JP2006154596A - 画像形成装置 - Google Patents

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啓臣 宮木
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Abstract

【課題】 非健常者による操作性を向上した画像形成装置の提供を目的としている。
【解決手段】 画像形成装置Aに設けられた操作部41には、操作部41を所定の位置に固定する係合部材45と、係合部材45の固定状態を解除するロック解除部材47と、弾性体52があり、操作部41の外側にはフレーム44が設けられ、フレーム44は、操作部41を支持する支持部材54と、操作部41をチルトしたときに、係合部材45と係合して操作部41を固定するための2つの被係合部材442,443と、を有し、係合部材45が上方の被係合部材442と係合した状態で、ロック解除部材47を操作すると、操作部41は自重により下がり、下方の被係合部材443と係合した状態でロック解除部材47を操作すると、操作部41は弾性体52により持ち上げられ、係合部材45が2つの被係合部材442,443の中間に保持される。
【選択図】図6

Description

本発明は非健常者による操作性を向上した操作部を有する画像形成装置に関する。
複合機等の画像形成装置には、装置の上面に操作部が設けられているものがある。操作部は、画像形成装置の状態を表示する液晶パネルとテンキー等のハードキー部を有したものである。これらは上方に向いて配置されており、ユーザは上から見下ろすかたちで使用する。
このような構成の操作部は、床面から1000ミリメートル前後の高さに配置されているのが一般的である。この配置は、健常者には使いやすい高さであるが、車椅子を利用している非健常者にとっては操作部が目の高さに近い位置にあるため見えにくい。そのような問題を解決するものとして、操作部の下に設けられた角度保持部材を着脱することで操作部の角度を変えるもの(例えば特許文献1)や、ロック解除ノブを引きながら操作部の角度調節を行うもの等、操作部のチルト操作が可能となっている画像形成装置がある。
特開2003−345087号(図5、図6)
しかし、特許文献1の場合、角度保持部材はねじ止めされており、ドライバで当該ねじを外さないと角度保持部材を外せないため、操作が面倒である。
また、ロック解除ノブによって操作部のチルトを行う画像形成装置の場合、ノブを引きながら操作部のチルトを行う「ながら動作」が必要な構成が多く、チルト機構を本当に必要としている非健常者には使いづらい物となっていた。
そこで、本発明は、非健常者による操作性を向上した画像形成装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するために請求項1記載の画像形成装置は、装置本体の上面に操作部を有する画像形成装置において、前記操作部は、操作部を所定の位置に固定するための係合部材と、該係合部材の固定状態を解除するロック解除部材と、前記操作部の下面に弾性体を有しており、前記操作部の外側にはフレームが設けられ、該フレームは、前記操作部を回動可能に支持する支持部材と、前記操作部をチルトしたときに、前記係合部材と係合して前記操作部を固定するための、上下に設けられた2つの被係合部材と、を有し、前記係合部材が上方の被係合部材と係合した状態で、ロック解除部材を操作すると、前記操作部は、自重により下がり、下方の被係合部材と係合した状態でロック解除部材を操作すると、前記操作部は前記弾性体により持ち上げられ、係合部材が2つの被係合部材の中間に保持されることを特徴としている。
請求項2記載の画像形成装置は、前記係合部材がピンであり、前記被係合部材が孔であることを特徴としている。
請求項3記載の画像形成装置は、前記上下に設けられた2つの被係合部材のうち、下に設けられた前記被係合部材には、ガイド部材が設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の画像形成装置は、前記被係合部材にはアース部材が設けられており、前記係合部材は導電性であって、前記被係合部材に係合した時に、前記係合部材に前記アース部材が圧接することを特徴としている。
請求項5記載の画像形成装置は、前記アース部材は、2つの前記被係合部材のうち、下方に設けられた前記被係合部材に設けられていることを特徴としている。
請求項6記載の画像形成装置は、装置本体の上面に操作部を有する画像形成装置において、前記操作部は、操作部を固定するための係合部材と、該係合部材のロックを解除するロック解除部材と、を有しており、前記操作部の外側にはフレームが設けられ、該フレームは、前記操作部を回動可能に支持する支持部材と、前記操作部をチルトしたときに、前記係合部材を係合することで前記操作部を固定するための、上下に設けられた2つの被係合部材と、を有し、前記係合部材は、前記ロック解除部材とワイヤーによって接続されており、前記ロック解除部材を押すと前記係合部材が前記被係合部材から外れることを特徴としている。
請求項7記載の画像形成装置は、請求項6記載の操作部は、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置の操作部であることを特徴としている。
請求項1記載の画像形成装置は、装置本体の上面に操作部を有している。前記操作部は、係合部材・ロック解除部材・弾性体を有している。係合部材は操作部を所定の位置で固定するためのものであり、ロック解除部材は、係合部材のロックを解除するものであり、弾性体は操作部の下面に設けられているものである。
操作部の外側にはフレームがあり、該フレームは、支持部材・被係合部材を有している。支持部材は、操作部を回動可能に支持し、被係合部材は、操作部をチルトしたときに、係合部材を係合することで操作部を固定するためのものである。被係合部材は上下2箇所に設けられている。
このような構成の画像形成装置において、係合部材が上方の被係合部材と係合した状態でロック解除部材を操作すると、操作部は自重により下がり、下方の被係合部材と係合した状態でロック解除部材を操作すると、操作部は、弾性体の弾性力によって、係合部材が2つの被係合部材の中間に位置するようになっている。
このようにすることで、「ロック解除部材を押す」、「操作部を下(又は上)にチルトする」というように、単一の動作の組み合わせで操作部のチルトが可能となる。
請求項2記載の画像形成装置は、係合部材がピンであり、前記被係合部材が孔となっている。これにより、操作部のロックがより確実に行われる。
請求項3記載の画像形成装置は、上下に設けられた2つの被係合部材のうち、下に設けられた前記被係合部材には、係合部材を中間位置にガイドするガイド部材が設けられている。これによって、下のから上へ操作部を持ち上げるときにはロック解除部材の操作が不要になり、非健常者でもチルト操作がやりやすい。
請求項4記載の画像形成装置は、被係合部材にはアース部材が設けられており、前記係合部材は導電性であって、前記被係合部材に係合した時に、前記係合部材に前記アース部材が圧接する。また請求項5記載の画像形成装置は、アース部材が2つの被係合部材のうち下方側の被係合部材に設けられている。これによって、操作部上面からの電磁波の発生を抑えることができる。
請求項6記載の画像形成装置は、装置本体の上面に操作部を有しており、操作部は操作部を固定するための係合部材と、該係合部材のロックを解除するロック解除部材と、を有している。
操作部の外側にはフレームが設けられており、操作部を回動可能に支持する支持部材と、前記操作部をチルトしたときに、前記係合部材を係合することで前記操作部を固定するための、上下に設けられた2つの被係合部材が設けられている。
そして、係合部材は前記ロック解除部材とワイヤーによって接続されており、前記ロック解除部材を押すと前記係合部材が前記被係合部材から外れる構成となっている。
このような構成とすることで、操作部の薄型化・省スペース化が可能となっている。
請求項7記載の画像形成装置は、請求項6記載の操作部は、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置の操作部である。これによって、単一動作の組み合わせによって操作部のチルトが可能となり、非健常者にも使いやすいものとなる。
次に本発明の画像形成装置を、図面を基に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置の構成を示す図である。本発明は、図1のようなカラー画像形成装置だけではなく、モノクロ画像形成装置にも適用が可能である。
図1に示すカラー画像形成装置Aは、タンデム型カラー画像形成装置であり、原稿自動搬送装置30、画像読取装置60、画像書込装置3Y,3M,3C,3K、像担持体1Y,1M,1C,1K、帯電装置2Y,2M,2C,2K、現像装置4Y,4M,4C,4K、定着装置24、ベルト状の中間転写体6、給紙手段21A,21B,21C、搬送系22等を有するものである。
原稿自動搬送装置30は両面又は片面の原稿dを自動搬送する手段である。画像読取装置60は、移動式光学系により画像情報が読み取られる装置で、原稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの内容を、3枚の可動ミラー60Cで反射し、集光レンズ60Bにより、CCDからなる撮像素子60Aに結像して読み取る。
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、像形成体としての像担持体1Yの周囲に配置された帯電装置2Y、画像書込装置3Y、現像装置4Y及びクリーニング装置8Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、像形成体としての像担持体1M、帯電装置2M、画像書込装置3M、現像装置4M及びクリーニング装置8Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、像形成体としての像担持体1C、帯電装置2C、画像書込装置3C、現像装置4C及びクリーニング装置8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、像形成体としての像担持体1K、帯電装置2K、画像書込装置3K、現像装置4K及びクリーニング装置8Kを有する。帯電装置2Yと画像書込装置3Y、帯電装置2Mと画像書込装置3M、帯電装置2Cと画像書込装置3C及び帯電装置2Kと画像書込装置3Kとは、潜像形成手段を構成する。
中間転写体6は、無端状のベルトであり、複数のローラにより張架され、回動可能に支持されている。
撮像素子60A上に結像した画像情報の信号は、図示しない画像処理部に送られる。画像処理部は、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書込装置3Y,3M,3C,3Kに各色ごとの信号を送る。
画像書込装置3Y,3M,3C,3Kでは、レーザ光源としての半導体レーザを用い、半導体レーザが出射した光ビームはポリゴンミラーなどの光学要素により走査光ビームに形成されて被走査体としての像担持体1Y,1M,1C,1Kに入射し、各色の静電潜像を形成する。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に1次転写装置としての転写装置7Y,7M,7C,7Kにより1次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20A,20B,20C内に収容された記録紙PEは、給紙手段21A,21B,21Cにより給紙され、搬送系22を経て、レジストローラ23でタイミングを合わせて2次転写装置としての転写装置7Aに搬送され、記録紙PE上にカラー画像が2次転写される。カラー画像が転写された記録紙PEは、定着装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
一方、転写装置7Aにより記録紙PEにカラー画像を転写した後、記録紙PEを分離した中間転写体6は、クリーニング装置8Aによりクリーニングされる。
5Y,5M,5C,5Kは、現像装置4Y,4M,4C,4Kにそれぞれ新規トナーを補給するトナー補給手段である。
図2は本発明の画像形成装置の斜視図である。図2では、画像形成装置Aの排紙ローラ25に中折り処理やステープル処理等を行う後処理装置Bが接続しており、また手差しトレイのある位置には、大容量給紙装置Cが接続されている。
なお、本発明はこのような実施例以外にも、画像形成装置Aを単体で使用するような場合も実施可能である。
画像形成装置Aの前面には、下部に給紙カセット20A,20B,20Cがある。これらは、手前に引き出すことで記録紙PEの補給や他のサイズへの交換が行えるようになっている。給紙カセット20A,20B,20Cの上には前扉40がある。前扉40を開けると画像形成部10Y,10M,10C,10Kや定着装置24等が現れ、各装置のメンテナンスや現像装置4Y,4M,4C,4Kのトナー交換といった作業を行うことができるようになる。
画像形成装置Aの上面のうち原稿自動搬送装置30より手前側には、操作部41が設けられている。操作部41は、コピー枚数等の数値を入力するためのテンキーや、画像形成処理の開始を指示するコピー開始ボタンといった、画像形成部10Y,10M,10C,10K等により行われる画像形成処理に関する指示及び設定を行うための複数のハードキーが配置されたハードキー部42と、操作部41で指定した画像形成枚数や、両面コピーモードか片面コピーモードかといった、現在の画像形成モードが表示される表示部43を有している。また、表示部43の表面はタッチパネルになっており、コピーモードの設定等の操作が行えるようになっている。
図3は操作部の上面図である。操作部41は三方をフレーム44に囲まれている。フレーム44は画像形成装置Aに固定されており、操作部41はフレーム44に対して回動可能な状態で設置されている。
図3の操作部41は、ハードキー部42が左右に分かれて配置されており、画像形成処理のスタートを指示するスタートボタン421や画像形成枚数を入力するテンキー422は図の右側のハードキー部42にある。左側にあるハードキー部42には、FAXモードやスキャナモードへモードを変更するためのボタン等、使用頻度の比較的低いボタンが配置されている。また、フレーム44には右側に画像形成装置Aの電源スイッチ441が配置されている。
操作部41の内部には、ハードキー部42や表示部43の配線をした基板があり、基板の下に操作部41を固定するための係合部材45がある。係合部材45は円柱状のピンであり、先端にテーパが形成されている。配置は操作部41の側面で中央よりやや前方であり、両側面に1つずつ取り付けられている。それぞれの係合部材45は、フレーム44に形成された被係合部材に係合することで操作部41の角度が変わらないように固定するようになっている。
操作部41内部の底面には、係合部材45を保持する保持部材46が各係合部材45につき2つずつ設けられており、係合部材45は保持部材46に形成された穴にスライド可能な状態で係合されている。また、係合部材45の中央付近にはフランジ451が設けられており、フランジ451と2つあるうちの一方の保持部材46との間にバネ452を配置してある。
操作部41の前面は凹状に窪んだ部分があり、そこに係合部材45と被係合部材との係合を解除するロック解除部材47が設けられている。ロック解除部材47は、左側のハードキー部42の下方に回転軸471を有するレバーとなっている。ロック解除部材47は、両側面にある係合部材45に、複数のプーリー48を介したワイヤー49で接続されている。ロック解除部材47を奥に押し込むことでワイヤー49が係合部材45を操作部41の内側へ引っ張る。それによって係合部材45の先端がフレーム44に設けられた被係合部材から抜け、ロックが解除される。ロック解除部材47から手を離すと、係合部材45に設けられたバネ452が係合部材45を元の位置、すなわちフレーム44の穴に係合する位置に復帰させようとするため、ロック解除部材47は係合部材45に接続されたワイヤー49によって引っ張られ、元の位置に戻ることとなる。
図4は、操作部を右側面から見た斜視図である。操作部41の側面には切欠部50があり、係合部材45が操作部41内部から突出するようになっている。切欠部50の右側には操作部41のチルトをガイドするためのガイド部材51があり、そのさらに右側には弾性体52が取り付けられている。図4では弾性体52として板バネを使用しているが、本発明ではそのようなものに限定するものではない。また、操作部41の側面には円柱状のピン53が設けられており、操作部41はこのピン53を軸として回動する。
図5は、フレームの要部を示す斜視図である。フレーム44の内側の側面で、操作部41の側面と対向する面には、係合部材45を係合するための2つの被係合部材442,443が穿設されている。被係合部材442,443は、係合部材45がピン53を中心に円弧を描いて回動するため、その軌道に合わせて上下に配置されている。係合部材45が被係合部材442に係合している時には、操作部41の操作面は水平面よりもわずかに下に傾斜した位置に固定される(これを上位置という)。これは健常者にとって使いやすい位置となっている。一方、係合部材45を被係合部材443に係合した時は、操作部41の操作面の傾斜がより大きくなり、車椅子を使用している非健常者にとって使いやすい位置となる(これを下位置という)。また、被係合部材443には樹脂製のガイド部材444がある。
支持部材54は山字型をした樹脂製の部材であり、被係合部材442,443が穿設されている側面に接するように配置されている。支持部材54のうち、上面基端部541の上方には板状突起55が設けられており、上面基端部541と板状突起55との間に、操作部41のピン53が設置される。
なお、図5はフレーム44の左側は図示していないが、右側と同様に、被係合部材442,443とガイド部材444及び支持部材54が配置されている。
図6は操作部をフレームに設置した状態を示す断面図である。これは上下にある被係合部材442,443のうち、上に穿設された被係合部材442に、係合部材45が係合された状態、すなわち操作部41が上位置に固定された状態を示している。ピン53は支持部材54の上面基端部541と板状突起55との間に挿入されている。ガイド部材51は支持部材54の端面542を摺動する。端面542の先端には突起543が形成されており、ガイド部材51は突起543に当たったところで停止する。
操作部41に取り付けられた弾性体52は、支持部材54の上面に当接している。これは、ロック解除部材47を押した時に、操作部41が被係合部材442と被係合部材443との中間位置に止まるようにするためである。弾性体52の弾性力が強ければ、操作部41が上位置にある時には、支持部材54に当接していなくてもよい。
図7は操作部のチルトの状態を示した図である。操作部41のうち、上位置41Aは、係合部材45が被係合部材442に係合した位置であり、健常者にとって使いやすい位置である。下位置41Bは被係合部材443に係合部材45が係合した位置であり、車椅子を使用している非健常者が使いやすい位置である。そして、その中間位置41Cは、係合部材45が被係合部材442,443のいずれとも係合していない状態となっている。
操作部41が、上位置41Aの時に、ユーザーがロック解除部材47を押すと、操作部41の内部に設けられたワイヤー49によって係合部材45が被係合部材442から外れる。すると操作部41は自重によって、弾性体52の弾性力とつりあう位置、すなわち中間位置41Cまで下がる。中間位置41Cには被係合部材442,443がないため、上下に自由に回動させることができる状態となっている。
ユーザーはこの状態から操作部41を押し下げることで、係合部材45が被係合部材443に係合し、操作部41が下位置41Bに固定される。
一方、操作部41が下位置41Bにある時に、ロック解除部材47を押すと、操作部41は弾性体52の弾性力で中間位置41Cまで押し上げられる。この状態から、ユーザーが操作部41を押し上げる。係合部材45は、被係合部材442の位置まで移動したところで、バネ452によって操作部41の外へ向けて押し出され、被係合部材442に係合し、操作部41が上位置41Aで固定される。
このように、自由に回動できる中間位置41Cを設けることで、ロック解除部材47を押す動作と、操作部41を押し下げる又は押し上げる動作という、2つの単一動作の組み合わせで操作部41のチルトが可能となり、非健常者にとって使いづらいボタンを押しながら押し下げる又は持ち上げるといった、2つの動作を一度に行う「ながら動作」を排除することができる。
図8は、係合部材と被係合部材との関係を示した図である。被係合部材442,443はL字型に曲げられた板金445に設けられている。板金445は、ガイド部材444とアース部材446と共に、画像形成装置Aの骨格56に固定されている。
ガイド部材444は上部にテーパが設けられており、テーパの上部が被係合部材443からわずかに突出した形で固定されている。このようなガイド部材444を設けることで、操作部41が下位置に固定されている場合には、ロック解除部材47を操作することなく、操作部41を下から押し上げるだけで上位置にチルトすることが可能となる。すなわち、係合部材45が被係合部材443に係合している状態である下位置45Bから、操作部41を図8の矢印方向へ押し上げると、係合部材45はガイド部材444のテーパに沿って操作部41の内部へ押し込まれていき、被係合部材443から外れた状態となる。係合が外れると、弾性体52によって中間位置45Cまで持ち上がる。そのままさらに押し上げると、係合部材45はバネ452の弾性力によって被係合部材442に係合して、上位置45Aに固定される。
アース部材446はL字型をした金属製の板バネであり、操作部41から放出される電磁波を軽減するためのものである。操作部41は後端、すなわち図3の上端部分でアースを取っているのだが、これだけでは操作部41の前側のアースが充分ではないため、係合部材45を操作部41前側のアースとして使用している。係合部材45が被係合部材443に係合していない状態では、アース部材446はほぼ直角になっているが、係合部材45が係合することで、係合部材45によってガイド部材444側へ押される。この時板バネの復元力によってアース部材446は係合部材45に圧接するため、操作部41のアースが可能となっている。
図8では、被係合部材442にはアース部材446が設けられていないが、板金445と係合部材45が接するのである程度のアースはとれる。しかし、被係合部材442にアース部材446を設けるような実施例も可能である。
本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の画像形成装置の斜視図である。 操作部の上面図である。 操作部を右側面から見た斜視図である。 フレームの斜視図である。 操作部をフレームに設置した状態を示す断面図である。 操作部のチルトの状態を示した図である。 係合部材と被係合部材との関係を示した図である。
符号の説明
A 画像形成装置
41 操作部
44 フレーム
45 係合部材
47 ロック解除部材
49 ワイヤー
52 弾性体
54 支持部材
442,443 被係合部材
444 ガイド部材
446 アース部材

Claims (7)

  1. 装置本体の上面に操作部を有する画像形成装置において、
    前記操作部は、操作部を所定の位置に固定するための係合部材と、該係合部材の固定状態を解除するロック解除部材と、前記操作部の下面に弾性体を有しており、
    前記操作部の外側にはフレームが設けられ、該フレームは、前記操作部を回動可能に支持する支持部材と、前記操作部をチルトしたときに、前記係合部材と係合して前記操作部を固定するための、上下に設けられた2つの被係合部材と、を有し、
    前記係合部材が上方の被係合部材と係合した状態で、ロック解除部材を操作すると、前記操作部は、自重により下がり、下方の被係合部材と係合した状態でロック解除部材を操作すると、前記操作部は前記弾性体により持ち上げられ、係合部材が2つの被係合部材の中間に保持されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記係合部材がピンであり、前記被係合部材が孔であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記上下に設けられた2つの被係合部材のうち、下に設けられた前記被係合部材には、前記係合部材を中間位置にガイドするガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記被係合部材にはアース部材が設けられており、前記係合部材は導電性であって、前記被係合部材に係合した時に、前記係合部材に前記アース部材が圧接することを特徴とする請求項1又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記アース部材は、2つの前記被係合部材のうち、下方に設けられた前記被係合部材に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 装置本体の上面に操作部を有する画像形成装置において、
    前記操作部は、操作部を固定するための係合部材と、該係合部材のロックを解除するロック解除部材と、を有しており、
    前記操作部の外側にはフレームが設けられ、該フレームは、前記操作部を回動可能に支持する支持部材と、前記操作部をチルトしたときに、前記係合部材を係合することで前記操作部を固定するための、上下に設けられた2つの被係合部材と、を有し、
    前記係合部材は、前記ロック解除部材とワイヤーによって接続されており、前記ロック解除部材を操作すると前記係合部材が前記被係合部材から外れることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6記載の操作部は、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置の操作部であることを特徴とする画像形成装置。
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