JP2001124174A - 送りネジ機構及びこれに用いるナット体 - Google Patents

送りネジ機構及びこれに用いるナット体

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JP2001124174A JP30697099A JP30697099A JP2001124174A JP 2001124174 A JP2001124174 A JP 2001124174A JP 30697099 A JP30697099 A JP 30697099A JP 30697099 A JP30697099 A JP 30697099A JP 2001124174 A JP2001124174 A JP 2001124174A
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screw
feed screw
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Masanori Mochizuki
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/18Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by screw means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナット体(2) とこれにネジ対偶するネジ軸
(1) とからなる送りネジ機構において、ナット体(2) と
ネジ軸(1) との間に与圧荷重を作用させてバックラッシ
ュが生じないようにする際に、前記与圧荷重を加え易
く、しかも、与圧荷重の加重を容易にすること。 【解決手段】 前記ナット体(2) は、第1ナット体(2a)
と第2ナット体(2b)とを直列状態に連結した構成であ
り、第1ナット体(2a)と第2ナット体(2b)の連結部が相
対回転固定自在の連結構造部であること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は送りネジ機構及び
これに用いるナット体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の送りネジ機構には、ボールネジが
数多く採用される。このボールネジは、図10に示すよ
うに、ボールが転がるネジ溝(11)を形成したネジ軸(1)
と、このネジ軸(1) に外嵌するナット体(2) との組み合
わせであり、通常、ナット体(2) がこれに設けたフラン
ジ(20)によって固定壁(3) に固定される。これにより前
記ネジ軸(1) を回転駆動すると、前記ネジ軸(1) が軸線
方向に進退移動する。また、ナット体(2) が定位置で回
転駆動されると、ネジ軸(1) がこの回転に応じて進退駆
動される。
【0003】そして、このネジ軸(1) 又はナット体(2)
の往復回転により、ネジ軸(1) が軸線方向に往復移動さ
れることとなるが、通常、前記ネジ溝(11)とボール(B)
との間には転がり移動余裕があることから、軸線方向の
往復移動の祭にガタツキが生じる。所謂バックラッシュ
が生じるのである。このバックラッシュは、ネジ軸(1)
の移動距離の精度を高める際の障害となる。そこで、こ
のバックラッシュを無くするために、従来では、前記ナ
ット体(2) として第1ナット体(2a)と第2ナット体(2b)
とを直列状態に連結して、その連結部に間座(4) を介在
させている。この間座(4) の厚さを適正に設定すること
により、図9の右側の第1ナット体(2a)と左側の第2ナ
ット体(2b)との間にネジピッチのズレが生じることから
同図に示す与圧荷重が生じ、ナット体(2) 側のネジ溝(2
1)とネジ軸(1) のネジ溝(11)とによってボール(B) を左
右から挟持すると共に第1ナット体(2a)側と第2ナット
体(2b)側とで前記挟持方向が反対向きとなるようにして
いる。これによって、ネジ軸(1) がナット体(2) と相対
回転することによって軸線方向に往復移動されるときの
バックラッシュが防止される。なお、ここで用いる第1
ナット体(2a)と第2ナット体(2b)夫々は、ボール(B) が
循環移動する形式のものである。
【0004】ところが、この従来のものでは、第1ナッ
ト体(2a)と第2ナット体(2b)との間に介在される間座
(4) の厚さによって与圧荷重が決定されるものであるか
ら、与圧設定がやりにくい。また、一度設定した与圧荷
重で継続使用していると、摩耗によって、与圧荷重が減
少してくる。この場合、与圧荷重を増大させるには、所
定の厚さの間座(4) に交換する外無く、与圧荷重の調節
は殆どできないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うなナット体(2) とこれにネジ対偶するネジ軸(1) とか
らなる送りネジ機構において、ナット体(2) とネジ軸
(1) との間に与圧荷重を作用させてバックラッシュが生
じないようにする際に、前記与圧荷重を加え易く、しか
も、与圧荷重の加重を容易にすることをその課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】*1項 前述した課題を解決するために講じた本発明の送りネジ
機構の解決手段は『前記ナット体(2) は、第1ナット体
(2a)と第2ナット体(2b)とを直列状態に連結した構成で
あり、第1ナット体(2a)と第2ナット体(2b)の連結部が
相対回転固定自在の連結構造部である』ことである。
【0007】ここで、相対回転固定自在とは、第1ナッ
ト体(2a)と第2ナット体(2b)が同軸に維持されたままで
相対回転が可能であり任意の相対回転位置で固定できる
ことを意味する。
【0008】上記解決手段はつぎのように作用する。第
1ナット体(2a)と第2ナット体(2b)とは、相対回転自在
であるから、ネジ軸(1) に共にかみ合った状態で第1、
第2ナット(2a)(2b)の端部相互に圧接力が作用するよう
に相対回転させると、ネジ軸(1) 、ナット体(2) のネジ
溝の進み方向或は遅れ方向への相対的移動により、ネジ
軸(1) のネジ溝(11)のネジピッチに対して、第1、第2
ナット(2a)(2b)側のネジ溝(21)のネジピッチが所定の距
離ずれることとなって、与圧加重がネジ溝(11)とネジ溝
(21)との間に作用すると共に、第1ナット体(2a)側と第
2ナット体(2b)側とでは反対方向に作用することとなっ
て既述のバックラッシュが解消される。この時前記与圧
荷重による方向は、ネジ軸(1) の軸線に集中するテーパ
の方向となるから、ネジ軸(1) とネジ溝(21)との同軸性
が高められたものとなる。従って、ネジ軸(1) のセンタ
リング性が向上したものとなる。
【0009】ネジ対偶部の摩耗等によって前記与圧加重
が変化した場合には、第1ナット体(2a)と第2ナット体
(2b)との連結部は、相対回転固定自在であるから、新た
な相対回転角度状態にセットして固定することにより前
記与圧加重を調節又は再セットできる。
【0010】*2項 上記1項において『第1ナット体(2a)と第2ナット体(2
b)とは共に連結部にフランジ(20)を張り出させてこれら
フランジ(20)を相互に密着させた構成であり、前記フラ
ンジ(20)を軸線に対して平行に挿通すると共に一方の前
記フランジ(20)に対して前記相対回転を許容する態様に
挿通する複数の締め付けボルト(41)によって前記相対回
転固定自在に連結されている』ものでは、前記締め付け
ボルト(41)を緩めて第1ナット体(2a)と第2ナット体(2
b)のフランジ(20)を相対回転させて、この相対回転状態
でこの締め付けボルト(41)を締め付けると、前記相対回
転に応じた状態でフランジ(20)相互が連結固定される。
この状態では、第1、第2ナット(2a)(2b)側のネジ溝(2
1)とネジ溝(11)との間には、ネジピッチのズレが生じて
バックラッシュが解消された状態となる。
【0011】このものでは、フランジ(20)(20)相互の連
結固定状態を調整するだけであるから、バックラッシュ
の生じない状態にセットし易い。なお、この送りネジ機
構の場合、前記フランジ(20)(20)を固定壁(3) に例えば
ネジ止めすることにより固定できる。前記締め付けボル
ト(41)は、前記固定壁(3) に固定してもよく、一方のフ
ランジ(20)を貫通して他方のフランジ(20)に螺合するこ
とによりフランジ(20)相互を密着状態に結合するように
してもよい。このものでは、フランジ(20)相互に密着力
が作用した状態で与圧荷重の方向の上記集中により、前
記フランジ(20)の接合端面に対して真直な方向において
上記1項のセンタリング性が確保されたものとなる。
【0012】*3項 前記2項において、『送りネジ機構は、ナット体(2) の
ネジ溝(21)とネジ軸(1) のネジ溝(11)との間にボール
(B) が介在するボールネジ機構からなり、第1ナット体
(2a)と第2ナット体(2b)のフランジ(20)の接合面の夫々
にはネジ軸(1)の貫通部の外周にネジ溝(21)の外径より
も大きな逃がし溝(27)を形成した』ものでは、第1ナッ
ト体(2a)と第2ナット体(2b)のネジ溝相互間でボール
(B) が上記バックラッシュのない状態で転がり移動する
際に、ボール(B) とネジ溝との接触方向の変化が生じる
が、この変化が前記逃がし溝(27)を介して滑らかに変化
する利点がある。この逃がし溝(27)はネジ溝(21)の一周
分に亙って形成されていなくてもよく、ネジ溝(21)の端
部に於けるボールの導入部にのみこの逃がし溝が形成さ
れていても良い。これにより、第1、第2ナット体(2a)
(2b)の一方から他方にボール(B) が移動する際におけ
る、ボールの与圧方向変化が滑らかに行われるのであ
る。
【0013】*4項 前記3項において、『前記逃がし溝(27)は、潤滑剤を含
むパッドが充填されている』ものでは、前項の効果に加
えて、ボール(B) には潤滑剤が常時供給されることか
ら、耐久性が向上する。ここで逃がし溝(27)はパッドを
収容できるネジ山2山分程度の大きさに設定される。
【0014】*5項 4項までにおいて、『前記フランジ(20)の相互の接合面
に所定の嵌合公差ではまり込む凹凸嵌合部を設けた』も
のでは、この凹凸嵌合部における嵌合精度により、一対
のフランジ(20)相互の相対回転の際の同心精度を確保し
ながら、相対回転固定自在とできる。(図1、図8参
照) *6項 前記2項以下において『第1ナット体(2a)及び第2ナッ
ト体(2b)のフランジ(20)を共に固定壁(3) にネジ止め固
定するための締め付けボルト(41)を有し、前記第2ナッ
ト体(2b)のフランジ(20)にはナット体(2) の軸心を中心
とする円弧状の長孔部(22)を設けると共に、他方の第1
ナット(2a)のフランジ(20)に固定され他方のフランジ(2
0)の前記長孔部(22)内に突出させた突出頭部を設け、こ
の頭部を前記円弧状に沿って一方に押圧する押しネジ
(5) を設け、前記押しネジ(5) は前記フランジ(20)相互
を密着した状態で外部操作可能とした』ことである。
【0015】このものによれば、ナット体(2) にネジ軸
(1) を貫通させた状態で第1ナット体(2a)及び第2ナッ
ト体(2b)のフランジ(20)を締め付けボルト(41)により共
に固定壁(3) に仮止め状態に固定した状態とし、第2ナ
ット体(2b)の押しネジ(5) のねじ込み度合いを調節する
と、この調節によって突出頭部が押されることから、第
1ナット体(2a)のフランジ(20)と第2ナット体(2b)のフ
ランジ(20)の相対回転によりこれらの間の相対的な姿勢
が変化する。これにより、ネジ軸(1) のネジ溝(11)と第
1、第2ナット(2a)(2b)のネジ溝(21)との間にネジピッ
チ方向のズレが生じて、上記した作用によりバックラッ
シュが生じない状態になる。この状態で、締め付けボル
ト(41)を最終の状態に締め込んで両方のフランジ(20)相
互の関係を固定すると、前記状態に固定される。フラン
ジ(20)相互の相対的な姿勢を新たな関係にセットするに
は、締め付けボルト(41)を緩めてから押しネジ(5) のね
じ込み度合いを調節してから締め付けボルト(41)を再度
閉め込むと新たな状態にセットできる。前記突出頭部
は、一方のフランジ(20)に固定するための固定ネジの頭
部、または、前記フランジ(20)の固定壁(3) に対する相
対回転を阻止するためのピンの頭部、さらには、前記一
方のフランジ(20)に植設したピンでもよく、他方のフラ
ンジ(20)に向けて突出した頭部であればよい。
【0016】*7項 また、『ネジ軸(1) にネジ対偶するナット体(2) であっ
て、前記ナット体(2)は、第1ナット体(2a)と第2ナッ
ト体(2b)とを直列状態に連結した構成であり、第1ナッ
ト体(2a)と第2ナット体(2b)の連結部は、第1ナット体
(2a)と第2ナット体(2b)の夫々の端部に張り出させたフ
ランジ(20)を相互に密着させた構成であり、前記フラン
ジ(20)を軸線に対して平行に挿通すると共に一方の前記
フランジ(20)に対して前記相対回転を許容する態様に挿
通する複数の締め付けボルト(41)によってフランジ(20)
相互が相対回転固定自在に連結されている』ものでは、
適合するネジ軸を採用するだけで、上記2項までの効果
を有する送りネジ機構が実現される。なお、このナット
体(2) は、ネジ軸(1) に対して直接螺合する場合とボー
ル(B) を介在させて螺合する場合とを含むものである。
なお、ボールネジ機構を採用するものでは、ネジ軸にボ
ールが装備されるもの、及び、ナット体にボールが装備
されるもの、の何れもが採用できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。第1ナット体(2a)と第2ナット体(2b)
との連結部は、相対回転と固定とによって所定の与圧加
重状態にセットできるから、与圧荷重を加え易く、与圧
荷重の加重が容易になる。加えて、ナット体に対するネ
ジ軸(1) のセンタリング性が向上する。
【0018】2項のものでは、締め付けボルト(41)の締
め込み位置を調節することによりフランジ(20)相互の連
結固定状態を調整するだけであるから、バックラッシュ
の生じない状態にセットし易い。フランジ(20)の接合端
面に対する真直な方向での背前記センタリング性が向上
する。3項のものでは、ボールネジ機構に構成された送
りネジ機構において、第1ナット体(2a)と第2ナット体
(2b)の間におけるボールの移動が円滑である。
【0019】4項のものでは、潤滑剤の供給により耐久
性が向上する。5項のものによれば、相対回転した後固
定する場合に、相互に接合状態に対面するフランジ相互
の同心性が損なわれにくく、上記2項による同心性を確
保し易い。
【0020】6項の発明によれば、押しネジ(5) によっ
てフランジ(20)の相対的な姿勢を調節することにより与
圧荷重を調節できるから、前記与圧荷重付与状態へのセ
ット及び再セットが一層やり易いものとなる。また、押
しネジ(5) のねじ込みによってフランジ(20)を回転させ
るものであるから、小さな操作力で、与圧荷重の大きな
状態にセットできる。また、与圧荷重の微調整が簡単で
ある。7項のナット体によれば、上記2項の送りネジ機
構が所定のネジ軸(1) を採用することで簡単に実現でき
る利点がある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
従って説明する。図1〜図5に示す実施例は、第1ナッ
ト体(2a)と第2ナット体(2b)をボール(B) を用いたボー
ルネジであって、各ボール(B) がネジ軸(1) とナット体
(2) との間に介装したリテーナ(6) によって保持された
状態でネジ溝(11)とネジ溝(21)との間に介在される構成
であり、ネジ軸(1) とナット体(2) との螺合範囲(軸線
方向長さ)は一定の範囲に設定される。
【0022】第1、第2ナット(2a)(2b)の夫々は、ネジ
筒(23)の一方の端部にフランジ(20)を張り出させた構成
であり、フランジ(20)相互が対面して密着するようにな
っている。第1ナット体(2a)のネジ筒(23)は、この例で
は、固定壁(3) に設けた貫通穴(31)に挿入されており、
この第1ナット体(2a)のフランジ(20)は、固定ネジ(42)
によって前記固定壁(3) にネジ止めされている。従っ
て、この固定ネジ(42)の頭部は、第2ナット体(2b)のフ
ランジ(20)を貫通することとなり、この貫通孔部が全体
として円弧状の長孔部(22)となっている。この円弧は、
第2ナット体(2b)の軸心を中心とする円弧であり、前記
頭部は前記長孔部(22)に対して前記円弧に沿った方向に
相対移動可能な関係にある。
【0023】そして前記長孔部(22)の前記円弧の方向の
中心線の接線方向に螺合する押しネジ(5) がフランジ(2
0)に内蔵されており、この押しネジ(5) の先端が前記固
定ネジ(42)の頭部に対向し、押しネジ(5) の工具対応部
がフランジ(20)の外周面に開放する孔部(24)に収容され
ている。
【0024】また、前記固定ネジ(42)とは別に、第1、
第2ナット(2a)(2b)の両方のフランジ(20)に貫通する一
対の締め付けボルト(41)が設けられて、これらが固定壁
(3)に螺合している。
【0025】そして、第1ナット体(2a)の前記締め付け
ボルト(41)の貫通孔部は丸孔(25)となり、第2ナット体
(2b)のフランジ(20)に形成した貫通孔部は上記長孔部(2
2)と同様の円弧状の長孔部(26)となっている。この長孔
部(26)の幅は言うまでもなく締め付けボルト(41)の頭部
よりも小さくなっている。
【0026】フランジ(20)におけるこれら締め付けボル
ト(41)、固定ネジ(42)、長孔部(22)及び長孔部(26)は、
図2のように、円周を4等分した位置に配置され、締め
付けボルト(41)と固定ネジ(42)とが円周方向に交互に連
続するようになっている。
【0027】また、フランジ(20)相互の対面部であり、
ネジ溝(21)の端縁に連続する部分には、逃がし溝(27)が
形成されている。この逃がし溝(27)はネジ溝(21)の外径
よりも大きな所定の深さの溝で、ボール(B) が第1、第
2ナット体(2a)(2b)間でネジ溝(11)とネジ溝(21)との間
での与圧荷重の方向が変化するのに十分な軸線方向の幅
があればよく、ネジ溝(21)の一周分に以上に亙って形成
されてもよく、前記与圧荷重の方向の変化を許容できる
程度にネジ溝(21)に沿って所定の角度範囲(360度以
下の)に形成されていてもよい。
【0028】次に、上記実施例の使用例について説明す
る。図1〜図3に示すように、第1ナット体(2a)、第2
ナット体(2b)のフランジ(20)相互が対面した状態で固定
壁(3) に取付けられるが、先ず、第1ナット体(2a)が一
対の固定ネジ(42)を用いて固定壁(3) に締め付けられ、
他方の第2ナット体(2b)は一対の締め付けボルト(41)を
用いて仮止め状態に緩く取付けられる。
【0029】この状態では、第1、第2ナット(2a)(2b)
からなるナット体(2) のネジ溝(21)とネジ軸(1) のネジ
溝(11)とは一致した状態にセットされている。従って、
ボール(B) とネジ溝(11)及びネジ溝(21)との嵌合余裕に
相当するバックラッシュが生じた状態にある。
【0030】この状態で、押しネジ(5) を締め込むと、
固定状態にある第1ナット体(2a)のフランジ(20)に対し
て前記押しネジ(5) のねじ込み度合いに応じて第2ナッ
ト体(2b)のフランジ(20)が相対回転する。この例では、
図4に示すように、ネジ溝(11)のネジの進み方向に対し
て、後退方向の回転が前記押しネジ(5) のねじ込みによ
って付与される構成となっているから、ネジ溝(11)に対
して、第1ナット体(2a)のネジ溝(21)は図2、図4にお
いて左側に、第2ナット体(2b)のネジ溝(21)は同図の右
側にずれた状態にセットされる。これにより、図5に詳
細に示すように、第1ナット体(2a)では、ネジ溝(21)の
山部の左側フランクとネジ溝(11)の山部の右側フランク
との間にボール(B) が挟圧された状態となり、逆に、第
2ナット体(2b)では、ネジ溝(21)の山部の左側のフラン
クとネジ溝(11)の山部の右側のフランクとの間に挟圧さ
れた状態となり、ネジ軸(1) に対して軸線方向の両側の
バックラッシュが防止された状態にネジ軸(1) とナット
体(2) とがボール(B) を介して螺合される。従って、ネ
ジ軸(1) が回転駆動されるとこれに応じてナット体(2)
が軸線方向に進退する。
【0031】このものでは、ネジ軸(1) の総回転角度は
予め一定角度以下に設定されているから、ナット体(2)
に対してボール(B) が転がる範囲も一定以下になり、ボ
ール(B) は、リテーナ(6) によって保持されたままで所
定のストローク往復移動する。このとき、前記ストロー
クによっては、リテーナ(6) とボール(B) とがナット体
(2) からはみ出すこととなるが、このはみ出した部分の
各ボール(B) は図4、5に示すように、リテーナ(6) に
よって脱出阻止状態に保持されているから、ボール(B)
が脱落する心配はない。この為には、リテーナ(6) に形
成したボール(B) を保持する為の貫通孔(61)に内外に脱
出阻止状態に遊嵌保持されているか、又は、前記貫通孔
の内周縁とネジ溝(11)との間に脱出阻止状態にボール
(B) が保持されるかの何れであってもよい。この為に
は、図4、5のように、リテーナ(6)のネジ溝(21)に相
当する部分の肉厚を部分的に厚くして、ここに、前記貫
通孔(61)を形成するとよい。
【0032】ボール(B) の転がり移動の際、第1、第2
ナット(2a)(2b)の一方にあるボール(B) が他方に移動す
るものでは、ネジ溝(21)とネジ溝(11)による挟圧方向が
変わるが、方向の変化する部分には一対の逃がし溝(27)
による非挟圧部が生じるから、第1、第2ナット(2a)(2
b)の一方から他方へのボール(B) の移動が円滑である。
前記挟圧の方向が特定の点で急変することにより、異音
が発生したり、振動が生じたりする不都合が防止され
る。
【0033】前記逃がし溝(27)は第1、第2ナット(2a)
(2b)の片方にあるだけでも良い。ボール(B) の上記挟圧
の方向は上記実施例とは逆に設定してもよい。この場合
には、上記実施例の押しネジ(5) を固定ネジ(42)に対し
て逆向きに設けることとなる。
【0034】また、この実施例では、第1ナット体(2
a)、第2ナット体(2b)のフランジ(20)相互を対面状態に
密着させる構成としたが、第1ナット体(2a)、第2ナッ
ト体(2b)の接合端部相互が内外に嵌合する筒部を有する
構成であって、その筒部相互を相対回転固定自在に構成
して、第1、第2ナット(2a)(2b)の回転方向の相対姿勢
を調整できるようにしてもよい。さらに、図6、7に示
すように、一対の楔機構を用いて回転方向の前記相対姿
勢を調整するようにしてもよい。
【0035】このものでは、上記実施例と同様に、固定
壁(3) に複数の締め付けボルト(41)によって固定壁(3)
に固定される一対のフランジ(20)の内の一方のフランジ
(20)に、回転方向の一方に傾斜面(53)のある透孔(55)を
設けると共に、他方のフランジ(20)に回転方向の他方に
傾斜面(54)のある透孔(56)を設けて、これら傾斜面の傾
斜の向きを同じに設定し、前記傾斜面(53)にカム対偶す
る楔体(5a)と傾斜面(54)にカム対偶する楔体(5b)とを軸
線方向に対面させて、これらの間に締め付けボルト(50)
を挿通させると共に、ボルト頭部(51)と前記楔体(5a)と
の間と、ナット(52)と前記楔体(5b)と、の間にバネ(B)
を介在させて、前記締め付けボルト(50)を締め込むと、
楔体(5a)(5b)の斜面と前記傾斜面(53)(54)との対偶面に
生じる斥力が、2つのフランジ(20)を相対回転させる回
転力に変換されて、上記実施例1と同様に第1、第2ナ
ット(2a)(2b)の回転方向の相対姿勢を調整できることと
なる。この調整状態で一対のフランジ(20)が上記締め付
けボルト(41)によって固定壁(3) に固定される。本実施
例、及び、既述の実施例の何れにおいても、締め付けボ
ルト(41)によるフランジ(20)の固定のためには固定壁
(3) と密着するフランジ(20)に長孔部(22)を設けてもよ
い。
【0036】この実施例では、ネジ軸(1) を回転駆動す
る構成としたが、ネジ軸(1) を固定部材に軸線方向移動
自在に設け、第1、第2ナット(2a)(2b)を固定した固定
壁(3) を回転駆動することにより、一定位置で往復回転
する固定壁(3) に対してネジ軸(1) が軸線方向に往復移
動する機構にも利用できる。
【0037】また、図8に示すように、第1ナット体(2
a)及び第2ナット体(2b)のフランジ(20)の対向面のネジ
軸(1) の貫通部に、これらナット対のネジ溝よりも大き
な直径の環状凹部を形成して逃がし溝(27)とし、これら
の逃がし溝の外周壁に内接するようにカラー(28)を挿入
し、このカラー(28)の内周側に潤滑剤を含浸させたパッ
ド(P1)を内蔵するとネジ軸(1) が相対的に移動する際に
このばっど(29)から給油される利点がある。このパッド
(P1)としては、種々のものが用いられるが多孔質の合成
樹脂素材を用いてもよく、これを用いる場合には、所定
の硬さと成形性があることから同図に示すように、第
1、第2ナット体の外側端面にリングパッド(P2)を外接
状態に固定してもよい。この場合、3か所から潤滑剤を
供給できることとなる。
【0038】また、前記カラー(28)の外径の公差をh6
程度とし、ネジ溝(27)の内径をH6程度にして、これら
の嵌合公差ですきまばめすると、フランジ(20)相互がこ
の嵌合公差内に維持されるから、上記実施例1における
各押しネジ(5) の押し力にアンバランスが生じた場合で
も、フランジ(20)相互には、この公差内での同心性が確
保できる。そして、押しネジ(5) の押し力の正確なバラ
ンスが得られた場合には、ネジ溝(11)とネジ溝(21)相互
とボール(B) とによる既述のセンタリング性能が確保さ
れる。図1のように一方のフランジ(20)に設けた環状凸
部が他方の環状凹部に密に嵌合する場合も同じである。
【0039】前記カラー(28)を用いた凹凸嵌合に変え
て、一方のフランジ(20)に環状凸部を設け、他方のフラ
ンジに環状凹部を設けてこれらを相互に所定の嵌合公差
で凹凸嵌合させることにより、前記同心性を確保するよ
うにしてもよい。
【0040】図1〜5に示す上記実施例では、押しネジ
(5) によって固定ネジ(42)の頭部を雄構成としたが、図
9に示すように、前記固定ネジ(5) の先端が当接する相
手を第1ナット体(2a)のフランジ(20)を固定壁(3) に対
して位置決めするピン(49)であってもよい。このピン(4
9)が他方のフランジ(20)の長孔部(22)に移動余裕を有す
る態様に突出する構成とすることとなる。この場合、固
定ネジ(42)によって前記一方のフランジ(20)が固定され
ても、されなくても何れでも良い。締め付けボルト(41)
を仮締め状態にして前記押しネジ(5) によって上記実施
例と同様に相対回転角度位置を調節した後、締め付けボ
ルト(41)によって最終締め付けをすると、第1、第2ナ
ット体(2a)(2b)が周方向の相対姿勢が所定の姿勢にセッ
トされた状態に固定される。この場合、押しネジ(5) が
ピン(49)の頭部の平滑で且十分な精度の胴部表面に当接
するから、複数の押しネジ(5) によって相対姿勢を調節
する際の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図
【図2】ネジ軸(1) の軸線方向からの正面図
【図3】図2に於けるIII−III線断面図
【図4】ネジ対偶部の拡大詳細図
【図5】ネジ対偶部のV−V線断面図
【図6】フランジ(20)相互の相対回転位置の他の調節機
構の説明図
【図7】VII−VII線断面図
【図8】フランジ(20)の接合部の他の例の説明図
【図9】押しネジ(5) によってピン(49)を押す場合の例
の断面図
【図10】従来例の断面図
【符号の説明】
(1) :ネジ軸、(11):ネジ溝、(2) :ナット体、(20):
フランジ、(2a):第1ナット体、(2b):第2ナット体、
(21):ネジ溝、(27):逃がし溝 (3) :固定壁、(41):締め付けボルト、(42):固定ネ
ジ、(5) :押しネジ (尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナット体(2) とこれにネジ対偶するネジ
    軸(1) とからなる送りネジ機構において、前記ナット体
    (2) は、第1ナット体(2a)と第2ナット体(2b)とを直列
    状態に連結した構成であり、第1ナット体(2a)と第2ナ
    ット体(2b)の連結部が相対回転固定自在の連結構造部で
    ある送りネジ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の送りネジ機構におい
    て、第1ナット体(2a)と第2ナット体(2b)とは共に連結
    部にフランジ(20)を張り出させてこれらフランジ(20)を
    相互に密着させた構成であり、前記フランジ(20)を軸線
    に対して平行に挿通すると共に一方の前記フランジ(20)
    に対して前記相対回転を許容する態様に挿通する複数の
    締め付けボルト(41)によって前記相対回転固定自在に連
    結されている送りネジ機構。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の送りネジ機構におい
    て、送りネジ機構は、ナット体(2) のネジ溝(21)とネジ
    軸(1) のネジ溝(11)との間にボール(B) が介在するボー
    ルネジ機構からなり、第1ナット体(2a)と第2ナット体
    (2b)のフランジ(20)の接合面の夫々にはネジ軸(1) の貫
    通部の外周にネジ溝(21)の外径よりも大きな逃がし溝(2
    7)を形成した送りネジ機構。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の送りネジ機構におい
    て、前記逃がし溝(27)は、潤滑剤を含むパッドが充填さ
    れている送りネジ機構。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3に記載の送りネジ機
    構において、前記フランジ(20)の相互の接合面に所定の
    嵌合公差ではまり込む凹凸嵌合部を設けた送りネジ機
    構。
  6. 【請求項6】 請求項2、3、4、又は、5に記載の送
    りネジ機構において、第1ナット体(2a)及び第2ナット
    体(2b)のフランジ(20)を共に固定壁(3) にネジ止め固定
    するための締め付けボルト(41)を有し、前記第2ナット
    体(2b)のフランジ(20)にはナット体(2) の軸心を中心と
    する円弧状の長孔部(22)を設けると共に、他方の第1ナ
    ット(2a)のフランジ(20)に固定され他方のフランジ(20)
    の前記長孔部(22)内に突出させた突出頭部を設け、この
    頭部を前記円弧状に沿って一方に押圧する押しネジ(5)
    を設け、前記押しネジ(5) は前記フランジ(20)相互を密
    着した状態で外部操作可能とした送りネジ機構。
  7. 【請求項7】 ネジ軸(1) にネジ対偶するナット体(2)
    であって、前記ナット体(2) は、第1ナット体(2a)と第
    2ナット体(2b)とを直列状態に連結した構成であり、第
    1ナット体(2a)と第2ナット体(2b)の連結部は、第1ナ
    ット体(2a)と第2ナット体(2b)の夫々の端部に張り出さ
    せたフランジ(20)を相互に密着させた構成であり、前記
    フランジ(20)を軸線に対して平行に挿通すると共に一方
    の前記フランジ(20)に対して前記相対回転を許容する態
    様に挿通する複数の締め付けボルト(41)によってフラン
    ジ(20)相互が相対回転固定自在に連結されている送りネ
    ジ機構に用いるナット体。
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