JP3912620B2 - 縫合補助装置 - Google Patents
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Description
以前は最小侵襲性外科が広く普及していた。特に腹腔鏡下手術は患者、外科医にとっての優れた利点の故に殆ど専ら最小侵襲性外科技法で実施される。
この外科技法では、先を尖らせた針、いわゆる内套針を収容した案内筒、いわゆる外套管が、例えば腹壁を通して腹腔に挿入される。内套針を引き抜いたのち、次に筒を通して内視鏡、手術器具を手術領域に挿入することができる。複雑な手術の場合、複数のトロカールをさまざまな部位で導入することができる。こうして、目視点検下に、小さな穿刺を介してのみ開口される腹腔内で手術を行うことができる。
手術の終了後、器具が取り除かれ、最後に外套管が取り除かれる。全腹壁、即ち皮膚、皮下組織、筋皮膚、筋肉及び腹膜を貫通する小さな創傷、いわゆる小開腹部が残留する。
この手術技法において当初は小開腹部が閉鎖されなかった。しかしこれは、場合によっては内臓又は内臓部分の嵌頓と共に、鼠径ヘルニア、臍ヘルニア又は瘢痕ヘルニア等のヘルニアを引き起こした。そこで、小開腹部を閉鎖することのできる器具が開発された。
US−A−5474568により、トロカール創を閉鎖する器具が公知である。
この器具は縦長の柄を有し、柄の近位端に鋏状把持部が配置されている。横に旋回進出可能なほぼ半円形に湾曲した針が遠位端の領域に設けられており、これらの針が糸を担持している。縦長の細い柄がトロカール創に押し通される。その際、針は旋回進入されており、柄の輪郭から半径方向で突出しない。体内に導入後、針は横に繰り出され、腹壁の下面から腹壁に食い込み、湾曲針の先端が再び柄本体に達してそこに係止されるまで、針は糸を連行する。旋回復帰するとき、本来の湾曲した針本体は、係止された先端によって保持された糸の他に、この先端から外れる。引き続き装置が引き抜かれ、糸が結節される。
こうして、この器具は本来の縫合装置として働く。
欠点として、柄若しくはその遠位領域がまさに何時全腹壁を刺し貫いたのか、但し腹壁の下にある他の臓器にまだ食い込んでいないことを、執刀医は確認することができない。
外套管の引抜き後、体内の縫合過程を目視観察し点検する可能性はもはやない点を考慮しなければならない。
横に旋回進出可能な湾曲針若しくは針ホルダを有する類似の縫合装置がUS−A−5364408により公知である。
DE−C−4210724により公知の外科操作装置は縦長柄部を有し、この柄部から拡開片が柄の軸線に対して垂直な平面で横に繰出し可能である。半径平面で拡開可能な拡開片の運動は柄部に挿通された軸の回転によって起きる。1実施態様では、腹壁を刺し貫くことのできる突出針が拡開片の外側先端に設けられている。この装置も縫合装置として働き、半径平面での半径方向繰出しによって周囲の臓器が損傷してしまう危険を孕んでいる。
DE−A−4021153により公知の臓器マニプレータは、旋回運動可能に互いに結合された関節腕の多関節レバー系からなる拡開体を有し、これらの関節腕は体腔に導入するための伸長状態から拡開状態へと移行可能であり、関節腕は三角形平面形成物へと移行可能である。この臓器マニプレータは、専ら、体腔内の臓器を露出させるのに役立つ。
こうして小開腹部の閉鎖は現時点に至るまで技術的に満足し得る形では解決されていない。
皮膚切開は約10〜15mmの直径範囲と小さく、腹壁の厚さが数センチメートルの範囲内であるので、閉鎖されねばならない腹壁の全層を見通すことはきわめて困難である。目視することなく腹壁層を針と糸又は特殊鉗子で閉鎖することは、腹部内臓を損傷する危険があるので危険が多く、責任を負うことができない。
そこで本発明の課題は、執刀医にとって縫合を容易とし、小開腹部の閉鎖時に損傷を防止する、小開腹部を閉鎖する補助装置を提供することである。
本発明によれば、柄を有し、横に旋回進出可能な少なくとも1つの偏平支え台が柄の遠位端に配置されており、この支え台を旋回させる操作要素を有し、支え台が近位側に立てた動作位置と横に開脚した動作位置と遠位側に倒した動作位置との間で制御可能となった縫合補助装置によって、この課題は解決される。
本発明で云う”偏平支え台”とは、最終的に平面的に例えば腹壁の下面に当接させることのできる板状構造体、格子状構造体等のあらゆる偏平形成物のことである。
用語”支え台”は、それに何かを、例えば本来の縫合装置を載置することができることを意味するだけでなく、支え台を体部に当接させることができることも意味する。
本発明で云う用語”横に旋回進出可能”とは、支え台が柄の長手軸線から横に進出若しくは開脚することができることを意味する。
用語”近位側に立てた動作位置”とは、柄の軸線に沿って遠位側から近位側に見て支え台の自由外端がその旋回軸線よりも近位端に近くなっている位置のことである。
用語”横に開脚した動作位置”とは、支え台の面が柄の軸線に対して約90°の角度にある支え台の位置のことである。
用語”遠位側に倒した動作位置”とは、最初に指摘した近位側に立てた動作位置に対して支え台が90°以上旋回された旋回位置、つまりその外端が、遠位側から近位側に見て、その旋回軸線の下にくる旋回位置のことである。
この配置によって、柄と支え台との組立体が一種の矢尻のように小開腹部を通して導入することができるように、柄にごく密着した位置に支え台を立てることが可能である。支え台が腹壁の創腔内になおある限り、支え台は横に旋回進出することができない。このことは、支え台を旋回させる操作要素を動かすことができないことから、執刀医は簡単に確認することができる。
支え台が例えば腹壁を刺し貫いたなら、支え台の一番上の立てられた末端は支え台の最後の部品として創腔から出る。この位置から支え台は、腹壁の下面から離れて体内の方向に、柄に対して相対的に旋回することができる。これにより、一方で、腹壁の下面と羽根との間で体部が挟まれることが排除されており、しかも逆の効果、つまり腹壁の下面から離れて体内の方を向くこの旋回運動によって、縫合されるべき腹壁の下面から離れる方に臓器を移動させる効果を達成することさえできる。つまり執刀医はいまや支え台の操作若しくは旋回進出によって操作要素を容易に操作することができるので、支え台の一番上の立てられた末端が創腔から出たなら直ちに執刀医はこの動き易さに気づく。つまり、何時縫合補助具が創腔内に十分深くに挿入されたのかを、執刀医は目視観察することなく簡単に確認することができる。
支え台が横に開脚した限定された動作位置に移動されたなら、縫合補助装置はこの位置において身体から多少離れる方に移動させることができ、これにより支え台は次に腹壁の下面に、若しくは創腔が貫通した組織部分の下面に、平面的に当接する。この持ち上げによって、縫合すべき組織層はこの場合その下にある身体臓器から、例えば腹壁の縫合時には内臓から、持ち上げることができる。外部から針と糸を柄に沿って、それらが支え台に衝突するまで、導入することがいまや可能となる。例えば、コルク栓抜き状形成物であるいわゆるデシャン(Dechamps)鉤を使って処理する場合、この鉤は創腔内を縫合補助装置の柄に沿って、その先端が支え台に衝突するまで、巻き付けることができる。いまや鉤は、糸も担持しているので、下面から腹壁内を移動させることができ、希望する箇所で縫合が行われる。つまり、デシャン鉤又はその他の針鉤が過度に深く体内に入り込み、間違って内部臓器を腹壁の下面に一緒に縫い付けることのないことが、目視点検なしに確保されている。つまり縫合補助装置はそれ自身が縫合装置として働くのではなく、例えばデシャン鉤で縫合するように、それ自体公知の縫合装置を助け若しくは支援する。
糸を挿入し、針若しくはデシャン鉤を引き抜いたのち、縫合補助装置は引き出すことができ、支え台は遠位側に、つまり体内の方向に倒される。
このように倒すことの顕著な利点として、立てられた支え台と柄との間で組織部分又は場合によっては糸又はその他が鋏み込まれる危険のある立てた位置への”折れ戻”りは起きず、被縫合組織の下面から離れる方向に旋回するだけとなる。柄の持上げ若しくは引抜きと遠位側を向く旋回運動は同期で行うことができ、縫合補助装置の引き抜き開始時に直接に一部が、つまり柄の枢着箇所領域内の支え台部分が、創腔に引き入れられ、こうして比較的僅かな支え台領域が腹壁の下面から離れて体内の方向に移動され、こうして損傷の危険が排除されている。支え台近傍の体部はこの旋回運動によって被縫合組織層の下面から離れる方に移動され、こうして、間違って諸部分が創腔に一緒に引き入れられる危険は排除される。
これにより、全体的に見て、厳密な部位を正確に目視点検することなく又周囲の臓器を損傷することなく縫合することが執刀医にとって可能となる。この過程は、経験豊な執刀医の高い注意を必要とせず、経験又は訓練の乏しい者によっても実行することができる。
上述の如くに支え台を横に開脚して縫合補助装置を持ち上げると、被縫合層、例えば腹壁を内部臓器から持ち上げることが可能となるだけでなく、創腔が僅かに拡開することにもなり、支え台の面部分を外部から見ることが可能となり、これにより、例えばデシャン鉤は特別容易に挿入することができる。
こうして課題は完全に解決される。
本発明の特別の1構成では、支え台が、相反する側の2つの羽根板を有する。
この措置の利点として、2つの羽根板によって柄の両側に偏平支え台が得られ、例えば柄の左右に各1つの縫目を設けることができ、これは小開腹部を閉鎖するのに既に十分である。挿入時に両方の羽根板が矢尻状”V”を形成し、次に引き抜き時にこれが後方に倒されている。引き抜き時に下向きに開口するこのVは、組織部分が鋏み込まれて一緒に引き抜かれることのないように確保する。
本発明の他の1構成では、操作要素が柄に沿って摺動可能な棒として構成されており、この棒が遠位側で関節式に支え台に結合されており、継手軸線が支え台の旋回軸線となる。
この措置は、一方で、僅かな数の単純な部品、従って簡単に清浄にすることのできる部品で間に合い、そのことから最終的に縫合補助装置の構造がきわめて細くなるという構造上の利点を有する。
本発明の他の1構成では、支え台がその旋回軸線から距離を置いて関節式に操作レバーの一端に結合され、他端が関節式に柄に結合されている。
この措置の利点として、柄に沿った操作要素の軸方向摺動がレバー配置によって支え台の希望する旋回運動に変換される。
本発明の他の1構成では、支え台の旋回軸線とレバーの枢着部との間の距離が支え台の全長の約1/3に一致する。
このレバー幾何学によって、大きな力を支出することなく操作要素の摺動運動は支え台の旋回運動へと機能上確実に変換することができる。
本発明の他の1構成では、縫合補助装置の近位端に向き合う支え台の側面に少なくとも1つの縫合工具用ガイドが設けられている。
この措置の利点として、縫合工具は支え台の面に達したなら、ガイド内、例えば案内溝内に入るまで多少往復摺動することができる。このことに執刀医は気づき、この場合縫合工具が支え台上の特定箇所にあることを知る。これにより執刀医は縫合工具を整列させて被縫合箇所に当て、縫合工具の先端を目視点検することなく厳密に糸を挿入することができる。
本発明の他の1構成では、操作要素が回転防止して柄内に収容されている。
この措置の利点として、操作要素は柄に対してまったく特定の限定された回転位置に留まり、こうして執刀医は、支え台が体内に押し込まれていて執刀医からもはや見ることができない場合でも、支え台がどの位置にあり若しくはいかなる広がりであるのかを知ることになる。
本発明の他の1構成では、近位側に立てた位置から横に開脚した動作位置へと支え台が自動的に移動するように、操作要素がばねの力によって付勢されている。
きわめて好ましいこの構成が有する顕著な利点として、支え台は創腔に押し通されたのちに自動的に横に開脚し、これによって操作要素も移動される。このことを執刀医は外部から認めることができ、いまや彼が支え台を創腔に押し通したことを執刀医は正確に知ることになる。こうして、縫合補助装置が間違って過度に押し込まれることのないことが簡単に確保される。
本発明の他の1構成では、作業支え台が中間位置までのみ横に開脚されるようにばねの力が調整されており、完全に横に開脚した動作位置の多少前にこの中間位置がある。
この措置の利点として、執刀医は立てた支え台が創腔を通り抜けたことを認めたのちにいまや縫合補助装置を僅かに引き戻すことによって支え台を、大抵の場合厳密に90°横に開脚した望ましい動作位置に移動させることができ、次にこの位置で支え台は固定することができる。
本発明の他の1構成では、作業支え台のその都度の旋回位置を表示する配向目印が柄及び/又は操作要素に設けられている。
この措置の利点として、執刀医は柄と柄に沿って移動する操作要素との間の相対位置によっていかなる時点にも、支え台との視覚的接触なしでも、支え台がいかなる旋回位置にあるのかを知ることができる。このことから、縫合補助装置の取扱いが著しく確実になる。
本発明の他の1構成では、特定の旋回位置で作業支え台を固定することのできる固定機構が設けられている。
この措置の利点として、固定機構を介して支え台は特に横に開脚したその動作位置で固定可能であり、この場合、支え台と柄との間の相対位置を変更することなく、デシャン鉤による糸のセット、挿入等のその他の操作を実行することができる。
本発明の他の1構成では、固定機構が、旋回可能に柄で支承されたばねレバーとして構成されており、このばねレバーが、操作要素に設けられる適宜な切欠部内に係合する係止要素を有する。
この措置は、固定機構を簡単に操作することができ、つまり簡単に開閉することができるという利点だけでなく、同時にいかなる位置でまさに固定されるのかも知ることができるという利点も有する。
本発明の他の1構成では、切欠部が、検知可能な係止を引き起こす傾斜面を備えている。
この措置の取扱上の顕著な利点として、執刀医は、固定機構の聴取可能なクリック音又は目に見える移動によって、支え台が固定されたか否かを知ることになる。
本発明の他の1構成では、縫合補助装置を創傷領域に導入するために特殊な案内軌条が設けられている。
この措置の利点として、縫合補助装置はガイドに沿って適切に創腔に導入し若しくは押し通すことができる。
本発明の他の1構成では、案内軌条が折曲把持部を有する。
この措置の利点として、案内軌条の保持は同時に縫合補助装置を装着した状態で簡単に可能である。
本発明の他の1構成では、案内軌条が操作要素の遠位端に案内ピン用案内溝を有し、この案内ピンが縫合補助装置の感知可能な案内と案内軌条の侵入深さを基準として縫合補助装置の侵入深さの制御とを可能とする。
この措置の利点として、縫合補助装置の押込み時にまったく限定された案内、制御が可能となる。
本発明の他の1構成では、案内軌条が目盛を有する。
この措置の利点として、案内軌条の押込深さは目盛を介して点検することができる。トロカールの押込深さを検知し検出し、次にそれに応じて案内軌条を深く押し込むことができる。これは患者の各身体性状に左右されない。これにより、案内軌条を挿入しても臓器が損傷しないことが確保されている。
前記特徴及び以下なお説明する特徴は記載した組合せにおいてだけでなく、本発明の枠から逸脱することなく他の組合せや単独でも勿論適用することができる。
選択した幾つかの実施例に基づいて添付図面に関連して以下に本発明を詳しく説明する。
図1は、縫合補助装置の第1実施例の斜視図である。
図2は、支え台を近位側に立てた動作位置にして小開腹部に押し通すときの縫合補助装置の遠位端領域の部分略示図である。
図3は、支え台が既に横に開脚した中間位置にあるときの図2と同様の図示である。
図4は、支え台が横に完全に開脚した動作位置にあるときの図2、図3と同様の図示である。
図5は、小開腹部から引き抜く間、支え台が遠位側に倒した動作位置にあるときの図2〜図4と同様の図示である。
図6は、図2の位置に相当する位置において縫合補助装置の遠位端領域を近位側から遠位側に見た斜視図である。
図7は、図3の図示に対応する斜視図である。
図8は、図4の図示に対応する斜視図である。
図9は、図5の図示に対応する斜視図である。
図10は、図4の拡開位置で縫合補助装置を既に挿入した小開腹部を近位側から遠位側に見た平面図である。
図11は、縫合補助装置を小開腹部に導入するための案内軌条の側面図である。
図12は、図1の縫合補助装置を装着した図11(原文6)の案内軌条を90°回して見た側面図である。
図13は、図11に示す案内軌条の案内溝の拡大断面図であり、案内軌条はトロカールに装着されている。
図14は、縫合補助装置を装着した断面を図13の断面図と同様に示す断面図である。
図15は、合成樹脂製の縫合補助装置の他の実施例の側面図である。
図16は、図15に示す縫合補助装置の遠位領域の拡大図である。
図17は、図16のXVII−XVII線に沿った断面図である。
図18は、横に開脚した状態の縫合補助装置を図10の断面図と同様に示す図示である。
図1に斜視図で示す第1実施例の縫合補助装置が全体に符号10で示されている。
縫合補助装置10は管14の態様の縦長柄12を有する。
管14の近位端に設けられている把持部16は、1平面を延びた2つのほぼ環状の相反する側の指穴18、18’を有する。
把持部16に設けられている固定機構20がばねレバー22を有する。
ばねレバー22は把持部16に固定された旋回軸23の周りで旋回可能に取付けられており、一端に突片24を有する。後に説明するようにこの突片は適宜な切欠部若しくは溝内に係合して鎖錠する。
ばねレバー22は、ばねレバーを固定位置若しくは鎖錠位置に押し込むばね25によって付勢されている。突片24とは反対側の末端にばねレバー22はここには詳しくは示していない押釦を備えており、この押釦は指先で操作することができる。
棒28の態様の操作要素26は長手摺動可能に柄12の管14内に収容されている。
棒28は近位側で把持部16から突出するその末端に指穴30を備えており、この指穴は指穴18、18’と同一平面を延びている。
把持部16の領域で棒28の図1に見られる部分に、把持部は中心に横平坦部32を備えており、この平坦部は一方で棒28を回転防止して管14内に収容するのに役立ち、このために適宜な締付要素が設けられている。
図1に見られる平坦部32とは相反する側にある平坦部は、同時に、機能様式に関連して以下になお詳しく説明するように、ばねレバー22の突片24用滑り面として役立つ。
平坦部32から距離を置いてその近位側に第1環状溝36が穿設されており、環状溝の側面は傾斜面38として構成されている。
比較的狭い溝36に近位側で続く比較的幅広の溝40はその側面がやはり傾斜面として構成されている。
突片24は溝36にも幅広溝40にも係合することができるように構成されている。
棒28が遠位端に折曲端42を有し、支え部46の丁番状継手44がこの折曲端に取付けられている。
支え台46は相反する側のほぼ矩形の2つの羽根板48、48’からなり、こうして羽根板は棒28の折曲端42の周りを旋回可能に取付けられている。従って折曲端42の中心長手軸線は継手軸線45、若しくは羽根板48、48’の当該旋回軸線となる。縫合補助装置10の近位端に向き合う側面の中心に羽根板48、48’は長手軸線に沿って延びる案内溝49若しくは49’を備えている。
羽根板48、48’は、操作レバー50、50’を介して、柄12の遠位端に設けられるフランジ51に関節式に結合されている。操作レバー50は、特に図4、図8に関連して明らかとなるように、一方で継手ピン52を介して関節式にフランジ51に結合され、他方で継手ピン54を介して関節式に羽根板48の側縁に結合されている。継手軸線45と継手ピン54との間の距離は羽根板48の軸方向長さのほぼ1/3である。この場合羽根板48’と操作レバー50’との関節式結合についても同じことが妥当する。
把持部16の領域で柄12に半径方向に突出する嵌め管56が設けられており、この嵌め管は中空柄12の清浄と洗浄とに役立つ。
以下、図2〜図5の図系列に基づいて羽根板48、48’のさまざまな動作位置と旋回位置を説明する。図6〜図9の図系列は羽根板48、48’の旋回位置の当該斜視図を示している。
羽根板48、48’の基本位置、つまり執刀医に縫合補助装置10が手渡されるときの位置は、図1若しくは図8に示す位置である。この図示において羽根板48、48’は柄の軸線からほぼ90°旋回して、同一平面を延びている。
この位置のとき固定機構20の突片24は棒28の狭い溝36内に係合しており、従って羽根板48、48’はこの旋回位置において動かすことができない。
執刀医はいまや縫合補助装置10を手にして、2本の指、例えば人差し指と中指を指穴18、18’に入れる。次に親指で固定機構20を解除することができ、縫合補助装置10は、図2に示すように、その遠位端を前にして小開腹部112内、例えば腹壁110内に挿入することができる。このために指穴30を掴む必要はない。
この導入を容易とする過程は後に図11〜図14に関連して説明される。
小開腹部112の直径は羽根板48、48’開脚時の半径方向長さよりもかなり小さく、羽根板は近位側に立てられて図2と図6に示すV形の位置を占める。棒28はばね34の力に抗して柄12内を遠位側に移動され、つまり指穴30が把持部16に向かって移動する。この移動は執刀医によって支援することができ、又はこの過程は小開腹部112の損傷又は拡張を生じることなく小開腹部112の壁によっても引き起こされる。つまり執刀医はこの過程のとき例えば親指を指穴30から抜き出すことができる。
図2から図3への移行から明らかとなるように、羽根板48、48’が立てられてV形とされた遠位端が小開腹部112を通過したなら、ばね34の力が柄内の棒28を近位側に押圧する。操作レバー50、50’を介して羽根板48、48’は、図3に見られる中間位置にほぼ達するまで、横に開脚される。この領域内で固定機構20のばねレバー22の突片24は幅広溝40に沿って滑動しており、傾斜面として構成されたその遠位側面に突接している。
図2の位置から図3への移行はばね22の力によって急激に起き、これは執刀医が検知することのできる指穴30の急激な動きと連動している。つまり、いまや羽根板48、48’が小開腹部112を通過して自由な腹腔内に押し通されたことが執刀医に知らされている。
いまや執刀医は縫合補助装置10を多少引き戻し、図4に示すように羽根板48、48’を腹壁110の下面114に当接させる。図3の旋回位置から図4に移行するとき突片24は溝40の側面若しくは傾斜面を通過し、再び溝36内に係合している。図10に示すように小開腹部112は外側から執刀医に見える。いまや、図5に示唆したように、糸を有する鉤、例えばコルク栓抜き状に末端を捻回されたデシャン鉤を外側から押し込み、縫目を設け若しくは糸116を挿入することができる。羽根板48、48’上の案内溝49、49’が縫合工具の配向を容易とするのに役立ち、これらの案内溝は見易くするために図1と図10にのみ図示されている。つまりデシャン鉤は、それぞれ羽根板48若しくは羽根板48’に衝突したのち、溝49若しくは49’に入り込むまで多少移動させることができる。縫合工具は整列可能であり、執刀医は柄の両側に糸116を、図5に示唆したように挿入することができる。
糸116の挿入後、固定機構20が再度解除され、棒28は指穴30に親指を挿入して近位側に引かれる。
いまや操作レバー50、50’が羽根板48、48’を図5の図示で下方に押し、こうして羽根板が遠位側に、しかも図5に示すV形位置へと、倒される。それ以上の倒しは必要でなく、また望ましくもなく、倒された羽根板48、48’の間で組織部分が鋏み込まれるようなことは排除されている。
いまや固定機構の突片24が棒28の平坦部32に沿って滑動する。
図5に示す位置のとき縫合補助装置10はいまや問題なく小開腹部112から、従って身体から引き出すことができる。
引き続き糸116を結節して小開腹部を閉鎖することができる。
縫合補助装置10の装着と小開腹部112内への挿入を容易とするために、図11に見られる案内軌条60が設けられている。
案内軌条60が案内溝62を有し、図12に示すようにこの案内溝に縫合補助装置10を装着することができる。案内軌条60が折曲把持部64を有し、両方の器具、つまり案内軌条60と縫合補助装置10は、相互に邪魔することなく、異なる手で掴むことができる。案内軌条60に目盛68が設けられており、この目盛を介して押込み深さを読み取ることができる。
図13の拡大断面図から、案内溝62が特定の断面形状を有することを認めることができる。
図13に輪郭線66で示唆したトロカールに沿って案内軌条16を体内に押し込むことができるように、この断面形状は構成されている。
目盛68を介して押込み深さを点検することができ、案内軌条16の押込み後、トロカールは引き出される。引き続き、図12と図14に示したように、縫合補助装置10が案内溝62に装着され、体内に若しくは小開腹部112を通して押し込まれる。この補助器具は縫合補助装置10の取扱い、特に非外傷性装着及び導入を容易とする。
以上に述べた縫合補助装置10は完全に金属から製造されており、従って高圧蒸気滅菌可能な反復利用可能器具として構成されている。
図15〜図18には本発明による縫合補助装置の他の構成が図示されて、全体に符号70が付けられている。
この縫合補助装置70は基本的に縫合補助装置10と同一に構成されているが、しかし完全に合成樹脂から、特に合成樹脂射出成形品から製造されており、従って一層安価に製造することができ、場合によっては使い捨て器具として利用することができる。
それに応じて、縫合補助装置70は管74として構成された柄72を有する。管74が近位側に把持部76を備えており、この把持部が2つの指穴78、78’を有する。
長手摺動可能な棒82の態様の操作要素80が管74内に収容されており、この操作要素が近位側に指穴84を備えている。
棒82が遠位側に折曲端86を有し(特に図17参照)、可撓性合成樹脂橋絡片88、88’を介してこの折曲端に羽根板89、89’が一体に射出成形されている。こうして可撓性合成樹脂橋絡片88、88’がフィルムヒンジを形成する。2つの操作レバー90、90’は合成樹脂橋絡片92、92’(特に図16参照)を介して管74の遠位端に関節式に結合されている。操作レバー90、90’は、反対側の末端が、羽根板89、89’の側縁に設けられた継手ピン状延長部94、94’に嵌着されている。
特に図18の図示から明らかとなるように、長手方向に延びる2つの案内溝96、97若しくは96’、97’が羽根板89、89’に設けられている。
当該箇所で棒82の折曲端86にも適宜な案内溝98、99が設けられており、こうして連続ガイドが設けられている。ノズルの態様のランド100が棒82の外面に沿って取付けられている。
管74は図18の断面図に見られるように適宜な内輪郭を有し、こうして棒82は回転防止して管94に収容されている。
指穴84の前の近位端でランド100に切欠部104、105、106が設けられており、把持部76の適宜な突部102がこれらの切欠部内に弾力的に係合し若しくは外れることができ、このために切欠部は適宜な入口斜面若しくは出口斜面を備えている。3つの切欠部104、105、106は3つの動作位置を示し若しくはそれに対応しており、従って図15の図示では突部102は中央切欠部105内に係合しており、従って羽根板89、89’がほぼ直角に横に開脚された動作位置にある。この構造では棒を付勢するばねは設けておかなくともよいので、羽根板89、89’は指穴84を介して適宜な立てた位置若しくは倒した位置に移動され、次に適切に突部102が切欠部104若しくは106内に係合する。
半径方向に突出する突片108が棒82の遠位端領域に設けられており、縫合補助装置70の限定された押込みを達成するためにこの突片は案内軌条の適宜な溝に嵌め込むことができる。
Claims (16)
- 最小侵襲性外科手術で生じた小開腹部(112)を閉鎖するための縫合補助装置において、横に旋回進出可能な少なくとも1つの偏平支え台(46)が柄(12、72)の遠位端に配置されており、支え台(46)を旋回させる操作要素(26、80)を有し、支え台(46)が近位側に立てた動作位置(図2)と横に開脚した動作位置(図1)と遠位側に倒した動作位置(図5)との間で制御可能であり、支え台(46)が、相反する側の2つの羽根板(48、48’;89、89’)を有することを特徴とする縫合補助装置。
- 操作要素(26、80)が柄(12、72)に沿って摺動可能な棒(28、82)として構成されており、この棒が遠位側で関節式に支え台(46)に結合されており、継手軸線(45)が支え台(46)の旋回軸線となることを特徴とする、請求項1記載の縫合補助装置。
- 支え台(46)がその旋回軸線(45)から距離を置いて関節式に操作レバー(50、50’;90、90’)の一端に結合され、他端が関節式に柄(12、72)に結合されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の縫合補助装置。
- 支え台(46)の旋回軸線(45)と操作レバー(50、50’;90、90’)の枢着部との間の距離が支え台(46)の全長の約1/3に一致することを特徴とする、請求項3記載の縫合補助装置。
- 縫合補助装置(10、70)の近位端に向き合う支え台(46)の側面に少なくとも1つの縫合工具用ガイド(49、49’;96、96’、97、97’)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の縫合補助装置。
- 操作要素(26、80)が回転防止して柄(12、72)内に収容されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の縫合補助装置。
- 近位側に立てた位置から横に開脚した動作位置へと支え台(46)が自動的に移動するように、操作要素(26)がばね(34)の力によって付勢されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項記載の縫合補助装置。
- 作業支え台(46)が中間位置(図3)までのみ横に開脚されるようにばね(34)の力が調整されており、完全に横に開脚した動作位置の多少前にこの中間位置があることを特徴とする、請求項7記載の縫合補助装置。
- 支え台のその都度の旋回位置を表示する配向目印(104、105、106)が柄(12、72)及び/又は操作要素(26、80)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載の縫合補助装置。
- 特定の旋回位置で支え台(46)を固定することのできる固定機構(20)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項記載の縫合補助装置。
- 固定機構(20)が、旋回可能に柄(12、72)で支承されたばねレバー(22)として構成されており、このばねレバーが、操作要素(26、80)に設けられる適宜な切欠部(36、40;104、105、106)内に係合する係止要素(24、102)を有することを特徴とする、請求項10記載の縫合補助装置。
- 切欠部(36、40;104、105、106)が、検知可能な係止を引き起こす傾斜面(38)を備えていることを特徴とする、請求項11記載の縫合補助装置
- 縫合補助装置を小開腹部に導入するために案内軌条(60)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項記載の縫合補助装置。
- 案内軌条(60)が折曲把持部(64)を有することを特徴とする、請求項13記載の縫合補助装置。
- 案内軌条が、操作要素の遠位端に案内ピン(108)用の案内溝を設け、縫合補助装置の感知可能な案内と案内軌条の侵入深さを基準として縫合補助装置の侵入深さの制御とを可能とすることを特徴とする、請求項13又は14記載の縫合補助装置。
- 案内軌条が目盛(68)を備えていることを特徴とする、請求項13〜15のいずれか1項記載の縫合補助装置。
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