JP3899321B2 - 光ファイバテープ心線の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、複数本の光ファイバ心線を一括被覆して光ファイバテープ心線を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【特許文献1】
特開平6−123826号公報。
【特許文献2】
特開平6−258533号公報。
【0004】
従来から、複数本の光ファイバ心線を並列に配置し、これらを被覆して複数本の光ファイバの束を一体化した光ファイバテープ心線が知られている(特許文献1及び2)。この光ファイバテープ心線は、多数本の光ファイバ心線をまとめて取り扱うことができ、また、複数本の光ファイバ心線を一括して接続できるという利点があるために、光通信システムの光伝送媒体として幅広く使用されている。また、複数本の光ファイバ心線が接続している光カプラおよび合分波器等の光部品や光コネクタ等を装置内に設置するときに、各光ファイバ心線が単心であると、装置内の他の部品への引っ掛けや急速な曲げ等により、光ファイバ心線が破損する場合があり、複数本の光ファイバ心線を一括被覆処理することが検討されている。
【0005】
このような用途に用いられる光ファイバテープ心線の製造は、一般的には図13に示す装置で製造されている。すなわち、心線供給装置15より複数の光ファイバ心線1a〜1hを心線整列器16に導き、各光ファイバ心線を平行かつ一列に並べる。次いで、整列した各光ファイバ心線を、被覆材料が充填されている塗布治具17内に導き、光ファイバ心線の周囲を被覆材料で一括被覆する。その後、塗布治具の出口に設けた孔より搬出しながら被覆材料を成形し、さらに被覆材料を紫外線照射機等の硬化装置18により硬化し、光ファイバテープ心線を製造するものである。また、このような場合に用いられる代表的な塗布治具は、図14に示されるものであって、塗布治具17は、光ファイバ心線1a〜1dが挿入される光ファイバ挿入孔17aと被覆材料を充填する被覆材料溜め17bと光ファイバ心線が搬出される光ファイバ搬出孔17cとで構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法では、テープ化を行う前の単心で、ばらばらな状態の複数本の光ファイバ心線を整列器16に一本ずつ揃えて通し、さらに塗布治具17の非常に小さな孔(17aおよび17c)に挿入する必要があり、光ファイバ心線のセッティングは繁雑で、時間がかかり、作業効率の低下を招いていた。また、短距離の光ファイバテープ心線や必要な箇所のみテープ化を行いたいとの要求に対しても、心線供給装置15から硬化装置18までの距離が長く、また、製造開始直後は塗布厚等の製造条件が一定とならず、これらの要求に応じることが困難であった。
【0007】
さらに、上記の方法では、光ファイバに塗布する被覆材料の量を一定にするためには、被覆材料を常に塗布治具内に充填させておく必要があり、そのため製造終了時においても、塗布治具内には被覆材料が充満した状態で充填されており、被覆材料の無駄が発生し、被覆材料歩留りを悪くしていた。
【0008】
さらにまた、光コネクタや光部品から引き出された光ファイバ心線を保護するために、テープ化を行いたいという要求も強いが、光ファイバ心線端部に光部品や光コネクタが取り付けられていると、このような従来の方法ではテープ化ができなかった。
【0009】
本発明は、従来の技術における上記のような問題を解決することを目的としてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、複数本の光ファイバ心線のセッティングを簡易化し、被覆材料の無駄がなく、かつ短距離間や部分的な被覆ができ、さらに片端または両端に光コネクタ等の光学部品が装着されている複数本の光ファイバ心線のテープ化も可能な光ファイバテープ心線の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の光ファイバテープ心線は、複数本に光ファイバ心線を一括被覆する光ファイバテープ心線の製造方法であって、その第1の態様の製造方法は、平面上に配置した複数本の光ファイバ心線の上に被覆材料を塗布した後、成形用溝を有する成形治具を、該複数の光ファイバ心線が該成形用溝内に位置するように、又は該成形用溝の下方に近接して位置するように配置した状態で、光ファイバ心線の軸方向に相対的に移動させ、被覆材料を成形することを特徴とする。また、第2の態様の製造方法は、複数本の光ファイバ心線を平面上に配置し、被覆材料供給用の貫通孔を設けた成形用溝を有する成形治具を、該複数の光ファイバ心線が上記成形用溝内に位置するように、又は該成形用溝の下方に近接して位置するように配置した状態で光ファイバ心線の軸方向に相対的に移動させ、上記貫通孔から成形溝内に被覆材料を供給して光ファイバ心線を被覆成形することを特徴とする。本発明において、成形治具の貫通孔から供給する被覆材料の供給量を制御しながら被覆するのが好ましい。また、成形治具はその断面形状が矩形であるのが好ましく、このような成形治具を用いることによって複数本の光ファイバ心線を整列させながら成形または被覆することができる。さらにまた、成形治具の光ファイバ心線に対する相対移動速度および/または相対移動距離を制御しながら成形または被覆成形してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の第1の態様を概念的に説明するための工程図であり、図2は、図1の場合における成形治具と光ファイバ心線の被覆状態との関係を説明する図である。図1において、先ず、基板4の平面上に4本光ファイバ心線1a〜1dを整列して配置し、その端部を粘着テープ5で固定する。そして光ファイバ心線上に、予め被覆材料2を塗布する(図1(a))。次に、4本の光ファイバ心線1a〜1dの上方から、成形用溝3aを底面に設けた成形治具3を下降させ(図2(a))、4本の光ファイバ心線が成形治具の成形用溝内に配置されるように平面上に載置する(図1(b)、図2(b))。次いで、成形治具3を光ファイバ心線の軸方向に移動させる。その場合、成形治具を移動させずに光ファイバ心線の方を移動させてもよい。なお、図3に示すように、光ファイバ心線は、成形治具3の成形用溝内ではなく、成形用溝の下方に近接して位置するように配置し、その状態で成形治具3を光ファイバ心線の軸方向に移動させてもよい。それにより、成形治具の成形用溝によって被覆材料の形状が規制され、被覆開始位置Aから成形された状態の被覆物が形成される(図1(c)、図2(c))。引き続き成形治具を被覆終了位置Bまで移動させ、被覆材料の成形が完了する(図1(d)、図2(d))。その後、成形された被覆材料は、必要に応じて乾燥又は硬化させる。硬化方法は、被覆材料の種類によって適宜選択して行えばよい。例えば、紫外線硬化性樹脂を用いた場合は、塗布後に紫外線照射によって硬化させればよく、熱硬化性樹脂を用いた場合には、乾燥機等の加熱器によって硬化させればよい。
【0012】
なお、平面上とは、各光ファイバ心線の中心軸が少なくとも一部において同一平面上にあることを示し、平面上において光ファイバ心線が交差する部分を有していてもよい。また、その状態を保つために光ファイバ心線の下に平面状物又は溝状物を配置してもよい。さらに、成形治具の成形用溝内に光ファイバ心線を配置しやすくするために、上記図1に示すように、光ファイバ心線の被覆を施さない一部を粘着テープで固定してもよい。
【0013】
また、平面上に配置された光ファイバの本数に関しても、何等限定されず、2本、4本、8本、12本、16本又はそれ以外の本数であってもよい。
【0014】
上記の方法によれば、成形治具の成形用溝内の平面上に、又は平面に近接させた成形治具の成形用溝の下方の平面上に複数本の光ファイバ心線を位置させることにより、光ファイバテープ心線製造開始時の光ファイバのセッティングが完了する。従ってテープ化を行うための光ファイバのセッティングが非常に簡単に短時間で行うことができる。さらに、成形用溝を有するのみの簡単な構造の成形治具を単に光ファイバ心線の軸方向に移動させるのみで、被覆材料の成形が行なわれるので、テープ化を非常に容易に行うことができる。
【0015】
図4は本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の第2の態様を概念的に説明するための工程図であり、図5は、図4に用いられる成形治具の一例の斜視図である。図4に示す光ファイバテープ心線の製造方法においては、先ず、図1に示した場合と同様に、平面上に4本の光ファイバ心線1a〜1dを整列して配置した後、4本の光ファイバ心線の上方から、底面に成形用溝3aを有し、被覆材料供給用の貫通孔3bを設けた成形治具3を下降させ、4本の光ファイバ心線が成形治具の成形用溝内に配置されるように平面上に載置する(図4(a))。なお、その場合、光ファイバ心線が成形治具3の成形用溝内ではなく、成形用溝の下方に近接して位置するように配置してもよい。次いで、成形治具3を光ファイバ心線の軸方向に移動させ、成形治具が所定の位置、すなわち、被覆開始位置Aに達した時点において、図示しない被覆材料供給装置からパイプ6を介して被覆材料を貫通孔3bに供給して、被覆材料の吐出を開始し、被覆材料を供給しながら成形治具を移動させる(図4(b))。成形治具が被覆終了位置Bに達したとき被覆材料の吐出を停止し、光ファイバ心線の被覆成形が完了する(図4(c))。なお、上記の場合、成形治具を移動させているが、光ファイバ心線の方を移動させてもよい。次いで、成形された被覆材料は、所望に応じて乾燥又は硬化させる。
【0016】
上記の製造方法では、成形治具の成形用溝に被覆材料を供給するので、一つの成形治具により被覆材料の塗布と成形を一工程で行うことが可能となる。また、被覆材料供給装置からの被覆材料の供給位置と供給量を制御することにより、余剰の被覆材料の供給を防ぎ、被覆材料の材料歩留まりを向上させると共に、任意の位置から所望の長さのテープ化が可能になる。また、テープ幅及び厚さを任意に設定することもできる。
【0017】
また、成形治具の相対移動速度を制御することによってもテープ幅及び厚さを任意に設定することが可能になる。なお、本明細書において、「相対」とは、成形治具及び配置した光ファイバ心線のどちらを移動してもよいことを意味する。
【0018】
また、より精細なテープ形状やテープ化位置を制御するためには、被覆材料の供給量と成形治具の相対移動速度の両者を制御できる装置を使用するのが好ましい。それにより、テープ化途中で、被覆材料の供給量や成形治具の相対移動速度を変更することにより、部分的に形状の異なる光ファイバテープ心線を製造することもでき、より強度及び保護等の必要な箇所について、テープ幅や厚さを広げたり、厚くすることができる。そして、さらに詳細なテープ形状やテープ化位置を制御するためには、前記の被覆材料の供給量と成形治具の相対移動速度の制御の外に相対移動距離を制御できる装置を用いることが好ましい。
【0019】
図6は、本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の他の一例を説明するためのものであって、第2の態様の製造方法の工程図であり、図7(a)及び図7(b)は、図6に用いる成形治具の斜視図である。図7(a)及び図7(b)に示す成形治具は、図5に示す成形治具とは異なり、貫通孔3bが成形治具の長さ方向のほぼ中央部に設けられており、また、成形用溝3aの断面形状は矩形になっている。したがって、この成形治具を用いる場合、光ファイバ心線の整列を行うことができる。なお、整列とは、被覆材料を光ファイバ心線に塗布するために塗布前の光ファイバ心線の動きを規制し、被覆材料の塗布を行える状態に光ファイバ心線を揃えて並べることである。したがって、この場合に用いる成形治具は、図7(a)に示すように、被覆材料を吐出する貫通孔よりも前方に位置する断面矩形状の成形用溝の部分で、光ファイバの動きを規制し、光ファイバを揃えて並べる機能を有するものとなっている。また、図7(b)に示す成形治具は、成形用溝の幅と同一またはやや広い間隔で2本の足3fを持っており、光ファイバを揃えて並べる機能を有するものとなっている。
【0020】
図6においては、平面上に配置されてはいるが整列されていない光ファイバ心線1a〜1dの一端を揃え、粘着テープ5で固定し、揃えられた部分の上に成形治具3を載置する(図6(a))。成形治具を移動して被覆開始位置Aに達した時点において、被覆材料をパイプ6を介して成形治具に供給して被覆成形を開始する。整列されていない光ファイバ心線は、成形治具の移動に伴って、成形治具の断面矩形の成形用溝によって整列され、その上に被覆材料が供給されて、被覆成形が行なわれる(図6(b))。成形治具が被覆終了位置Bに達したとき被覆材料の吐出を停止して、光ファイバ心線の被覆成形が完了する(図6(c))。次いで、成形された被覆材料は、所望に応じて乾燥又は硬化させる。
【0021】
図8は、本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の他の一例を説明するためのものであって、第2の態様の製造方法の工程図である。この図の場合、両面被覆構造の光ファイバテープ心線が得られる。すなわち、先ず、裏面用の被覆材料2aを平面の上に塗布して平面を形成し(図8(a))、その上に複数の光ファイバ心線(図では4本の光ファイバ心線1a〜1d)を整列させて配置する(図8(b))。その後、貫通孔を設けた成形治具3を、光ファイバ心線1a〜1dが成形治具の成形用溝内に納まるように載置し(図8(c))、被覆材料をパイプ6を通じて成形治具に供給して被覆・成形を行い、それにより両面が被覆材料2で被覆された光ファイバテープ心線が形成される(図8(d))。
【0022】
本発明で用いられる光ファイバ心線は、何等限定されるものではなく、その用途等に応じて適宜選択すればよい。例えば、石英、プラスチック等の材料からなる光ファイバ心線を用いることができる。また、その外径も何等限定されるものではない。
【0023】
また、本発明で用いられる被覆材料は、本発明の製造方法に適用することができるものであれば特に限定されるものではないが、ゴム状樹脂材料、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などの硬化性樹脂で可撓性を有するもの、可撓性を有する熱可塑性樹脂が好ましい。より具体的には、ゴム状樹脂材料としては、シリコーン系ゴム、ウレタン系ゴム、フッ素系ゴム、アクリル系ゴム、エチレン−アクリル系ゴム、SBR、BR、NBR、クロロプレン系ゴム等があげられる。可撓性を有する硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、紫外線硬化性接着剤、シリコーン樹脂などがあげられる。また、可撓性を有する熱可撓性樹脂としては、ポリ酢酸ビニル、メタクリル酸エチル樹脂等のアクリル系樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂等のホットメルト型接着剤を構成する樹脂があげられる。
【0024】
本発明で使用される成形治具は、成形用溝を有する部材であれば、光ファイバテープ心線の使用目的等に応じて、適宜選択して用いればよい。なお、成形治具の断面形状は、被覆材料の成形形状やその仕様によって適宜選択すればよく、特に限定されるものではないが、例えば、図2及び5に示すような半楕円形、図7(a)に示すような矩形状、および半円形等があげられる。また、成形治具は、単一の物質よりなる一体的な構造のものでも、また、個々の部品が組み合された構造のものでもよい。図9は、個々の部品が組み合された構造の成形治具の断面図であり、部品3c〜3eにより成形用溝3aが形成された構造になっている。また、成形治具の成形用溝は、その高さ、幅、長さも適宜選択すればよく、また、成形治具内における高さが一定である必要もなく、必要に応じてその高さを変化させてもよい。さらにまた、成形治具の幅方向における成形用溝の位置も、特に限定されるものではなく、成形治具の幅内であれば、如何なる位置に設けても構わない。なお、成形治具中に設ける成形用溝の個数も1つである必要はなく、たとえば、一度に複数本の光ファイバテープ心線を作製するために、一つの成形治具に複数本の成形用溝を設けても構わない。さらに、成形治具の成形用溝内に光ファイバ心線が導入されやすくするために、成形用溝の先端部を面取りしてもよい。また、前記したように、成形用溝の幅と同じ又はやや広い間隔で2本の足3fを設け、それにより光ファイバを規制して整列させる構造のもの(図7(b))、及び成形用溝の幅を、光ファイバ入口側においてテーパー状にやや広くした構造のものなどを使用することもできる。
【0025】
また、成形治具のサイズは、特に限定されるものではなく、使用目的、例えば光ファイバテープ心線の本数等に応じて適宜選択すればよく、その形状も特に限定されるものではない。例えば、半円柱状、直方体状等の形状があげられる。さらに、成形治具を構成する材料も、特に限定されるものではないが、例えば、ポリアセタール樹脂のように摩擦係数が小さい材料や熱変形し難い等の機械特性が良好な材料、ステンレス鋼、三フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン樹脂等の腐食しない材料、もしくは化学物質や溶剤に対して反応性が小さい材料であることが好ましい。
【0026】
被覆材料を供給するために、成形治具に設けられる貫通孔の形状も、その使用目的に応じて、適宜選択して用いればよく、如何なる形状でもよい。例えば、円形、楕円形、長方形等があげられる。また、貫通孔は一つである必要はなく、複数であってもよい。さらに、貫通孔の大きさは、被覆材料が供給可能であり、光ファイバ心線上に被覆材料を塗布できればよく、その大きさは特に限定されない。さらにまた、貫通孔の位置は成形用溝に貫通していれば如何なる位置にあってもよく、その貫通孔の方向も、平面に対して垂直である必要はなく、傾斜角をもっていてもよい。
【0027】
また、成形治具により光ファイバ心線を整列させるためには、前述の如く、被覆材料を供給する貫通孔より前方の部分に、光ファイバ心線の動きを規制し、光ファイバ心線を揃えて並べる構造を有することが必要である。その場合、光ファイバ心線の縦の動きと共に、横の動きを規制するような構造を有することが好ましく、そのような構造の一例として、断面矩形の成形用溝を有するものがあげられる。
【0028】
本発明では、成形治具は、光ファイバ心線に対して上下左右に移動可能なものであることが必要である。その動作は手動で行うことも可能であるが、より精細な光ファイバテープ心線の被覆を形成するためには、機械的に、また自動的に行う装置を用いることがより好ましい。成形治具を光ファイバ心線の軸方向に移動させる装置として、成形治具を一軸方向に一定速度で移動できる装置であれば、如何なる装置も用いることができるが、任意の位置からスタート及び停止が可能で、かつ移動速度が可変のものであるのがより好ましい。例えば、成形治具を一軸制御ロボットに取り付けた移動装置が使用できる。それにより移動位置及び移動速度を制御することができる。
【0029】
さらに、成形治具は、上下方向において、成形治具の光ファイバ軸方向への移動の途中で高さを変えることができるものでもよい。それによって作成する光ファイバテープ心線の厚みや形状を変えて、一部厚さなどの異なるものを作成することが可能になる。成形治具の上下方向も自動で行うことが可能なものがより好ましい。
【0030】
被覆材料の供給方法は、如何なる手段を用いてもよい。手動であってもよいが、制御面から見て、機械的で、また自動的に行なわれることが好ましい。例えば、任意位置におけるテープ化の面から供給の開始、終了が自動的に行なわれるのが好ましく、被覆材料の歩留り向上や厚み等の形状制御の面から、供給量の制御が可能になる。
【0031】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1
長さ80cmの光ファイバ心線(古河電工社製、石英系シングルモード光ファイバ、外径0.25mm)を4本用い、長さ60cm、幅1.1mm、厚み0.4mmの光ファイバテープ心線を作製するために、図1の工程図に示す方法を実施した。なお、成形治具の移動は手動によって行った。成形治具としては、幅(L)40mm、長さ(S)30mm、高さ(H)40mmのサイズのもので、幅方向の中央に、横幅(w)1.1mm、高さ(h)0.4mmの半楕円形状の成形用溝が形成されたものを用いた(図10)。また、被覆材料は、熱硬化性シリコーンゴム樹脂を用いた。
【0032】
先ず、光ファイバテープ心線製造装置の基板4上に、4本の光ファイバ心線1a〜1dを並列に整列させ、被覆を施さない光ファイバの両端を粘着テープ5で留めて固定し、次にテープ化を行う60cmの範囲にある4本の光ファイバ心線の表面に被覆材料2を塗布し、へらで被覆材料の表面を軽く均した(図1(a))。
【0033】
次に、成形治具3を、成形治具の成形用溝3a内に4本の光ファイバ心線が位置するように基板上に置いた(図1(b))。そして、成形治具を、光ファイバ軸方向に、成形開始位置Aから成形終了位置Bまで移動させた(図1(c)および(d))。その後、成形された被覆材料を120℃一時間の条件で硬化させ、4心光ファイバテープ心線を作製した。
【0034】
この実施例の場合、光ファイバ心線のセッティングは、基板上に静置した光ファイバ心線を、成形治具の成形用溝内に入れるだけでよいので、作業時間が短く、操作も簡単で、作業効率が上がった。さらに、得られた光ファイバテープ心線は、テープ幅1.2mm、厚み0.35mmの、ほぼ設定値通りのものであり、かつ、テープ形状も断面がほぼ半楕円形状の所望のものであった。
【0035】
実施例2
長さ90cmの光ファイバ心線(古河電工社製、石英系シングルモード光ファイバ、外径0.25mm)を4本用い、長さ70cm、幅1.1mm、厚み0.4mmの光ファイバテープ心線を、図11に示す製造工程によって作製した。製造に使用した塗布装置は、図11に示す構成のものであった。すなわち、塗布装置は、側壁7を有し、光ファイバ心線を静置する平面基板10、一端に駆動モータ12と他端に軸受け13が設けられているボールネジ軸11を有する一軸制御ロボット8、および被覆材料の供給量を制御できる被覆材料供給装置9によって構成されており、駆動モータと軸受けが側壁に固定され、そして成形治具3が、ボールネジ軸11に螺合する可動ユニット14に、基板に対して垂直方向に移動可能に設置されているものであった。したがって、成形治具は、可動ユニット14により、上下および左右方向に移動できるようになっていた。なお、この実施例においては、被覆材料供給装置9として、デスペンサを用い、被覆材料として、紫外線硬化型樹脂を使用した。
【0036】
また、この実施例に用いた成形治具は、実施例1におけるものと同一のサイズを有するものであるが、成形治具の先端部(成形治具の移動方向に対して前側)に、成形用溝に貫通する直径2mmの円形の貫通孔を設けたものであり、そしてその貫通孔に、柔軟なパイプ6が取り付けられ、被覆材料供給装置9から被覆材料が供給されるようになっていた。
【0037】
先ず、4本の光ファイバ心線1a〜1dを平面基板10上に並列に整列させ、被覆を施さない光ファイバの両端を粘着テープ5で留めて固定した。次に、塗布開始位置Aに成形治具3の貫通孔が位置するように可動ユニット14を移動させた(図11(a))。次いで、成形治具3を、成形治具の成形用溝内に4本の光ファイバ心線が位置するように下降させた(図11(b))。そして被覆材料を供給しながら、成形治具を50mm/secの速度で光ファイバ心線の軸方向に移動させた(図11(c))。成形治具の貫通孔が塗布終了位置Bに達したときに、被覆材料の供給を停止し、さらに成形治具を移動させて被覆・成形作業を終了した(図11(d))。その後、照射強度20mW/cm2で、2分間、紫外線を照射し、被覆材料を硬化させて、4心光ファイバテープ心線を作製した。
【0038】
この実施例の場合、光ファイバ心線のセッティングは、基板上に静置した光ファイバ心線を、成形治具の成形用溝内に入れるだけでよいので、作業時間が短く、操作も簡単で、作業効率が上がった。また、成形治具に成形用溝と貫通孔を設けて、被覆材料を供給することにより、非常に簡単な構造の成形治具によって、被覆と成形とを同時に実施することができた。さらに、被覆材料の供給量を制御することができるので、余剰の被覆材料を供給することがなく、したがって、材料歩留りが向上し、また、所定の箇所のみを被覆してテープ化することができた。したがって、得られた光ファイバテープ心線は、テープ幅1.1mm、厚み0.4mmの、ほぼ設定値通りのものであり、かつ、テープ形状も断面がほぼ半楕円形状の所望のものであった。
【0039】
実施例3
長さ35cmの光ファイバ心線(古河電工社製、石英系シングルモード光ファイバ、外径0.25mm)を4本用い、長さ25cm、幅1.1mm、厚み0.4mmの光ファイバテープ心線を、図12に示す製造工程によって作製した。製造に使用した塗布装置は、実施例2におけるものと同一であったが、成形治具として、幅方向に対して中央に、横幅1.1mm、高さ0.4mmの矩形状の成形用溝を設け、さらに長さ方向に対して成形用溝の中央部に直径2mmの貫通孔を設けたものを用いた。なお、その他は、実施例2におけると同様にして、4心光ファイバテープ心線を作製した。
【0040】
この実施例の場合、光ファイバ心線のセッティングは、平面基板上に静置した光ファイバ心線を、成形治具の成形用溝内に入れるだけでよいので、作業時間が短く、操作も簡単で、作業効率が上がった。また、成形治具に設けた成形用溝の長さ方向に対して中央に貫通孔を設けて、被覆材料を供給することにより、非常に簡単な構造の成形治具によって、光ファイバを整列させながら、被覆と成形とを同時に実施することができた。なお、光ファイバを並列に揃えて並べる必要がないため、光ファイバのセッティングに対する作業効率が一層向上した。さらに、被覆材料の供給量を制御することができるので、余剰の被覆材料を供給することがなく、したがって、材料歩留りが向上し、また、所定の箇所のみを被覆してテープ化することができた。したがって、得られた光ファイバテープ心線は、テープ幅1.1mm、厚み0.4mmの、ほぼ設定値通りのものであり、かつ、テープ形状も断面がほぼ矩形の所望のものであった。
【0041】
実施例4
両端にMTコネクタが取り付けられた長さ35cmの光ファイバ心線を4本用意し、実施例3におけると同様にして、その中央部の25cmの部分をテープ化し、4心のMTコネクタ付き光ファイバテープ心線を作製した。
【0042】
この実施例の場合、両端MTコネクタ付き光ファイバ心線のセッティングは、基板上に静置した光ファイバ心線を、成形治具の成形用溝内に入れるだけでよいので、作業時間が短く、操作も簡単で、作業効率が上がった。また、成形治具に設けた成形用溝の長さ方向に対して中央に貫通孔を設けて、被覆材料を供給することにより、非常に簡単な構造の成形治具によって、光ファイバを整列させながら、被覆と成形とを一工程で同時に実施することができた。なお、光ファイバを並列に揃えて並べる必要がないため、光ファイバのセッティングに対する作業効率が一層向上した。さらに、被覆材料の供給量を制御することができるので、余剰の被覆材料を供給することがなく、したがって、材料歩留りが向上し、また、所定の箇所のみを被覆してテープ化することができた。得られた光ファイバテープ心線は、テープ幅1.1mm、厚み0.4mmの、ほぼ設定値通りのものであり、かつ、テープ形状も断面がほぼ矩形の所望のものであった。この両端MTコネクタ付き光ファイバ心線を用いて、装置内の光部品との接続を行ったところ、中央部がテープ化されているために、光ファイバの取扱が容易で、簡単に光学部品との接続ができ、作業効率が向上した。
【0043】
【発明の効果】
本発明の光ファイバテープ心線の製造方法によれば、簡単な構造の成形治具を用いて、複数本の光ファイバ心線を容易にテープ化することができる。すなわち、光ファイバのセッティングが簡易化でき、作業効率を向上させることができる。
【0044】
また、被覆材料を供給するための貫通孔を設けた成形治具を用いた場合には、被覆材料の塗布と成形とを一工程で実施することができ、作業効率を一層向上させることができる。この場合、被覆材料の供給量を制御することによって、良好な歩留まりが得られ、また被覆材料の供給量や相対移動速度を制御することによって、任意の位置において任意の形状のテープ化が可能になる。また、成形治具の相対移動距離を制御することによって、短距離間の光ファイバ心線のテープ化或いは光ファイバ心線の部分的な光ファイバテープ化が可能である。
【0045】
さらに、成形治具の成形溝の断面を例えば矩形にして、光ファイバ心線が整列できるようにすることによって、一つの成形治具で光ファイバの整列と被覆材料の塗布、成形を行うことができ、光ファイバを整列させる手間が省けるという効果も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の第1の態様を説明する工程図である。
【図2】 図1の光ファイバテープ心線の製造方法における成形治具と光ファイバ心線の被覆状態との関係を説明する図である。
【図3】 成形治具を光ファイバ心線の上に近接して配置した状態を示す図である。
【図4】 本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の第2の態様の一例を説明する工程図である。
【図5】 図4に用いる成形治具の一例を示す斜視図である。
【図6】 本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の第2の態様の他の一例を説明する工程図である。
【図7】 図6に用いる成形治具の例を示す斜視図である。
【図8】 本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の第2の態様の他の一例を説明する工程図である。
【図9】 本発明に用いる成形治具の他の一例を示す斜視図である。
【図10】 実施例1に用いる成形治具の斜視図である。
【図11】 実施例2の光ファイバテープ心線の製造を説明するための工程図である。
【図12】 実施例3の光ファイバテープ心線の製造を説明するための工程図である。
【図13】 従来の光ファイバテープ心線の製造方法を説明する図である。
【図14】 従来の塗布(成形)治具の斜視図及び断面図である。
【符号の説明】
1,1a〜1h…光ファイバ心線、2,2a…被覆材料、3…成形治具、3a…成形用溝、3b…貫通孔、3f…足、4…基板、5…粘着テープ、6…パイプ、7…側壁、8…一軸制御ロボット、9…被覆材料供給装置、10…平面基板、11…ボールネジ軸、12…駆動モータ、13…軸受け、14…可動ユニット、15…心線供給装置、16…心線整列器、17…塗布治具、17a…光ファイバ挿入孔、17b…被覆材料溜め、17c…光ファイバ搬出孔、18…硬化装置、A…成形(被覆)開始位置、B…成形(被覆)終了位置。

Claims (5)

  1. 複数本の光ファイバ心線を一括被覆する光ファイバテープ心線の製造方法において、平面上に配置した複数本の光ファイバ心線の上に被覆材料を塗布した後、成形用溝を有する成形治具を、該複数の光ファイバ心線が該成形用溝内に位置するように、又は該成形用溝の下方に近接して位置するように配置した状態で、光ファイバ心線の軸方向に相対的に移動させ、被覆材料を成形することを特徴とする光ファイバテープ心線の製造方法。
  2. 複数本の光ファイバ心線を一括被覆する光ファイバテープ心線の製造方法において、複数本の光ファイバ心線を平面上に配置し、被覆材料供給用の貫通孔を設けた成形用溝を有する成形治具を、該複数の光ファイバ心線が該成形用溝内に位置するように、又は該成形用溝の下方に近接して位置するように配置した状態で光ファイバ心線の軸方向に相対的に移動させ、該貫通孔から成形溝内に被覆材料を供給して光ファイバ心線を被覆成形することを特徴とする光ファイバテープ心線の製造方法。
  3. 成形治具の貫通孔から供給する被覆材料の供給量を制御しながら被覆する請求項2記載の光ファイバテープ心線の製造方法。
  4. 成形用溝の断面形状が矩形である請求項1または2に記載の光ファイバテープ心線の製造方法。
  5. 成形治具の光ファイバ心線に対する相対移動速度を制御しながら移動させる請求項1または2に記載の光ファイバテープ心線の製造方法。
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