JP3908747B2 - ニューマチックケーソン工法における艤装設備 - Google Patents

ニューマチックケーソン工法における艤装設備 Download PDF

Info

Publication number
JP3908747B2
JP3908747B2 JP2004096282A JP2004096282A JP3908747B2 JP 3908747 B2 JP3908747 B2 JP 3908747B2 JP 2004096282 A JP2004096282 A JP 2004096282A JP 2004096282 A JP2004096282 A JP 2004096282A JP 3908747 B2 JP3908747 B2 JP 3908747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
equipment
caisson
entrance
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004096282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005282077A (ja
Inventor
純一 鹿浦
俊宏 近藤
明浩 松野
孝弘 濱
幸裕 野田
Original Assignee
株式会社白石
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社白石 filed Critical 株式会社白石
Priority to JP2004096282A priority Critical patent/JP3908747B2/ja
Publication of JP2005282077A publication Critical patent/JP2005282077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3908747B2 publication Critical patent/JP3908747B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、建設分野におけるニューマチックケーソン工法に使用される材料用出入室システム、及び人用出入室システム、ならびにこれらを利用したニューマチックケーソン工法における艤装設備に関するものである。
近年、ニューマチックケーソン工法による地下構造物は、当該工法自体の発達もあり、その構築深度を益々大きくしている。さらに、平成13年に施行された「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」により、今後もいよいよケーソン構造物の大深度化が見込まれている。
また、現在ではニューマチックケーソン工法の掘削作業について、作業室内における高気圧作業を回避するため、ケーソンショベルに代表される掘削機械をはじめとする作業室内設備を地上において遠隔操作する技術が一般化しており、このことは、ケーソンの大深度化に従って作業者が高気圧化に滞在可能な時間の制約が厳しくなり作業効率が低下することの防止と、高気圧障害を防止する目的で行われている。
現在のニューマチックケーソン施工設備の内、艤装関連設備については、マテリアルロック及びマテリアルシャフトなどで構成される材料用出入室システムと、マンロック及びマンシャフトなどで構成される人用出入室システムとは、それぞれが専用のシステムとして独立してケーソンスラブ上に立設する形態を採っている。
これは、掘削土の搬出をはじめとする材料類の出入室時間と、作業室内外を行き来する作業者の出入室時間とが重複する時点が多発することによる、安全管理上の問題と作業効率上の問題の双方を解消する目的で、物理的に各システムを単独機能させている。
もっとも、ニューマチックケーソン工法を採用する建設物件は、一般にその規模が比較的大きいことから、問題となることは少ない。しかし、ケーソンの掘削底面積又は躯体の横断面積が非常に小さい物件などについては、現実的に上記の材料用出入室システムと人用出入室システムとをケーソンスラブ上に並設することが不可能となる。
このような事態に対応するため、本出願人をはじめとするニューマチックケーソン施工業者は、改良したマンロック及びマテリアルロックならびにマテリアルシャフトを組み合わせて使用するなどして、安全面に注力しながら、実質的に一連の同一シャフトで材料類と作業者の出入室を行っている。また、実施が見送られているものも含め、材料用及び人用の出入室設備の一体化を考案する例が見られる(例えば、特許文献1〜4)。
実開昭48−008013号公報 特開昭51−096112号公報 特開昭52−049607号公報 実開昭53−012208号公報
ニューマチックケーソン工法における材料用及び人用の各出入室システムは、現状において、ケーソンスラブ上に材料用及び人用それぞれの艤装用シャフトを必要高さ連続して載設し、それぞれのシャフト最上部にマテリアルロック及びマンロックを設置する方法が確立している。この方法によれば、ケーソン躯体の構築高さに先行してこれら艤装用シャフトの艤装工程を伴うが、この艤装作業には一旦各ロックを撤去し、続いて艤装用シャフトを継ぎ足しボルト継合し、再度各ロックを艤装用シャフト最上部に設置するものとなり、艤装作業自体が面倒なものとなる。
また、ケーソンの沈設工程においては、ケーソン躯体重量、載荷用の荷重水及びケーソンに設置される諸設備などの沈下力が、作業室内圧力、躯体の周面摩擦力及びケーソン刃口反力などとのバランスを基に作業が進められるが、この際に使用する荷重水によって、マテリアルシャフトの外観検査が難しくなるという問題がある。このことは、艤装作業の施工性及びそれぞれのシャフト内部への突起物排除とそれに伴うシャフト断面積の有効活用という観点から、ロック及びシャフト類は外フランジによりボルト継合されていることに起因する。
さらに、建設工事の環境問題も検討すべき課題となっており、作業室内を圧縮空気により高気圧化することから、マテリアルロック上ドア挿通部の吊支用ワイヤ挿通孔から高圧空気が漏出することによる騒音、及びロック上ドアの開放動作に伴うロック内高圧空気の放出による騒音などが挙がる。
また、ケーソン躯体の横断面積が小さい物件の場合、艤装関連設備全体としての小型化に加えて、作業室内に設備する掘削機械などの小型化が望まれる。さらに、掘削方法は地上において掘削機の遠隔操作が可能なものであることを条件としている。
さらに、ケーソン躯体の設計において、ケーソン構造物を地下容器として利用する場合などは、材料用出入室システム及び人用出入室システムのそれぞれが必要とするケーソンスラブの開孔部の位置及び大きさが、ケーソン内部の構築物との兼ね合いから、設計自由度を低下させている事例も存在する。
本発明は、前記課題を解決するために提案されたもので、材料用及び人用出入室システムを一体かつ安定的な小型の設備とし設備作業を容易にするとともにケーソンの設計自由度を高めるようにすること、シャフトを簡単に点検できるようにすること、発生する騒音を抑制する構造とすること、シャフト内の昇降を容易にすること、横断面積の小さいケーソンの作業室内で機能する掘削機を提供すること、及びこれらを総合的に組み合わせて横断面積の小さいケーソンであってもニューマチックケーソン工法を施工可能とすることを目的とする。
次に、本発明の構成を具体的に説明する。
第1発明は、材料用出入室システム及び人用出入室システムを横断面二重構造の筒体とし、該材料用出入室システム及び該人用出入室システムの艤装用シャフトを、横断面中央部にマテリアルシャフト及びマテリアルロックを配置し、その外周に同心状にマンシャフト及びマンロックを配置することで材料用・人用出入室一体構造とし、且つ、該材料用・人用出入室一体構造を多分割可能な構造とし、材料用・人用出入室一体構造のマテリアルロック部からの高圧空気の排気を艤装用シャフトのマンシャフト部に排出する構成とし、該高圧空気の高圧化に伴い艤装用シャフトの艤装高さを高層化したことを特徴とする。
第2発明は、材料用出入室システム及び人用出入室システムを横断面二重構造の筒体とし、該材料用出入室システム及び該人用出入室システムの艤装用シャフトを、横断面中央部にマテリアルシャフト及びマテリアルロックを配置し、その外周に同心状にマンシャフト及びマンロックを配置することで材料用・人用出入室一体構造とし、且つ、該材料用・人用出入室一体構造を多分割可能な構造とし、艤装用シャフトのマテリアルシャフト部材又はマンシャフト部材、若しくは両部材の材質を消音効果特性に優れるグラスウール、ロックウール、メタルウールのいずれかを該艤装用シャフト構成部材の一部とすることを特徴とする。
第3発明は、第1又は第2発明のニューマチックケーソン工法における艤装設備において、材料用・人用出入室一体構造のマテリアルロック部上ドアと吊支用ワイヤ挿通孔との間隙から漏出する高圧空気により発生する騒音に関し、該高圧空気の高圧化に伴い艤装用シャフトの艤装高さを高層化したことを特徴とする。
第4発明は、第1〜第3発明の何れか1つの発明のニューマチックケーソン工法における艤装設備において、マンシャフト内部に、マテリアルシャフトを囲繞する形状に昇降設備としての螺旋階段を内装したことを特徴とする。
第5発明は、第1〜第4発明の何れか1つの発明のニューマチックケーソン工法における艤装設備において、材料用・人用出入室一体構造を多分割可能な構造とし、ケーソン施工条件に応じた必要最小限の設備(艤装用シャフト10、マンロック上ドアシャフト12、マテリアルロック上ドア兼マンロック下ドアシャフト13、マテリアルロック下ドアシャフト14)を選択し該材料用・人用出入室一体構造を機能させることが可能となり、ケーソンに載置される設備全体の荷重低減が得られることから、不安定状態の該ケーソンの初期沈設時に安定的挙動を提供することを可能としたことを特徴とする。
第6発明は、第1〜第5発明の何れか1つの発明のニューマチックケーソン工法における艤装設備において、材料用・人用出入室一体構造の内、重量が大きいマテリアルロック、マンロック及びボトムドアロックを該材料用・人用出入室一体構造の最下部に配設することで、ケーソン付属の設備を含めたケーソン全体の低重心化を図り、ケーソン沈設過程における該ケーソン傾斜時及び風力などによる外的荷重の作用時に発生する転倒モーメントを最小限に抑えることを可能としたことを特徴とする。
第7発明は、第1〜6の何れか1つの発明のニューマチックケーソン工法における艤装設備おいて、作業室内設備の地上遠隔操作によりニューマチックケーソン沈設を可能とすることを特徴とする。
本発明によると、材料用出入室システム及び人用出入室システムのそれぞれを一体に構成した一体構造を設備容易とするために多分割可能な構造とするほか、艤装時にマテリアルロック又はマンロックの一時撤去作業を不要とし両システムを同時に建設することが可能とし、艤装用シャフトのマテリアルシャフト部は圧力容器構造規格に準拠する必要がなく、常にマンシャフト部からの点検が可能となり、高圧化に伴い騒音源位置と騒音発生位置となる艤装用シャフト開口端までの距離減衰効果を得ることが可能となり、ケーソンに載置される設備全体の荷重低減を為し、特に初期沈設時に安定的挙動を該ケーソンに与えることができ、設備全体の低重心化が転倒モーメントを最小限に抑え、艤装用シャフトの外部に別途足場を建設する必要がなく、システムの設置に要する実質占用面積を小さくすることを可能とし、ケーソン躯体設計の自由度を向上させるほか、これらに加えて、各ユニットが台車と共に一体に機能し後方旋回半径を最小に抑えた掘削アタッチメントの選択可能な掘削機を使用することで、ケーソン横断面積の極小化に対応することが可能となり、機器類の地上遠隔操作によるニューマチックケーソンを施工することを可能とする効果を奏する。
以下、本発明の実施について、躯体横断面積の小さいニューマチックケーソン工事を例に採り、図面をもとに以下詳細に説明する。
図9に示すように、現行において施工されているニューマチックケーソン工事は、ケーソンスラブ3a上に材料用出入室システム1及び人用出入室システム2をそれぞれ独立して立設し、掘削機6をはじめとする機器類を地上から遠隔操作することで作業室5内を無人化とし掘削排土を繰り返し、また、ケーソン構築重量が沈下過重に満たない時は荷重水4を併用するなどして総沈下力と総沈下抵抗力とをバランスさせながら沈設工程を進めていくこととなる。
ニューマチックケーソン工法は、その対象物件が比較的大規模となることが多いが、躯体の横断面積(≒掘削底面積)が小さい場合には、前記の材料用出入室システム1及び人用出入室システム2を同時に設備するための物理的空間が得られないこととなる。
このような施工物件の場合には、例えばオープンケーソン工法などによる施工に適性があるものの、様々な施工環境への対応が難しいこともあり、また、特に近年の大深度化にあっては不確実な施工要素を包含しているため、確実に施工する手段としてはニューマチックケーソン工法が秀でる。
そこで出願人は、このような条件に対応する方法として、図10に示すように、内部にマテリアルシャフト部を有する横断面ドーナツ形状のマンロック2aをマテリアルロック1aとマテリアルシャフト1bの間に介設し、材料類の出入室が行われない時間にマンロック2a内から作業者が出入室することを可能とする、特殊形状のマンロック2aを製作し使用しているが、躯体の沈設長が大深度化するに従って、マテリアルロック1aに内装する垂直タラップ1cによる作業者の昇降が大変になり、艤装設備中の重量物が最上部に設置される構造によってトップヘビーの状態が不安定要素を招くことにもつながる。
本発明は、図1に示すように、全体としては円筒形鋼管の二重管構造を有しており、マテリアルシャフト1bを中心としてマンシャフト2bを同心配置すると共に、両シャフトを一体化した構造とする。但し、二重管構造は円筒形に限定するものではなく、断面多角形の筒体でもよい。
マテリアルシャフト1b内には、下から、マテリアルシャフトボトムドア1d、マテリアルロック下ドア1e、及びマテリアルロック上ドア1fが内装され、この下ドアと上ドアが同時に閉鎖状態となることで構成される閉塞空間がバケットスペースとなり、かつマテリアルロック1aとして機能することとなる。
また、マンシャフト2b内には、同様に下から、マンシャフトボトムドア2d、マンロック下ドア2e、及びマンロック上ドア2fが内装され、この下ドアと上ドアが同時に閉鎖状態となることで構成される閉塞空間がマンロック2aとして機能することとなる。
マテリアルシャフト1b及びマンシャフト2bそれぞれのボトムドアは、各シャフトに備えるドア部のメンテナンス作業時、及び艤装作業における艤装用シャフト10の艤装時に作業室5内の圧力環境を保持する目的で設備するものである。
上記の6枚のドアの内、マンロック下ドア2e及びマンロック上ドア2f以外は、全て油圧駆動により遠隔操作で開閉操作を行うことを可能とし、さらに、整備上の都合や不具合発生時を考慮し、作業者が手動により直接開閉することもできる構造となっている。ここで、マンロック下ドア2e及びマンロック上ドア2fは、安全面の事由からドア操作ハンドル2hによる手動操作を採用したが、もちろん技術的には油圧シリンダなどでも可能である。
排気室シャフト11のマンシャフト部には、マテリアルロック1aからの配管開放端が開閉バルブを介装して配管されており、さらに管口には消音器16を具備することにより、作業室5内から排土バケット7を搬出する際のマテリアルロック1a内の高気圧・大気圧変換を行うにあたり、排気音を低減させる効果を有する。
さらに、図2に示すように、排気室シャフト11の内側面全体について、グラスウール18、メタルウール、又はロックウールなどの吸音性に優れる材料を貼設すれば、シャフト全体で大型の消音装置を構成することから、環境影響が叫ばれる建設工事において周辺に及ぼす騒音問題を解消することが可能となる。
また、各シャフトの分割位置は、図1では出願人の保有する機械設備類に合わせたものとなっているが、これは任意の必要な寸法で分割可能である。
艤装用シャフト10の艤装作業については、ケーソン3躯体の構築進度に合わせて上記の合計5種のシャフト、ボトムドアシャフト15、マテリアルロック下ドアシャフト14、マテリアルロック上ドア兼マンロック下ドアシャフト13、マンロック上ドアシャフト12、及び排気室シャフト11を設備した後の工程となるが、艤装の全工程について常に一連のシャフトの最上位に載設し、ボルト継合する形態となる。
これより、従前行われている艤装作業時に発生するマテリアルロック1a又はマンロック2aの一時撤去を必要としない。このことは、艤装作業の省力化施工に繋がり、艤装時の工数を低減できることで安全管理上も好都合である。さらに、艤装用シャフト10は艤装設備の中でも製品重量が最軽量となるため、クレーンなどによる荷役作業の点からも安全性の向上が得られる。
特に本発明においては、艤装用シャフトの艤装作業を行うにあたり、一体に構成した材料用・人用出入室一体構造における最大重量物となるマテリアルロック1a又はマンロック2aの一時撤去作業を不要とし、該艤装用シャフトを順次最上部に連設することが可能となることから、該マテリアルロック1a又は該マンロック2aの艤装用シャフト艤装後の再設置を不要とし、さらに、該材料用出入室システム及び該人用出入室システムを同時に建設することが可能となる。
また、図3に示すように、艤装用シャフト10の内部は、マンシャフト2bとして中心部のマテリアルシャフト1bをセンターポール(シャフト)とする螺旋階段2cが設備され、作業者の昇降用として使用されるが、従来のマンシャフト2bに比べ、必然的に大径化されることにより昇降時の安全性が増す。つまり、図示は省略するが、従来のマンシャフトないに設備される階段と蹴上げ高さを同じくしても、より踏面が大きくとれるためで、踏み外しによる事故などの単純なヒューマンエラーを回避することを可能としている。
さらに、艤装用シャフト10をはじめとする全てのシャフトは、ケーソン3に凾載する荷重水4による水圧に抵抗するため、外圧構造の容器とする必要はあるが、排気室シャフト11及び艤装用シャフト10に関しては、内部のマテリアルシャフト部には一切の内外圧が作用しないことから、強固な構造とする必要がなく、昇降する作業者とマテリアルシャフト部を通過する材料類とが接触しない程度のものでよい。例えば、図2には排気室シャフト11の消音効果向上施策を示したが、このようにマテリアルシャフト1bは多孔鋼板17などを製作材料として軽量化することも可能となり、さらには、マテリアルシャフト1gの接合方式はフランジ20を利用するボルト継合でなくともよく、全体で一本のシャフトとしての連続性が確保されれば、単に突き合わせるだけでもかまわない。
加えて、(0044)段落記載のマテリアルロック1a内高圧空気の排出に伴う騒音について、排気室シャフト11で低減された騒音は艤装用シャフト10のマンシャフト部を通過し最上位の艤装シャフトから外部へ開放されるため、(0045)段落記載の消音手法に同様の吸音材料を艤装用シャフト10内面に貼設することで、より一層の効果を得ることができる。
主な騒音の発生箇所は上記以外に2箇所あり、その内ひとつはマテリアルロック上ドア1fの吊支用ワイヤ7aと上ドアに開口する吊支用ワイヤ挿通孔1hとの間隙からほぼ連続的に発生する作業室5内からの高圧空気の吹出し音で、もうひとつはマテリアルシャフト1b内を通過する排土バケット7の外側面がマテリアルシャフト1bの内側面に間欠的に接触する際に発生する金属音である。
これらへの対応として、高圧空気の吹出し音については、本発明の場合はマテリアルロック1aが従来とは異なり材料用出入室システム1の下部に位置することから、騒音発生源となるマテリアルロック上ドア1fも必然的に下方に位置することとなり、騒音が外部に開放される開口端部は最上部の艤装用シャフト10となり鉛直上方に位置し、さらにこの位置関係は、作業室5内の高気圧化の進行にほぼ同調してシャフト艤装高さも高層化することから距離を為すため、音響の距離減衰効果により、工事箇所周辺への騒音影響を低減する。
さらに、前記の吸音材料をマテリアルシャフト1b内面に貼設することで一層の消音効果が得られ、また、(0050)段落記載の多孔鋼板17などの音響透過性材料をマテリアルシャフト1b構造部材として併せて利用することによって、マテリアルシャフト1b及びマンシャフト2bの全体で消音効果を得ることを可能とする。
マテリアルシャフト1b内を通過する排土バケット7に起因する金属音については、シャフト構造自体が円筒形二重管であり、マテリアルシャフト部と外郭鋼管が為す空間はマンシャフト部を形成することから、排土バケット7とマテリアルシャフト1bとの接触により発生する騒音は、直接的にマテリアルシャフト1bを通じて最上位の艤装シャフト開口端に到達し開放されるものと、マテリアルシャフト1bからの固体伝搬音がマンシャフト2b内で空気伝搬音に変換されマンシャフト2b内から艤装シャフト開口端で開放される音に分かれる。
この際、マンシャフト2b内部における空気吸収による減衰効果が得られることから、従来の独立した材料用出入室システム1を構成するマテリアルシャフト1bに比べ、周辺への騒音影響を低減可能となる。もちろん、(0045)段落記載の手法でマンロック2a内部に吸音材料を用いることで、一層の効果を狙うことも可能である。
次に、ニューマチックケーソン沈設工程においては、ケーソン3の最終施工精度を決定づける要因として、初期沈設の施工精度が挙げられる。
ニューマチックケーソンは躯体重量及び艤装設備重量をはじめとする沈下力と、刃口反力や作業室5内圧力による沈下抵抗力とがバランスすることで沈設制御することは前記したが、特に沈設工程の最初段階においては、地下水を排除するための圧縮空気が作業室5内に充満しておらず、また、ケーソン3周面の摩擦抵抗力も発生しないことから、沈下力が圧倒的に上まわることとなり、さらに、沈設地盤の表層部はケーソン3のこの初期構築荷重を考えると軟弱である場合が多く存在する。
このような条件下では、掘削底面積(≒ケーソン横断面積)が小さいほど、初期沈設時の躯体の挙動管理が難しく、特に傾斜精度の確保は物件が大深度化するほどシビアなものとなる。
そこで、本発明は初期構築荷重を極力低減することで、ケーソン沈設の最初段階について安定的挙動及び傾斜精度の確保を容易に得るものである。
具体的には、図4に示すように、ボトムドアシャフト15、マテリアルロック下ドアシャフト14、マテリアルロック上ドア兼マンロック下ドアシャフト13、マンロック上ドアシャフト12、及び排気室シャフト11で構成される5種のシャフトの内、マテリアルロック下ドアシャフト14と排気室シャフト11を不要とすることで、全体の荷重軽減を為すものである。
初期構築時には作業室5内に圧縮空気が全く存在しないか、又は極々低圧力の(大気圧状態に近い)環境となるため、マテリアルロック部1gより排気される高圧空気によって発生する騒音は全くなく、また、マテリアルロック下ドア1eはその機能をマテリアルシャフトボトムドア1dで代替することで不都合なく施工可能とするものである。
これにより、出願人が保有している材料用兼人用出入室システムを構成するシャフトの総重量は、全体の約32%を軽減することとなり、5,500kg以上の艤装設備の軽量化を図ることとなる。
以降、初期の沈設作業が終了し、ケーソン3躯体の挙動安定を得た後、ボトムドアシャフト14、マテリアルロック上ドア兼マンロック下ドアシャフト13、及びマンロック上ドアシャフト12に加え、マテリアルロック下ドアシャフト14及び排気室シャフト11を艤装することで、作業室5内の高気圧化に伴う騒音及び各シャフトのドア部の整備などにも対応可能となり、安全かつ安定的なケーソン施工を行うことができる。
また、各シャフトの内、ドア構造を内装するシャフト及びロック機能を有するシャフトはその重量も大きいが、全艤装設備の中で最下部に集中配設しており低重心化が図られている。これは、ケーソン3の構築が進み大深度化するに従って高層化する艤装設備の上位は全て軽量な艤装用シャフト10となることから、シャフト類に作用するケーソン沈設過程における風圧などの外的荷重や躯体傾斜により発生する転倒モーメントなどを最小限に抑制することが可能となり、安全性に優れたものとなる。
これらシャフト類の艤装作業においては、一般にシャフトの外部に仮設足場を建設し、艤装高さに伴って足場を建て増しする方法でシャフトフランジ20部のボルト継合作業が行われるが、本発明のフランジ構造は、図2にわかりやすく示すように、全シャフトのマテリアルシャフト部(又はマテリアルロック部1g)は外フランジ20とし、外郭を構成するマンシャフト部(又はマンロック部2g)は内フランジ20とすることで、全てマンシャフト2b内部から艤装に必要なボルト継合作業を行うことができるため、別途、外足場を建設する必要がない。
このことは、ケーソン横断面積が小さい場合は特に有効で、スペース上の問題から足場の建設に余裕のない物件であっても確実な艤装作業が可能となり、さらに工数を低減できるため安全管理面でも優れる。
ここで、図5に示す材料用出入室システム1及び人用出入室システム2が独立した在来の方法と、材料用兼人用出入室システムとして一体化された本発明との艤装設備設置における占有面積について、艤装設備の最上部に設備される作業用ステージなど付属物を除き、数値により表1に比較すると、独立構成の在来設備を並設した場合に比べて、おおよそ半分の敷地で艤装設備を設置することが可能となり、スペース効率の向上が図られる。もちろん、さらなる小径化も可能である。
さらに、上記は必要設備を集約して配置することに繋がるため、次のような利点を有する。
ケーソン構造物の躯体を設計するにあたって、構造体となる鉄骨や鉄筋の配置について自由度が得られないことがあり、また、ケーソン3を地下容器として使用する場合などはその内部構築物も同時に施工することがあり、同様に設計自由度が得られず苦労することがある。
これらは、何れもケーソンスラブ3aにはシャフト孔21が必要となることに起因しているためで、構造物の用途面からシャフト孔21位置に制約が発生する場合は、本発明のように孔位置を一箇所で済ませることができれば、それだけ設計上の自由度が向上し容易に躯体の設計が可能となり、省力化が図れる。
近年の建設工事では、機械類の自動化制御及び無人化施工が進んでいるが、これらは人間による苦渋作業からの開放、専門的技術を習得している熟練作業者の減少、人体に有害な物質の存在などをはじめとする課題を解決するだけでなく、人力を伴う施工は工事費の増加を伴うこともその理由のひとつとなっている。
また、書籍「国土交通省土木工事積算基準」によれば、ニューマチックケーソン工事の積算はケーソン掘削底面積が40平方メートル未満の場合は人力掘削を行うことが標準となっており、これはショベルやバックホウなどによる機械掘削が難しいことの指標として考えられ、また、狭隘な作業室5内に作業者と機械類とが共存する環境においては、安全性が低下することが容易に想像できる。
そこで、掘削底面積が小さくとも機械化施工かつ遠隔操作可能な掘削機6を提供することで、ケーソン横断面積が小さくかつ大深度の物件にも対応可能とする掘削機6について、以下、図1、図4、図6をもとに説明する。
掘削機6は、3つのユニットから構成され、それぞれ掘削及び運転席ユニット22、動力ユニット23、及びケーブル収納ユニット24とし、さらにユニット個々が1台ずつの台車に懸架されて独立した機能を有し、かつ、掘削ユニットを懸架する台車は駆動輪及びブレーキ機構などを内蔵する。
掘削及び運転席ユニット22には、ケーソン掘削地盤9を掘削するための掘削機6が設備されており、図7に示すように、掘削ブームをアタッチメント式に交換可能とすることで、ショベルとしてもまたバックホウとしても機能させることができ、掘削地盤9の土質や作業室5内の形状に合わせて選択可能とすることで、あらゆる施工条件に対応するものである。また、地上からの遠隔操作では難しい初期段階の沈下掘削に対応するため、掘削オペレータが搭乗可能な運転座22a及び油圧制御バルブを直接操作可能な操作杆が設けられている。
動力ユニット23には、油圧ポンプ及びそれを駆動する電動モータを設備する。
これより、掘削機6と動力系統を分離することで、掘削ユニットに設備される掘削機6はそのブームの後方に何らの機器もなくなるため後方旋回半径を極小化することができ、このことは作業室5内の軌条6a配置計画を容易にする。
また、ショベル掘削機のブームは3段構成とし、2段階に伸縮可能とすることで、最小縮長時のブーム長さが極めて短くなるため、作業室5内設備の他の機器類及び材料類との接触を回避することが可能であり、安全性に優れる。
さらに、地上における遠隔操作での掘削作業を可能とするため、掘削及び運転席ユニット22、及び作業室天井スラブに掘削バケット部や作業室5の広範囲を監視可能なカメラを設置することで、ケーソン掘削作業を人力掘削によらず機械化施工することができ、かつ無人化により安全性が向上し工事費の低減にもつながる。
図7及び図8に示されるように、ケーブル収納ユニット24には、台車の移動に伴う動力ケーブル24a巻き取り及び送り出しを行うため、自動巻き取り機構を有するケーブルドラム24bが設備され、動力ケーブル24aは台車が走行する軌条6aの外側面に周設することで、従来、作業室5内空に余裕のある場合に利用されていたケーブルカッシャーなどを使用せずにケーブル24aの取り回しを可能とし、ケーソン横断面積が小さく作業室5内が狭隘な条件であっても作業空間を圧迫することなく施工を可能とする。
これらの各ユニットは、それぞれの台車がピン支持によって列設されており、掘削ユニットを懸架する駆動用台車に導引されて軌条6aを走行可能とする。もちろん、各ユニットの機能、構成または設備の順列関係などは、対象となるケーソン3、作業室5の形状または軌条6aの配置状態などによって選定すればよい。
以上の説明により、本発明は、新規の材料用・人用出入室システム及び新規の作業室内掘削設備をさらに組み合わせて使用することで、従来技術では人力掘削として施工しなければならなかった掘削底面積が小さいケーソン3、つまりケーソン横断面積が小さいケーソン3であっても、遠隔操作による機械掘削によってケーソン沈設作業を行うことを可能とし、このことはニューマチックケーソン工法による地下構造物施工の適用範囲を小径化する方向に拡大する技術となるものである。
なお、実施形態に示した構成を適宜設計変更して実施することは本発明の範囲に属する。
本発明によるニューマチックケーソン施工の縦断面図である。 排気室シャフトの消音効果向上施策の一例を示す斜視図である。 艤装用シャフトの縦断面図である。 シャフト構成を簡略化し、艤装設備重量を軽減したニューマチックケーソン施工の縦断面図である。 ニューマチックケーソン出入室システムにおける設備上の占有面積の比較図である。 図1又は図4の仮想平面図である。 掘削機アタッチメントをバックホウに交換した可動範囲図である。 掘削機アタッチメントの要部を示す縦断面図である。 材料用出入室システム及び人用出入室システムを独立して列設した、従来のニューマチックケーソン工法の一般的縦断図である。 マテリアルロック、内部にマテリアルシャフトを有するマンロック、及びマテリアルシャフトを組み合わせた、従来のニューマチックケーソン工法の一施工形態を示す縦断図である。
符号の説明
1: 材料用出入室システム
1a:マテリアルロック
1b:マテリアルシャフト
1c:垂直タラップ
1d:マテリアルシャフトボトムドア
1e:マテリアルロック下ドア
1f:マテリアルロック上ドア
1g:マテリアルロック部(バケットスペース)
1h:吊支用ワイヤ挿通孔
2:人用出入室システム
2a:マンロック
2b:マンシャフト
2c:螺旋階段
2d:マンシャフトボトムドア
2e:マンロック下ドア
2f:マンロック上ドア
2g:マンロック部
2h:ドア操作ハンドル
3:ケーソン
3a:ケーソンスラブ
4:荷重水
5:作業室
6:掘削機
6a:軌条
7:排土バケット
7a:吊支用ワイヤ
8:遠隔操作室
9:掘削地盤
10:艤装用シャフト
11:排気室シャフト
12:マンロック上ドアシャフト
13:マテリアルロック上ドア兼マンロック下ドアシャフト
14:マテリアルロック下ドアシャフト
15:ボトムドアシャフト
16:消音器
17:多孔鋼板
18:グラスウール
19:油圧ユニット及び操作機器類
20:フランジ
21:シャフト孔
22:掘削及び運転席ユニット
22a:運転座
23:動力ユニット
24:ケーブル収納ユニット
24a:ケーブル
24b:ケーブルドラム
S1:従来型の材料用出入室システムの占有面積
S2:従来型の人用出入室システムの占有面積
S3:本発明の材料用兼人用出入室システムの占有面積

Claims (7)

  1. 材料用出入室システム及び人用出入室システムを横断面二重構造の筒体とし、該材料用出入室システム及び該人用出入室システムの艤装用シャフトを、横断面中央部にマテリアルシャフト及びマテリアルロックを配置し、その外周に同心状にマンシャフト及びマンロックを配置することで材料用・人用出入室一体構造とし、且つ、該材料用・人用出入室一体構造を多分割可能な構造とし、
    材料用・人用出入室一体構造のマテリアルロック部からの高圧空気の排気を艤装用シャフトのマンシャフト部に排出する構成とし、該高圧空気の高圧化に伴い艤装用シャフトの艤装高さを高層化したことを特徴とするニューマチックケーソン工法における艤装設備。
  2. 材料用出入室システム及び人用出入室システムを横断面二重構造の筒体とし、該材料用出入室システム及び該人用出入室システムの艤装用シャフトを、横断面中央部にマテリアルシャフト及びマテリアルロックを配置し、その外周に同心状にマンシャフト及びマンロックを配置することで材料用・人用出入室一体構造とし、且つ、該材料用・人用出入室一体構造を多分割可能な構造とし、
    艤装用シャフトのマテリアルシャフト部材又はマンシャフト部材、若しくは両部材の材質を消音効果特性に優れるグラスウール、ロックウール、メタルウールのいずれかを該艤装用シャフト構成部材の一部とすることを特徴とするニューマチックケーソン工法における艤装設備。
  3. 材料用・人用出入室一体構造のマテリアルロック部上ドアと吊支用ワイヤ挿通孔との間隙から漏出する高圧空気により発生する騒音に関し、該高圧空気の高圧化に伴い艤装用シャフトの艤装高さを高層化したことを特徴とする請求項1又は2に記載のニューマチックケーソン工法における艤装設備。
  4. マンシャフト内部に、マテリアルシャフトを囲繞する形状に昇降設備としての螺旋階段を内装したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のニューマチックケーソン工法における艤装設備。
  5. 材料用・人用出入室一体構造を多分割可能な構造とし、ケーソン施工条件に応じた必要最小限の設備(艤装用シャフト10、マンロック上ドアシャフト12、マテリアルロック上ドア兼マンロック下ドアシャフト13、マテリアルロック下ドアシャフト14)を選択し該材料用・人用出入室一体構造を機能させることが可能となり、ケーソンに載置される設備全体の荷重低減が得られることから、不安定状態の該ケーソンの初期沈設時に安定的挙動を提供することを可能としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のニューマチックケーソン工法における艤装設備。
  6. 材料用・人用出入室一体構造の内、重量が大きいマテリアルロック、マンロック及びボトムドアロックを該材料用・人用出入室一体構造の最下部に配設することで、ケーソン付属の設備を含めたケーソン全体の低重心化を図り、ケーソン沈設過程における該ケーソン傾斜時及び風力などによる外的荷重の作用時に発生する転倒モーメントを最小限に抑えることを可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のニューマチックケーソン工法における艤装設備。
  7. 作業室内設備の地上遠隔操作によりニューマチックケーソン沈設を可能とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のニューマチックケーソン工法における艤装設備。
JP2004096282A 2004-03-29 2004-03-29 ニューマチックケーソン工法における艤装設備 Expired - Lifetime JP3908747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096282A JP3908747B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ニューマチックケーソン工法における艤装設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096282A JP3908747B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ニューマチックケーソン工法における艤装設備

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006178329A Division JP4455543B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 ニューマチックケーソン工法における掘削設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005282077A JP2005282077A (ja) 2005-10-13
JP3908747B2 true JP3908747B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=35180772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004096282A Expired - Lifetime JP3908747B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ニューマチックケーソン工法における艤装設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3908747B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5127765B2 (ja) * 2009-04-10 2013-01-23 大豊建設株式会社 ニューマチックケーソンの複合シャフト

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547958Y2 (ja) * 1976-04-30 1980-11-10
JPS537903A (en) * 1976-07-10 1978-01-24 Shimizu Construction Co Ltd Shaft for pneumatic caisson
JPS5312208U (ja) * 1976-07-15 1978-02-01
JP3056157B2 (ja) * 1997-11-21 2000-06-26 株式会社白石 ニューマチックケーソン沈下掘削方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005282077A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110485752B (zh) 一种高层建筑拆楼方法及拆楼机
JP2012162959A (ja) 既存躯体の地上地下同時解体工法
JP3908747B2 (ja) ニューマチックケーソン工法における艤装設備
JP6203021B2 (ja) 掘削機
JP4455543B2 (ja) ニューマチックケーソン工法における掘削設備
JP2019148070A (ja) 地下構造物の構築方法
JP7072483B2 (ja) 躯体構築方法
JP2018178570A (ja) 上層階増築工法
JP5188386B2 (ja) ニューマチックケーソンの回収ロック
JP2016223084A (ja) 逆打工法における地下構造物の構築方法
JP6752482B2 (ja) 作業用足場台
JP4250290B2 (ja) 立坑の施工法
JP2015108245A (ja) 掘削機
JP6318382B2 (ja) 避難装置
JP2780958B2 (ja) 水中ケーソン掘削工法及びその掘削装置
JP3578850B2 (ja) 立坑または構造物基礎築造用の掘削装置
JPH01235748A (ja) 自己昇降式ジャッキアップ装置を用いた多層建造物の組立および解体工法
CN117966799B (zh) 一种便于周转使用的装配式塔吊基础结构及其施工方法
JP6356398B2 (ja) ホーム構造および土盛ホームの基礎工事方法
JPH11229799A (ja) 移動式ゴンドラ
JP2000192471A (ja) ケ―ソン
JP3834325B2 (ja) 建物の解体方法
JP5420035B1 (ja) 大型資機材の搬出入装置、およびこの装置を用いた搬出入方法
CN218148364U (zh) 一种人工挖孔桩强支护结构
CN110409419B (zh) 一种利用地下连续墙作为勘探围井的施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060201

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20060202

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20060222

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20060330

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20060427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3908747

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250