JP3910637B2 - 特に腹膜透析に用いるカテーテル - Google Patents

特に腹膜透析に用いるカテーテル Download PDF

Info

Publication number
JP3910637B2
JP3910637B2 JP51498797A JP51498797A JP3910637B2 JP 3910637 B2 JP3910637 B2 JP 3910637B2 JP 51498797 A JP51498797 A JP 51498797A JP 51498797 A JP51498797 A JP 51498797A JP 3910637 B2 JP3910637 B2 JP 3910637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
inner diameter
hole
catheter according
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51498797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11513293A (ja
Inventor
ニルソン,クリスター
オスカーソン,ヨアキム
− ベルティル ジエプソン,ヤン
Original Assignee
ガンブロ ルンデイア アクチーボラグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ガンブロ ルンデイア アクチーボラグ filed Critical ガンブロ ルンデイア アクチーボラグ
Publication of JPH11513293A publication Critical patent/JPH11513293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3910637B2 publication Critical patent/JP3910637B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0067Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
    • A61M25/0068Static characteristics of the catheter tip, e.g. shape, atraumatic tip, curved tip or tip structure
    • A61M25/007Side holes, e.g. their profiles or arrangements; Provisions to keep side holes unblocked
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/14Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis
    • A61M1/28Peritoneal dialysis ; Other peritoneal treatment, e.g. oxygenation
    • A61M1/285Catheters therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • A61M25/0023Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0067Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
    • A61M25/0068Static characteristics of the catheter tip, e.g. shape, atraumatic tip, curved tip or tip structure
    • A61M2025/0073Tip designed for influencing the flow or the flow velocity of the fluid, e.g. inserts for twisted or vortex flow

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

発明の分野
本発明は、特に腹膜透析に用いるように意図されたカテーテルに関するものである。特に、本発明は、高流速に適しかつ著じるしいカテーテル移動を防止する腹膜透析用カテーテルに係る。また本発明によるカテーテルは、その他の情況例えば胃、腸、膀胱、心臓、脳等のごとき身体内のその他の腔または管と関連する情況、かつまた血管と関連する情況においても使用することができる。
背景技術
腹膜透析において、カテーテルは腹腔へのそして腹腔からの透析液の供給および取出しに使用される。
普通使用されているカテーテルは、ストレート形またはスパイラル形であり得るいわゆるテンクホフ(Tenckhoff)カテーテルである。このカテーテルは、腹膜線維が成長付着する2つのダクロン(dacron)パッドが結合され、それによりカテーテルをその外科手術による植込み後に適所に固定できるシリコンチューブからなる。
前記カテーテルの基端部は、コネクタによって透析液供給機構に接続される。カテーテルの末端部はその側壁に複数の穴を設けられ、そして一般的に1個の開口において終端する。
このカテーテルに関する一問題は、カテーテルの前記穴が、吸込圧力の作用によって、外送り段階の際に閉塞されるおそれがあることである。内送り段階の際、過度に高速の流れは、カテーテルを腹腔内部へ移動させ得る。流体が流出するとき生じる力は、カテーテルの先端を激しく動き回らせ、そして流れが開始されるとき、カテーテルを変位させる。このようなカテーテル移動(migration)は、カテーテルの交換を必要にする理由の一つである。また、この運動は、腹膜の対感染症感受性に影響を及ぼすおそれがある。
また透析液は側壁の穴を通じてカテーテルから流れ出る。そして、もし横方向への流速が過度に高いならば、その結果として患者に不快感を生じさせるおそれがある。前方向への流速もまた患者の不快感を生じさせる可能性がある。
特許文献には様々の目的のためのカテーテルが説明されている。例えば、特許明細書EP−A1−185865には、植込式腹腔内カテーテルであって、カテーテルの側壁穴が内方成長物によって閉塞状態になるのを防止する円板形式の数個のスペーサを設置されたカテーテルが記載されている。またこれらスペーサはおそらく外送り流速がその最大値である場合には、前記穴に近づかないように保たれる腹膜に保護効果を及ぼす。カテーテルの末端部は定常的に閉鎖されているが、その開放も可能である。
特許明細書EP−B1−381062は、治療流体を均等に分配するためのカテーテルを説明し、そしてカテーテル側壁に沿って複数の穴を有するカテーテルを開示する。これら穴の直径は、閉鎖されているカテーテル末端部に向かって漸増する。極めて小さい前記穴は、レーザ技術によって作られ、そして長方形または長円形である。
特許明細書WO89/02290は、大脳の脳室系内に配置するためのカテーテルを説明する。該カテーテルはカテーテルに対する垂線に対してある角度をもって穿たれている多数の小さい穴を有する。
特許明細書US−A−5057073は、患者の静脈内に植込むための二重管腔カテーテルであって、血液透析治療に用いるカテーテルを説明する。セルジンガ糸とカテーテル末端開口との助けによって植込まれる前記カテーテルには、スレジンガ糸の周囲に嵌合するため、絞りが形成されている。該カテーテルの壁には、カテーテル内へそしてカテーテル外へと血液を通過させるための複数の穴が設けられている。
特許明細書EP−B1−191234は、医療用チューブに複数の溝またはスリットを設けるための工程を開示する。
開放末端部を有する腹膜透析用ストレートカテーテルの場合、全流量の大部分、約三分の二ほどの量、が末端開口を通過して外へ出る。それにより、高流出速度が生じ、腹膜の線維を損傷するおそれがある。これに加えて、軸線方向への流体の流出に起因するカテーテル末端部に対して働く力が過度に大きくなる。この力が、カテーテルを激しく動き回らせ、そして流れが開始されるとき、カテーテルを変位させるのである。特に高速時、この力を減少させることが望ましい。
前記問題は、比較的短いカテーテルであって、その側穴が比較的少ないカテーテルおよびストレートカテーテルの場合には、より重大である。質量流量が大きくなるのに従って、カテーテル先端を通って流れ出る比率は、百分率で見たとき、より大きくなる。もし流量が倍増するならば、開放先端通過時の流出速度の大きさは2倍以上にもなり、そして生じる力は4倍を超える。
発明の概要
本発明の目的は、特に腹膜透析用に意図されたカテーテルであって、より高速の流れに対し使用することができ、そして比較的低流れ抵抗を有するカテーテルを実現することである。
本発明の他の一目的は、カテーテルの先端開口から出る流れによる先端に作用する力が最小限にされるようなカテーテルを実現することである。
本発明のさらなる一目的は、複数の側穴を通る流出量が可能なかぎり同等であるようなカテーテルを実現することである。
カテーテルの流れ抵抗を最小にする簡単な方法は、その直径を増すことである。しかし、このことは対感染症感受率の増進または漏れリスクの拡大のごとき医療問題を生じさせる可能性がある。
直径を変更しないで流れ抵抗を最小にするために、カテーテルの側壁穴および先端の総合面積を増すことが可能である。
上述のごとく、液体の大部分はカテーテルの先端開口を通って流れ、それにより患者とカテーテルは著じるしく影響される。先端開口を通過する流量を最小限にすることによって、出て行く流れをより大きい区域にわたって分割することが可能であるのは当然であり、それは患者にとっておそらく有益である。
本発明によれば、カテーテルの末端部は、従って、絞りを設けられ、その結果、全流量の比較的小さい部分が先端開口を通過して流れ出る。全流量の50%未満が先端開口を通過して流れ出るのが好ましいが、全流量の20%から25%が先端開口を通過して流出することが特に好ましい。全流量の5%から10%強が先端開口を通じて流れ出るように、比較的小さい先端開口も実行可能である。
先端開口を通る流量が全流量の20%から25%であるように絞りがカテーテルに設けられていても、該開口を通過する速度は、しかし、依然として極めて大きく、その結果、カテーテルの先端に及ぼされる力の問題は残る。先端を通過する流量を完全に絞ることなしに前記力をさらに削減するために、前記先端は、流量を削減する絞りと、流れの直径を増しそれにより前記出て行く流れの速度と力とをともに減らす円錐形のディフューザとをともに設けることが可能である。
上に説明されたように、前記ディフューザの主たる仕事は、圧力を回復することよりむしろ流速を減らすことである。前記流れの直径の増大は、液体がディフューザの内面に沿って、そして、そのために逃げ(relief)なしに滑らかに流れるように徐々に生じるべきである。ディフューザの好適な先端角度(α)は、3°と30°の間、好ましくは5°と15°の間である。約8°から10°が特に好ましい。
本発明の好ましい一実施例によれば、前記先端は、他の部位ではチューブの形にされたカテーテルに溶接または接着剤で固着される分離部品、すなわち先端インサート、として製作される。該インサートは、カテーテルの残部と同じ材料、例えばシリコンまたはポリウレタンから製作することができる。
本発明の好ましい一実施例によれば、前記インサートは、チタンまたはタングステンのごとき金属から製作される。この方式によれば、カテーテル先端は多少重いが、そのことはある情況においては利点になり得る。もし前記インサートが生物学的適応可能材料のコーティングを施されるならば、すなわち前記インサートがプラスチック材料内に鋳込まれるならば、その他の金属も使用され得る。前記インサートは、カテーテル内にその製作の際に鋳込まれ得、かくして1つの単一工程で生成される。
カテーテル側壁の穴を通過する流出量の均等分配を達成するためには、カテーテルの末端部に最も近い複数の穴が最小直径を有するようにこれら穴は異なる寸法を有するものとして形成される。この方式で前記複数の穴を形成することによって、流速が高くしたがって静圧が低い最初の複数の穴は、静圧がより高くそして流速がより低い先端部に向かってカテーテルに沿ってより遠く位置するより小さい複数の穴における流速と同じ流速を有する。さらに、前記最初の複数のより大きい穴の面積の小部分のみが、カテーテル内の流体がカテーテル端部の方向への流れ成分を有する事実によって、有効流れのために使用される。穴の有効面積を増すためには、これらは、本発明によれば、カテーテルの長手方向に長円形を以て形成される。
前記穴を通って出るときの流速を減らすため、複数の穴が設けられ得る。しかし、もし過度に多数の穴が設けられるならば、カテーテルは過度に軟化または弱化する。これと同じことが過度に大きい直径の穴が使用される場合に生じる。
本発明の好ましい一実施例によれば、カテーテルの基端部の穴と末端部の穴との間の長さ方向に沿って絞りが配置される。該絞りは基端部の穴における静圧を上昇させ、従ってこれら穴はより小さくされ得、一方、これと同時に流速が減る。
かようにして、異なる寸法の複数の穴がカテーテルの長さ方向に沿って配列され、それによって、基端部から見たとき、最初の複数の穴は大きく、そして長円形であり、そして、そのあと前記絞りに向かって寸法が小さくなるが、絞りのすぐ後において前記複数の穴は再びより大きくなり、そしてカテーテルの末端部に向かって寸法が小さくなるようにされる。このようにして、すべての穴を通って実質的に同等の流出量が得られる。
もし絞りがカテーテル内に導入されるならば、該カテーテルはより高い全流れ抵抗を有することが予想され得る。しかし、もし絞りが末端部から遠く、例えば穴を設けたカテーテルの部分に沿って測ったとき、末端部から三分の二、有穴カテーテル領域と呼ばれるところに配置されるならば、やや減少した全流れ抵抗が得られる、従って、絞りがカテーテルの末端部から約50%と80%の間、好ましくは末端部から測って前記有穴カテーテル領域の約65%の距離に配置されることが好ましい。
本発明によるカテーテルのさらなる特性、利点および特徴は、図面を参照して本発明の好ましい幾つかの実施例につき、以下為される詳細な説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
図1はCD−5001型のカテーテルの側面図であり、現状技術水準によるカテーテルの典型的な一例を示す。
図2は図1のカテーテルの拡大横断面図である。
図3は本発明による先端部インサートを設置された図2と同様の拡大横断面図である。
図4はカテーテルの内部圧力状態に関する概略的線図である。
図5はカテーテルの側穴の流れ概略図である。
図6はカテーテルの穴設置部分の絞りにおける流れを概略的示す、図3と同様の横断面図である。
図7は本発明の別の実施例の、図3と同様の概略的線図である。
図8は絞りを設けられたカテーテルの圧力状態に関する図4と同様の概略的線図である。
好ましい実施例の説明
図1は既知型式のカテーテルの側面図を示している。前記カテーテル1は、シリコンの可撓チューブから構成されており、該チューブはその基端部2において、図面には示されていない透析液供給または除去装置と接続されている。
基端部2において、前記カテーテルはダクロンから成る2つのパッド3、4を設置されている。前記カテーテルが腹腔内に外科手術によって植込まれるとき、前記2つのパッド3、4は、腹膜線維が成長してパッド3、4に付着して該カテーテルの位置を固定し、それにより差込トンネルを通じての感染を防止するような位置を以て、差込トンネル内に位置される。前記カテーテルの基端部2は皮膚の外側に配置される。
前記カテーテルの末端部5は腹腔の内側に位置され、そしてその側壁に沿った複数の穴6と、先端開口7とを設けられている。図2において、カテーテルは拡大された断面図で示されている。
この実施例においては、前記カテーテルの外径d1は5.0mmであり、そして内径d2は2.7mmである。90mmの長さを有し得る有穴カテーテル領域に沿って、それぞれ3.2mmの間隔を以て、約0.7mmの穴径を有する56個の穴が配置され得る。これら穴の寸法は概ね同等である。しかし、このような仕様は、さまざまの異なるカテーテルにおいて互いに相当異なり得、各製造者は独自の構成と好みとを有する。
図3は本発明の好ましい一実施例によるカテーテルを示す。本カテーテル11には、有穴カテーテル領域28を限定するカテーテル壁に沿って複数の穴16が設けられている。
前記カテーテルはインサート18を有し、前記インサートはさらに絞り19と、それに加えて、例えば、平滑断面拡大部23(円錐形)を備えたディフューザの形式の拡大部分20とを有し、そして先端開口17を有する。前記絞りの内径は1.5mmであり、そして前記デフューザの円錐角度は約8度であり、その結果として、約9mmの長さの場合、最終開口直径は約2.7mm、すなわち該カテーテルの原内径と同じになる。
前記インサート18の寸法は、好ましくは、前記先端開口を通過する流速が該カテーテルの側壁の穴を通過する流速と概ね同じにされ得る(さらなる細部は後記参照)。
前記寸法の場合、先端開口を通る流量は、前記諸側穴を通る流量の約20%であり、それ自体好適な値であることを示している。このような寸法の選択によって、流れがカテーテル先端に及ぼす力は過大にならず、従ってカテーテルを過大な度合いに運動させない、すなわち、カテーテルの移動(migration)は防止される。これに加えて、前記先端開口を通過する流速が比較的遅く、それにより腹腔に及ぼされる影響は最小限にされる。
ある型式のカテーテルの場合、前記先端開口を通る流量が上述した流量より小さい、例えば全流量の5%から10%強ならば好適とされる。これは特に側壁に多数の穴を有するカテーテルにとって真実である。ある場合においては、前記先端開口が存在しなくてもやはり有利であり得る。
その他の場合において、全流量の比較的大きい部分、例えば全流量の最大50%強が前記先端開口を通過するならば、良しとされ得る。しかし通常は、全流量の約20%から25%が前記先端開口を通過することが好ましい。
前記インサート18は、カテーテルの残部と同じシリコンのような材料から製作されることが好ましい。カテーテルはその全体が同じ製作工程において1個の単一片として作られることが好ましい。あるいは、前記インサート18は独立して同一材料から、または別材料から、製作され得、そして、いうまでもなく生物学的適合可能な態様で遂行される溶接または接着剤によってカテーテルの先端に結合され得る。
あるいは、前記インサートはポリウレタンまたはポリカーボネートのごとき生物学的適合性を有する材料から製作され得る。
本発明の別の実施例においては、前記インサートは、チタンまたはタングステンのごとき金属から作られ、そしてそれによってインサートがプラスチックから製作される場合よりもやや大きい重量を有する。このことは、それによりカテーテルの先端が腹腔内で一般的に好ましいとされる下向きに自動的に指向されるから有利である。
前記インサートは、生物学的適合可能な塑性物質内に埋没され得る。やはり一定の制菌機能を有する銀のごときその他金属も使用することができる。
図3に示されたごとき本発明の好ましい実施例において、前記穴16は様々の異なる寸法を有するものとして描かれている。異寸法を有する穴を使用することの目的は、様々の穴を通って外に向かう概ね同じ流速を得ることである。
図4は、液体がカテーテルの先端へ向かって運動するときの有穴カテーテル領域内における圧力状態の概略図を示している。前記カテーテル内の圧力は、流体の運動エネルギに相当する動圧(曲線31を見よ)と、カテーテル壁に対する流体圧力を構成する静圧(曲線32を見よ)とから成る。前記動圧と静圧との和が全圧(曲線33を見よ)に相当する。簡単にするため、静水圧は無視される。
曲線31によって示されるように、動圧はカテーテルの先端に向かって落下するが、これは流体の流速が、側穴を通じて放出される液体によって減じられるという事実に基づく。同時に、静圧は曲線32によって示されるように上昇する。全圧は、なかんずく、カテーテルの側壁に対する摩擦作用によって僅かに低減する。
各側穴16における静圧は、該穴を通過する流速を決定する。従って、前記側穴は、すべての穴から同じ流速が得られるためには前記先端により近いほどより小さい直径を有しなくてはならず、それにより、前記穴の側壁に対する摩擦損失ならびに流体粘度に起因する損失が、流出速度を低減させる。あるいは、流出速度の低減は、外方に延びるにつれて直径が増大する円錐形の穴によっておそらく達成され得る。そのような穴は、レーザー技術によってまたは他の方法、例えば円錐形押型によって、製作され得る。
実際においては、前記穴の直径は、静圧に対して精密に適合させられる必要はなく、通常は、もし2つまたは3つの異なる直径が使用されるならば十分である。図3において、穴21はカテーテル先端に近いほど小さな直径を有するものとして示され、そして穴22はカテーテル先端からさらに遠ざかるほどより大きな直径を有するものとして示されている。
図5は、カテーテル側壁における円形の比較的小さい穴21の流れ図を示す。側壁に最も近く位置する流れ線24に沿って、流体粒子は比較的低速であり、従って、何らの大きな困難もなく、静圧によって外方へ転向させられて穴21を通って外方へ通過する。しかし、側壁からさらに離れた流れ線25に沿っては、流体粒子はその転向がより困難であり、穴21を通過する前に適正に転向することができない。従って、穴21の有効表面積が減る。有効表面積は穴における流体の流速に従属する関係にある。従って、同一有効表面積を得るためには、穴の横断面積はカテーテル先端よりさらに増大されなくてはならない。
かくして、カテーテル先端からさらに遠く離れた穴直径を増すべき2つの理由が存在する。しかし、カテーテルが過度に弱くなりかつ可撓になるから、穴直径を過度に増大させることは可能でない。
従って、本発明によって、比較的大きい横断面積を必要とする穴のために、図3に明瞭に示されるような長円形の穴22を使用することが提案された。それによって、穴の有効横断面積が、完全に円形の穴よりもいっそう良く使用されるという利点が得られる。さらに、長円形の穴は、カテーテルの完全性にとって不利なその影響が比較的小さく、従ってカテーテルは過度に可撓にならない。
上に示された諸手段にも拘わらず、十分に大きい表面積を有する穴を製作することは困難であり得る。従って、本発明によれば、図3に示すように、穴が設けられている有穴カテーテルの領域の概ね中央に絞り26が配置される。しかし、この絞り26の使用は任意である。
図8に概略的に示されるように、前記絞りはそれに沿って摩擦力による全圧の削減35と、それにおけるエネルギ損とを生じさせ、そのことは、動圧が前記絞りの前後において不変(流速が同じ)であるから、静圧が前記絞りにおいて減じられることを意味する。前記絞りの前における静圧は、絞りが無い場合よりやはり幾分か高い。
従って、前記先端により近い小さな円形の穴21によって続かれた、前記絞り26に向かって位置する前記先端から最も遠く離れた長円形の穴22を使用することが可能である。前記絞りの後、長円形の穴22が最初に再び使用されそして次ぎに前記先端に最も近い小さな円形の穴21が使用される。このようにして、概ね同じ流速が様々の穴を通じて得られる。
そのような絞り26を備えたカテーテルのための全流れ抵抗は、絞りを有しない場合より大きいことが予想され得る。しかし、もし前記絞りがある一定の方式で配置されるならば、カテーテルの全流れ抵抗は最小にされ得ることが見いだされた。もし絞りが、カテーテルの前記穴を設けた部分に沿って前記先端から約三分の二のところに配置されるならば、絞りが存在しない場合と比較してほぼ同じまたはそれよりも低い流れ抵抗ですら得られる。本発明によれば、絞りは、前記先端から測定して、前記有穴カテーテル領域の長さの50%〜80%の間の距離のところに配置される。この予期せざる結果は、前記穴が絞りに先立って前記領域内における静圧の増加によってより効果的に使用されることによると説明され得る。
本発明の好ましい一実施例においては、カテーテルの先端から見たとき、次のように区分される48個の穴が使用される。初めに、0.8mmの直径を有する10個の円形の穴が位置し、それらに続いて0.9mm×2.0mmの寸法を有する18個の長円形の穴が位置する。次いで、1個の絞りが位置し、それに続いてそのあと10個の小さい円形の穴であって0.8mmの直径を有する穴が位置し、さらに続いて10個の長円形の穴であって0.9mm×2.0mmの寸法を有する穴が位置する。穴間の距離は5mmである。
前記絞りは、各種の穴を通過する流速が可能な限り同様であるように寸法を選択される、好適な寸法は、内径が2.0mm、長さが約4mmである。前記寸法はまた前記絞りの内面の様相と、絞りのジオメトリとに左右される。もし表面が粗くまたは鋭利であれば、絞りを短くすることができる。
より詳細に図6に示されるように、前記絞り26はその後方において流体の流れに渦27をひき起こす。これら渦はエネルギ損を生じさせ、それによって全圧が減じられ、従ってまた静圧も減じられる。さらにまた、エネルギ損が前記絞りの壁に対する摩擦力(流速増大)によっても、そして粘性によっても生じる。
図8には絞り26の前後における圧力状態が概略的に示されている。全圧に対する曲線34は前記絞りにおいて急勾配の落下35を示す。動圧に対する曲線36は、こぶ37によって示されるように前記絞りにおいて急上昇するが、そのあと、流速が同じであるから、前記絞りの前と同じ値に戻る。曲線38は静圧を示し、それは前記絞りの前においては上昇するが、絞りのあとは、出発時の値に概ね一致する低い値まで下降し、次いで上昇する。前記絞りの前後における静圧の2つの曲線部分はほぼ同じである。このようにして、前記穴を設けられた領域の2つの部分が概ね同じ方式で使用される。
以上述べた諸特性は、カテーテルの所望特徴を実現するように様々の様式で組合わされ得る。極度の刺激感応性の患者のために使用さるべきカテーテルの場合、長い有穴部分を使用することが可能であり、該部分は多数の穴を有し、そしてそれにより1個より多い絞り、例えば2個または3個の絞りが前記有穴部分の全長にわたって使用される。
図7を参照すると、前記インサート18に代えて絞り42を設置することが可能であり、前記絞りはカテーテル先端に比較的近く位置されるが、絞りによって生じる噴流が集まって均質な流れになるように、前記先端開口17から十分に離される。
前記絞り42は先端開口17から約20mmのところに位置されて、流れが集まり、そして速度を減じたのちに先端開口17を通過するのを許す。
前記絞り26と42は、カテーテルの残部と同じ材料、例えばシリコンから製作されることが好ましい。カテーテル全体が、1個の単一片として同じ製作工程で生産されることが好ましい。あるいは、前記絞りは、カテーテルの内部に挿入されて溶接または接着剤のごとき好適な方法で固定されるインサートであり得る。あるいは、前記絞り26は、カテーテルの側壁の穴21に嵌合する突出したピン43を設けられることによって機械的に固定されることが可能である。前記インサートのための材料と同じ材料を使用することができる(上記参照)。
前記円錐形部分20の長さ、すなわち先端角度、は前記開口がカテーテルの残存部より大きい横断面を有するように増され得る。図6は、より大きい出口面積とより低い流出速度とを生じる結果になる、より大きい先端角度を有するインサート48を示している。
図7には、前記絞りと穴との別の実施例が示される。かくして、円錐形に漸縮する部分とそれに後続する比較的鋭い縁とから構成された円錐形の絞り41が示されている。流体の流速は前記円錐形部分において増し、その結果として前記鋭い縁の後で大きな渦が形成される。この渦の形成がエネルギ損を生じさせ、その結果、全圧と静圧が低下する。さらに、エネルギ損は壁に対する摩擦損の形式で生じ、同様に、粘性によって流体内部においても生じる。
穴の有効表面積の一部が使用されるにすぎない図5に示される作用を防止するために、穴44と45が、側壁の垂線に対して小さな角度、例えば10°、を成して配置されることが提案されている。そのような傾斜配置は、流速が最大になる有穴部分の始点において最も重要である。
カテーテルの先端に近い位置では静圧を十分に減じることは困難であり得る。したがって、この端部に位置する小さい穴は、穴46によって示されるように、僅かに円錐形に拡張され得る。壁の厚さが比較的小さいから、それに応じて速度の削減はもちろん小さい。この穴はまた穴47によって示されるように傾斜された態様で配置され得る。
腹腔内への流体の流れのための流れ条件については既に説明した。外方向への流れの場合、負圧が使用され、それが流体を腹腔から吸い出す。このため、先端から最も遠く離れている基端部の穴が主として使用される。前記流体は、極めて小さな限度まで前記先端開口と末端部の穴とを通過し、そして同様に絞りを通過する。基端部の穴が、すべて使用されているこれら穴における流体によって、そしてカテーテルが腹膜にまで吸い付くことによって、閉塞状態になったときにのみ、末端部における穴を通って流れが生じる。このことは、腹腔内に存在するかもしれない線維またはより大きい粒子によって前記絞りが閉塞されないという有利な効果を有する。
以上において本発明は図面に示された実施例を参照して説明された。しかし、様々の構成部品と特徴は、図面に示された態様とは異なる態様で組合わされ得、したがってその他の幾つかの組合わせが本発明の範囲内に包含される。本発明は別紙記載の請求範囲によってのみ制限される。

Claims (15)

  1. 膜透析のため体腔内に配置されるように意図され、基端部と末端部とを有し、前記腔内に配置されるように意図され、そしてその側壁に沿って複数の穴(21、22)を設けられた有穴カテーテル領域(28)を有するカテーテルであって、前記有穴カテーテル領域が縮内径部分(19、42)を有するカテーテルにおいて、
    該カテーテルが、前記縮小内径部分(19、42)より大きい内径を有すると共に前記縮小内径部分(19、42)よりも前記末端部の近くに位置している拡大内径部分(20)をさらに有していることを特徴とするカテーテル
  2. 前記拡大内径部分(20)が、前記縮小内径部分(19、42)よりも前記末端部の近くに位置していると共に均等に増大する直径を有する円錐形部分(23)、いわゆるディフューザ、を有することを特徴とする、請求項1に記載のカテーテル
  3. 前記縮小内径部分(19)から離れた前記有穴カテーテル領域(28)がほぼ一定の内径を有することと、前記拡大内径部分(20)が前記ほぼ一定の内径にほぼ等しい最大内径を有することとを特徴とする、請求項1または2に記載のカテーテル
  4. 前記カテーテルがさらにその最末端部に先端開口(17)を有し、前記縮小内径部分(19)が前記拡大内径部分(20)によって前記先端開口から離れていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のカテーテル
  5. 前記縮小内径部分(19)と前記先端開口(17)との間の距離には前記穴(21、22)が無いことを特徴とする、請求項1又は2に記載のカテーテル
  6. 前記有穴領域よりも前記基端部に近い前記カテーテルの部分が、全液体流量を有することと、前記縮小内径部分(19)と前記拡大内径部分(20)は、前記全流量の5%から50%の間の部分流量が前記先端開口を通過するのを許すように、それらの寸法を選択されていることとを特徴とする請求項4又は5に記載のカテーテル
  7. 前記円錐形部分(23)が3度から20度の先端角度を有することを特徴とする、請求項2から6のいずれか1項に記載のカテーテル
  8. 前記穴(21、22)と前記先端開口(17)が、前記穴を通る流速と前記先端開口を通る流速とが概ね同じ大きさであるような寸法を有することを特徴とする、請求項4から7のいずれか1項に記載のカテーテル
  9. 前記末端部に近い側に位置した穴(21)が前記基端部に近い側に位置した穴(22)よりも小さい横断面積を有することを特徴とする、請求項4から8のいずれか1項に記載のカテーテル
  10. 前記カテーテルがさらに長手方向軸線を有することと、より大きい横断面積を有する穴(22)が、前記カテーテルの前記長手方向軸線に平行な楕円の長軸を有する楕円形横断面を有することを特徴とする、請求項4から9のいずれか1項に記載のカテーテル
  11. 前記有穴領域内に配置された少なくとも1つの追加縮小内径部分(26、41)を有することを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載のカテーテル
  12. 前記穴の横断面積が末端側の前記縮小内径部分から前記追加の基端側の縮小内径部分へ向かって漸増することを特徴とする請求項11に記載のカテーテル
  13. 前記拡大内径部分(20)が前記一定の内径より大きい最大直径部分を有することを特徴とする、請求項3から12のいずれか1項に記載のカテーテル
  14. 前記先端開口を通過するのを許された部分流量が前記全流量の20%から25%の間であることを特徴とする、請求項6に記載のカテーテル
  15. 前記先端角度が8度から10度であることを特徴とする、請求項7に記載のカテーテル
JP51498797A 1995-10-10 1996-10-09 特に腹膜透析に用いるカテーテル Expired - Fee Related JP3910637B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9503562A SE505125C2 (sv) 1995-10-10 1995-10-10 Kateter, särskilt för peritonealdialys
SE9503562-2 1995-10-10
PCT/SE1996/001280 WO1997013543A1 (en) 1995-10-10 1996-10-09 Catheter, in particular for peritoneal dialysis

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11513293A JPH11513293A (ja) 1999-11-16
JP3910637B2 true JP3910637B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=20399800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51498797A Expired - Fee Related JP3910637B2 (ja) 1995-10-10 1996-10-09 特に腹膜透析に用いるカテーテル

Country Status (16)

Country Link
US (1) US6132405A (ja)
EP (1) EP0854740B1 (ja)
JP (1) JP3910637B2 (ja)
KR (1) KR100435102B1 (ja)
CN (1) CN1267166C (ja)
AT (1) ATE260690T1 (ja)
AU (1) AU712309B2 (ja)
BR (1) BR9610869A (ja)
CA (1) CA2233333C (ja)
DE (1) DE69631779T2 (ja)
ES (1) ES2216067T3 (ja)
HK (1) HK1015719A1 (ja)
MX (1) MXPA98002813A (ja)
RU (1) RU2193901C2 (ja)
SE (1) SE505125C2 (ja)
WO (1) WO1997013543A1 (ja)

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE315948T1 (de) * 1998-11-17 2006-02-15 Henri Mehier Vorrichtung zum einführen eines medikaments in einer gewebsmembran, implantationsvorrichtung und injektionsvorrichtung
US6409697B2 (en) * 1999-05-04 2002-06-25 Heartstent Corporation Transmyocardial implant with forward flow bias
US6497676B1 (en) 2000-02-10 2002-12-24 Baxter International Method and apparatus for monitoring and controlling peritoneal dialysis therapy
US6773428B2 (en) * 2000-05-12 2004-08-10 Stephen M. Zappala Implantable delivery system and method for the pharmacologic management of erectile dysfunction
US6503062B1 (en) * 2000-07-10 2003-01-07 Deka Products Limited Partnership Method for regulating fluid pump pressure
US20050124928A1 (en) * 2000-08-11 2005-06-09 Beck Robert C. Intravascular catheter
US6976973B1 (en) 2000-10-12 2005-12-20 Baxter International Inc. Peritoneal dialysis catheters
US6814718B2 (en) 2001-01-09 2004-11-09 Rex Medical, L.P Dialysis catheter
US8323228B2 (en) 2007-04-12 2012-12-04 Rex Medical L.P. Dialysis catheter
US7011645B2 (en) * 2001-01-09 2006-03-14 Rex Medical, L.P. Dialysis catheter
US6986752B2 (en) * 2001-01-09 2006-01-17 Rex Medical, Lp Peritoneal dialysis catheter and insertion method
US7077829B2 (en) * 2001-01-09 2006-07-18 Rex Medical, L.P. Dialysis catheter
US9694166B2 (en) 2002-03-26 2017-07-04 Medtronics Ps Medical, Inc. Method of draining cerebrospinal fluid
US20040006318A1 (en) * 2002-07-02 2004-01-08 Ramanathan Periakaruppan Side hole in catheter
SE525085C2 (sv) * 2003-04-07 2004-11-23 Gambro Lundia Ab Anordning avsedd för användning i en patron, en patron, användning av en anordning i en patron och ett system för framställning av en flytande lösning för ett medicinskt förfarande
WO2004101052A2 (en) * 2003-05-12 2004-11-25 I-Flow Corporation Catheter for uniform delivery of medication
WO2004108200A1 (en) * 2003-06-05 2004-12-16 Js Vascular, Inc. Surgical drains
US7803141B2 (en) * 2003-08-12 2010-09-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Device and method for direct delivery of a therapeutic using non-newtonian fluids
CN1925882A (zh) 2003-11-15 2007-03-07 梅德拉股份有限公司 用于诊断显像和治病疗法的导管
US8202248B2 (en) 2004-08-18 2012-06-19 Sequana Medical Ag Dialysis implant and methods of use
US7776034B2 (en) * 2005-06-15 2010-08-17 St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. Ablation catheter with adjustable virtual electrode
US20070016124A1 (en) * 2005-06-23 2007-01-18 Mcgraw J K Hemodialysis catheter apparatus
CN101262896B (zh) * 2005-09-13 2012-07-18 甘布罗伦迪亚股份公司 血液的体外循环装置
US8317775B2 (en) * 2006-03-10 2012-11-27 Adapta Medical, Inc. Urinary catheterization assembly with vented sheath
DE102006026369B3 (de) * 2006-06-07 2007-10-11 Mykhaylo Mosenkis Implantierbarer Katheter
DE102006052612B3 (de) * 2006-06-07 2008-02-07 Mykhaylo Mosenkis Implantierbarer Katheter
US8876754B2 (en) 2006-08-31 2014-11-04 Bayer Medical Care Inc. Catheter with filtering and sensing elements
DE102006056049B4 (de) * 2006-11-08 2009-01-29 Mykhaylo Mosenkis Implantierbarer Katheter
US20090157002A1 (en) * 2007-12-14 2009-06-18 Csa Medical, Inc. Catheter having communicating lumens
US9364634B2 (en) 2008-04-22 2016-06-14 Becton, Dickinson And Company Systems and methods for improving catheter hole array efficiency
US9399112B2 (en) * 2008-04-22 2016-07-26 Becton, Dickinson And Company Catheter hole having an inclined trailing edge
US8496629B2 (en) 2008-04-22 2013-07-30 Becton, Dickinson And Company Catheter hole having a flow breaking feature
US8403911B2 (en) * 2008-04-22 2013-03-26 Becton, Dickinson And Company Systems and methods for improving catheter hole array efficiency
US8974411B2 (en) * 2008-05-21 2015-03-10 Becton, Dickinson And Company Conical diffuser tip
US9675411B2 (en) * 2008-07-15 2017-06-13 Biosense Webster, Inc. Catheter with perforated tip
CN102231993A (zh) * 2008-10-01 2011-11-02 阿尔佛雷德·R·扎拉特 改善流体输送的方法
US8603022B2 (en) 2008-12-19 2013-12-10 Baxter International Inc. Catheter/fistula needle to bloodline connection assurance device
US20100228178A1 (en) * 2009-03-06 2010-09-09 Mcgraw J Kevin Hemodialysis catheter apparatus
US8591450B2 (en) 2010-06-07 2013-11-26 Rex Medical L.P. Dialysis catheter
US10238833B2 (en) 2010-08-12 2019-03-26 C. R. Bard, Inc. Access port and catheter assembly including catheter distal portion stability features
EP2603275B1 (en) 2010-08-12 2022-10-26 C. R. Bard, Inc. Trimmable catheter including distal portion stability features
AU2012217696B2 (en) 2011-02-16 2015-11-12 Sequana Medical Nv Apparatus and methods for treating intracorporeal fluid accumulation
US9056182B2 (en) 2011-08-23 2015-06-16 Becton, Dickinson And Company Catheter having a pressure activated splittable feature
US9402975B2 (en) 2011-08-31 2016-08-02 Becton, Dickinson And Company Systems and methods to increase rigidity and snag-resistance of catheter tip
US20130085477A1 (en) * 2011-09-29 2013-04-04 Tyco Healthcare Group Lp Catheter with tapering surfaces
US8585635B2 (en) 2012-02-15 2013-11-19 Sequana Medical Ag Systems and methods for treating chronic liver failure based on peritoneal dialysis
US9155862B2 (en) * 2012-09-28 2015-10-13 Covidien Lp Symmetrical tip acute catheter
US9364603B2 (en) * 2013-06-21 2016-06-14 Eduard Tsyrulnykov Multiple layer dilator single point vascular access device
EP3265024B9 (en) 2015-03-02 2022-02-16 Accurate Medical Therapeutics Ltd. Preventing non-target embolization
WO2017219070A1 (en) * 2016-06-24 2017-12-28 Multigate Medical Products Pty Ltd Suction and irrigation apparatus
US10716922B2 (en) 2016-08-26 2020-07-21 Sequana Medical Nv Implantable fluid management system having clog resistant catheters, and methods of using same
WO2018037360A1 (en) 2016-08-26 2018-03-01 Sequana Medical Ag Systems and methods for managing and analyzing data generated by an implantable device
US10610668B2 (en) 2016-10-05 2020-04-07 Becton, Dickinson And Company Catheter with an asymmetric tip
JP7051803B2 (ja) * 2017-02-24 2022-04-11 株式会社日立ハイテク 自動分析装置
US10543007B2 (en) 2017-03-31 2020-01-28 Medtronic Vascular, Inc. Cavitation catheter
ES2851200T3 (es) 2017-05-24 2021-09-03 Sequana Medical Nv Solución para la eliminación directa de sodio disminuyendo la hipervolemia en pacientes con insuficiencia cardíaca
US11559618B2 (en) 2017-05-24 2023-01-24 Sequana Medical Nv Formulations and methods for direct sodium removal in patients having severe renal dysfunction
US20200206469A1 (en) * 2017-06-14 2020-07-02 The University Of Vermont And State Agricultural College Peritoneal Dialysis (PD) Catheter Weighted Anchor
US11179516B2 (en) 2017-06-22 2021-11-23 Baxter International Inc. Systems and methods for incorporating patient pressure into medical fluid delivery
US11653929B2 (en) 2017-11-02 2023-05-23 Accurate Medical Therapeutics Ltd. Embolization catheter with integral filter
CA3095931A1 (en) 2018-04-17 2019-10-24 Deka Products Limited Partnership Peritoneal dialysis cassette with pneumatic pump
AU2019327386A1 (en) * 2018-08-27 2021-03-18 Alcyone Therapeutics, Inc. Fluid delivery systems and methods
CN110464897A (zh) * 2019-08-09 2019-11-19 上海市闵行区中心医院 尿毒症大鼠腹透插管模型的建立
DE102020214618A1 (de) * 2020-11-19 2022-05-19 B. Braun Melsungen Aktiengesellschaft Weichelastische Katheterspitze
KR102390728B1 (ko) * 2022-02-16 2022-04-25 안향남 약액 주입형 배뇨 카테터

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2139653A (en) * 1936-05-11 1938-12-13 Frank R Belfrage Syringe
US3386438A (en) * 1965-07-07 1968-06-04 Roehr Products Company Inc Tapered needle
US3674033A (en) * 1970-08-13 1972-07-04 John Powers Drainage system for body cavities
US3828767A (en) * 1973-10-29 1974-08-13 Fenton J Angiographic and arteriographic catherters
US4002174A (en) * 1975-10-14 1977-01-11 Texas Medical Products, Inc. Air embolus aspirator
US4437856A (en) * 1981-02-09 1984-03-20 Alberto Valli Peritoneal catheter device for dialysis
DE3446033A1 (de) * 1984-12-18 1986-07-03 B. Braun Melsungen Ag, 3508 Melsungen Implantierbarer intraperitonealer katheter
US4628783A (en) * 1984-12-19 1986-12-16 Sherwood Medical Company Method of making a grooved medical tube
US4687471A (en) * 1985-05-01 1987-08-18 Curators Of The University Of Missouri Peritoneal dialysis catheter
IT1215196B (it) * 1986-10-28 1990-01-31 Michele Labianca Catetere venoso
US4863441A (en) * 1987-07-17 1989-09-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Venous return catheter
AU2425088A (en) * 1987-09-17 1989-04-17 Neurodynamics, Inc. Angled hole ventricular catheter
US5057073A (en) * 1988-04-21 1991-10-15 Vas-Cath Incorporated Dual lumen catheter
US5021044A (en) * 1989-01-30 1991-06-04 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Catheter for even distribution of therapeutic fluids
US5084033A (en) * 1990-03-12 1992-01-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Arterial cannula tip and method of manufacture
US5484423A (en) * 1990-11-05 1996-01-16 Te Me Na Logistics Needle, for example epidural needle
ES2023597A6 (es) * 1990-11-05 1992-01-16 Rodiera Olive Jose Javier Aguja para uso medico, en especial para funcion lumbar y anestesia regional.
DE4208912C1 (ja) * 1992-03-20 1993-05-19 Rudolf 5300 Bonn De Schoen
US5380307A (en) * 1992-09-30 1995-01-10 Target Therapeutics, Inc. Catheter with atraumatic drug delivery tip
US5300022A (en) * 1992-11-12 1994-04-05 Martin Klapper Urinary catheter and bladder irrigation system
US5643226A (en) * 1993-02-24 1997-07-01 Minnesota Mining And Manufacturing Low velocity aortic cannula
US5616137A (en) * 1995-02-22 1997-04-01 Minnesota Mining And Manufacturing Company Low velocity aortic cannula
US5662619A (en) * 1995-11-27 1997-09-02 Zarate; Alfredo R. Venous dialysis needle

Also Published As

Publication number Publication date
KR19990064051A (ko) 1999-07-26
WO1997013543A1 (en) 1997-04-17
DE69631779D1 (de) 2004-04-08
BR9610869A (pt) 1999-03-30
CN1199348A (zh) 1998-11-18
DE69631779T2 (de) 2005-02-10
EP0854740A1 (en) 1998-07-29
JPH11513293A (ja) 1999-11-16
ES2216067T3 (es) 2004-10-16
RU2193901C2 (ru) 2002-12-10
SE9503562L (sv) 1997-04-11
US6132405A (en) 2000-10-17
EP0854740B1 (en) 2004-03-03
MXPA98002813A (es) 2003-09-11
ATE260690T1 (de) 2004-03-15
HK1015719A1 (en) 1999-10-22
KR100435102B1 (ko) 2004-10-12
AU7350896A (en) 1997-04-30
SE505125C2 (sv) 1997-06-30
CA2233333A1 (en) 1997-04-17
SE9503562D0 (sv) 1995-10-10
CA2233333C (en) 2007-03-06
AU712309B2 (en) 1999-11-04
CN1267166C (zh) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3910637B2 (ja) 特に腹膜透析に用いるカテーテル
JP2584588B2 (ja) 二方向弁付きカテーテル
US5382238A (en) Catheter stiffeners
US7108674B2 (en) Catheter
EP1476213B1 (en) A multilumen catheter for minimizing limb ischemia
US8920404B2 (en) Reduction of recirculation in catheters
EP1357960B1 (en) Hemodialysis catheter
JP3995057B2 (ja) 血液透析用血管アクセスシステム
US20050283111A1 (en) Catheter assembly with degradable material
EP0836508A1 (en) Dual-lumen catheter and method of use
JP2013526899A (ja) 循環系中に補助的な血流を確立するための装置、方法、およびシステム
JP2024500772A (ja) 血管への一時的な直接アクセスを容易にするための血管の導管
EP1453566B1 (en) Aortic cannula
WO2000054829A2 (en) Catheter having varying resiliency balloon
AU2011202758A1 (en) A Multilumen Catheter for Minimizing Limb Ischemia
AU2008200502A1 (en) A Multilumen Catheter for Minimizing Limb Ischemia

Legal Events

Date Code Title Description
A72 Notification of change in name of applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A721

Effective date: 20031106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100202

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140202

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees