JP3898572B2 - ゲーム機と組み合わせた玩具遠隔操作装置 - Google Patents

ゲーム機と組み合わせた玩具遠隔操作装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、玩具を遠隔操作するための玩具遠隔操作プログラム及び玩具遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、玩具を遠隔操作(リモートコントロール)により操作できる玩具遠隔操作装置が知られている。この玩具遠隔操作装置は、受信装置を備えた玩具に対してコンピュータ制御により動作させるものであり、その玩具を操作するための玩具に特定の動作を指令するコマンド(操作コマンド)のデータ(操作コマンドデータ)を無線又は有線により送信して、当該操作コマンドデータを受信する玩具を操作するものである。
また、従来の玩具遠隔操作装置には、当該装置で玩具を遠隔操作する者(ゲームプレーヤー)が、その装置が保有する操作コマンドデータを組合わせて玩具の動作プログラムを作成し、その作成された動作プログラムデータを玩具に送信し、玩具をその動作プログラムに基づいて操作できるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の玩具遠隔操作装置が保有する操作コマンドは限られ、玩具にその操作コマンドによる動作以外の動作をさせることができないものであった。従って、どのゲームプレーヤーも同じ操作コマンドが使えるため、従来の玩具遠隔操作装置は、ゲームプレーヤーにとって面白みを欠くものとなっていた。
【0004】
本発明は、上述した問題を解決するためのものであって、新規の操作コマンドを追加し、その新規の操作コマンドに基づく新たな玩具の操作ができるようにした玩具遠隔操作プログラム及び玩具遠隔操作装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、CPU12がゲームプログラムの実行に応じて生成するゲーム画像を表示装置20に表示し、このゲーム画像をゲームプレーヤーが入力装置を操作して前記表示装置20の画面上で進行させるゲーム機と、このゲーム機と一体に形成されるとともに基本操作コマンドデータを無線により送信する送信装置と、送信された前記基本操作コマンドデータに基づいて操作する別体の玩具とからなり、前記ゲーム機は、制御プログラムを記憶するメインメモリ18と、前記ゲームプログラムを発生するゲームプログラムファイル32と複数の前記基本操作コマンドデータを発生する基本操作コマンドデータファイル28とが記録されたメモリ14とを備え、前記CPU12は、前記メインメモリ18にある前記制御プログラムに従って前記基本操作コマンドデータファイル28から複数の前記基本操作コマンドデータ名を読み出し、表示装置20に表示し、ゲームプレーヤーが入力装置を操作して、前記基本操作コマンドデータ名のいずれかを指定すると、CPU12が、指定された名の基本操作コマンドデータを前記基本操作コマンドデータファイル28から抽出し、その抽出した基本操作コマンドデータを前記玩具36に対し送信すると、当該玩具36が動作するようにした玩具遠隔操作装置を改良する。
【0006】
前記メモリ14には、前記基本操作コマンドデータに基づく操作以外の操作ができる新規コマンドデータ及びこの新規コマンドのデータに基づく操作をレベルアップさせた操作ができる変更コマンドデータとからなる新規操作コマンドデータを発生する新規操作コマンドデータファイル30を設け、前記ゲームプログラムファイル32には前記新規コマンドデータ及び変更コマンドデータとそれぞれ対応しかつ互いに異なるゲームプログラムを予め記録し、ゲームプレーヤーが前記入力装置を操作して他前記新規操作コマンドデータを要求すると、前記CPU12が、前記表示装置20に前記新規操作コマンドデータファイル30から前記新規コマンドデータ名を読み出して表示し、ゲームプレーヤーが前記入力装置の他の操作により表示された新規コマンドデータ名のうちいずれかを指定すると、前記CPU12は、その新規コマンドデータ名に対応する特定のゲームプログラムを前記ゲームプログラムファイル32の中から抽出し、その抽出したゲームプログラムによるゲーム画像を表示装置20に表示し、このゲームを入力装置の操作により進行させ、前記CPU12は、当該ゲームの進行の結果としてゲームプレーヤー側が勝ったかどうかを判断し、勝った場合は、前記特定のゲームプログラムに対応している前記指定された新規コマンドデータを前記新規操作コマンドデータファイル30から抽出し、抽出されたこの新規コマンドデータは、前記玩具36に送信され、この玩具36はその受信した新規コマンドデータに基づき動作し、次に、ゲームプレーヤーが前記入力装置を操作して再度前記新規操作コマンドデータを要求すると、前記CPU12が、前記表示装置20に前記新規操作コマンドデータファイル30から前記変更コマンドデータ名を読み出して表示し、ゲームプレーヤーが前記入力装置を操作して、表示された変更コマンドデータ名のうちいずれかを指定すると、前記CPU12は、その変更コマンドデータに対応する他の特定のゲームプログラムを前記ゲームプログラムファイル32の中から抽出し、その抽出したゲームプログラムによるゲーム画像を表示装置20に表示し、このゲームを入力装置の操作により進行させ、前記CPU12は、前記ゲームの進行の結果としてゲームプレーヤー側が勝ったかどうかを判断し、勝った場合は、前記他の特定のゲームプログラムに対応している前記指定された変更コマンドデータを前記新規操作コマンドデータファイル30から抽出し、抽出されたこの変更コマンドデータは、前記玩具36に送信され、玩具36はその受信した変更コマンドデータに基づく動作をすることを特徴とする。
【0007】
本発明の玩具遠隔操作装置は、操作コマンドデータを送信して玩具を遠隔操作する玩具遠隔操作装置において、前記操作コマンドデータを指定するコマンド指定手段、前記操作コマンドデータを複数記録する操作コマンドデータ記録手段、前記操作コマンドデータに対応するゲームプログラムを記録するゲームプログラム記録手段、前記ゲームプログラム記録手段の中から前記指定された操作コマンドデータに対応するゲームプログラムを抽出して実行する手段、前記抽出されたゲームプログラムによって実行されるゲームの結果を判断し、そのゲームの結果に応じて前記操作コマンドデータ記録手段の中から前記抽出されたゲームプログラムに対応する操作コマンドデータを抽出し又はその操作コマンドデータを記憶する手段、前記抽出された操作コマンドデータを玩具に対して送信するコマンドデータ送信手段を備えるようにしたものである。
【0008】
本発明の玩具遠隔操作装置は更に、前記記憶された操作コマンドデータを当該記憶された操作コマンドデータに基づく操作をレベルアップさせた操作ができる新たな操作コマンドデータに変更するようにしたものである。
本発明の玩具遠隔操作装置は更に、前記取得された操作コマンドデータの組合せにより作成される玩具の動作プログラムを前記玩具に対して送信し、その動作プログラムに従って前記玩具を操作するようにしたものである。
本発明の玩具遠隔操作装置は更に、前記記憶された操作コマンドデータを前記ゲームプログラムによって実行されるゲームの中でゲームプレーヤーが当該記憶された操作コマンドデータを適用し、そのゲームを進行できるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を図に基づいて説明する。図1は本発明の玩具遠隔操作装置のブロック図である。
図1の玩具遠隔操作装置10には、CPU(中央処理装置)12と、メモリ14と、メインメモリ16と、画像処理部18と、表示装置(モニター)20と、音響装置(スピーカー)22と、入力装置(操作ボタン)24と、送信装置26とが備えられている。
【0010】
前記メモリ14は、操作コマンドデータ記録手段としての基本操作コマンドデータファイル28と新規操作コマンドデータファイル30とを保有する。基本操作コマンドデータファイル28には、玩具の基本動作に係る基本操作コマンド(例えば、玩具を前進,後退,回転等させる従来の操作をするためのコマンド等)のデータ(基本操作コマンドデータ)が記録されている。新規操作コマンドデータファイル30には、前記基本操作コマンドデータ以外の新規操作コマンドのデータ(新規操作コマンドデータ)が記録されている。
また、前記メモリ14は、ゲームプログラム記録手段としての複数のゲームプログラムが記録されたゲームプログラムファイル32と、そのゲームプログラムの実行に応じて抽出生成されるゲーム画像データが記録されたゲーム画像データファイル34を保有している。
【0011】
前記新規操作コマンドデータは、基本操作コマンドデータに基づく操作以外の操作ができる「新規コマンド」のデータと、その新規コマンドのデータに基づく操作をレベルアップさせた操作ができる「変更コマンド」のデータとを有している。また、ゲームプログラムファイル32には、これらの新規操作コマンドに対応するゲームプログラムが記録されている。
例えば、新規コマンドのデータには、図2に示すように、玩具を突進させることができる「スーパーダッシュ」の操作コマンドデータと、玩具を高速回転させることができる「大回転」の操作コマンドデータなどがある。変更コマンドのデータには、前記「大回転」の操作コマンドデータによる高速回転以上の速度で回転させることができる「超大回転」の操作コマンドデータがある。また、これらの新規操作コマンドデータは、「スーパーダッシュ」の操作コマンドデータがゲームプログラムの「タイミングゲーム」と対応し、「大回転」の操作コマンドデータがゲームプログラムの「連打押し相撲ゲーム1」と対応し、「超大回転」の操作コマンドデータがゲームプログラムの「連打押し相撲ゲーム2」と対応するように設けられている。なお、上記「連打押し相撲ゲーム2」のゲームプログラムは、「連打押し相撲ゲーム1」のゲームプログラムが実行された後でなければ実行されないものとする。
【0012】
表示装置20のモニター画面には、CPU12がゲームプログラムの実行に応じて生成するゲーム画像が表示される。音響装置22は、ゲーム画像に合わせて効果音を出力する。入力装置24は、表示装置20に表示される操作コマンドを指定(又は選択)するためのコマンド指定手段である。送信装置26は、前記操作コマンドデータファイル28,30から抽出される操作コマンドデータを玩具38に対して送信するためのコマンドデータ送信手段である。
【0013】
なお、本発明の玩具遠隔操作装置10によって遠隔操作される玩具36は、図示しない受信装置を備え、当該玩具遠隔操作装置10から送信される操作コマンドデータを受信し、その受信した操作コマンドデータに基づきコンピュータ制御により動作するものであって、公知のものである。
【0014】
次に、本発明の玩具遠隔操作装置により実行される処理を図3のフローに従って説明する。CPU12は、メインメモリ18に記憶される制御プログラムに従って以下の処理を行う。
図示しない玩具遠隔操作装置10の電源を入れると、CPU12は、基本操作コマンドデータファイル28に記録されている基本操作コマンドデータの操作コマンド名をモニター画面に表示する(ステップS1)。例えば、図4に示すように、表示装置20のモニター画面38には、「前進」(玩具を前進させるための操作コマンド),「後退」(玩具を後退させるための操作コマンド),「回転」(玩具を回転させるための操作コマンド)などの操作コマンド名40が表示される。
【0015】
(基本操作コマンドデータを指定する場合)
続いて、CPU12は、ゲームプレーヤーに新規操作コマンドを取得するかどうかを尋ねる(ステップS2)。ゲームプレーヤーは、その取得を要求しない場合は、図4の操作ボタン24を操作し、モニター画面38に表示されたいずれかの操作コマンドを指定する(ステップS3)。このとき、CPU12は、ゲームプレーヤーが指定した基本コマンドの基本操作コマンドデータを、基本操作コマンドデータファイル28から抽出し(ステップS4)、その抽出した基本操作コマンドデータを図1の玩具36に対して送信する(ステップS5)。ゲームプレーヤーが操作コマンドの「前進」を指定した場合は、玩具36は前進する(図1)。
また、ステップS5の処理の後、CPU12は、ゲームプレーヤーに対し玩具38の遠隔操作を続けるかを尋ね(ステップS6)、ゲームプレーヤーが操作を続行する場合は、ステップS1に戻りモニター画面38に操作コマンド名42を表示する。操作を中止する場合は終了する。
【0016】
(新規コマンドのデータを取得する場合)
次に、ゲームプレーヤーが新規操作コマンドデータを取得する場合について説明する。ステップS2において、ゲームプレーヤーが新規操作コマンドデータの取得を要求する場合は、CPU12は、表示装置20のモニター画面38に新規操作コマンドデータファイル30の新規操作コマンドデータのうちの前記新規コマンドのデータ(図2)の操作コマンド名を表示する(ステップS7)。即ち、表示装置22のモニター画面38には、図5に示すように、新規操作コマンドデータ(新規コマンドのデータ)の「スーパーダッシュ」及び「大回転」の操作コマンド名42が表示される(なお、図5において、変更コマンドのデータの「超大回転」の操作コマンド名は、指定できないか又は表示されないものである。)。ゲームプレーヤーは、操作ボタン26を操作して、表示された操作コマンドのいずれかを指定する(ステップS8)。
【0017】
ゲームプレーヤーが新規操作コマンドデータの「スーパーダッシュ」を指定した場合、CPU12は、その新規操作コマンドデータに対応する「タイミングゲーム」のゲームプログラム(図2)をゲームプログラムファイル32の中から抽出し、その抽出したゲームプログラムを実行する(ステップS8)。このゲームプログラムによって実行されるゲームにおいては、ゲームプレーヤーは、図6に示すように、前記ゲームプログラムによって実行されるゲームの中に現れる主人公のロボット44(玩具36をデジタル化したもの)を操作ボタン24の方向キー24aを操作して、モニター画面40中に表示される矢印方向にタイミングよく移動させることにより、その「タイミングゲーム」のゲームを進行できる。
【0018】
CPU12は、ゲームプレーヤー側が勝ったかどうかを判断する(ステップS10)。ゲームプレーヤー側が勝った場合は、CPU12は、「タイミングゲーム」のゲームプログラムに対応する「スーパーダッシュ」の新規操作コマンドデータを新規操作コマンドデータファイル30から抽出し又はそれを記憶する(ステップS11)。抽出された「スーパーダッシュ」の新規操作コマンドデータは、ステップS5において玩具36に送信され、玩具36はその新規操作コマンドデータを受信すると、「スーパーダッシュ」の新規操作コマンドデータに基づく突進の動作を行う(図7)。また、抽出された「スーパーダッシュ」の新規操作コマンドデータが記憶されると、ゲームの中のロボット44は「スーパーダッシュ」の必殺技(突進技)を覚える。
また、ステップS8において、新規操作コマンドデータの「大回転」が指定された場合は、ステップS9において、CPU12は図2の「連打押し相撲ゲーム1」のゲームプログラムを抽出し、実行する。このゲームプログラムによって実行されるゲームにおいて、ゲームプレーヤーは、図8に示すように、ゲームプレーヤーが操作ボタン24の押しボタン24bを連打することによりゲームを進行する。モニター画面38中に現れる主人公ロボット44(ゲームプレーヤー側のロボット)が敵ロボット46(コンピュータ側のロボット)を場外に押し出すことができれば、ゲームプレーヤー側が勝ったことになる。ゲームプレーヤー側が勝った場合は、ステップS11において、CPU12は「大回転」の新規操作コマンドデータを新規操作コマンドデータファイル30の中から抽出し又はそれを記憶する。続いて、ステップS5において、玩具36に対し「大回転」の新規操作コマンドデータを送信する。この新規操作コマンドデータを受信した玩具36は「大回転」の新規操作コマンドデータに基づく高速の回転動作を行う(図9)。また、ゲームの中の主人公ロボット44は、「大回転」の必殺技(高速回転技)を覚える。
このように、ゲームプレーヤー側がゲームに勝つたびに、そのゲームのゲームプログラムに対応する新規操作コマンドデータが新規操作コマンドデータファイル30から抽出され、またその新規操作コマンドデータが玩具38に対して送信されるため、ゲームプレーヤーはその新たな操作コマンドデータに基づく操作ができることになる。また、抽出された新規操作コマンドデータが記憶されることにより、ゲームの中の主人公ロボット44はその新規操作コマンドデータの必殺技を覚え、パワーアップしていくため、ゲームプレーヤーはその新たな操作コマンドデータをゲームの中で使用し、そのゲーム自体を楽しむことができる。
【0019】
(変更コマンドのデータを取得する場合)
上述の抽出又は記憶された新規操作コマンドデータの操作コマンド名は、ステップS1において、基本操作コマンドデータの操作コマンド名とともに表示装置20のモニター画面38に表示される(図10)。また、ステップS2において、ゲームプレーヤーが新規操作コマンドデータの取得を要求すると、ステップS7において、図5の変更コマンドのデータの「超大回転」の操作コマンド名48が指定可能な状態で表示される。なお、このとき、既に取得されている新規コマンド42は表示されない。
【0020】
ステップS8において、「超大回転」の変更コマンドが指定されると、CPU12は、図2の「連打押し相撲ゲーム2」のゲームプログラムをゲームプログラムファイル32から抽出し、実行する(ステップS12)。このとき、ゲームプレーヤーは、このゲームプログラムによって実行されるゲームにおいて、押しボタン24bを使って又は主人公ロボット44に既に記憶されている「スーパーダッシュ」や「大回転」の新規操作コマンドデータに基づく動作をさせて敵ロボット46と対戦し、そのゲームを進行できる。ゲームプレーヤー側が勝った場合、CPU12は、新規操作コマンドデータファイル30から「超大回転」の新規操作コマンドデータを抽出し、既に記憶されている「大回転」の新規操作コマンドデータを抽出された「超大回転」のコマンドに変更する(ステップS11)。従って、この変更後は、ステップS1において表示装置20のモニター画面38に表示される新規コマンドのデータの「大回転」の操作コマンド名42は、変更コマンドのデータの「超大回転」の操作コマンド名48に変化する(図10)。また、ロボット44は「大回転」を超える必殺技「超大回転」を覚える。
なお、ステップS10において、ゲームプレーヤー側が敗れたと判断した場合は、ステップS2に戻り、再度新規操作コマンドデータを取得するかどうかを尋ねる。
以上のように、ゲームプレーヤーは、新規の操作コマンドデータを取得でき、またその新規の操作コマンドデータに基づく新たな玩具の操作をリアルタイムに行うことができる。また、ゲームプレーヤーは、ゲームを遊ぶことにより、ゲームの中の主人公ロボット44は新しい必殺技を覚えパワーアップできるため、ゲームプレーヤーはゲーム自体を楽しむことができる。
【0021】
また、ゲームプレーヤー側が勝ったゲームの順番に、そのゲームのゲームプログラムに対応する新規操作コマンドデータが出現する。従って、例えば、ゲームプレーヤーが所有する玩具38を使用して実際の玩具で押し相撲対戦ゲームを行う場合、相手方が取得していない新規操作コマンドデータを使って相手方の玩具を押し出すことができるため、当該対戦ゲームを楽しむことができ、玩具の操作が面白くなる。
さらに、ステップS1において、表示装置20のモニター画面38に表示される操作コマンド名40,42又は48の操作コマンドデータを用いて、新たな組合せによる新たな玩具の動作プログラムを作成することもできる。
【0022】
上記実施形態は、新規操作コマンドデータをゲームを遊ぶことによって取得するものであるが、これに限るものではなく、基本操作コマンドデータをもゲームを遊ぶことによって取得できるようにした実施形態であってもよい。また、上記の実施例では、ゲームプログラムによって実行されるゲームにおいてゲームプレーヤー側が勝った場合に、CPU12が新規操作コマンドデータを抽出するようにしたが、これに限るものではない。CPU12がゲームの結果を判断し、そのゲームの結果に応じて新規操作コマンドデータを抽出するものであればよい。
さらに、前記メモリ14の中のファイル28,30,32及び34は、変更可能なものであってもよい。これにより、ゲームプレーヤーの所有する玩具に対応したファイルを保有するを容易に提供でき、また多様な新規操作コマンドやそれに対応する各種のゲームプログラムを提供できる。また、図1の送信装置26は、送受信装置を兼ねるものであってもよい。これにより、送信装置を備える玩具についても適用可能な玩具遠隔操作装置を提供できることになる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明の玩具遠隔操作装置によると、ゲームプレーヤーは、ゲームプログラムによって実行されるゲームを遊ぶことにより、玩具を遠隔操作するための新たな操作コマンドを取得する。ゲームプレーヤーは、取得した新たな操作コマンドを用いて、玩具を操作でき、また新たな動作プログラムを作成できるため、本発明の玩具遠隔操作装置による玩具の遠隔操作はゲームプレーヤーの興味をそそるものとなる。
また、ゲームプレーヤーは、新規の操作コマンドを取得するとともに、ゲームの中の主人公がその新規操作コマンドに係る必殺技を覚え成長していくため、そのゲームプログラムによって実行されるゲーム自体をも楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の玩具遠隔操作装置のブロック図である。
【図2】新規操作コマンドと対応するゲームプログラムを示す図である。
【図3】本発明の玩具遠隔操作装置により実行される処理を示すフロー図である。
【図4】表示装置のモニター画面に表示される操作コマンド名を示す図である。
【図5】表示装置のモニター画面に表示される操作コマンド名を示す図である。
【図6】表示装置のモニター画面に表示されるゲームを示す図である。
【図7】新規操作コマンドに基づく玩具の動作を表わす図である。
【図8】表示装置のモニター画面に表示されるゲームを示す図である。
【図9】新規操作コマンドに基づく玩具の動作を表わす図である。
【図10】表示装置のモニター画面に表示される操作コマンド名を示す図である。
【符号の説明】
10 玩具遠隔操作装置
12 CPU
14 メモリ
16 メインメモリ
24 入力装置
26 送信装置
28 基本操作コマンドデータファイル
30 新規操作コマンドデータファイル
32 ゲームプログラムファイル
36 玩具

Claims (1)

  1. CPUがゲームプログラムの実行に応じて生成するゲーム画像を表示装置に表示し、このゲーム画像をゲームプレーヤーが入力装置を操作して前記表示装置の画面上で進行させるゲーム機と、このゲーム機と一体に形成されるとともに基本操作コマンドデータを無線により送信する送信装置と、送信された前記基本操作コマンドデータに基づいて動作する別体の玩具とからなり、
    前記ゲーム機は、制御プログラムを記憶するメインメモリと、
    前記ゲームプログラムからなるゲームプログラムファイルと複数の前記基本操作コマンドデータからなる基本操作コマンドデータファイルとが記録されたメモリとを備え、
    前記CPUは、前記メインメモリにある前記制御プログラムに従って前記基本操作コマンドデータファイルから複数の前記基本操作コマンドデータ名を読み出し、表示装置に表示し、
    ゲームプレーヤーが前記入力装置を操作して、前記基本操作コマンドデータ名のいずれかを指定すると、CPUが、指定された基本操作コマンドデータを前記基本操作コマンドデータファイルから抽出し、その抽出した基本操作コマンドデータを前記玩具に対し送信すると、当該玩具が動作するようにした玩具遠隔操作装置において、
    前記メモリには、前記基本操作コマンドデータに基づく操作以外の操作ができる新規コマンドデータ及びこの新規コマンドデータに基づく操作をレベルアップさせた操作ができる変更コマンドデータとからなる新規操作コマンドデータを発生する新規操作コマンドデータファイルを設け、
    前記ゲームプログラムファイルには前記新規コマンドデータ及び変更コマンドデータとそれぞれ対応しかつ互いに異なるゲームプログラムを予め記録し、
    ゲームプレーヤーが前記入力装置を操作して前記新規操作コマンドデータを要求すると、
    前記CPUが、前記表示装置に前記新規操作コマンドデータファイルから前記新規コマンデータ名を読み出して表示し、ゲームプレーヤーが前記入力装置の操作により表示された新規コマンデータ名のうちいずれかを指定すると、
    前記CPUは、その新規コマンドデータ名に対応する特定のゲームプログラムを前記ゲームプログラムファイルの中から抽出し、その抽出したゲームプログラムによるゲーム画像を表示装置に表示し、このゲーム画像を入力装置の操作により進行させ、
    前記CPUは、当該ゲームの進行の結果としてゲームプレーヤー側が勝ったかどうかを判断し、勝った場合は、
    前記特定のゲームプログラムに対応している前記指定された新規コマンドデータを前記新規操作コマンドデータファイルから抽出し、抽出されたこの新規コマンドデータは、前記玩具に送信され、この玩具はその受信した新規コマンドデータに基づき動作し、
    次に、ゲームプレーヤーが前記入力装置を操作して再度前記新規操作コマンドデータを要求すると、
    前記CPUが、前記表示装置に前記新規操作コマンドデータファイルから前記変更コマンデータ名を読み出して表示し、ゲームプレーヤーが前記入力装置を操作して、表示された変更コマンデータ名のうちいずれかを指定すると、
    前記CPUは、その変更コマンドデータに対応する他の特定のゲームプログラムを前記ゲームプログラムファイルの中から抽出し、その抽出したゲームプログラムによるゲーム画像を表示装置に表示し、このゲーム画像を入力装置の操作により進行させ、
    前記CPUは、前記ゲームの進行の結果としてゲームプレーヤー側が勝ったかどうかを判断し、勝った場合は、
    前記他の特定のゲームプログラムに対応している前記指定された変更コマンドデータを前記新規操作コマンドデータファイルから抽出し、抽出されたこの変更コマンドデータは、前記玩具に送信され、玩具はその受信した変更コマンドデータに基づき動作することを特徴とするゲーム機と組み合わせた玩具遠隔操作装置。
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