JP3911583B2 - 液体封入式防振装置の液体封入方法および装置 - Google Patents

液体封入式防振装置の液体封入方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自動車用のエンジンマウントに使用される防振装置、その他各種の振動や衝撃吸収に使用される液体封入式防振装置の組立てにおける液体封入方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のエンジン等をその振動を車体に伝達させないように支承するマウントとして、例えば図16に例示するように、筒状の本体金具(2)、防振基体としてのゴム弾性体(3)およびダイヤフラム(4)が室壁の一部をなしかつ液体を封入した本体内部を、仕切り体(5)により例えば上下2室(6a)(6b)に仕切り構成し、両室(6a)(6b)を仕切り体(5)に有するオリフィス(7)により連通させて、オリフィス(7)による液体流動抵抗やゴム弾性体の防振効果により、振動を減衰し吸収するようにした液体封入式防振装置が知られている。
【0003】
このような液体を封入した防振装置は、筒状の本体金具(2)の一端側開口部にゴム弾性体(3)を加硫接着するとともに、該ゴム弾性体(3)に取付金具(8)を加硫接着して、内部に液体を封入するための空間を有する本体部品(1)を形成しておき、この本体部品(1)に対し仕切り体(5)やダイヤフラム(4)等の部品を組込み、同時に内部に液体を封入することにより組立てる。
【0004】
従来、前記の防振装置の組立てにおける部品の組込みおよび液体封入作業は、例えば次のようにして行なっている。
【0005】
(1) まず、内部に空間を有して一端側に開口する本体部品を、チャック装置等を利用した支持装置により支持して液槽内に入れ、液体中の所定の位置に前記開口を上方に向けた状態で保持する。
【0006】
(2) 保持された本体部品を液槽内の次の工程に送る。
【0007】
(3) 液槽近傍の所定位置に供給されている仕切り体およびダイヤフラム等の各部品を、順次、それぞれロボットのハンドのチャック装置でチャックして、液体中に移動させて浸漬させ、例えば所要の角度傾ける等のエア抜き操作を行なってから、前記本体部品の上方より予め設定された位置まで降下させて、各部品を前記本体部品に嵌入して組込む。
【0008】
(4) さらに液槽内の次の工程に搬送して、封入された液体が漏出したり、組込まれた部品が抜脱しないように、かしめ加工を行ない固定する。
【0009】
(5) こうして液体が封入され部品が組込まれた防振装置を、液槽内の次の工程に搬送して液槽外に取出し回収する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の防振装置の組立てにおける液体封入方式は、加硫接着されたゴム弾性体を含む本体部品を液槽内の液体に浸漬して、仕切り体やダイヤフラム等の部品を組込んで液体を封入する方式であるため、次のような問題を有している。
【0011】
(a) 本体部品全体を液体に浸漬することによって、鋳物砂、ゴムくず、バリ等の異物が液槽内に持ち込まれ易く、この異物除去のための機構を必要とする上、気泡も発生し易く、その気泡が封入液体に混入するおそれがある。
【0012】
(b) 液槽内に複数の工程があって、本体部品や組立てた製品を液槽内で搬送する方式であるため、大型の液槽を必要とする。
【0013】
(c) また液槽内に搬送装置を設置することができないため、液槽外の搬送装置で本体部品を支持して移動させる必要があり、搬送装置が複雑で大掛かりなものになる。
【0014】
(d) そのため、保守管理が面倒であり、またサイズが変更された場合の段替え作業やトラブルに対する処理にも手数がかかる。また、搬送用の支持装置の爪片が長くなって、オーバーハングの大きい不安定な支持状態になり、チャック装置の耐久寿命も短かくなる上、搬送途中で本体部品等の部品を落とするおそれがある。仮に本体部品等の部品を落とした場合には、その部品の回収のために機械の運転を停止して、液槽内の液体を排出する必要があり、その作業がきわめて面倒である。
【0015】
(e) さらに、組立てられた防振装置を液槽から取り出すと、その外周部に液体が付着して槽外に持ち出されることになる。また組立て後における外周部の洗浄作業も面倒になる。
【0016】
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、液体封入式防振装置の組立てにおける部品組込みと液体封入作業を、本体部品を液体に浸漬せずに容易にかつ能率よく行なえるようにし、そのための装置のコンパクト化を図ることができる液体封入方法と装置を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段および作用】
請求項1の発明は、上記の課題を解決する液体封入式防振装置の液体封入方法であり、液体封入式防振装置の組立てにおいて、内部に空間を有して一端側に開口する本体部品を、前記開口を上方に向けた略直立状態にして保持しておき、底部に開口部を有する液槽を、該開口部を前記本体部品の外周に嵌合することにより、本体部品の開口端が前記底部上に臨出してシール状態を保持するように組付け、この液槽の前記底部上に液体を供給して、前記本体部品の開口より液体を本体部品の内部空間に流入させるとともに、前記底部上に所要量の液体を貯留させ、この状態で、仕切り体およびダイヤフラムの各部品を、液槽内の貯留液体に浸漬してエア切りしながら本体部品の内部や開口部に嵌入して組込み、液体を本体部品の内部に封入した後、前記液槽内の貯留液体を前記底部上から排出させて、液槽を本体部品より離脱させることを特徴とする。
【0018】
この液体封入方法は、所定位置にセットした本体部品に対し、底部に開口部を有する液槽を組付けて液体を液槽内の前記底部上に供給して液体を内部空間に流入させるとともに各部品を組込み、部品組込み後に前記液体を前記底部上から排出して液槽を本体部品から離脱させる方式であり、本体部品の全体を液体に浸漬することなく、また液体中で搬送することなく、仕切り体およびダイヤフラムの各部品を組込み、液体を封入することができる。
【0019】
しかも、本体部品全体を液体に浸漬する方法とは異なり、本体部品の外周に付着している鋳物砂やゴムくず、バリ等の異物が液体に混入することがなく、本体部品の外周や底部のエアが気泡となって液体に混入することもなくなる。また液槽は本体に対して、開口部を有する底部上の液体が排出されて存在しない状態で組付けおよび離脱するようになっているので、液体の漏出や滴となって外部に持ち出される量も少なく、また組立て後の洗浄作業も容易になる。
【0020】
前記の液体封入方法において、仕切り体およびダイヤフラムの各部品を、傾き姿勢で液槽内の貯留液体に浸漬させることによってエア切りし、次いで液体中で本体部品と同一方向に向けて本体部品に対し嵌入するのが好ましい。
【0021】
これにより、各部品に付着している気泡やエア溜り部分のエアを排出できて、エアが封入液体に混入するのを防止でき、前記の部品組込みによる液体封入作業を精度よく行なうことができる。
【0022】
請求項3の発明は、上記の液体封入式防振装置の組立てにおける液体封入方法を実施するための液体封入装置であって、内部に空間を有し一端側に開口する本体部品を、前記開口を上方に向けた略直立状態にして所定のセット位置に保持するための受けとなる本体セット治具と、本体部品に組込まれる仕切り体およびダイヤフラムの各部品を所定位置に供給セットするための部品セット治具と、前記本体セット治具上に供給された本体部品を上方に開口した略直立状態に保持して、本体部品の位置決めと固定を行なう本体固定装置と、本体セット治具の上方に昇降可能に配され、前記本体部品の外周に対しシール状態に嵌合し得る開口部が底部に設けられ、該開口部の嵌合により本体部品に組付けた状態において前記底部上に液体を貯留できる液槽と、前記液槽を、前記開口部を本体セット治具の上方に位置合せした状態に支持して、前記開口部を本体セット治具上の本体部品に対し嵌合させるように降下させ、かつ該本体部品より離脱させるように上昇させる液槽昇降装置と、前記本体部品に対する液槽の組付け後に前記底部上に所定量の液体を供給しかつ部品組込み後に排出させるための手段と、前記部品セット治具に供給セットされている仕切り体およびダイヤフラムの各部品をチャックして移動させるハンドを有し、前記液槽内の前記底部上に液体を貯留した状態において、ハンドでチャックした部品を液槽部分に移動させて貯留液体に浸漬させ、これを液体中で本体部品の開口より嵌入して組込んだ後、チャック作用を解除して元の位置へ復帰するように構成された部品供給組込装置とを備えてなることを特徴とする。
【0023】
この液体封入装置によれば、本体セット治具上に供給された本体部品は、本体固定装置により位置決めされた状態で固定されて、開口を上方に向けた略直立状態に保持される。
【0024】
そして、液槽昇降装置の駆動により、本体セット治具の上方に配した液槽を降下させると、底部に有する開口部が前記本体部品の外周に嵌合して、本体部品の開口端が前記底部上に臨出してシール状態を保持するように組付けられる。この際、前記開口部に、本体部品に対し弾力的に嵌着するシール部材を取着しておくことにより、容易に気密に嵌合でき、シール性を良好に保持できる。
【0025】
次に、前記本体部品の開口端が臨出している前記液槽の底部上に所定量の液体を供給すると、該液体の一部が本体部品の開口より内部空間に流入して充填され、かつ前記底部上に所定量の液体が貯留される。
【0026】
この状態で、部品組込装置を駆動させて、部品セット治具上の所定位置に供給セットされている仕切り体およびダイヤフラムの各部品を、順次ハンド先端でチャックして前記液槽の上に移動させ、該部品を傾き姿勢で液体に浸漬する等の手段でエア切り操作を行った後、液体中で水平方向に戻して液槽の底部に臨出している前記本体部品の開口より気密性を保持するように嵌入して気密状態に組込み、液体を内部に封入させる。この後、前記ハンドは元の位置に復帰する。
【0027】
この後、前記液槽内の底部上から液体を排出させてから、前記液槽を上昇させて本体部品より離脱させる。この時、液体が開口部を有する底部上には存在していないため、前記開口部から液体が漏出することはない。
【0028】
こうして組込み完了後、本体固定装置による固定作用を解除して、組立てられた防振装置を本体セット治具上から、かしめ加工等による密封工程に搬送して、組立てを完了する。
【0029】
このように、防振装置の本体部品を所定の位置にセット保持したまま移動させることなく、この本体部品に対し昇降可能な液槽を底部に有する開口部の嵌合により組付けあるいは離脱させることにより、液体封入と各部品の組込み作業を行なえるようにしたものであり、上記した本発明の液体封入方法を良好に実施できるものである。
【0030】
前記の液体封入装置において、前記開口部を有する前記液槽の底部上に所定量の液体を供給しかつ排出させるための手段として、前記液槽の底部における前記開口部付近を除く少なくとも一部分に、下方に落し込んで所要量の液体を貯留できるようにした凹部が設けられるとともに、該凹部に嵌入し得る充填物が昇降可能に支持され、前記凹部に貯留されている液体が、前記充填物の降下により開口部を有する底部上に押し出され、かつ前記充填物の上昇により前記底部上から凹部内に戻流するように構成されてなるものが好適である。
【0031】
この場合、前記液槽の凹部に嵌入し得る充填物の降下により、該凹部に貯留されている液体が開口部を有する底部上に押し出されて、部品記組込みに必要な所定の液面高さに保持され、また前記充填物が上昇することにより、底部上の液体が凹部内に戻流して前記底部上から排出されるもので、充填物を昇降させるだけの簡単な機構で、液体の供給および排出作用を短時間で迅速にかつ確実に行なえ、また液体の補給等の管理も容易になる。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面に基いて説明する。
【0033】
先ず、液体封入防振装置の製造に使用する1実施例の液体封入装置の全体構成について説明する。図1は装置全体の正面図、図2は装置全体の側面図、図3は装置全体の平面図を示す。
【0034】
図において、(10)は機台(11)上の本体セット位置に設けられた本体セット治具であり、プレート(12)の一部に本体部品(1)の受支部(13)が固設されてなり、図16に例示するような防振装置における本体部品、つまり筒状の本体金具(2)の一端側開口部に防振基体としてのゴム弾性体(3)を加硫接着手段により固着し、さらにこのゴム弾性体(3)に取付金具(8)を固着し、液体を封入するための内部空間を有する本体部品(1)を、開口を上向きにして支持できるようになっている。
【0035】
(14)は前記本体セット治具(10)の近傍、すなわち前記プレート(12)上に立設された部品セット治具であり、防振装置内部の仕切り体(5)およびダイヤフラム(4)の各部品を、予め設定された定位置に供給載置できるようになっている。図7〜図10は、本体セット治具(10)の部分を拡大して示している。
【0036】
(15)は前記本体セット治具(10)上に供給された本体部品(1)を位置決めし固定するための本体固定装置である。この本体固定装置(15)は、油圧力や空圧力により作動するシリンダ装置(16)と、その出力ロッド(16a)の前端部に固設されたチャック装置(17)とからなり、本体部品(1)が本体セット治具(10)上に供給された状態において、ボタン操作等によって、シリンダ装置(16)が作動して前記チャック装置(17)が前進し、チャック装置(18)で本体部品(1)をチャックして所定位置に固定保持できるように設けられている。
【0037】
前記チャック装置(17)は、上下位置でそれぞれ対をなす爪片(18a)(18a)と(18b)(18b)が開閉可能に設けられ、上部の爪片(18a)(18a)は前記本体部品(1)を両側から挟持するように設けられている。下部の爪片(18b)(18b)は、本体セット治具(10)の両側に相対向して固設された略コの字形の係合部材(19)(19)に係合することにより、チャック装置(17)の上方への変位が規制するように設けられている。
【0038】
(20)は前記本体セット位置の上方において液槽昇降装置(30)により昇降可能に支持された液槽である。
【0039】
液槽昇降装置(30)は、本体セット治具(10)上に本体部品(1)がセット固定された状態で液槽(20)を降下させて、後述のように本体部品(1)に組付け、各部品完了後に液槽(20)を本体部品(1)から離脱上昇させるように設けられている。
【0040】
前記の液槽昇降装置(30)は、一軸アクチュエータを用いて構成するもので、図においては、機台(11)上に立設された支持基板(31)の前面に、機台(11)上面に対し垂直方向に配されたガイド(32)と、このガイド(32)に嵌合して昇降可能に設けられたスライダ(33)と、該スライダ(33)に噛合しかつサーボモータ等の駆動手段(34)により回転駆動されるねじ軸(35)とを有し、前記駆動手段(34)の作動によりねじ軸(35)が回転することにより、スライダ(33)が上下動(昇降)するように設けられており、このスライダ(33)に固定された取付板(36)に前記液槽(20)が取付られ、前記スライダ(33)の上下動に伴って液槽(20)が昇降するように設けられている。この液槽昇降装置(30)は、液槽(20)を本体部品(1)に対して組付ける際の速度、位置等を細く制御できるように構成される。
【0041】
前記のほか、スライダ(33)をシリンダ装置等の他の手段により昇降させるように設けることもできる。
【0042】
前記液槽(20)は、図4〜図6に拡大して示すように、底部(21)における前記本体セット位置との対応個所に、本体部品(1)の上部外周に対しシール状態に嵌合し得る開口部(22)が設けられている。図の場合、前記開口部(22)の内周には、市販の汎用オイルシール等のシール部材(23)が取着されて、液槽(20)の降下により、本体部品(1)の外周部に対し弾力的に嵌着してシール状態を保持できるように設けられている。そして本体部品(1)に組付けた状態において、前記底部(21)上に所定量の液体を貯留できるようになっている。
【0043】
前記液槽(20)の底部(21)上に液体を供給しかつ排出する手段として、図示する実施例においては、液槽(20)の長手方向の一方端側の底部(21)に前記の開口部(22)を形成し、この開口部(22)の付近を除く一部分、例えば長手方向の他端側の一部に、下方に落し込んで所要量の液体を貯留できるようにした凹部(24)を設け、さらに凹部(24)に嵌入し得る凸部分(25a)を下面側に有する充填物(25)をシリンダ装置(26)に連結して昇降させるように設け、この充填物(25)の昇降作用により、前記凹部(24)内に貯留されている液体(50)を前記底部(21)上に押し出し供給し、また底部(21)上から排出させるように構成している。
【0044】
すなわち、液槽( 20 )を本体部品(1)に組付けた状態において、前記充填物(25)が降下し凹部(24)に嵌入することにより、凹部(24)内の液体(50)が底部(21)上に押し出されて所定の液面高さに貯留され、また前記充填物(25)が上昇することにより前記底部(21)上の液体(50)が凹部(24)内に戻流するようになっている。
【0045】
前記の凹部(24)の容積、および充填物(25)の体積は、充填物(25)の降下嵌入時に該充填物(25)外の底部(21)上に、後述する部品のエア切り操作等に必要な所定の液面高さを確保できるように設定する。
【0046】
(27)は液槽(20)に液体を補給するポンプであり、液体封入作業毎に液槽(20)内の液体が減少することになるので、これに応じてポンプ(27)の作動により液体を補給して、常に一定量以上の液体を貯留し、前記の液面高さを確保できるように設けている。(28)は前記液体の補給管である。ポンプ(27)は液面計や液量計等による測定信号により駆動制御できるように設けられる。(29)は保守点検や洗浄等の際に液槽(20)内の液体を排出させるために前記凹部(24)の底部に設けた排出口である。
【0047】
なお、液槽(20)の底部(21)上に液体を供給しかつ排出する手段としては、上記のほか、例えばポンプ手段による給排機構を利用する等、種々の手段を利用てきるが、実施上は上記のように構成するのが、機構が簡単でしかも液体の供給排出作用が迅速かつ確実に行なえ、特に好ましい。
【0048】
(40)は多軸(5軸)多関節ロボット等よりなる部品供給組込装置であって、そのハンド(41)の先端部に開閉自在な一対の爪片(43)(43)を有するチャック装置(42)が設けられている。
【0049】
この部品供給組込装置(40)は、本体セット治具(10)上に固定セットされた本体部品(1)の位置、部品セット治具(14)にセットされた各部品の位置、本体部品(1)に組付けられた液槽(20)の高さ位置や該液槽(20)内の底部(21)上の液面高さ等の位置関係、さらに液槽(20)の降下により本体部品(1)との組付け動作、さらに液体の供給のための充填物の降下作用等に応じて、上記した部品セット治具(14)にセットされる仕切り体(5)およびダイヤフラム(4)の各部品を前記チャック装置(42)でチャックし、本体部品(1)に組付けられた前記液槽(20)の上方に移動させ、本体部品(1)と対応位置させた後、降下させて、所定のエア切り動作や組込み動作を行なうように設定され、ティーチングされている。さらに必要に応じてその動作を補正するように設けられる。
【0050】
次に、上記実施例の装置を使用して、液体封入式防振装置の組立てにおいて、本体部品(1)に各部品を組込むと同時に液体を封入する方法を実施する場合について説明する。
【0051】
まず、内部に空間を有して一端側に開口する本体部品(1)を、前記開口を上方に向けた略直立状態にして本体セット治具(10)上に供給セットする。また仕切り体(5)およびダイヤフラム(4)の各部品を、部品セット治具(14)の上の定位置に載置しセットしておく。
【0052】
こうして、装置の運転を開始し、本体固定装置(15)の作動により、シリンダ装置(16)が作動して先端のチャック装置(17)が前進し、チャック装置(17)の爪片(18a)(18a)により、前記本体部品(1)をチャックして定位置に固定保持する。
【0053】
本体部品(1)が固定されると、次に液槽昇降装置(30)が作動し、駆動手段(34)の駆動によりねじ軸(35)が回転し、図4の鎖線のようにスライダ(33)とともに液槽(20)が降下し、底部(21)に有する開口部(22)がこれに位置合せされて保持されている前記本体部品(1)の外周に嵌合して、本体部品(1)の開口端が前記底部(21)上に臨出してかつ開口部(22)に設けられたシール部材(23)を介してシール状態を保持するように組付けられる。
【0054】
この液槽(20)には、その底部の一部に設けた凹部(24)に所定量の液体(50) が貯留されており、前記の組付けが完了した後、凹部(24)内の液体(50)を、前記本体部品(1)の開口端が臨出している底部(21)上に押し出し供給し、部品記組込みに必要な所定の液面高さに保持して貯留する。
【0055】
すなわち、前記液槽(20)の上方に設けた充填物(25)がシリンダ装置(26)の作動により降下して、図6のように下面の凸部分(25a)が前記凹部(24)に嵌入することにより、該凹部(24)に貯留されている液体(50)が本体部品(1)が組付けられた底部(21)上に押し出され、底部(21)より臨出している本体部品(1)の開口端より本体部品(1)の内部空間(9)に流入するとともに、所定の液面高さに保持される。この際、必要に応じて本体部品(1)に振動を与える等の手段で、本体部品内面に気泡が付着残存しないようにする。
【0056】
そして、部品供給組込装置(40)が作動し、部品セット治具(14)上の所定位置に供給セットされている部品のうち、まず仕切り体(5)をハンド(41)先端のチャック装置(42)でチャック(図の場合、爪片の拡開作用で保持)して、前記液槽(20)の上に移動させ、図11に示すように、チャックした仕切り体(5)を所定の傾き姿勢に保持したまま降下して、前記液槽(20)に貯留された液体(50)に浸漬してエア切りを行った後、液体(50)中で水平に戻して前記本体部品(1)と位置合せした上で開口端より図12のように嵌入させて、仕切り体(5)を本体部品(1)に組込む。
【0057】
この後、前記ハンド(41)を元の位置に戻して、部品セット治具(14)上にセットされているダイヤフラム(4)、すなわち、外周部に補強金具(4a)が加硫接着されたゴム膜よりなるダイヤフラム(4)を、前記同様に、ハンド(41)先端のチャック装置(42)でチャックして、前記液槽(20)の上に移動させ、図13に示すように、チャックしたダイヤフラム(4)を所定の傾き姿勢に保持したまま降下して、前記液槽(20)の貯留液体(50)に浸漬することによりエア切りを行った後、液体(50)中で水平に戻して前記本体部品(1)と位置合せし開口端より図14のように気密状態を保持するように嵌入させて、ダイヤフラム(4)を本体部品(1)に組込み、液体を封入した状態に保持する。
【0058】
このようにして、組込み対象の仕切り体(5)およびダイヤフラム(4)の各部品を、順次、ハンド(41)の作用でチャックして本体部品(1)に組込んだ後、前記ハンド(41)は元の位置に復帰して、次回の組込み作用に備える。
【0059】
なお、前記の各部品の組込みにおいて、傾き姿勢のみでは、部品下面側のエア溜りのエアを完全に抜くことができない場合には、ディスペンサーで液体を注入する手段や、振動を与える手段等を利用して、エアを完全に抜くようにするのがよい。
【0060】
前記のように各部品組込みが完了すると、シリンダ装置(26)の作動により、充填物(25)が上昇し、これに伴って液体(50)が凹部(24)に戻流し、底部(21)上から排出される。
【0061】
この後、液槽昇降装置(30)の作動により、前記液槽(20)を上昇させ本体部品(1)より離脱させる。この時、本体固定装置(15)のチャック装置(17)の下部の爪片(18b)(18b)が係合部材(19)(19)に係合していると、液槽(20)の上昇によるチャック装置(17)に作用する上向きの力を前記係合部材(19)(19)で支えることができ、本体固定装置(15)に大きな曲げモーメントが発生するのを防止できる。また液体(50)は、開口部(22)を有する底部(21)上には存在しておらず、前記開口部(22)から漏出することがない。
【0062】
次いで、本体固定装置(15)のチャック装置(17)によるチャック作用を解除して、シリンダ装置(16)によりチャック装置(17)を元の位置へ復帰させる。こうして組立てられた製品を本体セット治具(10)上から、かしめ加工等による密封工程に移送して、組立てを完了する。
【0063】
このように、本体部品(1)を所定の位置にセット保持したまま移動させることなく、この本体部品(1)に対し昇降可能な液槽(20)を底部(21)に有する開口部(22)の嵌合により組付けて、液体を液槽(20)内の前記底部(21)上に供給して液体を内部空間(9)に流入させるとともに仕切り体(5)およびダイヤフラム(4)の各部品を組込み、部品組込み後に前記液体を前記底部(21)上から排出して液槽(20)を本体部品(1)から離脱させるようにしたもので、本体部品(1)の全体を液体に浸漬することなく、また液体中で搬送することなく、仕切り体等の所要の部品を組込み、液体を封入することができる。
【0064】
上記した実施例装置において、本体固定装置(15)による本体部品(1)の保持、液槽(20)の降下による本体部品(1)に対する組付け、充填物(25)の降下による底部(21)上への液体の押し出し供給と貯留、部品供給組込装置(40)による仕切り体(5)およびダイヤフラム(4)の各部品の組込み、充填物(25)の上昇による底部(21)上からの液体の排出、液槽(20)の上昇による本体部品(1)からの離脱、本体固定装置(10)の本体部品(1)の保持解除等の各作用は、順次、対応関連した動作を行なうように設定され、制御される。
【0065】
なお、上記の実施例装置は、本発明の液体封入方法を実施するのに好適な装置を示すもので、本発明を実施するための装置としては、これに限られるものではなく、他の種々の装置を用いて本発明方法を実施することができる。
【0066】
例えば、図15に示すように、本体部品(1)に対して組付ける液槽(120 )を、本体部品(1)の上端部外径よりやや径大の筒形の容器として、その底部(121 )にシール部材(123 )を取着した開口部(122 )を設けたものとし、本体部品(1)の段部(1a)を利用して基準位置決めのためのスペーサ(109 )を介在させておいて、前記開口部(122 )を本体部品(1)の上部外周に嵌合することにより、シール状態に組付けるようにしたものでもよい。この場合、本体部品に対する液槽の組付け後に、所定量の液体をポンプ手段等により供給して貯留し、部品組込み後に排出口(129 )より排出させて、液槽(120 )を本体部品(1)より離脱させればよい。
【0067】
また、図16に示す液体封入式防振装置は、本発明の組立て対象の防振装置の1例の概略を示すものであって、本体部品(1)の構造、また仕切り体(5)やダイヤフラム(4)の構造や形態等は、図示のものに限定されるものではない。例えば、仕切り体(5)として外周にオリフィス通路を設けたものを用いる場合もある。
【0068】
【発明の効果】
上記したように本発明によれば、液体封入式防振装置の組立てにおける部品組込みと液体封入作業を、本体部品を所定の位置にセット保持したまま移動させることなく、また本体部品の全体を液体に浸漬させずに、容易にかつ能率よく行なうことができる。
【0069】
そのため、液槽としては、部品のエアー切りに必要な容量を持つ程度の比較的小さな液槽を使用することができ、また工程毎に搬送するための大かがりな搬送装置も不要となり、装置全体をコンパクトに構成できる。また組込み操作中に部品を落とすことがあっても、液槽内の液体量が少ないため、その回収が容易であり、また液槽外で、本体部品、仕切り体やダイヤフラム等の部品を搬送することで、トラブルの早期発見、迅速な対応が可能になる。
【0070】
その上、本体部品全体を液体に浸漬する方法とは異なり、本体部品の外周に付着している鋳物砂やゴムくず、バリ等の異物が液体に混入することがなく、またエアが気泡となって液体に混入することもなくなる。また液槽外に持ち出される液体量も少なく、さらに外周には液体が殆ど付着することがないため、組立て後の洗浄作業も容易になる。
【0071】
特に請求項3の発明の液体封入装置によれば、本発明の液体封入方法を良好に実施でき、位置決めや組付け等の各動作制御を容易に行なえ、自動化も容易に可能になる。特に本体固定装置で、本体部品を定位置に保持した状態で液槽昇降装置を作動させることにより、組付けの際の速度や位置の制御を細く制御でき、シール部材の交換頻度が少なくなる。
【0072】
また請求項5の場合、充填物の昇降作用により液槽の底部上に対する液体の供給、排出を迅速良好に行なえ、液体供給による泡の発生も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例の液体封入装置全体の正面図である。
【図2】 同上の側面図である。
【図3】 同上の平面図である。
【図4】 同上の液槽昇降装置部分の液槽を断面した拡大正面図である。
【図5】 同上の液槽を断面した拡大側面図である。
【図6】 同上の液槽を本体部品に組付けた状態の液槽を断面した拡大正面図である。
【図7】 本体固定装置の部分の拡大平面図である。
【図8】 同上の本体部品を固定した状態の正面図である。
【図9】 同上の平面図である。
【図10】 同上の側面図である。
【図11】 仕切り体の組込み途中の一部の拡大断面図である。
【図12】 同上の仕切り体の組込み状態の一部の拡大断面図である。
【図13】 ダイヤフラムの組込み途中の一部の拡大が断面図である。
【図14】 同上のダイヤフラムの組込み状態の一部の拡大断面図である。
【図15】 液槽の変更例を示す仕切り体の組込み途中の断面図である。
【図16】 組立て対象の液体封入式防振装置を例示する断面図である。
【符号の説明】
(1) 本体部品
(3) ゴム弾性体
(4) ダイヤフラム
(5) 仕切り体
(6a)(6b) 液室
(7) オリフィス
(10) 本体セット治具
(14) 部品セット治具
(15) 本体固定装置
(16) シリンダ装置
(17) チヤック装置
(20)(120 ) 液槽
(21)(121 ) 底部
(22)(122 ) 開口部
(24) 凹部
(25) 充填物
(26) シリンダ装置
(30) 液槽昇降装置
(33) スライダ
(34) 駆動手段
(35) ねじ軸
(40) 部品供給組込装置
(41) ハンド
(42) チャック装置
(50) 液体

Claims (5)

  1. 液体封入式防振装置の組立てにおいて、内部に空間を有して一端側に開口する本体部品を、前記開口を上方に向けた略直立状態にして保持しておき、
    底部に開口部を有する液槽を、該開口部を前記本体部品の外周に嵌合することにより、本体部品の開口端が前記底部上に臨出してシール状態を保持するように組付け、
    この液槽の前記底部上に液体を供給して、前記本体部品の開口より液体を本体部品の内部空間に流入させるとともに、前記底部上に所要量の液体を貯留させ、
    この状態で、仕切り体およびダイヤフラムの各部品を、液槽内の貯留液体に浸漬してエア切りしながら本体部品の内部や開口部に嵌入して組込み、液体を本体部品の内部に封入した後、
    前記液槽内の貯留液体を前記底部上から排出させて、液槽を本体部品より離脱させることを特徴とする液体封入式防振装置の液体封入方法。
  2. 仕切り体およびダイヤフラムの各部品を、傾き姿勢で液槽内の貯留液体に浸漬させることによってエア切りし、次いで液体中で本体部品と同一方向に向けて本体部品に対し嵌入することを特徴とする請求項1に記載の液体封入式防振装置の液体封入方法。
  3. 液体封入式防振装置の組立てのための液体封入装置であって、
    内部に空間を有し一端側に開口する本体部品を、前記開口を上方に向けた略直立状態にして所定のセット位置に保持するための受けとなる本体セット治具と、
    本体部品に組込まれる仕切り体およびダイヤフラムの各部品を所定位置に供給セットするための部品セット治具と、
    前記本体セット治具上に供給された本体部品を上方に開口した略直立状態に保持して、本体部品の位置決めと固定を行なう本体固定装置と、
    本体セット治具の上方に昇降可能に配され、前記本体部品の外周に対しシール状態に嵌合し得る開口部が底部に設けられ、該開口部の嵌合により本体部品に組付けた状態において前記底部上に液体を貯留できる液槽と、
    前記液槽を、前記開口部を本体セット治具の上方に位置合せした状態に支持して、前記開口部を本体セット治具上の本体部品に対し嵌合させるように降下させ、かつ該本体部品より離脱させるように上昇させる液槽昇降装置と、
    前記本体部品に対する前記液槽の組付け後に前記底部上に所定量の液体を供給しかつ部品組込み後に排出させるための手段と、
    前記部品セット治具に供給セットされている仕切り体およびダイヤフラムの各部品をチャックして移動させるハンドを有し、前記液槽内の前記底部上に液体を貯留した状態において、ハンドでチャックした前記部品を液槽部分に移動させて貯留液体に浸漬し、これを液体中で本体部品の開口より嵌入して組込んだ後、チャック作用を解除して元の位置へ復帰するように構成された部品供給組込装置とを備えてなることを特徴とする液体封入式防振装置の液体封入装置。
  4. 液槽の開口部にシール部材が本体部品に対し弾力的に嵌着するシール部材が取着されてなる請求項3に記載の液体封入式防振装置の液体封入装置。
  5. 前記開口部を有する前記液槽の底部上に所定量の液体を供給しかつ排出させるための手段として、
    前記液槽の底部における前記開口部付近を除く少なくとも一部分に、下方に落し込んで所要量の液体を貯留できるようにした凹部が設けられるとともに、該凹部に嵌入し得る充填物が昇降可能に支持され、前記凹部に貯留されている液体が、前記充填物の降下により開口部を有する底部上に押し出され、かつ前記充填物の上昇により前記底部上から凹部内に戻流するように構成されてなる請求項3または4に記載の液体封入式防振装置の液体封入装置。
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