JP3898865B2 - 縦形製袋充填包装機の包材繰出し制御装置 - Google Patents

縦形製袋充填包装機の包材繰出し制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、縦形製袋充填包装機にて製造される包装品を規定の製袋長に維持する上で好適した包材繰出し制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の包材繰出し制御装置は例えば特許公報第2673407号にその一例が開示されている。この公知の包材繰出し制御装置は、包材に予め付与されたレジマークを検出するレジマークセンサを備えており、このレジマークセンサにてレジマークを検出した検出時点とそのレジマークを検出すべき基準時点との間のずれに基づき、繰出しベルトと包材の間に発生するスリップ量を求め、そして、このスリップ量に基づき、繰出しベルトによる包材の繰出しを補正するものとなっている。このようにして包材の繰出しに関し、補正が加えれることで、包材のスリップに起因する包装品の長さ、すなわち、製袋長のばらつきが防止され、そして、包材の模様合わせを行うことができるものと考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した公知の包材繰出し制御装置はその包材の繰出し補正を実施する上で、レジマークの利用が不可欠であるため、レジマークのない無地の包材に対しては適用できない。
また、公知の包材繰出し制御装置は包材の繰出しを間欠的に行う間欠包装を前提としているため、レジスタマークもまた包材に対して一定の間隔毎、つまり、1包装品の包装に要する包材の繰出し長さ毎に付されているに過ぎない。このため、公知の包材繰出し制御装置の場合、1包装品の包装サイクルあたり、包材のスリップ量の検出時点、つまり、その包材の繰出し補正が実施される時点及び時期は1回のみとなる。
【0004】
このことから包材のスリップ量が非常に大きく、その繰出し補正のための補正量も大になると、包材の繰出し速度を大きく変速しなければならず、包材の安定した繰出しが損なわれ、包材に皺や捩れを発生させてしまうばかりでなく、その繰出し補正もまた不正確になってしまう。
また、包材に弛みや緩み等が発生すると、レジマークセンサによるレジマークの検出、つまり、包材のスリップ量の検出が正確に行えず、この場合にも、その繰出し補正が不正確になる。
【0005】
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、間欠又は連続包装に拘わらず、しかもレジマークの無い無地の包材にあっても、包材の繰出しを高精度に制御して、その製袋長さを正確に維持でき、包装品の品質を向上できる縦形製袋充填包装機の包材繰出し制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の縦形製袋充填包装機の包材繰出し制御装置(請求項1)は、繰出しベルトの駆動に基づき包材の計算繰出し長さを求める第1測長手段と、包材の実際の繰出し長さを測定する第2測長手段と、包装品1個あたりの包装サイクル期間中、第1及び第2測長手段にて求めた計算繰出し長さと実繰出し長さとの間の偏差を連続して算出する算出手段と、包装サイクル期間中、算出手段にて求めた偏差に基づき、繰出しベルトの駆動に加えるべき補正量を連続的に演算して出力する演算手段と、その補正量に基づき、繰出しベルトの駆動補正を実施する補正手段とを具備し、演算手段はその補正量を所定範囲内に制限して補正手段に出力する制限手段を含んでいる
【0007】
上述の包材繰出し制御装置によれば、繰出しベルトの駆動による包材の計算繰出し長さとその実繰出し長さの間の偏差が常時監視され、その偏差に基づき、繰出しベルトの駆動補正が連続的に実施される結果、繰出しベルトによる包材の繰出しを正確に行える。ここで、包材の繰出しが安定している状態では、計算繰出し長さと実繰出し長さとの間の偏差は通常小さいものであるので、繰出しベルトの駆動補正に関し、その1回あたりの補正量もまた小さく抑えられ、包材の繰出しを不安定にすることなく、その繰出し補正の実施が可能となる。
【0008】
上述の演算手段は制限手段を備えているので、計算繰出し長さと実繰出し長さとの間の偏差に基づく補正量が一時的に大となっても、補正手段に出力される補正量は所定範囲内に制限される。この結果、繰出しベルトの駆動補正が過度に実施されることはなく、包材のより安定した繰出しを維持しつつ、繰出しベルトの駆動補正を実施可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、縦形製袋充填包装機は充填チューブ2を備え、充填チューブ2の上端にロアホッパ4、シャッタ7、アッパホッパ8及び計量器6が順次接続されている。計量器6はの内部に充填包装すべき多数の物品を蓄え、この物品を計量した後、アッパホッパ8,シャッタ7及びロアホッパ4を通じて充填チューブ2内に投入することができ、この際、計量器6から投入信号が出力される。
【0010】
更に、充填チューブ2の上端にはロアホッパ4の直下に、いわゆるフォーマ10が装着されており、このフォーマ10は包材ロールRから繰り出された熱溶着フィルムなどの包材Fを筒状に形成し、この後、筒状の包材Fは充填チューブ2に沿って下方に引き出されている。なお、包材Fの両側縁はフォーマ10を通過した後、図示しないガイドにより所定の形態で重ね合わされる。
【0011】
充填チューブ2の両側には無端状のサクションベルトからなる一対の繰出しベルト22が配置されており、これら繰出しベルト22は包材Fを吸着し、その走行駆動に伴い包材Fを連続又は間欠的に繰り出すことができ、この繰出しに伴い、包材Fの両側縁は縦ヒートシーラ24を通過し、ヒートシール、つまり、縦シールされる。
【0012】
更に、充填チューブ2の下方には横ヒートシーラ26が配置されており、横ヒートシーラ26は、1包装品の製袋長さに相当する間隔毎に包材Fをヒートシール、つまり、横シールし、そして、その横シールの中央から切断する。ここで、包材Fの横シール・切断と前述した充填チューブ2内への物品の充填動作とは交互に実施され、これにより、横ヒートシーラ26からは物品が充填された個々の包装品Pがシュート30を介して排出される。この後、包装品Pはシュート30からコンベア32に供給され、コンベア32により図示しない箱詰め機に移送される。
【0013】
前述した一対の繰出しベルト22はサーボモータ34によりそれぞれ連動して走行駆動され、図1中には一方の繰出しベルト22のためのサーボモータ34のみが示されている。なお、便宜上、以下の説明においてはこれらサーボモータ34を1つのサーボモータとして取り扱う。
サーボモータ34はサーボドライバ36を介して制御ユニット38に電気的に接続されており、制御ユニット38は所定の駆動パターンに従い駆動指令をサーボドライバ36に出力し、サーボモータ34の駆動、つまり、繰出しベルト22の走行駆動を制御する。
【0014】
一方、サーボモータ34はロータリエンコーダ40を内蔵しており、このロータリエンコーダ40はサーボモータ34の回転数を検出し、その回転数に対応する回転信号を制御ユニット38にサーボドライバ36を介して供給する。
更に、制御ユニット38には、包材Fの実繰出し長さを測定する測長器42が電気的に接続されている。より詳しくは、図2に示されるように測長器42は前述した包材ロールRとフォーマ10との間の包材Fの繰出し経路44に配置され、包材Fを上下に挟み且つ回転自在に支持された一対の測長ローラ46,48を備えている。上側の測長ローラ46は、ばね50により下側の測長ローラ48に押圧付勢され、これにより、上下の測長ローラ46,48は包材Fの繰出しに連動し、滑りを発生することなく回転することができる。下側の測長ローラ48には同軸にしてロータリエンコーダ52が取り付けられており、このロータリエンコーダ52は測長ローラ48の回転数を検出し、その回転数に対応した回転信号を制御ユニット38に供給することができる。
【0015】
図3に示されるように、制御ユニット38は前述したサーボドライバ36に電気的に接続されたサーボコントロールボード54、メインボート56、そして、測長器42のロータリエンコーダ52に電気的に接続されたカウンタボード58を内蔵している。これらボード54,56,58は何れも入出力インタフェースに加え、演算機能をそれぞれ有している。なお、各ボードでの演算機能はマイクロプロセッサを含むマイクロコンピュータにより実行される。
【0016】
メインボード56は包装機の運転を制御する上で必要な設定値や、前述した投入信号等の供給を受け、包装機全体の運転を制御する。ここで、繰出しベルト22の駆動に関して、より具体的に説明すると、図4に具体的に示されているようにメインボード56はサーボモータ制御部62を含み、サーボモータ制御部62は予め設定されている繰出しベルト22の駆動パターンに従い、サーボコントロールボード54に向けて駆動指令DMを出力し、これにより、サーボコントロールボード54及びサーボドライバ36を介してサーボモータ34を駆動する。このようにしてサーボモータ34が駆動されると、繰出しベルト22は駆動指令DMに対応した走行速度にて駆動され、包材Fの繰出しが実施されることになる。
【0017】
例えば、包装機が連続包装に適用される場合、繰出しベルト22の駆動パターンは、その運転開始時、所定の加速度にて繰出しベルト22を加速した後に、その走行速度を一定に維持し、そして、運転終了時に至ると、所定の減速度にて繰出しベルト22を減速させ、その駆動を停止させるものとなる。一方、包装機が間欠包装に適用される場合、繰出しベルト22の駆動パターンは、包装品Pの1包装サイクル毎に、繰出しベルト22の停止から加速、そして、必要に応じて定速状態を経て、減速から停止に至るものとなる。
【0018】
メインボード56はサーボコントロールボード54と協働して、前述した繰出しベルト22の駆動、つまり、サーボモータ34の駆動を補正する機能をも有しており、この補正機能に関し、以下に詳細に説明する。
ここで、メインボード56によるサーボモータ34の駆動補正は、メインボード56の制御実行周期(例えば3msec)毎に実施される。
【0019】
先ず、サーボモータ34が駆動されると、そのロータリエンコーダ40はサーボドライバ36を介してサーボコントロールボード54に回転信号、すなわち、前述した駆動指令DMに対する帰還信号を供給する。サーボコントロールボード54はその帰還信号及び繰出しベルト22の駆動プーリ径から繰出しベルト22の駆動に基づく包材Fの計算繰出し長さLeを演算し、メインボード56のスリップ量積算部64に供給する。
【0020】
一方、カウンタボード58は測長器42のロータリエンコーダ52から回転信号の供給を受け、その回転信号及び測長ローラ48の直径に基づき、測長器42を通過した包材Fの実繰出し長さLaを演算し、メインボー56のスリップ量積算部64に供給する。
スリップ量積算部64は1包装品の包装プロセスが開始される度に、メインボード56内にて生成される包装サイクル信号の供給を受け、この供給時点から計算繰出し長さLeと実繰出し長さLaとの間の偏差、つまり、繰出しベルト22と包材Fとの間にて発生するスリップ量を積算し、その積算結果を積算スリップ量Isとして要求補正量演算部66に供給する。なお、スリップ量積算部64は次の包装サイクル信号を受け取ると、今までの積算スリップ量Isをリセットし、新たに前記スリップ量の積算し、その積算スリップ量Isを出力する。
【0021】
要求補正量演算部66は積算スリップ量Isに加え、後述する補正処理済積算スリップ量I’sの供給を受け、これらの差分に基づき、繰出しベルト22による包材繰出しに関し、その要求補正量Cを演算する。
この後、乗算部68にて、要求補正量CにゲインGが乗算され、そして、その乗算結果である要求補正量CG クリップ部70に供給される。クリップ部70は正の上限値と負の下限値で規定された所定の許容範囲を有し、要求補正量CGが許容範囲から外れる場合にはその値を上限値又は下限値に制限し、変換部72及び補正量積算部74の双方に要求補正量CLとして出力する。
【0022】
変換部72にて、要求補正量CLは、前述した駆動指令DMに対する制御量ΔDに変換され、そして、この制御量ΔDが加算部78にて駆動指令DMに加算される結果、駆動指令DMの補正が制御実行周期毎に実施される。つまり、繰出しベルト22による包材Fの繰出しにスリップ、または、スリップの逆の現象である包材Fの先走りが発生すると、サーボモータ34の駆動はそのスリップや先走りを補うべく変速補正される。
【0023】
一方、補正量積算部74は、前述したスリップ量積算部64と同様に包装サイクル信号の供給を受けた時点から要求補正量CLを積算し、その積算結果を積算補正量ICとして換算部76に供給する。なお、補正量積算部74でも、次の包装サイクル信号の供給を受けると、今までの積算補正量ICをリセットし、新たに要求補正量CLの積算を開始する。
【0024】
換算部76は、前述した要求補正量演算部66での場合とは逆に、積算補正量ICを包材Fのスリップ量に相当する値、つまり、前述の補正処理済積算スリップ量I'sに換算し、この補正済積算スリップ量I'sを要求補正量演算部66に供給する。
上述したメインボード56の構成によれば、包装サイクルが開始されると、要求補正量演算部66は包装サイクルの開始から現在の制御実行周期までの積算スリップ量Isと、その前回の制御実行周期までの積算補正量ICに対応した補正処理済積算スリップ量I'sとを比較し、これらの間の差分に基づき要求補正量Cを演算する。ここで、積算補正量ICと補正処理済積算スリップ量I'sとの間の差分は現在時点までの補正し残した残存スリップ量を示すことから、繰出しベルト22による包材Fの繰出しが安定している状況では、残存スリップ量は小さな値となる。それゆえ、この残存スリップ量に基づき、要求補正量演算部66にて演算される要求補正量Cが大きな値となることはなく、制御実行周期毎の要求補正量C、つまり、要求補正量CLに基づく制御量ΔDの値を小さく抑えることができる。それゆえ、制御量ΔDに基づく駆動指令DMの補正、つまり、包材Fの繰出し補正はきめ細かくかつ連続的に実施されるものとなり、この結果、包材Fの繰出しが正確になり、包装機が連続又は間欠包装の何れのタイプにあっても、包装品Pの製袋長さをその正規の長さに正確に維持でき、その品質向上に大きく寄与することができる。
【0025】
また、要求補正量CLは前述したクリップ部70にて、その上限値と下限値との間の許容範囲に制限されるので、たとえ包材Fのスリップが一時的に大になっても、要求補正量CL、つまり、制御量ΔDが過度に大となることはない。この結果、サーボモータ34の駆動補正により、包材Fの繰出しにハンチングが生じることはなく、包材Fの安定した繰出しを維持することができ、その製袋に皺や捩れ等を発生させることはない。
【0026】
また、包材Fのスリップ量は包装サイクル中、常時監視されているので、繰出し中、包材Fに伸びやスリップ以外の弛みや緩み等に起因したずれが発生しても、そのずれをもリアルタイムに補正可能である。
更に、包材Fのスリップ量は、測長器42にて計測した包材Fの実繰出し長さLaとサーボモータ34から帰還信号に基づき計算される計算繰出し長さLeとの間の偏差から求めているので、無地の包材Fにあっても、そのスリップ量を正確に求めることができる。
【0027】
図5を参照すると、連続包装タイプの包装機に前述の包材Fの繰出し補正を適用した場合において、その運転開始時後、駆動指令DMに基づく包材繰出し速度(1点鎖線)及び測長器42での検出に基づく包材繰出し速度(破線)とともに、要求補正量CLの変化動向が併せて示されている。ここで、破線の包材繰出し速度と1点鎖線の包材繰出し速度との間の偏差は包材Fのスリップ量を表すものであり、図5から明らかなようにスリップ量は運転開始直後、つまり、包材Fの繰出し開始直後やその繰出し速度が規定の定速に達した直後に大となり、そして、これらの時期に要求補正量CLもまた大となることが分かる。また、図5から包材Fの繰出し開始後、要求補正量CLが制御実行周期毎に出力される結果、その繰出し補正が連続して実施されていることも分かる。なお、包材Fの繰出し速度が定速にて繰り出されている状況にて、包材Fのスリップ量が常時一定であれば、要求補正量CLもまたほぼ一定となり、そして、そのスリップ量が無くなれば、要求補正量CLは零に収束する。
【0028】
図6は間欠包装タイプの包装機の場合にあって、1包装サイクル中における包材Fの繰出しパターンの一例を示している。図6の場合にも1点鎖線は駆動指令DMに基づく包材繰出し速度を示し、破線は測長器42での検出に基づく包材繰出し速度を示している。図6に示すように1点鎖線の包材繰出し速度と破線の包材繰出し速度との間の偏差が発生し、包材Fの繰出しにスリップが発生している状況にあっては、本発明の包材繰出し制御装置はそのスリップに基づき、サーボモータ34の駆動補正、つまり、包材Fの繰出し補正をリアルタイムに実施することになる。
【0029】
本発明は上述の一実施形態に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明の包材繰出し制御装置は測長器42とともにレジマークセンサを更に備えているものであってもよい。この場合、本発明の包材繰出し制御装置はレジマークセンサにて、模様付きの包材のレジマークを検出すべき基準時期と実際に検出した検出時期との間のずれに基づき、包材の繰出し補正を実施することができ、包材の模様合わせにも対応可能となる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の縦形製袋充填包装機の包材繰出し制御装置(請求項1)によれば、1包装サイクル中、繰出しベルトと包材との間のスリップを常時監視し、そして、そのスリップ量に基づき、繰出しベルトの駆動補正を連続してきめ細かく実施するので、繰出しベルトによる高精度な包材の繰出しが可能となり、包装品の製袋長さをその正規の値に正確に維持できる。
【0031】
そして、請求項1の制御装置は、繰出しベルトの駆動補正に関し、その1回あたりの補正量に制限を加えているので、包材の繰出しを安定させつつ、繰出しベルトの駆動補正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦形製袋充填包装機の一例を示した斜視図である。
【図2】図1の測長器の構成を拡大して示した図である。
【図3】制御ユニットの構成を示した概略図である。
【図4】制御ユニットにおけるメインボードの機能を示したブロック図である。
【図5】包装機の運転開始直後における要求補正量の変化動向を示したグラフである。
【図6】間欠包装の場合での包材繰出しパターンの一例を示した図である。
【符号の説明】
2 充填チューブ
22 繰出しベルト
24 縦ヒートシーラ
26 横ヒートシーラ
34 サーボモータ
36 サーボドライバ
38 制御ユニット
40 ロータリエンコーダ
42 測長器
52 ロータリエンコーダ
54 サーボコントロールボード
56 メインボード
58 カウンタボード
70 クリップ部

Claims (1)

  1. 繰出しベルトの駆動に伴い、筒状の包材を充填チューブに沿って繰出すとともに、前記包材に対する縦シール、物品の充填及び横シール・切断を行い、物品が充填された個々の包装品を製造する縦形製袋充填包装機において、
    前記繰出しベルトの駆動に基づき前記包材の計算繰出し長さを求める第1測長手段と、
    前記包材の実際の繰出し長さを測定する第2測長手段と、
    前記包装品1個あたりの包装サイクル期間中、前記第1及び第2測長手段にて得た計算繰出し長さと実繰出し長さとの間の偏差を連続して算出する算出手段と、
    前記算出手段にて求めた前記偏差に基づき、前記繰出しベルトの駆動に加えるべき補正量を連続的に演算し、出力する演算手段と、
    前記補正量に基づき、前記繰出しベルトの駆動補正を実施する補正手段と、
    を具備し、
    前記演算手段は、前記補正量を所定範囲内に制限して前記補正手段に出力する制限手段を含むことを特徴とする縦形製袋充填包装機の包材繰出し制御装置。
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