JP3908708B2 - 画像形成装置の駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は電子放出源を内蔵した画像形成装置駆動方法に関する。
多数の冷陰極素子からなるマルチ電子源を有する画像表示装置において、画像を表示する際に画像の一部を構成するための素子としては使用されない素子を設ける構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。画像構成に寄与しない素子は、真空排気処理の終点を検出するために用いられ、実際に画像を構成する際には駆動しない。画像構成に寄与しない素子を駆動させ、その特性から十分に真空排気が行なわれたと判断された時点で、真空排気系と切り離すプロセスである。
また、素子形成プロセスの安定化を確認する目的で、画像形成に寄与しない素子を形成することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。具体的には、画像形成に寄与する素子を形成する前に、画像形成に寄与しない素子の形成を試みる。正常に形成されたことを確認した後、画像形成に寄与する素子を形成することでプロセスの安定化を実現している。
いずれの場合も、画像形成に寄与しない素子は、画像表示装置の製造工程におけるプロセスモニターとしての役割を担っているのみであり、画像を表示する際の積極的な活用は意図されていない。
なお、表面電動型電子源を用いた画像形成装置においては、長時間にわたって安定な明るさを実現するために、蛍光体および電子源特性の長時間安定性が必要とされる。例えば、素子表面と雰囲気との相互作用による特性不安定性を除去することによって、素子の表面状態の安定性を高めることが可能となるものの、そのための有効な手段は未だ得られていないのが現状である。
特開2000−243279号公報 特開2000−243260号公報
本発明は、長時間安定して画像形成装置駆動する方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の駆動方法は、アノードが形成されたアノード基板、前記アノード基板に離間対向し、電子源が形成された電子源基板、および前記アノード基板と前記電子源基板との間に介在する枠体により囲まれた空間の真空度を保持する画像形成装置の駆動方法であって、前記アノードは、蛍光体を有する第1のアノードと、前記第1のアノードとは電気的に独立して配置された金属からなる第2のアノードとを含み、前記電子源は、前記第1のアノードに電子を放出する第1の電子源と前記第2のアノードに電子を放出する第2の電子源とを含み、前記第1のアノードおよび前記第1の電子源に各々電圧を印加し、前記第1の電子源から前記第1のアノードに電子を放出することにより前記第1のアノードの蛍光体を発光させて画像を形成する工程と、前記第2のアノードおよび前記第2の電子源に各々電圧を印加し、前記第2のアノードから前記第2の電子源に向かう電界を生じさせ、前記第2の電子源から放出された加速電子が雰囲気に残留するガスと反応して、前記第2のアノードと前記第2の電子源との間にイオンを生じさせ、前記イオンを前記第2の電子源に向かう方向に加速して前記第2の電子源に打ち込み、前記イオンを吸着する工程とを具備し、前記第2のアノードに印加する電圧は、前記第1のアノードに印加する電圧よりも小さいことを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、長時間安定して画像形成装置駆動する方法が提供される。
以下、本発明の実施形態を説明する。
本発明者らは、画素を形成するための電子源(第1の電子源)とは別にダミーの電子源(第2の電子源)を形成し、このダミー電子源を駆動することによって、雰囲気の安定性が高められることを見出した。ダミー電子源駆動のタイミングとしては、画像電子源駆動の事前排気でもよいし、駆動中の真空度維持としての位置付けでもよい。ダミー電子源の駆動により、次のように雰囲気の安定化が達成される。まず、パネル内に残存するガス成分のうち、素子と反応する成分が事前に除去される。さらに、ダミー電子源に対応するアノード面に高電圧を印加して駆動することによって、アノードへの放出電流と雰囲気成分とが反応してガスがイオン化され、それが高電界により打ち込まれる。このイオン打ち込み効果によって、真空度が改善される。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の概略を表わす断面図を、図1に示す。図示するように、電子源基板3とアノード基板6とは、枠体7を介して離間して配置される。図1中、参照符号8はガードリングを示している。アノード基板6には、図2の平面図に示されるように、画素を形成するための蛍光体を有する第1のアノード5aと、この外側の領域に形成された第2のアノード5bとが設けられる。図示する例においては、第2のアノード5bは、第1のアノード5aの外側の領域に設けられているが、必ずしもこれに限定されるものではない。第2のアノードは、画像形成には寄与しないので蛍光体は設けられておらず、第1のアノード5aとは、電気的に独立している。不要な発光を避けるため、さらに、真空内での余分なガス源となるのを防止するために、第2のアノードは金属により構成される。こうした第1および第2のアノードに対応して、電子源基板3には、第1および第2の電子源2a,2bが設けられている。すなわち、第1の電子源2aから第1のアノード5aに電子が放出され、第2の電子源2bからは第2のアノード5bに電子が放出される。
第2の電子源はダミー素子ということができ、本発明の実施形態においては、このダミー素子が有効画素領域の外側に形成される。第1の電子源である画素素子が配置された有効領域の外側にダミー素子を形成することによって、図1,図2に示したように、蛍光体アノード(第1のアノード)5aとは独立して、第2のアノード5bを配置できることから、アノード材質の選定および印加電圧の自由度が大きくなる。
図3には、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の上面からの透視図を示す。蛍光体を有する第1のアノード5aの外側の領域に、蛍光体なしの第2のアノード5bが配置されている。第1および第2のアノード5a,5bに対応して、電子源基板には第1および第2の電子源2aおよび2bが設けられることが、図3に示されている。
第1および第2の電子源は、同一構造であっても異なる構造であってもよい。図4に、一般的な電子源を概略的に表わす平面図を示し、その電子源のA−A線に沿った断面図を図5に示す。また、図6は図4、図5に示す電子源において利用可能な電子放出膜の一例を示す断面図であり、図4のA−A線に沿った断面構造に対応している。
図4および図5に示す電子源は、基板10と、基板10上に形成された電極11a,11bと、電極11a,11b上にそれぞれ形成された導電膜12a,12bと、導電膜12a,12b上に形成された電子放出膜13とを備えている。
基板10には、絶縁性あるいは高抵抗の材料を用いることができる。したがって、基板10としては、例えば、石英ガラス、ナトリウムガラス、ソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス、およびリンガラスなどのようなSiO2を主成分とする基板、ならびにAl23基板などの絶縁性酸化物基板や、AlN基板などの絶縁性窒化物基板などから適宜選択することができる。基板10の選択には、経済性や生産性などの要因を考慮してもよい。また、基板10は、その表面近傍の絶縁耐力が107V/cm以上であることが好ましい。このため、Na+イオンなどのモバイルイオン種は表面近傍から予め除去されていることが望まれる。したがって、ナトリウムガラスなどのモバイルイオン種を含む材料を用いる場合は、その表面に、SiNなどの拡散防止層を形成し、さらにその表面にSiO2膜などの表面層を形成しておいてもよい。
電極11a,11bには、導電性の金属、半導体、および半金属材料からなる群から選ばれた材料を用いることができ、好ましくは、導電率が高く、耐酸化性の高い遷移金属が用いられる。電極11a,11bの材料としては、例えば、Ni、Au、Ag、Pt、およびIrなどが好ましい。電極11a,11bは、通常、数百Åないし数μm程度の厚さに形成され、一般に、この程度の厚さであれば十分な導電性が得られる。また、電極11a,11bは、均一な厚さに形成されていることが好ましく、膜剥がれ、浮き、めくれが極力存在していないことが好ましい。
電極11a,11bを形成するのに利用する成膜方法としては、例えば、真空蒸着法、メッキ法、コロイド液から導電材料を析出させる方法などから選択して用いることができる。そのような方法で得られる膜の基板10への密着性が乏しい場合は、基板10の表面にナノスケールの凹凸構造を形成しておくこと、あるいは、基板10と膜との間に密着層を別途形成しておくことが好ましい。電極11a,11bは、上述した成膜技術とフォトリソグラフィ技術とを組み合わせた方法、上述した成膜技術とリフトオフプロセスとを組み合わせた方法、マスク蒸着法、スクリーン印刷法、およびオフセット印刷法などから適宜選択して用いることができ、膜の端部でめくれが起こりにくい方法を用いることが好ましい。
電極11a,11bの幅Wdと導電膜12a,12bの幅Wfは、必要とされる放出電流量や、素子に許容される占有面積から決定される。通常、幅Wfは幅Wdよりも狭く、幅Wdは例えば1mmとすることができる。導電膜の幅Wfを、素子幅とする。また、電極11a,11b間の間隔Dgは、例えば数十nmないし数十μmの範囲内で適宜設定することができる。間隔Dgは、例えば、利用可能なパターニング方法や、素子間での特性ばらつきの許容範囲などの要因に基づいて決定することができる。
導電膜12a,12bは、電極11a,11b間に、電極11a,11b間の距離よりも狭いスリットを提供する。加えて、導電膜12a,12bは、電子放出膜13が堆積するための下地層として機能する。
導電膜12a,12bには、電極11a,11bと同様に、金属、半金属、半導体から選ばれた材料を用いることができる。導電膜12a,12bは、不連続となる限界程度に薄く、導電性があるのに十分な厚さに形成されていることが好ましい。導電膜12a,12bの材料としては、Ni、Co、Fe、Pd、Au、Pt、Irなどのように触媒として使用される遷移金属を用いることが特に好ましいが、これらに限定されるものではない。導電膜12a,12bは、通常、所定のサイズの連続膜として形成された後に、電極11a,11b間に電圧を印加することにより得られる。そのような処理により、連続膜は部分的に溶断・破壊されて不連続化する。なお、上述した連続膜を形成するのに利用する成膜方法としては、スパッタリング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、レーザアブレーション法などの真空蒸着法、めっき液やコロイド溶液から導電材料を析出させる析出法、表面をアルカンチオールなどの有機分子で安定化した金属・半導体超微粒子による自己組織化膜析出法などから選択して用いることができる。
電子放出膜13は、導電膜12a,12b上およびこれらの間のスリット内に形成されており、導電膜12a,12bに電気的に接続されている。電子放出膜13の幅Dcは、通常、数nmと極めて狭い。
電子放出膜13の一部は、電極11a,11b間に電流を流した際に電子を放出する電子放出部13aを構成している。電子放出部13aは、例えば、その周囲に比べて抵抗の高い部分である。そのような高抵抗部は、例えば、図6に示すように電子放出膜13に亀裂を設けることや、電子放出膜13の一部の組成とその周囲の組成とを異ならしめることなどにより形成することができる。なお、図6に示すように電子放出膜13に亀裂を設ける場合、その亀裂は電子放出膜13を完全に分断するものであってもよく、電子放出膜13を不完全に分断するものであってもよい。
次に、電子放出膜13の好ましい形成方法について解説する。導電膜12a,12b上への電子放出膜の堆積は、その材料となる気体を含む雰囲気中で、電極11a,11b間に通電し、素子を駆動することによって行なわれる。なお、導電膜12a,12bは、通電による堆積物堆積に先立って、あらかじめ寸断された状態に形成される。
上述した電子源は、例えば、以下の方法により製造することができる。ここでは、まず、電子放出膜13の形成に使用可能な装置について説明し、次いで、電子源の製造プロセスの一例について説明する。
図7は、図4,5に示す電子源の電子放出膜13の形成に使用可能な装置を概略的に示す図である。図7に示す装置は、真空容器21を有しており、ゲートバルブ23が設けられた排気管を介して排気系22に接続されるとともに、流量調節部24が設けられた給気管を介して原料ガス供給系25に接続されている。また、この真空容器21は、参照番号27で示す図4,5の電子源とアノード30とを収容している。アノード30は配線26を介して電圧印加・測定部31に電気的に接続されており、また、電子源27の−側の電極と+側の電極とは配線28,29を介して電圧印加・測定部31に電気的に接続されている。
真空容器21としては、通常の真空装置に用いるメタルチャンバーを用いることができる。真空容器21の到達真空度は、10-7Torr以下であることが好ましく、10-10Torr以下であることがより好ましい。また、排気系22は、オイルフリーであることが好ましく、例えば、磁気浮上ターボ分子ポンプ、ダイアフラムポンプ、スクロールポンプ、イオンポンプ、チタンサブリメーションポンプ、ゲッターポンプ、ソープションポンプなどを適宜組み合わせたものを用いることができる。
原料ガス供給系25は、原料を収容した容器と、原料の蒸気圧調整用の容器温度調節機構、原料ガスの1次圧調整機構などから構成されている。容器内の原料が気体、液体、固体の何れであっても、容器温度と1次圧とを適宜調整することができる。この原料ガス供給系は、同時に複数の原料ガスを供給できるように、複数の供給系が並列に配置されているものであってもよい。
次に、図4,5に示した電子源の製造プロセスの一例について説明する。
まず、電極11a,11bおよび導電膜12が形成された基板10(素子27)を、図7に示す装置の真空容器21内に据え付ける。この時点では、導電膜12は導電膜12a,12bへと分断されていない。そして、電極11a,11bにそれぞれ配線28,29を接続し、容器21内を排気する。
次に、配線28,29に接続された電極11a,11b間に通電する。これにより、導電膜12は発熱し、それを構成する材料の一部が凝集して、導電膜12には不連続部が形成される。この不連続部は直ぐに拡大し、導電膜12を+側の部分12aと−側の部分12bとに分断する。その結果、電極11a,11b間には電流が殆ど流れなくなる。この時点で通電を終了する。
その後、電子放出膜13の材料となるガスを真空容器21内に導入し、流量や排気速度を調節することによって、容器21内のガス圧を一定値に安定化させる。真空容器21内の圧力は、例えばイオンゲージなどを用いて計測することができる。また、真空容器21内の圧力は、4重極質量分析計などを用いて、真空容器21内のガス種の組成をモニターしながら制御することができる。真空容器21内での好ましい圧力は用いる活性化ガスに依存し、通常、10-1Torr程度乃至10-8Torr程度の範囲から選択することができる。
通電部30を用いて素子27に通電すると、放出電子、電界、熱などの作用によって原料ガスが分解され、導電膜12a,12b間に電子放出膜の材料が堆積する。なお、通電部30によって印加する電圧の波形は、直流波形、三角波形、矩形波形、パルス波形などから適宜選択することができる。
この堆積が進行するのに応じて、素子電流が増大する。素子電流が十分増大した時点で通電を停止することにより堆積を終了する。通電終了の判断基準は、素子に必要とされる電流量や電流−電圧特性などから決定することができる。
堆積終了後、残留した原料ガスを十分に除去することにより、新たな堆積を抑制させ、特性を安定化させる。残留したガスの除去方法としては、200〜300℃程度のベーキングが有効である。
なお、導電膜12a,12b上に電子放出膜13を形成する工程は、複数回繰り返してもよく、異なる組成の膜を順に重ねて堆積させることもできる。導電膜12a,12bと電子放出膜13とによって、電子源15本体が構成される。これを基板上にマトリックス状に配置することによって、電子源基板が得られる。
図8には、電子源基板の平面図を示す。図示するように、電子源基板52においては、基板10上に電子源15がマトリックス状に配置されている。さらに、それぞれ基板10上で縦横に延在し且つ互いに電気的に絶縁された複数本の配線42(Dx1,Dx2,…,Dxn)および43(Dy1,Dy2,…,Dyn)が設けられている。各素子本体15は、配線Dxの1本および配線Dyの一本に電気的にそれぞれ接続されている。
マトリックス状に配置された電子源15のうち、基板中央部に存在するものが画像形成用(第1)電子源に相当し、端部近傍に存在するものがダミー(第2)電子源に相当する。正確には、第1および第2の電子源は、アノード基板に形成されたアノードとの関係によって決定される。蛍光体を有する第1のアノードに電子を放出する電子源が第1の電子源であり、外側にある金属製の第2のアノードに電子を放出する電子源は、第2の電子源となる。
複数の電子源をマトリクス状に配置して電子源基板52を製造するには、例えば、以下のような手法を採用することができる。まず、所望のサイズのガラス基板を準備し、不純物拡散を防止する等の目的でSiO2等のアンダーコート層(図示せず)を形成する。基板の端には、後の工程で真空装置に接続して排気するための排気管および穴を設けておく。次に、電子源を形成する位置に電極11a,11b、および導電膜12a,12bを形成し、これらの電極に電圧を印加する上下の配線をマトリックス状に形成する。例えば、まずy方向の下配線(Dy)を形成し、上下の配線間のショートを防ぐための層間絶縁膜(図示せず)を設ける。さらに、その上にx方向の上配線(Dx)を形成する。これらの配線は、例えば、Alペーストを用いて印刷により形成することができる。
こうして得られた電子源基板52を用いて、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を製造することができる。図9に、その画像形成装置の部分切開斜視図を示す。図示する画像形成装置は、内部に真空な空間を形成した外囲器51と、外囲器51内に収容された電子源基板52とで主に構成されている。
外囲器51は、一主面に電子源基板52が取り付けられたリアプレート53、電子源基板52に対向して配置されたアノード基板54、およびリアプレート53とアノード基板54との間に介在した枠体55を有している。リアプレート53と枠体との間、および蛍光体基板54と枠体55との間は、例えば、フリットガラスなどによって封止されている。
アノード基板54は、ガラス基板56と、ガラス基板56の電子源基板52との対向面に形成されたアノード57と、アノード57上に形成されたAl等からなるメタルバック58とを有している。図には明確に示していないが、アノード57は、基板中央部に形成された第1のアノードと、その外側に形成された第2のアノードとからなる。第1のアノードにおいては、R,G,Bの画素がブラックマトリックスにより塗り分けられている。なお、図中、参照番号59は、メタルバック58に電気的に接続された高圧端子を示している。第1のアノードは、電子源基板52からの電子線照射によって発光する蛍光体を含有している。一方、第2のアノードは、第1のアノードとは電気的に独立して形成され、蛍光体を含まずに金属からなる。
メタルバック58は、第1のアノードの蛍光体からの発光をガラス基板56側へと反射すること、電子ビームを加速するための電場を形成すること、および外囲器51内で発生した陰イオンが衝突することにより蛍光体がダメージを受けるのを防止することなどを目的として設けられている。メタルバック58は必ずしも設ける必要はなく、その代わりに、アノード57とガラス基板56との間にITO膜のような透明電極を設けてもよい。また、メタルバック58と透明電極とを組み合わせて使用してもよい。
リアプレート53、アノード基板54、および枠体55は、外囲器51の内側と外側との間の圧力差に対して十分な強度を有している。電子源基板52がそのような圧力差に対して十分な強度を有している場合は、電子源基板52をリアプレートとして使用すること、すなわち、リアプレート53を省略することができる。また、上述した圧力差に対する外囲器51の強度を向上させるために、リアプレート53とアノード基板54との間にスペーサをさらに介在させてもよい。
電子源基板52には、すでに説明したような電子源が複数個、マトリクス状に配列されており、第1および第2の電子源を有する。
こうして構成されるディスプレイによる表示は、例えば、メタルバック58を所定の正電位に維持しつつ、電子源15に印加する電圧を閾値電圧未満の電圧と閾値電圧以上の電圧との間で変化させることにより行なうことができる。すなわち、電子源15に印加する電圧を閾値電圧以上とすると、電子源15の電子放出膜13から電子が放出される。この電子はメタルバック58が形成する電場によって十分に加速され、第1のアノードに含まれる蛍光体を励起する。これにより、第1のアノード中の蛍光体が発光し、その蛍光はアノード基板54側から表示光として観察される。
本発明の実施形態にかかる画像形成装置においては、画素を形成する有効素子とは別に、さらにダミー(第2)素子が形成される。このダミー素子を駆動することによって、パネル内の真空度を改善することができる。ダミー素子は、画素素子を駆動する前の事前パネル真空度改善に用いることが可能であり、あるいは、駆動している最中に並行して駆動してもよい。画素部は蛍光体を励起して発光を得るが、電子線照射により蛍光体からガス放出があるため、画素素子駆動に伴なう真空度の劣化を抑制するという効果も有する。
また、印加電圧に関しては、イオン化断面積と放出電子の走行軌道とから、適切な条件が決定される。真空中に存在する代表的な分子の電子衝突によるイオン化断面積の電子エネルギー依存性を、図10および図11に示す(放電ハンドブックp16)。これらの図より、数十〜数百eV程度の電子エネルギーの時に、イオン化断面積が最大値をとることが分かる。したがって、効率的なイオン化のためには、素子に対向するアノード電圧は大きければよいというわけではない。
一方、放出電子の走行距離を考慮すると、アノード方向の強い電界を感じるまでに走行する距離をXsは、Xs〜(H×Vf)/(π×Va)で与えられる(M.Okuda et al, SID 98 DIGEST 185(1998))。ここで、Vfは素子印加電圧、Hはアノード面−素子面距離、Vaはアノード電圧である。電子源から放出される電子数(放出電流)は同一のVf駆動では、ほぼVa1/2に比例することが知られている。放出電子と真空中に存在するガス分子とが衝突する確率から電子の速度が等しいとすると、電子の存在する体積および電子数に比例することになる。
したがって、(衝突確率)はVa-5/2に比例することとなる。以上の結果から、Vaが小さい方が衝突確率が大きくなることが分かる。ただし、H=数mm(例えば5mm程度)に対して、Va<1kV程度の条件となると、放出電流のVa依存は大きくなってしまうため、現実的には放出電流がほとんど得られなくなり、その結果、イオン生成量も極端に小さくなる。以上より、ダミー電子源を駆動する際の対向アノード電圧は数kV程度で十分であり、大きくするとかえって効果が小さくなることが分かる。
具体的には、アノード電圧は、3〜5kV程度と蛍光面に印加する電圧(10〜20kV程度)よりは十分小さい値が好ましい。図12を参照して、これについて説明する。画像形成用(第1)の電子源2aおよびダミー(第2)の電子源2bから、画像形成用(第1)アノード5aおよびダミー電子源用(第2)アノード5bにそれぞれ電子が放出される。ダミー電子源用アノード電圧が小さいと、電子線EBの走行距離が長くなるため、ガス分子との衝突も大きくなる。その結果、効果的なイオンポンプ性能が期待でき、さらに放電の確率も低減することができる。また、脱ガスの少ないメタルアノードではあっても余分な脱ガスは好ましくなく、その意味からも無用な放出電流を流さないことは有効である。
画像形成用(第1)電子源は、所望のサイズの輝点を形成することが要求されるため、素子幅の制約がある。一方、ダミー電子源は、パネル真空度の改善を目的として設けられるため、画素素子の形成ルールに則る必要がない。電流が大きくなり過ぎることによるドライバーへの負荷、あるいは発熱による基板へのダメージの影響がない範囲であれば、ダミー電子源は、素子幅(図4におけるWf)を大きくすることが有効である。
図13および図14には、画像形成用(第1)電子源およびダミー(第2)電子源の平面図をそれぞれ示す。これらに示されるように、画像形成用電子源およびダミー電子源の素子幅Wfは、例えば、500μmおよび1mmとすることができる。
あるいは、図15に示すようにダミー電子源5bの配置密度を、画素形成用電子源5aより大きくすることも効果的である。ダミー電子源が配置された領域は画像形成領域にとっては無駄な領域であるため、その領域を節約してかつダミー電子源の効果を得るためである。ダミー電子源5bの大きさが画素形成用電子源5aと同等の場合、このように配置することが有効である。
前述と同様の理由から、ダミー電子源に対して強制度を高めることによって、その効果が大きくなる。画素形成用電子源の電極には、図16に示すように正あるいは負の片極性のパルス電圧を印加して電子源を駆動する。ダミー電子源に対しては、図17に示すように片側の電極に正/負のパルス電圧を交互に印加する、あるいは正電圧または負電圧を両側の電極に交互に印加して、両極での駆動することも可能である。例えば、ダミー電子源の駆動パルス幅(Pw)および駆動周波数の少なくとも一方を大きくすることによって、これを達成することができる。図17中、Trは周期である。なお、駆動パルス幅とは、素子に電圧を印加しているパルスの時間幅であり、駆動周波数とは、1秒間に印加されるパルス数である。
通常の画像形成用電子源の駆動は、パルス幅:数ms、周波数:200Hz程度で行なわれるが、ダミー電子源の駆動はそれよりも大きいデューティで行なえばよい。ただし、ダミー電子源を駆動するパルス幅は、最大でも10ms程度、周波数は、最大でも10kHz程度とすることが望まれる。これらが大きすぎる場合には、ダミー電子源領域での電子源部の加熱に伴う熱ストレスで、例えば基板が割れる等のおそれがある。
次に、具体例を示して本発明の実施形態をより詳細に説明する。
(予備実験1)
まず、素子駆動とそれに伴なう圧力変化との関係を調べた。用いた電子源は、以下のように作製した。基板10には石英ガラス基板を使用し、電極11a,11bにはIr膜を用い、導電膜12a,12bにはFe蒸着膜を用いた。導電膜12a,12bの幅Wfは1000μmとし、電極11a,11b間の間隔Dgは100μmとした。こうした電子源を100素子配置して、電子源基板を用意した。
一方、ガラス基板上にAlメタルからなるアノードを形成して、アノード基板を得、前述の電子源基板と一体化してパネルを作製した。電子源基板の素子面とアノード基板のアノード面との距離は、4mmであった。
この際、図18に示すようにBAゲージ60を組み込んで、そのBAゲージによりパネル内の真空度を測定した。図18中、61は封じ切り位置であり、62は真空排気系を表わす。得られたパネルを、素子電圧(Vf)=10V,パルス幅=200μs,周波数=100Hz,アノード電圧=5kVの条件で駆動した。
BAゲージで測定された真空度の経時変化を、下記表1に示す。
Figure 0003908708
表1に示されるように、素子を駆動することによって真空度の低下が生じている。時間の経過に伴なう圧力低下が確認されるが、ここでは、100H程度の駆動で圧力低下もほぼ飽和していることがわかる。
(予備実験2)
アノード電圧の視点から、素子駆動に伴なう圧力変動を調べた。装置構成、駆動素子数、駆動条件、および素子−アノード間距離等、アノード電圧以外の条件は、前述と同様とした。アノード電圧(Va)をパラメータとし、1kV、3kV、5kVおよび10kVについて検討した。
BAゲージで測定された真空度の経時変化を、下記表2に示す。
Figure 0003908708
表2に示されるように、3〜5kV程度の電圧をアノードに印加した際に、効果的な排気特性が観察された。真空度は、1〜2×10-2Pa程度以下であることが要求される。アノード電圧が低すぎる場合、あるいは蛍光体を励起して十分な輝度を得る際に必要となる高電圧の場合には、かえって排気特性が劣ることが分かった。
(実施例1)
以上の結果に基づいて、ダミー電子源のサイズ、配置密度とパネル真空度との関係を調べた。ダミー電子源の素子幅Wfや配置密度の異なる3種類の試料を準備した。
試料1:予備実験1と同様
試料2:ダミー電子源の素子幅Wf=2000μm
試料3:ダミー電子源の素子幅Wf=1000μm、配置密度は従来の2倍
こうした試料を、前述の予備実験1の場合と同様の条件で駆動し、同様の方法によりパネル真空度を評価した。得られた結果を、下記表3にまとめる。
Figure 0003908708
表3に示されるように、ダミー電子源のサイズ(Wf)を大きくする(試料2)、あるいはダミー素子数の配置密度を大きくする(試料3)ことによって、より効果的な圧力低減が確認された。
(実施例2)
図1に示したような実パネルに近い形状で、ダミー電子源の有無における電子源寿命特性の違いを評価した。ここで用いたアノード基板には、次のように第1および第2のアノードを配置した。沈殿法により蛍光体を形成し、その上に、蒸着法によりAlのメタルバックを設けて第1のアノードを形成し、その外側の領域には、Alのみを堆積して第2のアノードを形成した。
画像形成用電子源およびダミー電子源の駆動条件は、以下の通りとする。画素形成用電子源およびダミー電子源のいずれも、素子幅Wfは300μmとして、形状の違いは設けなかった。
画像形成用電子源:電圧Vf=10.9V,パルス幅=80μs,周波数=200Hz
対応するアノード電圧Va=10kV
ダミー電子源:電圧Vf=12.2V,パルス幅=400μs,周波数=600Hz
対応するアノード電圧Va=4kV
こうした構成の素子について、次のように駆動して蛍光体の輝度の経時変化を調べた。
実験1:ダミー電子源は駆動せず(従来型)
実験2:画像形成用電子源の駆動前にダミー電子源を100H駆動
実験3:画像形成用電子源の駆動前にダミー電子源を100H駆動し、さらに、画像形成用電子源を駆動後も、ダミー電子源を同じ条件で継続して駆動
輝度の初期値を100%として輝度保持率を算出し、得られた結果を図19のグラフ示した。図19のグラフ中、曲線a,b,およびcは、それぞれ、実験1,2,および3についての結果である。曲線aと曲線bとの比較から、ダミー電子源を事前に駆動することによって、画像形成用電子源の寿命特性が改善されたことがらわかる。画像形成用電子源の駆動中もダミー電子源を駆動することによって、その効果がさらに増長されることが、曲線cに明確に示されている。
(実施例3)
ダミー電子源の駆動条件と、画像形成用電子源の特性維持率との相関を評価した。ここでは、画像形成用電子源と同等の素子幅Wfのダミー電子源を1000素子配置して、試料を準備した。
画像形成用電子源の駆動条件は、パルス幅=100μs,周波数=100Hzとして、アノード電圧=5kVとした。一方、ダミー電子源は、下記表4に示すような条件で駆動し、駆動初期のアノード電流を100として、アノード電流値の維持率を評価した。
Figure 0003908708
さらに、ダミー電子源を駆動しない場合(条件0)についても、同様に評価した。
各条件におけるアノード電流の維持率を、下記表5にまとめる。
Figure 0003908708
表5に示されるように、画像形成用電子源と同等の条件でダミー電子源を駆動した場合(条件1)でも、ダミー電子源を駆動しない場合(条件0)よりは、特性維持率が向上している。ダミー電子源のパルス幅を大きくした場合(条件2)、周波数を大きくした場合(条件3,5)には、特性維持率はさらに高められる。パルス幅および周波数の両方を大きくした場合(条件4)には、特性維持率の向上効果はよりいっそう高められることが確認された。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の断面図。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置におけるアノード基板の平面図。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の透視図。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置における電子源の平面図。 図4に示した電子源の断面図。 図4に示した電子源に利用可能な電子放出膜の一例を示す断面図。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置における電子源の電子放出膜の形成に使用可能な装置を概略的に示す図。 電子源基板の一例を表わす平面図。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を表わす一部切り欠き図。 イオン化断面積の電子エネルギー依存性を表わすグラフ図。 イオン化断面積の電子エネルギー依存性を表わすグラフ図。 アノード電圧の効果を説明する模式図。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置における画像形成用電子源の平面図。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置におけるダミー用電子源の平面図。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置における電子源基板の平面図。 片極駆動における印加電圧を表わすグラフ図。 両極駆動における印加電圧を表わすグラフ図。 パネル内真空度を測定するための構成を表わす模式図。 輝度維持率の経時変化を表わすグラフ図。
符号の説明
1…基板; 2a…画像形成用電子源; 2b…ダミー電子源; 3…電子源基板
4…基板; 5a…画像形成用アノード: 5b…ダミー用アノード
6…アノード基板; 7…枠体; 8…ガードリング 10…基板
11a,11b…電極; 12a,12b…導電膜; 13…電子放出膜
13a…電子放出部; 15…電子源; Wd…素子電極の幅
Wf…薄膜の幅(素子幅); Dg…電極の間隔; Dc…電子線放出膜の幅
21…真空容器; 22…排気系; 23…ゲートバルブ; 24…流量調節部
25…原料ガス供給系; 26…配線; 27…電子源; 28,29…配線
30…アノード; 31…電圧印加・測定部; 42…上配線(Dx1〜Dxn)
43…下配線(Dy1〜Dyn); 51…外囲器; 52…電子源基板
53…リアプレート; 54…アノード基板; 55…枠体; 56…ガラス基板
57…アノード; 58…メタルバック; 59…電圧端子; 60…BA−ゲージ
61…封じ切り位置; 62…真空排気系。

Claims (8)

  1. アノードが形成されたアノード基板、前記アノード基板に離間対向し、電子源が形成された電子源基板、および前記アノード基板と前記電子源基板との間に介在する枠体により囲まれた空間の真空度を保持する画像形成装置の駆動方法であって、
    前記アノードは、蛍光体を有する第1のアノードと、前記第1のアノードとは電気的に独立して配置された金属からなる第2のアノードとを含み、前記電子源は、前記第1のアノードに電子を放出する第1の電子源と前記第2のアノードに電子を放出する第2の電子源とを含み、
    前記第1のアノードおよび前記第1の電子源に各々電圧を印加し、前記第1の電子源から前記第1のアノードに電子を放出することにより前記第1のアノードの蛍光体を発光させて画像を形成する工程と、
    前記第2のアノードおよび前記第2の電子源に各々電圧を印加し、前記第2のアノードから前記第2の電子源に向かう電界を生じさせ、前記第2の電子源から放出された加速電子が雰囲気に残留するガスと反応して、前記第2のアノードと前記第2の電子源との間にイオンを生じさせ、前記イオンを前記第2の電子源に向かう方向に加速して前記第2の電子源に打ち込み、前記イオンを吸着する工程とを具備し、
    前記第2のアノードに印加する電圧は、前記第1のアノードに印加する電圧よりも小さいことを特徴とする駆動方法
  2. 前記イオンを吸着する工程は、前記画像を形成する工程と同時に行なわれることを特徴とする請求項1に記載に駆動方法。
  3. 前記イオンを吸着する工程は、前記画像を形成する工程の前に行なわれることを特徴とする請求項1に記載に駆動方法。
  4. 前記第2の電子源に印加する電圧は、パルス幅および周波数の少なくとも一方が、前記第1の電子源に印加する電圧より大きいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の駆動方法。
  5. 前記第1のアノードに印加する電圧は、10kV以上20kV以下であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の駆動方法。
  6. 前記第2のアノードに印加する電圧は、3kV以上5kV以下であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の駆動方法。
  7. 前記第のアノードに印加する電圧は、10kV以上20kV以下であり、かつ前記第2のアノードに印加する電圧は、3kV以上5kV以下であることを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の駆動方法。
  8. 前記第2のアノードに電圧を印加することによって、この第2のアノードに電圧を印加しない場合より前記イオンを吸着する性能が向上することを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の駆動方法。
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