JP3900209B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンター等の記録装置に係り、特に静電気力を用いたインクジェット方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録方法にはピエゾ圧電方式、サーマル(バブル)インクジェット方式、静電加速方式等がある。
従来のピエゾ圧電を利用するインクジェット記録方式は、インクタンクから電極及び圧電素子、振動板、ノズルを有するインク室内部にインクを供給し、電極に電圧を印加することにより生ずる圧電素子の変位を利用してインク滴を吐出させるものである。
【0003】
また、従来のサーマルインクジェット記録方式は、インクタンクからヒーターとノズルを有するインク室内部にインクを供給し、ヒーターで加熱することによって生ずる気泡を利用してインク滴を吐出させるものである。
【0004】
従来の静電気を利用するインクジェット記録方式は、インクタンクからノズルや多数の電極を有するスリット状のインク保持部内部にインクを供給し、ノズルや電極に選択的に高電圧を印加することにより、開口部先端と近接対向する記録紙に電極近傍のインクを噴出させて記録するものである。
【0005】
インクは電気抵抗値が106 〜108 Ω・cm程度のものが用いられており、一般的には油性溶媒に染料からなる着色剤を分散助剤により分散して、抵抗値を調節したものが使用されている。インクの飛翔原理は、電極に印加された高電圧により電極に接するインクに電荷が注入されてインクが電荷を帯び、電界によりインクが噴出されるものと解釈されている。従って、インクは通常は帯電しておらず電圧を印加したときにのみ、電極近傍のインクが帯電され吐出力を得ている。このため、絶縁性の高いインクでは所要電圧が高くなる。また、このインクは溶媒と着色剤が均一に分散されたものであり、前述した2つの方式と同様にインク中の全ての成分が印字によって消耗される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
インクジェット技術は小型で消費電力も小さく、近年普及はめざましい。一方で、これらのインクジェット技術には共通の技術課題となる問題点も多い。従来のインクジェット記録方式はノズルやオリフィスを用いることから目詰まりしやすく、この対策のために沈殿の少ない染料を着色成分として用いるため、日光に対する褪色が著しく、長期保存用の記録用途には用いることはできないのが現状である。
【0007】
また、流動性の高い液体インクを用いるため、受像体である紙に対してにじみやフェザリングと呼ばれる画像不良が生じ、記録紙側にシリカや水溶性バインダをコートした受像紙を用いなければならず、用紙の自由な選択ができない。
【0008】
また、目詰まりの確率はノズル数が増加するほど高くなるので、高密度で広幅の(ノズルの多い)記録装置の実用化が困難であった。従って記録速度の遅いものしか実用化されていないのが現状である。
【0009】
従来の静電気加速方式に対して、高抵抗のインクを用い、電圧印加によりトナー粒子を凝集・吐出させる方式では顔料を着色成分として用いるので、耐褪色法は良好であり、インク中の粒子成分を選択的に吐出させるため、にじみが生じにくいという利点がある。しかしながら、連続吐出により残留・蓄積してしまった過剰イオンを含むキャリア液が新しいインク液に混入して、徐々に吐出に悪影響を及ぼすようになるという問題点があった。
【0010】
本発明は、古い液と新しい液との不均一な混合によりインクの特性が不安定化することを防止してインクの特性を常に安定に維持することができ、また、印字動作へ迅速に復帰して高速処理することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
先ず、インクジェット記録方式について説明する。
まず、インクは絶縁性液体であるイソパラフィン系溶媒(例えば、電気抵抗値が1012〜1013Ω・cm以上の商品名アイソパーG、H、Lのようなもの)からなる分散媒(以下、「キャリア液」という)中に0.01〜5μm程度の粒子径で、キャリア液中において所定の極性に帯電し、少なくとも着色成分を有する樹脂粒子(以下、「トナー」と呼ぶ)を重量比濃度で10%以下で分散した構成になっている。このインクは電子写真等で用いられる液体現像材と基本的に同じであるが、液の電気抵抗はこれより高いものが要求される。
【0012】
このインクをこの状態で記録紙に転写すると、濃度の低い画像しか得られない。これはトナー濃度が上記の値では色材であるトナーの量が少ないためである。そこで、初期状態でトナー濃度の高いインクを用いると、インクの粘度が上昇してしまい、インクの搬送が困難になる。
【0013】
トナー成分が吐出した残りのインクは回収されて新しいインクと混ぜ合わされるが、この残留インクは残留イオンを含んでいるため、徐々にインクの劣化を促進してゆく。
【0015】
(1)絶縁性の液体中に、この液体中において所定の極性に帯電するトナー粒子を分散してなる記録液が収容された主タンクと、
記録液に受像体または、あるいは対向電極との間に電界を形成する記録電極を有する記録ヘッドと、
記録電極に所定の記録電圧を選択的に与えて記録液中のトナー粒子を分離吐出させ、受像体に転写させる手段と、
前記主タンクから新しい記録液が供給され、かつ、前記記録ヘッドから使用済みの記録液が導入される第1のサブタンクと、
この第1のサブタンクから記録液が供給され、さらに記録液を前記記録ヘッドに一定の圧力で供給する第2のサブタンクと、
前記第1のサブタンクから劣化した記録液を回収し、かつ、回収した記録液を前記主タンクに供給する回収タンクと、
を具備することを特徴とする。
【0016】
(2)絶縁性の液体中に、この液体中において所定の極性に帯電するトナー粒子を分散してなる記録液が収容された主タンクと、
記録液に受像体または、あるいは対向電極との間に電界を形成する記録電極を有する記録ヘッドと、
記録電極に所定の記録電圧を選択的に与えて記録液中のトナー粒子を分離吐出させ、受像体に転写させる手段と、
前記主タンクから新しい記録液がそれぞれ供給され、かつ、前記記録ヘッドから使用済みの記録液がそれぞれ導入される複数の第1のサブタンクと、
この第1のサブタンクから記録液がそれぞれ供給され、さらに記録液を前記記録ヘッドに一定の圧力でそれぞれ供給する複数の第2のサブタンクと、
前記複数の第1のサブタンクから劣化した記録液をそれぞれ回収する回収タンクと、を具備し、
上記複数の第1及び第2のサブタンクは上記記録ヘッドとの間にそれぞれが個別に記録液の循環回路を形成し、それらのうち少なくとも2つの循環回路は並列に稼働できることを特徴とする。
【0017】
(3)絶縁性の液体中に、この液体中において所定の極性に帯電するトナー粒子を分散してなる記録液が収容された主タンクと、
記録液に受像体または、あるいは対向電極との間に電界を形成する記録電極を有する記録ヘッドと、
記録電極に所定の記録電圧を選択的に与えて記録液中のトナー粒子を分離吐出させ、受像体に転写させる手段と、
前記主タンクから新しい記録液がそれぞれ供給され、かつ、前記記録ヘッドから使用済みの記録液がそれぞれ導入される複数の第1のサブタンクと、
この第1のサブタンクから記録液がそれぞれ供給され、さらに記録液を前記記録ヘッドに一定の圧力でそれぞれ供給する複数の第2のサブタンクと、
前記複数の第1のサブタンクから劣化した記録液をそれぞれ回収し、かつ、回収した記録液を前記主タンクに供給する回収タンクと、を具備し、
上記複数の第1及び第2のサブタンクは上記記録ヘッドとの間にそれぞれが個別に記録液の循環回路を形成し、それらのうち少なくとも2つの循環回路は並列に稼働できることを特徴とする。
【0018】
(4)さらに上記(1)〜(3)のうちのいずれかにおいて、第1のサブタンク内の記録液を撹拌する撹拌手段を有することを特徴とする。
(5)さらに上記(1)〜(3)のうちのいずれかにおいて、第1のサブタンク内の記録液の濃度又は電気抵抗値を検出する手段と、この検出濃度又は検出電気抵抗値に基づき第1のサブタンク内の記録液を前記回収タンクに回収させ、前記主タンクから新しい記録液を前記第1のサブタンク内に供給させる手段と、を具備することを特徴とする。
【0019】
(6)さらに上記(2)又は(3)のいずれかにおいて、第1のサブタンクと前記第2のサブタンクとの間に小循環回路が形成され、この小循環回路を介して前記第2のサブタンクに供給された記録液の少なくとも一部が前記第1のサブタンクに戻されることを特徴とする。
(7)さらに上記(1)又は(3)のいずれかにおいて、前記回収タンク内に調整用の記録液を供給する調整タンクを具備することを特徴とする。
【0020】
なお、インクをインクタンクから記録ヘッドへ供給し、搬送する間は低濃度で、記録ヘッドから吐出する直前にトナーを濃縮させ、トナー濃度の高いインクを記録紙に転写することが望ましい。
【0021】
このように高抵抗で、初期状態では低トナー濃度のインクを用い、吐出直前にトナー粒子を凝集させて記録ヘッドから高濃度のインクを吐出させる方式ではインク中の粒子成分を選択的に吐出させるため、にじみが生じにくいという利点がある。しかしながら、トナー粒子成分を失った残留分は後に残される。これらはインクタンク内に再度回収され、新しいインク液と混合されて再び利用される。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明はトナーの特性を安定に保ち、印字をより長い間継続して高能率に行うものである。具体的には印字中はインクは閉じた系の中で循環させ、インクの劣化を検出した時点で、使用済みの古いインクは回収し、新しいインクに入れ替えるようにしたものである。
【0023】
以下、添付の図面を参照しながら本発明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態のインクジェット記録装置は4つのタンク1,2,3,4を備えている。主タンク1は大容量であり、この主タンク1に最初の記録液(インク)が充填されている。タンク3は、ポンプ5をもつ回路を介してタンク2に連通し、さらにヘッド8の上流側回路に連通している。
【0024】
タンク2はバルブ6をもつ回路を介して主タンク1に連通し、主タンク1から新しいインクの供給を受けるようになっている。また、タンク2はヘッド8の下流側回路に連通し、使用済みの古いインクが流入するようになっている。使用済みの古いインクと新しい補充インクとはタンク2内で合流し、撹拌機10で混合撹拌されるようになっている。また、タンク2はコントローラのCPUに接続された濃度検出器(図示せず)及び抵抗検出器(図示せず)を備えており、タンク2内のインク濃度および電気抵抗値がそれぞれ検出されるようになっている。さらに、タンク2はバルブ7をもつ回路を介して回収タンク4に連通し、使用済みの古いインクがタンク4に回収されるようになっている。
【0025】
なお、ヘッド8には接地された直流電源回路が接続され、通電するとヘッド8から対向電極9に向かってインクが吐出されるようになっている。
次に動作について説明する。
【0026】
最初に記録液が充填されるのはタンク1であって、ここでは記録液の貯蔵が主な役割である。まずバルブ6が開けられ、記録液がタンク2へ供給される。所定量の記録液が供給されるとバルブ6は閉じられる。タンク2では図示しないセンサで記録液の劣化状態と液量をそれぞれ検出する。
【0027】
次にポンプ5を稼働させて、記録液をタンク3へ供給する。タンク3は常に一定の圧力でヘッド8に記録液を供給する役割を持っている。ヘッド8に供給された記録液はヘッド8に所定の記録電圧を印加されることによって、濃縮した記録液が対向電極9に向かって飛翔する。
【0028】
飛翔に使われなかった残りの記録液は、回収路を通ってタンク2に帰還する。撹拌器10によってタンク2内の記録液は適宜混合され、再びポンプ5で汲み上げられてゆく。このようにして印字動作に伴って循環を繰り返してゆくと図示しないセンサによって記録液の劣化が検知される。
【0029】
ポンプ5を停止し、タンク3の記録液はタンク2へ回収される。さらにバルブ7を開け、劣化した記録液は全てタンク4内に回収される。タンク2,3が空になったことが検知されるとバルブ7は閉じられ、バルブ6が開けられて再び上記の動作が繰り返される。
【0030】
次に、インクの検知方法について簡単に説明する。
インク液量についてはフロートスイッチ等で検知する。インクの劣化については印字によるトナー粒子成分の消耗程度を光透過率を測定することによって検知することができる。あるいはイオンの濃度の変化を導電率を測定することによってもインクの劣化を検知することができる。さらに、劣化の検知手段として印字枚数を目安にしてもよい。なお、これらの方法を併用することにより更に検知精度を高めることができる。
(第2の実施形態)
図2に示すように、第2の実施形態のインクジェット記録装置は5つのタンク31,32,33,34,35を備えている。主タンク31は大容量であり、この主タンク31に最初の記録液(インク)が充填されている。第2のサブタンク33は、ポンプ36をもつ回路を介して第1のサブタンク32に連通し、さらにヘッド41の上流側回路に連通している。
【0031】
第1のサブタンク32はバルブ38をもつ回路を介して主タンク31に連通し、主タンク31から新しいインクの供給を受けるようになっている。また、第1のサブタンク32はヘッド41の下流側回路に連通し、使用済みの古いインクが流入するようになっている。使用済みの古いインクと新しいインクとは、第1のサブタンク32内で合流し、バルブ39をもつ回路を介して第1のサブタンク32から回収タンク34に送られ、回収タンク34内で撹拌機43により撹拌されるようになっている。なお、第1のサブタンク32はコントローラのCPUに接続された濃度検出器(図示せず)及び抵抗検出器(図示せず)を備えており、第1のサブタンク32内のインク濃度および電気抵抗値がそれぞれ検出されるようになっている。
【0032】
回収タンク34はバルブ40をもつ回路を介して調整タンク35に連通し、調整タンク35から回収タンク34内に新しいインクが補充されるようになっている。さらに、回収タンク34はポンプ37をもつ回路を介して主タンク31に連通し、回収タンク34から回収したインクを主タンク31に供給して、これを再度利用するようにしている。なお、回収タンク34は上記と同じコントローラのCPUに接続された濃度検出器(図示せず)及び抵抗検出器(図示せず)を備えており、回収タンク34内のインク濃度および電気抵抗値がそれぞれ検出されるようになっている。
【0033】
なお、ヘッド41には接地された直流電源回路が接続され、通電するとヘッド41から対向電極42に向かってインクが吐出されるようになっている。
次に動作について説明する。
【0034】
最初に記録液が充填されるのは主タンク31であって、主タンク31は記録液の貯蔵と再処理済み記録液を回収し、貯蔵することが主な役割である。まずバルブ38を開け、主タンク31内の記録液を第1のサブタンク32へ供給する。所定量の記録液が供給されるとバルブ38を閉じる。第1のサブタンク32では図示しないセンサで記録液の劣化状態と液量をそれぞれ検出する。
【0035】
次にポンプ36を稼動させて、記録液を第2のサブタンク33へ供給する。第2のサブタンク33は常に一定の圧力でヘッド41に記録液を供給する役割を有する。ヘッド41に供給された記録液はヘッド41に所定の記録電圧を印加されることによって、濃縮した記録液が対向電極42に向かって飛翔する。飛翔に使われなかった残りの記録液は回収路を通って第1のサブタンク32に帰還する。図示していない撹拌機によって第1のサブタンク32内の記録液は適宜混合され、再びポンプ36で汲み上げられてゆく。このようにして循環を繰り返してゆくと、図示しないセンサによって記録液の劣化が検知される。
【0036】
ポンプ36を停止し、第2のサブタンク33の記録液は第1のサブタンク32へ回収される。さらにバルブ39を開け、劣化した記録液は全て回収タンク34に回収される。第1及び第2のサブタンク32,33が空になったことが検知されるとバルブ39は閉じられ、バルブ38が開けられて再び前述の動作が繰り返される。
【0037】
バルブ39を閉じると、バルブ40が開き、回収された記録液を収容している回収タンク34内へ調整タンク35から調整用記録液が適量供給される。撹拌器43によって、回収された記録液は混合調整される。このようにして調整された記録液は所定の導電率を有する記録液として再生処理される。今までの一連の動作が繰り返されて回収タンク34内の再処理液は順次溜められてゆく。主タンク31内の液量が所定量を下回ると、ポンプ37を稼動させて回収タンク34から主タンク31へ再処理液を供給する。そしてまた最初から同様の動作が繰り返されてゆく。
【0038】
第1の循環回路のタンク12はバルブ19をもつ回路を介して主タンク11に連通し、もう一方の第2の循環回路のタンク14はバルブ24をもつ回路を介して主タンク11に連通し、主タンク31から新しいインクの供給をそれぞれ受けるようになっている。各タンク12,14はバルブ23,28をもつ回路を介して回収タンク16にそれぞれ連通し、劣化したインクが回収されるようになっている。
【0039】
第1循環回路のタンク13はポンプ17をもつ供給回路によりタンク12に連通し、かつ、バルブ22をもつ戻り回路によりタンク12に連通している。すなわち、タンク12とタンク13との間に小循環回路が形成されるようになっている。タンク13はさらにヘッド29の上流側回路に連通している。
【0040】
第2循環回路のタンク15はポンプ18をもつ供給回路を介してタンク14に連通し、かつ、バルブ27をもつ戻り回路によりタンク14に連通している。このようにタンク14とタンク15との間も同様に小循環回路が形成されている。なお、図示を省略しているが第2循環回路のタンク15もヘッド29の上流側回路に連通している。
【0041】
第1及び第2の循環回路のタンク12,14はヘッド29の下流側回路にそれぞれ連通し、使用済みの古いインクが流入するようになっている。使用済みの古いインクと新しい補充インクとは、タンク12,14内で合流し、撹拌器(図示せず)で撹拌混合されるようになっている。なお、タンク12,14はコントローラのCPUに接続された濃度検出器(図示せず)及び抵抗検出器(図示せず)を備えており、タンク内のインク濃度および電気抵抗値がそれぞれ検出されるようになっている。
【0042】
なお、ヘッド29には接地された直流電源回路が接続され、通電するとヘッド29から対向電極30に向かってインクが吐出されるようになっている。
次に動作について説明する。
【0043】
最初に記録液が充填されるのはタンク11であって、ここでは記録液の貯蔵が主な役割である。まずバルブ19を開け、記録液がタンク12へ供給される。所定量の記録液が供給されるとバルブ19を閉じる。タンク12では図示しないセンサで記録液の劣化状態と液量を検知する。次にポンプ17を稼働させて、記録液をタンク13へ供給する。タンク13は常に一定の圧力でヘッド29に記録液を供給する役割を有する。ヘッド29に供給された記録液はヘッド29に所定の記録電圧を印加されることによって、濃縮した記録液が対向電極30に向かって飛翔する。
【0044】
飛翔に使われなかった残りの記録液は回収路を通ってタンク12に帰還する。図示しない撹拌器によってタンク12内の記録液は適宜混合され、再びポンプ17で汲み上げられてゆく。このようにして循環を繰り返してゆくと図示しないセンサによって記録液の劣化が検知される。
【0045】
ポンプ17を停止し、バルブ20を閉じ、次いでバルブ21を閉じる。次に、バルブ25およびバルブ26を開ける。バルブ24を開け、記録液がタンク14内へ供給される。所定量の記録液が供給されるとバルブ24を閉じる。タンク14では図示しないセンサで記録液の劣化状態と液量を検知する。なお、タンク14への記録液の供給は、バルブが20,21が閉じられる前に予め行われていることが望ましい。
【0046】
次にポンプ18を稼働させて、記録液をタンク15へ供給する。タンク15は常に一定の圧力でヘッド29に記録液を供給する役割を有する。
ヘッド29に供給された記録液はヘッド29に所定の記録電圧を印加されることによって、濃縮した記録液が対向電極30に向かって飛翔する。飛翔に使われなかった残りの記録液は回収路を通ってタンク14に帰還する。図示しない撹拌器によってタンク14内の記録液は適宜混合され、再びポンプ18で汲み上げられてゆく。このようにして循環を繰り返してゆくと図示しないセンサによって記録液の劣化が検知される。
【0047】
ポンプ18を停止し、バルブ25が閉じられ、ついでバルブ26が閉じられる。前にバルブ20,21が閉じられた側のユニットは、切り替えられた一方のユニットが印字動作等を行っている間に、バルブ22が開けられてタンク13の記録液はタンク12へ回収される。さらにバルブ23が開けられ、劣化した記録液は全てタンク16内に回収される。タンク12,13が空になったことが検知されるとバルブ23は閉じられ、バルブ19が開けられて記録液がタンク12へ供給される。所定量の記録液が供給されるとバルブ19は閉じられ、待機状態となっている。劣化が検知されたユニットは待機状態のユニットに切り替えられて再び同様なことが繰り返される。
(第4実施形態)
図4に示すように、第4実施形態のインクジェット記録装置は、上記の第3実施形態と同様に交替で使用可能な2つの循環回路を備えるとともに、上記の第2実施形態と同様に回収した記録液を再利用する回路を備えている。
【0048】
主タンク51は大容量であり、この主タンク51に最初のインクが充填されている。第1の循環回路のタンク52はバルブ60をもつ回路を介して主タンク51に連通し、もう一方の第2の循環回路のタンク54はバルブ65をもつ回路を介して主タンク51に連通し、主タンク51から新しいインクの供給をそれぞれ受けるようになっている。さらに、各タンク52,54はバルブ64,69をもつ回路を介してタンク56にそれぞれ連通し、劣化したインクが回収されるようになっている。
【0049】
タンク56はバルブ70をもつ回路を介してタンク81に連通し、新しいインクがタンク81からタンク56内に供給されるようになっている。使用済みの古いインクと新しい補充インクとは、タンク56内で合流し、撹拌器73で撹拌混合されるようになっている。さらに、タンク56はポンプ59をもつ回路により主タンク51に連通し、回収したインクを再利用できるようになっている。
【0050】
第1循環回路のタンク52はポンプ57をもつ供給回路によりタンク53に連通し、かつ、バルブ63をもつ戻り回路によりタンク53に連通している。すなわち、タンク52とタンク53との間に小循環回路が形成されるようになっている。タンク53はさらにヘッド71の上流側回路に連通している。
【0051】
第2循環回路のタンク54はポンプ58をもつ供給回路を介してタンク55に連通し、かつ、タンク55はバルブ68をもつ戻り回路によりタンク55に連通している。このようにタンク54とタンク55との間も同様に小循環回路が形成されている。なお、図示を省略しているが第2循環回路のタンク55もヘッド71の上流側回路に連通している。
【0052】
第1及び第2の循環回路のタンク52,54はヘッド71の下流側回路にそれぞれ連通し、使用済みの古いインクが流入するようになっている。使用済みの古いインクと新しい補充インクとは、タンク52,54内で合流し、撹拌器(図示せず)で撹拌混合されるようになっている。なお、タンク52,54はコントローラのCPUに接続された濃度検出器(図示せず)及び抵抗検出器(図示せず)を備えており、タンク内のインク濃度および電気抵抗値がそれぞれ検出されるようになっている。
【0053】
なお、ヘッド71には接地された直流電源回路が接続され、通電するとヘッド71から対向電極72に向かってインクが吐出されるようになっている。
次に動作について説明する。
【0054】
最初に記録液が充填されるのはタンク51であって、ここでは記録液の貯蔵と再生した記録液を回収し貯蔵するのが主な役割である。まずバルブ60を開け、記録液を第1循環回路のタンク52へ供給する。所定量の記録液が供給されるとバルブ60は閉じられる。タンク52では図示しないセンサで記録液の劣化状態と液量を検知する。
【0055】
次にポンプ57を稼働させて、記録液をタンク53へ供給する。タンク53は常に一定の圧力でヘッド71に記録液を供給する役割を有する。ヘッド71に供給された記録液はヘッド71に所定の記録電圧を印加されることによって、濃縮した記録液が対向電極72に向かって飛翔する。飛翔に使われなかった残りの記録液は回収路を通ってタンク52に帰還する。図示しない撹拌器によってタンク52内の記録液は適宜混合され、再びポンプ57で汲み上げられてゆく。このようにして循環を繰り返してゆくと図示しないセンサによって記録液の劣化が検知される。
【0056】
ポンプ57を停止し、バルブ61を閉じ、次いでバルブ62を閉じる。
次に閉じていたバルブ66および67を開ける。バルブ65を開け、記録液をタンク54へ供給する。所定量の記録液が供給されるとバルブ65を閉じる。タンク54では図示しないセンサで記録液の劣化状態と液量を検知する。なお、タンク54への記録液の供給は、バルブが61,62が閉じられる前に予め行っていることが好ましい。
【0057】
次にポンプ58を稼働させて、記録液を第2循環回路のタンク55へ供給する。タンク55は常に一定の圧力でヘッド71に記録液を供給する役割を有する。
ヘッド71に供給された記録液はヘッド71に所定の記録電圧を印加されることによって、濃縮した記録液が対向電極72に向かって飛翔する。飛翔に使われなかった残りの記録液は回収路を通ってタンク54に帰還する。図示しない撹拌器によってタンク54内の記録液は適宜混合され、再びポンプ58で汲み上げられてゆく。このようにして循環を繰り返してゆくと図示しないセンサによって記録液の劣化が検知される。
【0058】
ポンプ58を停止し、バルブ66を閉じ、次いでバルブ67を閉じる。
切り替えられた一方のユニットが印字動作等を行っている間に、他方のユニットではバルブ63を開け、タンク53の記録液をタンク52内へ回収する。さらにバルブ64を開け、劣化した記録液を全てタンク56内に回収する。
【0059】
タンク52,53が空になったことが検知されると、バルブ64を閉じ、バルブ60を開けて記録液をタンク52へ供給する。所定量の記録液が供給されるとバルブ60を閉じ、このユニットは待機状態となる。劣化が検知されたユニットは待機状態のユニットに切り替えられて再び同様なことが繰り返される。
【0060】
次に回収液を調整するための調整液について補足説明する。
図1及び図3に示した実施形態では劣化したインクは廃液として回収されてしまうので、インクは一種類のみでよい。一方、図2及び図4に示した実施形態では回収したインクを調整し直して再生するのに、残留イオンを中和させるような調整液が必要になる。調整液は分散溶媒と着色剤、分散用高分子、金属石鹸、SiO2 を混合分散させたようなものである。この場合にSiO2 が中和させる働きを持つ。
【0061】
次に図5及び図6を比較参照しながらインクの劣化について説明する。
図5は縦軸にインクの電気抵抗値(Ω・cm)及びインク濃度(%)をとり、横軸に印字量をとって、従来方式の装置におけるインクの経時変化を調べた特性線図である。ここで、従来方式とは残留インクと新しいインク液とを混ぜながら使う方式のことをいう。図中にて曲線C1はインク濃度の経時変化を示し、曲線R1はインクの電気抵抗値の経時変化を示す。
【0062】
図6は縦軸にインクの電気抵抗値(Ω・cm)及びインク濃度(%)をとり、横軸に印字量をとって、本発明方式の装置におけるインクの経時変化を調べた特性線図である。図中にて曲線C2はインク濃度の経時変化を示し、曲線R2はインクの電気抵抗値の経時変化を示す。
【0063】
図5から明らかなように、残留インクと新しいインク液とを混ぜながら使う方式では、濃度変化はほとんどないが、抵抗値は緩やかに徐々に低下してゆく一方である。この方式では濃縮過程があるのでインクの濃度自体はそれほど画質には影響しないが、インクの抵抗値は画質(特ににじみなど)に大きく影響を及ぼす。
【0064】
これに対して本発明の方式ではサブタンク2と記録ヘッド8との間で少量のインクを循環させるので、図6から明らかなように、トナーの消費によりインクの濃度は急激に変化する。すなわち、従来の方式では濃度変化が少なく、電気抵抗値が徐々に低下するため、インクの劣化の検知が困難であったが、本発明の方式によると少量のインクを循環するので、インクの電気抵抗値の変化およびインク濃度の変化が検知しやすくなる。そして、劣化したインクは新しいインクとは混ぜることなく回収してしまうので、常に初期状態に近い状態のインクで印字を行うことができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、記録液の供給系が記録ヘッドを介して記録液を循環する系と該循環系へ記録液を供給・回収する系とからなるようにすることで、新しい記録液の追加供給と劣化した記録液の回収を分離することができる。そのため古い液と新しい液との不均一な混合によりインクの特性が不安定化することを防止することができ、インクの特性を常に安定に維持することができる。また、記録ヘッドに接続される循環ユニットを複数用意して、適宜切り替えて用いるようにすることで印字動作への復帰も速くなり、高速処理が可能となる。
【0066】
また本発明によれば、記録液の供給系を複数の循環系とし、それらのうち少なくとも一部の循環系は並列に稼働できるようにすることにより、新しい記録液の追加供給と劣化した記録液の回収・再生を分離し、古い液と新しい液との不均一な混合によりインクの特性が不安定化することを防止することができ、インクの特性を安定に維持することができる。再生処理の系統を有する場合には、廃液を多量に廃棄することなく、無駄の少ない使い方ができる。
【0067】
また、記録ヘッドに接続される循環ユニットを複数用意して、適宜切り替えて並列に稼働させられるため、印字動作への復帰も速くなり、高速処理が可能となる。インクの再調整に時間をかけることができるのでソルベントショックを起こすこともなく安定した状態でインクを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す構成ブロック図。
【図2】他の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す構成ブロック図。
【図3】他の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す構成ブロック図。
【図4】他の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す構成ブロック図。
【図5】従来装置を用いたときのインク濃度の経時変化とインクの電気抵抗値の経時変化をそれぞれ示す特性線図。
【図6】本発明装置を用いたときのインク濃度の経時変化とインクの電気抵抗値の経時変化をそれぞれ示す特性線図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,11,12,13,14,15,16,31,32,33,34,35…タンク、
5,17,18,36,37,57,58,59…ポンプ、
6,7,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,38,39,40,60,61,62,63,64,65,66,67,68,69,70…バルブ、
8,29,41,71…記録ヘッド、
9,30,42,72…対向電極、
10,43,73…撹拌器。
Claims (7)
- 絶縁性の液体中に、この液体中において所定の極性に帯電するトナー粒子を分散してなる記録液が収容された主タンクと、
記録液に受像体または、あるいは対向電極との間に電界を形成する記録電極を有する記録ヘッドと、
記録電極に所定の記録電圧を選択的に与えて記録液中のトナー粒子を分離吐出させ、受像体に転写させる手段と、
前記主タンクから新しい記録液が供給され、かつ、前記記録ヘッドから使用済みの記録液が導入される第1のサブタンクと、
この第1のサブタンクから記録液が供給され、さらに記録液を前記記録ヘッドに一定の圧力で供給する第2のサブタンクと、
前記第1のサブタンクから劣化した記録液を回収し、かつ、回収した記録液を前記主タンクに供給する回収タンクと、
を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 絶縁性の液体中に、この液体中において所定の極性に帯電するトナー粒子を分散してなる記録液が収容された主タンクと、
記録液に受像体または、あるいは対向電極との間に電界を形成する記録電極を有する記録ヘッドと、
記録電極に所定の記録電圧を選択的に与えて記録液中のトナー粒子を分離吐出させ、受像体に転写させる手段と、
前記主タンクから新しい記録液がそれぞれ供給され、かつ、前記記録ヘッドから使用済みの記録液がそれぞれ導入される複数の第1のサブタンクと、
この第1のサブタンクから記録液がそれぞれ供給され、さらに記録液を前記記録ヘッドに一定の圧力でそれぞれ供給する複数の第2のサブタンクと、
前記複数の第1のサブタンクから劣化した記録液をそれぞれ回収する回収タンクと、を具備し、
前記複数の第1及び第2のサブタンクは上記記録ヘッドとの間にそれぞれが個別に記録液の循環回路を形成し、それらのうち少なくとも2つの循環回路は並列に稼働できることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 絶縁性の液体中に、この液体中において所定の極性に帯電するトナー粒子を分散してなる記録液が収容された主タンクと、
記録液に受像体または、あるいは対向電極との間に電界を形成する記録電極を有する記録ヘッドと、
記録電極に所定の記録電圧を選択的に与えて記録液中のトナー粒子を分離吐出させ、受像体に転写させる手段と、
前記主タンクから新しい記録液がそれぞれ供給され、かつ、前記記録ヘッドから使用済みの記録液がそれぞれ導入される複数の第1のサブタンクと、
この第1のサブタンクから記録液がそれぞれ供給され、さらに記録液を前記記録ヘッドに一定の圧力でそれぞれ供給する複数の第2のサブタンクと、
前記複数の第1のサブタンクから劣化した記録液をそれぞれ回収し、かつ、回収した記録液を前記主タンクに供給する回収タンクと、を具備し、
上記複数の第1及び第2のサブタンクは上記記録ヘッドとの間にそれぞれが個別に記録液の循環回路を形成し、それらのうち少なくとも2つの循環回路は並列に稼働できることを特徴とするインクジェット記録装置。 - さらに、前記第1のサブタンク内の記録液を撹拌する撹拌手段を有することを特徴とする請求項1,2,3のうちのいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- さらに、前記第1のサブタンク内の記録液の濃度又は電気抵抗値を検出する手段と、この検出濃度又は検出電気抵抗値に基づき第1のサブタンク内の記録液を前記回収タンクに回収させ、前記主タンクから新しい記録液を前記第1のサブタンク内に供給させる手段と、を具備することを特徴とする請求項1,2,3のうちのいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1のサブタンクと前記第2のサブタンクとの間に小循環回路が形成され、この小循環回路を介して前記第2のサブタンクに供給された記録液の少なくとも一部が前記第1のサブタンクに戻されることを特徴とする請求項2又は3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- さらに、前記回収タンク内に調整用の記録液を供給する調整タンクを具備することを特徴とする請求項1又は3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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