JP3903565B2 - オブジェクト−キー関連度付与方法およびオブジェクト−キー関連度自動付与装置 - Google Patents
オブジェクト−キー関連度付与方法およびオブジェクト−キー関連度自動付与装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、オブジェクトおよびキーを保存する場合に、オブジェクトにこのオブジェクトと各キーとの関連度を自動的に付与するオブジェクト−キー関連度付与方法、および、この方法を用いたオブジェクト−キー関連度自動付与装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報処理分野の発展はめざましく、特にパーソナル・コンピュータ等の性能が向上したことによって、ビジネス分野等の特定用途のみならず、コンシューマ等の一般ユーザにおいても、画像や文書を入力装置で取り込んでキーワード等の付加情報と共に登録管理し、必要に応じて検索して出力装置によって印字する画像データベース装置や電子ファイルング装置が普及してきている。
【0003】
ところで、上記付加情報としてキーワードを用いた場合には、ユーザは個々の登録キーワードを覚えておく必要がある。また、どのようなキーワードを付加するかは個々のユーザの主観によって異なる。そのために、同じイメージの画像や文書であっても異なるキーワードが付加されている場合には、一つのキーワードのみでは同じイメージの画像や文書を総て検索することはできない。そこで、画像や文書を、その画像や文書が持つイメージで検索する方法がある。
【0004】
このような情報処理装置の一つとして、キー(印象語やイメージキーワード等)と画像との関連度を定義しておき、画像検索時には、上記キーと関連度とを検索条件として、オペレータが抱くイメージに近い画像を検索する情報処理装置が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記情報処理装置の場合には、登録対象の総ての画像に対して印象語やイメージキーワード等でなるキーの他に各画像とキーとの関連度を予め設定しておく必要がある。そして、上記キーおよび関連度の設定は、逐次ユーザがマニュアルで設定するようになっている。したがって、これらのキーおよび関連度のマニュアル設定を登録対象の画像の数だけ繰り返さなければならず、登録対象の画像数やキーの数が多くなれば画像データ登録作業が非常に困難であという問題がある。
【0006】
そこで、この発明の目的は、簡単にオブジェクト−キー間の関連度を付与できるオブジェクト−キー関連度付与方法、および、この方法を用いたオブジェクト−キー関連度自動付与装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明のオブジェクト−キー関連度付与方法は、
コンピュータにより、キーと、このキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけてキー格納部に登録しておき、
上記コンピュータにより、キーが付与されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と、上記参照されるオブジェクトの特徴量とから、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、
上記コンピュータにより、登録対象のオブジェクトの特徴量を算出し、
上記コンピュータにより、上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいてイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて上記キー格納部を参照して上記登録対象のオブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出し、
上記コンピュータにより、上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に格納することを特徴としている。
【0008】
上記構成によれば、キーが付与されているオブジェクトを参照してキーのイメージ量とオブジェクトの特徴量との関係式が導出され、この導出された関係式と登録するオブジェクトの特徴量とキー格納部とに基づいて上記登録するオブジェクトと既に上記キー格納部に登録されている各キーとの関連度が算出される。したがって、予め、キーとこのキーのイメージ量とを互いに対応づけて上記キー格納部に登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録対象オブジェクトと既登録キーとの関連度が当該登録対象オブジェクトに付与される。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、
請求項1に係る発明のオブジェクト−キー関連度付与方法において、
上記関係式は、上記参照されるn個のオブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、上記コンピュータにより、多変量解析によって導出することを特徴としている。
【0010】
上記構成によれば、上記多変量解析をコンピュータ処理で行うことによって、上記関係式が簡単に導出される。
【0011】
また、請求項3に係る発明のオブジェクト−キー関連度自動付与装置は、
キーと、このキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけて登録するキー格納部と、
登録されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と上記参照されるオブジェクトの特徴量とに基づいて、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、この導出された関係式を関係式格納部に格納する関係式導出部と、
登録対象のオブジェクトの特徴量を算出する特徴量算出部と、
上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいてイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて上記キー格納部を参照して上記登録対象のオブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出する関連度算出部と、
上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に登録するオブジェクト登録部を備えたことを特徴している。
【0012】
上記構成によれば、既に登録されているオブジェクトが参照されて、関係式導出部によって上記イメージ量と特徴量の関係式が導出される。そして、新たにオブジェクトを登録する場合には、先ず、特徴量算出部によって登録対象のオブジェクトの特徴量が算出される。次に、関連度算出部によって、上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいてイメージ量が求められ、このイメージ量に基づいてキー格納部が参照されて登録対象オブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度が算出される。こうして、予め、キーのイメージ量と当該キーを互いに対応づけて上記キー格納部に登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録するオブジェクトと既に登録されているキーとの関連度が当該登録対象オブジェクトに付与される。
【0013】
また、請求項4に係る発明は、
請求項3に係る発明のオブジェクト−キー関連度自動付与装置において、
上記関係式導出部は、上記参照されるn個のオブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、多変量解析によって上記関係式を導出するようになっていることを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、上記多変量解析をコンピュータ処理で行うことによって、上記関係式が簡単に導出される。
【0015】
また、請求項5に係る発明のプログラム記憶媒体は、
キーとこのキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけてキー格納部に登録するステップと、
キーが付与されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と、上記参照されるオブジェクトの特徴量とから、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出するステップと、
登録対象のオブジェクトの特徴量を算出するステップと、
上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいてイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて上記キー格納部を参照して上記登録対象のオブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出するステップと、
上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に格納するステップ
をコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記憶したことを特徴としている。
【0016】
上記構成によれば、キーが付与されているオブジェクトを参照してキーのイメージ量と特徴量との関係式を導出し、この導出された関係式と登録するオブジェクトの特徴量とに基づいて登録するオブジェクトのイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいてキー格納部を参照して、上記登録するオブジェクトと既に上記キー格納部に登録されている各キーとの関連度が算出される。したがって、予め、キーとこのキーのイメージ量とを互いに対応づけて上記キー格納部に登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録対象オブジェクトと既登録キーとの関連度が当該登録対象オブジェクトに付与される。
【0017】
また、請求項6に係る発明は、
請求項5に係る発明のプログラム記憶媒体において、
上記関係式を導出するステップでは、上記参照されるn個のオブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、上記コンピュータにより、多変量解析によって上記関係式を導出することを特徴としている。
【0018】
上記構成によれば、上記イメージ量と特徴量との関係式が多変量解析によって簡単に導出される。
【0019】
また、請求項7に係る発明のオブジェクト−キー関連度付与方法は、
コンピュータにより、キーと、このキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけてキー格納部に登録しておき、
上記コンピュータにより、キーが付与されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と、上記参照されるオブジェクトの特徴量とから、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、
上記コンピュータにより、登録対象のオブジェクトの特徴量を算出し、
上記コンピュータにより、上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいて登録対象のオブジェクトに関するイメージ量を求め、
上記コンピュータにより、上記キー格納部を参照して、上記登録対象のオブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーのイメージ量との距離を上記登録対象のオブジェクトと各登録キーとの関連度として算出し、
上記コンピュータにより、上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に格納する
ことを特徴としている。
【0020】
上記構成によれば、キーが付与されているオブジェクトを参照してキーのイメージ量と オブジェクトの特徴量との関係式が導出され、この導出された関係式と登録するオブジェクトの特徴量とキー格納部とに基づいて上記登録するオブジェクトと既に上記キー格納部に登録されている各キーとの関連度が算出される。したがって、予め、キーとこのキーのイメージ量とを互いに対応づけて上記キー格納部に登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録対象オブジェクトと既登録キーとの関連度が当該登録対象オブジェクトに付与される。
【0021】
また、請求項8に係る発明のオブジェクト−キー関連度自動付与装置は、
キーと、このキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけて登録するキー格納部と、
登録されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と上記参照されるオブジェクトの特徴量とに基づいて、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、この導出された関係式を関係式格納部に格納する関係式導出部と、
登録対象のオブジェクトの特徴量を算出する特徴量算出部と、
上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいて登録対象のオブジェクトに関するイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて、上記キー格納部を参照して、上記登録対象のオブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーのイメージ量との距離を上記登録対象のオブジェクトと各登録キーとの関連度として算出する関連度算出部と、
上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に登録するオブジェクト登録部
を備えたことを特徴としている。
【0022】
上記構成によれば、既に登録されているオブジェクトが参照されて、関係式導出部によって上記イメージ量と特徴量の関係式が導出される。そして、新たにオブジェクトを登録する場合には、先ず、特徴量算出部によって登録対象のオブジェクトの特徴量が算出される。次に、関連度算出部によって、上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいてイメージ量が求められ、このイメージ量に基づいてキー格納部が参照されて登録対象オブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度が算出される。こうして、予め、キーのイメージ量と当該キーを互いに対応づけて上記キー格納部に登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録するオブジェクトと既に登録されているキーとの関連度が当該登録対象オブジェクトに付与される。
【0023】
また、請求項9に係る発明のプログラム記憶媒体は、
キーとこのキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけてキー格納部に登録するステップと、
キーが付与されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と、上記参照されるオブジェクトの特徴量とから、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出するステップと、
登録対象のオブジェクトの特徴量を算出するステップと、
上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいて登録対象のオブジェクトに関するイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて、上記キー格納部を参照して、上記登録対象のオブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーのイメージ量との距離を上記登録対象のオブジェクトと各登録キーとの関連度として算出するステップと、
上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に格納するステップ
をコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記憶したことを特徴としている。
【0024】
上記構成によれば、キーが付与されているオブジェクトを参照してキーのイメージ量と特徴量との関係式を導出し、この導出された関係式と登録するオブジェクトの特徴量とに基づいて登録するオブジェクトのイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいてキー格納部を参照して、上記登録するオブジェクトと既に上記キー格納部に登録されている各キーとの関連度が算出される。したがって、予め、キーとこのキーのイメージ量とを互いに対応づけて上記キー格納部に登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録対象オブジェクトと既登録キーとの関連度が当該登録対象オブジェクトに付与される。
【0025】
尚、ここで、上記「オブジェクト」とは、検索装置のような情報処理装置によって保存されるべき主体となる電子情報(例えば、テキストデータや画像データや音声データ)、あるいは、これらをまとめたフォルダ等を意味する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態のオブジェクト−キー関連度自動付与装置が搭載された検索装置の機能ブロック図である。尚、本実施の形態においては、上記「オブジェクト」として画像データを用い、上記「キー」としてキーワードを用いている。
【0027】
入力部1からは、画像データ格納部6に格納する画像データや検索条件や各種の指示等が入力される。キーワード登録処理部2は、入力部1から入力された検索条件の一つであるキーワードと後に詳述するイメージ量とを、互いに対応づけてキーワード格納部3に登録する。画像データ登録処理部5は、上記入力部1から入力された画像データにキーワード格納部3に登録された各キーワードとの関連度を自動的に付与して画像データ格納部6に登録する。さらに、入力部1から入力された画像データとキーワードとを対応づけて参照用の画像として参照画像格納部8に格納する。
【0028】
自動関連度設定関数導出処理部51は、上記入力部1から指定されて参照画像格納部8から読み出された参照画像のキーワードに基づいて、後に詳述するようにして、登録対象画像に既登録キーワードとの関連度を自動的に付与するための(つまり、自動関連度設定処理を行うための)関数(以下、自動関連度設定関数と言う)を導出して自動関連度設定関数格納部52に格納する。
【0029】
上記画像データ登録処理部5は、特徴量算出部53と関連度算出部54を有している。特徴量算出部53は、入力部1から入力された登録対象の画像データに基づいて当該画像の特徴量を算出する。そして、関連度算出部54は、上記算出された特徴量と上記自動関連度設定関数とに基づいて、当該登録対象画像とキーワード格納部3に登録されている各既登録キーワードとの関連度を算出する。
【0030】
画像データ検索処理部7は、上記入力部1から設定されたキーワードを検索条件として、画像データ格納部6に登録された画像データの中から上記検索条件に適合する画像データを検索する。そして、検索された候補画像の画像データに基づいて候補画像を表示部9に表示する。尚、上記候補画像以外のメユー画面等の表示は、上記画像データ表示処理部7とは異なる表示処理部(図示せず)によって行われる。
【0031】
すなわち、本実施の形態においては、上記画像データ登録処理部5で上記オブジェクト登録部を構成し、自動関連度設定関数導出処理部51で上記関係式導出部を構成し、自動関連度設定関数格納部52で上記関係式格納部を構成するのである。
【0032】
また、図2および図3は、図1の機能を実現するハードウェア構成を示す図である。本検索装置は、図2に示すように、CPU(中央演算処理装置)が搭載されて検索装置全体の動作を制御する制御装置11を中心として、CRT(陰極線管)12,キーボード13,マウス14,フロッピーディスクドライブ15b,ハードディスク装置16,プリンタ17,スキャナ18,CD−ROMドライブ19b,スピーカ20およびマイクロフォン21等によって構成される。
【0033】
上記CRT12には、検索された画像や、文字情報等の操作に必要な各種情報が表示される。キーボード13およびマウス14は、各種入力操作や指示操作の際に使用される。フロッピーディスク15aは、制御装置11のフロッピーディスクドライブ15bに装着されてデータが記憶再生される。ハードディスク装置16は、画像データやキーワードを記憶する。プリンタ17は、画像データに基づく画像や画像編成によって作成した図面等を用紙上に出力する。スキャナ18は、シート状の原稿上の画像を読み取って画像データを出力する。CD−ROM19aは、画像データを所定のフォーマット形式で格納しており、CD−ROMドライブ19bに装着されて画像データが再生される。スピーカ20は音声出力を行い、マイクロフォン21は音声入力を行う。ここで、スキャナ18およびCD−ROMドライブ19bによって読み取られた画像データはハードディスク装置16に記憶される。尚、スキャナ18,CD−ROMドライブ19b,スピーカ20およびマイクロフォン21は、制御装置11に内蔵して一体に構成してもよい。
【0034】
図3は、図2を上記制御装置11に搭載されたCPUを中心としたブロック図で表現している。上記CPU25としては、例えばインテル社製の品番i80486DX等を用いる。そして、CPU25には、データバス26を介して、本検索装置を制御するプログラムが格納されるROM(リード・オンリ・メモリ)28、各種データおよびプログラムが格納されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)29、画像あるいは文字等をCRT12に表示する表示制御回路30、キーボード13からの入力を転送制御するキーボード制御回路31、マウス14からの入力を転送制御するマウス制御回路32、フロッピーディスクドライブ15bを制御するフロッピーディスクドライブ制御回路33、ハードディスク装置16を制御するハードディスク制御回路34、プリンタ17の出力動作を制御するプリンタ制御回路35、スキャナ18の画像入力動作を制御するスキャナ制御回路36、CD−ROMドライブ19bを制御するCD−ROMドライブ制御回路37、スピーカ20の音声出力を制御するスピーカ制御部38、および、マイクロフォン21からの音声入力を制御するマイクロフォン制御回路39が接続される。
【0035】
また、上記CPU25には、本検索装置を動作させるのに必要な基準クロックを発生するためのクロック27が接続され、さらに、データバス26を介して各種拡張ボードを接続するための拡張スロット40が接続される。ここで、上記拡張スロット40にSCSIボードを接続し、このSCSIボードを介して、フロッピーディスクドライブ15b、ハードディスク装置16、スキャナ18、CD−ROMドライブ19b等を接続してもよい。
【0036】
すなわち、本実施の形態においては、上記入力部1をキーボード13,マウス14,ハードディスク装置16,スキャナ18およびCD−ROMドライブ19bで構成し、画像データ格納部6および参照画像格納部8をフロッピーディスク15aおよびハードディスク装置16で構成し、キーワード格納部3及び自動関連度設定関数格納部52をRAM29で構成し、表示部9をCRT12で構成し、キワード登録処理部2,画像データ登録処理部5,画像データ検索処理部7,自動関連度設定関数導出処理部51をCPU25で構成しているのである。
【0037】
本実施の形態においては、上述のように、上記画像データ格納部6をフロッピーディスク15aおよびハードディスク装置16で構成しているが、光磁気ディスク装置等の他の記憶媒体を用いても差し支えない。また、入力部1のうち画像データの入力部をハードディスク装置16,スキャナ18およびCD−ROMドライブ19bで構成しているが、スチルビデオカメラやディジタルカメラ等の他の入力装置を用いてもよい。また、プリンタ17の代わりにディジタル複写機等の他の出力装置を用いてもよい。
【0038】
また、本検索装置では、画像データ登録処理,キーワード登録処理,自動関連度設定関数導出処理等のプログラムをROM28に記憶するようにしている。しかしながら、上記プログラムの一部あるいは全部をフロッピーディスク15aやハードディスク装置16等の外部記憶媒体に保管しておき、必要に応じて上記プログラムをRAM29に読み込ませるようにしても差し支えない。
【0039】
上記構成を有する検索装置は、以下のように動作する。図4は、上記ROM28に格納されたプログラムに基づいてCPU25による制御の下に実行される基本処理動作のフローチャートである。以下、図1および図4に従って、本検索装置の基本処理動作について説明する。
【0040】
本検索装置の電源が投入されて上記プログラムが起動すると、基本処理動作がスタートする。そして、ステップS1で、以下の処理において必要なフラグやレジスタ等のイニシャライズ、および、表示部9への初期画面表示等の初期設定処理が行われる。ステップS2で、上記表示部9に表示された初期画面からジョブメニュー「検索」が選択されたと判別されるとステップS3に進み、そうでなければステップS4に進む。
【0041】
ステップS3で、上記選択されたジョブメニュー「検索」に従って、画像データ格納部6から所望の画像データを検索して表示部9に表示する検索処理が実行される。この検索処理では、ユーザが検索キーワードと曖昧度とを指定することにより、その検索キーワードとの関連度が上記曖昧度以内である画像が検索される。そうした後、ステップS13に進む。尚、上記検索処理は、画像データ検索処理部7によって行われる。ステップS4で、上記表示部9に表示された初期画面からジョブメニュー「データ登録」が選択されたと判別されるとステップS5に進み、そうでなければステップS6に進む。ステップS5で、上記選択されたジョブメニュー「データ登録」に従って、入力部1から入力された画像データを取り込んで、この画像データに既登録キーワードとの関連度を付与して画像データ格納部6に登録するが又はキーワードと対応づけて参照画像格納部8に登録する画像データ登録処理が実行される。そうした後、ステップS13に進む。尚、上記画像データ登録処理は、画像データ登録処理部5によって行われる。
【0042】
ステップS6で、上記表示部9に表示された初期画面からジョブメニュー「キーワード登録」が選択されたと判別されるとステップS7に進み、そうでなければステップS8に進む。ステップS7で、上記選択されたジョブメニュー「キーワード登録」に従って、入力部1から入力されたキーワードを上記イメージ量と共にキーワード格納部3に登録するキーワード登録処理が実行される。そうした後に、ステップS13に進む。尚、キーワード登録処理は、キーワード登録処理部2によって行われる。
【0043】
ステップS8で、上記表示部9に表示された初期画面からジョブメニュー「自動関連度設定関数導出」が選択されたと判別されるとステップS9に進み、そうでなければステップS10に進む。ステップS9で、上記選択されたジョブメニュー「自動関連度設定関数導出」に従って、上記自動関連度設定関数を導出する自動関連度設定関数導出処理が実行される。そうした後に、ステップS13に進む。尚、自動関連度設定関数導出処理は、自動関連度設定関数導出処理部51によって行われる。
【0044】
ステップS10で、上記表示部9に表示された初期画面からジョブメニュー「その他のメニュー」が選択されたと判別されるとステップS11に進み、そうでなければステップS12に進む。ステップS11で、上記選択されたジョブメニュー「その他のメニュー」に従って、検索画像のプリントアウト等のその他のメニュー処理が実行される。そうした後、ステップS13に進む。
【0045】
ステップS12で、上記表示部9に表示された初期画面から「終了」が選択されたか否かが判別される。その結果、「終了」が選択されていれば基本処理動作を終了する一方、そうでなければ、ステップS13に進む。ステップS13で、その他の処理が実行される。そうした後、上記ステップS2に戻って次のメニュー処理に移行する。そして、上記ステップS12において「終了」が選択されると基本処理動作を終了する。
【0046】
以下、上記「キーワード登録処理」,「自動関連度設定関数導出処理」および「画像データ登録処理」について詳細に説明する。尚、「検索処理」および「その他のメニュー処理」等については、この発明とは直接関係ないので詳細な説明は省略する。
【0047】
図5は、図4に示す基本処理動作におけるステップS7において、上記キーワード登録処理部2によって実行されるキーワード登録処理サブルーチンのフローチャートである。以下、図5に従って、キーワード登録処理動作について詳細に説明する。図4に示す基本処理動作のメインルーチンの上記ステップS6においてジョブメニュー「キーワード登録」が選択されたと判別されると、キーワード登録処理サブルーチンがスタートする。
【0048】
ステップS21で、上記入力部1から入力されたキーワードが取り込まれる。ステップS22で、同様に上記入力部1から入力されたイメージ量が取り込まれる。ここで、上記イメージ量とは、キーワードの語感をある尺度で数値化した値である。例えば、図6は、16種のキーワードの語感を「ハード:0←→ソフト:15」という尺度で数値化した結果であり、キーワード「ロマンチック」のイメージ量は「12」、キーワード「深みのある」のイメージ量は「4」と数値化されている。ステップS23で、上記入力されたキーワードが、同じく入力されたイメージ量と対応づけられてキーワード格納部3に登録される。ステップS24で、ユーザとの対話によって、キーワード登録処理を終了するか否かが判別される。その結果、終了でなければ上記ステップS21に戻って次のキーワードの登録に移行する。一方、終了であればキーワード登録処理サブルーチンを終了して、図4に示す基本処理動作のメインルーチンにリターンする。
【0049】
こうして、上記キーワード格納部3に登録されるキーワードにイメージ量を定義することによって、後に詳述するようにして画像の特徴量から推定した画像のイメージ量とキーワード格納部3に格納された各キーワードのイメージ量との関連度を求めることによって、登録画像の特徴量から既登録キーワードとの関連度を自動的に設定するのである。尚、図6に示すイメージ量はほんの一例であり、同様にして、種々のキーワードのイメージ量を種々の尺度によって設定するのである。
【0050】
図7は、図4に示す基本処理動作におけるステップS9において、上記自動関連度設定関数導出処理部51によって実行される自動関連度設定関数導出処理サブルーチンのフローチャートである。以下、図1および図7に従って、自動関連度設定関数導出処理動作について詳細に説明する。図4に示す基本処理動作のメインルーチンの上記ステップS8においてジョブメニュー「自動関連度設定関数導出」が選択されたと判別されると、自動関連度設定関数導出処理サブルーチンがスタートする。
【0051】
ステップS31で、ユーザとの対話によって、上記参照画像格納部8に登録されている画像データの中から参照する画像(以下、参照画像と言う)が指定される。この参照画像の指定方法は特に限定されるものではなく、例えば、参照画像格納部8に登録されている総ての画像データの画像データ名を表示部9に一覧表示して、入力部1で指定するようにすればよい。また、全登録画像を参照してもよいし、自動的にランダムに所定個数の登録画像を選択して参照してもよい。ステップS32で、上記参照画像格納部8が参照されて、上記指定された参照画像に付与されているキーワードが読み出される。そして、キーワード格納部3が参照されて、上記読み出されたキーワードのイメージ量が求められる。
【0052】
ステップS33で、上記指定された参照画像の特徴量が求められる。この場合の特徴量としては、例えば、明度,色相,彩度等の色に関する特徴量、直線含有率や円形含有率等の輪郭の特徴や形状の特徴に関する特徴量等、種々の特徴量が考えられるが、特に限定するものではない。
【0053】
ステップS34で、上記ステップS31において指定された夫々の参照画像に関して、上記ステップS32において求められたイメージ量と上記ステップS33において求められた特徴量との関係式である自動関連度設定関数を多変量解析によって導出する。尚、上記多変量解析は特に限定するものではなく、例えば重回帰分析等が考えられる。但し、この自動関連度設定関数の導出は、同じ尺度のイメージ量毎に行われる。ステップS35で、上記導出された自動関連度設定関数が自動関連度設定関数格納部52に格納される。そうした後、自動関連度設定関数導出処理サブルーチンを終了して、図4に示す基本処理動作のメインルーチンにリターンする。
【0054】
以下、上記重回帰分析によって自動関連度設定関数を導出する場合の具体例を述べる。図8は、上記自動関連度設定関数導出処理サブルーチンの上記ステップS32においてn個の参照画像から求められたイメージ量と、上記ステップS33において同じn個の参照画像からp(=5)個ずつ求められた特徴量とを示す。例えば、1番目の参照画像の画像データには、キーワード「力強い」が付与されており、このキーワード「力強い」のイメージ量は「2.00(図6参照)」である。また、画像データに基づいて得られた当該参照画像の5つの特徴量は、夫々「8.00」,「5.00」,「10.00」,「4.00」および「20.00」である。
【0055】
そして、こうして求められたn個のイメージ量を目的変数yとし、n個の第1特徴量を説明変数x1とし、n個の第2特徴量を説明変数x2とし、n個の第3特徴量を説明変数x3とし、n個の第4特徴量を説明変数x4とし、n個の第5特徴量を説明変数x5として重回帰分析を行い、重回帰式
y=a0+a1x1+a2x2+a3x3+a4x4+a5x5
を求めて自動関連度設定関数とするのである。尚、a0,a1,a2,a3,a4,a5は回帰係数である。尚、ここで、相関係数γが悪い場合(例えば、γ<0.75)には、その旨を表示部9で警告し、参照画像の変更を促したり、自動キー付け関数の導出不可を表示するようにしてもよい。
【0056】
図7に示す自動関連度設定関数導出処理サブルーチンにおいては、キーワードが付加されて上記参照画像格納部8に登録されている画像データを参照して自動関連度設定関数を導出しているが、既に登録キーワードとの関連度が付加されて画像データ格納部6に格納されている画像データを参照して導出することも可能である。図9は、その場合の自動関連度設定関数導出サブルーチンのフローチャートである。以下、この自動関連度設定関数導出処理動作について説明する。
【0057】
ステップS41で、ユーザとの対話によって、上記画像データ格納部6に登録されている画像データの中から参照する参照画像が指定される。ステップS42で、上記画像データ格納部6が参照されて、上記指定された各参照画像に付与されているキーワードとそのキーワードとの関連度が読み出される。そして、キーワード格納部3が参照されて、各参照画像の関連度と既登録キーワードのイメージ量とに基づいて上記各参照画像のイメージ量が求められる。
【0058】
ステップS43で、上記各参照画像の特徴量が求められる。ステップS44で、上記ステップS42において求められたイメージ量と上記ステップS43において求められた特徴量との関係式である自動関連度設定関数を、多変量解析によって導出する。ステップS45で、上記導出された自動関連度設定関数が自動関連度設定関数格納部52に格納される。そうした後、自動関連度設定関数導出処理サブルーチンを終了して、図4に示す基本処理動作のメインルーチンにリターンする。
【0059】
このように、上記参照画像として画像データ格納部6に登録されている画像を利用することによって、上記関連度算出時に参照される専用の画像を作成して参照画像格納部8に登録しておく必要がなくなる。したがって、専用の参照用画像の作成に要する時間と格納しておくメモリ領域とを節約できるのである。
【0060】
図10は、図4に示す基本処理動作におけるステップS5において、上記特徴量算出部53および関連度算出部54を有する画像データ登録処理部5によって実行される画像データ登録処理サブルーチンのフローチャートである。以下、図10に従って、画像データ登録処理動作について詳細に説明する。図4に示す基本処理動作のメインルーチンの上記ステップS4においてジョブメニュー「データ登録」が選択されたと判別されると、画像データ登録処理サブルーチンがスタートする。
【0061】
ステップS51で、新規に画像データを登録する「新規入力」が、ユーザによって入力部1から指定されている否かが判別される。その結果、指定されていればステップS52に進み、指定されていなければステップS53に進む。ステップS52で、後に詳述する画像データ取り込み処理が実行される。そうした後、ステップS54に進む。ステップS53で、既存の画像データが選択されて読み出される。
【0062】
ステップS54で、ユーザとの対話によって、上記参照画像格納部8への参照画像(自動関連度設定関数導出用の画像)の登録であるか否かが判別される。その結果、参照画像の登録であればステップS62に進み、そうでなければステップS55に進む。ステップS55で、ユーザとの対話によって、登録モードが、登録対象画像データに登録キーワードとの関連度を自動的に付加して登録する自動関連度設定モードであるか否かが判別される。その結果、自動関連度設定モードであればステップS56に進み、そうでなければステップS59に進む。ステップS56で、特徴量算出部53によって、ステップS52において取り込まれた新規の画像データあるいは上記ステップS53で読み出された既存の画像データから、特徴量が算出される。尚、上記特徴量は、自動関連度設定関数導出処理サブルーチンにおける上記ステップS33で求められる特徴量と同じ特徴量である。
【0063】
ステップS57で、上記関連度算出部54によって、自動関連度設定関数格納部52に格納されている自動関連度設定関数が読み出され、この読み出された自動キ関連度設定関数の変数x1〜x5に上記ステップS56において求められた特徴量が代入されて上記イメージ量yが求められる。ステップS58で、上記求められたイメージ量yとキーワード格納部3に格納された各キーワードのイメージ量との距離が、登録対象画像と各キーワードとの関連度として算出される。そうした後に、ステップS61に進む。
【0064】
ステップS59で、ユーザとの対話によって、上記入力部1から設定された登録画像のイメージ量が取り込まれる。ステップS60で、上記取り込まれたイメージ量とキーワード格納部3に格納された各キーワードのイメージ量との距離が、登録画像と各キーワードとの関連度として算出される。ステップS61で、上記算出された各関連度と共に、登録対象の画像データが画像データ格納部6に格納される。その後、画像データ登録処理サブルーチンが終了されて、図4に示すメインルーチンにリターンする。こうして、登録対象の画像データにこの画像と既登録キーワードとの関連度が付与されるのである。
【0065】
ステップS62で、後に詳述するキーワード付加処理が実行される。ステップS63で、登録対象の画像データが、上記ステップS62において付加されたキーワードと共に参照画像格納部8に格納される。その後、画像データ登録処理サブルーチンが終了されて、図4に示すメインルーチンにリターンする。
【0066】
図11は、図10に示す画像データ登録処理サブルーチンにおける上記ステップS52において実行される画像データ取り込み処理サブルーチンのフローチャートである。以下、図1および図11に従って、画像データ取り込み処理動作について詳細に説明する。図10に示す画像データ登録処理サブルーチンの上記ステップS51において、「新規入力」が指定されていると判別されると、画像データ取り込み処理サブルーチンがスタートする。
【0067】
ステップS71で、上記入力部1(スキャナ18やCD−ROMドライブ19b等の画像入力装置あるいはハードディスク装置16等の画像データ保存媒体)から新規の画像データが取り込まれる。ステップS72で、上記取り込まれた画像データを保管する作業メモリ等の保管先が指定される。ステップS73で、上記取り込まれた画像データが、ユーザによって入力部1から設定された画像データ名が付けられて、上記作業メモリに格納される。そうした後、画像データ取り込み処理サブルーチンが終了されて、図10に示す画像データ登録処理サブルーチンにリターンする。
【0068】
図12は、図10に示す画像データ登録処理サブルーチンの上記ステップS62において実行されるキーワード付加処理サブルーチンのフローチャートである。以下、図1および図12に従って、キーワード付加処理動作について詳細に説明する。図10に示す付加情報入力処理サブルーチンの上記ステップS54において参照画像の登録であると判別されると、キーワード付加処理サブルーチンがスタートする。
【0069】
ステップS81で、上記キーワード格納部3に登録されているキーワードが表示部9に一覧表示される。ステップS82で、ユーザとの対話によって、上記表示されているキーワードの中から特定のキーワードが選択される。ステップS83で、上記選択されたキーワードが付加情報の1つとして設定されて、上記レジスタに保持される。ステップS84で、ユーザとの対話によって、キーワード付加処理を終了するか否かが判別される。その結果、終了でなければ上記ステップS82に戻って次のキーワードの選択に移行する。一方、終了であればキーワード付加処理サブルーチンを終了して、図10に示す画像データ登録処理サブルーチンにリターンする。
【0070】
このように、本実施の形態においては、上記自動関連度設定関数導出処理部51で、参照画像格納部8から選出された参照画像の特徴量を求め、この参照画像に付与されているキーワードのイメージ量と上記求められた特徴量とから自動関連度設定関数を導出する。こうして導出された自動関連度設定関数は、自動関連度設定関数格納部52に格納される。一方、上記画像データ登録処理部5は、特徴量算出部53と関連度算出部54を有している。そして、登録対象の画像データを画像データ格納部6に登録する場合には、特徴量算出部53によって登録対象画像の特徴量を算出する。そうすると、関連度算出部54は、この算出された特徴量を上記自動関連度設定関数に代入してイメージ量yを求め、このイメージ量yとキーワード格納部3に格納された各キーワードのイメージ量との距離を算出する。そして、この算出された距離の値を、登録対象画像と既登録キーワードとの関連度として上記登録対象画像の画像データに付与するのである。
【0071】
このように、本実施の形態によれば、単に、キーワード登録時に登録対象のキーワードのイメージ量を設定しておくだけで、自動関連度設定関数の導出と、この導出された自動関連度設定関数に基づく登録対象画像と既登録キーワードとの関連度付与とが、自動的におこなわれる。したがって、画像データを登録する毎に、総ての既登録キーワードとの関連度を逐次設定して登録するという面倒な操作を必要とはせず、画像登録処理を効率よく行うことができる。
【0072】
また、関連度付与時に用いる上記自動関連度設定関数は、参照画像の特徴量とキーワードのイメージ量とに基づいて、あるいは、参照画像の特徴量と既登録キーワードとの関連度とに基づいて導出される。したがって、使用分野や用途が同じ参照画像を上記参照画像として指定することによって、使用分野や用途に応じた適切な関連度を付与できる。
【0073】
尚、上記実施の形態においては、画像データにキーワードとの関連度を付与する場合を例に説明している。しかしながら、この発明はこれに限らず、音声データや、画像データに音声データを組み合わせたマルチメディアデータにキーワードを付与する場合にも適用可能である。要は、データの内容の特徴を表す特徴量を抽出可能なデータであればよいのである。
【0074】
上記実施の形態においては、上記参照画像に1つのキーワードが付与されている場合に、重回帰分析の手法を適用して自動関連度設定関数を導出しているが、参照画像に複数のキーワードが付与されている場合にも、例えば、正準相関分析等の他の多変量解析の手法を適用することによって、自動関連度設定関数を導出できる。あるいはまた、参照画像に複数のキーワードが付与されている場合に、上記複数のキーワードのイメージ量の平均値を当該参照画像に関するイメージ量として採用することも可能である。また、上記実施の形態においては、付与するキーをキーワードとしたが、検索のためのキーであれば何であっても(例えば、画像のイメージを簡易的に表したアイコンなど)本発明を適用できる。
【0075】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1に係る発明のオブジェクト−キー関連度付与方法は、キーとこのキーのイメージ量とを対応づけてキー格納部に登録しておき、参照オブジェクトの特徴量と付与されているキーのイメージ量とから上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、登録オブジェクトの特徴量を算出し、この算出された特徴量と上記関係式とから求めたイメージ量に基づいて上記キー格納部を参照して上記登録オブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出することを、コンピュータによって行うので、予め、キーとこのキーのイメージ量を登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録オブジェクトに当該登録オブジェクトと既登録キーの関連度を付与できる。したがって、従来のオブジェクト−キー関連度付与方法の如く、予め夫々の登録対象画像毎に既登録キーとの関連度をマニュアルで設定するような困難な作業を必要とはしないのである。
【0076】
さらに、上記関係式は参照オブジェクトの特徴量と付与されているキーのイメージ量とに基づいて導出するので、使用分野や用途が同じオブジェクトを上記参照オブジェクトとして指定することによって、使用分野や用途に応じた適切な上記関連度を算出/付与できる。
【0077】
また、請求項2に係る発明のオブジェクト−キー関連度付与方法における上記関係式は、n個の参照オブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、上記コンピュータにより、多変量解析によって導出するので、上記関係式をコンピュータ処理等によって簡単に導出できる。
【0078】
また、請求項3にかかる発明のオブジェクト−キー関連度自動付与装置は、キーとこのキーのイメージ量とをキー格納部に登録し、参照オブジェクトの特徴量と付与されている キーのイメージ量とから関係式導出部によって上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、登録オブジェクトの特徴量を特徴量算出部によって算出し、上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいて、関連度算出部によって上記キー格納部を参照して上記登録オブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出するので、予め、キーのイメージ量と当該キーとを互いに対応づけてキー格納部に登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録オブジェクトに上記関連度を付与できる。したがって、従来のオブジェクト−キー関連度付与方法の如く、登録対象オブジェクト毎に既登録キーとの関連度を逐次マニュアルで設定するような困難な作業を必要とはしない。
【0079】
さらに、上記関係式は参照オブジェクトの特徴量と付与されているキーのイメージ量とに基づいて導出するので、使用分野や用途が同じオブジェクトを上記参照オブジェクトとして指定することによって、使用分野や用途に応じた適切なキーを付与できる。
【0080】
また、請求項3に係る発明のキー自動付与装置における上記関係式導出部は、上記参照されるn個のオブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、多変量解析によって上記関係式を導出するので、上記関係式を、コンピュータ処理によって簡単に導出できる。
【0081】
また、請求項5に係る発明のプログラム記憶媒体は、キーとこのキーのイメージ量を互いに対応づけてキー格納部に登録するステップと、参照オブジェクトの特徴量と付与されているキーのイメージ量とから上記イメージ量と特徴量との関係式を導出するステップと、登録オブジェクトの特徴量を算出するステップと、上記算出された特徴量と上記関係式とから求めたイメージ量に基づいて上記キー格納部を参照して上記登録オブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出するステップをコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記憶しているので、予め、キーとこのキーのイメージ量とを対応づけて登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録するオブジェクトに既に登録されているキーとの関連度を付与できる。
【0082】
また、請求項6に係る発明のプログラム記憶媒体における上記関係式を導出するステップでは、上記参照されるn個のオブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、上記コンピュータにより、多変数解析によって上記関係式を導出するので、上記イメージ量と特徴量との関係式を多変数解析によって簡単に導出できる。
【0083】
また、請求項7に係る発明のオブジェクト−キー関連度付与方法は、キーとこのキーのイメージ量とを対応づけてキー格納部に登録しておき、参照オブジェクトの特徴量と付与されているキーのイメージ量とから上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、登録オブジェクトの特徴量を算出し、この算出された特徴量と上記関係式とから求めた上記登録オブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーのイメージ量との距離を上記登録オブジェクトと上記各登録キーとの関連度として算出することを、コンピュータによって行うので、予め、キーとこのキーのイメージ量を登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録オブジェクトに当該登録オブジェクトと既登録キーの関連度を付与できる。したがって、従来のオブジェクト−キー関連度付与方法の如く、予め夫々の登録対象画像毎に既登録キーとの関連度をマニュアルで設定するような困難な作業を必要とはしないのである。
【0084】
また、請求項8に係る発明のオブジェクト−キー関連度自動付与装置は、キーとこのキーのイメージ量とをキー格納部に登録し、参照オブジェクトの特徴量と付与されているキーのイメージ量とから関係式導出部によって上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、登録オブジェクトの特徴量を特徴量算出部によって算出し、上記算出された特徴量と上 記関係式とに基づいて、関連度算出部によって上記登録オブジェクトに関するイメージ量を求め、この登録オブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーとの距離を上記登録オブジェクトと各登録キーとの関連度として算出するので、予め、キーのイメージ量と当該キーとを互いに対応づけてキー格納部に登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録オブジェクトに上記関連度を付与できる。したがって、従来のオブジェクト−キー関連度付与方法の如く、登録対象オブジェクト毎に既登録キーとの関連度を逐次マニュアルで設定するような困難な作業を必要とはしない。
【0085】
また、請求項9に係る発明のプログラム記憶媒体は、キーとこのキーのイメージ量を互いに対応づけてキー格納部に登録するステップと、参照オブジェクトの特徴量と付与されているキーのイメージ量とから上記イメージ量と特徴量との関係式を導出するステップと、登録オブジェクトの特徴量を算出するステップと、上記算出された特徴量と上記関係式とから求めた上記登録オブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーとの距離を上記登録オブジェクトと各登録キーとの関連度として算出するステップをコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記憶しているので、予め、キーとこのキーのイメージ量とを対応づけて登録しておくだけで、簡単に、自動的に、登録するオブジェクトに既に登録されているキーとの関連度を付与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のオブジェクト−キー関連度自動付与装置が搭載された検索装置の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】 図1に示す機能を実現する装置構成を示す図である。
【図3】 図1に示す機能を実現するハードウェアのCPUを中心としたブロック図である。
【図4】 図3におけるCPUによる制御の下に実行される基本処理動作のフローチャートである。
【図5】 図1におけるキーワード登録処理部によって実行されるキーワード登録処理サブルーチンのフローチャートである。
【図6】 イメージ量の説明図である。
【図7】 図1における自動関連度設定関数導出処理部によって実行される自動関連度設定関数導出処理サブルーチンのフローチャートである。
【図8】 図7の自動関連度設定関数導出処理において求められたイメージ量と特徴量の一例を示す図である。
【図9】 図7とは異なる自動関連度設定関数導出処理サブルーチンのフローチャートである。
【図10】 図1における画像データ登録処理部によって実行される画像データ登録処理サブルーチンのフローチャートである。
【図11】 図10の画像データ登録処理中において実行される画像データ取り込み処理サブルーチンのフローチャートである。
【図12】 図10の付加情報入力処理中において実行されるキーワード付加処理サブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1…入力部、 2…キーワード登録処理部、
3…キーワード格納部、 5…画像データ登録処理部、
6…画像データ格納部、 7…画像データ検索処理部、
8…参照画像格納部、 9…表示部、
51…自動関連度設定関数導出処理部、
52…自動関連度設定関数格納部、 53…特徴量算出部、
54…関連度算出部。
Claims (9)
- コンピュータにより、キーと、このキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけてキー格納部に登録しておき、
上記コンピュータにより、キーが付与されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と、上記参照されるオブジェクトの特徴量とから、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、
上記コンピュータにより、登録対象のオブジェクトの特徴量を算出し、
上記コンピュータにより、上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいてイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて上記キー格納部を参照して上記登録対象のオブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出し、
上記コンピュータにより、上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に格納することを特徴とするオブジェクト−キー関連度付与方法。 - 請求項1に記載のオブジェクト−キー関連度付与方法において、
上記関係式は、上記参照されるn個のオブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、上記コンピュータにより、多変量解析によって導出することを特徴とするオブジェクト−キー関連度付与方法。 - キーと、このキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけて登録するキー格納部と、
登録されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と上記参照されるオブジェクトの特徴量とに基づいて、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、この導出された関係式を関係式格納部に格納する関係式導出部と、
登録対象のオブジェクトの特徴量を算出する特徴量算出部と、
上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいてイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて上記キー格納部を参照して上記登録対象のオブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出する関連度算出部と、
上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に登録するオブジェクト登録部を備えたことを特徴とするオブジェクト−キー関連度自動付与装置。 - 請求項3に記載のオブジェクト−キー関連度自動付与装置において、
上記関係式導出部は、上記参照されるn個のオブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、多変量解析によって上記関係式を導出するようになっていることを特徴とするオブジェクト−キー関連度自動付与装置。 - キーとこのキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけてキー格納部に登録するステップと、
キーが付与されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と、上記参照されるオブジェクトの特徴量とから、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出するステップと、
登録対象のオブジェクトの特徴量を算出するステップと、
上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいてイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて上記キー格納部を参照して上記登録対象のオブジェクトと上記キー格納部に登録されているキーとの関連度を算出するステップと、
上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に格納するステップ
をコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体。 - 請求項5に記載のプログラム記憶媒体において、
上記関係式を導出するステップでは、上記参照されるn個のオブジェクトからp個ずつ求められた特徴量を説明変数とし、n個のキーのイメージ量を目的変数として、上記コンピュータにより、多変量解析によって上記関係式を導出することを特徴とするプログラム記憶媒体。 - コンピュータにより、キーと、このキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけてキー格納部に登録しておき、
上記コンピュータにより、キーが付与されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と、上記参照されるオブジェクトの特徴量とから、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、
上記コンピュータにより、登録対象のオブジェクトの特徴量を算出し、
上記コンピュータにより、上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいて登録対象のオブジェクトに関するイメージ量を求め、
上記コンピュータにより、上記キー格納部を参照して、上記登録対象のオブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーのイメージ量との距離を上記登録対象のオブジェクトと各登録キーとの関連度として算出し、
上記コンピュータにより、上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に格納する
ことを特徴とするオブジェクト−キー関連度付与方法。 - キーと、このキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけて登録するキー格納部と、
登録されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と上記参照されるオブジェクトの特徴量とに基づいて、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出し、この導出された関係式を関係式格納部に格納する関係式導出部と、
登録対象のオブジェクトの特徴量を算出する特徴量算出部と、
上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいて登録対象のオブジェクトに関するイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて、上記キー格納部を参照して、上記登録対象のオブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーのイメージ量との距離を上記登録対象のオブジェクトと各登録キーとの関連度として算出する関連度算出部と、
上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に登録するオブジェクト登録部
を備えたことを特徴とするオブジェクト−キー関連度自動付与装置。 - キーとこのキーの語感を所定の尺度で数値化したイメージ量とを、互いに対応づけてキー格納部に登録するステップと、
キーが付与されているオブジェクトを参照し、この参照されるオブジェクトに付与されているキーのイメージ量と、上記参照されるオブジェクトの特徴量とから、上記イメージ量と特徴量との関係式を導出するステップと、
登録対象のオブジェクトの特徴量を算出するステップと、
上記算出された特徴量と上記関係式とに基づいて登録対象のオブジェクトに関するイメージ量を求め、この求められたイメージ量に基づいて、上記キー格納部を参照して、上記登録対象のオブジェクトに関するイメージ量と上記キー格納部に登録されている各登録キーのイメージ量との距離を上記登録対象のオブジェクトと各登録キーとの関連度として算出するステップと、
上記算出された関連度と上記登録対象のオブジェクトとを、互いに対応づけてオブジェクト格納部に格納するステップ
をコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体。
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