JP3903295B2 - 間仕切パネル用のフック金具 - Google Patents

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實 加納
克之 桐山
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小松ウオール工業株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、柱材に対してパネル材を取り付ける際に使用する間仕切パネル用のフック金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
間仕切りシステムを構築するに際し、パネル材を柱材に取り付けるために、専用のフック金具を使用することがある(特開平1−190857号公報)。
【0003】
このものは、左右に係止フックを有する平板状の板材からなり、下部には、位置決め用のリブが前向きに形成されている。そこで、このものは、柱材の側面に形成する長孔にリブを挿入して位置決めし、柱材の側面にねじ止めすることができる。また、フック金具は、係止フックにパネル材を係止することにより、柱材にパネル材を取り付けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、フック金具は、柱材にねじ止めしなければならず、組立作業が煩雑であり、所要作業時間が長いという問題があった。
【0005】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、斜めに屈曲する下部に係合突部を形成することによって、組立作業を簡単にし、所要作業時間を大幅に短縮することができる間仕切パネル用のフック金具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、係止フックと、前方に突出する左右の係合フックと、前方に斜めに屈曲する下部に形成する係合突部とを備えてなり、係合フックを柱材の係合孔に挿入するとともに、係合突部を柱材の凹部に係合させて柱材に装着することをその要旨とする。
【0007】
なお、係合フックは、支持部を介して前方に突出させることができる。
【0008】
また、係合フックは、支持部の上方に抜け止め部を有することができ、支持部の下方に押え部を有することができる。
【0009】
【作用】
かかる発明の構成によるときは、係合フックは、柱材の側面に形成する係合孔に挿入することにより全体を支持することができ、下部に形成する係合突部を柱材の凹部に係合させることにより、全体を柱材に固定することができる。係合突部は、斜めに屈曲する下部に形成されているため、柱材の凹部に対し、弾発的に係合させることができるからである。
【0010】
支持部を介して係合フックを前方に突出させれば、係合フックを柱材の係合孔に挿入するとき、支持部は、係合孔の下端に当接することにより全体を適切に位置決めして支持することができる。
【0011】
係合フックは、支持部の上方に抜け止め部を有することにより、係合孔から簡単に抜け落ちるおそれがない。ただし、このときの係合フックは、支持部の下端から抜け止め部の上端までの有効高さが係合孔の高さより十分に大きいものとする。
【0012】
係合フックは、支持部の下方に押え部を有することにより、押え部を介して柱材を内面側から押圧し、全体を柱材の表面に密着させる方向に付勢することができ、係合突部が柱材の凹部から不用意に外れることを防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0014】
間仕切りパネル用のフック金具10は、左右の係合フック12、12、左右の係止フック13、13、下部の係合突部14、14を備えてなる(図1、図2)。
【0015】
フック金具10は、1枚の板材を屈曲して形成されている。フック金具10は、上部に対して下部が角度θだけ前方に斜めに屈曲されている。
【0016】
係合フック12、12は、それぞれ前方に屈曲する支持部12aを介し、前方に突出して形成されている。各係合フック12は、支持部12aの上下に延長して形成されており、支持部12aの上方に抜け止め部12cを有し、支持部12aの下方に押え部12bを有する。抜け止め部12cは、前辺側を斜めに形成して上部が幅広に形成されており、押え部12bは、抜け止め部12cの後辺より後方に山形に突出して形成されている。なお、支持部12aの下端、押え部12bは、下方に開口するフック部12dを形成している。
【0017】
係止フック13、13は、左右に横向きに突設され、上向きに形成されている。各係止フック13は、上部の内側を斜めに切り上げるとともに、中間部の内側に山形の突出部13aが形成されている。係合突部14、14は、前方に斜めに屈曲するフック金具10の下部に対し、それぞれプレス加工によって前方に突設されている。
【0018】
フック金具10を装着する柱材21には、係合フック12、12が挿入可能なスリット状の係合孔21a、21aが形成されている。各係合孔21aの幅wは、係合フック12の板厚より僅かに大きく、高さhは、w1 <h<h1 に設定されている。ただし、w1 は、係合フック12の上部の抜け止め部12cの最大幅であり、h1 は、支持部12aの下端から抜け止め部12cの上端までの係合フック12の有効高さである。なお、係合フック12の下部の押え部12bは、フック部12dの最小幅da を柱材21の板厚tより僅かに小さく設定している。また、柱材21には、係合突部14、14が進入可能な凹部21b、21bが係合孔21a、21aの下方に形成されており、各凹部21bは、係合突部14より大径の孔に形成されている。
【0019】
そこで、フック金具10は、柱材21の側面に対してほぼ直立させ、対応する係合孔21a、21aに対して抜け止め部12c、12c側から係合フック12、12を挿入し、下方に回転させながら柱材21に沿って移動させ(図2の矢印K1 、K2 方向)、屈曲部分の頂部付近を柱材21に向けて強く押すことにより(同図の矢印K3 方向)、下部の係合突部14、14を対応する凹部21b、21bに弾発的に係合させ、柱材21に装着することができる。このとき、係合フック12、12、支持部12a、12aは、係合孔21a、21aを介して全体の傾きを防止し、支持部12a、12aの下端が係合孔21a、21aの下端に当接することにより、全体を正しく位置決めすることができる。
【0020】
また、このときの押え部12b、12bは、それぞれフック部12dに進入する柱材21を内面側から強く挾み込み、柱材21を僅かに変形させる(図2の二点鎖線、実線)。そこで、フック金具10は、柱材21からの反力によって下部が柱材21側に付勢されており、しかも、各抜け止め部12cの上端が係合孔21aの上端より上方に位置していることにより、柱材21から不用意に外れるおそれがない。なお、フック金具10は、柱材21との間に図示しないドライバ等の工具を挿入して係合突部14、14と凹部21b、21bとの係合を外し、係合フック12、12を係合孔21a、21aから抜き取ることにより、柱材21から簡単に取り外すことができる。
【0021】
かかるフック金具10は、柱材21にパネル材30を取り付けるために使用する(図1、図3)。なお、柱材21、21…は、複数の桟材22、22…を介して互いに連結されており、各柱材21の背向する各側面には、複数のフック金具10、10…が装着されている。
【0022】
パネル材30は、芯材31の表面に鋼板からなる表面材32を付設して構成されている。表面材32は、芯材31の側端面において裏面側にまで折り返されており、芯材31の側端部に対して弾発的に当接している。また、表面材32には、芯材31の裏面側において、柱材21に装着するフック金具10、10…の配列ピッチに対応して取付孔32a、32a…が形成されている。なお、各取付孔32aは、上部が先細に形成されており、芯材31は、各取付孔32aに対応して空隙部31aが形成されている。
【0023】
パネル材30は、対応するフック金具10の係止フック13を各取付孔32aに挿入し、全体を係止フック13、13…に掛けるようにして、2本の柱材21、21に取り付けることができる。このとき、各係止フック13は、内側の突出部13aと柱材21との間に表面材32を挾み込み、表面材32を柱材21側に僅かに変形させてパネル材30を柱材21に密着させるとともに(図4の二点鎖線)、取付孔32aの上端に係合してパネル材30を支持することができる。なお、このときの係止フック13は、取付孔32aの上部の先細の部分に進入し、パネル材30を軽くロックすることができる。ただし、中間の柱材21は、左右の側面に装着するフック金具10、10…を介し、前後の各面において、左右に隣接するパネル材30、30を支持することができる(図3、図5)。
【0024】
なお、各フック金具10は、一方の係止フック13のみによってパネル材30を支持しているときであっても、柱材21に対して不用意に傾くことがない。フック金具10は、左右の係合フック12、12、係合突部14、14が係合孔21a、21a、凹部21b、21bに個別に係合しているからである。そこで、フック金具10は、左右の係止フック13、13の一方を省略し、柱材21の前面または後面にのみパネル材30を取り付けてもよい。
【0025】
パネル材30を柱材21から取り外すときは、パネル材30を上方に移動させ、各フック金具10の係止フック13を取付孔32aから抜き取るようにパネル材30を柱材21から離せばよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、前方に突出する左右の係合フックと、斜めに屈曲する下部に形成する係合突部とを設けることによって、係合フックを柱材の係合孔に挿入し、係合突部を柱材の凹部に係合させて柱材に装着することができるから、煩雑なねじ止め作業をする必要がなく、組立作業が簡単であり、所要作業時間を大幅に短縮することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用状態を示す分解斜視説明図
【図2】 図1のX−X線矢視相当拡大断面図
【図3】 使用状態説明図
【図4】 図3の要部縦断面拡大説明図
【図5】 図3の要部横断面拡大説明図
【符号の説明】
10…フック金具
12…係合フック
12a…支持部
12b…押え部
12c…抜け止め部
13…係止フック
14…係合突部
21…柱材
21a…係合孔
21b…凹部

Claims (4)

  1. 係止フックと、前方に突出する左右の係合フックと、前方に斜めに屈曲する下部に形成する係合突部とを備えてなり、前記係合フックを柱材の係合孔に挿入するとともに、前記係合突部を柱材の凹部に係合させて柱材に装着することを特徴とする間仕切パネル用のフック金具。
  2. 前記係合フックは、支持部を介して前方に突出することを特徴とする請求項1記載の間仕切パネル用のフック金具。
  3. 前記係合フックは、前記支持部の上方に抜け止め部を有することを特徴とする請求項2記載の間仕切パネル用のフック金具。
  4. 前記係合フックは、前記支持部の下方に押え部を有することを特徴とする請求項2または請求項3記載の間仕切パネル用のフック金具。
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