JP3911825B2 - 超音波プローブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、体腔内等に挿入されて回転方向に超音波走査を行うようにした超音波プローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
体内の組織状態の検査を行うための超音波プローブとして、体腔内に挿入されるタイプのものは従来から広く用いられている。この種の超音波プローブは、超音波走査部に軸部を連設したものからなり、この軸部は可撓性を有する可撓性コードで形成される。この超音波プローブは直接体腔内に挿入されるものと、内視鏡等のガイド手段を介して体腔内に挿入されるものとがある。内視鏡には鉗子等の処置具を挿通するための処置具挿通チャンネルを備えているから、この処置具挿通チャンネルを超音波プローブの体腔内への挿入経路として用いるのが一般的である。
【0003】
内視鏡の処置具挿通チャンネルをガイドとして挿入される、所謂内視鏡挿通用超音波プローブにあっては、超音波走査部には単板からなる超音波振動子を有する超音波トランスデューサを設けることにより細径化を図っている。この超音波トランスデューサにより所定の範囲にわたって走査するが、超音波トランスデューサを回転方向に駆動するラジアル走査を行うものがある。このラジアル走査を行う場合には、超音波トランスデューサを回転駆動する手段等が必要となる。回転駆動手段を挿入部の先端に設けると太径化することから、遠隔操作で超音波トランスデューサを回転駆動する。このために、超音波走査部に接続した軸部を構成する可撓性コードは、可撓性を有するチューブ内に密着コイル等からなるフレキシブルシャフトを挿通したものから構成し、この可撓性コードの基端部にコネクタ部を連結する。コネクタ部はチューブに連結した固定部と、フレキシブルシャフトに連結した回転軸とから構成して、走査駆動ユニットに着脱可能に接続される。走査駆動ユニットにはコネクタ部の回転軸を回転駆動する手段が設けられており、これによりフレキシブルシャフトをチューブ内で軸回りに回転駆動することによって、その回転力を超音波トランスデューサにまで伝達する。
【0004】
以上の構成を有する超音波プローブは、内視鏡の処置具挿通チャンネルに組み込まれて、その基端側に設けたコネクタ部を超音波操作部に接続し、内視鏡の挿入部を体腔内に挿入して超音波走査部を体腔内における超音波検査を行うべき位置に配置させる。超音波トランスデューサを回転する間に所定の角度毎に超音波パルスを体内に向けて送信すると、体内組織の断層部分から反射エコーが得られ、この反射エコーは超音波トランスデューサにより電気信号に変換されて、この信号が外部に取り出される。そして、この反射エコー信号を超音波観測装置に取り込んで所定の処理を行うことにより超音波画像が得られる。
【0005】
ラジアル超音波走査を行う超音波プローブにおいて、超音波走査部における超音波トランスデューサを収納するハウジングとしての先端キャップは円筒形となし、先端キャップは音響特性に優れた樹脂材等から構成し、かつ少なくともこの先端キャップ内には超音波伝達媒体を充満させておく。ここで、超音波トランスデューサを構成する超音波振動子の送受信面を広くした方が遠方に超音波のフォーカス点を設定できるため、より深い部位の情報が得られ、送受信感度の向上が図れる。また、超音波振動子の厚み寸法を大きくすると、バッキング材を厚くできるため、送受信性能の向上が図れる。
【0006】
ここで、超音波振動子の送受信面を広くしたり、厚みを大きくするには、超音波トランスデューサが設けられる先端キャップの内部を広くしなければならない。処置具挿通チャンネルに挿通される超音波プローブであっても、超音波走査部の外径を処置具挿通チャンネルの内径より大きくすることは可能である。この場合には、可撓性コード及びコネクタ部を処置具挿通チャンネルの内径より細くして、コネクタ部を処置具挿通チャンネルの先端側から挿入するようにして内視鏡に組み込む。従って、超音波プローブは内視鏡の挿入部を体腔内に挿入する前の段階で、予め処置具挿通チャンネルに組み込むようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、超音波トランスデューサとフレキシブルシャフトとの間の連結は、フレキシブルシャフトの先端に回転部材を連結して設け、この回転部材を超音波走査部を構成する先端キャップ内にそのまま延在させて、この回転部材に超音波トランスデューサを支持させる。そして、回転部材の先端キャップ内に位置する部位に平坦な面を形成して超音波トランスデューサの取付部としている。従って、先端キャップの内部では、この先端キャップの軸線と直交する方向の断面において、その中心部分には回転部材が位置しており、超音波トランスデューサが装着される部位は先端キャップの断面における半円よりかなり小さいスペースとなってしまう。この結果、先端キャップを大径化させたとしても、必ずしもそのスペースを有効に活用することができず、超音波振動子の表面積を広くしたり、またバッキング材の厚み寸法を大きくするには限界があった。
【0008】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、超音波走査部を構成するハウジング内におけるスペースを有効的に活用して、大型の超音波トランスデューサを設け、またバッキング材の厚み寸法を大きくできるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、可撓性コードの先端に円筒形のハウジングを連結して設け、このハウジング内に超音波振動子を有する超音波トランスデューサを装着して、この超音波トランスデューサを回転体に連結して、この回転体を回転駆動することにより超音波走査を行うように構成した超音波プローブにおいて、前記回転体の外周面に、その回転中心軸線から前記ハウジング内面側に偏寄し、この回転中心軸と平行な方向に形成した平坦面からなる取付部を設け、前記超音波トランスデューサに連結部材を設け、この連結部材を前記取付部に接合させて、連結ピンにより連結し、前記連結部材の表面には、その前記超音波トランスデューサの接合部と前記回転体を構成する取付部との間に電子部品が搭載され、かつ所定の配線パターンが形成されて、中継基板を構成するようになっており、前記超音波トランスデューサの超音波振動子の電極からの配線と、前記回転体内からのケーブルの配線とを前記配線パターンに接続する構成としたことをその特徴とするものである。
【0010】
ここで、連結部材に超音波トランスデューサを連結した状態で、その送受信面をほぼ回転中心軸線を含む面に臨むように配置すると、超音波振動子の表面積を広くすることができ、また送受信面を連結部材の連結位置から回転中心軸線を越えた位置にまで延在させるようにすれば、超音波振動子の厚肉化が可能となる。そして、連結部材にケーブルを接続し、この連結部材を介して超音波振動子と電気的に接続するように構成していることから、連結部材は中継基板を兼ねるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態について、図面を参照して詳細に説明する。ここで、以下に示す実施の形態においては、内視鏡の処置具挿通チャンネルをガイド手段として体腔内に挿入される超音波プローブとして構成したものについて説明するが、直接体腔内に挿入されるタイプの超音波プローブにも適用できる。また、超音波走査部を、それに連結した可撓性コードより太径にしたものとするが、超音波走査部を可撓性コードと同じ外径としたものにも適用できる。
【0012】
まず、図1に超音波検査装置の全体構成を示す。この超音波検査装置は、超音波プローブ1と、走査駆動ユニット2及び超音波観測装置3とそのモニタ4とから構成される。超音波プローブ1は内視鏡5を介して体腔内に挿入されるものであり、具体的には、内視鏡5の本体操作部5aに設けられ、鉗子その他の処置具を挿通させるための処置具導入部6から挿入されて、この本体操作部5aから挿入部5bを貫通するように形成した処置具挿通チャンネル7を介して体腔内に導かれるようになっている。ここで、走査駆動ユニット2は超音波観測装置3及びモニタ4等が装着されているラック8から延在させた可動アーム9に取り付けられて、そのコード2aが超音波観測装置3に着脱可能に接続されている。そして、可動アーム9は軽い負荷で任意の方向に曲がるようになっている。
【0013】
超音波プローブ1は、先端側から、超音波走査部1a,可撓性コード1b及びコネクタ部1cから構成される。超音波走査部1aの外径は最も太く、可撓性コード1b及びコネクタ部1cはそれより細いものである。可撓性コード1b及びコネクタ部1cの外径寸法は処置具挿通チャンネル7の内径より小さくなっている。そして、超音波走査部1aは、図2及び図3から明らかなように、ハウジングとしての先端キャップ10を有し、この先端キャップ10は超音波の透過性を良好な材質のもの、例えばシリコン樹脂,ポリエチレンその他の合成樹脂で形成され、肉厚の薄いものから構成される。超音波走査部1aには可撓性コード1bが連結されるが、先端キャップ10の保形性を良好となし、また可撓性コード1bとの連結強度を良好にするために、先端キャップ10には金属製のキャップ保持部材11を連結する構成としている。ここで、キャップ保持部材11は、一端が大径の先端キャップ10に連結され、他端は細径の可撓性コード1bに連結されるものであるから、大径のキャップ側連結部11aと小径のコード側連結部11bとから構成されている。
【0014】
先端キャップ10内には超音波トランスデューサ12が設けられており、この超音波トランスデューサ12は遠隔操作により回転駆動されるものである。可撓性コード1bは超音波トランスデューサ12にまで回転を伝達するためのものであって、この可撓性コード1bは軟性のチューブ13内に密着コイルからなるフレキシブルシャフト14を挿通させたものであり、また超音波トランスデューサ12に接続したケーブル15は、このフレキシブルシャフト14内に挿通されている。従って、フレキシブルシャフト14の基端部をチューブ13内で軸回りに回転させると、その回転が先端にまで及ぶことになる。また、ケーブル15はフレキシブルシャフト14及び超音波トランスデューサ12と共に回転することになる。
【0015】
図4及び図5に示したように、超音波トランスデューサ12は、例えばセラミック圧電素子等からなる超音波振動子16を有し、この超音波振動子16の送受信面側には少なくとも音響整合層17が積層され、またその裏面側にはバッキング材18を配設したものであり、全体が略円柱形状となっている。この超音波トランスデューサ12における送受信面とは反対側、即ちバッキング材18の裏面には凹部18aが形成されており、この凹部18aに連結部材19が接着等の手段で固着して設けられている。また、バッキング材18における連結部材19の固着部より左右両側の部位には斜めに切り欠いた面取り部18b,18bが形成されている。一方、回転伝達側であるフレキシブルシャフト14の先端には回転体20が連結されている。この回転体20は筒状部20aと円形部20bとを備え、筒状部20aにはフレキシブルシャフト14の先端部が挿入されて、スポット溶接等の手段で固定されている。この筒状部20aは、先端キャップ11をチューブ13に連結するためのキャップ保持部材11のコード側連結部11bの内側に位置している。
【0016】
回転体20の筒状部20aは、キャップ保持部材11のコード側連結部11bからキャップ側連結部11aに移行する部位が厚肉化されると共に、このキャップ保持部材11との間に軸受21を介在させることにより回転自在に支持されている。また、筒状部20aに連結した円形部20bは超音波走査部1aの空間内に延在されている。ここで、この円形部20bが位置する部位はキャップ保持部材11のキャップ側連結部11aの内部である。
【0017】
そして、回転体20の円形部20bの外周部、即ち回転体20の回転中心軸線から離れた位置には軸線方向に向けて延在させた平坦面を有する取付部22が連設されており、連結部材19はこの取付部22に連結される。この連結部材19と取付部22との連結は連結ピン23用いて行われる。このために、取付部22にはピン挿通孔22aが穿設されており、また連結部材19における取付部22のピン挿通孔22aに対応する位置にもピン挿通孔19aが形成されている。従って、連結部材19をそのピン挿通孔19aが取付部22におけるピン挿通孔22aと一致させた状態に組み込んで、連結ピン23をピン挿通孔22a,19aに挿通させて、接着やかしめ等の手段で固着するようにしている。
【0018】
図5に概略示したように、超音波トランスデューサ12を構成する超音波振動子16には、その表裏両面に電極が設けられており、この電極にはケーブル15が接続される。このケーブル15は、コネクタ部1cから可撓性コード1bを構成する密着コイルからなるフレキシブルシャフト14の内部を通り、回転体20内を通過して連結部材19に接続されている。また、連結部材19には超音波振動子16の表裏両面に設けた電極からの配線が接続されており、かつ電子部品として、例えばコイル24が搭載されている。従って、連結部材19の表面には所定の配線パターン等が形成されており、連結部材19は超音波振動子16とケーブル15とを結ぶ中継基板としての機能も発揮する。そして、連結部材19における超音波振動子16からの配線の接続部及びケーブル15の接続部は、超音波トランスデューサ12を固着した側の面であって、この超音波トランスデューサ12との接合部と取付部22への接合部との間の部位となっている。
【0019】
なお、図中において、25は先端キャップ10に設けられ、その内部に超音波伝達媒体を供給するための超音波伝達媒体供給通路であり、この超音波伝達媒体供給通路25は栓部材26により閉鎖可能となっている。また、27は可撓性コード1bのチューブ13をキャップ保持部材11のコード側連結部11bに嵌合させた状態に固定するための糸巻きである。
【0020】
以上のように、超音波振動子16を含む超音波トランスデューサ12は、その裏面側に連結部材19が連結して設けられており、この連結部材19を回転体20の外周部に設けた取付部22に連結されている。従って、連結部材19は先端キャップ10の内面と干渉しないことを条件として、この内面に近接した位置に配置することができる。この結果、先端キャップ10の軸線と直交する断面において、回転中心軸線Aを含む広いスペースが確保され、この広いスペースに超音波トランスデューサ12を装着できる。しかも、連結部材19の幅寸法を狭くしており、かつ超音波トランスデューサ12に対してはバッキング材18に形成した凹部18aに装着されて、バッキング材18に裏面と連結部材19の表面とがほぼ同じ高さ位置となっている。さらに、バッキング材18の連結部材19との連結部の両側は面取り部18bとなっている。従って、連結部材19を先端キャップ10の内面に極めて近接する位置に配置しても、超音波走査を行うために、超音波トランスデューサ12を回転させている間に連結部材19等が先端キャップ10の内面に接触することはない。この結果、フレキシブルシャフト14を回転駆動すると、その回転が回転体20から連結部材19に伝達されて、超音波トランスデューサ12が円滑に回転してラジアル走査が行われ、その間に連結部材19等が先端キャップ10の内面と摺動するおそれはない。
【0021】
ここで、超音波トランスデューサ12における送受信面は連結部材19の板面と平行に配置されることになる。従って、前述したように、連結部材19を先端キャップ10の内面に近接した位置に配置することにより、図6に示したように、この送受信面をほぼ先端キャップ10の中心位置を含む面に臨ませるようにすることができるから、超音波トランスデューサ12を構成する超音波振動子16の表面積を広くすることができる。この結果、送信した超音波のフォーカス点をより遠方に設定することができて、体内の深い部位の超音波断層像が得られ、また送受信感度も向上する。
【0022】
一方、図7に示したように、超音波トランスデューサ12における送受信面を先端キャップ10における中心位置を越えた部位にまで延在させるようにすることもできる。これによって、全体としての超音波トランスデューサ12の厚みが大きくなり、従って超音波振動子16を厚肉化できることになる。この結果、バッキング材18の厚みを大きくできて、送受信性能が向上する。
【0023】
また、超音波振動子16に接続されるケーブル15は、フレキシブルシャフト14内では同軸ケーブルとするのが一般的であるが、この同軸ケーブルの分布容量等の影響を排除して共振特性を安定させるためには、超音波振動子16とケーブル15との間にコイル24を設ける等、超音波振動子16の近傍位置には電子部品等を設置する必要がある。このようにコイル24を設ければ、超音波の送受信インピーダンスが高められて、送受信効率が良好になり、S/N比が向上する等の利点がある。連結部材19を中継基板としての機能を持たせていることから、この連結部材19にこれらの電子部品を容易に搭載することができる。また、修理等を行う際において、超音波振動子16とケーブル15とを分離する必要が生じることもあるが、ケーブル15の連結部材19への接続配線を切断すれば容易に分離できるようになる。そして、修理等が終了すると、はんだ付け等により簡単に再接続を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明はハウジング内面側に偏寄した位置に取付部を設けて、この取付部から回転中心軸線と平行な方向に連結部材を延在させて設け、この連結部材に超音波トランスデューサを連結する構成としたので、ハウジングの内部の広いスペースに超音波トランスデューサの配設できることから、超音波振動子の表面積を広くして深い部位で、高感度の超音波画像を取得したり、バッキング材を厚くして送受信性能の向上が図られ、また連結部材の表面に超音波トランスデューサの接合部と取付部への接続部との間に電子部品が搭載され、かつ所定の配線パターンが形成されて、中継基板を構成するようになっており、しかも超音波トランスデューサの超音波振動子の電極からの配線と、回転体内からのケーブルの配線とを配線パターンに接続することによって、超音波トランスデューサの近傍位置に必要な電子部品を容易に装着でき、回転体側のケーブルと超音波振動子からの配線とを切断することによって、このように超音波振動子の表面積を大きくしても、超音波プローブの修理を容易に行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す超音波検査装置を、その超音波プローブをガイドするために設けられる内視鏡と共に示す全体構成図である。
【図2】超音波プローブの先端部分の断面図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】超音波トランスデューサの取付構造を示す分解斜視図である。
【図5】超音波トランスデューサの取付部に取り付けた状態の外観図である。
【図6】図2のY−Y断面図である。
【図7】他の構造の超音波トランスデューサを装着した状態を示す図6と同様の断面図である。
【符号の説明】
1 超音波プローブ 1a 超音波走査部
1b 可撓性コード 1c コネクタ部
10 先端キャップ 11 キャップ保持部材
12 超音波トランスデューサ 13 チューブ
14 フレキシブルシャフト 15 ケーブル
16 超音波振動子 17 音響整合層
18 バッキング材 19 連結部材
20 回転体 22 取付部
24 コイル

Claims (3)

  1. 可撓性コードの先端に円筒形のハウジングを連結して設け、このハウジング内に超音波振動子を有する超音波トランスデューサを装着して、この超音波トランスデューサを回転体に連結して、この回転体を回転駆動することにより超音波走査を行うように構成した超音波プローブにおいて、
    前記回転体の外周面に、その回転中心軸線から前記ハウジング内面側に偏寄し、この回転中心軸と平行な方向に形成した平坦面からなる取付部を設け、
    前記超音波トランスデューサに連結部材を設け、この連結部材を前記取付部に接合させて、連結ピンにより連結し、
    前記連結部材の表面には、その前記超音波トランスデューサの接合部と前記回転体を構成する取付部との間に電子部品が搭載され、かつ所定の配線パターンが形成されて、中継基板を構成するようになっており、
    前記超音波トランスデューサの超音波振動子の電極からの配線と、前記回転体内からのケーブルの配線とを前記配線パターンに接続する
    構成としたことを特徴とする超音波プローブ。
  2. 前記超音波トランスデューサのバッキング材の裏面側に凹部を形成し、この凹部内に前記連結部材を固着する構成としたことを特徴とする請求項1記載の超音波プローブ。
  3. 前記バッキング材の前記連結部材の固定部の両側の部位を斜め下方に切り欠いたテーパ面を形成する構成としたことを特徴とする請求項2記載の超音波プローブ。
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