JP3898181B2 - 流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造 - Google Patents

流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3898181B2
JP3898181B2 JP2003416333A JP2003416333A JP3898181B2 JP 3898181 B2 JP3898181 B2 JP 3898181B2 JP 2003416333 A JP2003416333 A JP 2003416333A JP 2003416333 A JP2003416333 A JP 2003416333A JP 3898181 B2 JP3898181 B2 JP 3898181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
lock nut
screw
fluid pressure
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003416333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005172191A (ja
Inventor
靖博 小島
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新キャタピラー三菱株式会社 filed Critical 新キャタピラー三菱株式会社
Priority to JP2003416333A priority Critical patent/JP3898181B2/ja
Publication of JP2005172191A publication Critical patent/JP2005172191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3898181B2 publication Critical patent/JP3898181B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Actuator (AREA)

Description

本発明は、建設機械に用いて好適の油圧シリンダ装置のごとき流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造に関する。
従来より、油圧機構によりピストンを動作させて、大きな駆動力を得ることができるようにした油圧シリンダ装置が実用化されている。一般に、油圧シリンダ装置においては、油圧シリンダのシリンダロッドの端部に、ピストンがロックナットを用いて締め付け固定されている。かかる油圧シリンダ装置では、作動油の油圧を制御することで、ピストンを油圧シリンダ内で往復摺動させ、ピストンロッドを油圧の大きさに応じた駆動力で油圧シリンダに対して伸縮移動させることができるようになっている。
このような油圧シリンダ装置において、ロックナットは、例えば、ピストンロッドに形成された螺合部(ネジ山)に螺合してピストン及びロックナット自身を固定しうるように構成されるが、効率的に作動油圧をピストンロッドへ伝達するためにはロックナットが緩まないように螺合させて、ピストンをピストンロッドに確実に固定する必要がある。特に、建設機械において用いられる油圧シリンダ装置の場合、ピストンロッド及びシリンダには、作業負荷に応じた非常に大きな駆動力が働きうるため、ロックナットやピストンに緩みが生じると、効率的な駆動力の伝達が妨げられるおそれがある。
このような課題に対して、油圧シリンダ装置のロックナットとして、ナイロンリングを備えたナイロンナットを用いるように構成されたものがある。このような構成によれば、ナイロンナットをピストンロッドに締結させることで、ナイロンリングがピストンロッドの雄ネジ山に噛み込まれるため、ナイロンナットとピストンロッドとの摩擦抵抗を大きくすることができ、ナイロンナットを緩み難くすることができる。
一方、特許文献1に記載の技術によれば、ピストンとシリンダとの隙間をシールするリング状パッキングと、このパッキングをピストン軸方向へ押圧するパッキング押圧手段とを備え、パッキング押圧手段がピストンのネジ部と螺合するダブルナットで構成されている。このようなダブルナット構造をロックナットに適用することでも、ロックナットを緩み難くすることができる。
また、特許文献2には、ロックナットの後部端縁に1以上の凹部が形成され、この凹部と係合する係止部材が配置されるとともに、係止部材がピストンロッドの端部に固定される構成が記載されている。この特許文献2に記載の技術によれば、係止部材によりロックナットの回転を規制することができ、ロックナットの緩みを防止することができる。
特開平9−273629号公報 特開平6−26570号公報
しかし、上述のように、ロックナットとしてナイロンナットを用いた場合、ナイロンナットの締結時にはナイロンリングとシリンダロッドの螺合部(ネジ山)との間に摩擦力が発生するため、ナイロンナットの締結トルクの管理が難しい。特に、建設機械において用いられる油圧シリンダ装置では、一般的なボルト・ナットによる締結時と比較して、ロックナットの締結時に大きな締結トルクを必要とするため、軸力にばらつきが生じやすく、トルク管理がより困難となる。その結果、必要な締結トルクが得られていない場合には、ロックナットの緩みが生じてしまうことがあるという課題がある。特に、ピストンの内側にネジを切っていない場合には、ロックナットの回転とともにピストンも回転(すなわち、共回り)しうるため、ロックナットの緩みに繋がりやすい。
また、特許文献1に記載のダブルナット構造の場合、ダブルナットを構成する各々のナット間の摩擦力が互いのナットの移動を拘束するように働いているため、例えばこれらのナットのうち片方だけが回転するような力が働いてこの摩擦力が小さくなると、各々のナットの移動が拘束されなくなり、締結力が失われてしまうことがある。そして、その結果各々のナットが接触したまま共回りを起こし、ロックナットが緩むおそれがある。
また、特許文献2に記載の技術によれば、ピストン,ロックナットの他に係止部材を必要とするため、構成が複雑となってしまう。また、係止部材が外れないように溶接等によって係止部材を確実にピストンロッドに固定する必要があるが、溶接時の熱によって部材が変形を起こしたり劣化することがあるという課題もある。
本発明は、このような課題に鑑み案出されたもので、ピストン及びロックナットの締結後の緩みを確実に防止することができる流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の流体圧シリンダ装置(請求項1)は、流体圧シリンダに嵌装されて、該流体圧シリンダの内部の流体圧を受圧するピストンと、該ピストンを貫通した状態で該ピストンと結合することにより該ピストンが受圧した該流体圧を該流体圧シリンダの外部へ伝達するピストンロッドと、該ピストンロッドに螺合して該ピストンを該ピストンロッドの一端部に締付固定しうるロックナットと、該ロックナットにおける該ピストンとの当接部近傍に設けられ、該ロックナットの軸心から偏心して形成された偏心軸部としてのオフセット軸部と、該ピストンにおいて該ピストンの半径方向に向けて形成され、該ピストンの該ロックナットへの当接時に該オフセット軸部に対向するように開口するネジ穴と、該ネジ穴に螺合してその先端を該オフセット軸部に当接させる回転止めとしてのネジとを備えたことを特徴としている。
また、該ネジ穴は、該ロックナットの軸心に対して互いに点対称の位置に一対設けられることが好ましい(請求項)。
た、本発明の流体圧シリンダ装置用ピストン締付固定構造(請求項)は、流体圧シリンダに嵌装されて、該流体圧シリンダの内部の流体圧を受圧するピストンと、該ピストンを貫通した状態で該ピストンと結合することにより該ピストンが受圧した該流体圧を該流体圧シリンダの外部へ伝達するピストンロッドと、該ピストンロッドに螺合して該ピス
トンを該ピストンロッドの一端部に締付固定しうるロックナットとを備えた流体圧シリンダ装置における該ピストンの締付固定構造であって、該ロックナットにおける該ピストンとの当接部近傍に設けられ、該ロックナットの軸心から偏心して形成された偏心軸部としてのオフセット軸部と、該ピストンにおいて該ピストンの半径方向に向けて形成され、該ピストンの該ロックナットへの当接時に該オフセット軸部に対向するように開口するネジ穴と、該ネジ穴に螺合してその先端を該オフセット軸部に当接させる回転止めとしてのネジとを備えたことを特徴としている。
本発明の流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造(請求項1,)によれば、偏心軸式回転止め機構によってピストンとロックナットとの間の回転を防止でき、ピストン及びロックナットの締結後の緩みを確実に防止することができる
た、本発明の流体圧シリンダ装置(請求項)によれば、ピストン及びロックナット締結時の螺合回転角度によらず、確実にナットの締結後の緩みを確実に防止することができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図8は本発明の実施形態にかかる油圧シリンダ装置を説明するものであり、図1は本発明の第1実施形態にかかるピストン締付固定構造を有する油圧シリンダ装置の構成を示す模式的な断面図、図2は本発明の第1実施形態にかかるピストン締付固定構造を有する油圧シリンダ装置のロックナットの拡大斜視図、図3(a)〜(c)は本発明の第1実施形態にかかるピストン締付固定構造を有する油圧シリンダ装置の偏心軸式回転止め機構を示す模式的な構成図、図4は本発明の第1実施形態及び第2実施形態にかかるピストン締付固定構造を有する油圧シリンダ装置の偏心軸式回転止め機構におけるビスの固定長を説明するための模式図、図5は本発明の第2実施形態にかかるピストン締付固定構造を有する油圧シリンダ装置のロックナット及びシリンダの拡大斜視図、図6は本発明の第2実施形態にかかるピストン締付固定構造を有する油圧シリンダ装置の構成を示す模式的な要部拡大断面図、図7(a)〜(c)は本発明の第2実施形態にかかるピストン締付固定構造を有する油圧シリンダ装置の偏心軸式回転止め機構を示す模式的な構成図、図8は本発明の第1実施形態及び第2実施形態の変形例にかかるピストン締付固定構造を有する油圧シリンダ装置の偏心軸式回転止め機構を示す模式的な構成図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態にかかる流体圧シリンダ装置用ピストン締付固定構造は、図1に示すように、油圧シリンダ1に適用される。
油圧シリンダ装置1は、内部に作動油を充填された流体圧シリンダとしてのシリンダ3と、シリンダ3内の作動油圧に応じた駆動力をシリンダ3の外部へ伝達するピストンロッド2とを備えて構成されている。
シリンダ3内部のシリンダ室7には、ピストンロッド2の軸心がシリンダ室7の軸心に一致するように、ピストンロッド2が挿通されている。このピストンロッド2は、ロッド部2a,第2雄ネジ部2b及び第1雄ネジ部2cを備えて構成されている。
ここで、第2雄ネジ部2bは、ピストンロッド2のシリンダ室7内部側に位置する一端側に設けられており、ピストン4の内側に形成された第2雌ネジ部4bと螺合するようになっている。また、第1雄ネジ部2cは、第2雌ネジ部2bに隣接して設けられており、ピストン4を固定するためのロックナット5の内側に形成された第1雌ネジ部5bと螺合するようになっている。また、ロッド部2aは、ピストン4がシリンダ室7内の作動油から受圧する油圧をシリンダ3の軸方向の駆動力としてシリンダ3の外部へ伝達するようになっている。
ピストンロッド2の軸心は、ピストン挿通部2bの軸心と一致するように形成されている。また、このピストン挿通部2bに固定されるピストン4の外周面は、シリンダ室7の内周面に隙間なく接触するように形成されている。つまり、シリンダ室7は、ピストン4を介して2つの空間に分割され、各々の空間7a,7bに充填される作動油の油圧に応じて、ピストン4はシリンダ室7内をシリンダ3の軸方向に往復摺動するようになっている。なお、各々の空間7a,7bには、それぞれの内部に充填される作動油の供給通路としての作動油通路8a,8bが設けられている。
また、ナット螺合部2cの軸心も、ピストンロッド2の軸心と一致するように形成されている。このナット螺合部2cにロックナット5を螺合させて所定のトルクで締結すると、ロックナット5はピストン4をピストン挿通部2bに挿通させたまま固定できるようになっている。また、ナット螺合部2cの近傍には、ナット螺合部2cの軸心から偏心した軸心を有するオフセット軸部2dが形成されている(つまり、オフセット軸部2dは、ピストンロッド2の軸心に対して偏心している)。
ロックナット5は、ピストンロッド2のナット螺合部2cに螺合する溝を内周に形成されたナット穴5bを有している。また、図2に示すように、ロックナット5の軸心(すなわち、ピストンロッド2の軸心)に対して互いに点対称の位置に設けられ、ロックナット5の半径方向へ形成された一対のネジ穴5aを備えている。この一対のネジ穴5aは、ロックナット5をピストンロッド2のナット螺合部2cへ螺合させて装着したときに、ピストンロッド2のオフセット軸部2dに対向する位置に開口するようになっており、ネジ穴5aの内周面にはネジ6が螺合可能なネジ山が形成されている。
ネジ6は、ロックナット5の一対のネジ穴5aのそれぞれに螺合して取付けられ、このネジ6を締結することで、ネジ先端6aがオフセット軸部2dに当接してロックナット5の回転止めとして機能するようになっている。
なお、本第1実施形態においては、偏心軸部としてのオフセット軸部2dとネジ穴5aと回転止めとしてのネジ6とが、偏心軸式回転止め機構10を構成しており、この偏心軸式回転止め機構10は、ピストンロッド2のナット螺合部2c近傍に形成されて、ロックナット5とピストンロッド2との間に介装されていることになる。
また、ピストン4はロックナット5によって所定のトルクで締結された後にはピストン4がピストンロッド2に対して回転することはないが、ロックナット5によって所定のトルクが与えられていない時にはピストンロッド2に対して回転可能に備えられている。
ピストンロッド2のオフセット軸部2dは、図3(a)〜(c)に示すように、その軸心C1がナット螺合部2cの軸心C0(すなわち、ロックナット5の軸心)から距離dCだけ偏心するように形成されている。このような構成により、ロックナット5のナット穴5bの内周面からオフセット軸部2dまでの距離、すなわち、ネジ6の締結時におけるナット穴5bの内周面からのネジ6の突出長さは、図3(a)〜(c)中にd1〜d6として示すように、ロックナット5のピストンロッド2に対する回転角に応じて変化するようになっている。具体的には、図4に示すように、オフセット軸部2dの偏心方向に対して水平にネジ先端6aが当接する位置のうち、オフセット軸部2dの偏心方向の位置(すなわち、B6の位置)で、ナット穴5bの内周面からオフセット軸部2dまでの距離が最小値d6となり、オフセット軸部2dを挟んで反対側の位置(すなわち、B3の位置)で、ナット穴5bの内周面からオフセット軸部2dまでの距離が最大値d3となる。また、ネジ6がB1,B2,B4及びB5に位置するときの突出長さd1,d2,d4及びd5は、最小値d6と最大値d3との間の値をとることになる。なお、最大値と最小値との差は、オフセット軸部2dの偏心量dcの2倍となっており、オフセット軸部2dの偏心量が大きくなるほど、ネジ6の突出長さの変化が大きくなる。
本発明の第1実施形態にかかる油圧シリンダ装置は上述のように構成されているため、以下の通り組み立てられて、以下のように効果を奏する。
まず、ピストンロッド2のピストン挿通部2bにピストン4を挿通させ、ピストンロッド2のナット螺合部2cにロックナット5を螺合させる。そして、ロックナット5及びピストン4が緩んでピストンロッド2から外れないように、ロックナット5を所定のトルクで締め付ける。このようにロックナット5をピストンロッド2のナット螺合部2cに装着したとき、ネジ穴5aの開口はピストンロッド2のオフセット軸部2dに対向して位置することになる。
次に、一対のネジ穴5aの各々にネジ6を螺合させ、ネジ先端6aをオフセット軸部2dに当接させる。このとき、ロックナット5に設けられたネジ穴5aのオフセット軸部2d側の開口からオフセット軸部2d面までの距離は、ロックナット5のナット螺合部2cへの螺合回転角度に応じて変化する。
図3(a)に示すように、オフセット軸部2dの偏心方向に対して垂直にネジ先端6aが当接する位置(B2及びB5)にネジ6が締結されたとき、各々のネジ6のナット穴5bの内周面からの突出長さは、d2,d5となる。このように各々のネジ6が締結された後にロックナット5が右回転方向へ回転しようとした場合、B2付近においてネジ穴5aのオフセット軸部2d側の開口からオフセット軸部2d面までの距離が小さくなるような方向へロックナット5が回転しようとすることになるため、長さd2のナット穴5bの内周面からのネジ6の突出によってロックナット5の回転が規制される。また、ロックナット5が左回転方向へ回転しようとした場合、B5付近においてネジ穴5aのオフセット軸部2d側の開口からオフセット軸部2d面までの距離が小さくなるような方向へロックナット5が回転しようとすることになるため、長さd5の突出によってロックナット5の回転が規制される。つまり、各々のネジ6が締結されると、ロックナット5の回転が右あるいは左のいずれの回転方向に対しても規制され、ピストン4及びロックナット5の緩みが防止されることになる。
同様に、図3(b)に示すように、オフセット軸部2dの偏心方向に対して角度θ(ただし、0<θ<π)をなしてネジ先端6aが当接する位置(B1及びB4)にネジ6が締結されたとき、各々のネジ6のナット穴5bの内周面からの突出長さは、d1,d4となる。このように各々のネジ6が締結された後にロックナット5が右回転方向へ回転しようとした場合、B1付近において長さd1の突出によってロックナット5の回転が規制され、また、ロックナット5が左回転方向へ回転しようとした場合、B4付近において長さd4の突出によってロックナット5の回転が規制される。つまり、各々のネジ6が締結されると、ロックナット5の回転が右あるいは左のいずれの回転方向に対しても規制され、ピストン4及びロックナット5の緩みが防止されることになる。
また、図3(c)に示すように、オフセット軸部2dの偏心方向に対して水平にネジ先端6aが当接する位置(B3及びB6)にネジ6が締結されたとき、各々のネジ6のナット穴5bの内周面からの突出長さは、d3,d6となる。このように各々のネジ6が締結された後にロックナット5が回転しようとした場合、B3付近において長さd3の突出によってロックナット5の回転が左右いずれの回転方向に対しても規制される。つまり、各々のネジ6が締結されると、ロックナット5の回転が右あるいは左のいずれの回転方向に対しても規制され、ピストン4及びロックナット5の緩みが防止されることになる。
なお、オフセット軸部2dの偏心方向に対して水平にネジ先端6aが当接する位置のうちB3の位置は図3(b)における角度θがπの場合に対応し、B6の位置は角度θが0の場合に対応する。そして、ロックナット5の一対のネジ穴5aはロックナット5の軸心に対して互いに点対称の位置に設けられているため、ロックナット5のナット螺合部2cへの螺合回転角度によらず、常に角度θが0≦θ≦πの範囲にこれらの一対のネジ穴5aに螺合するネジ6のネジ先端6aが当接することになる。したがって、ロックナット5のナット螺合部2cへの螺合回転角度によらず、常にロックナット5の回転を右あるいは左のいずれの回転方向に対しても規制することができ、ピストン4及びロックナット5の緩みを容易に且つ確実に防止することができる。
このように、本第1実施形態によれば、ピストン4及びロックナット5の緩みを確実に防止して、ピストン4を確実にピストンロッド2へ固定することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図5〜図7を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一の機能要素については、図中において同一の符号を付しており、それらに関する記述は省略する。
この第2実施形態においては、図5,図6に示すように、第1実施形態におけるオフセット軸部2dに相当する機能要素として、ロックナット5のピストン4との当接部近傍に、ロックナット5の軸心から偏心した軸部を有する偏心軸部としてのオフセット軸部5cが設けられている。また、ネジ穴5aに相当する機能要素として、ロックナット5の軸心に対して互いに点対称の位置に、ピストン4の半径方向へ形成された一対のネジ穴4aが設けられている。この一対のネジ穴4aは、本第2実施形態では、ピストン4の突出部4cに設けられている。また、ピストン4の突出部4cは、ロックナット5とピストン4との当接部近傍において、ピストン4からロックナット5方向へ突出して設けられている。
また、一対のネジ穴4aは、ピストン4をピストン螺合部2b´に螺合させるとともにロックナット5をピストンロッド2のナット螺合部2cへ螺合させて装着したときに、ロックナット5のオフセット軸部5cに対向する位置に開口するようになっているとともに、このネジ穴4aの内周面にはネジ6が螺合可能なネジ山が形成されている。
ロックナット5のオフセット軸部5cは、図7(a)〜(c)に示すように、その軸心C1がナット螺合部2cの軸心C0(すなわち、ロックナット5の軸心)から距離dC´だけ偏心するように形成されている。このような構成により、ピストン4の突出部4cの内周面からオフセット軸部5cまでの距離、すなわち、ネジ6の締結時における突出部4cの内周面からのネジ6の突出長さは、図7(a)〜(c)中にd1´〜d6´として示すように、ピストン4とロックナット5との相対的な回転角の大きさに応じて変化するようになっている。具体的には、第1実施形態と同様、図4に示すように、オフセット軸部5cの偏心方向に対して水平にネジ先端6aが当接する位置のうち、オフセット軸部5cの偏心方向の位置(すなわち、B6´の位置)で、突出部4cの内周面からオフセット軸部5cまでの距離が最小値d6´となり、オフセット軸部5cを挟んで反対側の位置(すなわち、B3´の位置)で、突出部4cの内周面からオフセット軸部5cまでの距離が最大値d3´となる。また、ネジ6がB1´,B2´,B4´及びB5´に位置するときの突出長さd1´,d2´,d4´及びd5´は、最小値d6´と最大値d3´との間の値をとることになる。
また、本第2実施形態においては、ピストン4はピストンロッド2に螺合して固定されるようになっており、ピストンロッド2のピストン挿通部2bに相当する機能要素として、ピストン4の螺合溝4bと螺合するピストン螺合部2b´を備えている。このピストンロッド2のピストン螺合部2b´には、ナット螺合部2cとは異なるピッチのネジ山が形成されている。本実施形態においては、ピストン螺合部2b´のネジ山のピッチが、ナット螺合部2cのネジ山のピッチよりも大きいピッチに形成されているが、例えば、ナット螺合部2cのピッチをピストン螺合部2b´のピッチよりも大きく形成してもよく、また、ナット螺合部2cを右ネジにするとともにピストン螺合部2b´を左ネジに形成するといったように、異なるネジ切り方向にネジを形成してもよい。
なお、本第2実施形態においては、偏心軸部としてのオフセット軸部5cとネジ穴4aと回転止めとしてのネジ6とが、偏心軸式回転止め機構10´を構成しており、この偏心軸式回転止め機構10´は、ロックナット5のピストン4との当接部近傍に形成されて、ピストン4とロックナット5との間に介装されていることになる。
本発明の第2実施形態にかかる油圧シリンダ装置は上述のように構成されているため、以下の通り組み立てられて、以下のように効果を奏する。
まず、図6に示すように、ピストンロッド2のピストン螺合部2b´にピストン4を螺合させ、ピストンロッドのナット螺合部2cにロックナット5を螺合させる。そして、ロックナット5及びピストン4が緩んでピストンロッド2から外れないように、ロックナット5及びピストン4を所定のトルクで締め付ける。このようにロックナット5及びピストン4をピストンロッド2に装着したとき、ピストン4の突出部4cに設けられたネジ穴4aの開口はロックナット5のオフセット軸部5cに対向して位置することになる。
次に、一対のネジ穴4aにネジ6を螺合させ、ネジ先端6aをオフセット軸部5cに当接させる。このとき、ピストン4に設けられたネジ穴4aのオフセット軸部5c側の開口(すなわち、ピストン4の突出部4cの内周面)からオフセット軸部5c面までの距離は、ピストン4のピストン螺合部2b´への螺合回転角度及びロックナット5のナット螺合部2cへの螺合回転角度に応じて変化する。
図7(a)に示すように、オフセット軸部5cの偏心方向に対して垂直にネジ先端6aが当接する位置(B2´及びB5´)にネジ6が締結されたとき、各々のネジ6の突出部4cの内周面からの突出長さは、d2´,d5´となる。このように各々のネジ6が締結された後にロックナット5がピストン4に対して右回転方向へ回転しようとした場合、B5´付近において長さd5´の突出によってロックナット5の回転が規制されることになり、一方、ロックナット5がピストン4に対して左回転方向へ回転しようとした場合、B2´付近において長さd2´の突出によってロックナット5の回転が規制されることになる。
同様に、図7(b)に示すように、オフセット軸部5cの偏心方向に対して角度θ(ただし、0<θ<π)をなしてネジ先端6aが当接する位置(B1´及びB4´)にネジ6が締結されたとき、各々のネジ6の突出部4cの内周面からの突出長さは、d1´,d4´となる。このように各々のネジ6が締結された後にロックナット5がピストン4に対して右回転方向へ回転しようとした場合、B4´付近において長さd4´の突出によってロックナット5の回転が規制されることになり、一方、ロックナット5がピストン4に対して左回転方向へ回転しようとした場合、B1´付近において長さd1´の突出によってロックナット5の回転が規制されることになる。
また、図7(c)に示すように、オフセット軸部5cの偏心方向に対して水平にネジ先端6aが当接する位置(B3´及びB6´)にネジ6が締結されたとき、各々のネジ6の突出部4cの内周面からの突出長さは、d3´,d6´となる。このように各々のネジ6が締結された後にロックナット5がピストン4に対して回転しようとした場合、B3´付近において長さd3´の突出によってロックナット5の回転が左右いずれの回転方向に対しても規制される。
すなわち、一対のネジ穴4aはロックナット5の軸心に対して互いに点対称の位置に一対形成されているため、ロックナット5あるいはピストン4の左右いずれの回転方向に対しても、一対のネジ6がピストン4に対するロックナット5の回転(あるいは、ロックナット5に対するピストン4の回転)を規制するように働く。したがって、ロックナット5のナット螺合部2cへの螺合回転角度あるいはピストン4のピストン螺合部2b´への螺合回転角度によらず、常にロックナット5及びピストン4の相対的な回転,移動を右左いずれの回転方向に対しても規制することができ、ロックナット5及びピストン4の緩みを確実に防止することができる。
また、本第2実施形態において、ピストン螺合部2b´には、ナット螺合部2cとは異なるピッチのネジ山が形成されている。つまり、回転角に対する軸方向の緩み量がピストン4とロックナット5とで異なるため、ピストン4とロックナット5が一体となってピストンロッド2に対して回転しようとしても、互いの拘束が解除されない限り回転することができず、同時に同一方向へ回転しようとすることもない。したがって、ピストン4とロックナット5との供回りを防止することができ、確実にロックナット5及びピストン4の緩みを防止することができる。
特に、本第2実施形態においては、ピストン螺合部2b´のネジ山のピッチが、ナット螺合部2cのネジ山のピッチよりも大きいピッチに形成されている。ここで、例えば、ピストン4のみに緩みを発生させるような力が働いた場合を想定すると、緩もうとするピストン4の軸方向の移動距離に対して、同じ回転角で緩もうとするロックナット5の軸方向への移動距離は小さくなる。そのため、ロックナット5の軸方向への移動が、ピストン4によって規制されることになり、ピストン4は緩むことがない。
また同様に、ロックナット5のみに緩みを発生させるような力が働いた場合を想定すると、同じ回転角で緩もうとするピストン4の軸方向への移動距離が、ロックナット5の軸方向の移動距離よりも大きくなる。本実施形態においては、ロックナット5がピストン4の緩み側に位置しているから、ロックナット5がピストン4により密着することになり、ロックナット5とピストン4との間の摩擦力が増大するようになる。
したがって、たとえロックナット5及びピストン4のいずれかのみが緩もうとした場合であっても、確実にピストン4及びロックナット5の緩みと共回りとを防止することができる。
このように、本第2実施形態によれば、ピストン4及びロックナット5の緩みと共回りとを確実に防止して、ピストン4及びロックナット5を確実にピストンロッド2へ固定することができる。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態においては、ネジ先端6aをオフセット軸部2d,5cに当接させて、ロックナット5やピストン4の回転を規制するように構成されているが、図に示すように、ネジ6の先端に球状の点圧部材(ボール)9を設けて構成されてもよい。ネジ6とオフセット軸部2d,5cとの間にボール9を介在させることによって、オフセット軸部2d,5cのネジ6との当接面がネジ6の軸方向に対して垂直では
ない場合であっても、ネジ6による締め付け力をオフセット軸部2d,5cへ確実に伝達することができる。また、安価で強度的に有利な偏心軸式回転止め機構とすることができる。
また、第1実施形態においては、偏心軸式回転止め機構としてのネジ穴5a及びネジ6が、ピストンロッド2の軸心に対して互いに点対称の位置に一対設けられるように構成されているが、ロックナット5をナット螺合部2cに螺合させて締結した時に、ネジ穴5a及びネジ6が図3(c)におけるB3に位置するように構成してもよい。このような構成によれば、1本のネジ6でロックナット5の回転を左右いずれの方向に対しても規制することができ、ピストン及びロックナットの緩みを防止することができる。
本発明の第1実施形態にかかる油圧シリンダ装置の構成を示す模式的な断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる油圧シリンダ装置のロックナットの拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる油圧シリンダ装置の偏心軸式回転止め機構を示す模式的な構成図であり、(a)はオフセット軸部の偏心方向に対して垂直にネジが当接する場合、(b)は角度θをなして当接する場合、(c)は水平に当接する場合を示す。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態にかかる油圧シリンダ装置の偏心軸式回転止め機構におけるビスの固定長を説明する模式図である。 本発明の第2実施形態にかかる油圧シリンダ装置のロックナット及びピストンの拡大斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる油圧シリンダ装置の構成を示す模式的な要部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる油圧シリンダ装置の偏心軸式回転止め機構を示す模式的な構成図であり、(a)はオフセット軸部の偏心方向に対してネジが垂直に当接する場合、(b)は角度θをなして当接する場合、(c)は水平に当接する場合を示す。 本発明の第1実施形態又は第2実施形態の変形例にかかる油圧シリンダ装置の偏心軸式回転止め機構を示す模式的な構成図である。
符号の説明
1 流体圧シリンダ装置としての油圧シリンダ装置
2 ピストンロッド
2a ロッド部
2b ピストン挿通部
2b´ ピストン螺合部
2c ナット螺合部
2d オフセット軸部
3 シリンダ(流体圧シリンダ)
4 ピストン
4a ネジ穴
4b 螺合溝
4c 突出部
5 ロックナット
5a ネジ穴
5b ナット穴
5c オフセット軸部(偏心軸部)
6 ネジ(回転止め部材)
6a ネジ先端
7,7a,7b シリンダ室
8a,8b 作動油通路
9 ボール(点圧部材)
10,10´ 偏心軸式回転止め機構

Claims (3)

  1. 流体圧シリンダに嵌装されて、該流体圧シリンダの内部の流体圧を受圧するピストンと、
    該ピストンを貫通した状態で該ピストンと結合することにより該ピストンが受圧した該流体圧を該流体圧シリンダの外部へ伝達するピストンロッドと、
    該ピストンロッドに螺合して該ピストンを該ピストンロッドの一端部に締付固定しうるロックナットと、
    該ロックナットにおける該ピストンとの当接部近傍に設けられ、該ロックナットの軸心から偏心して形成された偏心軸部としてのオフセット軸部と、
    該ピストンにおいて該ピストンの半径方向に向けて形成され、該ピストンの該ロックナットへの当接時に該オフセット軸部に対向するように開口するネジ穴と、
    該ネジ穴に螺合してその先端を該オフセット軸部に当接させる回転止めとしてのネジと
    を備えたことを特徴とする、流体圧シリンダ装置。
  2. 該ネジ穴は、該ロックナットの軸心に対して互いに点対称の位置に一対設けられる
    ことを特徴とする、請求項記載の流体圧シリンダ装置。
  3. 流体圧シリンダに嵌装されて、該流体圧シリンダの内部の流体圧を受圧するピストンと、
    該ピストンを貫通した状態で該ピストンと結合することにより該ピストンが受圧した該流体圧を該流体圧シリンダの外部へ伝達するピストンロッドと、
    該ピストンロッドに螺合して該ピストンを該ピストンロッドの一端部に締付固定しうるロックナットとを備えた流体圧シリンダ装置における該ピストンの締付固定構造であって、
    該ロックナットにおける該ピストンとの当接部近傍に設けられ、該ロックナットの軸心から偏心して形成された偏心軸部としてのオフセット軸部と、
    該ピストンにおいて該ピストンの半径方向に向けて形成され、該ピストンの該ロックナットへの当接時に該オフセット軸部に対向するように開口するネジ穴と、
    該ネジ穴に螺合してその先端を該オフセット軸部に当接させる回転止めとしてのネジと
    を備えたことを特徴とする、流体圧シリンダ装置用ピストン締付固定構造。
JP2003416333A 2003-12-15 2003-12-15 流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造 Expired - Fee Related JP3898181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003416333A JP3898181B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003416333A JP3898181B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005172191A JP2005172191A (ja) 2005-06-30
JP3898181B2 true JP3898181B2 (ja) 2007-03-28

Family

ID=34735553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003416333A Expired - Fee Related JP3898181B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3898181B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102966625A (zh) * 2012-06-20 2013-03-13 苏州世力源科技有限公司 液压缸防旋转结构及方法
KR101427672B1 (ko) * 2012-11-14 2014-08-12 동양기전 주식회사 피스톤의 풀림 방지 구조가 개선된 유압 실린더 장치

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101424047B1 (ko) 2007-06-15 2014-07-28 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 건설중장비용 유압실린더 피스톤 고정구조
KR101067016B1 (ko) * 2009-02-18 2011-09-22 동양기전 주식회사 피스톤 너트의 풀림 방지 구조가 개선된 유압 실린더 장치
JP5254397B2 (ja) * 2010-12-09 2013-08-07 盈錫精密工業股▲ふん▼有限公司 多数パターンを有すロックシステムの精密ナット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102966625A (zh) * 2012-06-20 2013-03-13 苏州世力源科技有限公司 液压缸防旋转结构及方法
KR101427672B1 (ko) * 2012-11-14 2014-08-12 동양기전 주식회사 피스톤의 풀림 방지 구조가 개선된 유압 실린더 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005172191A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4260398B2 (ja) 螺締具の緩み防止構造
JP3764420B2 (ja) 締結具
JP3931173B2 (ja) 流体圧シリンダ装置
US5538378A (en) Self-locking threaded connecting device
JP2005265183A (ja) 座金及び座金付き締め具
JP6452795B2 (ja) ロックナット
US20030116110A1 (en) Internal combustion engine adjusting the rotation angle of a camshaft with respect to a crankshaft
JP3898181B2 (ja) 流体圧シリンダ装置及び同装置用ピストン締付固定構造
US5269622A (en) Taper clamping unit
KR970010011A (ko) 스패너
GB2066402A (en) A slack-resisting bolt-and-nut
JP2012507674A (ja) 円形凹溝を有する回転アクチュエータレバー装置
CN86105809A (zh) 自动调节器
JPH02120553A (ja) 歯車装置
JPH05272546A (ja) 回転伝達部材の回転軸取付け構造
JP2003042128A (ja) 緩み止めナット及びこれを用いた緩み止め締め付け構造
JPS6324252Y2 (ja)
EP0769108A1 (en) Self-locking threaded connecting device
JP2003120633A (ja) 止めねじ用の緩み防止ねじ
JP2001124174A (ja) 送りネジ機構及びこれに用いるナット体
WO2002097287A1 (fr) Contre-ecrou et structure de serrage par blocage utilisant ce contre-ecrou
JP2000355981A (ja) プレキャスト製品用連結器
JP3629660B2 (ja) 緩み防止ナット
JP2006189065A (ja) 取付構造
JPH11344017A (ja) ねじ結合物体間の緩み止め構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees