JP3899676B2 - トンネル掘削機 - Google Patents

トンネル掘削機 Download PDF

Info

Publication number
JP3899676B2
JP3899676B2 JP14151198A JP14151198A JP3899676B2 JP 3899676 B2 JP3899676 B2 JP 3899676B2 JP 14151198 A JP14151198 A JP 14151198A JP 14151198 A JP14151198 A JP 14151198A JP 3899676 B2 JP3899676 B2 JP 3899676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
lock bolt
digging hole
cutter holder
anchor body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14151198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11336484A (ja
Inventor
俊明 上原
孝信 三木
智文 石野
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP14151198A priority Critical patent/JP3899676B2/ja
Priority to US09/315,583 priority patent/US6206478B1/en
Priority to AU31217/99A priority patent/AU747558B2/en
Publication of JPH11336484A publication Critical patent/JPH11336484A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3899676B2 publication Critical patent/JP3899676B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D19/00Provisional protective covers for working space
    • E21D19/04Provisional protective covers for working space for use in drifting galleries
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21CMINING OR QUARRYING
    • E21C27/00Machines which completely free the mineral from the seam
    • E21C27/20Mineral freed by means not involving slitting
    • E21C27/24Mineral freed by means not involving slitting by milling means acting on the full working face, i.e. the rotary axis of the tool carrier being substantially parallel to the working face
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
    • E21D9/10Making by using boring or cutting machines
    • E21D9/1093Devices for supporting, advancing or orientating the machine or the tool-carrier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炭鉱等の地山を掘進してその後方に掘穴を形成するトンネル掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】
炭鉱等の地山掘削に用いられるトンネル掘削機として、地山を掘削するカッタを備えた前胴部と、前胴部に推進ジャッキを介して連結された後胴部とを有するものが知られている。かかるトンネル掘削機は、後胴部に設けた後部グリッパと前胴部に設けた前部グリッパとを交互に掘穴に圧着・離間させながら推進ジャッキを伸縮させ、尺取り虫のように掘進するようにものである。
【0003】
詳しくは、先ず後部グリッパを掘穴に圧着すると共に前部グリッパを掘穴から離間させた状態で推進ジャッキを伸長させて前胴部を後胴部に対して前進させ、次に推進ジャッキが所定ストローク伸長したならば今度は前部グリッパを掘穴に圧着すると共に後部グリッパを掘穴から離間させた状態で推進ジャッキを収縮させて後胴部を前胴部側に引き込んで前進させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記トンネル掘削機では、推進ジャッキの推進反力を前部グリッパまたは後部グリッパを介して掘穴に支持させているので、断層があるところでは地盤が破砕されているためグリッパによる推進反力が得られず掘進不能になる。また、地山強度が小さいところではグリッパの押付力によって掘穴(坑壁)が破壊してしまうため掘進不能となる。また、掘削機の後進も困難である。
【0005】
他方、上述の如きグリッパによらずにクローラによって前進するトンネル掘削機も知られているが、このタイプではクローラの接地面の摩擦係数が左右で異なるところでは横滑り等を起こすため操縦が困難である。また、かかるトンネル掘削機は、地山を支保する支保フレームを有していないため、地山が崩落した際には掘削機を構成する種々の機器が破損してしまう。
【0006】
以上の事情を考慮して創作された本発明の目的は、地盤の状態に影響されずに掘進でき、掘削機の後退が容易であり、掘削機の横滑りを防止でき、崩落時に機器を防護できるトンネル掘削機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明に係るトンネル掘削機は、地山掘削用のカッタ推進後退用のクローラ及び掘穴の天井面を支保すべく昇降する上部支保板を備えたカッタ保持体と、該カッタ保持体の後方に配置され別のクローラを備えたアンカー体と、該アンカー体と上記カッタ保持体とを連結する推進ジャッキと、上記アンカー体に固設された作業板と、該作業板に設けられ、上記上部支保板の後方の掘穴の天井面にロックボルトを打ち込むためのロックボルト打設装置とを備え、上記アンカー体を停止させつつ上記カッタ保持体を上記推進ジャッキのストロークの範囲で前進させることで、上記ロックボルト打設装置によるロックボルトの打込みと上記カッタ保持体の掘進とを同時に行うようにしたものである。
【0008】
本発明によれば、前進は、上部支保板を掘穴の内面に当接させた状態で、カッタ保持体をクローラで推進させて行う。すると、上部支保板によってカッタ保持体が掘穴に案内されつつ前進する。また、後退は、支保板を径方向内方に移動させて掘穴の内面から離間させ、クローラを逆転させることにより、容易に達成できる。
【0009】
また、本発明によれば、従来のようにグリッパによって掘穴を突っ張ることなくクローラによって前進するので、地盤の状態に影響されずに掘進できる。また、上部支保板を掘穴の内面に当接させることにより地山を支保できるので、機内の機器を地山の崩落から防護できる。
また、カッタで掘削形成された掘穴の天井面は、それまで土砂によって支えられていた応力が一気に開放されて崩れやすい状態であるところ、掘削後に直ちに上部支保板によって押えられるためその崩落が防止され、更に上部支保板の長さ分だけ掘進する間に応力が徐々に解放されるため安定した状態となり、上部支保板の後方に露出した後にロックボルト打設装置によってロックボルトが打設されるため、崩落が防止されることになる。
また、カッタ及び上部支保板が備えられたカッタ保持体と、作業板を介してロックボルト打設装置が設けられたアンカー体とが、推進ジャッキで連結されているので、アンカー体を停止させつつカッタ保持体を推進ジャッキのストロークの範囲で前進させることで、ロックボルト打設装置によるロックボルトの打込みとカッタ保持体の掘進とを同時に行うことができる。
【0010】
上記作業板が、前方に延出されて上記カッタ保持体の後部にスライド自在に載置された前側部を有し、該前側部に、上記ロックボルト打設装置が取り付けられていてもよい。
【0011】
上記アンカー体に、上記ロックボルト打設装置により掘穴の天井面に打ち込まれたロックボルトを避けて掘穴の左右側部に圧着または離間するグリッパを設けてもよい。こうすれば、グリッパによってアンカー体を掘穴に固定できるので、上記推進ジャッキの推力を大きくすることができる。
【0012】
上記カッタ保持体に、クローラの走行面の高さを変更すべく、所定範囲で上下動するサブカッタを設けてもよい。こうすれば、サブカッタの上下動によってクローラの走行面の高さを変更することにより、掘削機の掘進方向の上下方向の方向制御が行える。
【0013】
上記カッタ保持体が、掘穴の側面を支保すべく左右方向に移動する側部支保板を備えていてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0015】
図1および図2は、炭鉱において石炭が混ざった地山を掘進するトンネル掘削機1の概要を示す図であり、図3乃至図11は、上記トンネル掘削機1の詳細を示す図である。なお、図1および図2に示すトンネル掘削機と図3乃至図11に示すトンネル掘削機とは、多少相違する点があるものの本質的な相違点ではないので、共通に説明する。
【0016】
図1および図2に示すように、このトンネル掘削機1は、地山掘削用のカッタ2、2が2個並設されたカッタ保持体3を有する。各カッタは、図5に示すように、水平方向に所定間隔を隔てて、カッタ保持体3に取り付けられている。なお、カッタ2の個数は、2個に限らず1個でも3個以上でもよい。また、カッタ2を複数としたときには、図例のように水平方向に所定間隔を隔てるのではなく、垂直方向に所定間隔を隔ててもよく、三角状または四角状に配置してもよい。
【0017】
各カッタ2は、図2、図5、図9および図10に示すように、カッタ保持体3に設けられた支持ブロック4に軸支された回転軸5と、回転軸5の先端部に周方向に等間隔を隔てて取り付けられた3本のカッタスポーク6と、各カッタスポーク6に取り付けられ実質的に地山を掘削するカッティングピック7とを有している。各カッタ2のカッタスポーク6は、互いに干渉することなく噛み合うように配置されている。なお、カッタスポーク6の本数は、3本に限らず2本でも4本以上でもよい。
【0018】
各カッタ2の回転軸5は、カッタ保持体3にそれぞれ設けられた駆動モータ8(電動モータ又は油圧モータ)の駆動軸9に、シンクロギヤボックス10を介して連結されている。シンクロギヤボックス10は、図6に示すように、その内部に複数のギヤ列11を有し、各カッタ2の回転軸9を所定の位相に保持しつつ相互に同速度で逆回転させるものであり、噛み合うように配置された各カッタスポーク6の干渉(衝突)を防止する。各カッタ2の回転方向は、図5に矢印12で示すように土砂を中央に掻き寄せる方向である。
【0019】
カッタ保持体3の底面部には、図6にも示すように、トンネルの幅方向に所定間隔を隔てて、掘穴12の下面12aを走行する一対のクローラ13が設けられている。クローラ13は、駆動モータ14(電動モータ又は油圧モータ)によって左右独立に駆動され、カッタ保持体3の推進後退機関として機能する。よって、上記カッタ2を回転駆動させた状態でクローラ13によりカッタ保持体3を前進させると、カッタ2の後方に掘穴12が形成されることになる。すなわち、従来のようにグリッパによって掘穴12を突っ張ることなくクローラ13によって前進走行するので、地盤の状態に影響されずに掘進できる。
【0020】
カッタ保持体3には、図2、図6、図7、図9および図10等に示すように、掘穴12の上部内面12bおよび側部内面12cに当接すべくそれぞれ径方向に移動する上部支保板15および側部支保板16が、リンク機構17、18(平行リンク機構等)およびジャッキ19、20(電動ジャッキ又は油圧ジャッキ等)を介して設けられている。図1および図5に示すように、上部支保板15は、平板状に形成され、側部支保板16は、各カッタ2の回転域に合わせて屈曲状に形成されている。
【0021】
各支保板15、16は、カッタ2の直後方から後述するロックボルト打設装置21の直前方にかけてカッタ保持体3を覆うように形成されており、掘穴12の内面から崩落する土砂を支保し、駆動モータ8やシンクロギヤボックス10やリンク機構17、18等を防護する。すなわち、各支保板15、16を掘穴12の内面に当接させることにより地山を支保できるので、機内の機器を地山の崩落から防護できる。また、各支保板15、16は、ジャッキ19、20を伸長させて掘穴12の内面に当接させた状態で、カッタ保持体3をクローラ13によって前進させることで、カッタ保持体3を横滑りさせることなく掘穴12に沿って案内するガイドとなる。
【0022】
すなわち、図6において、クローラ13の接地面(掘穴12の底面12a)の摩擦係数が左右で異なるところでは通常横滑り等が生じて操縦が困難となるが、本実施形態ではそのような状況であっても掘穴12の内面に当接された各支保板15、16がクローラ13により前進されるカッタ保持体3を掘穴12に沿って案内するガイドとなるので、横滑りのない安定した前進を確保できる。このとき各支保板15、16は、各ジャッキ19、20を所定ストロークに固定することにより掘穴12の内面位置に固定してもよいが、各ジャッキ19、20の伸長力を極めて弱く設定することにより径方向外方への移動力を与えて常に軽く掘穴12の内面に接触させるようにしてもよい。
【0023】
カッタ保持体3の前部には、図2、図5、図9および図11等に示すように、左右のカッタ2、2の回転域から外れて掘削不能な部分を掘削するためのサブカッタ22、23が、上下二段に配置されている。これら上部サブカッタ22および下部サブカッタ23は、カッタ2より後方に配置されている。また、下部サブカッタ23は、図9に示すようにクローラ13より前方に配置されており、クローラ13の走行面24を掘削する。また、図1に示すように、上部支保板15には、上部サブカッタ22を収容するための切欠部25が形成されている。
【0024】
上部サブカッタ22は、図2に示すようにリンク機構26を介してカッタ保持体3の支持ブロック4に取り付けられており、ジャッキ27(電動ジャッキ又は油圧ジャッキ)を伸縮させることにより所定範囲で上下動する。上部サブカッタ22は、図5に示すように、モータ28によって回転される回転軸29と、回転軸29の両端部から中央部に向けて相互に逆螺旋状に形成されたスクリュー翼30、31とからなり、土砂を両端部から中央部に掻き寄せる。スクリュー翼30、31には、図9に示すように、カッティングピック32が取り付けられている。
【0025】
下部サブカッタ23は、図5および図11に示すように、水平方向に延出された回転軸33と、回転軸33の両端部から中央部に向けて相互に逆螺旋状に形成されたスクリュー翼34、35とからなり、土砂を両端部から中央部に掻き寄せる。スクリュー翼34、35には、上部サブカッタ22と同様のカッティングピック(図示せず)が取り付けられている。下部サブカッタ23の回転軸33の長さ即ち掘削域の長さは、図6および図11に示すように、左右のクローラ13、13の間隔に合わせて設定されている。クローラ13の走行面を確保するためである。
【0026】
下部サブカッタ23の回転軸33は、図5、図9および図11に示すように、アーム部材36の下部に軸支されている。アーム部材36は、トンネルの幅方向に所定間隔を隔てて2個配置されており、その中央部がピン37を介してカッタ保持体3に設けたブロック38に回動自在に支持されている。各アーム部材36の上部とブロック38とは、それぞれピン39、40を介してジャッキ41(電動ジャッキ又は油圧ジャッキ)が介設されている。この構成によれば、ジャッキ41を伸縮させることにより、アーム部材36がピン37を中心にして回動し、下部サブカッタ23が所定範囲で上下動する。
【0027】
アーム部材36の上部には、下部サブカッタ23の回転軸33を駆動するため駆動モータ42(電動モータ又は油圧モータ)が設けられている。アーム部材36の内部には、駆動モータ42の回転力を下部サブカッタ23の回転軸33に伝達するためのギヤ列やチェーン等(図示せず)が収容されている。この構成によれば、駆動モータ42により回転された下部サブカッタ23をジャッキ41によって上下動させることにより、図9に示すように下部サブカッタ23の直後方に位置するクローラ13の走行面24の高さを変更できるので、掘進するカッタ保持体3の垂直方向の方向制御を行うことができる。
【0028】
カッタ保持体3には、図5および図11に示すように、カッタ2およびサブカッタ23の後方に位置させて、掘削された土砂を集める集土板43が取り付けられている。集土板43は、掘削土砂を中央に形成された排土口44に集めるべく、全体的には排土口44に向けてテーパ状に形成されている。排土口44には、掘削土砂を後方へ搬送するチェーンコンベヤ45が設けられている。チェーンコンベヤ45は、図6、図9および図11に示すように、トンネルの後方に延出された樋部材46を有する。樋部材46は、図4に示すように複数の樋部材片47が接続されて構成されており、カッタ保持体3の掘進に応じて順次樋部材片47が継ぎ足されるようになっている。
【0029】
樋部材46には、図6に示すように、その上面にキャリヤ面48が形成され、下面にリターン面49が形成され、各面48、49の左右端部にはパドル50が係合する凹部51が形成されている。パドル50は、図11に示すように、樋部材46の長手方向に所定間隔を隔ててキャリヤ面48およびリターン面49に複数配置されており、それぞれ無端チェーン52で連結されている。この構成によれば、無端チェーン52を図示しない駆動手段で循環させることにより、掘削土砂がキャリヤ面48上のパドル50によって後方に移送されることになる。
【0030】
カッタ保持体3の後方には、図2、図3および図4に示すように、別のクローラ53を備えたアンカー体54が配置されている。クローラ53は、図8にも示すように、アンカー体54の底面部にトンネルの幅方向に所定間隔を隔てて一対設けられており、駆動モータ55(電動モータ又は油圧モータ)によって左右独立に駆動される。アンカー体54とカッタ保持体3とは、図3および図11にも示すように、トンネルの幅方向に所定間隔を隔てて配置された推進ジャッキ56(油圧ジャッキ又は電動ジャッキ)を介して連結されている。各推進ジャッキ56は、別々にストローク量および伸長力が制御可能となっている。
【0031】
アンカー体54は、上記カッタ保持体3に設けたクローラ13のみでは切羽に対する推力が不足する場合に、当該アンカー体54を停止させて反力受け部材として推進ジャッキ56を伸長させることにより、さらに大きな推力を得るためのものである。すなわち、この場合、カッタ保持体3の前進力は、カッタ保持体3に設けたクローラ13の推力および推進ジャッキ56の伸長力の加算力となり、その反力はアンカー体54のクローラ53を介して掘穴12の底面12aに伝達される。
【0032】
また、推進ジャッキ56を伸長させる際、左右のジャッキ56、56のストローク量や伸長力に差を付けることにより、カッタ保持体3を斜めに押し出すことができるので、掘進するカッタ保持体3の水平方向の方向制御を行うことができる。この際、左右のジャッキ56、56のストローク量を管理すれば、精度の高いカーブ施工が達成できる。推進ジャッキ56は、所定ストロークまで伸長したならば、クローラ53によってアンカー体54を前進させることによって収縮され、リセット状態となる。なお、カーブ施工時には、左右の側部支保板16、16を引き込むことにより、カーブの内側に疑似的な余掘りスペースを確保できるので、側部支保板16が掘穴12に引っ掛かることなくスムーズな施工が行える。
【0033】
アンカー体54には、図3、図4および図8に示すように、当該アンカー体54を掘穴12に対して固定または解放すべく、掘穴12に圧着または離間するグリッパ57が設けられている。グリッパ57は、アンカー体54にピン58を介して回動自在に取り付けられた回動アーム59と、回動アーム59に取り付けられた掘穴12の側面に押圧離間されるシュー60と、シュー60とアンカー体54との間にピン61、62を介して介設され回動アーム59を回動させるジャッキ63(電動ジャッキ又は油圧ジャッキ)とからなっている。なお、グリッパ57は、この構成に限らず、図2、図9および図10に示す支保板15、16用のようなリンク機構17、18であってもよいが、本実施形態のように回動アーム59を用いた方式にすればアンカー体54上に広い作業空間64を確保できる。
【0034】
かかるグリッパ57のシュー60を掘穴12に押し付けてアンカー体54を掘穴12に固定することにより、推進ジャッキ56を伸長させたときに生じる虞のあるアンカー体54の後方へのスリップを防止できる。すなわち、図8において、アンカー体54のクローラ53と掘穴12の底面12aとの摩擦係数が小さい場合には、推進ジャッキ56を伸長させたときにアンカー体54が後方へ滑ってしまい、推進ジャッキ56の伸長力を有効にカッタ保持体3に伝えることができないが、本実施形態によればグリッパ57でアンカー体54を掘穴12に固定することで上記スリップを抑えられる。よって、推進ジャッキ56の伸長力を確実にカッタ保持体3に伝達でき、カッタ保持体3の前進力を大きくできる。逆説的にいえば、推進ジャッキ56の推力を大きくしても上記スリップが生じなくなるため、カッタ保持体3の前進力を大きくできるのである。
【0035】
アンカー体54には、図2、図3および図4に示すように、作業員の作業場となる作業板65が固定的に設けられている。作業板65は、その前側部65aがカッタ保持体3の後部にスライド自在に載置されており、推進ジャッキ56を伸長させてアンカー体54に対してカッタ保持体3を前進させた場合でも、掘穴12に対して停止状態を保持する。すなわち、作業板65は、推進ジャッキ56の伸長ストロークの範囲内であれば、カッタ保持体3が前進中であっても停止状態となる。このように、作業員の作業場となる作業板65がカッタ保持体3の掘進中においても停止状態となるため、作業員に安定した作業環境を提供できる。
【0036】
作業板65の前側部65aには、上部支保板15の直後方に位置させて、掘穴12の天井面12b(上面)にロックボルト66を打ち込むロックボルト打設装置21が設けられている。ロックボルト打設装置21は、カッタ保持体3の前進に伴って上部支保板15の後方に露出した掘穴12の上面12bにロックボルト66を打ち込み、掘穴12の上面12bを崩落しないように保持するものである。ロックボルト打設装置21は、上記作業板65に設けられているため、推進ジャッキ56の伸長ストロークの範囲内であれば、カッタ保持体3の前進に拘らず掘穴12に対して停止状態を保持できる。よって、上記ロックボルト66の打込作業をカッタ保持体3の前進(掘進)と同時に行うことができる。
【0037】
図4において、カッタ2で掘削されて形成された掘穴12の上面12bは、それまで土砂によって支えられていた応力が一気に解放されて崩れやすい状態であるが、直ちに上部支保板15によって押えられるためその崩落が防止され、更に上部支保板15の長さ分だけ掘進する間に徐々に応力解放されるため安定した状態となり、その後上部支保板15の後方に露出した直後に上記ロックボルト打設装置21によってロックボルト66が打設されるため、崩落が防止されるのである。
【0038】
上記構成のトンネル掘削機1を後退は、図7に示すように、各支保板15、16を掘穴12の内面から離間させた状態で各クローラ13、53を逆回転させ、カッタ保持体3およびアンカー体54を一体的に後退させることにより達成する。このとき、上部支保板15の下降量は、掘穴12の上面12bに打設されたロックボルト66に当該上部支保板15が干渉しないように設定されることは勿論である。
【0039】
図12乃至図14は、前述したトンネル掘削機1に、カッタ2やサブカッタ22、23によって掘削された土砂を排土口44に導くための集土パドル67を設けたものである。集土パドル67は、左右のアーム部材36、36にその間を掛け渡して軸支された回転軸68と、回転軸68に放射状に取り付けられたロッド69とからなる。回転軸68は、下部サブカッタ23を駆動する駆動モータ42によって、アーム部材36内に収容されたギヤ列やチェーン等を介して、下部サブカッタ23と連動して図13に矢印70、71で示すように同方向に回転駆動される。これにより、掘削土砂の排土口44への排土効率が高まる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るトンネル掘削機によれば、地盤の状態に影響されずに掘進でき、掘削機の後退が容易であり、掘削機の横滑りを防止でき、地山の崩落時に機器を防護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトンネル掘削機の斜視図である。
【図2】上記トンネル掘削機の支保板を外した状態を示す斜視図である。
【図3】上記トンネル掘削機の平面図である。
【図4】上記トンネル掘削機の側面図である。
【図5】図4の V-V線断面図である。
【図6】図4の VI-VI線断面図である。
【図7】図6において支保板を作動させた様子を示す説明図である。
【図8】図4の VIII-VIII線断面図である。
【図9】図3の IX-IX線断面図である。
【図10】図4の X-X線断面図である。
【図11】図4の XI-XI線断面図である。
【図12】別の実施形態に係るトンネル掘削機の正面図である(図5に相当する)。
【図13】上記トンネル掘削機の側面図である(図9に相当する)。
【図14】上記トンネル掘削機の平面図である(図11に相当する)。
【符号の説明】
1 トンネル掘削機
2 カッタ
3 カッタ保持体
12 掘穴
13 クローラ
15 上部支保板
16 側部支保板
23 サブカッタ
53 別のクローラ
54 アンカー体
56 推進ジャッキ
57 グリッパ

Claims (5)

  1. 地山掘削用のカッタ推進後退用のクローラ及び掘穴の天井面を支保すべく昇降する上部支保板を備えたカッタ保持体と、該カッタ保持体の後方に配置され別のクローラを備えたアンカー体と、該アンカー体と上記カッタ保持体とを連結する推進ジャッキと、上記アンカー体に固設された作業板と、該作業板に設けられ、上記上部支保板の後方の掘穴の天井面にロックボルトを打ち込むためのロックボルト打設装置とを備え、
    上記アンカー体を停止させつつ上記カッタ保持体を上記推進ジャッキのストロークの範囲で前進させることで、上記ロックボルト打設装置によるロックボルトの打込みと上記カッタ保持体の掘進とを同時に行うようにしたことを特徴とするトンネル掘削機。
  2. 上記作業板が、前方に延出されて上記カッタ保持体の後部にスライド自在に載置された前側部を有し、該前側部に、上記ロックボルト打設装置が取り付けられた請求項1記載のトンネル掘削機。
  3. 上記アンカー体に、上記ロックボルト打設装置により掘穴の天井面に打ち込まれたロックボルトを避けて掘穴の左右側部に圧着または離間するグリッパを設けた請求項1又は2に記載のトンネル掘削機。
  4. 上記カッタ保持体に、クローラの走行面の高さを変更すべく、所定範囲で上下動するサブカッタを設けた請求項1〜3のいずれかに記載のトンネル掘進機。
  5. 上記カッタ保持体が、掘穴の側面を支保すべく左右方向に移動する側部支保板を備えた請求項1〜4のいずれかに記載のトンネル掘削機。
JP14151198A 1998-05-22 1998-05-22 トンネル掘削機 Expired - Fee Related JP3899676B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14151198A JP3899676B2 (ja) 1998-05-22 1998-05-22 トンネル掘削機
US09/315,583 US6206478B1 (en) 1998-05-22 1999-05-20 Tunnel excavator with crawler drive and roof support bearing frames
AU31217/99A AU747558B2 (en) 1998-05-22 1999-05-21 Tunnel excavator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14151198A JP3899676B2 (ja) 1998-05-22 1998-05-22 トンネル掘削機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11336484A JPH11336484A (ja) 1999-12-07
JP3899676B2 true JP3899676B2 (ja) 2007-03-28

Family

ID=15293671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14151198A Expired - Fee Related JP3899676B2 (ja) 1998-05-22 1998-05-22 トンネル掘削機

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6206478B1 (ja)
JP (1) JP3899676B2 (ja)
AU (1) AU747558B2 (ja)

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6554368B2 (en) 2000-03-13 2003-04-29 Oil Sands Underground Mining, Inc. Method and system for mining hydrocarbon-containing materials
SG134969A1 (en) * 2001-06-04 2007-09-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Tunnel excavating machine
US6857706B2 (en) * 2001-12-10 2005-02-22 Placer Dome Technical Services Limited Mining method for steeply dipping ore bodies
AUPR947801A0 (en) * 2001-12-13 2002-01-24 Joy Mm Delaware, Inc. A method of mining and an improved mining machine
US7097255B2 (en) * 2002-01-09 2006-08-29 Oil Sands Underground Mining Corp. Method and means for processing oil sands while excavating
US7695071B2 (en) * 2002-10-15 2010-04-13 Minister Of Natural Resources Automated excavation machine
US7128375B2 (en) * 2003-06-04 2006-10-31 Oil Stands Underground Mining Corp. Method and means for recovering hydrocarbons from oil sands by underground mining
US7073975B2 (en) * 2004-03-03 2006-07-11 Diamond Surface, Inc. Slot cutting apparatus and method
US7192093B2 (en) * 2004-04-23 2007-03-20 Placer Dome Technical Services Limited Excavation apparatus and method
US20070044957A1 (en) * 2005-05-27 2007-03-01 Oil Sands Underground Mining, Inc. Method for underground recovery of hydrocarbons
US8287050B2 (en) * 2005-07-18 2012-10-16 Osum Oil Sands Corp. Method of increasing reservoir permeability
DE102006007137B4 (de) * 2006-02-16 2008-09-04 Hegenscheidt-Mfd Gmbh & Co. Kg Mobile Radsatzbearbeitungseinrichtung
CA2649850A1 (en) * 2006-04-21 2007-11-01 Osum Oil Sands Corp. Method of drilling from a shaft for underground recovery of hydrocarbons
US7837276B2 (en) * 2006-07-06 2010-11-23 Diamond Surface, Inc. Close proximity grinder
US20080078552A1 (en) * 2006-09-29 2008-04-03 Osum Oil Sands Corp. Method of heating hydrocarbons
WO2008048966A2 (en) * 2006-10-16 2008-04-24 Osum Oil Sands Corp. Method of collecting hydrocarbons using a barrier tunnel
WO2008064305A2 (en) 2006-11-22 2008-05-29 Osum Oil Sands Corp. Recovery of bitumen by hydraulic excavation
JP4811730B2 (ja) * 2007-02-14 2011-11-09 清水建設株式会社 坑道閉鎖装置及び坑道閉鎖方法
US20080205983A1 (en) * 2007-02-22 2008-08-28 Diamond Surface, Inc. Slot cutting apparatus
US20090084707A1 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Osum Oil Sands Corp. Method of upgrading bitumen and heavy oil
US8167960B2 (en) * 2007-10-22 2012-05-01 Osum Oil Sands Corp. Method of removing carbon dioxide emissions from in-situ recovery of bitumen and heavy oil
AT506122B1 (de) * 2007-11-15 2011-05-15 Sandvik Mining & Constr Oy Vortriebsmaschine
AT10343U1 (de) * 2007-11-15 2009-01-15 Sandvik Mining & Constr Oy Vortriebsmaschine
WO2009073727A1 (en) * 2007-12-03 2009-06-11 Osum Oil Sands Corp. Method of recovering bitumen from a tunnel or shaft with heating elements and recovery wells
US9631491B2 (en) 2007-12-17 2017-04-25 Hilary Leith Lumb Apparatus for forming an underground tunnel
CL2008003752A1 (es) * 2007-12-17 2009-12-11 Hilary Leith Lumb Sistema y metodo para formar un tunel subterraneo, que comprende; un cabezal cortante; un elemento acoplado al cabezal cortante y que empuja dicho cabezal cortante contra un extremo del tunel; una estructura de soporte del tunel, la cual se mueve durante la formacion del tunel; una transportadora para acarrear el material removido.
US8176982B2 (en) * 2008-02-06 2012-05-15 Osum Oil Sands Corp. Method of controlling a recovery and upgrading operation in a reservoir
WO2009141733A1 (en) 2008-05-20 2009-11-26 Osum Oil Sands Corp. Method of managing carbon reduction for hydrocarbon producers
CN101769158B (zh) * 2008-12-30 2012-04-18 三一重型装备有限公司 掘护锚一体化成套设备
WO2014040348A1 (zh) * 2012-09-14 2014-03-20 三一重型装备有限公司 一种掘进机及其辅助行走装置
JP6239356B2 (ja) * 2013-11-29 2017-11-29 株式会社小松製作所 トンネル掘削装置およびその制御方法
US20170211245A1 (en) 2016-01-21 2017-07-27 Diamond Surface, Inc. Reduced volume sonic noise alert pattern grinder & method
CN109931074A (zh) * 2019-03-28 2019-06-25 廊坊景隆重工机械有限公司 快速掘进系统及快速掘进方法
CN110145347B (zh) * 2019-07-05 2020-06-12 山东科技大学 一种掘进工作面临时支护设备及其工作方法
CN111173525B (zh) * 2020-03-05 2024-07-02 西南科技大学 一种盾构下穿建筑物的支撑装置
JP7469101B2 (ja) * 2020-03-27 2024-04-16 株式会社小松製作所 トンネル掘削装置
US11905835B1 (en) * 2020-09-17 2024-02-20 TopEng Inc. Tunnel digging machine (TDM)
CN112127796B (zh) * 2020-09-29 2022-04-26 刘永泮 一种打洞机
CN112627830B (zh) * 2020-12-08 2023-01-24 中交一公局集团有限公司 一种渡线开挖施工方法
CN112983515B (zh) * 2021-03-25 2023-04-25 中交隧道工程局有限公司 一种隧道洞口施工用支护装置及其施工方法
CN113356766B (zh) * 2021-07-05 2023-12-12 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 煤矿掘锚机
CN113338969B (zh) * 2021-07-12 2022-10-21 中国铁建重工集团股份有限公司 一种适应于强岩爆地层的敞开式tbm
CN114109425B (zh) * 2021-11-08 2024-04-05 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 一种掘锚机的调试方法
CN114060065A (zh) * 2021-11-08 2022-02-18 中南大学 一种在软弱岩体中快速掘进和支护并行的方法
CN114718590B (zh) * 2022-04-21 2023-04-28 武汉建工集团股份有限公司 一种旋挖钻头及其应用的水陆两用隧道建造机器人

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2862700A (en) * 1957-04-10 1958-12-02 Goodman Mfg Co Boring type miner
US4953914A (en) * 1985-07-26 1990-09-04 Baker Hughes Incorporated Mining machine with roof bolting apparatus
US5192116A (en) * 1991-05-28 1993-03-09 The Robbins Company Gantry-type mobile mining machine
US5234257A (en) * 1991-10-11 1993-08-10 The Robbins Company Mobile mining machine having tilted swing axis and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11336484A (ja) 1999-12-07
AU3121799A (en) 1999-12-02
US6206478B1 (en) 2001-03-27
AU747558B2 (en) 2002-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3899676B2 (ja) トンネル掘削機
JP4575961B2 (ja) 溝開削機械
CA2962523A1 (en) Cutting apparatus using a clearing arrangement
JPS5812421B2 (ja) 掘削機
JP6685214B2 (ja) トンネル掘削方法及びトンネル掘削機
CN105986586A (zh) 较宽端部式掘沟机悬臂
JP3615965B2 (ja) エレクタ装置
CN105019914A (zh) Y形隧道挖掘机
US4626032A (en) Rock ditcher
EP0455672B1 (en) Trench excavating arm propulsion apparatus
JP3758722B2 (ja) トンネル掘削機
EP0080802A1 (en) A machine for cutting a trench in rock
WO2005106137A2 (en) Excavation apparatus and method
JP3810405B2 (ja) カッタヘッド
JP2000297595A (ja) トンネル掘削方法およびそれに用いるシールド掘進機
JP3527644B2 (ja) カッタヘッド
JP7465831B2 (ja) 掘削機
JP2996096B2 (ja) 大断面トンネル掘進機
JP7485327B2 (ja) 伐採用アタッチメント、作業車両及び樹木伐採方法
RU68536U1 (ru) Рабочее оборудование траншеекопателя
JPS62160330A (ja) 掘削機本体に装備される正逆転可能な爪付箆形バケット
SU796323A1 (ru) Скрепер
SU1221293A1 (ru) Рыхлитель
JP2020101086A (ja) トンネル掘削機、及び、コンクリート又はモルタルの吹付け方法
JP4078722B2 (ja) トンネル掘削機の余掘装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061218

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees