JP6132727B2 - 操作入力装置、及びこれを備える情報処理装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム100は、画像処理装置10及び情報端末20を備える。前記画像処理装置10及び前記情報端末20は、LAN又はインターネットなどの通信網30を介してデータ通信可能に接続されている。なお、前記画像形成システム100には、前記画像処理装置10及び前記情報端末20各々が一又は複数接続可能である。
図1に示すように前記情報端末20は、制御部21、通信I/F22、操作部23、表示部24、及び記憶部25を備えるパーソナルコンピューターである。また、前記情報端末20は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はPDAであってもよい。
一方、図1及び図2に示すように、前記画像処理装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、記憶部7、及び通信I/F8などを備える複合機である。本実施形態では、前記制御部5及び前記操作表示部6を備える装置が本発明に係る操作入力装置の一例である。なお、前記画像処理装置10は、本発明に係る情報処理装置の一例に過ぎない。例えば、プリンター、ファクシミリ装置、スキャナー、パーソナルコンピューター、又はタブレット端末なども本発明に係る情報処理装置の一例である。
次に、図3及び図4を参照しつつ、前記操作表示部6について説明する。
そして、前記画像処理装置10では、前記制御部5が、図1に示すように、入力制御部51、表示制御部52、照合処理部53、ログイン処理部54、ログアウト処理部55、振動制御部56、及び出力処理部57を含む。ここに、前記制御部5は、前記CPUにより前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することにより、前記入力制御部51、前記表示制御部52、前記照合処理部53、前記ログイン処理部54、前記ログアウト処理部55、前記振動制御部56、及び前記出力処理部57として機能する。なお、前記入力制御部51、前記表示制御部52、前記照合処理部53、前記ログイン処理部54、前記ログアウト処理部55、前記振動制御部56、及び前記出力処理部57の一部又は全部が回路モジュールであってもよい。
以下、図6〜10のフローチャートに従って、前記画像処理システム100において、前記画像処理装置10の前記制御部5及び前記情報端末20の前記制御部21によって実行される各種の処理について順に説明する。また、図11〜図14は、前記各種の処理における操作例を示す図であり、以下の説明において適宜参照する。なお、前記制御部5とは別に前記操作表示部6に制御部が設けられている場合は、当該制御部が前記制御部5に代わって各種の処理を実行してもよい。
ここに、図6は、前記制御部5によって実行されるモード切替処理の手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、前記制御部5は、前記タッチパネル61から入力される前記タッチ操作信号に基づいて、前記タッチパネル61に対して同時に任意の10点のタッチ操作(以下、「切替操作」と称する)が行われているか否かを判断する。このとき、前記制御部5は、前記タッチパネル61における検出可能領域61A全体において前記切替操作の有無を判断する。これにより、前記タッチパネル61における予め定められた位置に対して前記切替操作を行う必要がないため、視覚障害者は前記切替操作を容易に行うことができる。
ステップS2において、前記制御部5は、前記タッチパネル61の操作モードとして通常モードを実行する。前記通常モードにおいて、前記制御部5は、前記タッチパネル61において行われた各種の操作キーのタッチ操作に応じて(S3のYes側)、その操作キーに対応する操作入力を実行する(S4)。その後、前記制御部5は、処理を前記ステップS1に戻す。このように、前記タッチパネル61で10点のタッチ操作が同時に検出されていない場合には、前記制御部5により前記通常モードが実行される。
一方、ステップS101において、前記制御部5は、前記タッチパネル61の操作モードとして指点字モードを実行する。即ち、前記画像処理装置10における前記タッチパネル61の操作モードが前記通常モードから前記指点字モードに切り換えられる。その後、前記制御部5は、処理を前記ステップS1に戻す。このように、前記タッチパネル61で10点のタッチ操作が同時に検出されている場合には、前記制御部5により前記指点字モードが実行される。なお、前記指点字モードにおいて、10点の同時操作が検出されなくなったときに(S1のNo側)、前記画像処理装置10がユーザーのログイン状態である場合、前記制御部5はそのユーザーをログアウトさせた後、前記操作モードを前記通常モードに切り換える。
そして、前記指点字モードでは、前記制御部5によって指点字操作処理(図7及び図8参照)が実行される。前記指点字操作処理では、前記制御部5が、前記操作表示部6の前記タッチパネル61に対する指点字パターンに従った入力操作に応じた処理を実行する。即ち、前記指点字モードでは、前記タッチパネル61に表示された操作キー各々のタッチ操作が行われた場合であっても、その操作キーに対応する操作入力が実行されない。以下、図7及び図8を参照しつつ、前記指点字操作処理について説明する。なお、前記制御部5は、前記モード切替処理及び前記指点字操作処理を略並行して実行する。
ステップS11において、前記制御部5は、前記タッチパネル61により前記切替操作が検出された場合に、そのタッチ操作が行われた前記タッチ操作領域611各々を前記タッチ操作領域611の位置に応じてユーザーの各指に対応付ける。なお、前記タッチ操作領域611と前記指との対応関係は、前記制御部5の前記RAM又は前記EEPROMなどの記憶部に記憶される。このとき、前記制御部5は、前記タッチパネル61におけるタッチ操作の検出箇所及びその近傍を含む所定範囲(例えば検出箇所を中心とする半径5mmの領域)の位置座標を前記タッチ操作領域611として記憶させる。このように前記タッチパネル61における検出箇所の近傍の領域を前記タッチ操作領域611とすることにより、操作中におけるユーザーの各指の多少のズレが許容される。
次に、ステップS12において、前記制御部5は、現在の操作モードが前記指点字モードである旨を、前記指点字パターンに従った前記圧電シート63による一又は複数の前記部分領域63Aの振動によりユーザーに通知する。このとき、前記制御部5は、前記ステップS11において行われた対応付けに基づいて、前記指点字パターンに従った一又は複数の指の位置に対応する前記部分領域63Aを振動させる。
ステップS13において、前記制御部5は、ログイン操作を実行するべき旨を伝えるためのログイン操作要求を、前記ステップ12と同様に前記指点字パターンに従った前記圧電シート63による一又は複数の前記部分領域63Aの振動によりユーザーに通知する。
次に、ステップS14において、前記制御部5は、前記タッチパネル61による押下操作の検出結果と前記指点字パターンとに応じて文字を認証情報として入力する。具体的に、前記認証情報は、ユーザーを認証するために用いられるユーザーのID及びパスワードなどである。ここで、前記認証情報に対応する文字情報の入力時、前記制御部5は、前記認証情報を前記タッチパネル61に表示させないことが考えられる。これにより、ユーザーが前記認証情報を入力する際に、前記認証情報が他人に見られることが防止される。なお、前記認証情報に対応する文字情報の入力が行われていない場合、前記制御部5は、前記タッチパネル61により入力される文字情報を前記タッチパネル61に表示させる。
そして、ステップS15において、前記制御部5は、前記タッチパネル61から入力される操作信号に基づいて、予め設定された確定操作が行われたか否かを判断する。具体的に、前記制御部5は、ユーザーの両手の親指に対応する二つの前記タッチ操作領域611の間隔が前記閾値以下まで小さくなった場合に前記確定操作が行われたと判断する。例えば、前記制御部5は、ユーザーの両手の親指に対応する前記タッチ操作領域611各々が接した場合に前記確定操作が行われたと判断する。
ステップS16において、前記制御部5は、前記ステップS14で入力された文字情報の入力を確定し、その文字情報と予め前記記憶部7に記憶されている前記認証情報とを照合する。このとき、前記制御部5は、前記照合結果が一致であれば、前記認証情報に対応するユーザーをログインさせる。なお、前記ユーザー情報は、前記画像処理装置10における前記操作表示部6の操作により事前に前記制御部5によって前記記憶部7に登録されている。
ステップS17において、前記制御部5は、前記ステップS16における照合結果として、ユーザーのログインの成功又は失敗を前記ステップS12と同様にユーザーに通知する。具体的に、前記制御部5は、前記指点字パターンに従った前記圧電シート63による一又は複数の前記部分領域63Aの振動によって前記照合結果をユーザーに通知する。なお、前記制御部5は、前記照合結果を前記画像処理装置10に搭載されるスピーカー(不図示)を用いて音声によって通知することも考えられる。
ステップS18において、前記制御部5は、前記照合結果が一致であったか否かを判断する。ここで、前記制御部5は、前記照合結果が一致であれば(S18のYes側)、処理をステップS19に移行させ、前記照合結果が一致でなければ(S18のNo側)、処理を前記ステップS14に戻す。
ステップS19において、前記画像処理装置10で発生する各種の通知情報を、前記ステップS12と同様にユーザーに通知する。具体的に、前記通知情報は、前記タッチパネル61の現在の表示画面の内容、前記表示画面において実行可能な操作入力の内容、前記操作入力各々に対応する前記指点字パターンの内容、又はエラー通知の内容などである。なお、前記制御部5は、前記通知情報を前記画像処理装置10に搭載されるスピーカー(不図示)を用いて音声によって通知することも考えられる。
その後、ステップS20において、前記制御部5は、前記操作対応情報に含まれた前記指点字パターンのいずれかに対応する打鍵操作が前記圧電シート63で検出されたか否かを判断する。具体的に、前記ステップS11で対応付けられた前記部分領域63A各々の押下操作を前記部分領域63A各々に対応する指の打鍵操作として、その打鍵操作のパターンと前記操作対応情報の指点字パターンとの一致の有無を判断する。
ステップS201において、前記制御部5は、前記操作対応情報に基づいて、前記ステップS20で前記圧電シート63により検出された前記指点字パターンに従った押下操作に応じて各種の操作入力を行う。これにより、前記タッチパネル61により10点同時検出が行われている間、即ちユーザーが両手の指を前記タッチパネル61に載置している間は、前記指点字モードにおける操作入力が前記制御部5によって実行される。
一方、ステップS21において、前記制御部5は、前記タッチパネル61から入力される前記押下操作信号に基づいて、前記圧電シート63上の10点の同時押下操作が2回連続して行われたか否かを判断する。ここで、10点の同時押下操作が2回連続して行われたと判断した場合(S21のYes側)、前記制御部5は処理をステップS22に移行させる。一方、10点の同時押下操作が2回連続して行われていない場合(S21のNo側)、前記制御部5は処理を前記ステップS19に戻す。
そして、ステップS22において、前記制御部5は、前記画像処理装置10の動作モードを文字情報送信モードに移行させる。即ち、前記制御部5は、前記圧電シート63上の10点の同時押下操作の検出に応じて、前記画像処理装置10の動作モードを文字情報送信モードに切り換える。ここに、係る処理は、前記制御部5の前記出力処理部57によって実行される。前記文字情報送信モードは、前記タッチパネル61を用いて入力する文字情報を、前記情報端末20に送信するための動作モードである。例えば、前記文字情報送信モードは、視覚障害者が前記画像処理装置10を使用している場合に、紙詰まりなどのエラーが生じた場合に前記情報端末20を使用する他のユーザーに対してメッセージを送信するために使用される。また、前記文字情報送信モードは、視覚障害者が前記情報端末20を使用する他のユーザーに対して、前記画像処理装置10の操作などに関する質問又は相談などのメッセージを送信する場合にも使用される。具体的に、前記文字情報送信モードでは、後述のステップS23〜S27が実行される。
ステップS23において、前記制御部5は、前記画像処理装置10の動作モードが文字情報送信モードに移行した旨をユーザーに通知する。具体的に、前記制御部5は、前記指点字パターンに従った前記圧電シート63による一又は複数の前記部分領域63Aの振動によって前記文字情報送信モードに移行した旨をユーザーに通知する。なお、前記制御部5は、前記文字情報送信モードに移行した旨を前記画像処理装置10に搭載されるスピーカー(不図示)を用いて音声によって通知することも考えられる。これにより、視覚障害者であるユーザーは、前記画像処理装置10の動作モードが前記文字情報送信モードに切り替えられたことを認識することができる。
ステップS24において、前記制御部5は、前記ステップS14と同様に、前記タッチパネル61に対する前記指点字パターンに対応する押下操作に応じて文字を入力する。
その後、ステップS25において、前記制御部5は、前記タッチパネル61から入力されるタッチ操作信号に基づいて、前記ステップS15と同様の前記確定操作(図12(B)参照)が行われたか否かを判断する。
そして、ステップS26において、前記制御部5は、前記ステップS24で入力された文字を確定させ、その文字情報を予め設定された宛先に前記通信網30を介して送信する。例えば、前記制御部5は、前記ユーザーごとに予め登録された前記情報端末20のメールアドレスにメールを送信する。これにより、前記情報端末20では、ユーザーが前記画像処理装置10で入力された前記文字情報を参照することができる。なお、前記ステップS26において、前記メールアドレスなどの宛先が入力可能であることも考えられる。
その後、ステップS27において、前記制御部5は、前記タッチパネル61から入力される押下操作信号に基づいて、前記圧電シート63上の10点の同時押下操作が2回連続して行われたか否かを判断する。ここで、10点の同時押下操作が2回連続して行われたと判断した場合(S27のYes側)、前記制御部5は処理をステップS28に移行させる。一方、10点の同時押下操作が2回連続して行われていない場合(S27のNo側)、前記制御部5は処理を前記ステップS24に戻す。
ステップS28において、前記制御部5は、前記画像処理装置10の動作モードを文字情報印刷モードに移行させる。即ち、前記制御部5は、前記圧電シート63上の10点の同時押下操作の検出に応じて、前記画像処理装置10の動作モードを文字情報印刷モードに切り換える。ここに、係る処理は、前記制御部5の前記出力処理部57によって実行される。前記文字情報印刷モードは、前記タッチパネル61を用いて入力する文字情報を、前記画像形成部3で印刷するための動作モードである。例えば、前記文字情報印刷モードは、視覚障害者が前記画像処理装置10を使用している場合に、紙詰まりなどのエラーが生じた場合に、その状況が印刷された印刷物を他のユーザーに見せて状況を伝えるために使用される。具体的に、前記文字情報印刷モードでは、後述のステップS29〜S33が実行される。
ステップS29において、前記制御部5は、前記画像処理装置10の動作モードが文字情報印刷モードに移行した旨をユーザーに通知する。具体的に、前記制御部5は、前記指点字パターンに従った前記圧電シート63による一又は複数の前記部分領域63Aの振動によって前記文字情報印刷モードに移行した旨をユーザーに通知する。なお、前記制御部5は、前記文字情報印刷モードに移行した旨を前記画像処理装置10に搭載されるスピーカー(不図示)を用いて音声によって通知することも考えられる。これにより、視覚障害者であるユーザーは、前記画像処理装置10の動作モードが前記文字情報印刷モードに切り替えられたことを認識することができる。
ステップS30において、前記制御部5は、前記ステップS14と同様に、前記タッチパネル61に対する前記指点字パターンに対応する押下操作に応じて文字を入力する。
その後、ステップS31において、前記制御部5は、前記タッチパネル61から入力されるタッチ操作信号に基づいて、前記ステップS15と同様の前記確定操作(図12(B)参照)が行われたか否かを判断する。
そして、ステップS32において、前記制御部5は、前記ステップS30で入力された文字を確定させ、その文字情報に基づいて前記画像形成部3を用いた画像形成処理を実行する。これにより、前記画像処理装置10で入力された前記文字情報を印刷物として得ることができ、その内容を健常者に確認させることが可能になる。なお、前記ステップS32では、前記文字情報を印刷するための各種の印刷条件の設定も行われる。
その後、ステップS33において、前記制御部5は、前記タッチパネル61から入力される押下操作信号に基づいて、前記圧電シート63上の10点の同時押下操作が2回連続して行われたか否かを判断する。ここで、10点の同時押下操作が2回連続して行われたと判断した場合(S33のYes側)、前記制御部5は処理を前記ステップS19に移行させる。一方、10点の同時押下操作が2回連続して行われていない場合(S33のNo側)、前記制御部5は処理を前記ステップS30に戻す。
続いて、図9を参照しつつ、前記制御部5により実行される受信表示処理の手順の一例について説明する。前記制御部5は、前記受信表示処理を前記モード切替処理及び前記指点字操作処理と略並行して実行する。
ステップS41において、前記制御部5は、前記画像処理装置10の前記操作表示部6の現在の入力モードが前記指点字モードであるか否かを判断する。ここで、前記制御部5は、前記入力モードが前記指点字モードであると判断すると(S41のYes側)、処理をステップS42に移行させる。なお、前記制御部5は、前記入力モードが前記指点字モードでなければ(S41のNo側)、処理を前記ステップS41で待機させる。
ステップS42において、前記制御部5は、前記情報端末20などの外部端末から文字情報を受信したか否かを判断する。なお、前記情報端末20から前記画像処理装置10への前記文字情報の送信は、例えば前記プリンタードライバーの機能を使用して行われ、又はメール送信によって行われる。ここで、前記制御部5は、前記文字情報を受信したと判断すると(S42のYes側)、処理をステップS43に移行させる。なお、前記制御部5は、前記文字情報を受信していない場合は(S42のNo側)、処理を前記ステップS41に戻す。
ステップS43において、前記制御部5は、前記文字情報を受信した旨をユーザーに通知する。具体的に、前記制御部5は、前記ステップS12と同様に、前記指点字パターンに従った前記圧電シート63による一又は複数の前記部分領域63Aの振動によって前記文字情報を受信した旨をユーザーに通知する。これにより、視覚障害者であるユーザーは、前記文字情報を受信した旨を認識することができる。また、前記制御部5が、前記タッチパネル61におけるユーザーの全ての指に対応する前記部分領域63Aを同時に一度又は二度振動させることにより、前記文字情報の受信をユーザーに通知することも考えられる。
そして、ステップS44において、前記制御部5は、前記文字情報の内容をユーザーに通知する。具体的に、前記制御部5は、前記ステップS12と同様に、前記指点字パターンに従った前記圧電シート63による一又は複数の前記部分領域63Aの振動によって前記文字情報の内容をユーザーに通知する。このように、前記制御部5は、前記タッチパネル61で予め定められた数の前記タッチ操作が同時に検出されている場合に(S41のYes側)、前記文字情報を前記指点字パターンに従った一又は複数の指の位置に対応する前記圧電シート63の前記部分領域63Aの振動によって前記文字情報を表示する。これにより、視覚障害者であるユーザーは、前記文字情報の内容を認識することができ、前記情報端末20のユーザーとの間でコミュニケーションを図ることが可能となる。
続いて、図10を参照しつつ、前記情報端末20の前記制御部21により実行される文字情報送受信処理の手順の一例について説明する。前記文字情報送受信処理は、前記制御部21により前記プリンタードライバーに従って実行される処理である。
ステップS51において、前記制御部21は、前記画像処理装置10から文字情報を受信したか否かを判断する。なお、前記画像処理装置10から前記情報端末20への前記文字情報の送信は、前述したように、例えば前記プリンタードライバーの機能を使用して行われ、又はメール送信によって行われる。ここで、前記制御部21は、前記文字情報を受信したと判断すると(S51のYes側)、処理をステップS511に移行させる。なお、前記制御部21は、前記文字情報を受信していない場合は(S51のNo側)、処理をステップS52に戻す。
ステップS511において、前記制御部21は、前記文字情報を前記表示部24に表示させる。例えば、前記文字情報は、前記表示部24の表示画面にポップアップ画面で表示される。これにより、前記情報端末20のユーザーは、前記画像処理装置10で視覚障害者が入力した文字情報を認識することができる。
ステップS52において、前記制御部21は、前記画像処理装置10に文字情報を送信する送信開始操作が前記操作部23に対して行われたか否かを判断する。例えば、前記送信開始操作は、前記制御部21によりプリンタードライバーが実行されることにより前記表示部24に表示されるプリンター操作画面に表示された送信開始キーの操作によって行われる。
ステップS53において、前記制御部21は、前記操作部23による文字情報の入力操作を受け付ける。そして、前記文字情報の入力の確定操作が行われると、処理がステップS54に移行する。
ステップS54において、前記制御部21は、前記ステップS53で入力された文字情報を前記画像処理装置10に送信する。これにより、前記画像処理装置10が、前記指点字モードである場合は、前記画像処理装置10で実行される前記受信表示処理(図9参照)により前記文字情報が視覚障害者に対して通知され、視覚障害者は、前記情報端末20から送信された前記文字情報の内容を認識することができる。例えば、前記制御部21は、前記文字情報を汎用のメールソフトによって前記画像処理装置10にメールとして送信することが考えられる。また、前記制御部21が実行する前記プリンタードライバーに前記文字情報の送信機能が搭載されていることも考えられる。
2 :画像読取部
3 :画像形成部
4 :給紙部
5 :制御部
6 :操作表示部
61:タッチパネル
61A:操作可能領域
62:操作ボタン
63:圧電シート
63A:部分領域
S1、S2、・・・:処理手順(ステップ)番号
10:画像処理装置
20:情報端末
30:通信網
100:画像処理システム
Claims (3)
- 複数箇所に対する同時操作を検出可能なタッチパネルと、
前記タッチパネルによる検出結果と予め設定された指点字パターンとに応じて文字情報を入力する入力制御部と、
前記入力制御部により入力された文字情報の印刷処理又は送信処理の少なくとも一方を実行可能な出力処理部と、
を備える操作入力装置であって、
前記タッチパネルによる予め定められた数の同時操作の検出に応じて、前記操作入力装置を備える情報処理装置の動作モードを、前記操作入力装置の前記タッチパネルに対する操作入力を前記情報処理装置の設定画面における操作入力として受け付けるモードと、前記印刷処理を実行する文字情報印刷モード又は前記送信処理を実行する文字情報送信モードの少なくとも一方とに切り替え可能な制御部を備え、
前記送信処理は、前記情報処理装置とは異なる予め設定された情報端末の宛先に前記文字情報を送信する処理であり、
前記タッチパネルが、タッチ操作と押下操作とを区別して検出可能であり、
前記制御部が、前記タッチパネルによる前記指点字パターンの最大打鍵数以上である予め定められた数の同時タッチ操作の検出に応じて、前記操作入力装置を備える情報処理装置の動作モードを切り替え、
前記入力制御部が、前記指点字パターンの最大打鍵数以上である予め定められた数の前記タッチ操作が同時に検出されている場合に、前記押下操作の検出結果と前記指点字パターンとに応じて文字情報を入力し、
前記出力処理部が、前記タッチパネルによる前記指点字パターンの最大打鍵数よりも多い予め定められた数の同時押下操作の検出に応じて前記文字情報印刷モードと前記文字情報送信モードとを切り替え可能である、
操作入力装置。 - 前記入力制御部が、予め定められた数の前記タッチ操作が同時に検出された場合に、前記タッチ操作が行われたタッチ操作領域各々を前記タッチ操作領域の位置に応じてユーザーの各指に対応付けると共に、前記ユーザーの親指に対応する二つの前記タッチ操作領域の間隔が予め設定された閾値以下まで小さくなった場合に前記文字情報の入力を確定する請求項1に記載の操作入力装置。
- 請求項1又は2に記載の操作入力装置を備える情報処理装置。
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