JP3903449B2 - 自走式破砕機のホッパ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート廃材を所望サイズに破砕し再生し、また岩石等を所望サイズに破砕する等の自走式破砕機のホッパに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホッパは投入物の落下を受けてその表面が摩耗する消耗品である。そこで耐摩耗性を考慮した各種ホッパが知られる。例えば次の通り。
【0003】
(1)実開昭61−203612号公報には、図4〜図6に示すように、「ゴム板1の上面にセラミック片2を付設してなるゴムライナーにおいて、上記ゴム板1に穿設したボルト頭挿入透孔3の下端開口部にボルト頭受フランジ4をゴム板1側に配設し、ボルト頭5の上面に付着したゴム片6を介して同ゴム片6の上面にセラミック片2’を付設し、同セラミック片2’の上面と上記ゴム板1上面のセラミック片2の上面とをほぼ同一水準に配設してなる耐摩耗ライナー」が記載されている。セラミック片2はゴム板1上面に多数付設され、ボルトはホッパ基板9に穿設したボルト挿入透孔10を介して挿通され、ホッパ基板9の裏側においてワッシャ11及びナット12に締結される。
【0004】
(2)鉱山用の大形ダンプトラックには、そのベッセル底板を高強度鋼板で仕上げたり、またベッセル底板上にゴム板を付設したものが有る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで自走式破砕機は、例えば建築現場で生ずるコンクリート等の廃材をコンクリート用骨材として再生するために、また例えば採岩現場でコンクリート用骨材を簡易製造するために廃材や岩塊等を所望サイズに破砕する機械である。具体的には、図1を借用し説明すれば、自走車体20上にホッパ21と破砕機(図示せず)とを有し、例えば油圧ショベルやホイールローダ等の積み込み機械(図示せず)によってホッパ21に投入した被破砕物を破砕機によって所望サイズに破砕し、車体20外にベルトコンベア22によって排出する。
【0006】
このような自走式破砕機は自走式であるためにトレーラ輸送可能なサイズとされるのが普通である。ところが自走式破砕機は固定プラント式破砕機と比較し、その自走機能に基づき格段の簡易的生産及び経済的生産を達成することから、トレーラによって分割輸送しも構わないから現場で自走し、そして高生産量を望め、かつ硬岩でも破砕できる大出力かつ大形の自走式破砕機が要請されている。前記図1はこのような大形自走式破砕機の試作車外観斜視図である。
【0007】
ところが上記要請に対し上記従来技術を転用しようとしても、巨大かつ高硬度の岩塊等に対し、ただ単に車体20を大形化し大出力化したり、またホッパを大形化し高強度化しただけでは、高効率破砕を行えない。具体的には次の通り。
【0008】
(1)実開昭61−203612号公報の技術では、摩耗はセラミック片2、2’に生ずる。ところが総てのセラミック片2、2’が均一に摩耗する訳ではない。しかもこの技術はセラミック片2、2’を個々に交換できる構造でない。即ち一部のセラミック片2、2’が摩耗し、また破損すると、総てのセラミック片2、2’をゴム板1と共に交換しなければならず、極めて不経済である。しかも交換時のボルト着脱に際し、ワッシャ11及びナット12がホッパ基板9からホッパの外側に外れる構造である。このため交換作業はホッパ内外に少なくともそれぞれ1名の作業者を配置しなければならない。ところがこのような構造では、ホッパ21の高さが例えば2階建て家屋のように高い大形自走式破砕機では、前記図1を参照し説明すれば、ホッパ21の外側の作業者が誤って転落する等の危険に晒される。そこで仮にホッパ21外周に歩行面を加設したとする。ところでホッパ21の開口横幅はこれが広いほど、被破砕物の投入が容易である。かといってホッパ21の開口横幅が下部走行体の車幅よりも広いと操舵性が悪化する。かかる実情において、上記のようにホッパ21外周に歩行面を加設すると、車幅が広くなるか又はホッパ21の幅が狭くなり、作業者転落等は防止できるが、操舵性又は破砕作業効率が低下する。即ち実開昭61−203612号公報の技術をそのまま大形自走式破砕機のホッパに転用することは好ましくない。
【0009】
(2)鉱山用の大形ダンプトラックのベッセルやその上のゴム板が摩耗するのは、ベッセル底板が殆どである。しかも底板の摩耗はベッセルを傾斜させてベッセル中の岩塊等を車外に排出するときが殆どである。ところが自走式破砕機のホッパ21は内壁が斜面であるから、自走式破砕機の稼働時ではホッパ21(即ち内壁面)が常時摩耗する。即ちダンプトラックのベッセルの耐摩耗構成をそのまま自走式破砕機のホッパに転用することはできない。
【0010】
本発明は、上記要請及び従来技術の問題点に鑑み、ホッパの保守点検を安全かつ容易に行え、また耐摩耗性に優れた自走式破砕機のホッパを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び効果】
上記目的を達成するため、本発明に係る自走式破砕機のホッパの第1発明は、自走車体20上のホッパ21と破砕機とを有し、外部からホッパ21に投入した被破砕物を破砕機によって破砕して車体20外に排出自在とされた自走式破砕機のホッパにおいて、ホッパ21の内壁21a上に複数枚の耐摩耗板23をそれぞれ脱着自在に有し、前記内壁21aと各耐摩耗板23との間に緩衝部材24を介在させ、耐摩耗板23に第1孔23aを有し、第1孔23aに対応する前記緩衝部材24の位置に第2孔24aを有すると共に、第2孔24aに対応するホッパ21の壁の位置に第3孔21bを有し、かつ第3孔21b内又は第3孔21bのホッパ21の外壁21cの位置に雌ねじ部25を固設し、第1孔23a、第2孔24aに、外径が第3孔21bの内径よりも大きい中空カラー26を遊嵌し、さらに頭部が第1孔23aよりも大きい雄ねじ27を、前記内壁21a側から前記中空カラー26の中空26aと第3孔21bとの順に挿入して前記雌ねじ部25に締結したことを特徴としている。
【0012】
上記第1発明によれば、一部の耐摩耗板23が摩耗し又は破損しても当該耐摩耗板23だけを交換でき、交換時間を短縮して効率のよい破砕作業を行える。即ちホッパの保守点検を容易に行える。また、岩石等が耐摩耗板23上に落下しても、落下による衝突エネルギーを緩衝部材24が吸収し減衰させるため、耐摩耗板23の耐摩耗性が飛躍的に改善する。即ちホッパの保守点検を容易に行え、かつ耐摩耗性に優れた自走式破砕機のホッパとなる。さらに、中空カラー26の外径が第3孔21bの内径よりも大きい。従って雄ねじ27を雌ねじ部25に締結すると、中空カラー26はホッパ21の内壁21aに固定され立設される。一方、雄ねじ27の頭部は耐摩耗板23の第1孔23aよりも大きく、かつ中空カラー26が第1、第2孔23a、24aに遊嵌されている。従って耐摩耗板23上に被破砕物が落下すると、その衝撃エネルギーが耐摩耗板23を上下させ、緩衝部材24を伸縮させ、これにより衝撃エネルギーが緩衝部材24に吸収され、減衰される。つまり耐摩耗板23の耐衝撃摩耗が改善される。尚、上記「頭部が第1孔23aよりも大きい雄ねじ27」とは、いわゆる雄ねじ27のいわゆるヘッドだけを指すのではなく、詳細を後述する実施例に示すように、ヘッドよりも大径の平ワッシャ28を介して雄ねじ27を雌ねじ部25に締結するときはこの平ワッシャ28のサイズを含んだ意味である。また雌ねじ部25が第3孔21b内に刻設されるか、又は第3孔21bのホッパ21の外壁21cの位置に(溶接等によって)固設さえているため、緩衝部材24を脱着するとき、雄ねじ27を内壁21a側から脱着させるだけでよい。つまり作業者は内壁21a側だけに配置すればよく、安全作業を行え、またホッパ21外周に歩行面を加設する必要もないから、車幅を例えば下部走行体の横幅に一致させることができ、作業者転落等は勿論なく、また操舵性や破砕作業効率を向上させることができる。即ちホッパの保守点検を安全かつ容易に行え、また耐摩耗性に優れた自走式破砕機のホッパとなる。
【0017】
発明は、上記第発明の自走式破砕機のホッパにおいて、耐摩耗板23の下辺23bの一部又は総てに当接するストッパ部材29をホッパ21の内壁21aに有することを特徴としている。
【0018】
上記第発明によれば、次のような作用効果を奏する。被破砕物が耐摩耗板23上に落下すると、耐摩耗板23が傾斜しているために、落下による衝撃力が耐摩耗板23を斜面に沿って引き下げようとする。ところがストッパ部材29がこの引き下げを停止させる。即ち中空カラー26、雄ねじ27、雌ねじ部25を大げさに巨大化する必要がなくなり、外観もスッキリする。
【0019】
発明は、上記第1又は第2発明の自走式破砕機のホッパにおいて、鉛直方向に対する前記内壁21aの傾斜角θの平均値を30°〜50°内に収めたことを特徴としている。
【0020】
上記第発明は、図3に示す実験成績から得たものである。このようにすると、耐摩耗板23の耐摩耗性と、フィーダ(図1の符号30参照)による被破砕物の送り速度とを好適にマッチングさせることができ、耐摩耗板23に優れた耐摩耗性を付与でき、かつフィーダ30での被破砕物の送りを最適に行わせることができる。
【0021】
【発明の実施の形態及び実施例】
以下、本発明の好適な実施例を図1、図2、図3を参照し説明する。例機は、図1に示すように、例えばホッパ21の上辺高さが2階建ての家屋のように高い大形自走式破砕機であり、自走車体20上に漏斗状のホッパ21と破砕機(図示せず)とを有し、外部からホッパ21を介して投入された被破砕物を破砕機によって所望サイズに破砕し、車体20外にベルトコンベア22によって排出自在とされている。
【0022】
かかる例機において、漏斗状のホッパ21は、その内側斜面21a(漏斗内壁21aである)に複数枚の耐摩耗板23をそれぞれ脱着自在に設けてある。耐摩耗板23は例えば高張力鋼板である。尚、このような高張力鋼板上(通常の構造用鋼板でも構わない)にテフロン樹脂をコーティングしても構わない。テフロン樹脂が低摩擦係数部材だからである。
【0023】
従って一部の耐摩耗板23が摩耗し又は破損しても当該耐摩耗板23だけを交換でき、交換時間を短縮して効率のよい破砕作業を行える。尚、摩耗はカッティング摩耗と、滑り摩耗と、衝撃摩耗とに大別される。従って高張力鋼板であれば、耐カッティング摩耗性及び耐衝撃摩耗性が主に改善され、さらにまたテフロン樹脂をコーティングしてあれば、耐滑り摩耗性も改善される。
【0024】
尚、図2は図1のX−X断面図であるが、同図2に示すように、漏斗内壁21aと各耐摩耗板23との間には緩衝部材24を挟んである。緩衝部材24はゴム、板ばね、コイルばね、また場合によっては油圧式ショックアブソーバ等であり、ともかく緩衝作用を有するである。
【0025】
このようにすると、岩石等が耐摩耗板23上に落下しても、落下による衝突エネルギーを緩衝部材24が吸収し減衰させるため、耐摩耗板23の耐摩耗性が飛躍的に改善される。
【0026】
また図1、図2に示すように、各耐摩耗板23には四隅にはそれぞれ第1孔23aを設けてある。各第1孔23aに対応する緩衝部材24の位置には第2孔24aをそれぞれ設けてある。各第2孔24aに対応するホッパ21の漏斗壁の位置には第3孔21bをそれぞれ設けてある。各第3孔21bのホッパ21の漏斗外壁21cの位置には雌ねじ部25を溶接してある。尚、ホッパ21の漏斗壁が厚いときは、雌ねじ部25を第3孔21b内に刻設しても構わない。そして第1、第2孔23a、24aに中空カラー26を遊嵌してある。即ち中空カラー26はその外径が第1、第2孔23a、24aの内径よりも小さいために遊嵌されることになる。またこの中空カラー26はその外径が第3孔21bの内径よりも大きく、かつその長さは耐摩耗板23の板厚と緩衝部材24の自由板厚との加算値よりも若干(本例では約2mm)長くしてある。そして雄ねじ27を平ワッシャ28と、中空カラー26の中空26aと、第3孔21bとの順に貫入し、雌ねじ部25に締結してある。
【0027】
このようにすると、中空カラー26の外径が第3孔21bの内径よりも大きいために、雄ねじ27を雌ねじ部25に締結すると、中空カラー26はホッパ21の漏斗内壁21aに固定され立設される。一方、雄ねじ27の頭部は耐摩耗板23の第1孔23aよりも大きく、かつ中空カラー26が第1、第2孔23a、24aに遊嵌されている。従って耐摩耗板23上に被破砕物が落下すると、その衝撃エネルギーが耐摩耗板23を上下させ、緩衝部材24を伸縮させ、これにより衝撃エネルギーが緩衝部材24に吸収され、減衰される。つまり耐摩耗板23の耐衝撃摩耗が改善される。また中空カラー26の長さが耐摩耗板23の板厚と緩衝部材24の自由板厚との加算値よりも若干(本例では約2mm)長くしてあるため、緩衝部材24の伸び側において、耐摩耗板23が雄ねじ27の頭部に衝突して雄ねじ27を損傷させる機会を少なくする。また雄ねじ27が長い中空カラー26を介して雌ねじ部25に締結されるので、軸力が上がり、雄ねじ27の耐折損性が向上する。また雌ねじ部25が第3孔21b内に刻設されるか、又は第3孔21bのホッパ21の漏斗外壁21cの位置に溶接されているため、緩衝部材24を脱着するとき、雄ねじ27を漏斗内壁21a側から脱着させるだけでよい。つまり作業者は漏斗内壁21a側だけに配置すればよく、安全作業を行え、またホッパ21外周に歩行面を加設する必要もないから、車幅を例えば下部走行体の横幅に一致させることができ、作業者転落等は勿論なく、また操舵性た破砕作業効率を向上させることができる。
【0028】
尚、被破砕物が耐摩耗板23上に落下すると、耐摩耗板23が傾斜しているために、落下による衝撃力が耐摩耗板23を斜面に沿って引き下げようとする。この力は中空カラー26の側面で受けることもできるが、本実施例では同図2に示すように、耐摩耗板23の下辺23bの一部(総てでもよい)に当接するストッパ部材29をホッパ21の漏斗内壁21aに設け、耐摩耗板23の引き下げを停止させている。
【0029】
このようにすると、中空カラー26、雄ねじ27、雌ねじ部25を大げさに巨大化する必要がなくなり、外観もスッキリする。尚、耐摩耗板23を多段配置するときは、それぞれの耐摩耗板23の下辺23bに当接するストッパ部材29を設けてもよく、また各耐摩耗板23を端面で突合わせ配置するときは、最下段の耐摩耗板23の下辺23bだけに当接するストッパ部材29を設けてもよい。
【0030】
尚、漏斗内壁21aの鉛直方向に対する傾斜角θの平均値を30°〜50°に収めるのが良いということが、図3の試験成績から得られる。即ち同図3は漏斗内壁21aの鉛直方向に対する傾斜角θと摩耗量δとの関係特性図であるが、同図3に示す通り、漏斗内壁21aの傾斜が鉛直方向に近いほど摩耗量δが大きくなり、約20°前後で極大化する。一方、水平に近い程、磨耗量δは少なくなる(これは前記従来技術で述べた鉱山用の大形ダンプトラックのベッセルの水平底板と同じであり、基本的には落下による衝撃力が直接作用するが滑りがないためである)。但し、漏斗内壁21aに落下した被破砕物がフィーダ30(ホッパ21の底面30であり、図1に示す)上に早く滑り落ちてフィーダ30によって破砕機内に素早く投下できる体制となるのが望ましい。即ち耐摩耗板23の耐摩耗性と、フィーダ30による被破砕物の送り速度とを好適にマッチングさせる範囲として、同図3から範囲30°〜50°を採択することができる。
【0031】
尚、範囲30°〜50°は漏斗内壁21aの総てがこの範囲30°〜50°内の某一定角度であるべきという意味ではなく、部位毎に異なっても構わない。また某部位が範囲30°〜50°を越えているものであっても構わない。要するに漏斗内壁21aの平均傾斜角θが範囲30°〜50°内であればよいということである。勿論、漏斗内壁21aの総ての部位の傾斜角θが範囲30°〜50°に納まることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例なる自走式破砕機のホッパの外観斜視図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】漏斗斜面の傾斜角と摩耗量との関係特性図である。
【図4】従来の耐摩耗ライナーを示す縦断面図である。
【図5】ボルト外し状態の図4のライナーの平面図である。
【図6】ボルト取付状態の図4のライナーの縦断面図である。
【符号の説明】
20…自走車体、21…ホッパ、21a…内壁、21b…第3孔、21c…漏斗外壁、23…耐摩耗板、23a…第1孔、23b…下辺、24…緩衝部材、24a…第2孔、25…雌ねじ部、26…中空カラー、26a…中空、27…雄ねじ、29…ストッパ部材、30…フィーダ、θ…傾斜角。

Claims (3)

  1. 自走車体(20)上のホッパ(21)と破砕機とを有し、外部からホッパ(21)に投入した被破砕物を破砕機によって破砕して車体(20)外に排出自在とされた自走式破砕機のホッパにおいて、
    ホッパ(21)の内壁(21a) 上に複数枚の耐摩耗板(23)をそれぞれ脱着自在に有し、
    前記内壁 (21a) と各耐摩耗板 (23) との間に緩衝部材 (24) を介在させ、
    耐摩耗板 (23) に第1孔 (23a) を有し、第1孔 (23a)
    に対応する前記緩衝部材 (24) の位置に第2孔 (24a) を有すると共に、第2孔 (24a) に対応するホッパ (21) の壁の位置に第3孔 (21b) を有し、かつ第3孔 (21b)
    内又は第3孔 (21b) のホッパ (21) の外壁 (21c) の位置に雌ねじ部 (25) を固設し、第1孔 (23a) 、第2孔 (24a) に、外径が第3孔 (21b) の内径よりも大きい中空カラー (26) を遊嵌し、さらに頭部が第1孔 (23a)
    よりも大きい雄ねじ (27) を、前記内壁 (21a) 側から前記中空カラー (26) の中空 (26a) と第3孔 (21b) との順に挿入して前記雌ねじ部 (25) に締結した
    ことを特徴とする自走式破砕機のホッパ。
  2. 耐摩耗板(23)の下辺(23b) の一部又は総てに当接するストッパ部材(29)をホッパ(21)の内壁(21a)
    に有する
    ことを特徴とする請求項記載の自走式破砕機のホッパ。
  3. 鉛直方向に対する前記内壁(21a) の傾斜角 (θ) の平均値を30°〜50°内に収めた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の自走式破砕機のホッパ。
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