JP3906192B2 - ヘルメット用脱帽装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主にヘルメット着用者自らがヘルメットを脱げない状況において、第3者がヘルメットを脱がせる際に用いるヘルメット用脱帽装置に関する。
転倒事故等によって着用者自らがヘルメットを脱げない状況におけるヘルメットの脱がし方は、できるだけ頭部や頚部を動かさないことを注意しながらヘルメットを被る手順の逆としてゆっくりと脱がすことが基本である。(非特許文献1参照)
平成10年6月1日発行、日本赤十字社編「救急法講習教本」第3版、p.82〜p.84
しかしながら、ヘルメットの脱がせ方については、非特許文献にも記載されているように、頚部損傷の合併を発生させないこと、特に、フルフェース型ヘルメットやジェット型ヘルメットを脱がせる場合には2人の救助者が必要であること、ヘルメットの被り方を理解する必要があること等、数々の注意が必要である。
また、状況によってはヘルメットを迅速に脱がすことが必要となるが、前記したように慎重な対応が要求されるため、極めて難しいものであった。
そこで、本発明は、着用者に対する影響を抑制した上で、ヘルメットを簡単、かつ迅速に脱がすことを課題とし、この課題を解決するヘルメットを脱がせるために用いるヘルメット用脱帽装置の提供を目的とする。
上記した目的を達成するために本発明は下記の技術的手段を採用した。
ヘルメット着用者があらかじめ頭部に被り、主に着用者以外の手によってヘルメットを脱がせるために用いるヘルメット用脱帽装置であって、ヘルメット着用者の頭部に適合して被せられる形状に形成したキャップ部と、このキャップ部から着用者の両方の耳部をカバーするように一体に垂れ下げた引っ張り部とからなり、前記引っ張り部は、その先端部がヘルメット着用時において当該ヘルメットの下端部から垂れ下がるように構成され、
ヘルメットを脱がせる際には、着用者の頭部に跨った構造の前記引っ張り部を左右方向に引くことによって、ヘルメットの下端部を拡げるとともに、左右の引っ張り部の表面部で前記下端部を押し上げるようにしてヘルメットを脱がせるようにしたことである。(請求項1)
また、帽体と、該帽体の内側に装着された衝撃吸収ライナーと、該衝撃吸収ライナーの内側に着脱可能に装着された着用者の頭部に対応する頭部内装体及び着用者の両頬部に夫々対応する頬部内装体とを備えたヘルメットに装着され、主に着用者以外の手によってヘルメットを脱がせるために用いるヘルメット用脱帽装置であって、該ヘルメット用脱帽装置は、前記頭部内装体と衝撃吸収ライナーとの間に、該衝撃吸収ライナーの内側に沿い、頭部内装体を跨ぐように位置する幅広部と、幅広部から両頬部内装体に沿う方向に一体に垂れ下げた引っ張り部とからなり、前記引っ張り部は、通常時において、先端部を除いて前記頭部内装体と衝撃吸収ライナーとの間に位置し、前記先端部がヘルメットの下端部に保持され、ヘルメットを脱がせる際には、着用者の頭部に跨った構造の前記引っ張り部を下方に引っ張って保持を解除するとともに引き出してこれを左右方向に引くことによって、ヘルメットの下端部を拡げるとともに、引っ張り部の表面部によって前記下端部を押し上げるようにしてヘルメットを脱がせるようにしたことである。(請求項2)
また、ヘルメット着用者があらかじめ被り、主に着用者以外の手によってヘルメットを脱がせるために用いるヘルメット用脱帽装置であって、ヘルメット着用者の頭部から顔面に亘って被るマスク部と、帯状の素材を用いた引っ張り部とからなり、引っ張り部は、少なくともマスク部における両頬部に対して固着されるとともに、その先端部がヘルメット着用時において該ヘルメットの下端部から垂れ下がるように構成され、ヘルメットを脱がせる際には、前記引っ張り部を左右方向に引き、ヘルメットの下端部を拡げるとともに、左右の引っ張り部の表面部で下端部を押し上げるようにしてヘルメットを脱がせるようにしたことである。(請求項3)
請求項1の発明のヘルメット用脱帽装置1は、図1および図2に示すように、ヘルメットAの着用時にあらかじめ頭部B1に被り、その上からヘルメットAを着用する。
請求項2の発明のヘルメット用脱帽装置1は、図7に示すように、あらかじめヘルメットA内に内蔵されており、通常通りにヘルメットAを着用する。
請求項3の発明のヘルメット用脱帽装置1は、図11に示すように、ヘルメットAの着用時にあらかじめマスク部12を被り、その上からヘルメットAを着用する。
ヘルメット用脱帽装置1は、図3および図4、図9および図10に示すように、ヘルメット用脱帽装置1の引っ張り部2,3を左右に引っ張ると、引っ張り部2,3が着用者Bの上下の方向と交差し、その表面部21,31がほぼ上向きとなる。
つまり、垂れ下がっている引っ張り部2,3を左右に引っ張ることによって、ヘルメット用脱帽装置1の頭頂部を固定した部分と考えた場合、引っ張り部2,3の位置が下方から上方に上昇する動作をする。
本発明はこのような動作を利用してヘルメットを脱がすように構成されたものである。
前記したような動作をする本発明のヘルメット用脱帽装置1を用いたヘルメットAの脱がせ方は、図3および図4、図9および図10に示すように、ヘルメット用脱帽装置1の引っ張り部2,3を左右に引っ張ると、引っ張り部2,3が着用者Bから離間しながら、その表面部21,31がヘルメットAの下端部A1に接触して当該部位を左右に押し拡げる力(引っ張り力)を加える。
このとき、引っ張り部2,3は、下端部A1によって折り曲げられて表面部21,31がほぼ上向きとなる。
この状態から、引っ張り部2,3をさらに引っ張り続けると、これらはヘルメット内で着用者の頭部B1を跨っているため、着用者の頭部B1とヘルメットの下端部A1の2箇所にそれぞれ相対する方向に力が作用する。
このとき着用者の頭部B1を固定した部分と考えた場合、引っ張り部2,3は、表面部21,31がほぼ上向きの状態で上昇する動作をするため、表面部21,31が下端部A1に接触した状態で下端部A1を押し上げながらヘルメットAを脱がすように動作する。
つまり、ヘルメットを従来のように脱がすときには、着用者とヘルメットがその装着感を高めるため、開口部を狭くする方向に内装体が設けられたまま直接接触しているので、両者間に発生する摩擦抵抗などに逆らって脱がすためには着用者からヘルメットを引っ張るしかなく、頚椎を傷めてしまう可能性が高い。しかし、本願発明のヘルメット用脱帽装置1を用いることによって、ヘルメットAは、引っ張り部2,3によって当該部位が左右に拡げられるとともに、着用者の頭部B1とヘルメットの下端部A1にそれぞれ相対する方向に力が作用するため、引っ張り部2,3の表面部21,31を滑りながら脱がす方向に押し上げられる。
前記したようなヘルメットAの脱がし方をするヘルメット用脱帽装置1によれば、引っ張り部2,3を左右に引っ張り、着用者の頭部B1を固定部として当該引っ張り部2,3で、ヘルメットの下端部を左右に押し拡げながらヘルメットAを押し上げて脱がすものであるため、ヘルメットAを脱がす動作において脱がす方向の力を着用者Bの首に作用させない。
つまり、請求項1の発明のヘルメット用脱帽装置1によれば、引っ張り部2,3を左右に引っ張る動作のみでヘルメットAを脱がすことができるので、一人でもヘルメットを脱がすことが容易、かつ迅速にできる。
また、着用者Bの首にはヘルメットAを脱がす方向(上方に引っ張られる方向)の力が作用せず、従来のように頚椎に負担をかけて傷めてしまうような可能性が少ない。
したがって、本発明のヘルメット用脱帽装置1は、着用者Bに対する影響を抑制した上で、ヘルメットAを簡単、かつ迅速に脱がすという課題を達成できる。
請求項2では、請求項1と同様の効果に加え、ヘルメット用脱帽装置1がヘルメットAに内蔵されているので、通常通りにヘルメットAを被るだけで、ヘルメットAを脱がすための構成を備えることになる。
請求項3では、請求項1と同様の効果に加え、例えば、二輪車や四輪車レースに用いられるマスクに代えて、本発明のヘルメット用脱帽装置1を被ることによって、ヘルメットAを脱がすための構成を備えた上で、難燃性効果および汗吸収効果も備えることができる。
そして、請求項4の発明によれば、引っ張り部2,3を保持しているので、走行中のばたつきが防止されて騒音の抑制をすることができる。
請求項1ないし請求項3におけるヘルメット用脱帽装置は、少なくとも引っ張り部を摩擦抵抗および伸縮が少ない素材を用いることが好適であり、このような素材を用いることで、引っ張り力を無駄なくヘルメットを脱がす方向への力に伝達するとともに、引っ張り部が抵抗なくスムースに引き出される。
請求項2におけるヘルメット用脱帽装置は、ヘルメット内に内蔵することから、可能な限りコンパクトに形成し、かつ摩擦抵抗および伸縮が少ない薄状素材を用いることが好適である。
請求項3におけるヘルメット用脱帽装置は、マスク部を通常使用されるマスクと同様の伸縮性のある難燃性素材を用い、帯状の引っ張り部を伸縮性の少ない難燃性素材を用いて、難燃性効果および汗吸収効果を備えることが好適である。
請求項4における引っ張り部の保持構造については、引っ張り部を保持できるものであれば限定するものではないが、好適にはベルベット式ファスナーである。
以下、本発明(請求項1)に係る実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。
本実施例のヘルメット用脱帽装置1は、摩擦抵抗および伸縮が少なく、かつ通気性を有する布材を用いて所定形状に裁断し縫製したものである。
形状的には、側面略扇形を呈するように裁断し、これを重ね合わせて縫製したものである。
また、布材は化学繊維を用いて荒めに編むことによって、軽量化を実現するとともに通気性を確保したものであって、着用者Bが違和感無く快適に被れるようにしている。
ヘルメット用脱帽装置1は、着用者Bの頭部B1に適合する形状に形成した略キャップ状を呈するキャップ部11と、このキャップ部11の頭部を跨ぎ、かつ左右両端部を左右に一体に垂れ下げるように形成した引っ張り部2,3とから構成されている。
キャップ部11は、着用者Bの頭部B1をほぼ全域に被せられる深さとなるように裁断してある。
引っ張り部2,3は、着用者Bの耳部B2をカバーするように垂れ下げてあり、その先端部がヘルメットAの下端部A1よりも下方に位置する長さとしている。
引っ張り部2,3のヘルメットAの下端部A1から露出する長さは、少なくとも引っ張ることが容易にできる程度である。
符号22,32は、引っ張り部2,3を引っ張るときに、指を掛けるための孔部であり、ヘルメットAを脱がせる場合には、この孔22,32に指を掛けることによって、左右への引っ張りを容易、かつ確実に行えるようにしている。
また、符号23,33は孔部22,32を補強するための補強布である。
このようにしたヘルメット用脱帽装置1によれば、図3および図4に示すように、引っ張り部2,3を左右に引っ張ることによって、ヘルメットAの下端部A1が押し拡げられるとともに、ヘルメットAが表面部21,31によって押し上げられて着用者Bから脱がすことができる。
そして、図4に示すように、ヘルメットAの下端部A1が耳部B2を通り過ぎた位置において、ヘルメットAを手で引き上げて脱がす。
基本的には、図4の状態から上方への引き上げでは、ヘルメットAの摩擦抵抗が着用者Bに作用しないため、当該図4の状態以上では、手で引き上げて脱がしても何ら着用者Bに対する影響は無い。
逆に、図4の状態からさらに引っ張り部2,3を左右に引っ張って、ヘルメットAを脱がしてもよい。
ただし、着用者が意識不明など頭を支える力がない場合に、ヘルメットを脱がした瞬間第三者が頭を支える配慮が必要である。
次に、本発明(請求項2)に係る実施例を図7ないし図10に基づいて説明する。
本実施例のヘルメット用脱帽装置1は、摩擦抵抗および伸縮が少なく、かつ通気性を有する布材を用いて所定形状に裁断し縫製したものであり、形状的には、側面略扇形を呈するように裁断し、これを重ね合わせて縫製したものである。
なお、図7は帽体Cのみを断面して表し、図8は全体を断面して表している。
ヘルメット用脱帽装置1は、帽体Cにおける衝撃吸収ライナーC1の内側に適合する形状の幅広部と、この幅広部の左右に一体に垂れ下げるように形成した引っ張り部2,3とから構成されている。
このようにしたヘルメット用脱帽装置1は、衝撃吸収ライナーの内側と頭部内装体の間に位置し、引っ張り部の先端がヘルメットの下端から突出するようにしている。
引っ張り部2,3の中途は、頭部内装体A3に設けられた保持片A4によって保持されている。
保持片A4は、引っ張り部2,3を引っ張る際に小さい引っ張り力で切断される程度の強度のものである。
引っ張り部2,3の先端にはベルベット式ファスナーの雄側ファスナーA5が設けられていて、この雄側ファスナーA5を頬部内装体A2の下端に係合させることによって、引っ張り部2,3を頬部内装体A2の下端に沿わせて保持を行っている。
このようにしたヘルメット用脱帽装置1によれば、図8ないし図10に示すように、引っ張り部2,3の保持を解除するとともに、そのまま下方に引っ張って引っ張り部をヘルメット下端から突出させる。
このとき、引っ張り部2,3は、頬部内装体A2と頭部内装体A3の境目からすり抜けて頬部内装体A2と着用者Bの間に移動する。
この状態から、引っ張り部2,3を左右に引っ張ることによって、ヘルメットAの下端部A1が表面部21,31で押し拡げられるとともに、帽体Cが表面部21,31によって押し上げられ、さらに、頭部内装体A3を衝撃吸収ライナーC1に保持するための係合部A6が外されて、頭部内装体A3のみが着用者Bに残った状態でヘルメットAを着用者Bから脱がすことができる。
次に、本発明(請求項3)に係る実施例を図11に基づいて説明する。
本実施例のヘルメット用脱帽装置1は、難燃性効果と汗吸収効果を備えた上で、伸縮性が高いマスク部12と摩擦抵抗および伸縮が少ない帯状の引っ張り部2,3とからなる。
マスク部12は、通常用いられるマスクと同様に、着用者Bの頭部から顔面全体に被せるようにしたものである。
引っ張り部2,3は、マスク部12における頂点部を跨いで左右頬部に亘って配してマスク部12に縫い付けられている。
また、引っ張り部2,3の先端は、ヘルメット用脱帽装置1を被り、ヘルメットを着用した状態でヘルメットの下端から突出するようにされている。(図示せず)
また、引っ張り部2,3の先端は、ループ状に形成され、このループ部13,14に指を引っ掛けて引っ張るようにされている。
このようにした、ヘルメット用脱帽装置1は、マスク部12が十分に伸びることで、前記した実施例と同様に、引っ張り部2,3を左右に引っ張ることによって、ヘルメットを脱がすことができる。(図示せず)
なお、本発明のヘルメット用脱帽装置は、着用者自身がヘルメットを脱げない状態において第3者がヘルメットを脱がすためのみの使用に限定するものではなく、着用者自身でヘルメットを脱ぐために用いることもできるものである。
また、本発明のヘルメット用脱帽装置は、例示した実施例に限定するものではなく、たとえば、形状および素材について、特許請求の範囲に記載された内容から逸脱しない構成による実施が可能である。
請求項1の発明に係るヘルメット用脱帽装置を被せた状態の正面図。 図1の側面図。 ヘルメットを脱がす動作を示す。 ヘルメットを脱がす動作を示す。 ヘルメット用脱帽装置の側面図。 図5の中央縦断面図。 請求項2の発明にかかるヘルメット用脱帽装置の配設構造を示す。 引っ張り部を引っ張っている状態を示す。 ヘルメットを脱がす動作を示す。 ヘルメットを脱がす動作を示す。 請求項3の発明にかかるヘルメット用脱帽装置を示す。
符号の説明
1:ヘルメット用脱帽装置
11:キャップ部
2:引っ張り部
21:表面部
3:引っ張り部
31:表面部
A:ヘルメット
A1:下端部
A2:頬部内装材
A3:頭部内装体
B:着用者
B1:頭部
C:帽体

Claims (3)

  1. ヘルメット着用者があらかじめ頭部に被り、主に着用者以外の手によってヘルメットを脱がせるために用いるヘルメット用脱帽装置であって、
    ヘルメット着用者の頭部に適合して被せられる形状に形成したキャップ部と、このキャップ部から着用者の両方の耳部をカバーするように一体に垂れ下げた引っ張り部とからなり、
    前記引っ張り部は、その先端部がヘルメット着用時において当該ヘルメットの下端部から垂れ下がるように構成され、
    ヘルメットを脱がせる際には、着用者の頭部に跨った構造の前記引っ張り部を左右方向に引くことによって、ヘルメットの下端部を拡げるとともに、左右の引っ張り部の表面部で前記下端部を押し上げるようにしてヘルメットを脱がせることを特徴とするヘルメット用脱帽装置。
  2. 帽体と、該帽体の内側に装着された衝撃吸収ライナーと、該衝撃吸収ライナーの内側に着脱可能に装着された着用者の頭部に対応する頭部内装体及び着用者の両頬部に夫々対応する頬部内装体とを備えたヘルメットに装着され、主に着用者以外の手によってヘルメットを脱がせるために用いるヘルメット用脱帽装置であって、
    該ヘルメット用脱帽装置は、前記頭部内装体と衝撃吸収ライナーとの間に、該衝撃吸収ライナーの内側に沿い、頭部内装体を跨ぐように位置する幅広部と、幅広部から両頬部内装体に沿う方向に一体に垂れ下げた引っ張り部とからなり、
    前記引っ張り部は、通常時において、先端部を除いて前記頭部内装体と衝撃吸収ライナーとの間に位置し、前記先端部がヘルメットの下端部に保持され、
    ヘルメットを脱がせる際には、着用者の頭部に跨った構造の前記引っ張り部を下方に引っ張って保持を解除するとともに引き出してこれを左右方向に引くことによって、ヘルメットの下端部を拡げるとともに、引っ張り部の表面部によって前記下端部を押し上げるようにしてヘルメットを脱がせることを特徴とするヘルメット用脱帽装置。
  3. ヘルメット着用者があらかじめ被り、主に着用者以外の手によってヘルメットを脱がせるために用いるヘルメット用脱帽装置であって、
    ヘルメット着用者の頭部から顔面に亘って被るマスク部と、帯状の素材を用いた引っ張り部とからなり、
    引っ張り部は、少なくともマスク部における両頬部に対して固着されるとともに、その先端部がヘルメット着用時において該ヘルメットの下端部から垂れ下がるように構成され、
    ヘルメットを脱がせる際には、前記引っ張り部を左右方向に引き、ヘルメットの下端部を拡げるとともに、左右の引っ張り部の表面部で下端部を押し上げるようにしてヘルメットを脱がせることを特徴とするヘルメット用脱帽装置。
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