JP3901168B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子写真複写機やプリンター、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に床面上に設置した状態で使用される画像形成装置において、通常の床面に立った状態で操作する以外に、車椅子等に着座した状態でも容易に操作可能とした画像形成装置に関するものである。
特開昭62−153871号公報 特開平9−6185号公報
一般に、上記電子写真複写機やプリンター、ファクシミリ等の画像形成装置は、床面上に設置した状態で使用される。その際、ユーザーは、通常、電子写真複写機等の画像形成装置を、床面に立った状態で操作パネルを操作することによって使用する。
ところで、近年、身体障害者等の社会進出が盛んになってきており、オフィス等において、身体障害者等が車椅子に座った状態で、電子写真複写機等の画像形成装置を操作する機会も増えてきている。
しかしながら、上記従来の電子写真複写機等の画像形成装置は、床面に立った状態で操作することを前提に製造されているため、身体障害者等が車椅子に座った状態で、電子写真複写機等の画像形成装置を操作する場合、画像形成装置の操作パネルの表示部が見ずらかったり、キー操作がやり難いという問題点があった。
そこで、かかる問題点を解決し得る技術としては、例えば、特開昭62−153871号公報や特開平9−6185号公報等に開示されているものが、既に提案されている。上記特開昭62−153871号公報に係る画像形成装置は、原稿台に載置された原稿を操作パネルに設けられた操作手段の操作に応じて動作される走査手段により光学的に走査し、原稿の画像に対応した像を被転写材へ転写する画像形成装置において、前記操作パネルに回動自在に設けられ各種の表示を行う表示手段と、この表示手段を駆動する駆動手段とを具備するように構成したものである。
また、上記特開平9−6185号公報に係る複合装置は、操作部として大型表示装置を備えてなり、スキャナ、プリンタ、コピー、FAX等の機能を具備する複合装置であって、前記各機能操作時において前記大型表示装置を操作するのに最適な位置に移動可能にする大型表示装置支持手段を設けるように構成したものである。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記前者の特開昭62−153871号公報に係る画像形成装置の場合には、操作パネルに回動自在に設けられ各種の表示を行う表示手段と、この表示手段を駆動する駆動手段とを具備するように構成したものであり、表示手段を所望の角度に回動させることによって、液晶表示パネルを見やすくすることができるものの、表示手段のみの角度を調整するものであるため、車椅子に座った状態で操作せざるを得ない身体障害者等にとっては、操作キーが見づらく、操作が困難であるという問題点を有している。
また、後者の特開平9−6185号公報に係る複合装置の場合には、各機能操作時において大型表示装置を操作するのに最適な位置に移動可能にする大型表示装置支持手段を設けるように構成したものであるため、大型表示装置支持手段によって大型表示装置を適切な位置に移動させることにより、車椅子に座った状態で操作せざるを得ない身体障害者等にとっても、大型表示装置を見やすく且つ操作しやすくすることができる。
しかし、この特開平9−6185号公報に係る複合装置の場合には、大型表示装置を大型表示装置支持手段によって最適な位置に移動可能としたものであるため、大型表示装置支持手段の構成が複雑となってしまうばかりか、ユーザーがプリンタやコピー等の機能を具備する複合装置を操作する際に、常に、自分に合った最適な位置に大型表示装置の位置を調節してからでなければ、複合装置を使用することができず、大型表示装置の位置を調節する自由度が大きい反面、当該大型表示装置の位置を調節する操作が面倒であるという問題点を新たに有しており、特に、車椅子に座った状態で操作せざるを得ない身体障害者等にとっては、大型表示装置を見やすく且つ操作しやすい位置に調節する操作自体が困難であり、身体障害者等にとって操作性を向上させることができないという問題点を依然として有していた。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成でしかも簡単な操作によって、床面上に立った状態で操作する通常のユーザーは勿論のこと、車椅子に座った状態で操作せざるを得ない身体障害者等のユーザーにとっても、操作部が見やすく且つ操作が容易な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載の発明は、
床面上に設置した状態で使用される画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の上方に空間を介して設けられ、原稿の画像を読取る読取り部と、
前記画像形成装置を操作するための表示パネル及び操作キー群とを有する操作部と、
前記画像形成部の上面に画像が形成された用紙が排出される排出トレイを有し、
前記操作部は、前記排出トレイの前面側の上方であって、前記読取り部の前側で、前記画像形成部の下方に配設された給紙部の前側壁面よりも前側に突出するように取付けられ、前記操作部の裏面側に設けられた操作レバーと、前記操作レバーを手で握り、押し下げまたは押し上げる操作に応じて、前記操作部を予め設定された所定の角度に段階的に変更可能とする角度設定機構と、を更に有することを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2に記載の発明は、
床面上に設置した状態で使用される画像形成装置において、
用紙に画像を形成し、画像が形成された用紙が排出される排出トレイを上面に有する画像形成部と、
原稿の画像を読取る読取り部と、
前記読取り部の前側で、前記画像形成部の下方に配設された給紙部の前側壁面よりも前側に突出するように取付けられ前記画像形成装置を操作するための表示パネル及び操作キー群有する操作部と、
前記読取り部を前記排出トレイの上方に排出された用紙が収容される空間を形成するように持ち上げる支柱部材と、
前記操作部の裏面側に設けられた操作レバーと、前記操作レバーを手で握り、押し下げまたは押し上げる操作に応じて、前記操作部を予め設定された所定の角度に段階的に変更可能とする角度設定機構と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
さらに、請求項3に記載の発明は、
前記操作部の傾き角度は、
水平方向に対して下向きに20度乃至30度の範囲内のいずれかの第1の角度と、
水平方向に対して下向きに0度乃至15度の範囲内のいずれかの第2の角度とに設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
又、請求項4に記載の発明は、
前記操作部は、操作部に向かって左側に表示パネルを設け、かつ、操作部に向かって右側にテンキー及びスタートキーを含む操作キー群を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置である。
また、請求項5に記載の発明は、
前記操作部は、前記読取り部の前面側に回動軸を介して回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項第1項乃至のいずれかに記載の画像形成装置である。
また、請求項6に記載の発明は、
前記操作部の操作面の高さが890mm乃至965mmの間にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置である。
以上の通り、この発明によれば、床面上に立った状態で操作する通常のユーザーは勿論のこと、車椅子に座った状態で操作せざるを得ない身体障害者等のユーザーにとっても、操作部の裏面側に設けられた操作レバーを操作することによって、操作部が見やすく且つ容易に操作することができる画像形成装置を提供することができる。
以下にこの発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図3はこの発明の実施の一形態に係る複写機/ファクシミリ/プリンターの機能を兼ね備えた画像形成装置を示すものであり、この画像形成装置は、床面上に設置した状態で使用されるように構成されている。
図3において、1は画像形成部としての画像形成装置の本体を示すものであり、この画像形成装置本体1内の上部には、原稿の画像を読み取る図1に示す画像読取装置33によって読み取られた画像情報や、パーソナルコンピュータ等から送られてくる画像情報に、必要に応じて所定の画像処理を施す画像処理装置2と、当該画像処理装置2によって所定の画像処理が施された画像情報に基づいて画像露光を行うROS3(Raster Output Scanner )が配置されており、このROS3では、画像情報に応じてレーザー光LBによる画像露光が行われる。
上記ROS3は、図3に示すように、図示しない半導体レーザーからレーザー光LBを画像情報の階調データに応じて出射する。この半導体レーザーから出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡4によって偏向走査され、反射ミラー5、6を介して感光体ドラム7上に走査露光される。
上記ROS3によってレーザー光LBが走査露光される感光体ドラム7としては、例えば、有機系の光導電性物質を用いた感光体が用いられ、当該感光体ドラム7は、図示しない駆動手段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動されるようになっている。この感光体ドラム7の表面は、図3に示すように、予め帯電ロール8によって所定の電位に帯電された後、画像情報に応じてレーザー光LBが走査露光されることによって静電潜像が形成される。上記感光体ドラム7上に形成された静電潜像は、現像装置9の現像ロール10によって現像され、トナー像となる。
上記感光体ドラム7上に形成されたトナー像は、当該感光体ドラム7に接触するように配置された転写ロール11によって転写紙12上に転写されるとともに、このトナー像が転写された転写紙12は、針状電極からなる分離帯電器13により除電されて感光体ドラム7から分離される。この針状電極からなる分離帯電器13には、AC電圧、又はDC電圧を重畳したAC電圧が印加されるようになっている。上記転写紙12は、図3に示すように、画像形成装置本体1内の下部に配置された複数の用紙カセット14、15、16から給紙ロール17によって給紙される。この給紙された転写紙12は、搬送ロール18及びレジストロール19によって感光体ドラム7の表面までそれぞれ搬送される。
また、上記感光体ドラム7上からトナー像が転写された転写紙12は、上述したように、針状電極からなる分離帯電器13により除電されて感光体ドラム7の表面から分離された後、定着装置20へ搬送され、この定着装置20によって熱及び圧力によってトナー像が転写紙12上に定着された後、排出ロール21によって排紙トレイ22上に排出されて画像の形成工程が終了する。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム7の表面は、クリーナーブレードやブラシ等を備えたクリーニング装置23によって、残留トナーや紙粉等が除去され、次の画像形成工程に備えるようになっている。
上記の如く構成される画像形成装置では、メンテナンス性の向上等のため、感光体ドラム7、及びその周辺の現像装置9やクリーニング装置23等がCRU24として一体的にユニット化されており、このCRU24は、画像形成装置本体1に対して一体的に着脱可能となっている。
ところで、この実施の形態に係る画像形成装置は、床面上に設置した状態で使用される画像形成装置において、当該画像形成装置を操作する操作部を有し、前記操作部の設置角度を、少なくとも水平方向に対して下向きに20〜30度の範囲内のいずれかの角度に傾斜した第1の角度と、当該第1の角度よりも小さな第2の角度とに変更可能とするように構成されている。
すなわち、この実施の形態に係る画像形成装置は、図1及び図3に示すように、床面30上に設置した状態で使用されるように構成されており、この画像形成装置の本体1は、当該装置本体1を移動可能とするキャスター31を介して、床面30上に固定した状態で設置されている。また、上記画像形成装置本体1の上部には、原稿を自動的に搬送するための自動原稿搬送装置32を備えた読取り部としての画像読取装置33が、床面上に立設された取付け用の支柱部材34に載置した状態で配置されている。
上記自動原稿搬送装置32を備えた画像読取装置33には、図1及び図2に示すように、画像形成装置を操作する操作部としてのコントロールパネル35が、画像読取装置33と同一の幅に渡って前面に突出するように配設されており、このコントロールパネル35は、その設置角度が、水平方向に対して下向きに20〜30度の範囲内のいずれかの角度に傾斜した第1の角度と、当該第1の角度よりも小さな第2の角度とに変更可能となっている。
上記コントロールパネル35には、図4に示すように、画像形成装置の操作状態を表示するとともに、画面をユーザーが指等で押圧することによって操作を行うタッチパネルからなる9.4インチの液晶表示パネル36と、画像形成装置のコピーやプリンター、ファクシミリとしての機能を操作するための操作キー37とが設けられている。上記液晶表示パネル36は、通常の画像形成装置よりも画面が大きく設定されており、且つ、この液晶表示パネル36に表示される画像も通常の装置よりも大きく設定されており、視力の弱い弱視等のユーザーにとっても表示画像を容易に目視可能となっている。また、上記コントロールパネル35の操作キー37としては、図4に示すように、スタートキー38、ストップキー39、リセットキー40、手動受信キー41、数字キー42、クリアキー43、割り込みキー44、機能切り替えキー45、設定確認キー46、状態確認キー47、音声ガイドキー48、音量調節ボリューム49、ファクリミリの送信設定キーが配列された送信設定部50など、種々のキーが設けられている。上記種々の操作キー37のうち、画像形成装置の基本的な操作を行うためのスタートキー38、ストップキー39、リセットキー40、手動受信キー41及び割り込みキー44は、図5及び図6に示すように、スタートキー38が平面楕円形状に形成されているとともに、中央部が低くなるような立体形状に形成されて、視力の弱い弱視等のユーザーや目の見えないユーザー等によっても、キーを手で触るだけで他のキーと識別可能となっており、ストップキー39とリセットキー40は、平面矩形状でコントロールパネル35の表面35aより若干高く設定されているのに対し、手動受信キー41は、ストップキー40等と同じく平面矩形状であるが、コントロールパネル35の表面35aと同一の高さに設定されており、誤操作を防止するように構成されている。また、上記スタートキー38の周囲には、誤操作を防止する防止ガイド38bが設けられており、車椅子等に座ったユーザー等がストップキー39やリセットキー40などを操作する際に、誤ってスタートキー38を押してしまう誤操作を防止するように構成されている。さらに、上記スタートキー38、ストップキー39、リセットキー40には、手で触ることによってキーを識別可能とするためのマーク38a、39b、40aが刻設されている。
また、上記コントロールパネル35は、図7に示すように、画像読取装置33の前側面に回動軸51を介して回動自在に取付けられているとともに、その設置角度が、水平方向に対して下向きに20〜30度の範囲内のいずれかの角度に傾斜した第1の角度θ1と、当該第1の角度よりも小さな水平方向Hに対して下向きに0〜15度の範囲内のいずれかの角度に傾斜した第2の角度θ2とに、角度変更機構52によって変更可能となっている。この角度変更機構52は、コントロールパネル35の裏面側に取付けられた支持部材53と、当該支持部材53に軸54を介して傾動自在に取付けられた操作レバー55と、画像読取装置33の前面側に突出するように取付けられ、角度調節用の軸部材56を備えたアングル部材57とから構成されている。さらに、上記操作レバー55の先端部には、画像読取装置33側のアングル部材57に設けられた角度調節用の軸部材56と係合するL字形状の溝58が設けられている。そして、上記角度変更機構52は、図7に示すように、水平に近い第2の角度θ2に設定された状態では、画像読取装置33側のアングル部材57に設けられた角度調節用の軸部材56が、操作レバーのL字形状溝58の先端部58aに係合している。一方、上記コントロールパネル35側に設けられた操作レバー55を、図8に示すように、手でコントロールパネル35側に押し上げて、角度調節用の軸部材56が操作レバーのL字形状溝58の中間部58bに来るように移動させた状態で、コントロールパネル35全体を押し下げることによって、画像読取装置33側のアングル部材57に設けられた角度調節用の軸部材56が、操作レバー55のL字形状溝58の基端部58cへと移動して、図9に示すように、コントロールパネル35が第1の角度θ1に設定された状態で停止するようになっている。
ところで、本発明者らは、上記の如く角度変更機構52によって、コントロールパネル35の設置角度を、第1の角度と第2の角度とに変更可能とした場合に、これら第1の角度と第2の角度をどのような角度に設定した場合に、コントロールパネル35に設けられた液晶表示パネル36を、車椅子等に着座した状態で操作するユーザーが見やすく、なおかつコントロールパネル35に設けられた操作キー37を、車椅子等に着座した状態で操作するユーザーが操作しやすいとともに、コントロールパネル35に設けられた液晶表示パネル36を、床面30に立った状態で操作するユーザーUが見やすく、なおかつコントロールパネル35に設けられた各種の操作キー37を、床面30に立った状態で操作するユーザーUが操作しやすいかを明らかにするため、種々の人間工学的な検討を行った。以下に、その検討結果について説明する。
まず、上記コントロールパネル35に設けられる液晶表示パネル36の目視可能な視野角は、図12に示すように、手前側に40度、向こう側に25度とする。このようなコントロールパネル35を用いて、ユーザーUとして日本人の平均的な身長の男性及び女性のユーザーが、床面30上に立った状態と車椅子60に座った状態で、コントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作と、「操作キーを押す」操作の2点において、操作しやすいコントロールパネル35の設置角度を評価検討して求めた。評価観点は、「液晶表示パネルを見る」操作については、コントロールパネル35から図11及び図12に示すスタンディングポジションで、自然に液晶表示パネル36の画面を見る事ができるか否か、及び「操作キーを押す」操作については、操作する手の爪が邪魔にならず、他の操作キーに触れないように、コントロールパネル35上の操作キー37を指の腹の部分で「垂直に押す」感覚で操作が行えるか否かとした。
図11及び図12は、コントロールパネル35の支点の高さを890mmに設定した場合に、ユーザーUとして日本人の平均的な身長の男性及び女性のユーザーが、床面上に立った状態と車椅子60に座った状態で、コントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作と、「操作キーを押す」操作の2点において、上記の観点から評価を行った結果を図示したものである。
この結果、床面30上に立った状態で操作するユーザーUが操作しやすいコントロールパネル35の設定角度θは、図11に示すように、5度から20度であった。また、車椅子60に座った状態で操作するユーザーUが操作しやすいコントロールパネル35の設定角度θは、図12に示すように、22度から30度であった。
図13及び図14は、コントロールパネル35の支点の高さhを965mmに設定した場合に、ユーザーUとして日本人の平均的な身長の男性及び女性のユーザーが、床面30上に立った状態と車椅子に座った状態で、コントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作と、「操作キーを押す」操作の2点において、上記の観点から評価を行った結果を図示したものである。
この結果、床面30上に立った状態で操作するユーザーが操作しやすいコントロールパネル35の設定角度θは、図13に示すように、5度から30度であった。また、車椅子60に座った状態で操作するユーザーUが操作しやすいコントロールパネル35の設定角度θは、図14に示すように、30度であった。
図15は、コントロールパネル35の操作面35aの支点の高さを変化させた場合に、日本人の平均的な身長の男性と女性が操作しやすい操作面35aの高さに関する考察の結果を示すものである。
検討の結果、コントロールパネル35の操作面35aの支点の高さがユーザーUの肘より高くなると、作業能率が極端に落ち、疲労も増大することがわかった。また、コントロールパネル35の操作面の高さがユーザーの肘より150mm以上低くなると、かえって作業性が低下することがわかった。従って、コントロールパネル35の操作面が操作者の肘よりも0から150mm低い範囲内にある事が、操作者が不快感を覚える事なく操作できる条件とする。
そして、コントロールパネル35の操作面の高さを変化させた時の快適な操作ができると思われる人の割合を表したグラフが、図15である。
図15において、男女平均で約80%、男女別で約60%をカバーしている場合には、比較的快適な状態で操作ができると考えられるため、コントロールパネル35の操作面の高さは、890mm〜965mmの範囲内に設定するのが望ましいことがわかる。
また、図16(a)(b)は、上記の890mm〜965mmの範囲内にコントロールパネル35の操作面の高さを設定した場合に、図11乃至図14に示すようにして求めたコントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作と、「操作キーを押す」操作がしやすいコントロールパネル35の設置角度を、グラフに示したものである。
この図16(a)(b)から分かるように、コントロールパネル35の操作し易い設置角度θの範囲は、車椅子60に座った状態で操作するユーザーUに対しては、図16(a)に示すように、コントロールパネル35の操作面の高さを890mmに設定すると、日本人男性のユーザーUは5度から30度、日本人女性のユーザーUは、これよりも狭く22度から30度の範囲である。また、コントロールパネル35の操作面の支点の高さを965mmに設定すると、日本人男性のユーザーUは20度から30度、日本人女性のユーザーUは、ほぼ30度でのみ操作性が良いことがわかる。
一方、コントロールパネル35の操作し易い設置角度の範囲は、床面30上に立った状態で操作するユーザーUに対しては、図16(b)に示すように、コントロールパネル35の操作面の支点の高さを890mmに設定すると、日本人男性及び女性のユーザーUとともに5度から20度の範囲であり、コントロールパネル35の操作面の支点の高さを965mmに設定すると、日本人男性及び女性のユーザーUともに5度から30度と範囲が広がることがわかる。
さらに、図17は、コントロールパネル35の操作面35aの支点の高さを890mmと965mmの2種類に設定した場合に、図11乃至図14に示すようにして求めたコントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作の見やすい角度の範囲と、「操作キーを押す」操作の押しやすい角度の範囲とを、日本人男性及び女性のユーザーUについて、図示したグラフである。なお、図17において、座位の場合コントロールパネル35から頭部までの距離を300mm、立位の場合コントロールパネル35から頭部までの距離を200mmとした。
図17から分かるように、コントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作の見やすい角度の範囲は、相対的に広いが、「操作キーを押す」操作の押しやすい角度の範囲は、相対的に狭く、「液晶表示パネルを見る」操作の見やすい角度の範囲と、「操作キーを押す」操作の押しやすい角度の範囲の双方を満足する角度にコントロールパネル35の設定角度θが設定される。
この図17から分かるように、コントロールパネル35の操作面の支点の高さが890mmで女性座位の場合には、22度〜30度、コントロールパネル35の操作面の支点の高さが965mmで女性座位の場合には、30度のみ、コントロールパネル35の操作面の支点の高さが890mmで男性座位の場合には、15度〜30度、コントロールパネル35の操作面の支点の高さが965mmで男性座位の場合には、22度〜30度が、「液晶表示パネルを見る」操作の見やすい角度の範囲と、「操作キーを押す」操作の押しやすい角度の範囲の双方を満足する角度である。
また、この図17から分かるように、コントロールパネル35の操作面の支点の高さが890mmで女性立位の場合には、5度〜20度、コントロールパネル35の操作面の支点の高さが965mmで女性立位の場合には、5〜30度、コントロールパネル35の操作面の支点の高さが890mmで男性立位の場合には、5度〜20度、コントロールパネル35の操作面の支点の高さが965mmで男性立位の場合には、5度〜30度が、「液晶表示パネルを見る」操作の見やすい角度の範囲と、「操作キーを押す」操作の押しやすい角度の範囲の双方を満足する角度である。
そこで、本発明者らは、上記種々の検討の結果、コントロールパネル35の設置角度θを、図11及び図12に示すように、車椅子に座った状態で操作するユーザーUが、コントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作がしやすく、且つ「操作キーを押す」操作がしやすい、水平方向に対して下向きに22度の角度に傾斜した第1の角度θ1と、床面30上に立った状態で操作するユーザーUが、コントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作がしやすく、且つ「操作キーを押す」操作がしやすい、第1の角度θ1よりも小さな5度の第2の角度θ2とに、前述した角度変更機構52によって二段階に変更可能に設定した。なお、上記コントロールパネル35の設置角度θは、二段階ではなく、三段階以上に設定可能としても勿論良い。
以上の構成において、この実施の形態に係る画像形成装置では、次のようにして、簡単な構成でしかも簡単な操作によって、床面上に立った状態で操作する通常のユーザーは勿論のこと、車椅子に座った状態で操作せざるを得ない身体障害者等のユーザーにとっても、操作部が見やすく且つ操作が容易となっている。
すなわち、この実施の形態に係る画像形成装置は、図1に示すように、床面30上に設置した状態で使用され、当該画像形成装置の上部に配設された画像読取装置33に、コントロールパネル35が前面側に突出するように配設されている。そして、このコントロールパネル35を操作することによって、画像形成装置において、コピーやプリント、あるいはファクシミリ等の操作を行うようになっている。
ところで、近年、身体障害者等の社会進出が盛んになってきており、オフィス等において、身体障害者等が車椅子に座った状態で、画像形成装置を操作する機会も増えてきている。
この実施の形態に係る画像形成装置においては、図7に示すように、角度変更機構52の操作レバー55を操作することによって、コントロールパネル35の設置角度θを、図11及び図12に示すように、車椅子60に座った状態で操作するユーザーUが、コントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作がしやすく、且つ「操作キーを押す」操作がしやすい、水平方向に対して下向きに22度の角度に傾斜した第1の角度θ1と、床面30上に立った状態で操作するユーザーUが、コントロールパネル35の「液晶表示パネルを見る」操作がしやすく、且つ「操作キーを押す」操作がしやすい、第1の角度θ1よりも小さな5度の第2の角度θ2とに、二段階に変更可能となっている。
そのため、上記画像形成装置は、図12に示すように、ユーザーUが車椅子60に座った状態で操作する場合には、角度変更機構52の操作レバー55を操作することによって、コントロールパネル35の設置角度θを22度に設定することによって、車椅子60に座った状態で操作するユーザーUであっても、コントロールパネル35の液晶表示パネル36が見やすく、且つ操作キー37も押しやすく、画像形成装置を極めて容易に操作することができる。しかも、車椅子60に座った状態で操作するユーザーUは、コントロールパネル35の裏面側に設けられた操作レバー55を手で握って、当該コントロールパネル35を押し下げるだけで、車椅子60に座った状態で操作するユーザーUが、コントロールパネル35を操作しやすい22度の角度に、コントロールパネル35を自動的に設定することができるので、コントロールパネル35の設置角度θの調節作業を容易に行うことができる。
また、上記画像形成装置は、図11に示すように、ユーザーUが床面30上に立った状態で操作する場合には、角度変更機構52の操作レバー55を操作することによって、コントロールパネル35の設置角度θを5度に設定することによって、床面30上に立った状態で操作するユーザーUであっても、コントロールパネル35の液晶表示パネル36が見やすく、且つ操作キー37も押しやすく、画像形成装置を極めて容易に操作することができる。しかも、床面30上に立った状態で操作するユーザーUは、コントロールパネル35の裏面側に設けられた操作レバー55を手で握って、当該コントロールパネル35を押し上げるだけで、床面30上に立った状態で操作するユーザーUが、コントロールパネル35を操作しやすい5度の角度に、コントロールパネル35を自動的に設定することができるので、コントロールパネル35の設置角度θの調節作業を容易に行うことができる。
このように、上記実施の形態に係る画像形成装置では、簡単な構成でしかも簡単な操作によって、床面30上に立った状態で操作する通常のユーザーUは勿論のこと、車椅子60に座った状態で操作せざるを得ない身体障害者等のユーザーUにとっても、コントロールパネル35が見やすく且つ操作が容易となっている。
図1はこの発明の一実施の形態としての画像形成装置を示す外観斜視図である。 図2はこの発明の一実施の形態としての画像形成装置のコントロールパネルを示す外観斜視図である。 図3はこの発明の一実施の形態としての画像形成装置を示す構成図である。 図4(a)〜(c)はコントロールパネルをそれぞれ示す平面図、正面図及び側面図である。 図5はコントロールパネルの操作キーを示す外観斜視図である。 図6(a)〜(e)はコントロールパネルの操作キーをそれぞれ示す平面図及び断面図である。 図7はコントロールパネルの角度変更機構を示す側面構成図である。 図8はコントロールパネルの角度変更機構を示す外観斜視図である。 図9はコントロールパネルの角度変更機構を示す外観斜視図である。 図10はコントロールパネルの液晶表示パネルの視野角を示す説明図である。 図11はコントロールパネルの操作状態を示す説明図である。 図12はコントロールパネルの操作状態を示す説明図である。 図13はコントロールパネルの操作状態を示す説明図である。 図14はコントロールパネルの操作状態を示す説明図である。 図15はコントロールパネルの操作面の支点の高さを示すグラフである。 図16(a)(b)はコントロールパネルの設置角度と高さの関係をそれぞれ示すグラフである。 図17はコントロールパネルの設置角度と高さの関係をそれぞれ示すグラフである。
符号の説明
1:画像形成装置本体、30:床面、35:コントロールパネル、36:液晶表示パネル、37:操作キー、52:角度変更機構、θ1:第1の角度、θ2:第2の角度。

Claims (6)

  1. 床面上に設置した状態で使用される画像形成装置において、
    用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の上方に空間を介して設けられ、原稿の画像を読取る読取り部と、
    前記画像形成装置を操作するための表示パネル及び操作キー群とを有する操作部と、
    前記画像形成部の上面に画像が形成された用紙が排出される排出トレイを有し、
    前記操作部は、前記排出トレイの前面側の上方であって、前記読取り部の前側で、前記画像形成部の下方に配設された給紙部の前側壁面よりも前側に突出するように取付けられ、前記操作部の裏面側に設けられた操作レバーと、前記操作レバーを手で握り、押し下げまたは押し上げる操作に応じて、前記操作部を予め設定された所定の角度に段階的に変更可能とする角度設定機構と、を更に有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 床面上に設置した状態で使用される画像形成装置において、
    用紙に画像を形成し、画像が形成された用紙が排出される排出トレイを上面に有する画像形成部と、
    原稿の画像を読取る読取り部と、
    前記読取り部の前側で、前記画像形成部の下方に配設された給紙部の前側壁面よりも前側に突出するように取付けられ前記画像形成装置を操作するための表示パネル及び操作キー群有する操作部と、
    前記読取り部を前記排出トレイの上方に排出された用紙が収容される空間を形成するように持ち上げる支柱部材と、
    前記操作部の裏面側に設けられた操作レバーと、前記操作レバーを手で握り、押し下げまたは押し上げる操作に応じて、前記操作部を予め設定された所定の角度に段階的に変更可能とする角度設定機構と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記操作部の傾き角度は、
    水平方向に対して下向きに20度乃至30度の範囲内のいずれかの第1の角度と、
    水平方向に対して下向きに0度乃至15度の範囲内のいずれかの第2の角度とに設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作部は、操作部に向かって左側に表示パネルを設け、かつ、操作部に向かって右側にテンキー及びスタートキーを含む操作キー群を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記操作部は、前記読取り部の前面側に回動軸を介して回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項第1項乃至のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記操作部の操作面の高さが890mm乃至965mmの間にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
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