JP3909545B2 - 機能性液晶性ポリアミド重合体 - Google Patents

機能性液晶性ポリアミド重合体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規ポリアミド重合体に関する。更に詳しくは機能性に優れた液晶性ポリアミド重合体に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶性の高分子化合物はサーモトロピック液晶高分子とリオトロピック液晶高分子に分けられ、これらはそれぞれの特性を活かしエンジニアリングプラスチック、機能性ポリマーとして産業上の応用が拡がっている。このうちサーモトロピック液晶高分子としては、液晶性ポリエステルが、又リオトロピック液晶性高分子としては、芳香族ポリアミド(アラミド)がよく知られ、両者とも高強度、高耐熱性のエンジニアリングプラスチック材料として産業上の実績がある。これらはいわゆる主鎖型の液晶高分子であるが、これとは別に高分子の側鎖に低分子メソーゲンを導入した側鎖型高分子液晶がある。メソーゲンの分子運動が高いので機能性高分子として注目されている。
【0003】
例えば、V.P.Shibaev等は、Polymer communications 24卷364頁(1983)において、シアノビフェニル基を側鎖に持ったアクリル酸エステル重合体(重合度:150)についてレーザビームによる熱書き込みを報告している。ネマティック温度で電界下でホメオトロピックに配向させたフィルムをTg(ガラス転移温度)以下に保つとその配向が凍結、保存される。これにレーザビームを照射して溶融すると、その部分の配向が破壊されランダムになり光は散乱して透過しなくなる。この記録はTg以下で保存され、ネマティック温度で消去が可能である。
【0004】
飯村一賀等は、Rept.Progr.Polym.Phys.Japan,26卷243頁(1983)、同27卷241頁(1984)において、p−シアノビフェニルー4−メタクリロイルオキシベンゾエートとS(−)−2−メチルブチルメタクリレートとの共重合体は約200〜300℃の間でコレステリック液晶相を示し、そのピッチは共重合組成と温度に依存して変化し0.6〜1.2nmとなることを報告している。
【0005】
V.Kronganz等は、Nature、326卷582頁(1987)において、スピロピランを側鎖に持つアクリル酸エステル重合体がフォトクロミズム又はサーモクロミズムに基づく様々な現象を起こすことを報告している。Tg以下で紫外線照射すると、光開環反応で生成したメロシアニンの単量体に基づく青色に着色するが、Tg以上に加熱して液晶相とするとメロシアニンのH−会合体による赤色に着色する。いずれの状態も可視光を照射すると元の黄色のスピロピランに戻る。即ち、単一物質から光と熱の制御によって青、赤、黄色の三色を表示することが可能である。
【0006】
J.H.Wendorff等は、Makromol.Chem.,Rapid Commun.、10卷477頁(1989)においては、アゾベンゼンを側鎖に持つアクリル酸エステル重合体を二枚の基板で挟み込んで液晶セルとし平行配向させ、このものに可視光の偏光を照射すると、偏光軸に直角の方向にアゾベンゼンが再配列することを認めている。そして結果的に大きな複屈折変化が引き起こされ、ホログラム記録に応用できる事を報告している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
側鎖型高分子液晶として広く研究されている液晶性アクリル酸エステル重合体は、耐熱性、耐溶剤性等においては必ずしも十分とは言えず、耐久性に優れた機能性液晶高分子の開発が望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記したような課題を解決すべく鋭意検討した結果本発明に至ったものである。即ち本発明は
(1)下記式(1)
【0009】
【化5】
Figure 0003909545
【0010】
(式(1)において、Rはメチル基、エチル基、i−プロピル基、塩素原子を示し、m+nは5〜10000の整数であることを条件に、nは1〜10000の整数、mは0〜100nを示す。Qは水素原子又はアゾ基を含まない置換基、Zは次の式(2)又は式(3)の基をそれぞれ表す。)
【0011】
【化6】
Figure 0003909545
【0012】
(式(2)又は式(3)において、Aは基X以外に更に置換基を持っていてもよいベンゼン環、ナフタレン環を表し、XはC〜C10のアルコキシ基又はジ(C〜C)アルキルアミノ基を表し、ジアルキルアミノ基におけるアルキル基は非置換又は片方若しくは両者がシアノ基若しくはヒドロキシ基で置換されていてもよい。Bはアゾ基を介してフェニル基と結合したベンゼン環若しくはナフタレン環を表し、Yは水素原子、フッ素原子、塩素原子、ニトロ基、シアノ基、C〜C10のアルキル基、C〜C10のアルコキシ基又は(C〜C)アルキルオキシカルボニルビニル基を表し、基B上には更にY以外の置換基を有してもよい。pは1〜10の整数を表す。)で表される機能性液晶性ポリアミド重合体、
(2)式(1)の機能性液晶性ポリアミド重合体が、下記式(4)
【0013】
【化7】
Figure 0003909545
【0014】
(式(4)において、R、A、X、Q、m及びnは請求項1におけるのと同じ意味を表す。)で表される機能性液晶性ポリアミド重合体である、(1)に記載の機能性液晶性ポリアミド重合体
(3)式(1)の機能性液晶性ポリアミド重合体が、下記式(5)
【0015】
【化8】
Figure 0003909545
【0016】
(式(5)において、R、B、Y、Q、m、n及びpは請求項1におけるのとおなじ意味を表す。)で表される液晶性ポリアミド重合体である、(1)に記載の機能性液晶性ポリアミド重合体、を提供する。
【0017】
本発明の機能性液晶性ポリアミド重合体は、結合しているアゾ基の光活性に基づいて、記録材料、配向膜、非線形光学材料等様々な機能の発現が期待出来る。
【0018】
【発明の実施の態様】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において、C〜C10のアルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、n−又はi−プロポキシ基、n−,i−又はt−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基等が挙げらる。
また、C〜C10のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−又はi−プロピル基、n−,i−又はt−ブチル基、ペンチル、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等が挙げらる。また、C〜Cのアルキル基としてはC〜C10のアルキル基として挙げたもののうち、C〜C のものが挙げられる。
シアノ基又はヒドロキシ基で置換されていてもよいジ(C〜C)アルキルアミノ基としてはジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、メチルエチルアミノ基、ジヒドロキシエチルアミノ基、ヒドロキシエチルメチルアミノ基、ヒドロキシエチルエチルアミノ基、ヒドロキシエチルプロピルアミノ基、ジシアノエチルアミノ基、シアノエチルメチルアミノ基、シアノエチルエチルアミノ基、シアノエチルプロピルアミノ基等があがられ、非置換のジ(C〜C)アルキルアミノ基、ジヒドロキシ又はジシアノエチルアミノ基、ヒドロキシエチル(C〜C)アルキルアミノ基等が好ましい。
また、Qにおけるアゾ基を含まない置換基としては不活性ななものであれば特に制限はなく、例えば、フッ素原子又は塩素原子等のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C〜C10のアルキル基、C〜C10のアルコキシ基等が挙げられ、置換基を有しうるものは、不活性な置換基を有していてもよい。
【0019】
本発明の機能性に優れた液晶性ポリアミド樹脂は、光活性基を結合させたジカルボン酸単量体、所望により更に光活性基を有しないジカルボン酸単量体と、もう一方の単量体であるジアミンとを反応させて得ることが出来る。即ち、5−Z−イソフタール酸(Zは前記と同じ意味を示す。)、所望により更に置換又は非置換の光活性基(アゾ基)を有しないジカルボン酸と4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラ−R−フェニルメタン(Rは前記と同じ意味を示す。)とを、N−メチルピロリドン(NMP)等の不活性有機溶媒中で、アミンとカルボン酸の縮合に使用される縮合触媒、例えばトリフェニルフォスファイトとピリジン等の存在下で、通常加熱下、例えば40℃〜200℃程度、好ましくは60℃〜150℃程度で、縮重合反応させることにより得ることができる。反応時間は特に制限はないが通常0.5時間〜24時間程度で目的のポリアミド樹脂を得ることができる。高分子量の重合体を得る場合には、ハロゲン化リチウム等の存在下に反応を行ってもよい。
【0020】
光活性基を結合させたジカルボン酸単量体である5−Z−イソフタール酸としては例えば5−(4’−n−ヘキシルオキシフェニルアゾ)イソフタール酸、5−(4’−メトキシフェニルアゾ)イソフタール酸等の5−(4’−(C〜C10)アルコキシフェニルアゾ)イソフタール酸、5−(4’−ジメチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸等の5−(4’−ジ(C〜C)アルキルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸、5−(4’−ジヒドロキシエチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸、5−(4’−ヒドロキシエチルメチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸等の5−(4’−ヒドロキシ置換(C〜C)アルキル(非置換又はヒドロキシ置換)(C〜C)アルキルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸、5−(4’−ジシアノエチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸、5−(4’−シアノエチルメチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸等の5−(4’−シアノ置換(C〜C)アルキル(非置換又はシアノ置換)(C〜C)アルキルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸、5−(4’−ジメチルアミノ)ナフチルアゾイソフタール酸等の5−(4’−ジ(C〜C)アルキルアミノ)ナフチルアゾイソフタール酸、5−(4’−n−ヘキシルオキシナフチルアゾ)イソフタール酸、5−(4’−メトキシナフチルアゾ)イソフタール酸等の5−(4’−(C〜C10)アルコキシナフチルアゾ)イソフタール酸、5−(4”−シアノ又はニトロフェニルアゾフェニル)オキシアセチルオキシイソフタール酸、5−(4”−シアノ又はニトロフェニルアゾフェニル)オキシヘキサノイルオキシイソフタール酸、5−(4”−シアノ又はニトロフェニルアゾフェニル)オキシデカノイルオキシイソフタール酸等の5−(4”−シアノ又はニトロフェニルアゾフェニル)オキシ(C〜C10)アルカノイルオキシイソフタール酸、5−(4”−ヘキシルフェニルアゾフェニル)オキシアセチルオキシイソフタール酸、5−(4”−エチルフェニルアゾフェニル)オキシヘキサノイルオキシイソフタール酸等の5−(4”−(C〜C10)アルキルフェニルアゾフェニル)オキシ(C〜C10)アルキルカルボニルオキシイソフタール酸、5−(4”−ヘキシルオキシフェニルアゾフェニル)オキシヘキサノイルオキシイソフタール酸等の5−(4”−(C〜C10)アルコキシフェニルアゾフェニル)オキシ(C〜C10)アルカノイルオキシイソフタール酸、5−(4”−フルオロ又はクロルフェニルアゾフェニル)オキシヘキサノイルオキシイソフタール酸等の5−(4”−フルオロ又はクロルフェニルアゾフェニル)オキシ(C〜C10)アルカノイルオキシイソフタール酸、5−(4”−ブチルオキシカルボニルビニルフェニルアゾフェニル)オキシヘキサノイルオキシイソフタール酸等の5−(4”−(C〜C10)アルキルオキシカルボニルビニルフェニルアゾフェニル)オキシ(C〜C10)アルカノイルオキシイソフタール酸が挙げられる。
【0021】
置換又は非置換の光活性基(アゾ基)を有しないジカルボン酸としては例えば、
5−ヒドロキシイソフタール酸、5−ペンチルオキシイソフタール酸、5−ジメチルアミノエチルオキシイソフタール酸、5−ジエチルアミノエチルオキシイソフタール酸、5−スルホイソフタール酸、5−ニトロイソフタール酸、5−ジメチルアミノイソフタール酸等を挙げることが出来る。
【0022】
重合によって得られる光活性基を結合した液晶性ポリアミド重合体は、光活性基を有するジカルボン酸単量体を反応させたホモポリマー、光活性基を有するジカルボン酸単量体と光活性基を持たない同種のジカルボン酸単量体とを反応させたコポリマーのいずれでもよい。光活性基を有するジカルボン酸単量体と光活性基を持たない同種のジカルボン酸単量体との使用割合を変えることで液晶性ポリアミド樹脂中の光活性基の結合量を調節することが出来る。その使用割合は単量体の構造にも依存するが、1:0から1:100、より好ましくは1:0から1:50の範囲である。本発明の液晶性ポリアミド樹脂の具体例としては次の化合物を挙げるることが出来る。
【0023】
【化9】
Figure 0003909545
【0024】
【化10】
Figure 0003909545
【0025】
【化11】
Figure 0003909545
【0026】
【化12】
Figure 0003909545
【0027】
【化13】
Figure 0003909545
【0028】
本発明の重合体は非線形光学材料、レ−ザ−光照射による光記録材料等の材料として用いることにより優れた効果が得られる。
【0029】
【実施例】
以下実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。実施例中、部は特に限定しない限り重量部を表す。
【0030】
実施例1
ポリアミド化合物(1)の合成。
NMP(N−メチルピロリドン)50部中に5−(4’−n−ヘキシルオキシフェニルアゾ)イソフタール酸3.7部、4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラエチルジフェニルメタン(TEDPM:日本化薬(株)製)3.1部を加え攪拌、溶解する。次いでトリフェニルフォスファイト9.3部、ピリジン2.4部を加え、100℃にて10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水30部を加え、上澄み液をデカンテーションで除き2%炭酸ソーダ水溶液100部を加え一晩攪拌し、結晶化させる。生成した結晶を濾過し水洗乾燥して、ポリアミド化合物(1)6.4部を得る。少量のNMPに加熱溶解しメタノールで希釈し再沈殿させ、精製品を得る。精製品についてのGPC分析の結果は以下の通りである。
【0031】
GPC分析条件
カラム:Shodex、KD−802.5(商品名)(昭和電工製、DMFを溶離液とするポリマ−の分子量測定用カラム)
250mm×2本、温度40℃
溶離液:DMF、1.0ml/min 検出器:RI
MN MW MZ MW/MN MZ/MN
1,113 154,968 968,183 139.220 869.220
(注)MN:数平均分子量 MW:重量平均分子量 MZ:Z平均分子量
DMF:ジメチルホルムアミド
【0032】
ポリアミド化合物(1)の原料として使用した5−(4’−n−ヘキシルオキシ)フェニルアゾイソフタール酸の合成。
水70部中に5−アミノイソフタール酸ジエチルエステル21.9部、6N塩酸31部を加え氷水で冷却する。亜硝酸ソーダ6.4部を水20部に溶解し、5℃以下で添加してジアゾ化する。別に、フェノール8.7部、炭酸ソーダ11.2部、水100部のカップリング溶液を調製し氷水で冷却する。このカップリング溶液中に5℃以下で上記ジアゾニウム溶液を添加し、10℃以下で終夜攪拌する。次いで、6N塩酸20部を加え濾過し水洗乾燥してモノアゾ色素5−(4’−オキシ)フェニルアゾイソフタール酸ジエチルエステル28.7部を得る。次に、DMF60部中に上記モノアゾ色素11.6部、炭酸ソーダ3.6部、n−ヘキシルブロマイド8.4部を仕込み100℃で10時間攪拌し、反応させる。反応後水120部を加え終夜攪拌する。析出した結晶を濾過し水洗する。更に、このウェットケーキをメタノール60部中に苛性ソーダ4.1部を溶解した溶液中に仕込み55−65℃で4時間攪拌し、反応させる。反応終了後水200部を加えて完全溶解するのを確認して6N塩酸を加えて中和し析出する結晶を濾過し、水洗、乾燥して、5−(4’−n−ヘキシルオキシ)フェニルアゾイソフタール酸5.6部を得る。
【0033】
実施例2
ポリアミド化合物(2)の合成。
NMP50部中に5−(4’−メトキシフェニルアゾ)イソフタール酸3.0部、4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラエチルジフェニルメタン(TEDPM)3.1部を加え攪拌、溶解する。次いでトリフェニルフォスファイト9.3部、ピリジン2.4部を加え、100℃にて10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水30部を加え、上澄み液をデカンテーションで除き2%炭酸ソーダ水溶液100部を加え一晩攪拌し、結晶化させる。生成した結晶を濾過し水洗、乾燥して、ポリアミド化合物(2)5.7部を得る。少量のNMPに加熱溶解しメタノールで希釈し再沈殿し、精製品を得る。精製品についてのGPC分析の結果は以下の通りである。
GPC分析条件は実施例1と同じ
MN MW MZ MW/MN MZ/MN
1,914 170,611 684,268 89.120 357.433
【0034】
ポリアミド化合物(2)の原料として使用した5−(4’−メトキシ)フェニルアゾイソフタール酸の合成。
DMF100部中に、実施例1で得たモノアゾ色素5−(4’−オキシ)フェニルアゾイソフタール酸ジエチルエステル17.1部、炭酸ソーダ5.3部、トルエンスルフォン酸メチル18.6部を仕込み100℃で10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水200部を加え終夜攪拌する。析出した結晶を濾過し水洗する。更に、このウェットケーキをメタノール100部中に苛性ソーダ6.0部を溶解した溶液中に仕込み55−65℃で5時間攪拌し、反応させる。反応終了後水200部を加えて完全に溶解するのを確認して6N塩酸を加えて中和し、析出する結晶を濾過し、水洗、乾燥して、5−(4’−メトキシ)フェニルアゾイソフタール酸12.7部を得る。
【0035】
実施例3
ポリアミド化合物(3)の合成。
NMP50部中に5−(4’−ジメチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸3.1部、4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラエチルジフェニルメタン(TEDPM:日本化薬(株)製)3.1部を加え攪拌、溶解する。次いでトリフェニルフォスファイト9.3部、ピリジン2.4部を加え、100℃にて10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水50部を加え、上澄み液をデカンテーションで除き2%炭酸ソーダ水溶液100部を加え一晩攪拌し、結晶化させる。生成した結晶を濾過し、水洗、乾燥して、ポリアミド化合物(3)5.9部を得る。少量のNMPに加熱溶解しメタノールで希釈し再沈殿し、精製品を得る。精製品についてのGPC分析の結果は以下の通りである。
GPC分析条件は実施例1と同じ。
MN MW MZ MW/MN MZ/MN
2,104 48,248 327,054 22.926 155.406
【0036】
ポリアミド化合物(3)の原料として使用した5−(4’−ジメチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸の合成。
氷水100部中に5−アミノイソフタール酸9.05部、6N塩酸17部を加え氷水で冷却する。亜硝酸ソーダ3.45部を水10部に溶解し、5℃以下で添加してジアゾ化する。別に、N、N−ジメチルアニリン6.3部、6N塩酸8.5部、氷水60部のカップリング溶液を調製し氷水で冷却する。このカップリング溶液中に5℃以下で上記ジアゾニウム溶液を添加し、2%炭酸ソーダ溶液を加えてpH4〜6を保ちながら10℃以下で終夜攪拌する。析出した結晶を濾過し、水洗、乾燥してモノアゾ色素5−(4’−ジメチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸15.5部を得る。
【0037】
実施例4
ポリアミド化合物(4)の合成。
NMP50部中に5−(4’−ジメチルアミノ)ナフチルアゾイソフタール酸3.6部、4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラエチルジフェニルメタン(TEDPM:日本化薬(株)製)3.1部を加え攪拌、溶解する。次いでトリフェニルフォスファイト9.3部、ピリジン2.4部を加え、100℃にて10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水50部を加え、上澄み液をデカンテーションで除き2%炭酸ソーダ水溶液100部を加え一晩攪拌し、結晶化させる。生成した結晶を濾過し水洗、乾燥して、ポリアミド化合物(4)6.4部を得る。少量のNMPに加熱溶解しメタノールで希釈し再沈殿させ、精製品を得る。精製品についてのGPC分析の結果は以下の通りである。
GPC分析条件は実施例1と同じ
MN MW MZ MW/MN MZ/MN
2,594 219,140 626,873 84.463 241.617
【0038】
ポリアミド化合物(4)の原料として使用した5−(4’−ジメチルアミノ)ナフチルアゾイソフタール酸の合成。
氷水100部中に5−アミノイソフタール酸9.05部、6N塩酸17部を加え氷水で冷却する。亜硝酸ソーダ3.45部を水10部に溶解し、5℃以下で添加してジアゾ化する。別に、1−N、N−ジメチルナフチルアミン8.9部、6N塩酸8.5部、氷水60部のカップリング溶液を調製し氷水で冷却する。このカップリング溶液中に5℃以下で上記ジアゾニウム溶液を添加し、2%炭酸ソーダ溶液を加えてpH4〜6を保ちながら10℃以下で終夜攪拌する。析出した結晶を濾過し、水洗、乾燥してモノアゾ色素5−(4’−ジメチルアミノ)ナフチルアゾイソフタール酸15.8部を得る。
【0039】
実施例5
ポリアミド化合物(5)の合成。
NMP50部中に5−(4’−メトキシナフチルアゾ)イソフタール酸3.5部、4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラエチルジフェニルメタン(TEDPM)3.1部を加え攪拌、溶解する。次いでトリフェニルフォスファイト9.3部、ピリジン2.4部を加え、100℃にて10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水50部を加え、上澄み液をデカンテーションで除き2%炭酸ソーダ水溶液100部を加え一晩攪拌し、結晶化させる。生成した結晶を濾過し、水洗、乾燥して、ポリアミド化合物(5)3.5部を得る。少量のNMPに加熱溶解しメタノールで希釈し再沈殿させ、精製品を得る。精製品についてのGPC分析の結果は以下の通りである。
GPC分析条件は実施例1と同じ
MN MW MZ MW/MN MZ/MN
1,130 36,286 897,872 32.083 793.879
【0040】
ポリアミド化合物(5)の原料として使用した5−(4’−メトキシ)ナフチルアゾイソフタール酸の合成。
水40部中に5−アミノイソフタール酸ジエチルエステル12.6部、6N塩酸18部を加え氷水で冷却する。亜硝酸ソーダ3.67部を水10部に溶解し、5℃以下で添加してジアゾ化する。別に、1−ナフトール7.7部、炭酸ソーダ6.5部、水60部のカップリング溶液を調整し氷水で冷却する。このカップリング溶液中に5℃以下で上記ジアゾニウム溶液を添加し、10℃以下で終夜攪拌する。次いで、6N塩酸12部を加え濾過し、水洗、乾燥してモノアゾ色素5−(4’−オキシ)ナフチルアゾイソフタール酸ジエチルエステル20.7部を得る。次に、DMF60部中に上記モノアゾ色素12.5部、炭酸ソーダ2.9部、トルエンスルホン酸メチル10.0部を仕込み100℃で10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水120部を加え終夜攪拌する。析出した結晶を濾過し水洗する。更に、このウェットケーキをメタノール70部中に苛性ソーダ3.3部を溶解した溶液中に仕込み55−65℃で4時間攪拌し、反応させる。反応終了後水200部を加えて完全溶解するのを確認して6N塩酸を加えて中和し析出する結晶を濾過し、水洗、乾燥して、5−(4’−メトキシ)ナフチルアゾイソフタール酸5.6部を得る。
【0041】
実施例6
ポリアミド化合物(6)の合成。
NMP50部中に5−(4’−(4”−シアノ)フェニルアゾフェニル)オキシヘキサノイルオキシイソフタール酸5.0部、4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラエチルジフェニルメタン(TEDPM)3.1部を加え攪拌、溶解する。次いでトリフェニルフォスファイト9.3部、ピリジン2.4部を加え、100℃にて10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水50部を加え、上澄み液をデカンテーションで除き2%炭酸ソーダ水溶液100部を加え一晩攪拌し、結晶化させる。生成した結晶を濾過し水洗乾燥して、ポリアミド化合物(6)7.5部を得る。少量のNMPに加熱溶解しメタノールで希釈し再沈殿させ、精製品を得る。精製品についてのGPC分析の結果は以下の通りである。
GPC分析条件は実施例1と同じ
MN MW MZ MW/MN MZ/MN
1,413 373,902 1149,616 264.605 813.565
【0042】
ポリアミド化合物(6)の原料として使用した5−(4’−(4”−シアノフェニルアゾ)フェニル)オキシヘキサノイルオキシイソフタール酸の合成。
原料となる5−(4−(4−シアノフェニル)アゾ)フェノキシカプロン酸は、Langmuir,1992年1007-1013頁に記載の方法に従い合成した。トルエン80部中に5−(4−(4−シアノフェニル)アゾ)フェノキシカプロン酸10部、塩化チオニル10.7部、ピリジン2.4部を加え、85℃で5時間攪拌し、反応させる。反応後溶媒を減圧留去し、上記カプロン酸化合物の塩化物を得る。次にジメチルホルムアミド50部中に5−ヒドロキシイソフタール酸5.5部、無水炭酸ソーダ6.4部を仕込み、更に上で得たカプロン酸塩化物を加え50〜60℃にて10時間攪拌反応させる。反応後水200部で希釈し、6N塩酸を加えて中和し析出する結晶を濾過し、水洗、乾燥して、5−(4’−(4”−シアノフェニルアゾ)フェニル)オキシヘキサノイルオキシイソフタール酸13部を得る。
【0043】
実施例7
ポリアミド化合物(1)の合成。
NMP50部中に5−(4’−n−ヘキシルオキシフェニルアゾ)イソフタール酸3.7部、4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラエチルジフェニルメタン(TEDPM:日本化薬(株)製)3.1部、塩化リチウム2部を加え攪拌、溶解する。次いでトリフェニルフォスファイト9.3部、ピリジン2.4部を加え、100℃にて2時間攪拌し、反応させる。反応終了後メタノール500部中に投入し、結晶化させる。生成した結晶を濾過し、水洗、乾燥して、ポリアミド化合物(1)6.4部を得る。少量のNMPに加熱溶解しメタノールで希釈し再沈殿させ、精製品を得る。精製品についてのGPC分析の結果は以下の通りである。
GPC分析条件は実施例1と同じ
MN MW MZ MW/MN MZ/MN
4,044 1,559,200 20,937,397 385.498 5176.582
【0044】
実施例8
ポリアミド化合物(3)の合成。
NMP50部中に5−(4’−ジメチルアミノ)フェニルアゾイソフタール酸3.1部、4,4’−ジアミノ−3,5,3’,5’−テトラエチルジフェニルメタン(TEDPM:日本化薬(株)製)3.1部、塩化リチウム2部を加え攪拌溶解する。次いでトリフェニルフォスファイト9.3部、ピリジン2.4部を加え、100℃にて10時間攪拌し、反応させる。反応終了後水50部を加え、上澄み液をデカンテーションで除き2%炭酸ソーダ水溶液100部を加え一晩攪拌し、結晶化させる。生成した結晶を濾過し水洗、乾燥して、ポリアミド化合物(3)5.9部を得る。少量のNMPに加熱溶解しメタノールで希釈し再沈殿させ、精製品を得る。精製品についてのGPC分析の結果は以下の通りである。
GPC分析条件は実施例1と同じ
MN MW MZ MW/MN MZ/MN
4,179 263,028 52,602,407 62.937 12,586.7
【00045】
【発明の効果】
耐熱性、耐久性に優れた機能性の高い液晶性ポリアミド重合体が得られた。

Claims (3)

  1. 下記式(1)
    Figure 0003909545
    (式(1)において、Rはメチル基、エチル基、i−プロピル基、塩素原子を示し、m+nは5〜10000の整数であることを条件に、nは1〜10000の整数、mは0〜100nを表す。Qは水素原子又はアゾ基を含まない置換基、Zは次の式(2)又は式(3)の基をそれぞれ表す。)
    Figure 0003909545
    (式(2)又は式(3)において、Aは基X以外に更に置換基を持っていてもよいベンゼン環、ナフタレン環を表し、XはC〜C10のアルコキシ基又はジ(C〜C)アルキルアミノ基を表し、ジアルキルアミノ基におけるアルキル基は非置換又は片方若しくは両者がシアノ基若しくはヒドロキシ基で置換されていてもよい。Bはアゾ基を介してフェニル基と結合したベンゼン環若しくはナフタレン環を表し、Yは水素原子、フッ素原子、塩素原子、ニトロ基、シアノ基、C〜C10のアルキル基、C〜C10のアルコキシ基又は(C〜C)アルキルオキシカルボニルビニル基を表し、基B上には更にY以外の置換基を有してもよい。pは1〜10の整数を表す。)
    で表される機能性液晶性ポリアミド重合体。
  2. 式(1)の機能性液晶性ポリアミド重合体が、下記式(4)
    Figure 0003909545
    (式(4)において、R、A、X、Q、m及びnは請求項1におけるのと同じ意味を表す。)
    で表される機能性液晶性ポリアミド重合体である、請求項1に記載の機能性液晶性ポリアミド重合体
  3. 式(1)の機能性液晶性ポリアミド重合体が、下記式(5)
    Figure 0003909545
    (式(5)において、R、B、Y、Q、m、n及びpは請求項1におけるのとおなじ意味を表す。)
    で表される液晶性ポリアミド重合体である、請求項1に記載の機能性液晶性ポリアミド重合体
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