JP3896773B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷デ−タに対応してインク滴を吐出する記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置に関し、特に記録ヘッドのノズル形成面を封止することができるキャッピング手段において、たとえば、記録ヘッドの封止を解除する際にノズル形成面に当接するキャップ部材を備えたキャップホルダが、スライダから離脱するのが防止し得るように構成したインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にインクジェット式記録装置は、キャリッジに搭載されて主走査方向に移動するインクジェット式記録ヘッドと、前記主走査方向に直交する副走査方向に記録用紙を搬送させる紙送り手段が具備され、印刷データに基づいて記録ヘッドよりインク滴を吐出させることで、記録用紙に対して印刷が実行される。前記したインクジェット式記録ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズル開口からインク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、ノズル開口からのインク溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化、塵埃の付着などによりノズル開口に目詰まりを発生させて、印刷不良を起こすという問題を抱えている。
【0003】
このために、この種のインクジェット式記録装置には、非印刷時に記録ヘッドのノズル形成面を封止するためのキャッピング手段を備えている。このキャッピング手段は、記録ヘッドにおけるノズル開口のインクの乾燥を防止する蓋体として機能するだけでなく、ノズル開口に目詰まりが生じた場合には、ノズル形成面を封止し、吸引ポンプからの負圧を作用させて、ノズル開口からインクを吸引排出させることでノズル開口の目詰まりを解消させるインク滴の吐出能力回復機能をも備えている。
【0004】
記録ヘッドの目詰まり解消のために行う強制的なインクの吸引排出処理は、クリーニング操作と呼ばれており、記録装置の長時間の休止後に印刷を再開する場合や、ユーザが印刷不良を認識して例えばクリーニングスイッチを操作した場合などに実行される。そして、前記したとおり吸引ポンプによる負圧を加えて記録ヘッドよりキャッピング手段内にインクを吸引排出させた後に、例えばゴム材料等により形成したワイピング部材により、ノズル形成面を払拭する操作が伴われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記したキャッピング手段には、記録ヘッドのノズル形成面に当接するキャップ部材を備えたキャップホルダと、このキャップホルダを搭載したスライダが具備され、記録ヘッドが搭載されたキャリッジの移動に伴う駆動力を前記スライダが受けることにより、キャップホルダを記録ヘッドのノズル形成面に向かって上昇させるように構成されている。
【0006】
そして、スライダとキャップホルダとの間にはバネ部材が配置されおり、スライダの上昇によって、キャップホルダに形成されたキャップ部材が記録ヘッドのノズル形成面を封止した状態において、前記バネ部材が若干収縮し、当該バネ部材の弾性力によって、キャップ部材がノズル形成面に適正な圧力をもって当接されるように構成されている。
【0007】
図11は、従来のキャッピング手段の一例を上面から視た状態で示している。このキャッピング手段9においては、方形状に形成されたキャップホルダ21の内底部および周側壁の上部を覆うようにして、エラストマー等の可撓性素材により形成されたキャップ部材22が形成されている。そして、キャップ部材22とキャップホルダ21を貫通するようにしてインク排出口23が形成されており、このインク排出口23に接続された図示せぬ吸引ポンプの負圧を受けて、記録ヘッドよりインクを吸引排出させることができるように構成されている。
【0008】
また、前記キャップホルダ21上に形成されたキャップ部材22の内底部には、インク排出口23を覆うようにしてシート状のインク吸収材24が収容され、クリーニング動作またはインク滴の吐出を伴うフラッシング動作によって記録ヘッドから排出されたインクを、これにより一時的に保持することができるように構成されている。
【0009】
前記キャップホルダ21の長手方向の両側壁には、それぞれ平板状のバネ受け部21aがそれぞれ水平方向に一体に形成されている。そして、キャップホルダ21は、昇降機構を構成するスライダ26上に配置され、このスライダ26とバネ受け部21aとの間に介装された図示せぬ一対の圧縮バネによって、キャップホルダ21が記録ヘッド側に付勢された状態を保ちつつ、後述する3点の支持機構によってスライダ26上に支持されている。
【0010】
前記キャップホルダ21の一端部中央にはT字状に形成された被支持部材35が一体に形成されており、またキャップホルダ21における他端部の両外側には、溝状に形成された一対の被支持部材36が一体に形成されている。そして、キャップホルダ21にT字状に形成された被支持部材35は、スライダ26に形成された柱状の支持部材30内において支持され、またキャップホルダ21に形成された溝状の被支持部材36は、スライダ26に水平方向に突出するように形成された一対の支持部材34によってそれぞれ支持され、これら3点の支持機構によって、キャップホルダ21は、スライダ26から所定以上突出することが規制された状態で、スライダ26上に搭載されている。
【0011】
そして、前記スライダ26は、記録ヘッドを搭載したキャリッジの移動に伴う駆動力を受けて、記録ヘッド側にせり上がることができるように構成されており、これによりスライダ26に搭載されたキャップホルダ21は、記録ヘッド側に押し上げられ、キャップ部材22によって記録ヘッドのノズル形成面が封止されるように構成されている。この封止状態においては、スライダ26とキャップホルダ21との間に配置された前記圧縮バネが若干収縮し、当該圧縮バネの弾性力によって、キャップ部材22がノズル形成面に適正な圧力をもって当接されるように作用する。
【0012】
図12および図13は、図11におけるB−B線より矢印方向に視た状態の拡大断面図であり、キャップホルダ21の一端部中央にT字状に形成された被支持部材35と、これを支持するスライダ26側の支持部材30との構成を示したものである。スライダ26に形成された支持部材30内には、空洞部31が形成されており、キャップホルダ21の端部中央に形成されたT字状の被支持部材35は、基端部に形成された幅広の開口部33を介して空洞部31内に収納されている。
【0013】
そして、前記した圧縮バネの作用により、キャップホルダ21はスライダ26をベースとして上方向に付勢されており、したがって、キャップホルダ21に形成されたT字状の被支持部材35は、図13に示されたようにスライダ26の空洞部31に入り込んだ状態で支持されている。この構成によって、キャップホルダ21はスライダ26に対して垂直方向に離脱するのが阻止されると共に、水平方向に離脱するのも阻止されるように作用する。
【0014】
ところで、前記した構成のキャッピング手段においては、キャッピング手段を構成する各部材の僅かな寸法誤差、および各部材の組み立て時に発生する組み立て誤差等がある程度発生することはやむおえない。したがって、記録ヘッドのノズル形成面を封止した場合においては、スライダ26に形成された支持部材30内における前記T字状の被支持部材35の上下方向の位置に、ある程度のバラツキが発生する。
【0015】
そして、キャッピング状態から解除される場合においては、記録ヘッドが印字領域側に移動するために、記録ヘッドを封止するキャップ部材22を備えたキャップホルダ21は、図12に示した状態において右方向に引きずられる作用を受ける。このために、T字状の被支持部材35は、矢印Cから矢印Dに示すように移動してスライダ26に形成された支持部材30から外れるという状態が発生し得る。このために、その後において記録ヘッドへの正常なキャッピング動作を行なうことができず、印字障害を発生させるという問題に発展する。
【0016】
そこで、図13に示したようにT字状の被支持部材35が、支持部材30の基端部に形成された幅広の開口部33に達しないように、別個の抜け止め防止部材17を用意し、この抜け止め防止部材17をスライダ26の下底部から嵌め込むことで、前記した幅広の開口部33を閉塞させるように構成するという対処も考えられる。しかしながら、このような抜け止め防止部材17を個別に用意することは、部品管理の問題において好ましくことではなく、当然ながらコストを上昇させると共に、組み立て工数の増大も招来させる。
【0017】
本発明は、前記したような問題点を解消するためになされたものであり、コストあるいは組み立て工数を増大させることなく、長期にわたってキャッピング手段の正常な動作を保証し得るインクジェット式記録装置を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装置は、印刷デ−タに基づいてインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止することができるキャッピング手段とを備えたインクジェット式記録装置であって、前記キャッピング手段には、記録ヘッドのノズル形成面に当接するキャップ部材を備えたキャップホルダと、前記キャップホルダを上部に支持してキャップ部材を記録ヘッドのノズル形成面に対して相対移動させるスライダとが具備され、前記スライダは、記録ヘッドが搭載されたキャリッジの移動に伴う駆動力により、キャリッジの移動方向に移動されるように構成されると共に、スライダの前記移動により、スライダに搭載された前記キャップホルダを、記録ヘッドのノズル形成面に向かって上昇させるように構成され、さらに前記スライダには、上部に向かって柱状の支持部材が形成され、前記支持部材内には、支持部材の長手方向に沿って空洞部が形成されると共に、支持部材の長手方向に沿って前記空洞部に達するスリットが形成され、前記キャップホルダには、頸部と頭部とによりT字状に成された被支持部材が形成され、前記頸部がスライダの前記支持部材に形成されたスリット内を通過し、前記頭部が支持部材に形成された空洞部内に収納されると共に、前記空洞部の上部にはT字状に成された前記被支持部材の頭部が当接する当接部を設けることで、前記スライダに対して前記キャップホルダが垂直方向に離脱するのを阻止する支持機構が形成され、かつ前記スライダに柱状に形成された支持部材の基端部には、前記キャップホルダに形成されたT字状の被支持部材を支持部材に形成された前記空洞部内に挿入することができる幅広の開口部が形成され、前記キャップホルダには、キャップホルダにおけるT字状に成形された被支持部材を、スライダにおける支持部材に形成された幅広の開口部に挿入することで、前記スライダに形成された柱状の支持部材を両外側から包囲して支持部材に係止する一対の係止部材が形成され、前記一対の係止部材によって、スライダに対して前記キャップホルダが水平方向に離脱するのを阻止するように構成した点に特徴を有する。
【0019】
この場合、前記スライダに形成された柱状の支持部材には、好ましくは支持部材の長手方向に沿って溝部が形成され、前記キャップホルダにおける少なくとも一方の係止部材に形成された爪部材が、前記支持部材に形成された溝部に係止しつつ、前記スライダに対してキャップホルダが上下方向へ移動可能となるように構成される。
【0020】
より好ましくは、前記スライダに形成された柱状の支持部材には、支持部材の長手方向に沿って一対の溝部がそれぞれ形成され、前記キャップホルダにおける一対の係止部材にそれぞれ形成された各爪部材が、前記支持部材に形成された各溝部に係止しつつ、前記スライダに対してキャップホルダが上下方向へ移動可能となるように構成される。
【0022】
して、前記キャップホルダに形成されたT字状の被支持部材を中央にして、その両外側に前記一対の係止部材をキャップホルダに形成した構成が好適に利用できる。
【0023】
一方、好ましい実施の形態においては、前記スライダとキャップホルダとの間には、スライダに対して前記キャップホルダが垂直方向に離脱するのを阻止するさらに2つの支持機構が形成され、前記スライダに対して前記キャップホルダが3点の支持機構によって支持された構成とされる。また、前記スライダとキャップホルダとの間には、バネ部材が介装され当該バネ部材によってキャップホルダがスライダに対して記録ヘッド側に付勢されるように構成することが望ましい。
【0025】
前記した構成の記録装置によると、キャップホルダに形成された一対の係止部材が、スライダに形成された柱状の支持部材を両外側から包囲して支持部材に係止するように作用するので、スライダに対して前記キャップホルダが水平方向に離脱するのを阻止することができる。
【0026】
加えて、スライダにおける柱状の支持部材に形成された溝部に、前記一対の係止部材の少なくとも一方に形成された爪部材を係止する構成とすることで、スライダに対するキャップホルダの組み立て操作を容易にすることができる。また、キャップホルダに形成された係止部材を外側方向に若干曲げる操作を行なうことにより、係止状態を容易に解除することができ、スライダよりキャップホルダを取り外す場合のメンテナンス操作を容易にすることができる。
【0027】
そして、溝部に対して爪部材が係止される構成とされるので、両者の係止状態でスライダに対してキャップホルダが上下方向へ移動可能になされる。これにより、スライダとキャップホルダとの間に配置されるバネ部材による付勢力をキャップホルダに無理なく与えることができ、記録ヘッドのキャッピング状態において、適正な圧力をもってキャップホルダに形成されたキャップ部材を、ノズル形成面に対して当接させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるインクジェット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は本発明が適用されたインクジェット式記録装置の基本構成を示すものである。図1において符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモータ2により駆動されるタイミングベルト3を介し、ガイド部材4に案内されてプラテン5の軸方向に往復移動されるように構成されている。前記キャリッジ1の記録用紙6に対向する面(下側面)には、後述するようにインクジェット式記録ヘッドが搭載され、またその上部には前記記録ヘッドにインクを供給するブラックインクカートリッジ7、およびカラーインクカートリッジ8が着脱可能に装填されている。
【0029】
図中符号9は、非印刷領域(ホームポジション)に配置されたキャッピング手段であって、キャリッジ1に搭載された記録ヘッドが直上に移動した時に上昇して、記録ヘッドのノズル形成面を封止できるように構成されている。そしてキャッピング手段9の下方には、キャッピング手段9の内部空間に負圧を与えるための吸引ポンプ10が配置されている。
【0030】
前記キャッピング手段9は、記録装置の休止期間中における記録ヘッドのノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する他、記録ヘッドに印刷とは関係のない駆動信号を印加してインク滴を空吐出させるフラッシング動作時のインク受けとして機能し、さらに前記吸引ポンプ10からの負圧を記録ヘッドに作用させて、インクを吸引排出させるクリーニング手段としての機能も兼ね備えている。
【0031】
そして、キャッピング手段9の印字領域側に隣接して、ゴム素材を短冊状に成形したワイピング部材11が、水平方向に進退可能となるように配置されていて、キャリッジ1がキャッピング手段9側に往復移動する際に、必要に応じて記録ヘッドのノズル形成面を払拭することができるように構成されている。これにより、例えばクリーニング動作後においてノズル形成面に付着しているインクを掻き取ることができ、記録ヘッドからインクがボタ落ちするなどして、記録用紙等を汚染させるのを防止できるようになされている。
【0032】
次に図2乃至図4は、前記記録装置に搭載された主にキャッピング手段の構成を示したものである。なお、図2はキャッピング手段を上面から視た状態を示しており、また図2は非キャッピング状態を側面から視た状態で示している。さらに、図3はキャッピング状態を側面から視た状態で示している。まず、図3および図4に示す符号1は、前記したキャリッジであり、このキャリッジ1の下底面には記録ヘッド15が搭載されている。
【0033】
前記記録ヘッド15のノズル形成面15aを封止することができるキャッピング手段9には、方形状に形成されたキャップホルダ21が具備され、このキャップホルダ21の内底部および周側壁の上部を覆うようにして、エラストマー等の可撓性素材により形成されたキャップ部材22が形成されている。そして、図2に示したようにキャップ部材22とキャップホルダ21を貫通するようにして2つのインク排出口23が形成されており、このインク排出口23に接続された前記吸引ポンプ10の負圧を受けて、記録ヘッド15よりインクを吸引排出させることができるように構成されている。
【0034】
前記キャップホルダ21上に形成されたキャップ部材22の内底部には、インク排出口23を覆うようにしてシート状のインク吸収材24が収容されており、クリーニング動作またはインク滴の吐出を伴うフラッシング動作によって記録ヘッドから排出されたインクを、これにより一時的に保持することができるように構成されている。そして、キャップホルダ21は昇降機構を構成するスライダ26上に搭載されている。このスライダ26の構成は図5乃至図7に示されている。なお、図5はスライダ26を斜視図で示しており、また図6は上面から視た平面図で示している。さらに、図7は図6におけるA−A線より矢印方向に視た状態の断面図で示されている。
【0035】
前記スライダ26には、2つのバネ受け用の突起27が形成されており、一方、図3および図4に示されたように、前記キャップホルダ21の下底面にも同様にバネ受け用の突起25が形成されている。そして、それぞれの突起25,27を利用してバネ部材28が配置されており、このバネ部材28によってスライダ26に対してキャップホルダ21が上方に突出されるように付勢されている。この構成によって、図4に示すように記録ヘッドのノズル形成面をキャッピングした状態において、前記バネ部材28が若干圧縮され、当該バネ部材28の弾性力によって、キャップホルダ21に形成されたキャップ部材22がノズル形成面に対して適正な圧力をもって当接されるように作用する。
【0036】
図5に示されたように、前記スライダ26には上部に向かって柱状の支持部材30が形成されており、この支持部材30内には図7に示されたように、長手方向に沿って空洞部31が形成されている。そして、支持部材30の長手方向に沿って前記空洞部31に達するスリット32が形成されており、さらに柱状の支持部材における基端部には、幅広の開口部33が形成されている。また、図7に示されたように前記空洞部31の上部には、キャップホルダ21にT字状に形成された後述する被支持部材35の頭部に当接する当接部が設けられている。さらに、前記スライダ26の端部には、水平方向に突出するように形成された一対の支持部材34が形成されている。
【0037】
一方、キャップホルダ21にはスライダ26に形成された3つの各支持部材30,34によって支持される後述する被支持部材がそれぞれ形成されている。図8は、キャップホルダ21の構成を斜視図で示したものである。なお、この図においては前記したキャップ部材22が、上面に成形されていないキャップホルダ単体の構成が示されている。このキャップホルダ21の一端部中央には、薄肉状に形成された頸部35aと横方向に幅を持たせた頭部35bとによりT字状に成された被支持部材35が一体に形成されている。
【0038】
そして、前記頸部35aがスライダ26の前記支持部材30に形成されたスリット32内を通過し、前記頭部35bが支持部材30に形成された空洞部31内に収納されることで、前記頭部35bが空洞部31内でスライド可能に支持される。また前記空洞部31の上部に形成された前記当接部に前記頭部35bが当接することで、前記スライダに対して前記キャップホルダが垂直方向に離脱するのを阻止する支持機構を構成している。なお、この構成によってスライダに対して前記キャップホルダが水平方向に離脱するのを阻止するようにも作用する。
【0039】
また、図8に示すようにキャップホルダ21の両外側には、溝状に形成された一対の被支持部材36が一体に形成されている。そして、スライダ26に水平方向に突出するように形成された一対の支持部材34の先端部が、キャップホルダ21に溝状に形成された一対の被支持部材36に入り込むようにして他の一対の支持機構が構成されている。そして、これら3点の支持機構によって、キャップホルダ21は、スライダ26から所定以上突出することが規制された状態で、キャップホルダ21はスライダ26上に搭載されている。
【0040】
また、図5および図6に示されたように、スライダ26における柱状の支持部材30には、支持部材30の長手方向に沿って一対の溝部38がそれぞれ形成されている。一方、前記キャップホルダ21には図8に示されたように、T字状に成形された被支持部材35を中央にして、その両外側に一対の係止部材40が平行状態に形成されている。この一対の係止部材40の間隔は、スライダ26に形成された柱状の支持部材30の横幅に対して僅かに広く形成されており、これにより、キャップホルダ21に形成された一対の係止部材40は、スライダ26に形成された柱状の支持部材30を、その両外側から包囲することができるように構成されている。
【0041】
そして、この実施の形態においてはキャップホルダ21に形成された一対の係止部材40の先端部に、互いに内向きとなるように爪部材40aが形成されている。したがって、キャップホルダ21におけるT字状に成形された被支持部材35を、スライダ26における支持部材30の基端部に形成された幅広の開口部33に挿入することで、前記一対の爪部材40aがスライダ26における支持部材30に形成された一対の溝部38内にそれぞれ係止される。これにより、スライダ26に対してキャップホルダ21が上下方向に移動できると共に、スライダに26対してキャップホルダ21が水平方向に離脱するのを阻止させることができる。
【0042】
一方、図3および図4に示されたように、前記スライダ26の下底部には、左右に一対の長穴41がほぼ水平方向に形成されている。そして、フレ−ム42に対して回動可能に取り付けられたリンクア−ム43の自由端側には一対の水平軸44が取り付けられており、この水平軸44が前記各長穴41内に移動可能となるように収容されている。これにより、スライダ26はリンクア−ム43を介してフレ−ム42に対して円弧状軌跡をもって立ち上がることができる。
【0043】
また、前記スライダ26のホームポジション側における端部両側には、それぞれガイド突起46が水平方向に形成されていて、この一対のガイド突起46はフレ−ム42に形成された一対の案内溝47によって支持されるように構成されている。この案内溝47は一端部に形成された低所部47aと、他端部に形成された水平な高所部47bと、さらにこれらを接続する傾斜部47cとにより構成されており、これら3つの領域が連通して形成されている。
【0044】
さらに、図2に示すようにスライダ26とフレ−ム42との間には、引っ張りバネ48が張架されていて、この引っ張りバネ48の作用により、スライダ26は印刷領域方向、かつ記録ヘッド15から離間する方向、すなわちこの実施の形態においては下方に位置するように付勢されている。
【0045】
そして、図3に示すようにキャリッジ1がキャッピング手段9の直上に移動した際、キャリッジ1に配置された係止体49がスライダ26に直立するように形成された一対の係止部50に当接することで、図4に示すようにバネ48の引張力に抗しながら、スライダ26はリンクア−ム43を介して立ち上がる。これと同時に、一対のガイド突起46はフレ−ム42に形成された一対の案内溝47内を傾斜部47cから高所部47bに向かって進行する。したがって、キャップホルダ21に一体に形成されたキャップ部材22が、キャリッジ1に搭載された記録ヘッド15のノズル形成面15aを封止するようになされる。
【0046】
また、キャリッジ1が印刷領域側に移動した場合には、スライダ26に配置された係止部50に対するキャリッジ1側の係止体49の当接が解かれ、スライダ26はバネ48の引張力によって図3に示した状態に復帰し、これにより、キャップ部材22による記録ヘッド15のノズル形成面の封止が解除される。
【0047】
なお、図3に示したように、非キャッピング状態においては、キャップ部材22におけるシール面、すなわち記録ヘッド15のノズル形成面に当接する上端面は、記録ヘッド15のノズル形成面に対して非平行状態となるように構成されている。すなわち、キャップ部材22のシール面はホームポジション側(図3における右側)端部に対して印刷領域側に僅かに下降するように傾斜状態になされている。これは、スライダ26に形成された長穴41内を移動する水平軸44の位置と、フレ−ム42に形成された一連の案内溝47内を摺動するガイド突起46の配置位置との関係により構成されている。
【0048】
そして、キャップ部材22は、記録ヘッド15のノズル形成面を封止する状態においては、先ずホームポジション側よりノズル形成面15aに当接し、スライダ26の上昇にしたがってバネ部材28の縮小作用にしたがって、記録ヘッド15のノズル形成面の全面を封止するように作用する。また、キャップ部材22は、記録ヘッド15のノズル形成面の封止を解く場合においては、記録ヘッド15のノズル形成面に対して、先ず印刷領域側の端部から離れ、ノズル形成面に対して非平行状態で離間するように作用する。
【0049】
このように、記録ヘッドのノズル形成面の封止の解除に際しては、キャップ部材22は、記録ヘッド15のノズル形成面より、印刷領域側の端部から離れ、ノズル形成面に対して非平行状態で離間するように作用するので、記録ヘッドのノズル形成面に残ろうとするインク廃液は、キャップ部材22内に貯留されたインク廃液側に引き戻される作用を受け、このような作用により記録ヘッド15のノズル形成面に残るインクの量を極力低減させることができる。また、記録ヘッド15のノズル形成面に対するキャップ部材22の封止の解除が、一方の端部から進行するため、キャップ部材22内に貯留されたインク廃液が不要に泡立つという現象も低減させることができる。
【0050】
以上の構成において、キャリッジモータ2の駆動によりキャリッジ1がホームポジション側に移動すると、図3に示すように、キャリッジ1に配置された係止体49が、スライダ26に形成された係止部50に当接する。そして、なおもキャリッジ1が同方向に移動することで、図4に示すようにバネ48の引張力に抗しながら、スライダ26はリンクア−ム43を介して立ち上がる。
【0051】
一方、スライダ26に形成されたガイド突起46は、案内溝47を構成する低所部47aから傾斜部47cに、さらに水平な高所部47bへと移動し、これにより、キャップホルダ21に一体成形されたキャップ部材22がキャリッジ1に搭載された記録ヘッド15を封止する。
【0052】
このようにして、キャップ部材22によるノズル形成面の封止が完了した段階で、キャップ部材22は大気との連通が断たれて気密状態となり、記録ヘッド15のノズル開口からのインク溶媒の蒸発を抑制して、記録ヘッドの目詰まりを防止するように作用する。また、この状態で吸引ポンプ10を駆動させることで、キャップ部材22の内部空間に負圧を与えることができ、記録ヘッドのノズル開口よりインクを排出させることができる。
【0053】
そして、キャリッジモータの駆動によりキャリッジ1が印刷領域側に移動すると、キャリッジ1に配置された係止体49は、スライダ26に形成された係止部50への当接を解除する。したがって、前記バネ48の引張力によって、スライダ26はア−ム43を介して、またスライダ26に形成されたガイド突起46が低所部47a側に移動することにより、スライダ26は降下する。これによりキャップ部材22による記録ヘッド15の封止状態が解かれる。
【0054】
この時、図12に基づいて説明したように、キャッピング手段を構成する各部材の僅かな寸法誤差、および各部材の組み立て時に発生する組み立て誤差等により、スライダ26に形成された支持部材30内における前記T字状の被支持部材35の上下方向の位置に、ある程度のバラツキが発生する。そして、キャッピング状態から解除される場合においては、記録ヘッド15が印字領域側に移動するために、記録ヘッドを封止するキャップ部材22を備えたキャップホルダ21は、図4に示した状態において左方向に引きずられる作用を受ける。
【0055】
しかしながら、キャップホルダ21に形成された一対の係止部材40における爪部材40aが、スライダ26における支持部材30に形成された一対の溝部38内にそれぞれ係止されているので、キャップホルダ21がスライダ26より水平方向に離脱するのを効果的に阻止するように作用する。
【0056】
以上説明した実施の形態においては、キャップホルダ21に形成された一対の係止部材40の先端部に、互いに内向きとなるように爪部材40aが形成されているが、この爪部材40aは、少なくとも一方の係止部材に形成されていてもよい。図9および図10は、その例を平面図で示したものであり、すでに説明した各部に相当する部分を同一符号で示している。図9に示す例は、向かって左側に形成された係止部材40の先端部に、内向きとなるように爪部材40aが形成されている。また、図10に示す例は、向かって右側に形成された係止部材40の先端部に、内向きとなるように爪部材40aが形成されている。
【0057】
この図9または図10に示す形態によると、装置のメンテナンス等において、スライダ26よりキャップホルダ21を取り外そうとする場合、爪部材40aが形成されている一方の係止部材40を、例えばドライバ等の先端で外側に若干曲げる操作をすることで、スライダ26よりキャップホルダ21を容易に取り外すことができる。したがって、メンテナンス等における操作を一層楽にすることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、この発明によるインクジェット式記録装置によると、キャッピング手段を構成するスライダには、上部に向かって柱状の支持部材が形成されると共に、キャップホルダには、前記スライダに形成された柱状の支持部材を両外側から包囲して支持部材に係止する一対の係止部材を形成した構成とされているので、スライダに対して前記キャップホルダが水平方向に離脱するのを効果的に阻止するようになされる。したがって、コストあるいは組み立て工数を増大させることなく、長期にわたってキャッピング手段の正常な動作を保証し得るインクジェット式記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたインクジェット式記録装置の基本構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置に搭載された主にキャッピング手段の構成を示した上面図である。
【図3】同じくキャッピング手段における非キャッピング状態を示す側面図である。
【図4】同じくキャッピング手段におけるキャッピング状態を示す側面図である。
【図5】キャッピング手段を構成するスライダの構成を示した斜視図である。
【図6】同じくスライダを上部から視た平面図である。
【図7】図6におけるA−A線より矢印方向に視た状態のスライダの断面図である。
【図8】キャッピング手段を構成するキャップホルダの構成を示した斜視図である。
【図9】キャッピング手段における他の実施の形態を示した上面図である。
【図10】キャッピング手段におけるさらに他の実施の形態を示した上面図である。
【図11】従来のキャッピング手段の一例を示した上面図である。
【図12】図11におけるB−B線より矢印方向に視た状態の断面図である。
【図13】同じく抜け止め防止部材を嵌め込んだ状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 キャリッジモータ
6 記録用紙
7 ブラックインクカートリッジ
8 カラーインクカートリッジ
9 キャッピング手段
10 吸引ポンプ
11 ワイピング部材
15 記録ヘッド
15a ノズル形成面
21 キャップホルダ
22 キャップ部材
26 スライダ
28 バネ部材
30 支持部材
31 空洞部
32 スリット
33 開口部
34 支持部材
35 被支持部材
35a 頸部
35b 頭部
36 被支持部材
38 溝部
40 係止部材
40a 爪部材

Claims (6)

  1. 印刷デ−タに基づいてインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止することができるキャッピング手段とを備えたインクジェット式記録装置であって、
    前記キャッピング手段には、記録ヘッドのノズル形成面に当接するキャップ部材を備えたキャップホルダと、前記キャップホルダを上部に支持してキャップ部材を記録ヘッドのノズル形成面に対して相対移動させるスライダとが具備され、
    前記スライダは、記録ヘッドが搭載されたキャリッジの移動に伴う駆動力により、キャリッジの移動方向に移動されるように構成されると共に、スライダの前記移動により、スライダに搭載された前記キャップホルダを、記録ヘッドのノズル形成面に向かって上昇させるように構成され、
    さらに前記スライダには、上部に向かって柱状の支持部材が形成され、前記支持部材内には、支持部材の長手方向に沿って空洞部が形成されると共に、支持部材の長手方向に沿って前記空洞部に達するスリットが形成され、
    前記キャップホルダには、頸部と頭部とによりT字状に成された被支持部材が形成され、前記頸部がスライダの前記支持部材に形成されたスリット内を通過し、前記頭部が支持部材に形成された空洞部内に収納されると共に、前記空洞部の上部にはT字状に成された前記被支持部材の頭部が当接する当接部を設けることで、前記スライダに対して前記キャップホルダが垂直方向に離脱するのを阻止する支持機構が形成され、
    かつ前記スライダに柱状に形成された支持部材の基端部には、前記キャップホルダに形成されたT字状の被支持部材を支持部材に形成された前記空洞部内に挿入することができる幅広の開口部が形成され、
    前記キャップホルダには、キャップホルダにおけるT字状に成形された被支持部材を、スライダにおける支持部材に形成された幅広の開口部に挿入することで、前記スライダに形成された柱状の支持部材を両外側から包囲して支持部材に係止する一対の係止部材が形成され、前記一対の係止部材によって、スライダに対して前記キャップホルダが水平方向に離脱するのを阻止するように構成したインクジェット式記録装置。
  2. 前記スライダに形成された柱状の支持部材には、支持部材の長手方向に沿って溝部が形成され、前記キャップホルダにおける少なくとも一方の係止部材に形成された爪部材が、前記支持部材に形成された溝部に係止しつつ、前記スライダに対してキャップホルダが上下方向へ移動可能となるように構成した請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  3. 前記スライダに形成された柱状の支持部材には、支持部材の長手方向に沿って一対の溝部がそれぞれ形成され、前記キャップホルダにおける一対の係止部材にそれぞれ形成された各爪部材が、前記支持部材に形成された各溝部に係止しつつ、前記スライダに対してキャップホルダが上下方向へ移動可能となるように構成した請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 前記キャップホルダに形成されたT字状の被支持部材を中央にして、その両外側に前記一対の係止部材をキャップホルダに形成してなる請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 前記スライダとキャップホルダとの間には、スライダに対して前記キャップホルダが垂直方向に離脱するのを阻止するさらに2つの支持機構が形成され、前記スライダに対して前記キャップホルダが3点の支持機構によって支持された請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  6. 前記スライダとキャップホルダとの間には、バネ部材が介装され、当該バネ部材によってキャップホルダがスライダに対して記録ヘッド側に付勢されるように構成した請求項5に記載のインクジェット式記録装置。
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