JP3903676B2 - 出力システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に出力装置およびクライアント装置が配され、クライアント装置から出力装置へ出力データを出力し得る出力システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク上に出力装置(プリンタ等)およびクライアント装置が配された出力システムでは、クライアント装置から出力装置へ出力データを出力することを可能とする為の環境設定をクライアント装置において行う必要がある。クライアント装置が出力装置を使用し得る環境に設定するに際して、そのクライアント装置は、出力装置の設置環境に関する環境情報(例えば、ネットワーク上のIPアドレス、出力装置の種類や機種、出力装置のオプション構成、等)を取得して、これらの環境情報に基づいて出力装置を使用する為の環境を設定する。しかし、これらの環境情報は一般ユーザにとってわかり難く、また、環境設定の作業に多大な工数が必要となる。このような問題点を解消すべく、特開平6−242903号公報には、クライアント装置より出力装置へ出力要求を行う際に該クライアント装置と該出力装置とを自動接続する発明が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示された発明では、出力要求の際にクライアント装置と出力装置とを自動接続するとはいっても、出力装置へ出力データを出力する際の出力形式に関する出力形式情報(例えば、片面印刷/両面印刷の別、カラー/モノクロの別、給紙トレイの指定、等)については、ユーザがクライアント装置において設定する必要がある。また、或るユーザが複数のクライアント装置を使用することが可能な環境下では、このような出力形式情報の設定を各クライアント装置毎に行う必要がある。したがって、クライアント装置が出力装置を所望の印刷形式で使用し得る環境に設定するには、依然として多大な工数が必要となる。
【0004】
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、クライアント装置が出力装置に対して出力データを所望の印刷形式で出力し得る環境に設定することが容易にできる出力システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る出力システムは、ネットワーク上に配されたクライアント装置から出力装置へ出力データを出力し得る出力システムであって、(1) 出力装置に関する情報である出力装置設定情報をユーザに対応付けて記憶する出力装置設定情報記憶手段と、(2) ユーザの識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、(3) ユーザ識別情報取得手段により取得された識別情報に基づいて、出力装置設定情報記憶手段により該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報を要求する出力装置設定情報要求手段と、(4) 出力装置設定情報要求手段からの要求に基づいて、該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報をクライアント装置へ送る出力装置設定情報管理手段と、(5) 出力装置設定情報管理手段により送られてきた出力装置設定情報に基づいて、クライアント装置を複数の出力装置のうち出力が許可されているものに出力データを出力することが可能な状態とする出力可能状態設定手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る出力システムによれば、出力装置に関する情報である出力装置設定情報がユーザに対応付けられて出力装置設定情報記憶手段により予め記憶されている。ユーザの識別情報がユーザ識別情報取得手段により取得される。そして、この取得された識別情報に基づいて、出力装置設定情報要求手段により、出力装置設定情報記憶手段により該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報の取得が要求される。
【0008】
この要求に基づいて、出力装置設定情報管理手段により、該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報がクライアント装置へ送られる。この送られてきた出力装置設定情報に基づいて、出力可能状態設定手段により、クライアント装置は、複数の出力装置のうち出力が許可されているものに出力データを出力することが可能な状態とされる。その後に、出力指示手段により、出力装置に対し出力データを出力するよう指示が出されることになる。
【0009】
ここで、出力装置設定情報とは、出力装置の設置環境に関する環境情報(例えば、ネットワーク上のIPアドレス、出力装置の種類や機種、出力装置におけるソータやステイプラ等のオプション構成、等)だけでなく、出力装置へ出力データを出力する際の出力形式に関する出力形式情報(例えば、片面印刷/両面印刷の別、カラー/モノクロの別、給紙トレイの指定、等)をも含む。この出力装置設定情報は、各ユーザ毎に存在し、各ユーザに対応付けられて記憶される。
【0010】
本発明に係る出力システムは、出力装置設定情報記憶手段により記憶される出力装置設定情報を編集する出力装置設定情報編集手段を更に備えることを特徴とする。この場合には、出力装置設定情報記憶手段により記憶される出力装置設定情報は、出力装置設定情報編集手段により編集される。ここで、編集とは、既に記憶されている出力装置設定情報の修正だけでなく、記憶されている出力装置設定情報の削除、新規に出力装置設定情報を作成して登録することをも含む。
【0011】
本発明に係る出力システムは、出力装置設定情報編集手段による出力装置設定情報の編集の可否をユーザに応じて制限する出力装置設定情報管理手段を更に備えることを特徴とする。この場合には、出力装置設定情報管理手段により、出力装置設定情報編集手段による出力装置設定情報の編集の可否がユーザに応じて制限される。このようにすることで、特定のユーザのみが出力装置設定情報の編集を許可されるので、記憶される出力装置設定情報を管理する上で好適となる。
【0012】
本発明に係る出力システムは、出力装置設定情報編集手段による出力装置設定情報の編集の可否を各項目毎に制限する出力装置設定情報管理手段を更に備えることを特徴とする。この場合には、出力装置設定情報管理手段により、出力装置設定情報編集手段による出力装置設定情報の編集の可否が各項目毎に制限される。このようにすることで、出力装置設定情報に含まれる各項目のうち特定の項目のみが編集を許可されるので、記憶される出力装置設定情報を管理する上で好適となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0014】
図1は、本実施形態に係る出力システム100の概略構成図である。この出力システム100は、クライアント装置110、サーバ装置120および出力装置130をネットワーク上に有するものである。出力装置130は、プリンタやプロッタ等である。
【0015】
クライアント装置110は、送受信手段111、ユーザ識別情報取得手段112、出力装置設定情報要求手段113、出力可能状態設定手段114、出力指示手段115および出力装置設定情報編集手段116を有する。送受信手段111は、ネットワークに対して各種のデータを送受信するためのインターフェースである。
【0016】
ユーザ識別情報取得手段112は、クライアント装置110からユーザが出力装置130へ出力データを出力しようとする際(例えばログイン時や出力要求時)に、そのユーザの識別情報を取得する。出力装置設定情報要求手段113は、ユーザ識別情報取得手段112により取得された識別情報に基づいて、サーバ装置120の出力装置設定情報記憶手段122により該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報を要求する。
【0017】
出力可能状態設定手段114は、サーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123により送られてきた出力装置設定情報に基づいて、クライアント装置110を出力装置130に出力データを出力することが可能な状態とする。出力指示手段115は、出力可能状態設定手段114がクライアント装置110を出力装置130に出力データを出力することが可能な状態とした後に、出力装置130に対し出力データを出力するよう指示する。出力装置設定情報編集手段116は、サーバ装置120の出力装置設定情報記憶手段122により記憶される出力装置設定情報を編集する。
【0018】
サーバ装置120は、送受信手段121、出力装置設定情報記憶手段122および出力装置設定情報管理手段123を有する。送受信手段121は、ネットワークに対して各種のデータを送受信するためのインターフェースである。出力装置設定情報記憶手段122は、出力装置設定情報をユーザに対応付けて記憶する。力装置設定情報管理手段123は、出力装置設定情報記憶手段122に記憶されている出力装置設定情報を管理し、また、クライアント装置110からの指示に基づいて出力装置設定情報を変更し、出力装置設定情報をクライアント装置110へ送る。また、出力装置設定情報管理手段123は、出力装置設定情報の編集の可否をユーザに応じて制限し、また、出力装置設定情報に含まれる各項目毎に編集の可否を制限する。
【0019】
なお、クライアント装置110のユーザ識別情報取得手段112は、本実施形態に係る出力制御方法のユーザ識別情報取得ステップの機能を果たすものである。クライアント装置110の出力装置設定情報要求手段113は、本実施形態に係る出力制御方法の出力装置設定情報要求ステップの機能を果たすものである。クライアント装置110の出力可能状態設定手段114は、本実施形態に係る出力制御方法の出力可能状態設定ステップの機能を果たすものである。クライアント装置110の出力指示手段115は、本実施形態に係る出力制御方法の出力指示ステップの機能を果たすものである。クライアント装置110の出力装置設定情報編集手段116は、本実施形態に係る出力制御方法の出力装置設定情報編集ステップの機能を果たすものである。サーバ装置120の出力装置設定情報記憶手段122は、本実施形態に係る出力制御方法の出力装置設定情報記憶ステップの機能を果たすものである。サーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123は、本実施形態に係る出力制御方法の出力装置設定情報管理ステップの機能を果たすものである。
【0020】
図2および図3は、本実施形態に係る出力システム100の出力装置設定情報記憶手段122に記憶される出力装置設定情報の説明図である。図2は、出力装置設定情報のうち、出力装置の設置環境に関する環境情報を示す。図3は、出力装置設定情報のうち、出力装置へ出力データを出力する際の出力形式に関する出力形式情報を示す。
【0021】
サーバ装置120の出力装置設定情報記憶手段122は、図2に示すように、出力装置名、IPアドレス、ドライバ名およびデフォルト設定状態を、環境情報として各出力装置毎に記憶している。また、出力装置設定情報記憶手段122は、図3に示すように、給紙トレイ、排出トレイ、印刷モード、カラーモードおよびフィニッシングを、出力形式情報としてユーザ毎に且つ出力装置毎に記憶している。また、出力装置設定情報記憶手段122は、出力形式情報の各項目毎にアクセス権(変更の可否、使用の可否)をも記憶している。図3は、或る特定のユーザAに対応して記憶されている出力形式情報を示す。
【0022】
この図に示した例では、ユーザAは、印刷装置aまたは印刷装置bを使用することが許可されているが、印刷装置cを使用することは禁止されている。ユーザAが印刷装置aを使用する場合には、排出トレイがMBXビン2であって変更不可であり、カラーモードがモノクロであって変更不可である。しかし、ユーザAが印刷装置aを使用する場合には、給紙トレイが標準に設定されているが変更可能であり、印刷モードが速度優先に設定されているが変更可能であり、フィニッシングが4upに設定されているが変更可能である。なお、4upとは、1つの物理ページ(用紙)に4つの論理ページを配置して印刷することを意味する。
【0023】
次に、本実施形態に係る出力システム100の動作について説明するとともに、本実施形態に係る出力制御方法について説明する。以下では、出力データの出力、出力装置設定情報の登録、および、出力装置設定情報の変更それぞれの動作について説明する。
【0024】
図4は、本実施形態に係る出力システム100および出力制御方法における出力データの出力の動作を説明するフローチャートである。或るユーザAがクライアント装置110よりログインする(ステップS10)と、クライアント装置110のユーザ識別情報取得手段112は、そのユーザAの識別情報を取得する(ステップS11)。クライアント装置110の出力装置設定情報要求手段113は、ユーザ識別情報取得手段112により取得された識別情報に基づいて、サーバ装置120の出力装置設定情報記憶手段122により該ユーザAに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報を取得するよう、送受信手段111および送受信手段121を介して出力装置設定情報管理手段123に対し要求する(ステップS12)。
【0025】
この要求に応えて、サーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123は、送られてきた識別情報に基づいてユーザAからの使用要求であることを認識し、出力装置設定情報記憶手段122により記憶されている出力装置設定情報のうちから該ユーザAに対応するものを検索し、この検索により得られた出力装置設定情報を、送受信手段121および送受信手段111を介してクライアント装置110へ送る(ステップS13)。
【0026】
クライアント装置110の出力可能状態設定手段114は、サーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123により送られてきた出力装置設定情報に基づいて、クライアント装置110を出力装置130に出力データを出力することが可能な状態とする(ステップS14)。このとき、出力可能状態設定手段114は、出力装置設定情報に含まれる環境情報に基づいて、クライアント装置110が出力装置130へ出力データを出力することができる状態に設定するとともに、出力装置設定情報に含まれる出力形式情報に基づいて、クライアント装置110が出力装置130へ出力データを出力する際の出力形式を設定する。そして、クライアント装置110の出力指示手段115は、出力装置130に対し出力データを出力するよう指示する(ステップS15)。
【0027】
図5は、本実施形態に係る出力システム100および出力制御方法における管理ユーザによる出力装置設定情報の登録の動作を説明するフローチャートである。出力装置設定情報の登録は、一般ユーザに許可されてはおらず、システム管理を行う管理ユーザに許可されているのが好適である。出力装置設定情報の登録が許可された管理ユーザがクライアント装置110よりログインする(ステップS20)と、クライアント装置110のユーザ識別情報取得手段112は、その管理ユーザの識別情報を取得する(ステップS21)。クライアント装置110の出力装置設定情報編集手段116は、ユーザ識別情報取得手段112により取得された識別情報とともにサーバ装置120の出力装置設定情報記憶手段122により記憶されている出力装置設定情報を取得する旨の要求を、送受信手段111および送受信手段121を介して出力装置設定情報管理手段123に対し送る(ステップS22)。
【0028】
この要求に応えて、サーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123は、送られてきた識別情報に基づいて管理ユーザからの編集要求であることを認識するとともに、その編集を許可する。そして、出力装置設定情報管理手段123は、出力装置設定情報記憶手段122により記憶されている出力装置設定情報を、送受信手段121および送受信手段111を介してクライアント装置110へ送る(ステップS23)。
【0029】
クライアント装置110の出力装置設定情報編集手段116は、サーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123により送られてきた出力装置設定情報を画面上に表示するとともに、管理ユーザによる編集(新規登録、修正、削除)を受け付ける(ステップS24)。このとき、管理ユーザは、出力装置設定情報のうちの環境情報を編集し、出力装置設定情報のうちの出力形式情報の各項目について一般ユーザに使用または変更を許可するか否かを指定し、また、出力形式情報の各項目のうち一般ユーザによる変更を禁止する項目の内容を編集する。管理ユーザによる編集が終了すると、出力装置設定情報編集手段116は、その編集された出力装置設定情報を、送受信手段111および送受信手段121を介してサーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123に対し送る(ステップS25)。そして、出力装置設定情報管理手段123は、送られてきた出力装置設定情報を出力装置設定情報記憶手段122に記憶させる(ステップS26)。
【0030】
図6は、本実施形態に係る出力システム100および出力制御方法における一般ユーザによる出力装置設定情報の変更の動作を説明するフローチャートである。或る一般のユーザAがクライアント装置110よりログインする(ステップS30)と、クライアント装置110のユーザ識別情報取得手段112は、そのユーザAの識別情報を取得する(ステップS31)。クライアント装置110の出力装置設定情報編集手段116は、ユーザ識別情報取得手段112により取得された識別情報とともにサーバ装置120の出力装置設定情報記憶手段122により記憶されている出力装置設定情報を取得する旨の要求を、送受信手段111および送受信手段121を介して出力装置設定情報管理手段123に対し送る(ステップS32)。
【0031】
この要求に応えて、サーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123は、送られてきた識別情報に基づいて一般のユーザAからの編集要求であることを認識して、そのユーザAに対応する出力装置設定情報の編集を許可する。そして、出力装置設定情報管理手段123は、出力装置設定情報記憶手段122により記憶されている出力装置設定情報のうちから該ユーザAに対応するものを検索し、この検索により得られた出力装置設定情報を、送受信手段121および送受信手段111を介してクライアント装置110へ送る(ステップS33)。
【0032】
クライアント装置110の出力装置設定情報編集手段116は、サーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123により送られてきた出力装置設定情報を画面上に表示するとともに、ユーザAによる編集を受け付ける(ステップS34)。このとき、一般のユーザAは、出力装置設定情報のうち変更が許可された項目のみ編集することが可能である。ユーザAによる編集が終了すると、出力装置設定情報編集手段116は、その編集された出力装置設定情報を、送受信手段111および送受信手段121を介してサーバ装置120の出力装置設定情報管理手段123に対し送る(ステップS35)。そして、出力装置設定情報管理手段123は、送られてきた出力装置設定情報を出力装置設定情報記憶手段122に更新記憶させる(ステップS36)。
【0033】
以上のように、本実施形態に係る出力システム100および出力制御方法では、出力装置130に関する情報である出力装置設定情報がユーザに対応付けられて出力装置設定情報記憶手段122により予め記憶されている。ユーザがクライアント装置110から出力装置130へ出力データを出力しようとする際に、そのユーザの識別情報がユーザ識別情報取得手段112により取得される。そして、この取得された識別情報に基づいて、出力装置設定情報要求手段113により、出力装置設定情報記憶手段122により該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報の取得が要求される。この要求に基づいて、出力装置設定情報管理手段123により、該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報が検索され、この検索により得られた出力装置設定情報がクライアント装置110へ送られる。この送られてきた出力装置設定情報に基づいて、出力可能状態設定手段114により、クライアント装置110は出力装置130に出力データを出力することが可能な状態とされる。その後、出力指示手段115により、出力装置130に対し出力データを出力するよう指示が出される。
【0034】
このように、本実施形態では、ユーザがクライアント装置110から出力装置130へ出力データを出力する際に、クライアント装置110は、出力装置130の設置環境に関する環境情報を取得するだけでなく、出力装置130へ出力データを出力する際の出力形式に関する出力形式情報をも取得し、これらの情報に基づいて、出力装置130に対して出力データを所望の印刷形式で出力し得る環境に設定することが容易にできる。
【0035】
また、或るユーザが複数のクライアント装置を使用することが可能な環境下であっても、各クライアント装置では、既に記憶されている出力装置設定情報(環境情報および出力形式情報を含む)を取得して、出力装置130に対して出力データを所望の印刷形式で出力し得る環境に設定することが容易にできる。
【0036】
また、出力装置設定情報編集手段116により変更された出力装置設定情報は、その変更された内容が出力装置設定情報記憶手段122により記憶される。その後にユーザが出力しようとするときには、クライアント装置では、その変更されて記憶された出力装置設定情報を取得して、出力装置130に対して出力データを所望の印刷形式で出力し得る環境に設定することが容易にできる。
【0037】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。上記実施形態では、ネットワーク上にクライアント装置、サーバ装置および印刷装置が存在するものとして説明したが、これに限られない。例えば、サーバ装置と印刷装置とが一体であってもよいし、或るクライアント装置とサーバ装置とが一体であってもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したとおり、本発明に係る出力システムによれば、出力装置に関する情報である出力装置設定情報がユーザに対応付けられて出力装置設定情報記憶手段により予め記憶されている。ユーザの識別情報がユーザ識別情報取得手段により取得される。そして、この取得された識別情報に基づいて、出力装置設定情報要求手段により、出力装置設定情報記憶手段により該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報の取得が要求される。この要求に基づいて、出力装置設定情報管理手段により、該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報がクライアント装置へ送られる。この送られてきた出力装置設定情報に基づいて、出力可能状態設定手段により、クライアント装置は、複数の出力装置のうち出力が許可されているものに出力データを出力することが可能な状態とされる。
【0039】
このように、ユーザがクライアント装置から出力装置へ出力データを出力する際に、クライアント装置は、出力装置の設置環境に関する環境情報を取得するだけでなく、出力装置へ出力データを出力する際の出力形式に関する出力形式情報をも取得し、これらの情報に基づいて、出力装置に対して出力データを所望の印刷形式で出力し得る環境に設定することが容易にできる。また、或るユーザが複数のクライアント装置を使用することが可能な環境下であっても、各クライアント装置は、既に記憶されている出力装置設定情報(環境情報および出力形式情報を含む)を取得して、複数の出力装置のうち出力が許可されているものに対して出力データを所望の印刷形式で出力し得る環境に設定することが容易にできる。
【0040】
また、出力装置設定情報記憶手段により記憶される出力装置設定情報は、出力装置設定情報編集手段により編集されるのが好適である。そして、出力装置設定情報管理手段により、出力装置設定情報編集手段による出力装置設定情報の編集の可否がユーザに応じて制限されるのが好適である。また、出力装置設定情報管理手段により、出力装置設定情報編集手段による出力装置設定情報の編集の可否が各項目毎に制限されるのが好適である。このようにすることで、特定のユーザのみが出力装置設定情報の編集を許可され、或いは、出力装置設定情報に含まれる各項目のうち特定の項目のみが編集を許可されるので、記憶される出力装置設定情報を管理する上で好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る出力システムの概略構成図である。
【図2】本実施形態に係る出力システムの出力装置設定情報記憶手段に記憶される出力装置設定情報の説明図である。
【図3】本実施形態に係る出力システムの出力装置設定情報記憶手段に記憶される出力装置設定情報の説明図である。
【図4】本実施形態に係る出力システムおよび出力制御方法における出力データの出力の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本実施形態に係る出力システムおよび出力制御方法における管理ユーザによる出力装置設定情報の登録の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本実施形態に係る出力システムおよび出力制御方法における一般ユーザによる出力装置設定情報の変更の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100…出力システム、110…クライアント装置、111…送受信手段、112…ユーザ識別情報取得手段、113…出力装置設定情報要求手段、114…出力可能状態設定手段、115…出力指示手段、116…出力装置設定情報編集手段、120…サーバ装置、121…送受信手段、122…出力装置設定情報記憶手段、123…出力装置設定情報管理手段、130…出力装置。

Claims (4)

  1. ネットワーク上に配されたクライアント装置から出力装置へ出力データを出力し得る出力システムであって、
    前記出力装置に関する情報である出力装置設定情報をユーザに対応付けて記憶する出力装置設定情報記憶手段と、
    ユーザの識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    前記ユーザ識別情報取得手段により取得された識別情報に基づいて、前記出力装置設定情報記憶手段により該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報を要求する出力装置設定情報要求手段と、
    前記出力装置設定情報要求手段からの要求に基づいて、該ユーザに対応付けられて記憶されている出力装置設定情報を前記クライアント装置へ送る出力装置設定情報管理手段と、
    前記出力装置設定情報管理手段により送られてきた出力装置設定情報に基づいて、前記クライアント装置を複数の出力装置のうち出力が許可されているものに出力データを出力することが可能な状態とする出力可能状態設定手段と、
    を備えることを特徴とする出力システム。
  2. 前記出力装置設定情報記憶手段により記憶される出力装置設定情報を編集する出力装置設定情報編集手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の出力システム。
  3. 前記出力装置設定情報編集手段による出力装置設定情報の編集の可否をユーザに応じて制限する出力装置設定情報管理手段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の出力システム。
  4. 前記出力装置設定情報編集手段による出力装置設定情報の編集の可否を各項目毎に制限する出力装置設定情報管理手段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の出力システム。
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