、時間情報のみが合致している他の宛先情報11a1の表示が優先されて、「時刻表リンク」などの表示が後回しにされてしまうことも生じてしまう。
【0086】
一方、図2及び図3に示すごとき本発明に係る宛先番号情報の表示方法に従って、現在時刻である前記時間情報のみならず、現在位置である前記位置情報を含む双方の情報に基づいて、表示順序の並べ替えを行なわしめる場合にあっては、例えば、月曜日の午後5時に、自宅において、図3に示す登録情報11aを検索する場合、図7に示すごとき表示順序となる。
ここに、図7は、図4に示す登録情報に関して、月曜日午後5時に、自宅で、登録情報の検索がなされた場合における本発明に係る表示順序を例示する概念図である。
【0087】
かかる場合にあっては、最初に、時間条件11a4のみならず、位置条件11a5も関連して検索動作がなされるため、まず、友人である「鈴木」が、条件関係11a6の条件も加味されて、双方の条件に合致している登録情報11aとして検索され、「鈴木」の宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示される。
【0088】
即ち、「鈴木」の場合は、「森」の場合と同様に、条件関係11a6に「または」が設定されており、時間条件11a4あるいは位置条件11a5のいずれかが合致していさえすれば、条件を満たしているものとみなされるので、自社以外のいずれかの場所に居る限り、時間帯がいかなる場合であっても、かかる条件が満たされていると判定される。
【0089】
ここで、ユーザにより、「鈴木」が表示を所望する登録情報11aではないとして、次候補表示を要求する操作がなされた場合、図4に示す登録情報11aである「鈴木」のメモリ番号1に後続するメモリ番号2乃至6の各登録情報11aの時間条件11a4と位置条件11a5とは、いずれも、前述の前記時間情報と前記位置情報とを同時には満たしていないと判定される。
而して、最後にあるメモリ番号7の登録情報11aである「森」が、前述の前記時間情報と前記位置情報とに合致していると判定されて(即ち、前述の「鈴木」の場合と同様に、時間条件11a4あるいは位置条件11a5のいずれかが満足していると判定されて)、「森」の宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示されることとなる。
【0090】
ここで、更に、ユーザにより、表示を所望する登録情報11aではないとして、次候補表示を要求する操作がなされた場合には、図2に示すフローチャートにおけるステップS11以降の動作に移行して、登録情報格納領域11Aのメモリ番号の最若番側即ち検索開始位置側に戻り、時間条件11a4と位置条件11a5とが同時には満足されていない登録情報11aのうち(即ち、「鈴木」,「森」を除いた登録情報11aに対して)、時間情報のみに基づいて、登録情報11aの検索が繰り返される。
【0091】
而して、月曜日午後5時という時間情報のみに基づいて検索がなされた結果、当該時間情報に合致する時間条件11a4を有している登録情報11aとして、「B株式会社」及び「時刻表リンク」が抽出されて、「B株式会社」及び「時刻表リンク」の宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に順次表示される。
【0092】
更に、ユーザにより、表示を所望する登録情報11aではないとして、次候補表示を要求する操作がなされた場合には、図3に示すフローチャートにおけるステップS18以降の動作に移行して、登録情報格納領域11Aのメモリ番号の最若番側即ち検索開始位置側に戻り、時間条件11a4と位置条件11a5との双方の条件のみならず、時間条件11a4のみにも合致していない登録情報11aのうち(即ち、「鈴木」,「森」,「B株式会社」,「時刻表リンク」を除いた登録情報11aに対して)、位置情報のみに基づいて、登録情報11aの検索が繰り返される。
【0093】
而して、「自宅」という位置情報のみに基づいて、検索がなされた結果、当該位置情報に合致する位置条件11a5を有している宛先情報11a1として、「田中」及び「NEWSサイト」が順次抽出されて、それぞれの宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に順次表示されていくこととなる。
なお、ここに、「NEWSサイト」の位置条件11a5にある「路線」とは、自宅からの会社までの通勤路線にあるすべての位置情報を示すものであり、自宅も位置条件11a5に含まれているものとしている。
【0094】
ここでも、まだ、ユーザにより、表示を所望する登録情報11aではないとして、次候補表示を要求する操作がなされた場合にあっては、図3に示すフローチャートにおける最後の検索動作であるステップS25以降の動作に移行して、登録情報格納領域11Aのメモリ番号の最初に戻り、前述のいずれの検索でも検索されなかった登録情報11aがメモリ番号順即ち検索順に、順次、表示部15に表示されることになるが、図4における例の場合には、まだ表示されていない残りの登録情報は、「A株式会社」のみであり、「A株式会社」の宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、最後に表示される。
【0095】
ここで、例えば、図2及び図3のフローチャートに示す時間情報のみに基づく検索動作(即ち、図2のステップS11乃至S17)と、位置情報のみに基づく検索動作(即ち、図3のステップS18乃至S24)との両者の検索順序を入れ替えた場合にあっては、図7に示す「B株式会社」,「時刻表リンク」と「田中」,「NEWSサイト」の2つの表示順序が入れ替えられ、「自宅」から発信する機会が多い友人関係の登録情報11aを、優先的に表示させるようにすることも可能となる。
【0096】
次に、月曜日の午後5時に、駅で、宛先番号情報表示を起動した場合にあっては、図8に示すごとき表示順に従って、登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2との表示がなされる。
ここに、図8は、図4に示す登録情報に関して、月曜日午後5時に、駅で、登録情報11aの検索がなされた場合における本発明に係る表示順序を例示する概念図である。
【0097】
即ち、まず、時間条件11a4と位置条件11a5との双方の条件が同時に満たされる登録情報11aとして、「鈴木」,「B株式会社」,「時刻表リンク」,「森」が順次抽出され、しかる後に、時間条件11a4のみが合致している登録情報11aが存在していないため、次の条件である位置条件11a5のみが合致している登録情報11aの検索がなされて、該位置条件11a5のみに合致する宛先情報11a1として、「A株式会社」,「田中」,「NEWSサイト」の順に抽出されて、表示されることとなる。なお、最後の何れの条件にも合致しない場合については、図4の例においては、存在しないこととなる。
【0098】
而して、現在位置を示す位置情報として、駅周辺に居る場合においては、使用される可能性が高い「時刻表リンク」の表示順位が、より上位に位置付けられる結果となる。
また、例えば、「NEWSサイト」のごとく、通勤時間帯における交通機関の利用の際に検索参照する登録情報11aを更に優先的に表示させたい場合には、「鈴木」,「田中」,「森」のような友人については、「××以外」の否定論理による位置条件の設定として、更に、例えば、「駅以外」も追加登録することとすれば、「鈴木」,「田中」,「森」の友人の登録情報よりも優先して、「NEWSサイト」の登録情報を表示させることも可能である。
【0099】
また、宛先番号情報表示を起動する際に、更に迅速にユーザが所望する登録情報11aが表示されるように、登録情報格納領域11Aにおける格納順序を編集し直すことも可能である。即ち、登録情報格納領域11Aへ格納された順番に登録情報の検索がなされることに限ることなく、ユーザからの直接的な登録情報領格納域11Aに対する入れ替え編集指示がなされた場合、あるいは、予め設定されている編集条件が満たされた場合などにおいて、登録情報領格納域11Aにおける登録情報11aの格納位置を並べ替える編集動作を行なうことも可能としている。
【0100】
例えば、ユーザからの直接的な登録情報領格納域11Aに対する入れ替え編集指示がなされた場合にあっては、ユーザが、操作部13を介して、登録情報格納領域11Aにおける各登録情報11aの格納位置として、現在の格納位置と並べ替えられる移動先の格納位置との両者の位置を、直接指定することにより、並べ替え編集動作がなされるものである。
【0101】
また、予め設定されている編集条件が満たされた場合の編集動作にあっては、次に示すごとき2つの編集方法が備えられている。
即ち、まず、第1の編集方法としては、登録情報11aの格納順序の並べ替えを行なう編集動作が起動される編集起動条件として、当該携帯電話機1の特定の所在位置及び/又は特定の時間を示す編集位置条件及び/又は編集時間条件が、予め設定されるようにするものである。
而して、予め設定されている特定の所在位置及び/又は特定の時間(即ち、登録情報11aの編集を行なうための特定の編集位置条件及び/又は特定の編集時間条件)が満足される状態に至った場合には、自動的に、登録情報11aの格納順序を編集し直す動作を開始させんとするものである。
【0102】
即ち、位置情報取得手段17及び/又は時間情報取得手段16により取得された位置情報及び/又は時間情報を制御部14において常時監視していて、予め設定されている特定の前記編集位置条件及び/又は特定の前記編集時間条件に合致した際には、前述の図2及び図3に示すステップS5乃至S31に示す動作と類似の動作が実行されて、登録情報格納領域11Aにおける登録情報11aの並べ替え動作(即ち、編集動作)を実行させることが可能となる。
【0103】
換言すれば、現在の所在位置及び/又は現在の時間が前記編集位置条件及び/又は前記編集時間条件に合致した際に、図2及び図3に示すステップS7,S14,S21、及び、S28の各ステップにおける表示部15への表示動作の代わりに、登録情報格納領域11Aへの登録情報11aの登録格納動作を実行させるものであり、かかる登録格納動作が実施された後においては、前記編集位置条件及び/又は前記編集時間条件に合致する位置条件11a5及び/又は時間条件11a4を有する登録情報11aが優先されて、メモリ番号が若番側に振り直されて、登録情報格納領域11Aの先頭側即ち検索開始位置側に、順番に並べ替えられて、格納し直される並べ替え編集動作が実施されることとなる。
【0104】
ここで、例えば、前記編集位置条件として「A駅」と予め設定されていた場合にあっては、一度、ユーザが、「A駅」周辺に所在した際に、登録情報11aの並べ替えがなされて、位置条件11a5として「A駅」周辺が設定されている登録情報11aが優先的に先行して検索される状態に編集処理がなされて、登録情報格納領域11Aに格納し直されているので、しかる後に、ユーザが「A駅」周辺に存在している間は、登録情報11aの表示順序として、「A駅」周辺にある登録情報11aが直ちに検索されて、優先的に表示される状態に設定されていることとなり、所望の登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2との表示動作の更なる高速化を図ることが可能となる。
【0105】
また、第2の編集方法としては、前記編集位置条件及び/又は前記編集時間条件として、予め設定されている特定の位置及び/又は特定の時間(即ち、前記編集位置条件及び/又は前記編集時間条件)を用いる代わりに、ユーザが操作部13により編集開始の指示した際に、位置情報取得手段17及び/又は時間情報取得手段16から得られる位置情報及び/又は時間情報を用いることとするものである。
【0106】
即ち、かかる編集方法にあっては、登録情報格納領域11Aに格納されている登録情報11aの格納順序の並べ替えを行なう編集動作の開始指示が、操作部13を介して、ユーザによりなされた際に、位置情報取得手段17及び/又は時間情報取得手段16により取得された位置情報および/又は時間情報に合致する位置条件11a5及び/又は時間条件11a4を有する登録情報11aが優先されて、登録情報格納領域11Aのメモリ番号の若番側即ち検索開始位置側に、順番に並べ替えられて、格納され直す並べ替え動作が実施されることとなる。
【0107】
【発明の効果】
以上に説明したごとく、本発明に係る通信端末、宛先情報表示方法及びプログラム記録媒体によれば、次のごとき作用効果を得ることができる。
即ち、本発明によれば、ユーザが現在居る位置及び/又は現在の時間という条件下において、最も優先的に表示すべきと想定される接続先を示す宛先情報と宛先番号情報とを、優先的に検索させて、表示させることが可能であり、所望の宛先番号情報の検索表示を高速化させることが実現され、もって、ユーザの発信操作の簡便化を図ることが可能となる。
【0108】
更に、本発明によれば、宛先番号情報などを登録している登録情報の格納順序を、ユーザが指定する状態に編集し直す(並べ替える)ことも容易に実現することができ、ユーザが所望する宛先番号情報を更に迅速に表示させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通信端末として携帯電話機の構成の一例を示すブロック構成図である。
【図2】本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通信端末に関する動作の前半部の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通信端末に関する動作について図2に続く残りの後半部の一例を示すフローチャートである。
【図4】登録情報として、登録情報格納領域に登録されている各種情報に関する登録形式の一例を示すメモリ構成図である。
【図5】図4に示す登録情報に関して、発信回数のみを用いて、宛先情報と宛先番号情報とを表示する場合の表示順序を例示している概念図である。
【図6】図4に示す登録情報に関して、現在時刻である時間情報に基づいて、宛先情報と宛先番号情報とを表示する場合の表示順序を例示している概念図である。
【図7】図4に示す登録情報に関して、月曜日午後5時に、自宅で、登録情報の検索がなされた場合における本発明に係る表示順序を例示する概念図である。
【図8】図4に示す登録情報に関して、月曜日午後5時に、駅で、登録情報の検索がなされた場合における本発明に係る表示順序を例示する概念図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機、11…記憶手段、11A…登録情報格納領域、11a…登録情報、11a1…宛先情報、11a2…宛先番号情報、11a3…発信回数情報、11a4…時間条件、11a5…位置条件、11a6…条件関係、11B…表示可能情報格納領域、11b1…表示可能情報1、11b2…表示可能情報2、12…送受信部、13…操作部、14…制御部、14a…時間情報比較手段、14b…位置情報比較手段、15…表示部、16…時間情報取得手段、17…位置情報取得手段。

Claims (6)

  1. 発信する可能性の高い宛先情報を優先的に表示する通信端末において、接続先の宛先毎に、宛先情報と、該宛先情報の優先度を高くして表示すべき、位置条件、時間条件、および、前記時間条件と前記位置条件のいずれかまたは両方で比較するかを示す条件関係とが登録されている登録情報格納手段と、当該通信端末の現在の所在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、現在の時間を示す時間情報を取得する時間情報取得手段と、前記位置情報と前記時間情報を取得し、前記登録情報格納手段を参照して、前記条件関係が両方のときには、取得した前記位置情報および前記時間情報と前記位置条件および前記時間条件の両方をそれぞれ比較し、一方、前記条件関係が片方のときには、取得した前記位置情報または前記時間情報と前記位置条件または前記時間条件のいずれか指定された片方で比較して、条件に合致する宛先情報を取得する比較手段と、前記比較手段で合致した宛先情報、次に、前記比較手段で合致しなかった宛先情報のうち、前記位置条件と前記時間条件のいずれか片方の条件を満たす宛先情報の順に表示する表示手段と、を備えることを特徴とする通信端末。
  2. 請求項1に記載の通信端末において、前記表示手段は、前記比較手段でいずれの条件にも合致しなかった宛先に対しては、前記登録情報格納手段に格納されている順で、前記宛先情報を表示することを特徴とする通信端末。
  3. 請求項1または2に記載の通信端末において、前記登録情報格納手段に登録されている前記宛先情報は、電話宛先情報と電話番号、FAX宛先情報とFAX番号、インタネットのWebサイト情報とURL、電子メール宛先情報と電子メールアドレス、および、当該通信端末に記憶格納されているリンク名情報とリンク情報、のいずれかあるいは任意の組み合わせを有していることを特徴とする通信端末。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の通信端末において、当該通信端末の特定の所在位置を示す編集位置条件および/または特定の時間を示す編集時間条件を予め設定しておき、前記位置情報取得手段および/または前記時間情報取得手段により取得された前記位置情報および/または前記時間情報が、前記編集位置条件および/または前記編集時間条件と合致した前記宛先を優先して、前記登録情報格納手段内の検索開始位置側に格納し直す並べ替え編集動作を自動的に実施する編集手段を備えることを特徴とする通信端末。
  5. 発信する可能性の高い宛先情報を優先的に表示する通信端末の宛先情報表示方法において、接続先の宛先毎に、宛先情報と、該宛先情報の優先度を高くして表示すべき、位置条件、時間条件、および、前記時間条件と前記位置条件のいずれかまたは両方で比較するかを示す条件関係とが登録情報格納手段に登録されており、当該通信端末の現在の所在位置を示す位置情報と現在の時間を示す時間情報とを取得し、前記登録情報格納手段を参照して、前記条件関係が両方のときには、取得した前記位置情報および前記時間情報と前記位置条件および前記時間条件の両方をそれぞれ比較し、一方、前記条件関係が片方のときには、取得した前記位置情報または前記時間情報と前記位置条件または前記時間条件のいずれか指定された片方で比較して、条件に合致する宛先情報を取得し、前記合致した宛先情報、次に、前記合致しなかった宛先情報のうち、前記位置条件と前記時間条件のいずれか片方の条件を満たす宛先情報の順に表示することを特徴とする通信端末の宛先情報表示方法。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の通信端末の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取り可能なプログラム記録媒体。
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