JP2003110686A - 宛先番号情報表示方法及び該宛先番号情報表示方法を用いた通信端末とプログラム記録媒体 - Google Patents

宛先番号情報表示方法及び該宛先番号情報表示方法を用いた通信端末とプログラム記録媒体

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JP2003110686A
JP2003110686A JP2001306386A JP2001306386A JP2003110686A JP 2003110686 A JP2003110686 A JP 2003110686A JP 2001306386 A JP2001306386 A JP 2001306386A JP 2001306386 A JP2001306386 A JP 2001306386A JP 2003110686 A JP2003110686 A JP 2003110686A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宛先番号情報表示方法として、発信する現在
位置及び/又は現在時間に応じて発信の可能性が高い宛
先番号を優先して表示させる。 【解決手段】 接続先の宛先情報毎に、該宛先情報の宛
先番号情報と発信の可能性が高い時間帯及び所在位置を
それぞれ示す時間条件及び位置条件と両者の条件の関係
を示す条件関係とを含む登録情報11aを記憶する記憶
手段11と現在時刻を示す時間情報を取得する時間情報
取得手段16と現在位置を示す位置情報を取得する位置
情報取得手段17とを備え、ユーザから宛先番号情報の
表示部15への表示要求がなされた際に時間情報取得手
段16及び/又は位置情報取得手段17で取得された前
記時間情報及び/又は前記位置情報に合致する前記時間
条件及び/又は前記位置条件を登録情報11aの中から
検索し、合致する前記時間条件及び/又は前記位置条件
を有する登録情報の宛先番号情報を優先的に表示部15
に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宛先番号情報表示
方法及び該宛先番号情報表示方法を用いた通信端末及び
プログラム記録媒体に関し、特に、携帯電話機、PHS
電話機あるいは携帯情報端末PDA等を含む移動可能な
携帯型の通信端末における接続先の電話番号・FAX番
号,URLアドレス,電子メールアドレス,当該通信端
末内に格納されている表示可能情報の格納領域へのリン
ク情報などを含む宛先番号情報を登録表示する方法及び
該方法を用いた通信端末及びプログラム記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子電話帳を有する電話機におい
ては、あらかじめ電話番号を本体の電子電話帳に格納し
た状態で電子電話帳機能を起動すると、登録されている
電話番号が順番に表示され、表示された電話番号の中か
ら、発信したい接続先(宛先)の電話番号を選択するこ
とにより、発信操作を簡単にしている。
【0003】例えば、特開2000−358094号公
報「電子電話帳自動並べ替えシステム及び方法」及び特開
平7−182372号公報「データバンク装置」によれ
ば、発信回数を曜日・時間帯に応じてカウントし、発信
頻度が多い順に、頻繁に利用される電話番号を優先的に
表示することができるようにする技術が開示されてい
る。而して、ユーザは、電話番号検索操作を短時間で行
なうことができる。
【0004】また、特開平10−294967号公報
「情報提供システム及び情報提供処理プログラムを記録
した記録媒体」に開示されている技術のごとく、携帯情
報端末において、基地局に位置登録がなされる際に、該
基地局から送信されてくる当該サービスエリアに対応す
る電話番号データなどの中から位置情報を取得し、現在
地周辺の知人の電話番号を抽出して表示する技術や、特
開平11−285053号公報「無線通信システム、情
報検索サーバ及び移動無線通信端末」に開示されている
技術のように、移動無線通信端末の端末IDに基づいて
位置情報を取得して、取得された位置情報をサーバに送
信することにより、サーバから現在位置に応じたサービ
スの提供を受けるという技術も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術のように、曜日・時間帯毎の使用頻度を基準
に、発信頻度により、電子電話帳の表示を行なうだけで
あれば、たとえば、平日に休みを取って自宅に居る場合
であっても、業務上の取引先の電話番号が優先的に表示
されてしまい、友人の電話番号の検索に時間を要し、発
信操作に時間がかかるという問題がある。
【0006】また、位置情報を利用して、サーバから情
報を取得する技術を用いることとすれば、位置情報に応
じた電話番号を受信することは可能ではあるが、電話番
号情報など通信端末内に記憶されている各種の情報を、
あらかじめサーバに登録しておくことが必要であり、新
たに電話番号情報を追加・変更する都度、サーバとのや
り取りを頻繁に繰り返すことが必要になるとの問題も存
在している。
【0007】本発明は、かかる状況に鑑みてなされたも
のであり、携帯電話機やPHS電話機あるいは携帯情報
端末等の携帯用の通信端末に代表されるような各種の通
信端末において、現在の所在場所に示す位置情報や現在
の時間を示す時間情報に応じて、電話番号・FAX番
号,URLや電子メールアドレス、あるいは、当該通信
端末内に記憶格納されている表示可能情報へのリンク情
報などの各種の宛先番号情報を含む登録情報を表示させ
る順序を変更し、最も通信あるいはアクセスの可能性が
高い順に、優先的に、該宛先番号情報を含む登録情報を
表示させることを可能とすることにより、ユーザにとっ
て、より使い勝手が良い宛先番号情報の表示方法及び該
表示方法を用いた通信端末及びプログラム記録媒体を提
供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するための手段を提供するものであり、各発明は、
以下のごとき技術手段から構成されている。
【0009】第1の発明は、接続先の宛先情報毎に少な
くとも宛先番号情報を登録情報として登録する登録情報
格納領域を有する記憶手段を有し、発信の際に、前記登
録情報格納領域を検索して接続先の前記宛先番号情報を
表示させることができる通信端末の宛先番号表示方法に
おいて、前記登録情報毎に、少なくとも当該通信端末が
発信する可能性が高い所在位置を示す位置条件を、前記
登録情報格納領域に記憶させ、かつ、当該通信端末の現
在の位置を示す位置情報を位置情報取得手段により取得
させて、該位置情報取得手段により取得された前記位置
情報と前記登録情報格納領域に記憶されている前記位置
条件とを比較照合し、前記位置情報と合致する前記位置
条件を有する前記登録情報の少なくとも前記宛先情報と
前記宛先番号情報とを優先的に表示せしめる宛先番号情
報表示方法とすることを特徴とするものである。
【0010】第2の発明は、接続先の宛先情報毎に少な
くとも宛先番号情報を登録情報として登録する登録情報
格納領域を有する記憶手段を有し、発信の際に、前記登
録情報格納領域を検索して接続先の前記宛先番号情報を
表示させることができる通信端末の宛先番号表示方法に
おいて、前記登録情報毎に、少なくとも当該通信端末が
発信する可能性が高い時間帯を示す時間条件を、前記登
録情報格納領域に記憶させ、かつ、現在の時間を示す時
間情報を、リアルタイムクロックに基づいた時間情報取
得手段により取得させて、該時間情報取得手段により取
得された前記時間情報と前記登録情報格納領域に記憶さ
れている前記時間条件とを比較照合し、前記時間情報と
合致する前記時間条件を有する前記登録情報の少なくと
も前記宛先情報と前記宛先番号情報とを優先的に表示せ
しめる宛先番号情報表示方法とすることを特徴とするも
のである。
【0011】第3の発明は、前記第1の発明に記載の宛
先番号情報表示方法において、更に、前記登録情報毎
に、少なくとも当該通信端末が発信する可能性が高い時
間帯を示す時間条件を、前記登録情報格納領域に記憶さ
せ、かつ、現在の時間を示す時間情報を時間情報取得手
段により取得させて、取得された前記位置情報及び/又
は前記時間情報と前記登録情報格納領域に記憶されてい
る前記位置条件及び/又は前記時間条件とをそれぞれ比
較照合し、前記位置情報及び/又は前記時間情報と合致
する前記位置条件及び/又は前記時間条件を有する前記
登録情報の少なくとも前記宛先情報と前記宛先番号情報
とを優先的に表示せしめる宛先番号情報表示方法とする
ことを特徴とするものである。
【0012】第4の発明は、前記第3の発明に記載の宛
先番号情報表示方法において、取得された前記位置情報
及び/又は前記時間情報と前記登録情報格納領域に記憶
されている前記位置条件及び/又は前記時間条件とをそ
れぞれ比較照合させる際に、前記位置条件と前記時間条
件とが、それぞれ前記位置情報と前記時間情報とに、共
に合致していること、あるいは、いずれか一方のみでも
合致していることのいずれかを指定して比較照合させる
条件関係を示す情報が、前記登録情報格納領域の前記登
録情報毎に備えられている宛先番号情報表示方法とする
ことを特徴とするものである。
【0013】第5の発明は、前記第1乃至第4の発明の
いずれかに記載の宛先番号情報表示方法において、前記
登録情報格納領域に登録されている前記登録情報の宛先
情報として、少なくとも電話宛先情報及び/又はFAX
宛先情報を有し、かつ、前記宛先番号情報として、前記
電話宛先情報に対応する電話番号及び/又は前記FAX
宛先情報に対応するFAX番号を有している宛先番号情
報表示方法とすることを特徴とするものである。
【0014】第6の発明は、前記第1乃至第5の発明の
いずれかに記載の宛先番号情報表示方法において、前記
登録情報格納領域に登録されている前記登録情報の宛先
情報として、少なくともインタネットのWebサイト情
報及び/又は電子メール宛先情報を有し、かつ、前記宛
先番号情報として、前記Webサイト情報へのアクセス
を可能とするURL(Unique Resource
Locators)及び/又は前記電子メール宛先情
報のアドレスを示す電子メールアドレスを有している宛
先番号情報表示方法とすることを特徴とするものであ
る。
【0015】第7の発明は、前記第1乃至第6の発明の
いずれかに記載の宛先番号情報表示方法において、前記
登録情報格納領域に登録されている前記登録情報の宛先
情報として、少なくとも当該通信端末の記憶手段に記憶
格納されていて、当該通信端末に備えられている表示手
段に対する表示が可能な表示可能情報へのリンク名情報
を有し、かつ、前記宛先番号情報として、前記表示可能
情報の格納領域へのリンク情報を有している宛先番号情
報表示方法とすることを特徴とするものである。
【0016】第8の発明は、前記第1乃至第7の発明の
いずれかに記載の宛先番号情報表示方法において、前記
登録情報格納領域に格納されている前記登録情報の格納
順序の並べ替えを行なう編集動作が起動される編集起動
条件として、当該通信端末の特定の所在位置を示す編集
位置条件及び/又は特定の時間を示す編集時間条件を予
め設定させることにより、前記位置情報取得手段及び/
又は前記時間情報取得手段により取得された前記位置情
報及び/又は前記時間情報が、前記編集位置条件及び/
又は前記編集時間条件に合致した際に、前記編集位置条
件及び/又は編集時間条件に合致する前記位置条件及び
/又は前記時間条件を有する前記登録情報を優先して、
前記登録情報格納領域内の検索開始位置側に格納し直す
並べ替え編集動作が自動的に実施される宛先番号情報表
示方法とすることを特徴とするものである。
【0017】第9の発明は、前記第1乃至第8の発明の
いずれかに記載の宛先番号情報表示方法において、ユー
ザにより、前記登録情報格納領域に格納されている前記
登録情報の格納順序の並べ替えを行なう編集動作の起動
指示がなされた際に、前記位置情報取得手段及び/又は
前記時間情報取得手段により取得された前記位置情報及
び/又は前記時間情報に合致する前記位置条件及び/又
は前記時間条件を有する前記登録情報を優先して、前記
登録情報格納領域内の検索開始位置側に格納し直す並べ
替え編集動作が実施される宛先番号情報表示方法とする
ことを特徴とするものである。
【0018】第10の発明は、前記第1乃至第9の発明
のいずれかに記載の宛先番号情報表示方法において、前
記登録情報格納領域に格納されている前記登録情報を検
索して、接続先の前記宛先番号情報を表示せんとする際
に、前記位置情報取得手段及び/又は前記時間情報取得
手段により取得された前記位置情報及び/又は前記時間
情報と合致する前記位置条件及び/又は前記時間条件を
有する前記登録情報が存在していない場合にあっては、
前記登録情報格納領域の検索開始位置側に格納されてい
る前記登録情報を優先して、該登録情報の少なくとも前
記宛先情報と前記宛先番号情報とを表示せしめる宛先番
号情報表示方法とすることを特徴とするものである。
【0019】第11の発明は、登録情報として、接続先
の宛先情報毎に少なくとも宛先番号情報と当該通信端末
が発信する可能性が高い所在位置を示す位置条件及び/
又は発信する可能性が高い時間帯を示す時間条件とを登
録することができる登録情報格納領域を有する記憶手段
を備え、発信の際に、前記登録情報格納領域を検索して
接続先の前記宛先番号情報を表示させることができる通
信端末において、当該通信端末の現在の所在位置を示す
位置情報及び/又は現在の時間を示す時間情報を取得す
ることができる位置情報取得手段及び/又は時間情報取
得手段を備え、更に、前記位置情報取得手段及び/又は
前記時間情報取得手段により取得された前記位置情報及
び/又は前記時間情報と、前記登録情報格納領域に記憶
されている前記位置条件及び/又は前記時間条件とを比
較照合し、前記位置情報及び/又は前記時間情報と合致
する前記位置条件及び/又は前記時間条件を有する前記
宛先情報の少なくとも前記宛先情報と前記宛先番号情報
とを優先的に表示せしめることを可能とする位置情報比
較手段及び/又は時間情報比較手段を備えている通信端
末とすることを特徴とするものである。
【0020】第12の発明は、前記第1乃至第10の発
明のいずれかに記載の宛先番号情報表示方法を、コンピ
ュータに実施させるためのプログラムとして記録させて
いるコンピュータ読取り可能なプログラム記録媒体とす
ることを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係る宛先番号情報表示方
法及び該宛先番号情報表示方法を用いた通信端末及びプ
ログラム記録媒体に関する実施形態の一例を、以下図面
を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態の説明
においては、本発明に係る宛先番号情報表示方法を実現
する通信端末の一例として、携帯電話機を例に取って説
明することとする。また、本発明に係る前記プログラム
記録媒体とは、以下に詳細に説明する本発明に係る宛先
番号情報表示方法をコンピュータにより実施させるため
のプログラムとして記録されているコンピュータ読取り
が可能なプログラム記録媒体のことであり、例えば、C
D−ROMやフレキシブルディスクFDなどから構成さ
れているものである。
【0022】図1は、本発明に係る宛先番号情報表示方
法を用いた通信端末として携帯電話機の構成の一例を示
すブロック構成図である。図1において、携帯電話機1
に搭載されている記憶手段11には、接続先となる宛先
情報に関する各種の情報を、宛先情報毎に登録情報11
aとして登録するための格納領域である登録情報格納領
域11Aと、当該携帯電話機1の表示部15に表示可能
な各種情報が格納されている格納領域を示す表示可能情
報格納領域11Bとが備えられている。
【0023】登録情報格納領域11Aに宛先情報毎に登
録される登録情報11aは、宛先となる接続相手を示す
氏名情報や会社名情報やWebサイト名情報や電子メー
ルアカウント情報(即ち、電子メール宛先情報)や、あ
るいは、当該記憶手段11に格納されている時刻表や住
所録などの表示可能情報へのリンク名情報などからなる
宛先情報11a1,かかる宛先情報11a1それぞれに対
する選択番号となる電話番号情報やFAX番号情報やU
RL情報や電子メールアドレス情報や、あるいは、前記
表示可能情報の格納領域へのリンク情報などからなる宛
先番号情報11a2,各宛先情報11a1に対する単位期
間当たりの発信回数を示す発信回数情報11a3、など
の情報を有している。
【0024】更には、登録情報11aは、ユーザが宛先
の検索を行なう際に、検索条件とする情報も合わせて有
している。即ち、現在の時間(曜日や時刻)と比較照合
するために予め登録されている曜日条件や時刻条件など
の時間識別情報からなる時間条件11a4,現在の所在
位置(場所)と比較照合するために予め登録されている
自宅や会社や交通施設(駅・路線)などの位置識別情報
からなる位置条件11a5、更には、前記時間条件11
4と前記位置条件11a5との組み合わせ条件(即ち、
両者の条件が同時に成立する必要があるか、あるいは、
いずれか一方の条件のみが成立すればよいか、のいずれ
かの条件)を指定する条件関係11a6、などの情報を
有している。
【0025】また、表示可能情報格納領域11Bには、
表示部15に表示することが可能な、各種の表示可能情
報、例えば、時刻表や住所録などに関し、表示可能情報
111b1,表示可能情報2 11b2,…として格納さ
れていて、前記登録情報11aの宛先番号情報11a2
にある前記格納領域へのリンク情報により指定されて読
み出されるように構成されている。
【0026】制御部14は、操作部13より入力された
ユーザからの指示情報に応じて、記憶手段11に記憶さ
れている氏名情報などの宛先情報11a1や電話番号情
報などの宛先番号情報11a2などからなる登録情報1
1aを、表示部15に表示して、ユーザからの指示に基
づいて選択指定された宛先番号情報を用いて、送受信部
12を駆動して、発信処理を行なう。
【0027】また、制御部14には、時間情報取得手段
16により取得された現在の時間(即ち、曜日及び時
刻)に基づいて、記憶手段11の登録情報格納領域11
Aに格納されている各登録情報11aの時間条件11a
4と比較照合し、合致している登録情報11aに関する
宛先情報11a1や宛先番号情報11a2を表示部15
に、順次表示させる時間情報比較手段14aと、位置情
報取得手段17により取得された現在の当該携帯電話機
1の所在位置(即ち、場所)に基づいて、記憶手段11
の登録情報格納領域11Aに格納されている各登録情報
11aの位置条件11a5と比較照合し、合致している
登録情報11aに関する宛先情報11a1や宛先番号情
報11a2を表示部15に、順次表示させる位置情報比
較手段14bとを備えている。
【0028】時間情報取得手段16は、リアルタイムク
ロックなどから構成されており、時間情報取得手段16
により、前述のごとく、現在の時刻や曜日などを示す時
計情報を取得することが可能とされている。更に、位置
情報取得手段17は、GPS(Global Posi
tioning System)信号受信装置などから
構成されており、位置情報取得手段17により、現在の
当該携帯電話機1の所在位置を示す位置情報を取得する
ことが可能とされている。
【0029】次に、記憶手段11の登録情報格納領域1
1Aに記憶格納されている登録情報11aの登録形式に
ついて、図4を用いて詳細に説明する。ここに、図4
は、登録情報11aとして、登録情報格納領域11Aに
登録されている各種情報に関する登録形式の一例を示す
メモリ構成図である。
【0030】即ち、登録情報11aとしては、前述した
ごとく、登録された順番を示すメモリ番号に対応する各
接続先(各宛先)毎に、それぞれ、氏名情報などの宛先
情報11a1,選択番号などの宛先番号情報11a2,単
位期間当たりの発信回数情報11a3,発信の可能性が
高い時間帯に関する条件を示す時間条件11a4,発信
の可能性が高い所在位置に関する条件を示す位置条件1
1a5、及び、前記時間条件11a4と前記位置条件11
5との組み合わせ条件を指定する条件関係11a6、が
登録記憶されている。
【0031】なお、メモリ番号は、各登録情報11aが
登録格納される登録格納順序を示す番号であると同時
に、各登録情報11aの検索順序を示す番号でもあり、
最若番のメモリ番号1が、登録情報格納領域11Aにお
ける登録開始位置であると同時に検索開始位置でもあ
る。
【0032】ここで、時間条件11a4とは、曜日条件
と時刻条件とから構成されていて、前述のごとく、ユー
ザにとって当該登録情報に対応して登録されている宛先
情報(即ち、接続先)に対して発信する可能性が高い時
間帯(即ち、ユーザが発信する際に、表示させる優先度
を高く設定すべき登録情報となる時間帯)を指定してい
るものである。即ち、曜日条件としては、発信の可能性
が高くなる曜日として、特定曜日あるいは毎日を含む複
数の曜日を指定したり、全く指定をしないことも可能で
ある。また、時刻条件としては、発信の可能性が高くな
る時間帯として、前記曜日条件により指定されている1
日の中の開始時刻と終了時刻とのそれぞれの境界時刻を
指定したり、1日中を指定したり、あるいは、全く指定
をしないことも可能である。
【0033】また、位置条件11a5とは、ユーザにと
って当該登録情報に対応して登録されている宛先情報
(即ち、接続先)に対して発信する可能性が高い所在位
置(即ち、ユーザが発信する際に、表示させる優先度を
高く設定すべき登録情報となる所在位置)を指定してい
るものである。即ち、ユーザが実際に発信した所在位置
(場所)を登録したり、あるいは、発信の可能性が高く
なるとユーザが判断している所在位置(場所)を登録す
るものであり、GPS信号受信装置等からなる位置情報
取得手段17により取得される位置情報と照合すること
が可能な形式で登録されているものである。即ち、例え
ば、GPS地図上の地図情報に基づいて、該当している
所在位置(場所)を登録しているものである。
【0034】かかる位置条件11a5は、例えば、図3
に示すように、自宅の位置を示す情報や、勤務先の会社
や取引先の特定の会社などに関する所在位置を示す情報
や、特定の駅や通勤経路に関する路線位置などを示す情
報からなっており、更には、「××以外」のように、特
定の場所を含まないその他の場所のごとき否定論理によ
っても指定することができるし、所在位置(場所)を特
定しないようにすることもできる。
【0035】更に、条件関係11a6とは、位置条件1
1a5と時間条件11a4との両者の関係を示すものであ
り、位置条件11a5と時間条件11a4との両者の条件
を同時に満たす必要があるか、あるいは、いずれか一方
の条件のみを満たせば良いかのいずれかを(即ち、位置
情報取得手段17及び/又は時間情報取得手段16によ
り取得された前記位置情報及び/又は前記時間情報と位
置条件11a5及び/又は時間条件11a4とを比較照合
する際に、位置条件と時間条件との両者がそれぞれ前記
位置情報と前記時間情報とに合致していること、あるい
は、いずれか一方のみでも合致していることのいずれか
を)、それぞれ、「かつ」あるいは「または」の表示に
より指定しているものである。
【0036】また、宛先番号情報11a2としては、電
話番号情報やFAX番号情報のごとき通信回線網に対す
る接続用選択番号を示す情報以外に、インタネットに所
在するWebサイトにアクセスするためのURL(Un
ique ResourceLocators)情報
や、あるいは、電子メールを送信するための電子メール
アドレス情報も有しており、Webブラウザや電子メー
ルソフトを起動して、簡単に所望の情報を索引したり、
所望の送信先に情報を送信したりすることが可能であ
る。
【0037】更には、表示部15に表示可能な情報(即
ち、表示可能情報1 11b1,表示可能情報2 11
2,…など)として、図1に示すように、当該携帯電
話機1の記憶手段11内の表示可能情報格納領域11B
に各種の情報(例えば、時刻表や住所録など)が格納さ
れている。
【0038】而して、宛先番号情報11a2としては、
かかる表示可能の情報(即ち、表示可能情報1 11b
1,表示可能情報2 11b2,…など)に対するリンク
情報(即ち、格納領域リンク情報)も含ませることを可
能としており、表示部15に表示させたい記憶手段11
内の各種情報も、発信操作における接続先となる宛先番
号情報の検索の場合と全く同様の操作により、簡単に検
索して表示させることが可能である。
【0039】次に、図4に示す具体的な登録情報11a
の登録例について、更に説明を補足する。宛先情報11
1欄に表示されている「鈴木」,「森」は、いわゆる
友人であり、勤務時間帯以外の主に夜間の時間帯におい
て、曜日を問わず、発信する機会が多い宛先である。従
って、「鈴木」,「森」の時間条件11a4としては、
曜日条件が「毎日」であり、時刻条件が夜間帯の「1
7:00−23:59」が登録される。また、「鈴
木」,「森」の位置条件11a5としては、勤務先の会
社以外のどの場所に居る場合においても発信する機会が
多い宛先であるとされて、一例として、「自社以外」が
登録されている。
【0040】更に、「鈴木」,「森」の条件関係11a
6としては、勤務先である会社から離れている状態であ
れば、どこに居ても、夜間帯の如何に関わらず、発信す
る機会が多いとすれば、前記時間条件11a4としての
「17:00−23:59」の夜間帯、あるいは、前記
位置条件11a5としての「自社以外」のいずれか一方
でも満足すれば、発信する機会が多いものとして、「ま
たは」が登録される。
【0041】また、友人でも、日曜日に連絡を取ること
が多い「田中」の場合は、位置条件11a5としては、
勤務先の会社以外即ち「自社以外」が登録され、また、
時間条件11a4の曜日条件としては、日曜日が登録さ
れ、時刻条件としては、1日中のいつでも良い場合とし
て、「0:00−23:59」が登録されると共に、条
件関係11a6としては、「日曜日」で、かつ、「自社
以外」の両者が同時に成立している場合に、発信の可能
性が高いものとして、「かつ」が登録される。
【0042】また、宛先情報11a1欄に表示されてい
る「A株式会社」,「B株式会社」は、会社の取引先を
示すものであり、時間条件11a4の曜日条件として
は、各会社毎の営業日(即ち、「A株式会社」の場合、
「火曜―土曜」,「B株式会社」の場合、「月曜―金
曜」)が登録され、時刻条件11a4としては、各会社
毎の営業時間帯(即ち、「A株式会社」の場合、「9:
00−16:59」,「B株式会社」の場合、「9:3
0−17:29」)が登録される。
【0043】また、「A株式会社」,「B株式会社」の
位置条件11a5としては、取引先の当該各会社に居た
場合は当然として、休みをとって自宅に居る場合であっ
ても、仕事上の取引先に発信する機会は極めて少なくな
る。従って、逆に、かかる2つの場合を除く他の場所に
いる場合に発信する機会が多いものとして、否定表現で
ある「××以外」(即ち、「A株式会社」の場合、「自
宅以外及びA株式会社以外」,「B株式会社」の場合、
「自宅以外及びB株式会社以外」)の場所が登録され
る。
【0044】更に、「A株式会社」,「B株式会社」の
条件関係11a6としては、前記時間条件11a4で指定
されている取引先の当該各会社の営業時間帯であること
と、前記位置条件11a5としての「××以外」に所在
していることとが、共に同時に満足する場合にのみ、発
信する機会が多くなるものであり、「かつ」が登録され
る。
【0045】また、宛先情報11a1欄に表示されてい
る「時刻表」に関しては、当該携帯電話機1の記憶手段
11内の表示可能情報格納領域11Bに、交通機関の
「時刻表」が格納されている場合を示している。「時刻
表」は、現在位置が前記交通機関の「駅」周辺である場
合においては、時間帯の如何に関わらず、いつでも検索
されることが多くなるものである。
【0046】かかる事態に備えて、当該携帯電話機1の
表示可能情報格納領域11B内には、例えば、表示可能
情報1 11b1として格納されている当該交通機関の
時刻表へのアクセスが可能な格納領域リンク情報(即
ち、宛先情報11a1としての「時刻表リンク」に対応
して、「時刻表格納領域へのリンク ××××」)を宛
先番号情報11a2として登録することとしている。
【0047】「時刻表」に関する時間条件11a4とし
ては、いかなる時間帯であっても、いつでも参照するこ
とがあり得るものであるとして、曜日条件,時刻条件
は、共に、時間指定がない旨を示す「指定なし」が、ま
た、位置条件11a5としては、「駅」周辺に関する情
報が登録される。更に、条件関係11a6としては、
「駅」周辺に居さえすれば、いかなる時間帯であって
も、との条件を示すために、「かつ」が登録される。
【0048】更に、インタネットのWebサイトへのア
クセスを可能とするURL情報も登録することが可能で
あり、例えば、ニュース情報を提供している「NEWS
サイト」を宛先情報11a1として登録する場合は、宛
先番号情報11a2として、該「NEWSサイト」のU
RLである「www.bb.bb.bb」が登録され
る。かかる「NEWSサイト」は、例えば、出勤途上で
検索参照される機会が多いものとして、時間条件11a
4としては、出勤日である「月曜―金曜」が曜日情報と
して登録され、出勤時間帯である「8:00−8:5
9」が時刻情報として登録される。また、位置条件11
5としては、自宅からの出勤途中の交通機関である
「駅,路線」周辺が登録されると共に、条件関係11a
6としては、出勤途中の交通機関の「駅,路線」周辺に
おいてのみ検索される場合が多いものとして、「かつ」
が登録されている。
【0049】次に、本発明に係る宛先番号情報表示方法
を用いた通信端末に関する動作について、図2及び図3
に示すフローチャートを用いて説明する。ここに、図2
は、本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通信端
末に関する動作の前半部の一例を示すフローチャートで
あり、図3は、本発明に係る宛先番号情報表示方法を用
いた通信端末に関する動作についての図2に続く残りの
後半部の一例を示すフローチャートである。
【0050】まず、ユーザが、操作部13を介して、通
信相手となる宛先番号情報を表示させるための要求を行
なうと(ステップS1のYES)、制御部14は、位置
情報取得手段17により現在位置を示す位置情報が取得
可能な状況にあるか否かを判定する(ステップS2)。
位置情報取得手段17により前記位置情報が取得可能な
状況にあると判定された場合にあっては(ステップS2
のYES)、位置情報取得手段17により現在位置を示
す前記位置情報が取得される(ステップS3)。一方、
前記位置情報が取得可能な状況になかった場合にあって
は(ステップS2のNO)、前記位置情報の取得がされ
なかった旨の情報を設定して、ステップS4に移行す
る。
【0051】次いで、時間情報取得手段16を用いて、
当日の曜日情報と現在時刻である時刻情報とからなる現
在時間を示す時間情報を取得する(ステップS4)。次
に、取得された前記時間情報と前記位置情報とに基づい
て、記憶手段11の登録情報格納領域11Aに登録され
ている登録情報11aの先頭のメモリ番号1から順次検
索するために、カウンタiを1に初期設定する(ステッ
プS5)。
【0052】メモリ番号iにある登録情報11aが有し
ている時間条件11a4と位置条件11a5とを取り出す
と共に、両者の条件の関係を示す条件関係11a6も取
り出す。而して、先に取得していた前記時間情報と前記
位置情報が、かかる条件即ち時間条件11a4,位置条
件11a5,条件関係11a6を満たしているか否かがチ
ェックされる(ステップS6)。条件に適合していると
判定されている場合にあっては(ステップS6のYE
S)、該条件に適合していると判定された前記登録情報
11aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2
とが、表示部15に表示される(ステップS7)。
【0053】一方、該条件には適合していないと判定さ
れている場合にあっては(ステップS6のNO)、ステ
ップS9に移って、次の登録情報11aに関する時間条
件11a4と位置条件11a5及び条件関係11a6を確
認するために、カウンタiを歩進させる動作に移行す
る。
【0054】該条件に適合しているメモリ番号iの登録
情報11aに関する宛先情報11a 1と宛先番号情報1
1a2とが、表示部15に表示された結果として、ユー
ザから、該登録情報11a以外の情報を更に検索して表
示させたいとして、操作部13を介して、次の候補の表
示を指示する旨の操作がなされている場合にあっては
(ステップS8のYES)、次候補表示を行なうため
に、カウンタiを歩進させて(ステップS9)、登録情
報11aの最大登録メモリ番号に到達しているか否かが
確認される(ステップS10)。最大登録メモリ番号に
到達していない場合であれば(ステップS10のN
O)、ステップS6に戻り、次の登録情報11aについ
ての検索に移行し、同様の操作が行なわれる。
【0055】即ち、記憶手段11に登録されている登録
情報11aについて、登録された順を示すメモリ番号順
に、順次読み出されて、時間条件11a4,位置条件1
1a5,条件関係11a6の各条件と、現在時間と現在位
置とを示す前記時間情報と前記位置情報とが比較照合さ
れるという動作が、ユーザから指示されている限り、登
録情報11aがなくなるまで繰り返される。
【0056】一方、ステップS8において、ユーザか
ら、操作部13を介して、次の候補の表示指示操作がな
されなかった場合にあっては(ステップS8のNO)、
表示部15に表示された宛先情報11a1及び宛先番号
情報11a2により、ユーザが発信操作を行なうことが
可能となっている状況に達していると判断されるので、
登録情報11aの検索動作を終了させる。
【0057】登録情報11aとして登録されている情報
に関して、登録情報格納領域11Aへ登録された順を示
すメモリ番号順に、順次読み出されて、時間条件11a
4,位置条件11a5,条件関係11a6の各条件と、現
在時間と現在位置とを示す前記時間情報と前記位置情報
とが比較照合される動作が、ユーザからの指示に基づい
て、登録情報11aがなくなるまで繰り返された場合に
あっては(ステップS10のYES)、次に、時間条件
11a4と位置条件11a5との両者の条件(厳密には、
更には条件関係11a6も含め)が同時には満足されて
いない登録情報11aの中で、時間条件11a4のみを
満たす登録情報11aが登録されている場合に、該登録
情報11aを表示せんとする動作に移行する。
【0058】即ち、まず、記憶手段11の登録情報格納
領域11Aに登録されている登録情報11aの先頭のメ
モリ番号1から順次検索するために、カウンタiを1に
初期設定する(ステップS11)。次いで、メモリ番号
iにある登録情報11aが有している時間条件11a4
と位置条件11a5と条件関係11a6とを取り出す。而
して、先に取得していた前記時間情報と前記位置情報
が、かかる条件即ち時間条件11a4,位置条件11
5,条件関係11a6を同時に満たしているか否かがチ
ェックされる(ステップS12)。
【0059】時間条件11a4と位置条件11a5との両
者の条件及び条件関係11a6が同時には満足していな
い登録情報11aが存在している場合(ステップS12
のNO)、次に、少なくとも時間条件11a4を満たす
登録情報11aであるか否かの確認がなされる(ステッ
プS13)。
【0060】時間条件11a4を満たす登録情報11a
であると判定された場合(ステップS13のYES)、
時間条件11a4を満たしている前記登録情報11aに
関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表
示部15に表示される(ステップS14)。一方、時間
条件11a4を満たしていないと判定されている場合に
あっては(ステップS13のNO)、ステップS16に
移って、次の登録情報11aの時間条件11a4を確認
するために、カウンタiを歩進させる動作に移行する。
【0061】時間条件11a4が適合しているメモリ番
号iの登録情報11aに関する宛先情報11a1と宛先
番号情報11a2とが、表示部15に表示された結果と
して、ユーザから、該登録情報11a以外の情報を更に
検索して表示させたいとして、操作部13を介して、次
の候補の表示を指示する旨の操作がなされている場合に
あっては(ステップS15のYES)、次候補表示を行
なうために、カウンタiを歩進させて(ステップS1
6)、登録情報11aの最大登録メモリ番号に到達して
いるか否かが確認される(ステップS17)。最大登録
メモリ番号に到達していない場合であれば(ステップS
17のNO)、ステップS12に戻り、次の登録情報1
1aについての検索に移行し、同様の操作が行なわれ
る。
【0062】一方、ステップS15において、ユーザか
ら、操作部13を介して、次の候補の表示指示操作がな
されなかった場合にあっては(ステップS15のN
O)、表示部15に表示された宛先情報11a1及び宛
先番号情報11a2により、ユーザが発信操作を行なう
ことが可能となっている状況に達していると判断される
ので、登録情報11aの検索動作を終了させる。
【0063】ここで、登録情報11aに登録されている
情報に関して、登録情報格納領域11Aに登録された順
を示すメモリ番号順に、順次読み出されて、時間条件1
1a 4と、現在時間を示す前記時間情報とが比較照合さ
れる動作が、ユーザからの指示に基づいて、登録情報1
1aがなくなるまで繰り返された場合にあっては(ステ
ップS17のYES)、次に、時間条件11a4と位置
条件11a5との両者の条件(厳密には、更には条件関
係11a6も含め)が同時には満足していなく、かつ、
時間条件11a4のみも満足していない登録情報11a
の中で、位置条件11a5のみを満たす登録情報11a
が登録されている場合に、該登録情報11aを表示せん
とする動作に移行する。
【0064】即ち、まず、記憶手段11に登録されてい
る登録情報11aの先頭のメモリ番号1から順次検索す
るために、カウンタiを1に初期設定する(ステップS
18)。次いで、メモリ番号iにある登録情報11aが
有している時間条件11a4と位置条件11a5と条件関
係11a6とを取り出す。而して、先に取得していた前
記時間情報と前記位置情報が、かかる条件即ち時間条件
11a4,位置条件11a5,条件関係11a6を満たし
ているか否かがチェックされる(ステップS19)。
【0065】時間条件11a4と位置条件11a5との両
者の条件更には条件関係11a6が同時には満足してい
ない登録情報11aが存在している場合(ステップS1
9のNO)、次に、少なくとも位置条件11a5を満た
す登録情報11aであるか否かの確認がなされる(ステ
ップS20)。
【0066】位置条件11a5を満たす登録情報11a
であると判定された場合(ステップS20のYES)、
位置条件11a5を満たしている前記登録情報11aに
関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表
示部15に表示される(ステップS21)。一方、位置
条件11a5を満たしていないと判定されている場合に
あっては(ステップS20のNO)、ステップS23に
移って、次の登録情報11aの位置条件11a5を確認
するために、カウンタiを歩進させる動作に移行する。
【0067】位置条件11a5が適合している当該メモ
リ番号iの登録情報11aに関する宛先情報11a1
宛先番号情報11a2とが、表示部15に表示された結
果として、ユーザから、該登録情報11a以外の情報を
更に検索して表示させたいとして、操作部13を介し
て、次の候補の表示を指示する旨の操作がなされている
場合にあっては(ステップS22のYES)、次候補表
示を行なうために、カウンタiを歩進させて(ステップ
S23)、登録情報11aの最大登録メモリ番号に到達
しているか否かが確認される(ステップS24)。最大
登録メモリ番号に到達していない場合であれば(ステッ
プS24のNO)、ステップS19に戻り、次の登録情
報11aについての検索に移行し、同様の操作が行なわ
れる。
【0068】一方、ステップS22において、ユーザか
ら、操作部13を介して、次の候補の表示指示操作がな
されなかった場合にあっては(ステップS22のN
O)、表示部15に表示された宛先情報11a1及び宛
先番号情報11a2により、ユーザが発信操作を行なう
ことが可能となっている状況に達していると判断される
ので、登録情報11aの検索動作を終了させる。
【0069】ここで、登録情報11aに登録されている
情報に関して、登録された順を示すメモリ番号順に、順
次読み出されて、位置条件11a5と、現在位置を示す
前記位置情報とが比較照合される動作が、ユーザからの
指示に基づいて、登録情報がなくなるまで繰り返された
場合にあっては(ステップS24のYES)、次に、時
間条件11a4や位置条件11a5のいずれも満足してい
ない登録情報11aを、登録情報格納領域11Aの先頭
(即ち、検索開始位置)側から順次検索して表示する動
作に移行する。
【0070】即ち、まず、記憶手段11の登録情報格納
領域11Aに登録されている登録情報11aの先頭のメ
モリ番号1から順次検索するために、カウンタiを1に
初期設定する(ステップS25)。次いで、メモリ番号
iにある登録情報11aが有している時間条件11a4
と位置条件11a5と条件関係11a6とを取り出す。而
して、先に取得していた前記時間情報と前記位置情報
が、かかる条件即ち時間条件11a4,位置条件11
5,条件関係11a6を満たしているか否かがチェック
される(ステップS26)。
【0071】時間条件11a4と位置条件11a5との両
者の条件更には条件関係11a6が同時には満足してい
ない登録情報11aが存在している場合(ステップS2
6のNO)、次に、時間条件11a4又は位置条件11
5のいずれかを満たす登録情報11aであるか否かの
確認がなされる(ステップS27)。
【0072】時間条件11a4又は位置条件11a5のい
ずれも満たしていない登録情報11aであった場合(ス
テップS27のNO)、当該メモリ番号iの登録情報1
1aに関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2
が、表示部15に表示される(ステップS28)。
【0073】一方、時間条件11a4又は位置条件11
5のいずれかを満たしていると判定されている場合に
あっては(ステップS27のNO)、既に表示済みの登
録情報11aであり、かつ、ユーザから検索対象の登録
情報11aではないとして次候補表示の指示がなされて
いるものであるので、ステップS30に移って、次の登
録情報11aを検索して表示させるために、カウンタi
を歩進させる動作に移行する。
【0074】時間条件11a4又は位置条件11a5のい
ずれも満たしていないメモリ番号iの登録情報11aに
関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表
示部15に表示された結果として、ユーザから、該登録
情報11a以外の情報を更に検索して表示させたいとし
て、操作部13を介して、次の候補の表示を指示する旨
の操作がなされている場合にあっては(ステップS29
のYES)、次候補表示を行なうために、カウンタiを
歩進させて(ステップS30)、登録情報11aの最大
登録メモリ番号に到達しているか否かが確認される(ス
テップS31)。最大登録メモリ番号に到達していない
場合であれば(ステップS31のNO)、ステップS2
6に戻り、次の登録宛先情報11a1について検索を行
ない、同様の操作が行なわれる。
【0075】一方、ステップS29において、ユーザか
ら、操作部13を介して、次の候補の表示指示操作がな
されなかった場合にあっては(ステップS29のN
O)、表示部15に表示された宛先情報11a1及び宛
先番号情報11a2により、ユーザが発信操作を行なう
ことが可能となっている状況に達していると判断される
ので、登録情報11aの検索動作を終了させる。
【0076】以上に示すごとき動作が繰り返されること
により、まず、現在位置を示す前記位置情報と現在時間
を示す前記時間情報との両者が、同時に満足された(即
ち、合致した)位置条件11a5と時間条件11a4(厳
密には、更に条件関係11a 6も含め)とを有する登録
情報11aの宛先情報11a1と宛先番号情報11a2
が表示され、次いで、前記時間情報又は前記位置情報の
いずれか一方のみが、満足された(即ち、合致した)位
置条件11a5又は時間条件11a4を有する登録情報1
1aの宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが表示
され、最後に、前記時間情報及び前記位置情報のいずれ
も合致していない位置条件11a5及び時間条件11a4
を有する登録情報11aの宛先情報11a1と宛先番号
情報11a2とが表示されることとなる。
【0077】なお、本発明に係る宛先番号情報表示方法
においては、かかる表示順序に固定されているものでは
なく、操作部13を介したユーザの指定により、如何な
る順序にでも切り替えさせて実行させることが可能であ
り、例えば、最初に、位置条件11a5のみに合致する
登録情報11aを優先的に検索させることとしても良い
し、あるいは、時間条件11a4のみに合致する登録情
報を優先的に検索させることとしても構わない。
【0078】更には、表示部15に表示させる表示情報
として、宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とを表
示することとしているが、かかる場合に限るものではな
い。例えば、時間条件11a4や位置条件11a5を含め
て表示させても構わないし、あるいは、現在時間や現在
の所在位置に関する情報を合わせて表示させても良く、
少なくとも宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが
表示されれば、他に如何なる情報が表示されても構わな
い。
【0079】ここで、例えば、図4に示すごとき登録情
報11aが登録されている状態にあって、発信回数のみ
を用いて表示順序が決定される場合にあっては、図5に
示すような表示順序に並べ替えがなされる。ここに、図
5は、図4に示す登録情報に関して、発信回数のみを用
いて、宛先情報と宛先番号情報とを表示する場合の表示
順序を例示している概念図である。
【0080】即ち、図5に示すように、現在時間である
前記時間情報及び現在位置である前記位置情報とは無関
係に、表示順序の編集がなされて、図4に示す発信回数
情報11a3欄にある発信回数が多い順即ち「30」,
「25」,「20」,「15」,「10」,「8」,
「4」の順に対応して、「鈴木」,「NEWSサイ
ト」,「森」,「田中」,「A株式会社」,「B株式会
社」,「時刻表リンク」の順に、ユーザからの次候補表
示の指示がある限り、順次、宛先情報11a1と宛先番
号情報11a2との表示が行なわれることとなる。
【0081】かかる場合にあっては、例えば、現在時刻
が月曜日の午後2時のごとく、主な発信先が取引先とな
ると想定される時間帯であっても、取引先である「A株
式会社」,「B株式会社」の表示順序が、発信回数が少
ないために、優先度が低くなってしまい、なかなか表示
されなくなってしまう。
【0082】また、現在時刻である前記時間情報のみに
基づいて、図4に示す登録情報11aを検索した場合の
表示順序について、図6に示している。ここに、図6
は、図4に示す登録情報11aに関して、現在時刻であ
る時間情報に基づいて、宛先情報11a1と宛先番号情
報11a2とを表示する場合の表示順序を例示している
概念図である。
【0083】即ち、現在時刻である前記時間情報と時間
条件11a4との照合動作のみによって、表示順の並べ
替えを行なわしめる場合にあっては、現在時刻が月曜日
の午後2時の場合には、図6に示すごとく、時間条件1
1a4が合致している「B株式会社」と「時刻表リン
ク」とが順次優先的に表示された後、次いで、時間条件
11a4が合致していない登録情報11aが、登録情報
格納領域11Aの検索開始位置側から、メモリ番号i順
に、「鈴木」,「A株式会社」,「田中」,「NEWS
サイト」,「森」と逐次表示されてくることとなる。
【0084】かくのごとく、現在時刻が月曜日の午後2
時のように、主な発信先が取引先となるものと想定され
る時間帯の場合には、時間条件11a4が満足される取
引先の一つである「B株式会社」の表示順序が、最も上
位に表示されることになるので、並べ替えの効果が顕在
化してくる。
【0085】しかしながら、逆に、たまたま、休暇をと
って自宅に居た場合であっても、「B株式会社」の表示
が、最優先にされて、最初に表示されてしまい、例え
ば、友人「森」の表示は、最も後回しにされてしまった
り、あるいは、駅周辺にいる場合であっても、時間情報
のみが合致している他の宛先情報11a1の表示が優先
されて、「時刻表リンク」などの表示が後回しにされて
しまうことも生じてしまう。
【0086】一方、図2及び図3に示すごとき本発明に
係る宛先番号情報の表示方法に従って、現在時刻である
前記時間情報のみならず、現在位置である前記位置情報
を含む双方の情報に基づいて、表示順序の並べ替えを行
なわしめる場合にあっては、例えば、月曜日の午後5時
に、自宅において、図3に示す登録情報11aを検索す
る場合、図7に示すごとき表示順序となる。ここに、図
7は、図4に示す登録情報に関して、月曜日午後5時
に、自宅で、登録情報の検索がなされた場合における本
発明に係る表示順序を例示する概念図である。
【0087】かかる場合にあっては、最初に、時間条件
11a4のみならず、位置条件11a5も関連して検索動
作がなされるため、まず、友人である「鈴木」が、条件
関係11a6の条件も加味されて、双方の条件に合致し
ている登録情報11aとして検索され、「鈴木」の宛先
情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に
表示される。
【0088】即ち、「鈴木」の場合は、「森」の場合と
同様に、条件関係11a6に「または」が設定されてお
り、時間条件11a4あるいは位置条件11a5のいずれ
かが合致していさえすれば、条件を満たしているものと
みなされるので、自社以外のいずれかの場所に居る限
り、時間帯がいかなる場合であっても、かかる条件が満
たされていると判定される。
【0089】ここで、ユーザにより、「鈴木」が表示を
所望する登録情報11aではないとして、次候補表示を
要求する操作がなされた場合、図4に示す登録情報11
aである「鈴木」のメモリ番号1に後続するメモリ番号
2乃至6の各登録情報11aの時間条件11a4と位置
条件11a5とは、いずれも、前述の前記時間情報と前
記位置情報とを同時には満たしていないと判定される。
而して、最後にあるメモリ番号7の登録情報11aであ
る「森」が、前述の前記時間情報と前記位置情報とに合
致していると判定されて(即ち、前述の「鈴木」の場合
と同様に、時間条件11a4あるいは位置条件11a5
いずれかが満足していると判定されて)、「森」の宛先
情報11a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に
表示されることとなる。
【0090】ここで、更に、ユーザにより、表示を所望
する登録情報11aではないとして、次候補表示を要求
する操作がなされた場合には、図2に示すフローチャー
トにおけるステップS11以降の動作に移行して、登録
情報格納領域11Aのメモリ番号の最若番側即ち検索開
始位置側に戻り、時間条件11a4と位置条件11a5
が同時には満足されていない登録情報11aのうち(即
ち、「鈴木」,「森」を除いた登録情報11aに対し
て)、時間情報のみに基づいて、登録情報11aの検索
が繰り返される。
【0091】而して、月曜日午後5時という時間情報の
みに基づいて検索がなされた結果、当該時間情報に合致
する時間条件11a4を有している登録情報11aとし
て、「B株式会社」及び「時刻表リンク」が抽出され
て、「B株式会社」及び「時刻表リンク」の宛先情報1
1a1と宛先番号情報11a2とが、表示部15に順次表
示される。
【0092】更に、ユーザにより、表示を所望する登録
情報11aではないとして、次候補表示を要求する操作
がなされた場合には、図3に示すフローチャートにおけ
るステップS18以降の動作に移行して、登録情報格納
領域11Aのメモリ番号の最若番側即ち検索開始位置側
に戻り、時間条件11a4と位置条件11a5との双方の
条件のみならず、時間条件11a4のみにも合致してい
ない登録情報11aのうち(即ち、「鈴木」,「森」,
「B株式会社」,「時刻表リンク」を除いた登録情報1
1aに対して)、位置情報のみに基づいて、登録情報1
1aの検索が繰り返される。
【0093】而して、「自宅」という位置情報のみに基
づいて、検索がなされた結果、当該位置情報に合致する
位置条件11a5を有している宛先情報11a1として、
「田中」及び「NEWSサイト」が順次抽出されて、そ
れぞれの宛先情報11a1と宛先番号情報11a2とが、
表示部15に順次表示されていくこととなる。なお、こ
こに、「NEWSサイト」の位置条件11a5にある
「路線」とは、自宅からの会社までの通勤路線にあるす
べての位置情報を示すものであり、自宅も位置条件11
5に含まれているものとしている。
【0094】ここでも、まだ、ユーザにより、表示を所
望する登録情報11aではないとして、次候補表示を要
求する操作がなされた場合にあっては、図3に示すフロ
ーチャートにおける最後の検索動作であるステップS2
5以降の動作に移行して、登録情報格納領域11Aのメ
モリ番号の最初に戻り、前述のいずれの検索でも検索さ
れなかった登録情報11aがメモリ番号順即ち検索順
に、順次、表示部15に表示されることになるが、図4
における例の場合には、まだ表示されていない残りの登
録情報は、「A株式会社」のみであり、「A株式会社」
の宛先情報11a 1と宛先番号情報11a2とが、最後に
表示される。
【0095】ここで、例えば、図2及び図3のフローチ
ャートに示す時間情報のみに基づく検索動作(即ち、図
2のステップS11乃至S17)と、位置情報のみに基
づく検索動作(即ち、図3のステップS18乃至S2
4)との両者の検索順序を入れ替えた場合にあっては、
図7に示す「B株式会社」,「時刻表リンク」と「田
中」,「NEWSサイト」の2つの表示順序が入れ替え
られ、「自宅」から発信する機会が多い友人関係の登録
情報11aを、優先的に表示させるようにすることも可
能となる。
【0096】次に、月曜日の午後5時に、駅で、宛先番
号情報表示を起動した場合にあっては、図8に示すごと
き表示順に従って、登録情報11aに関する宛先情報1
1a 1と宛先番号情報11a2との表示がなされる。ここ
に、図8は、図4に示す登録情報に関して、月曜日午後
5時に、駅で、登録情報11aの検索がなされた場合に
おける本発明に係る表示順序を例示する概念図である。
【0097】即ち、まず、時間条件11a4と位置条件
11a5との双方の条件が同時に満たされる登録情報1
1aとして、「鈴木」,「B株式会社」,「時刻表リン
ク」,「森」が順次抽出され、しかる後に、時間条件1
1a4のみが合致している登録情報11aが存在してい
ないため、次の条件である位置条件11a5のみが合致
している登録情報11aの検索がなされて、該位置条件
11a5のみに合致する宛先情報11a1として、「A株
式会社」,「田中」,「NEWSサイト」の順に抽出さ
れて、表示されることとなる。なお、最後の何れの条件
にも合致しない場合については、図4の例においては、
存在しないこととなる。
【0098】而して、現在位置を示す位置情報として、
駅周辺に居る場合においては、使用される可能性が高い
「時刻表リンク」の表示順位が、より上位に位置付けら
れる結果となる。また、例えば、「NEWSサイト」の
ごとく、通勤時間帯における交通機関の利用の際に検索
参照する登録情報11aを更に優先的に表示させたい場
合には、「鈴木」,「田中」,「森」のような友人につ
いては、「××以外」の否定論理による位置条件の設定
として、更に、例えば、「駅以外」も追加登録すること
とすれば、「鈴木」,「田中」,「森」の友人の登録情
報よりも優先して、「NEWSサイト」の登録情報を表
示させることも可能である。
【0099】また、宛先番号情報表示を起動する際に、
更に迅速にユーザが所望する登録情報11aが表示され
るように、登録情報格納領域11Aにおける格納順序を
編集し直すことも可能である。即ち、登録情報格納領域
11Aへ格納された順番に登録情報の検索がなされるこ
とに限ることなく、ユーザからの直接的な登録情報領格
納域11Aに対する入れ替え編集指示がなされた場合、
あるいは、予め設定されている編集条件が満たされた場
合などにおいて、登録情報領格納域11Aにおける登録
情報11aの格納位置を並べ替える編集動作を行なうこ
とも可能としている。
【0100】例えば、ユーザからの直接的な登録情報領
格納域11Aに対する入れ替え編集指示がなされた場合
にあっては、ユーザが、操作部13を介して、登録情報
格納領域11Aにおける各登録情報11aの格納位置と
して、現在の格納位置と並べ替えられる移動先の格納位
置との両者の位置を、直接指定することにより、並べ替
え編集動作がなされるものである。
【0101】また、予め設定されている編集条件が満た
された場合の編集動作にあっては、次に示すごとき2つ
の編集方法が備えられている。即ち、まず、第1の編集
方法としては、登録情報11aの格納順序の並べ替えを
行なう編集動作が起動される編集起動条件として、当該
携帯電話機1の特定の所在位置及び/又は特定の時間を
示す編集位置条件及び/又は編集時間条件が、予め設定
されるようにするものである。而して、予め設定されて
いる特定の所在位置及び/又は特定の時間(即ち、登録
情報11aの編集を行なうための特定の編集位置条件及
び/又は特定の編集時間条件)が満足される状態に至っ
た場合には、自動的に、登録情報11aの格納順序を編
集し直す動作を開始させんとするものである。
【0102】即ち、位置情報取得手段17及び/又は時
間情報取得手段16により取得された位置情報及び/又
は時間情報を制御部14において常時監視していて、予
め設定されている特定の前記編集位置条件及び/又は特
定の前記編集時間条件に合致した際には、前述の図2及
び図3に示すステップS5乃至S31に示す動作と類似
の動作が実行されて、登録情報格納領域11Aにおける
登録情報11aの並べ替え動作(即ち、編集動作)を実
行させることが可能となる。
【0103】換言すれば、現在の所在位置及び/又は現
在の時間が前記編集位置条件及び/又は前記編集時間条
件に合致した際に、図2及び図3に示すステップS7,
S14,S21、及び、S28の各ステップにおける表
示部15への表示動作の代わりに、登録情報格納領域1
1Aへの登録情報11aの登録格納動作を実行させるも
のであり、かかる登録格納動作が実施された後において
は、前記編集位置条件及び/又は前記編集時間条件に合
致する位置条件11a5及び/又は時間条件11a4を有
する登録情報11aが優先されて、メモリ番号が若番側
に振り直されて、登録情報格納領域11Aの先頭側即ち
検索開始位置側に、順番に並べ替えられて、格納し直さ
れる並べ替え編集動作が実施されることとなる。
【0104】ここで、例えば、前記編集位置条件として
「A駅」と予め設定されていた場合にあっては、一度、
ユーザが、「A駅」周辺に所在した際に、登録情報11
aの並べ替えがなされて、位置条件11a5として「A
駅」周辺が設定されている登録情報11aが優先的に先
行して検索される状態に編集処理がなされて、登録情報
格納領域11Aに格納し直されているので、しかる後
に、ユーザが「A駅」周辺に存在している間は、登録情
報11aの表示順序として、「A駅」周辺にある登録情
報11aが直ちに検索されて、優先的に表示される状態
に設定されていることとなり、所望の登録情報11aに
関する宛先情報11a1と宛先番号情報11a2との表示
動作の更なる高速化を図ることが可能となる。
【0105】また、第2の編集方法としては、前記編集
位置条件及び/又は前記編集時間条件として、予め設定
されている特定の位置及び/又は特定の時間(即ち、前
記編集位置条件及び/又は前記編集時間条件)を用いる
代わりに、ユーザが操作部13により編集開始の指示し
た際に、位置情報取得手段17及び/又は時間情報取得
手段16から得られる位置情報及び/又は時間情報を用
いることとするものである。
【0106】即ち、かかる編集方法にあっては、登録情
報格納領域11Aに格納されている登録情報11aの格
納順序の並べ替えを行なう編集動作の開始指示が、操作
部13を介して、ユーザによりなされた際に、位置情報
取得手段17及び/又は時間情報取得手段16により取
得された位置情報および/又は時間情報に合致する位置
条件11a5及び/又は時間条件11a4を有する登録情
報11aが優先されて、登録情報格納領域11Aのメモ
リ番号の若番側即ち検索開始位置側に、順番に並べ替え
られて、格納され直す並べ替え動作が実施されることと
なる。
【0107】
【発明の効果】以上に説明したごとく、本発明に係る宛
先番号情報表示方法及び該宛先番号情報表示方法を用い
た通信端末及びプログラム記録媒体によれば、次のごと
き作用効果を得ることができる。即ち、本発明によれ
ば、ユーザが現在居る位置及び/又は現在の時間という
条件下において、最も優先的に表示すべきと想定される
接続先を示す宛先情報と宛先番号情報とを、優先的に検
索させて、表示させることが可能であり、所望の宛先番
号情報の検索表示を高速化させることが実現され、もっ
て、ユーザの発信操作の簡便化を図ることが可能とな
る。
【0108】更に、本発明によれば、宛先番号情報など
を登録している登録情報の格納順序を、ユーザが指定す
る状態に編集し直す(並べ替える)ことも容易に実現す
ることができ、ユーザが所望する宛先番号情報を更に迅
速に表示させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通
信端末として携帯電話機の構成の一例を示すブロック構
成図である。
【図2】本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通
信端末に関する動作の前半部の一例を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明に係る宛先番号情報表示方法を用いた通
信端末に関する動作について図2に続く残りの後半部の
一例を示すフローチャートである。
【図4】登録情報として、登録情報格納領域に登録され
ている各種情報に関する登録形式の一例を示すメモリ構
成図である。
【図5】図4に示す登録情報に関して、発信回数のみを
用いて、宛先情報と宛先番号情報とを表示する場合の表
示順序を例示している概念図である。
【図6】図4に示す登録情報に関して、現在時刻である
時間情報に基づいて、宛先情報と宛先番号情報とを表示
する場合の表示順序を例示している概念図である。
【図7】図4に示す登録情報に関して、月曜日午後5時
に、自宅で、登録情報の検索がなされた場合における本
発明に係る表示順序を例示する概念図である。
【図8】図4に示す登録情報に関して、月曜日午後5時
に、駅で、登録情報の検索がなされた場合における本発
明に係る表示順序を例示する概念図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機、11…記憶手段、11A…登録情報格
納領域、11a…登録情報、11a1…宛先情報、11
2…宛先番号情報、11a3…発信回数情報、11a4
…時間条件、11a5…位置条件、11a6…条件関係、
11B…表示可能情報格納領域、11b1…表示可能情
報1、11b2…表示可能情報2、12…送受信部、1
3…操作部、14…制御部、14a…時間情報比較手
段、14b…位置情報比較手段、15…表示部、16…
時間情報取得手段、17…位置情報取得手段。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続先の宛先情報毎に少なくとも宛先番
    号情報を登録情報として登録する登録情報格納領域を有
    する記憶手段を有し、発信の際に、前記登録情報格納領
    域を検索して接続先の前記宛先番号情報を表示させるこ
    とができる通信端末の宛先番号表示方法において、前記
    登録情報毎に、少なくとも当該通信端末が発信する可能
    性が高い所在位置を示す位置条件を、前記登録情報格納
    領域に記憶させ、かつ、当該通信端末の現在の位置を示
    す位置情報を位置情報取得手段により取得させて、該位
    置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記登
    録情報格納領域に記憶されている前記位置条件とを比較
    照合し、前記位置情報と合致する前記位置条件を有する
    前記登録情報の少なくとも前記宛先情報と前記宛先番号
    情報とを優先的に表示せしめることを特徴とする宛先番
    号情報表示方法。
  2. 【請求項2】 接続先の宛先情報毎に少なくとも宛先番
    号情報を登録情報として登録する登録情報格納領域を有
    する記憶手段を有し、発信の際に、前記登録情報格納領
    域を検索して接続先の前記宛先番号情報を表示させるこ
    とができる通信端末の宛先番号表示方法において、前記
    登録情報毎に、少なくとも当該通信端末が発信する可能
    性が高い時間帯を示す時間条件を、前記登録情報格納領
    域に記憶させ、かつ、現在の時間を示す時間情報を、リ
    アルタイムクロックに基づいた時間情報取得手段により
    取得させて、該時間情報取得手段により取得された前記
    時間情報と前記登録情報格納領域に記憶されている前記
    時間条件とを比較照合し、前記時間情報と合致する前記
    時間条件を有する前記登録情報の少なくとも前記宛先情
    報と前記宛先番号情報とを優先的に表示せしめることを
    特徴とする宛先番号情報表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の宛先番号情報表示方法
    において、更に、前記登録情報毎に、少なくとも当該通
    信端末が発信する可能性が高い時間帯を示す時間条件
    を、前記登録情報格納領域に記憶させ、かつ、現在の時
    間を示す時間情報を時間情報取得手段により取得させ
    て、取得された前記位置情報及び/又は前記時間情報と
    前記登録情報格納領域に記憶されている前記位置条件及
    び/又は前記時間条件とをそれぞれ比較照合し、前記位
    置情報及び/又は前記時間情報と合致する前記位置条件
    及び/又は前記時間条件を有する前記登録情報の少なく
    とも前記宛先情報と前記宛先番号情報とを優先的に表示
    せしめることを特徴とする宛先番号情報表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の宛先番号情報表示方法
    において、取得された前記位置情報及び/又は前記時間
    情報と前記登録情報格納領域に記憶されている前記位置
    条件及び/又は前記時間条件とをそれぞれ比較照合させ
    る際に、前記位置条件と前記時間条件とが、それぞれ前
    記位置情報と前記時間情報とに、共に合致しているこ
    と、あるいは、いずれか一方のみでも合致していること
    のいずれかを指定して比較照合させる条件関係を示す情
    報が、前記登録情報格納領域の前記登録情報毎に備えら
    れていることを特徴とする宛先番号情報表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の宛先
    番号情報表示方法において、前記登録情報格納領域に登
    録されている前記登録情報の宛先情報として、少なくと
    も電話宛先情報及び/又はFAX宛先情報を有し、か
    つ、前記宛先番号情報として、前記電話宛先情報に対応
    する電話番号及び/又は前記FAX宛先情報に対応する
    FAX番号を有していることを特徴とする宛先番号情報
    表示方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の宛先
    番号情報表示方法において、前記登録情報格納領域に登
    録されている前記登録情報の宛先情報として、少なくと
    もインタネットのWebサイト情報及び/又は電子メー
    ル宛先情報を有し、かつ、前記宛先番号情報として、前
    記Webサイト情報へのアクセスを可能とするURL
    (Unique Resource Locator
    s)及び/又は前記電子メール宛先情報のアドレスを示
    す電子メールアドレスを有していることを特徴とする宛
    先番号情報表示方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の宛先
    番号情報表示方法において、前記登録情報格納領域に登
    録されている前記登録情報の宛先情報として、少なくと
    も当該通信端末の記憶手段に記憶格納されていて、当該
    通信端末に備えられている表示手段に対する表示が可能
    な表示可能情報へのリンク名情報を有し、かつ、前記宛
    先番号情報として、前記表示可能情報の格納領域へのリ
    ンク情報を有していることを特徴とする宛先番号情報表
    示方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の宛先
    番号情報表示方法において、前記登録情報格納領域に格
    納されている前記登録情報の格納順序の並べ替えを行な
    う編集動作が起動される編集起動条件として、当該通信
    端末の特定の所在位置を示す編集位置条件及び/又は特
    定の時間を示す編集時間条件を予め設定させることによ
    り、前記位置情報取得手段及び/又は前記時間情報取得
    手段により取得された前記位置情報及び/又は前記時間
    情報が、前記編集位置条件及び/又は前記編集時間条件
    に合致した際に、前記編集位置条件及び/又は編集時間
    条件に合致する前記位置条件及び/又は前記時間条件を
    有する前記登録情報を優先して、前記登録情報格納領域
    内の検索開始位置側に格納し直す並べ替え編集動作が自
    動的に実施されることを特徴とする宛先番号情報表示方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の宛先
    番号情報表示方法において、ユーザにより、前記登録情
    報格納領域に格納されている前記登録情報の格納順序の
    並べ替えを行なう編集動作の起動指示がなされた際に、
    前記位置情報取得手段及び/又は前記時間情報取得手段
    により取得された前記位置情報及び/又は前記時間情報
    に合致する前記位置条件及び/又は前記時間条件を有す
    る前記登録情報を優先して、前記登録情報格納領域内の
    検索開始位置側に格納し直す並べ替え編集動作が実施さ
    れることを特徴とする宛先番号情報表示方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の宛
    先番号情報表示方法において、前記登録情報格納領域に
    格納されている前記登録情報を検索して、接続先の前記
    宛先番号情報を表示せんとする際に、前記位置情報取得
    手段及び/又は前記時間情報取得手段により取得された
    前記位置情報及び/又は前記時間情報と合致する前記位
    置条件及び/又は前記時間条件を有する前記登録情報が
    存在していない場合にあっては、前記登録情報格納領域
    の検索開始位置側に格納されている前記登録情報を優先
    して、該登録情報の少なくとも前記宛先情報と前記宛先
    番号情報とを表示せしめることを特徴とする宛先番号情
    報表示方法。
  11. 【請求項11】 登録情報として、接続先の宛先情報毎
    に少なくとも宛先番号情報と当該通信端末が発信する可
    能性が高い所在位置を示す位置条件及び/又は発信する
    可能性が高い時間帯を示す時間条件とを登録することが
    できる登録情報格納領域を有する記憶手段を備え、発信
    の際に、前記登録情報格納領域を検索して接続先の前記
    宛先番号情報を表示させることができる通信端末におい
    て、当該通信端末の現在の所在位置を示す位置情報及び
    /又は現在の時間を示す時間情報を取得することができ
    る位置情報取得手段及び/又は時間情報取得手段を備
    え、更に、前記位置情報取得手段及び/又は前記時間情
    報取得手段により取得された前記位置情報及び/又は前
    記時間情報と、前記登録情報格納領域に記憶されている
    前記位置条件及び/又は前記時間条件とを比較照合し、
    前記位置情報及び/又は前記時間情報と合致する前記位
    置条件及び/又は前記時間条件を有する前記宛先情報の
    少なくとも前記宛先情報と前記宛先番号情報とを優先的
    に表示せしめることを可能とする位置情報比較手段及び
    /又は時間情報比較手段を備えていることを特徴とする
    通信端末。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    宛先番号情報表示方法を、コンピュータに実施させるた
    めのプログラムとして記録させていることを特徴とする
    コンピュータ読取り可能なプログラム記録媒体。
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