JP3900898B2 - ステアリングコラムのチルト装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるステアリングコラムをチルトさせるための装置、とくに、ステアリングコラムのチルト位置を確実に設定する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両における従来のステアリングコラム用チルト装置は、図6〜図8に例示されているように、一対のチルトブラケット1、2がそれぞれ上端のボルト孔3を利用して図示しない車体へ車幅方向の間隔をおいて対称的に固定され、ステアリングコラム4に溶着された一対のコラムブラケット5、5が両チルトブラケット1、2間に配置されている。
【0003】
また、左ねじが切られたスクリュウ6はその角部7がチルトブラケット1の溝8に嵌め込まれて、チルトブラケット1に対し回り止めされていると共に、右ねじのナット9が溶着されたスペーサ10はその角部11がチルトブラケット2の溝12に嵌め込まれて、チルトブラケット1に対し回り止めされており、ボルト13のそれぞれ左右ねじが切られた両端がそれぞれ両プレート5、5に形成された孔部14とスペーサ10に形成された孔部15とを挿通して、スクリュウ6及びナット9にねじ込まれている。なお、16は両プレート5、5間に配置された支柱である。
【0004】
従って、ボルト13の中央部分に一端が固定されたチルトレバー17を、ボルト13の軸を中心として図7のY方向へ回動させると、チルトブラケット1に対しそれぞれ角部7、11で回り止めされたスクリュウ6及びナット9がそれぞれチルトブラケット1、2の外側方へ変位して、チルトブラケット1、2による両コラムブラケット5、5の挟み込み力が緩められるので、スクリュウ6の角部7及びスペーサ10の角部11をそれぞれチルトブラケット1の溝8及びチルトブラケット2の溝12に沿って変位させることにより、ステアリングコラム4を適宜チルトさせることができ、また、ステアリングコラム4のチルト位置が設定されたときチルトレバー17を上記Y方向と逆方向へ回動させると、スクリュウ6及びナット9がそれぞれチルトブラケット1、2を各コラムブラケット5に向かって付勢し、ボルト13に生じた軸力によりチルトブラケット1、2が両コラムブラケット5、5を内側へ強く締め付けるので、ステアリングコラム4のチルト位置がロックされることとなる。
【0005】
しかしながら、上記装置においては、チルトレバー17の回動によりステアリングコラム4のチルト位置をロックしたとしても、チルトブラケット1、2が両コラムブラケット5、5を確実に強く締め付けているかどうかは必ずしも明確でないので、上記ロック操作が不十分となるおそれがあり、また、上記ロック作動はスクリュウ6及びナット9とボルト13とのねじ係合で行われているため、このねじ係合が一旦緩むと、上記ロック作用の歯止めがきかなくなるという問題があった。
【0006】
一方、実公平7−38044号公報に示されているように、操作レバーのナット端面に形成されたカム部の高部及び低部と、クランプカム部材の端面に形成された山部及び谷部とをかみ合わせ、あるいは、上記高部及び山部を当接させることにより、それぞれステアリングコラムのチルト及び固定を行う技術も知られているが、この場合、車体の振動等に伴って操作レバーが緩むおそれを完全に防止することはできないという不具合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、車両におけるステアリングコラムのチルト装置において、ステアリングコラムのロック機構が不作為的に緩むことを確実に防止しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかるステアリングコラムのチルト装置は、
ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットと、
車体に固定されたチルトブラケットと、
上記コラムブラケット及び上記チルトブラケットの係脱機構と、
上記係脱機構の操作レバーとを有し、
上記係脱機構は、
上記コラムブラケット及び上記チルトブラケットのいずれか一方に組み込まれ第1凸部と上記第1凸部の頂面に接続する第1傾斜部とをそなえた第1カム部材と、
上記操作レバー側に連結されて上記第1カム部材と対向して配置され上記第1凸部に略同形状の第2凸部と上記第2凸部の頂面に接続し上記第1傾斜部と略同形状の第2傾斜部とをそなえた第2カム部材とを有し、
上記第1凸部の頂面が上記第1傾斜部と反対側へ上記第1傾斜部よりもゆるやかに傾斜すると共に、上記第2凸部の頂面が上記第2傾斜部と反対側へ上記第2傾斜部よりもゆるやかに傾斜していて、
上記操作レバーの作動により上記第1凸部の頂面と上記第2凸部の頂面とが面同士で当接したとき上記コラムブラケットと上記チルトブラケットとが係止され、
上記第1傾斜部の傾斜面と上記第2傾斜部の傾斜面とが面同士で当接したとき上記コラムブラケットと上記チルトブラケットとの係止が緩められるように構成されている。
【0009】
すなわち、操作レバーの作動により第1凸部の頂面と第2凸部の頂面とが面同士で当接したとき、コラムブラケットとチルトブラケットとが係止されるが、第1凸部の頂面が第1傾斜部と反対側へ第1傾斜部よりもゆるやかに傾斜しているので、操作レバーの作動によって第2傾斜部が第1傾斜部に沿い変位し、第2凸部の稜線が第1凸部の稜線を乗り越えて第1凸部の頂面と第2凸部の頂面とが面同士で当接するに至ったときには、操作レバーの作動にディテント感が得られ、かつ、第1凸部及び第2凸部の当接を外すためには第2凸部の稜線が第1凸部の稜線を逆方向へ乗り越える必要がある。
他方、第1傾斜部の傾斜面と第2傾斜部の傾斜面とが面同士で当接したとき、コラムブラケットとチルトブラケットとの係止が緩められるが、操作レバーの作動によって上記のように第2凸部の稜線が第1凸部の稜線を逆方向へ乗り越えたときにも、操作レバーの作動にディテント感が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例について、前記従来装置との同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
【0011】
図1及び図2において、一対のチルトブラケット1、2がそれぞれ上端のボルト孔3を利用して図示しない車体へ車幅方向の間隔をおいて対称的に固定され、車両のステアリングコラム4に溶着された一対の脚状コラムブラケット5、5が両チルトブラケット1、2間に配置されている。
【0012】
また、チルトカム20はその角部21がチルトブラケット1の溝8に嵌め込まれて、チルトブラケット1に対し回り止めされていると共に、ナット9が溶着されたスペーサ10はその角部11がチルトブラケット2の溝12に嵌め込まれて、チルトブラケット1に対し回り止めされており、カムボルト22の軸部23がチルトカム20の中央孔24と、両コラムブラケット5、5に形成された孔部14と、スペーサ10に形成された孔部15とを順次挿通して、軸部23の先端部がナット9にねじ込まれ、チルトカム20のカム端面25とカムボルト22のカム端面26とが対向している。
【0013】
さらに、両コラムブラケット5、5間に支柱16が配置されている一方、カムボルト軸部23の中央部分にチルトレバー17の一端が固定されている。
【0014】
チルトカム20のカム端面25には、その外周縁に沿って等間隔に基準面30からの3個所の凹部31、32、33が形成され、凹部31における一方の端面34は平坦であるのに対し、他方の端面35は段付きとなっている。
【0015】
また、カム端面25のうち中央孔24と凹部31、32、33との間における周方向の環状部分に、半径方向には同じ高さで周方向には凹凸のある複数のカム面36が形成され、カム面36は図3の周方向展開図に示されているように、基準面30から周方向に立ち上がる傾斜部37と、傾斜部37に接続される凸部38と、凸部38より切り落とされてから比較的ゆるやかに基準面30へ達する傾斜面39とを1セットとし、それらが計4セット形成されていて、凸部38の頂面40は傾斜部37と逆方向に傾斜して傾斜面39と同程度の比較的ゆるやかな斜面となっており、傾斜部37と頂面40との接続個所に稜線41が形成されていると共に、上記切り落とし部分と傾斜面39とにより凹部42が形成されていて、凹部42と凸部38とが傾斜部37により接続されていることとなる。
【0016】
他方、カムボルト22のカム端面26には、その外周縁に沿って等間隔に基準面50からの3個所の凸部51、52、53が形成され、凸部51における一方の端面54は平坦であるのに対し、他方の端面55は段付きとなっている。
【0017】
また、カム端面26のうちカムボルト軸部23と凸部51、52、53との間における周方向の環状部分に、半径方向には同じ高さで周方向には凹凸のある複数のカム面56が形成され、カム面56は図4の周方向展開図に示されているように、基準面50から周方向へ傾斜面39と同程度に比較的ゆるやかに頂面57が低下する凸部58と、凸部58より切り落とされてから頂面57と同程度の比較的ゆるやかな傾斜面59と、傾斜面59に続いて上昇し基準面50へ達する傾斜部60とを1セットとして、それらが計4セット形成されており、頂面57の傾斜と傾斜部60の傾斜とが相互に逆方向となっていて、傾斜部60と頂面57との接続個所に稜線61が形成されていると共に、上記切り落とし部分と傾斜面59とにより凹部62が形成されていて、凹部62と凸部58とが傾斜部60により接続されていることとなる。
【0018】
車両におけるステアリングコラム4の上記チルト装置は、チルトカム20のカム端面25とカムボルト22のカム端面26とが完全に噛み合って、図5(ア)のように、凹部31の段付き端面35に凸部51の段付き端面55が突き当たると共に、カム面36の凹部42とカム面56の凸部58とが係合し、かつ、カム面36の凸部38とカム面56の凹部62とが係合しているときには、両チルトブラケット1、2に対するカムボルト22の締め付け力が作用しないため、チルトカム20の角部21をチルトブラケット1の溝8に沿って変位させると同時に、スペーサ10の角部11をチルトブラケット2の溝12に沿って変位させることにより、ステアリングコラム4を適宜チルトさせることができる。
【0019】
また、上記の状態からカムボルト軸部23を中心としてチルトレバー17を回動させると、チルトレバー17に固定されたカムボルト22の軸部23も回動するが、チルトカム角部21とチルトブラケット溝8との係合、及び、スペーサ角部11とチルトブラケット溝12との係合により、チルトカム20及びスペーサ10の回動はそれぞれ制止されているので、チルトカム20のカム端面25に対してカムボルト22のカム端面26が相対変位する。
【0020】
すなわち、図5(イ)のように、カム面36の傾斜部37に対してカム面56の傾斜部60がすべって、凹部31の段付き端面35と凸部51の段付き端面55とが離れると同時に、チルトカム20のカム端面25とカムボルト22のカム端面26とがカムボルト22の軸方向に相対変位し、さらに、図5(ウ)のように、カム面56の稜線61がカム面36の稜線41を乗り越え、図5(エ)のように、凹部31の端面34に凸部51の端面54が突き当たって、それ以上のチルトレバー17の回動が制止されたとき、カム面36における凸部38の頂面40と、カム面56における凸部58の頂面57とが当接して、チルトカム20のカム端面25とカムボルト22のカム端面26とがカムボルト22の軸方向に大きく離れると共に、ナット9に対してカムボルト軸部23の先端部がねじ込まれる結果、カムボルト22に生じる軸力により両チルトブラケット1、2が内方に締め付けられて、両チルトブラケット1、2間にステアリングコラム4のコラムブラケット5、5が係止され、ステアリングコラム4はそのときのチルト位置にロックされることとなる。
【0021】
また、ステアリングコラム4の上記ロック状態からチルトレバー17を上記と逆方向へ回動させると、上記チルト装置は前記と逆作動して図5(イ)の状態にもどって、凹部31の端面35と凸部51の端面54とが突き当たることにより、それ以上のチルトレバー17の逆回動が制止されると共に、上記ロック状態が解除されて、ステアリングコラム4を任意のチルト位置に変位させることができるようになる。
【0022】
上記のように、ステアリングコラム4のチルト操作が可能な状態からチルトレバー17を回動させて、ステアリングコラム4を選定されたチルト位置にロックしようとする場合には、図5(ウ)のように、カム面56の稜線61がカム面36の稜線41を乗り越えるとき、チルトレバー17による両チルトブラケット1、2の締め付け感に若干の緩みが感じられるため、ロック状態へ入るときの節度感、すなわち、ディテント感が明確に感じられて、チルトレバー17の操作性が良好となり、また、図5(エ)のように、カム面36における凸部38の頂面40と、カム面56における凸部58の頂面57とが完全に当接したときには、凹部31の端面34に凸部51の端面54が突き当たるので、チルトレバー17の不必要な回動を確実に制止することができる。なお、凹部31の端面34に凸部51の端面54が突き当たるときに、凹部32の端面に凸部52の端面が突き当たると共に、凹部33の端面に凸部53の端面が突き当たることにより、負荷の分散が図られている。
【0023】
しかも、ステアリングコラム4が適宜のチルト位置にロックされている場合、車体の振動等に伴ってチルトレバー17が自重により上記ロック状態を解除する方向へ回動するには、図5(エ)のように、カム面36の凸部38に当接したカム面56の凸部58を頂面40に沿って稜線41の方向へ、すなわち、カムボルト22の軸力を増加させる方向へカムボルト22を回動させる必要があるため、チルトレバー17の自重等により上記ロック状態が不作為的に解除されることを確実に防止することができ、従って、チルト装置の安全性を容易に向上させることが可能となる。
【0024】
また、ステアリングコラム4のチルト位置ロックを解除する場合、チルトレバー17を上記のように逆回動させると、ロック操作の場合とは逆方向にやはりカム面56の稜線61がカム面36の稜線41を乗り越えることとなるので、チルトレバー17による両チルトブラケット1、2の内方締め付け感に比較的急速な緩みが感じられるため、ロック解除状態へ入るときの節度感、すなわち、ディテント感が明確に感じられて、チルトレバー17の操作性が良好となり、また、図5(イ)の状態にまでもどすと、凹部31の段付き端面35に凸部51の段付き端面55が突き当たるので、チルトレバー17のそれ以上の不必要な回動を確実に制止することができる。なお、凹部31の段付き端面35に凸部51の段付き端面55が突き当たるときに、凹部32の端面に凸部52の端面が突き当たると共に、凹部33の端面に凸部53の端面が突き当たることにより、負荷の分散が図られている。
【0025】
さらに、相互に対向しているカム端面25及びカム端面26のうち、一方のカム端面26がカムボルト22に一体成形されていると共に、チルトレバー17の一端がカムボルト22の軸部23に固定されているので、それだけ所要部品点数を減少させることができて、車体に対するチルト装置の艤装性を容易に向上させることが可能となる利点がある。
【0026】
なお、上記実施形態例においては、チルトカム20のカム面36及びカムボルト22のカム面56がいずれも環状に形成されて、チルトレバー17の回動によりカムボルト22のカム面56を変位させるようにしているが、相互に対向するチルトカム20のカム面及びカムボルト22のカム面をそれぞれラック状等に形成して、てこ作用等を利用した操作レバーの回動等により上記カム面の一方を他方に対して直線的に変位させるように構成することもできるものである。
【0027】
また、上記実施形態例では、チルトカム20のカム面36及びカムボルト22のカム面56における凸部頂面40、57と傾斜面39、59との傾斜がそれぞれ略同一で、図5(イ)に示されているように、ステアリングコラム4のチルト位置ロックが完全に解除されている場合には、凸部頂面40、57と傾斜面39、59とがそれぞれ当接しているが、それぞれの両者間に適宜の隙間が形成されていても、とくに支障が生じることはない。
【0028】
さらに、上記各実施形態例では、操作レバーによるカム部材の駆動によって、ステアリングコラム4のコラムブラケット5、5に対しチルトブラケット1、2を締め付けるようにしているが、逆に、チルトブラケット1、2に対してステアリングコラム4のコラムブラケット5、5を締め付けるように構成することも可能である。
【0029】
また、上記各実施形態例のように、操作レバーによりカムボルトの軸部を介して一方のカムを駆動する代わりに、操作レバーによってカム部材を直接駆動するように変更することができるのはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】
本発明にかかるステアリングコラムのチルト装置においては、操作レバーの作動により第1カム部材の第1凸部の頂面と第2カム部材の第2凸部の頂面とが面同士で当接して、コラムブラケットとチルトブラケットとが係止されているとき、第1凸部及び第2凸部の当接を外すためには操作レバーの作動によって第2凸部の稜線が第1凸部の稜線を乗り越える必要があるので、操作レバーの自重等により上記当接が不作為的に解除されることを確実に防止することができ、従って、チルト装置の安全性を容易に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における縦断面図。
【図2】上記実施形態例の要部分解斜視図。
【図3】上記実施形態例の要部展開図。
【図4】上記実施形態例の要部展開図。
【図5】上記実施形態例の作用説明図。
【図6】従来装置における縦断面図。
【図7】上記従来装置の要部斜視図。
【図8】上記従来装置の一部斜視図。
【符号の説明】
1、2 チルトブラケット
4 ステアリングコラム
5 脚状プレート
9 ナット
10 スペーサ
17 チルトレバー
20 チルトカム
22 カムボルト
31、32、33 凹部
36 カム面
37 傾斜部
38 凸部
40 頂面
42 凹部
51、52、53 凸部
56 カム面
57 頂面
58 凸部
60 傾斜部
62 凹部

Claims (3)

  1. ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットと、
    車体に固定されたチルトブラケットと、
    上記コラムブラケット及び上記チルトブラケットの係脱機構と、
    上記係脱機構の操作レバーとを有し、
    上記係脱機構は、
    上記コラムブラケット及び上記チルトブラケットのいずれか一方に組み込まれ第1凸部と上記第1凸部の頂面に接続する第1傾斜部とをそなえた第1カム部材と、
    上記操作レバー側に連結されて上記第1カム部材と対向して配置され上記第1凸部に略同形状の第2凸部と上記第2凸部の頂面に接続し上記第1傾斜部と略同形状の第2傾斜部とをそなえた第2カム部材とを有し、
    上記第1凸部の頂面が上記第1傾斜部と反対側へ上記第1傾斜部よりもゆるやかに傾斜すると共に、上記第2凸部の頂面が上記第2傾斜部と反対側へ上記第2傾斜部よりもゆるやかに傾斜していて、
    上記操作レバーの作動により上記第1凸部の頂面と上記第2凸部の頂面とが面同士で当接したとき上記コラムブラケットと上記チルトブラケットとが係止され、
    上記第1傾斜部の傾斜面と上記第2傾斜部の傾斜面とが面同士で当接したとき上記コラムブラケットと上記チルトブラケットとの係止が緩められるように構成されたステアリングコラムのチルト装置。
  2. 請求項1において、上記第2カム部材と一体成形されたボルトに上記操作レバーの一端が固定されたステアリングコラムのチルト装置。
  3. 請求項1または請求項2において、上記係脱機構は、上記第1カム部材と上記第2カム部材との相対変位を所定範囲内に規制するストッパをそなえたステアリングコラムのチルト装置。
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