JP3910892B2 - フラットケーブル用コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、電気機器や自動車等の電気配線に使用されるフラットケーブル用のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車等の電気配線には、銅やアルミニウムからなる複数本の帯状導体を平行にしてこれにポリエチレンテレフタレートのような絶縁被覆を囲繞したフラットケーブルが使用されている。
【0003】
かかるフラットケーブル同士を接続したりフラットケーブルを分岐したりするに際しては、クリンプ片を備えたフラットケーブル用コネクタが用いられる。
【0004】
かかるフラットケーブル用コネクは、板状の金属導体の幅方向両側において山形の突起部(クリンプ片)を立設した接続子をホルダで保持した構造を有している。そして、互いに接続すべきフラットケーブルをホルダに位置決めし、ホルダのカバーを閉じることでクリンプ片の先端部がフラットケーブルの導体部を貫通することで接続子を介してフラットケーブル同士の電気的接続を図るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のクリンプ片のような端子金具によってフラットケーブルの導体部を貫通して電気的接続を図るやり方では、フラットケーブルを例えば車両のパネル等に配索した場合、その後の作業においてフラットケーブルを無理に引っ張ったりすると、引っ張り力がフラットケーブル接続部に直接作用してフラットケーブル接続部が引き裂かれ脱落するなどの不具合が発生する恐れがある。これは、クリンプ片によってフラットケーブルの導体部及び絶縁被覆部を必要以上に切断することでフラットケーブル自体の機械的強度が極端に低下することに起因する。
【0006】
又、フラットケーブル同士の接続を行うに当たって、フラットケーブルの折り曲げ、フラットケーブルへのクリンプ片の貫通、貫通後のクリンプ片の加締め等の作業に際して特別な治具や設備等を用いる必要があり、加工コストが高く付くと共に組み付け作業性が低下する。
【0007】
本発明の目的は、特別な治具等を用いることなく簡単な作業でフラットケーブル同士を接続したり、フラットケーブルを分岐させたりできるフラットケーブル用コネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明にかかるフラットケーブル用コネクタは、
電気的に接続すべきフラットケーブル同士の端部をそれぞれ保持する一対の櫛状保持部材と、
前記一対の櫛状保持部材及び当該櫛状保持部材に保持されたフラットケーブル端部を収容するホルダと、
前記ホルダに収容され、前記櫛状保持部材の対応する櫛部間に両端部がそれぞれ係合する導電性の端子とを備え、
前記端子は、接続すべき各フラットケーブルのそれぞれ対応するフラットケーブル絶縁被覆部除去用の刃型部が当該端子の各先端部に形成され、かつ絶縁被覆部を除去されたフラットケーブル導体部との電気的接触部が当該端子の各先端部近傍に形成され、各フラットケーブルの絶縁被覆部を除去するための特別な作業を行うことなく各フラットケーブル同士を導通接続可能としたことを特徴としている。
【0009】
互いに導通接続すべきフラットケーブルを保持する櫛状保持部の櫛部間に端子を係合させ、この端子の両先端部によってそれぞれのフラットケーブル絶縁被覆部を除去し、この絶縁被覆部が除去された導体部に端子先端部近傍の電気的接触部を接触させることでフラットケーブル同士を確実に導通させる。また、互いに導通接続すべきフラットケーブルが保持された一対の櫛状保持部材をホルダに挿入するだけでフラットケーブルと端子とを確実に係合させることができ、フラットケーブル同士の導通に当たって特別な治具を必要としない。
【0010】
また、フラットケーブル接続部がいわゆるオス・メス端子のような複雑な形状を有しておらず、簡単な形状の金具で接続するようになっているため端子が安価でありコスト上優れると共に、端子を接続させるための専用設備が必要なくフラットケーブル配索工程内での作業が可能となる。
【0011】
また、請求項2に記載のフラットケーブル用コネクタは、請求項1に記載のフラットケーブル用コネクタにおいて、櫛状保持部材の少なくとも一方はフラットケーブルを折曲状態で保持している。
【0012】
フラットケーブル同士を折り曲げた状態で電気的に接続することができるので、フラットケーブルやこれが接続されるワイヤハーネスに外力(引っ張り力)や振動が加わってもこの外力や振動がフラットケーブル接続部に直接作用することがない。従って、コネクタとフラットケーブル導体部との接点部分が引き裂かれるのを防止し、フラットケーブル用コネクタの信頼性を向上させる。また、フラットケーブルを折り曲げるに当たって特別な具や設備を必要としない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態及び参考例に係るフラットケーブル用コネクタについて図面に基づいて説明する。
【0014】
本発明の第1の参考例に係るフラットケーブル用コネクタ1は、図1に示すように、樹脂でできた直方体形状のベース10と、一端がベース10と回動自在に結合し、ベース10との当接面に金属製のフラットケーブル導通用突起部14,15を備えた樹脂製のカバー11からなる。
【0015】
ベース10の側壁両側には、一側端部にカバー11を回動自在に支持するための支軸10a,10bが突設されている。また、ベース10の一面(図中上面)には、接続すべきフラットケーブルFa,Fb(図2)に対応した幅及び深さを有する溝部10cが形成されている。そして、溝部10cの幅方向所定位置には、金属でできた2つの凹部12,13がインサート形成されている。凹部12,13は、後述するカバー11の突起部14,15を受け入れる程度の大きさ及び深さを有している。なお、図1には示さないが、フラットケーブルFa,Fbの端部を位置決めするストッパ部がベース溝部10cに形成されていても良い。
【0016】
一方、カバー11の側壁両側には、一側端部にベースの支軸10a,10bと係合する円柱状回動部材11a,11bが固定されている。そして、ベース10と重なり合うカバー11の一面(図1中、底面)に形成された突起部14,15は導電性に優れた金属でできており、上述の通りカバー11をベース10に閉じ合わされた状態でベースの凹部12,13に進入する位置に形成されている。なお、突起部14,15は、平坦な矩形状の頭部14a,15aと、頭部14a,15aの両側に形成された矩形状の傾斜部14b,15bとを備え、頭部14a,15a及び傾斜部14b,15bで形成される両側方の稜線は鋭利に削られ、フラットケーブル重なり部に切れ込みを入れるための刃型部16を形成している。なお、金属でできた突起部14,15と凹部12,13は、カバー11とベース10を成型した後にそれぞれ圧嵌しても良いが、カバー11とベース10の成型時にインサート成型すれば、製造工数を低減することができる。
【0017】
続いて、図1に示すフラットケーブル用コネクタ1によって分岐される2つのフラットケーブルFa,Fbを図2に示す。これらのフラットケーブルFa,Fbは銅や銀などの導電性に優れた材質でできた2条のフラットケーブル導体部Da1,Da2,Db1,Db2とこの導体部を囲繞するポリエチレンテレフタレート等でできた平らな絶縁被覆部Ha,Hbとからなる。なお、図2では、絶縁被覆部Ha,Hbを部分的に除去してフラットケーブル導体部Da1,Da2,Db1,Db2を一部露出させた状態で示している。そして、図2における上方に示したフラットケーブルFaから下方に示したフラットケーブルFbを分岐させて配索するのに本第1の参考例に係るフラットケーブル用コネクタ1が使用される。
【0018】
図3及び図4には、図2に示したフラットケーブル同士を図1に示したフラットケーブル用コネクタ1で接続する手順を示している。以下、これらの図面に基づいてフラットケーブルFa,Fbの接続(分岐)の手順について説明する。
【0019】
最初に、折曲された分岐側のフラットケーブルFbをフラットケーブル用コネクタのベース10に位置決めする(図3(a)参照)。なお、ベース10にフラットケーブル長手方向の位置決めストッパを設けておくと位置決めを確実に行なうことができる。
【0020】
続いて、図3(b)に示すように、ベース10に相手側フラットケーブルFaを位置決めする。なお、両フラットケーブルFa,Fbはベースの溝部10c(図3(a))によって幅方向に合致するように保持されるので、両フラットケーブルの2条の導体部Da1,Da2,Db1,Db2もそれぞれ幅方向に合致する。
【0021】
続いて、図3(c)に示すように、ベースの支軸10a,10b(図3(b))にカバーの回動部材11a,11bを枢着する。そして、カバー11を図中矢印方向に回転させてベース10と閉じ合わせることでカバーの突起部14,15(図3(c)では図示せず)をフラットケーブルFa,Fbに押し付ける。図4は、カバー11をベース10に完全に閉じ合わされた状態を示している。この状態では図示しない掛止部材によってカバー11とベース10はしっかりと閉じ合わされている。なお、この押し付け動作ではてこの原理を利用するので、カバー11をベース10に僅かな力で押し付けるだけで突起部14,15をフラットケーブルFa,Fbにしっかりと押し込むことができる。突起部14,15には上述したように鋭利な刃型部16(図1参照)が形成されているので、これが押し込まれるフラットケーブルFa,Fbの重なり部に2本の平行な切れ込みを容易に入れることができる。以下、図5乃至図7に基づいて突起部14,15によるフラットケーブル切れ込み形成の原理及び切れ込みが形成された、重なり合うフラットケーブル同士の導通接続原理について説明する。
【0022】
図5では導通すべきフラットケーブルFa,Fbの重なり部分を上面から示している。そして、この図においてフラットケーブルFa,Fbの長手方向には点線で2条の導体部Da1,Da2,Db1,Db2を示すとともに、一方の導体部Da2,Db2においてカバー突起部14で形成された切れ込みを2本の平行な実線で示している。なお、この実線部の長さ及び間隔は、図6に模式的に示す突起部14の対向する長辺の長さ及び間隔と一致している。すなわち、図6において、突起部14,15をその反対側の凹部12,13に押し込むことで、図6では図示しない重なり合ったフラットケーブルの長手方向に2本の平行な切れ目を入れる。そして、この2本の平行な切れ目で挟まれた部分(図5中、領域X)のフラットケーブル重なり部は突起部14,15によって凹部12,13側に押し込まれ、その結果、突起部14,15の突出量に応じて領域Xだけが凹部側に偏移する。この状態を図7(a)においてフラットケーブルFa,Fbの切れ込み側方から見た断面図として示す。この断面図から明らかなように、突起部14,15の頭部14a,15aに対応する部分のフラットケーブル重なり部は図中水平状態になっており、突起部の傾斜部14b,15bに対応する部分のフラットケーブル重なり部は図中傾斜して形成されている。なお、図7(b)は、図7(a)における突起部14,15の頭部14a,15aで切り込まれたフラットケーブル重なり部をフラットケーブル幅方向から見た断面図であり、図7(c)は、図7(a)における突起部14,15の傾斜部14b,15bで切り込まれたフラットケーブル重なり部をフラットケーブル幅方向から見た断面図である。
【0023】
このようにカバーの突起部14,15によってベースの凹部12,13に向かってフラットケーブル重なり部の切れ込みをその隣接する部分に対して偏倚させることで、フラットケーブル自体を貫通させることなくケーブル重なり部の傾斜部において一方のフラットケーブル導体部Da1,Da2と他方のフラットケーブル導体部Db1,Db2をそれぞれ接触させることができる。すなわち、フラットケーブル自体を貫通することなく、導体部同士を導通させることができるので、接続部におけるフラットケーブルFa,Fbの機械的強度を低下させることなくフラットケーブル同士を導通接続することができる。
【0024】
従って、フラットケーブルFa,Fbやこれに接続されるワイヤハーネス(図示せず)を引っ張ったりフラットケーブルFa,Fbに振動を加えたりしても、フラットケーブル同士の接触部分が簡単に引き裂かれることはない。
【0025】
なお、上述の第1の参考例では突起部14,15をカバー11に形成し凹部12,13をベース10に形成したが、この逆、すなわち突起部をベース10に形成し凹部をカバー11に形成しても良い。また、突起部はフラットケーブル重なり部に少なくとも1つの切れ込みを入れれば良く、この切れ込み近傍の導体部を互いに偏倚させることで導体部間の導通接続を図ることができる。
【0026】
更には、突起部はフラットケーブルに切れ込みを形成できれば十分であり、この機能を有すれば金属製の突起部ではなく樹脂製の突起部をインサート成型しても良い。
【0027】
次に、上述した第1の参考例の変形例について説明する。
【0028】
この変形例に係るフラットケーブル用コネクタ1’は、図10に示すように、複数の並列配置したフラットケーブルFa〜Fdをこれとは異なる本数のフラットケーブルFe〜Fgに接続するためのコネクタである。フラットケーブル用コネクタ1’は図8及び図9に示すように、樹脂からなるケース100と、ケース100に取り付けられる導電性金属部材のバスバー101〜105と、同じくケース100に取り付けられる絶縁板(図示せず)と、ケース100に回動自在に固定され互いに向き合うように配置された2つのカバー106,107(図8)と、各カバー106,107に取り付けられ凹部(図8では図示せず)の形成された複数のメス型121〜127とを備えている。そして、ケース100には、図10に示すように、その一側から4本のフラットケーブルFa〜Fdが挿入され、他側から3本のフラットケーブルFe〜Fgが挿入されるようになっている。なお、各フラットケーブルFa〜Fgは、図2に示したフラットケーブルFa,Fbと同等の構成、すなわち2条のフラットケーブル導体部Da1,Da2〜Dg1,Dg2をポリエチレンテレフタレート等の絶縁被覆部で被覆した構成を有している。そして、各フラットケーブルFa〜Fgの端部は、ケース100のほぼ中央部で図11に一部を詳細に示すストッパ100aによって位置決め固定されるようになっている。
【0029】
一方、バスバー先端部には、上述の第1の参考例で説明した刃型部と同等形状の刃型部が形成されている。すなわち、先端部が平坦になり、その隣接する両側部がテーパ面になり、両側方縁部は鋭利に削られフラットケーブル導体部Fa〜Fgに切れ込みを形成するための刃型部111〜115(図9)を構成している。そして、バスバー101〜105はケース100に適所に取り付けられ、図1に示すフラットケーブル導体部Da1,Da2〜Dg1,Dg2に位置決めされるようになっている。一方、メス型121〜127はバスバーの刃型部111〜115と対応する形状の凹部(図11において凹部124a及び凹部125aのみを代表的に図示)を備え、カバー106,107を閉じたときにバスバー刃型部111〜115と相補的に合致するようになっている。
【0030】
以上の構成から、バスバー刃型部111〜115とメス型の凹部(図11において凹部124a及び凹部125aのみを代表的に図示)とでフラットケーブルFa〜Fgを挟み込むと、上述の第1の参考例と同等の作用によってフラットケーブル導体部Da1,Da2〜Dg1,Dg2に切れ込みをつくり、フラットケーブル自体を貫通することなくフラットケーブルFa〜Fgを凹部側に一部押し込むことができる。しかし、上述の第1の参考例と異なる点としては、接続すべきフラットケーブル同士は重なり合っておらず、フラットケーブルの2本の切れ込み部間の領域(図5における領域Xに対応)がメス型の凹部(図11において凹部124a及び凹部125aのみを代表的に図示)内に押し込まれることで、切れ込み部にバスバー刃型部111〜115の両側面が接触し、この部分がフラットケーブル導体部と導通することでバスバー101〜105を介してフラットケーブル同士を導通接続する。
【0031】
なお、図12はカバー106,107を閉じる直前の状態を示し、図13はこの状態を部分的に断面で示した図である。なお、ケース100の両端には、コネクタ取付用のボルト挿通孔100bが穿設され、ボルトBをカバー106,107と反対側から挿入可能となっている。従って、例えばコネクタのカバー106,107側を図12に示す状態で図示しないパネル等に当て、この状態でボルトBを、ボルト挿通孔100bを介してパネル(図示せず)に螺合させることで、フラットケーブル用コネクタ1’をパネルに取り付ける力を利用して、カバー106,107の閉止とバスバー101〜105とフラットケーブル導体部Da1,Da2〜Dg1,Dg2の導通とを同時に行うことができる。従って、皮むきや圧着などの専用治具や設備を必要とせずに簡単なコネクタ取付作業と同時に導体部間を導通させることができ、作業効率を向上させる。なお、図1は、バスバー刃型部111〜115とメス型凹部(図11において凹部124a及び凹部125aのみを代表的に図示)とがフラットケーブルFa〜Fgを挟んで係合し合直前の状態を示している。続いて、図14及び図15は、カバー106,107をケース100に対して閉じた状態を示している。この状態ではフラットケーブルFa〜Fgにはバスバー刃型部111〜115によって切れ込みが入れられかつこの切れ込み間の領域がメス型凹部(図11において凹部124a及び凹部125aのみを代表的に図示)に押し込まれるとともに、バスバー刃型部111〜115が切れ込み近傍のフラットケーブル導体部と接触して両フラットケーブル同士を電気的に接続している。なお、バスバー自体は複雑な形状に形成できるので、これらの図に示すように、ケース100の一側に配置されたフラットケーブルFa〜Fdの本数とケースの他側に配置されたフラットケーブルFe〜Fgの本数を不一致として導体部間の接続関係を適宜選択することができる。
【0032】
続いて、本発明の一実施形態にかかるフラットケーブル用コネクタについて図面に基づいて説明する。
【0033】
本発明の一実施形態にかかるフラットケーブル用コネクタ2は、図16乃至図18に示すように、樹脂でできた有底筒型のホルダ20(図17)と、ホルダ20に挿入される樹脂でできた一対のフラットケーブル保持部21,22(図16)と、ホルダ内部に収容され、一対のフラットケーブル保持部21,22によってそれぞれ保持されたフラットケーブル間を導通接続する複数の導電性端子25(図18)とを備えている。
【0034】
ホルダ20は、その開口部周囲にフランジ部20aが形成され、当該フランジ部20aにフラットケーブル保持部の基部21a,22aが当接されるようになっている。また、ホルダ20の対向する内壁20bにはそれぞれ、端子収容用の仕切り板20cが複数併設され、当該仕切り板20cの間隙に端子25を挿入収容するようになっている。
【0035】
端子25は、図18に示すように、導電性に優れた細長の金属板を屈曲してできており外形が異型C字形をなしている。そして、端子25の両先端部には突起部25a,25bが形成され、突起部25a,25bは端子幅方向に鋭利になってそれぞれフラットケーブル絶縁被覆部Ha,Hb(図16)を除去するようになっている。また、端子25の突起部近傍であって互いに対向する位置には凸状部25c,25dが形成され、突起部25a,25bによって絶縁被覆部の除去されたフラットケーブル導体部Da1(Da2),Db1(Db2)に当該凸状部25c,25dが接触してフラットケーブル導体部同士の導通を図るようになっている。なお、端子凸状部25c,25dは、互いに拡開する方向には十分な剛性を有しているので、凸状部内側に挿入されるフラットケーブル導体部Da1(Da2),Db1(Db2)としっかり接触して導通を確保するようになっている。
【0036】
一方、一対のフラットケーブル保持部21,22は樹脂でできており、図16に示すように側面視L字型を有し、フラットケーブルFa,Fbが挿入される基部21a,22aと、基部21a,22aから垂設され、フラットケーブル端部を当接保持する櫛部21b,22bとから構成されている。なお、櫛部21b,22bの端部には折り返し部21c,22cが形成され、この折り返し部21c,22cにフラットケーブル端部を突き当ててフラットケーブルFa,Fbを位置決めするようになっている。この構成によって、フラットケーブルFa,Fbは、基部21a,22aに挿入された後、約90度に折り曲げられ、櫛部21b,22bに向かって延在した状態で保持される。なお、櫛部21b,22bは、フラットケーブル保持部21,22をホルダ20に挿入したとき、ホルダの仕切り板20cとは干渉しないが、当該保持部21,22で保持されたフラットケーブル絶縁被覆部Ha,Hbが端子突起部25a,25bによって除去されフラットケーブル導体部Da1(Da2),Db1(Db2)が端子凸状部25c,25dに接触するように寸法決めされている。
【0037】
続いて、かかるフラットケーブル用コネクタ2によるフラットケーブル導通接続の仕方について説明する。
【0038】
最初に、接続すべきフラットケーブルFa,Fbをそれぞれ、図16に示すようにフラットケーブル保持部の基部21a,22aに挿入し、フラットケーブルの端部を当該保持部の櫛部21b,22bに突き当てて位置決めする。一方、ホルダの仕切り板20cに複数の端子25(本実施形態ではフラットケーブルの導体部は2条からなるので2つの端子)を端子突起部25a,25bがホルダ開口部を向くように挿入収容する。
【0039】
次いで、図19に示すように、一対のフラットケーブル保持部21,22を組み合わせた状態でホルダ開口部からホルダ内に挿入する。この挿入によって、図20に示すように端子の両先端25a,25bがフラットケーブル絶縁被覆部Ha,Hbにそれぞれ干渉する。
【0040】
このままで一対のフラットケーブル保持部21,22をホルダ20内に更に押し込むと、それぞれのフラットケーブル絶縁被覆部Ha,Hbが端子突起部25a,25bで削り取られた後、外部に露出した導体部(図示せず)に端子凸状部25c,25dが接触する。図21は、この挿入作業が完了した状態を外部から示している。このように、この一実施形態にかかるフラットケーブル用コネクタ2の場合、一対のフラットケーブル保持部21,22をホルダ20に押し込むだけで、フラットケーブル同士を導通接続することが可能となる。そのため、フラットケーブルFa,Fbの導通接続やフラットケーブルFa,Fbの折り曲げに関して特別な具や設備を必要としない。
【0041】
また、フラットケーブルFa,Fbがそれぞれフラットケーブル保持部21,22によって約90度折り曲げられた状態で保持されているので、フラットケーブル接続後にフラットケーブルFa,Fbやこれに接続されたワイヤハーネス(図示せず)に引っ張り力が作用したり振動が加わったりしても、フラットケーブルFa,Fbのコネクタ接触部が引き裂かれることはない。
【0042】
続いて、本発明の第2の参考例にかかるフラットケーブル用コネクタについて説明する。本発明の第2の参考例にかかるフラットケーブル用コネクタ3は、図22及び図23に示すように、樹脂でできた有底筒型のホルダ30(図23)と、ホルダ30に一部が収容される樹脂でできたレバー31とを備えている。
【0043】
ホルダ30は、開口部の対向する開口縁辺にそれぞれフランジ部30a,30bを形成し、突出量の小さいフランジ部30aには一方のフラットケーブルFaが配置され、突出量の大きいフランジ部30bには他方のフラットケーブルFbを挟んでレバーの操作部31aが当接するようになっている。なお、フランジ部30bの開口縁部にはレバー31を当該フランジ部30bに当接可能なようにテーパ部30cが形成されている。
【0044】
レバー31は、図22にその一部を示すように、シャフト状の回動支点31bと、回動支点31bをホルダ内で回動させる操作部31aとを備えている。なお、操作部31aにはホルダのフランジ部30b側にレバー31を倒したとき、レバー操作部31aとフラットケーブルFbとの干渉を防止する窓部31cが形成されている。また、回動支点31bには一対の導電性凸状刃型32a,32b(33a,33b)をそれぞれ備えた導電性リング32(33)が互いに離間して固定されている。この導電性リング32,33同は互いに離間して電気的に絶縁されている。なお、一対の凸状刃型32a,32b(33a,33b)は、回動支点31bの回動に伴いフラットケーブル絶縁被覆部Ha,Hbを除去するとともに電気的に接続すべき導体部Da1(Da2),Db1(Db2)にそれぞれ接触する役目を果たす。すなわち、一対の凸状刃型32a,32b(33a,33b)は第1の参考例にかかる突起部14,15と同様な形状を備え、フラットケーブルFa,Fbに平行な2つの切れ込みを入れるようになっている。
【0045】
続いて、かかるフラットケーブル用コネクタ3を用いたフラットケーブル同士の接続の仕方について説明する。
【0046】
最初に、図23に示すように、ホルダ30の対向する内壁に互いに接続すべきフラットケーブルFa,Fbを位置決めする。そして、レバーの凸状刃型32a,32b(33a,33b)がフラットケーブルFa,Fbと干渉することなく(図23の二点鎖線で示す状態のまま)レバーの回動支点31bをホルダ30に挿入する。この状態を図23の2点鎖線及び図24(a)に示す。そして、レバーの操作部31aをフランジ部30bに向かって倒すことでレバーの回動支点31bを回動させる。レバー31を倒した状態を図23の実線及び図24(b)に示す。これによって、回動支点31bに固定されたリングの凸状刃型32a,32b(33a,33b)がフラットケーブルFa,Fbに2つの平行な切れ込みを入れながらリング32の周方向に移動する。そして、フラットケーブルFa,Fbの2つの平行な切れ込み間の領域はフラットケーブルFa,Fbの周囲部分より外側に偏移され、切れ込み面から露出した導体部と凸状刃型32a,32b(33a,33b)が接触する。凸状刃型32a,32b(33a,33b)及びリング32(33)はそれぞれ導電性を有しているので、凸状刃型32a,32bにそれぞれ接触したフラットケーブル導体部Da1,Db1がリング32を介して電気的に接続され、凸状刃型33a,33bにそれぞれ接触したフラットケーブル導体部Da2,Db2がリング33を介して電気的に接続される。
【0047】
なお、この凸状刃型は必ずしも第1の参考例にかかるコネクタの突起部14,15と同様にフラットケーブルに切れ込みを入れるような形状である必要はなく、レバー31の回転に応じてフラットケーブル絶縁被覆部Ha,Hbを除去しながら導体部Da1,Da2,Db1,Db2に接触するようなものであっても良い。
【0048】
また、レバーはその回動支点をホルダ30に挿入するようになっていなくても良く、上述したリングを有する回動支点を予めホルダに取り付けておいても良い。
【0049】
以下、上述のフラットケーブル用コネクタのアプリケーションについて説明する。
【0050】
上述した一実施形態及び各参考例にかかるフラットケーブル用コネクタは、例えば車両のトランクラゲージルーム内やドアモジュールに配索されるフラットケーブル同士の接続や分岐に用いられる。具体的には、図25に示す各フラットケーブルFa,Fa’・・からフラットケーブルFb,Fb’・・を個別に分岐させる場合は、上述の第1の参考例にかかるフラットケーブル用コネクタ1が用いられ、図26に示す複数のフラットケーブル(Fa〜Fj)からこれとは異なる本数のフラットケーブル(Fk〜Fo)に1箇所で分岐させる場合は、上述した第1の参考例の変形例にかかるフラットケーブル用コネクタ1’が用いられる。
【0051】
なお、この変形例にかかるフラットケーブル用コネクタ1’を使用する場合、図10乃至図15で説明したように、コネクタ1’自体をラゲージルームにボルトBで螺合させると同時にカバー106,107をコネクタのケース100とラゲージルームのパネルとの間で挟み込んで閉じることでフラットケーブル導体部間の導通接続も同時に終了することができ、フラットケーブル配索作業効率が格段に向上する。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかるフラットケーブル用コネクタは、電気的に接続すべきフラットケーブル同士の端部をそれぞれ保持する一対の櫛状保持部材と、一対の櫛状保持部材及び当該櫛状保持部材に保持された各フラットケーブルの端部を収容するホルダと、ホルダに収容され、櫛状保持部材の対応する櫛部間に両端部がそれぞれ係合する導電性の端子とを備え、端子には、接続すべき各フラットケーブルのそれぞれに対応するフラットケーブル絶縁被覆部除去用の刃型部が当該端子の各先端部に形成され、かつ絶縁被覆部を除去された各フラットケーブル導体部との電気的接触部が当該端子の各先端部近傍に形成されることで、フラットケーブルを保持する櫛状保持部の櫛部間に端子を係合させ、この端子の両先端部によってそれぞれのフラットケーブル絶縁被覆部を除去し、この絶縁被覆部が除去された導体部に端子先端部近傍の電気的接触部を接触させ、各フラットケーブルの絶縁被覆部を除去するための特別な作業を行うことなく各フラットケーブル同士を確実に導通させる。また、フラットケーブルが保持された一対の櫛状保持部材をホルダに挿入するだけでフラットケーブルと端子とを確実に係合させることができ、フラットケーブル同士の導通に当たって特別な治具を必要としない。
【0053】
また、フラットケーブル接続部がいわゆるオス・メス端子のような複雑な形状を有しておらず、簡単な形状の金具で接続するようになっているため端子が安価でありコスト上優れる。また、端子を接続させるための専用設備が必要なくフラットケーブル配索工程内での作業が可能となる。
【0054】
また、請求項2に記載のフラットケーブル用コネクタは、フラットケーブル同士を折り曲げた状態で電気的に接続することができるので、フラットケーブルやこれが接続されるワイヤハーネスに外力(引っ張り力)や振動が加わってもこの外力や振動がフラットケーブル接続部に直接作用することがない。従って、コネクタとフラットケーブル導体部との接点部分が引き裂かれるのを防止し、フラットケーブル用コネクタの信頼性を向上させる。また、フラットケーブルを折り曲げるに当たって特別な具や設備を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例に係るフラットケーブル用コネクタを分解状態で示した斜視図である。
【図2】 図1のフラットケーブル用コネクタを用いて分岐されるフラットケーブルを示した斜視図である。
【図3】 図1のベースに一方のフラットケーブルを装着した状態を示す斜視図(図3(a))、図3(a)の状態に他方のフラットケーブルを位置決めした状態を示す斜視図(図3(b))、及び図3(b)の状態においてベースにカバーを取付けた状態を示す斜視図(図3(c))である。
【図4】 図3(c)の状態からカバーをベースに対して閉じた状態を示す斜視図である。
【図5】 図1のフラットケーブル用コネクタを用いて分岐されるフラットケーブルを、フラットケーブル重ね合わせ部に切れ込みが入った状態で示す平面図である。
【図6】 図5に示した2つの切れ込みの形成方法を説明する斜視図である。
【図7】 図5における断面A−A図(図7(a))、図5における断面B−B図(図7(b))、及び図5における断面C−C図(図7(c))である。
【図8】 図1のフラットケーブル用コネクタの変形例を一部分解して示す斜視図である。
【図9】 図8に示したフラットケーブル用コネクタの変形例の残りの部分を分解して示す斜視図である。
【図10】 図8及び図9に示した図1のフラットケーブル用コネクタの変形例を用いてフラットケーブルを接続する直前の状態を示した斜視図である。
【図11】 図10に示したフラットケーブル用コネクタの幅方向端部近傍を断面で示した図である。
【図12】 図10に続いてフラットケーブル同士をケースに位置決めした状態を示す斜視図である。
【図13】 図12に示したフラットケーブル用コネクタの幅方向端部近傍を断面で示した図である。
【図14】 図12に続いてフラットケーブル同士を接続した状態を示す斜視図である。
【図15】 図14に示したフラットケーブル用コネクタの幅方向一部断面図である。
【図16】 本発明の一実施形態に係るフラットケーブル用コネクタの一方のケーブル保持部を示す斜視図(図16(a))及び他方のケーブル保持部を示す斜視図(図16(b))である。
【図17】 本発明の一実施形態に係るフラットケーブル用コネクタのホルダを一部破断して示す斜視図である。
【図18】 図17のホルダに挿入される端子の斜視図である。
【図19】 図17のホルダに図16のケーブル保持部を一部挿入した状態を示す斜視図である。
【図20】 図19に示す状態を、ホルダ部分のみを破断して示す説明図である。
【図21】 図19に続いてケーブル保持部をホルダに挿入した状態を示す斜視図である。
【図22】 本発明の第2の参考例に係るフラットケーブル用コネクタのレバー及び一方のフラットケーブルを部分的に示した斜視図である。
【図23】 本発明の第2の参考例に係るフラットケーブル用コネクタによってケーブル同士が導通接続された状態を示す断面図である。
【図24】 図23に示すフラットケーブル用コネクタにおいてケーブル同士を導通接続する直前の状態を示した斜視図(図24(a))及びケーブル同士を導通接続した直後の状態を示した斜視図(図24(b))である。
【図25】 複数のフラットケーブルをそれぞれ分岐させて車両に配索した状態を、車両パネルを透過して示す斜視図である。
【図26】 図25とは別にフラットケーブルをまとめて一箇所で分岐して配索した状態を、車両パネルを透過して示す斜視図である.
【符号の説明】
1,1’,2,3 フラットケーブル用コネクタ
10 ベース
10a,10b 支軸
10c 溝部
11 カバー
11a,11b (円柱状)回動部材
12,13 凹部
14,15 突起部
14a,15a 頭部
14b,15b 傾斜部
16 刃型部
20 ホルダ
20a フランジ部
20b 内壁
20c 仕切り板
21,22 フラットケーブル保持部
21a,22a 基部
21b,22b 櫛部
21c,22c 折り返し部
25 端子
25a,25b 突起部
25c,25d 凸状部
30 ホルダ
30a,30b フランジ部
30c テーパ部
31 レバー
31a レバー操作部
31b 回動支点
31c 窓部
32,33 リング
32a,32b,33a,33b 凸状刃型
100 ケース
100a ストッパ
100b ボルト挿通孔
101〜105 バスバー
106,107 カバー
111〜115 刃型部
121〜127 メス型
124a,125a 凹部
B ボルト
Da1,Da2〜Dg1,Dg2 フラットケーブル導体部
Fa〜Fo,Fa’,Fb’ フラットケーブル
Ha,Hb 絶縁被覆部

Claims (2)

  1. 電気的に接続すべきフラットケーブル同士の端部をそれぞれ保持する一対の櫛状保持部材と、
    前記一対の櫛状保持部材及び当該櫛状保持部材に保持されたフラットケーブル端部を収容するホルダと、
    前記ホルダに収容され、前記櫛状保持部材の対応する櫛部間に両端部がそれぞれ係合する導電性の端子とを備え、
    前記端子は、接続すべき各フラットケーブルのそれぞれ対応するフラットケーブル絶縁被覆部除去用の刃型部が当該端子の各先端部に形成され、かつ絶縁被覆部を除去されたフラットケーブル導体部との電気的接触部が当該端子の各先端部近傍に形成され、各フラットケーブルの絶縁被覆部を除去するための特別な作業を行うことなく各フラットケーブル同士を導通接続可能としたことを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。
  2. 前記櫛状保持部材の少なくとも一方は、前記フラットケーブルを折曲状態で保持することを特徴とする、請求項1に記載のフラットケーブル用コネクタ。
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