JP3894421B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、通信ネットワークで結合した複数コントローラ装置間の通信プログラミングにおいて、プログラマがアドレスを意識することなくプログラミングできたり、データ変数名等を容易に記述できたり、コントローラ装置間で通信異常が発生したことを表示したり、通信異常時のコントローラ装置の挙動を設定したりするためのプログラミング装置及びコントローラ装置を含むネットワークシステムに関するものある。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術では、例えば特開平9−128018号公報に示されるように、バスで結合された共通データメモリを複数のプロセッサ装置で共有するマルチプロセッサシステム内の通信プログラミングにおいて、データ変数名を各プロセッサ装置内のローカルメモリに自動で割り付けることを可能としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、バスで結合された共通データメモリを複数のプロセッサ装置で共有するマルチプロセッサシステム内の通信プログラミングにおいて、データ変数名を各プロセッサ装置内のローカルメモリに自動で割り付けることは可能であったが、通信ネットワークで結合した複数コントローラ装置間の通信プログラミングにおいて、データ変数名を各コントローラ装置内のローカルメモリの自動で割り付けることができなかった。
【0004】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、通信ネットワークで結合した複数コントローラ装置間の通信プログラミングにおいて、プログラマがアドレスを意識することなくプログラミングできたり、データ変数名等を容易に記述できたり、コントローラ装置間で通信異常が発生したことを表示したり、通信異常時のコントローラ装置の挙動を設定したりするためのプログラミング装置及びコントローラ装置を含むネットワークシステムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るネットワークシステムは、複数のコントローラ装置とプログラミング装置を通信ネットワークで結合したネットワークシステムであって、上記プログラミング装置は、上記コントローラ装置間通信がユーザによって記述されると、通信用入出力シンボルに対してユーザにより付されたデータ変数名を受け付けて、各コントローラ装置毎に、入力側コントローラ装置のデータ変数名を読み出し、読み出した上記データ変数名と一致する出力側コントローラ装置の装置番号を同値化設定管理テーブルの同値化元装置番号に書き込み、上記出力側コントローラ装置内の該当データ変数名のワークエリアアドレスを同値化設定管理テーブルの同値化元ワークエリアアドレスに書き込み、上記入力側コントローラ装置内の該当データ変数名のワークエリアアドレスを同値化設定管理テーブルの同値化先ワークエリアアドレスに書き込み、これにより、各上記コントローラ装置毎の同値化設定管理テーブルを生成し、各上記コントローラ装置のローカルメモリ内の同値化設定管理テーブルとして格納されるように、生成した上記同値化設定管理テーブルを各上記コントローラ装置に送信する手段を備え、上記コントローラ装置は、上記コントローラ装置の要求側では、上記同値化設定管理テーブルの同値化元装置番号に示された同値化元コントローラ装置に対して、同値化元ワークエリアアドレスに示されたワークエリアアドレスの値を読み出す為に、ローカルメモリ読み出し要求を送信し、次に、上記同値化元コントローラ装置より、ローカルメモリ読み出し応答を受信し、上記同値化設定管理テーブルの同値化先ワークエリアアドレスに示された自装置内のワークエリアアドレスに、上記同値化元コントローラ装置からの応答データを書き込み、上記コントローラ装置の応答側では、上記ローカルメモリ読み出し要求を受信し、次に、自装置内のローカルメモリより、指定されたワークエリアアドレスの値を読み出し、要求元のコントローラ装置に対して、ローカルメモリ読み出し応答を送信する手段を備えたものである。
【0006】
請求項2の発明に係るネットワークシステムは、請求項1の発明において、上記プログラミング装置は、通信用入出力シンボルのデータ変数名を入力する際、通信の入力側では、他のコントローラ装置で既に記述された通信出力のデータ変数名の一覧を表示し、また、通信の出力側では、他のコントローラ装置で既に記述された通信入力のデータ変数名の一覧を表示し、その一覧に示された中からデータ変数名を選択する手段を備えたものである。
【0007】
請求項3の発明に係るネットワークシステムは、請求項1または2の発明において、上記プログラミング装置は、プログラムに既に入力された通信用入出力シンボルのデータ変数名一覧を、入出力種別、並びに、そのデータ変数名が付けられた通信用入出力シンボルが定義されている通信先のコントローラ装置の装置識別番号と共に、表示する手段を備えたものである。
【0008】
請求項4の発明に係るネットワークシステムは、請求項3の発明において、上記プログラミング装置は、上記プログラムに既に入力された通信用入出力シンボルのデータ変数名一覧、及びそのデータ変数名が付けられた通信用入出力シンボルが定義されている通信先のコントローラ装置の装置識別番号に加えて、そのデータ変数名が付けられた通信用入出力シンボルが定義されているシートの識別番号を表示する手段を備えたものである。
【0009】
請求項5の発明に係るネットワークシステムは、請求項4の発明において、上記プログラミング装置は、表示されたデータ変数名一覧の中から、上記通信用入出力シンボルが定義されたシートの識別番号を選択し、そのシートヘ表示を切り換える手段を備えたものである。
【0010】
請求項6の発明に係るネットワークシステムは、請求項1〜5のいずれかの発明において、上記プログラミング装置は、プログラムに既に入力された通信用入出力シンボルのデータ変数名を一括して変換する手段を備えたものである。
【0011】
請求項7の発明に係るネットワークシステムは、請求項1〜6のいずれかの発明において、上記プログラミング装置は、プログラムに既に記述された通信用出力シンボルのデータ変数名のうち、同じデータ変数名が2つ以上定義されていないかどうかをチェックする手段を備えたものである。
【0012】
請求項8の発明に係るネットワークシステムは、請求項1〜7のいずれかの発明において、上記プログラミング装置は、通信用入出力シンボルのデータ変数名にコメントを定義する手段と、通信用入出力シンボルに対し、そのコメントをデータ変数名と共に表示する手段とを備えたものである。
【0013】
請求項9の発明に係るネットワークシステムは、請求項8の発明において、上記プログラミング装置は、プログラムに既に記述された上記デ一タ変数名のコメントを一括して変換する手段を備えたものである。
【0014】
請求項10の発明に係るネットワークシステムは、請求項1〜9のいずれかの発明において、上記プログラミング装置は、通信用出力シンボルの近傍または内部に、同じ通信データ変数名を付けられた通信用入力シンボルが定義された通信先のコントローラ装置の装置識別番号を表示し、通信用入力シンボルの近傍または内部に、同じ通信データ変数名を付けられた通信用出力シンボルが定義された通信先のコントローラ装置の装置識別番号を表示する手段を備えたものである。
【0015】
請求項11の発明に係るネットワークシステムは、請求項10の発明において、上記プログラミング装置は、上記通信先のコントローラ装置の識別記号に加え、通信先のシンボルが記述されているシートの識別番号を表示する手段を備えたものである。
【0016】
請求項12の発明に係るネットワークシステムは、請求項11の発明において、上記プログラミング装置は、上記通信先のシンボルが記述されているシートヘ表示を切り換える手段を備えたものである。
【0017】
請求項13の発明に係るネットワークシステムは、請求項1〜12のいずれかの発明において、上記プログラミング装置は、通信用入出力シンボルやデータ変数名の変更に伴って、前回生成した同値化設定管理テーブルと相違があるかどうかを検出し、その結果を表示する手段を備えたものである。
【0018】
請求項14の発明に係るネットワークシステムは、請求項1〜13のいずれかの発明において、上記プログラミング装置は、該プログラミング装置内の同値化設定管理テーブルと、各コントローラ装置内の同値化設定管理テーブルとを比較して、相違があるかどうかを表示する手段を備えたものである。
【0019】
請求項15の発明に係るネットワークシステムは、請求項1〜14のいずれかの発明において、上記コントローラ装置の要求側は、上記同値化元コントローラ装置からローカルメモリ読み出し応答を正常に受信できなかったときに、通信エラーが発生したと判定して、上記同値化設定管理テーブルの同値化先ワークエリアアドレスに示された自装置のワークエリア内の通信ステータスを異常とする手段を備えたものである。
【0020】
請求項16の発明に係るネットワークシステムは、請求項15の発明において、上記プログラミング装置は、上記コントローラ装置の上記通信ステータスを読出し、その値が異常であれば該当する通信用入力シンボルを色替えして表示するものである。
【0021】
請求項17の発明に係るネットワークシステムは、請求項15の発明において、上記コントローラ装置は、上記通信エラーが発生したと判定された場合に、予め設定されたモードに従い、通信異常になる前のワークエリアアドレス内のデータ値を保持するのか、それとも、予め設定された固定値に変更するのかを制御する手段を備えたものである。
【0022】
請求項18の発明に係るネットワークシステムは、請求項17の発明において、上記プログラミング装置は、上記モードと上記固定値とを予め設定する手段を備えたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を、図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるシステム全体の構成を示すブロック図である。
図において、100は通信ネットワーク、200a、200bはコントローラ装置、300はプログラミング装置である。
図2は、コントローラ装置の構成を示すブロック図である。
図において、201は同値化手段、202はローカルメモリ、203はローカルメモリ内のワークエリア、204はローカルメモリ内の同値化設定管理テーブル、205はローカルメモリ内のプログラム、206はプログラム実行手段である。
【0024】
図3は、ワークエリア内の構成を示す図である。各データに対し、アドレスが割り付けられる。
図4は、同値化設定管理テーブル内の構成を示す図である。同値化元装置番号、同値化元ワークアドレス、同値化先ワークアドレスから構成される。
図5は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段である。
【0025】
図6は、コントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
図において、305a,305bは記述されたプログラム、400aは通信用出力シンボル、400bは通信用入力シンボル、401a,401bは演算用シンボル、500a,501bはデータ変数名を示す。
図7は、ワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。ここで、図7(a)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M1用であり、図7(b)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M2用である。データ変数名、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグから構成される。
図8は、同値化設定管理テーブルの構成を示す図である。同値化元装置番号、同値化元ワークアドレス、同値化先ワークアドレスから構成される。
【0026】
次に、動作について説明する。
まず、プログラミング装置内の動作について説明する。
プログラミング装置内では、図6に示すように、演算用シンボル、通信用入出力シンボルを結線してプログラミングを行う。コントローラ間通信出力を記述する場合、通信用出力シンボル(400a)を使用する。コントローラ間通信入力を記述する場合、通信用入力シンボル(400b)を使用する通信用入出力シンボルに対して、データ変数名を付けるコントローラ間で通信を行う場合は、通信用出力シンボル(400a)と通信用入力シンボル(400b)に対して、同じデータ変数名を付ける。
【0027】
図7のワークエリア管理テーブルは、コントローラ装置毎に用意する。ワークエリア管理テーブル内のワークアドレス欄には、予め、上から順番に0、1、2、…と昇順の番号が設定された状態としておく。使用フラグ欄は、予め値0が設定された状態としておく。
この初期状態から、あるコントローラ装置に対して、各通信用入出力シンボルを記述し、データ変数名を付けた時、ワークエリア管理テーブル内の使用フラグが0となっているものを順番に検索し、最初に0となっている個所に対して、そのデータ変数名を登録する。この時、同時に、入出力種別に、各通信用入出力シンボルの入出力種別(入力または出力)を登録し、使用フラグを0から1に変更する。
このようにして、各通信用入出力シンボルを記述し、データ変数名を付けていく度に、同様にワークエリア管理テーブルヘデータ変数名、入出力種別を登録し、使用フラグを0から1に変更していく。
【0028】
各コントローラ装置に対し、全てのプログラムの記述が終了すると、次に、図8に示すような、同値化設定管理テーブルを生成する。ちなみに、図8に示す同値化設定管理テーブルはコントローラ装置M2用である。この同値化設定管理テーブルは、次のようにして生成する。
【0029】
図9は、同値化設定管理テーブル生成の処理フローを示すフローチャートである。
まず、あるコントローラ装置(M2)のワークエリア管理テーブル内で、入出力種別=入力となっているものについて、そのデータ変数名を読み出し(ステップST01)、次に、他コントローラ装置(M1他)のワークエリア管理テーブルの中に、ステップST01で読み出したデータ変数名と一致し、入出力種別=出力となっているものを検索し(ステップST02)、次に、ステップST02で検索した、出力側コントローラ装置(M1他)の装置番号を同値化設定管理テーブルの同値化元装置番号に書き込み(ステップST03)、次に、ステップST02で検索した、出力側コントローラ装置(M1他)内の該当データ変数名のワークアドレスを同値化設定管理テーブルの同値化元ワークエリアアドレスに書き込み(ステップST04)、最後に、ステップST01で検索した、入力側コントローラ装置(M2)内の該当データ変数名のワークアドレスを同値化設定管理テーブルの同値化先ワークエリアアドレスに書き込む(ステップST05)。以上の処理を、各コントローラ装置毎に、該当データ変数名が無くなるまで繰り返し、各コントローラ毎の同値化設定管理テーブルを生成する。
この同値化設定管理テーブルは各コントローラ装置に送信して、ローカルメモリ内の同値化設定管理テーブルとして格納される。
【0030】
次に、コントローラ装置内の動作について説明する
図10は、同値化手段201(要求側:図6のコントローラ装置M2側)の処理フローを示すフローチャートである。
まず、一定周期で以下のステップを実行する(ステップST10)。同値化設定管理テーブルの同値化元装置番号に示された装置に対して、同値化元ワークエリアアドレスに示されたアドレスの値を読み出す為に、ローカルメモリ読み出し要求を送信し(ステップST11)、次に、同値化元装置(即ち図6のコントローラ装置M1側)より、ローカルメモリ読み出し応答を受信し(ステップST12)、最後に、同値化設定管理テーブルの同値化先にワークアドレスに示された自装置内のアドレスに、同値化元装置からの応答データを書き込む(ステップST13)。
【0031】
一方、図11は、同値化設定手段(応答側)の処理フローを示すフローチャートである。
まず、ローカルメモリ読み出し要求を受信し(ステップST20)、次に、自装置内のローカルメモリより、指定されたワークアドレスの値を読み出し(ステップST21)、最後に、要求元装置に対して、ローカルメモリ読み出し応答を送信する(ステップST22)。
【0032】
以上のように、この実施の形態によれば、プログラミング装置にて記述された各コントローラ毎のプログラムにおいて、データ変数名を付けた通信用入出力シンボルに対してコントローラ内のワークメモリを自動でアサインし、同じデータ変数名を付けた通信用入出力シンボル同士を同値化する為の同値化設定管理テーブルを生成し、その同値化設定管理テーブルを各コントローラに格納しておき、コントローラ装置間では、この同値化設定管理テーブルに基づいて、同値化処理を実行するようにしているので、通信ネットワークで結合した複数コントローラ装置間の通信プログラミングにおいて、プログラマがアドレスを意識することなくプログラミングできる効果がある。
【0033】
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を、図に基づいて説明する。
図12は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、307はデータ変数名一覧表示手段である。
図13は、既に記述済みのコントローラ間通信プログラムの例を示す図である。
図において、305c,305dは記述されたプログラム、400c1は通信用出力シンボル、400c2は通信用入力シンボル、400dは通信用出力シンボル、401c1,401c2,401dは演算用シンボル、500c1,500c2,500dはデータ変数名を示す。
図14は、コントローラ間通信プログラミングにおいて、データ変数名一覧画面からデータ変数名を入力する例を示す図である。
【0034】
図15は、ワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。ここで、図15(a)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M1用であり、図15(b)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M2用である。データ変数名、POL種別、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグから構成される。
図16は、データ変数名一覧表示(入力)を示す図である。データ変数名とコントローラ装置識別番号から構成される。
【0035】
次に、プログラミング装置内の動作について説明する。
上記実施の形態1の動作と同様にして、あるコントローラ装置に対して、各通信用入出力シンボルを記述し、データ変数名を付けた時、ワークエリア管理テーブル内の使用フラグが0となっているものを順番に検索し、最初に0となっている個所に対して、そのデータ変数名を登録する。この時、同時に、入出力種別に、各通信用入出力シンボルの入出力種別(入力または出力)を登録し、使用フラグを0から1に変更することに加え、POL種別に、そのシンボルが、通信用入出力シンボルであることを識別するために、「通信POL」を示す値をセットする。
【0036】
次に、データ変数名一覧表示手段307の動作について説明する。
既に、図13に示すコントローラ間通信プログラムが記述された状態で、図14に示すようなプログラムを記述する場合を例として、図17のデータ変数名一覧表示処理フローを示すフローチャートをもとに説明する。
まず、通信用入出力シンボルが入力か出力かを識別する(ステップST30)。入力シンボルの場合、次に、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST31)、最後に、POL種別=通信POL、入出力種別=出力のものについて、データ変数名、コントローラ装置の識別番号を一覧にて表示する(ステップST32)。
【0037】
ステップST30にて、出力シンボルの場合、次に、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST33)、最後に、POL種別=通信POL、入出力種別=入力のものについて、データ変数名、コントローラ装置の識別番号を一覧にて表示する(ステップST34)。
このようにして表示されたデータ変数名一覧の中から、必要となるデータ変数名を選択し、新たに記述した通信用入出力シンボルに対して、データ変数名を割り付ける。
【0038】
以上のように、この実施の形態によれば、通信用入出力シンボルのデータ変数名を新たに記述する際に、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名の一覧を、コントローラ装置の識別番号と共に参照して記述できるようにしたので、キーボード等から直接文字を入力する必要がなくなり、入力ミスをなくし、また入力作業を効率化する効果がある。
【0039】
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を、図に基づいて説明する。
図18は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、309はデータ変数名一覧表示手段である。
図19は、上記実施の形態2の説明で使用した図13、図14のコントローラ間通信プログラムの例とした場合の、データ変数名一覧の表示例を示す図である。
【0040】
次に、プログラミング装置内のデータ変数名一覧表示手段309の動作について説明する。
既に、図13、図14に示すようなコントローラ間通信プログラムが記述されているものとし、図20のデータ変数名一覧表示処理フローを示すフローチャートをもとに説明する。
まず、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST40)、次に、POL種別=通信POLとなっているものに全てついて、データ変数名、入出力種別、コントローラ装置の識別番号を一覧にて表示する(ステップST41)。
【0041】
以上のように、この実施の形態によれば、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名の一覧を、入出力種別、コントローラ装置の識別番号と共に一覧で表示するようにしたので、どのデータ変数が、どのコントローラ装置で、入力または出力として使用されているかを容易に確認することができる効果がある。
【0042】
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を、図に基づいて説明する。
図21は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、309はデータ変数名一覧表示手段である。
【0043】
図22は、コントローラ間通信プログラムの例を示す図である。
図において、305f,305g,305hは記述されたプログラム、400f1,400gは通信用出力シンボル、400f2,400hは通信用入力シンボル、401f1,401f2,401g、401hは演算用シンボル、500f1,500f2,500g、500hはデータ変数名を示す。
【0044】
図23は、ワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。ここで、図23(a)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M1用であり、図23(b)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M2用であり、図23(c)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M3用である。データ変数名、POL種別、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグ、シート識別番号から構成される。
図24は、データ変数名一覧表示例を示す図である。データ変数名、入出力種別、コントローラ装置識別番号、シート識別番号から構成される。
【0045】
次に、プログラミング装置内の動作について説明する。
実施の形態2の動作と同様にして、あるコントローラ装置に対して、各通信用入出力シンボルを記述し、データ変数名を付けた時、ワークエリア管理テーブル内の使用フラグが0となっているものを順番に検索し、最初に0となっている個所に対して、そのデータ変数名、各通信用入出力シンボルの入出力種別(入力または出力)を登録し、使用フラグを0から1に変更し、POL種別に「通信POL」を示す値をセットすることに加え、通信用入出力シンボル及びデータ変数名が記述されたシートの識別番号を登録しておく。なお、このシート識別番号は、コントローラ装置内でユニークな番号である。
【0046】
次に、プログラミング装置内のデータ変数名一覧表示手段309の動作について説明する。
既に、図22に示すようなコントローラ間通信プログラムが記述されているものとし、図25のデータ変数名一覧表示処理フローを示すフローチャートをもとに説明する。
まず、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST50)、次に、POL種別=通信POLとなっているものについて、データ変数名、入出力種別、コントローラ装置の識別番号、シート識別番号を一覧にて表示する(ステップST51)。
【0047】
以上のように、この実施の形態によれば、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名の一覧を、入出力種別、コントローラ装置の識別番号及びそのデータ変数名が記述されたシートの識別番号と共に表示するようにしたので、どのデータ変数が、どのコントローラ装置の、どのシートで、入力または出力として使用されているかを容易に確認することができる効果がある。
【0048】
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を、図に基づいて説明する。
図26は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、309はデータ変数名一覧表示手段、310はシート選択・表示手段である。
シート選択・表示手段310は、上記実施の形態4で説明したデータ変数一覧表示手段309にて表示されたシートを選択し、その選択されたシートを表示する手段である。
【0049】
次に、プログラミング装置内の動作について説明する。
実施の形態4で説明したデータ変数一覧表示手段309にて表示されたシートを選択し、その選択されたシートを表示する
【0050】
以上のように、この実施の形態によれば、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名の一覧を、入出力種別、コントローラ装置の識別番号及びそのデータ変数名が記述されたシートの識別番号と共に表示するようにし、その中から表示したいシートを選択して、その選択されたシートを表示できるようにしたので、どのデータ変数が、どのコントローラ装置の、どのシートで、入力または出力として使用されているかを確認しながら、見たいシートを選択して表示することができる効果がある。
【0051】
実施の形態6.
以下、この発明の実施の形態6を、図に基づいて説明する。
図27は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、311はデータ変数名一括変換手段である。
図28は、ワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。ここで、図28(a)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M1用であり、図28(b)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M3用である。データ変数名、POL種別、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグから構成される。
【0052】
次に、プログラミング装置内のデータ変数名一括変換手段311の動作について説明する。
図29のデータ変数名一括変換処理フローを示すフローチャートをもとに説明する。
予め、指定された変更前データ変数名(XXXX)、変更後データ変数名(AAAA)に従い、まず、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST60)、次に、その中で、データ変数名=変更前データ変数名(XXXX)となっているものを検索し、そのデータ変数名を変更後データ変数名(AAAA)に変更する(ステップST61)。
【0053】
以上のように、この実施の形態によれば、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名を一括して変換するようにしたので、該当シートを1つずつ開いてデータ変数名を変更する必要がなく、変更作業を効率化できる効果がある。
【0054】
実施の形態7.
以下、この発明の実施の形態7を、図に基づいて説明する。
図30は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、312はデータ変数名二重定義チェック手段である。
【0055】
図31は、コントローラ間通信プログラムの例を示す図である。
図において、305i,305j,305kは記述されたプログラム、400i1,400jは通信用出力シンボル、400i2,400kは通信用入力シンボル、401i1,401i2,401j,401kは演算用シンボル、500i1,500i2,500j,500kはデータ変数名を示す。
図32は、図31に示したコントローラ間通信プログラムを例とした場合のワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。ここで、図32(a)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M1用であり、図32(b)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M2用であり、図32(c)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M3用である。データ変数名、POL種別、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグ、シート識別番号から構成される。
【0056】
次に、プログラミング装置内のデータ変数名二重定義チェック手段312の動作について説明する。
図33のデータ変数名二重定義チェック処理フローを示すフローチャートをもとに説明する。
まず、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST70)、次に、POL種別=通信POL、入出力種別=出力となっているもの全てについて、データ変数名が同じものがないかをチェックし(ステップST71)、次に、二重定義があったかどうかを判定し(ステップST72)、二重定義がなければ、「二重定義なし」と表示し(ステップST73)、二重定義があれば、二重定義されているデータ変数名、コントローラ識別番号、シート識別番号を表示する(ステップST74)。
【0057】
以上のように、この実施の形態によれば、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用出力シンボルの中に、同じデータ変数名を付けられたものが複数ないかどうかをチェックし、あればそのデータ変数名、コントローラ識別番号、シート識別番号を表示するようにしたので、間違って二重定義された通信用出力シンボルを簡単に検出でき、不正通信を未然に防ぐことができる効果がある。
【0058】
実施の形態8.
以下、この発明の実施の形態8を、図に基づいて説明する
図34は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段である。
【0059】
図35は、コントローラ間通信プログラムの例を示す図である。
図において、305iは記述されたプログラム、400i1は通信用出力シンボル、400i2は通信用入力シンボル、401i1,401i2は演算用シンボル、500i1,500i2はデータ変数名、600i1,600i2はコメントを示す。
図36は、図35に示したコントローラ間通信プログラムを例とした場合のワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。
データ変数名、コメント、POL種別、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグから構成される。
【0060】
次に、プログラミング装置内のプログラミング手段306におけるコメント表示の動作について説明する。
あるコントローラ装置に対して、各通信用入出力シンボルを記述し、データ変数名を付ける際、同時にコメントも定義できるようにする。上記実施の形態2の動作と同様にして、データ変数名をワークエリア管理テーブルに登録する際、内の使用フラグが0となっているものを順番に検索し、最初に0となっている個所に対して、そのデータ変数名、各通信用入出力シンボルの入出力種別(入力または出力)、POL種別に「通信POL」を示す値をセットすることに加え、入力されたコメントを設定する。
プログラミング手段306において、通信用入出力シンボルを表示する際、データ変数名を表示している個所の近傍に(例えば図35に示すように上部に)、コメントを表示する。
【0061】
以上のように、この実施の形態によれば、データ変数名に対して、コメントを定義し、定義されたコメントを、データ変数名と共に表示するようにしたので、どのような通信を行っているのかを分かり易くコメントとして記述でき、通信用プログラムの可能性を高める効果がある。
【0062】
実施の形態9.
以下、この発明の実施の形態9を、図に基づいて説明する。
図37は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、313はコメントー括変換手段である。
図38は、ワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。データ変数名、コメント、POL種別、入出力種別、ワ」クエリアアドレス、使用フラグから構成される。
【0063】
次に、プログラミング装置内のコメントー括変換手段313の動作について説明する。
図39のコメントー括変換処理フローを示すフローチャートをもとに説明する。
予め、指定されたデータ変数名(XXXX)、変更後のコメント(XXXXのコメント’)に従い、まず、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST75)、次に、その中で、データ変数名=指定されたデータ変数名となっているものを検索し、コメントを変更後のコメント(XXXXのコメント’)に変更する(ステップST76)。
【0064】
以上のように、この実施の形態によれば、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数に対するコメントを一括して変換するようにしたので、該当シートを1つずつ開いてコメントを変更する必要がなく、変更作業を効率化し、入力ミスを削減することができる効果がある。
【0065】
実施の形態10.
以下、この発明の実施の形態10を、図に基づいて説明する。
図40は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段である。
【0066】
図41は、コントローラ間通信プログラムの例を示す図である。
図において、305m,305nは記述されたプログラム、400mは通信用出力シンボル、400nは通信用入力シンボル、401m,401nは演算用シンボル、500m,500nはデータ変数名、700m,700nはコントローラ装置番号を示す。
図42は、ワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。ここで、図42(a)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M1用であり、図42(b)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M3用である。データ変数名、POL種別、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグ、シート識別番号から構成される。
【0067】
次に、プログラミング装置内のプログラミング手段306における装置識別番号表示の動作について説明する。
図43の装置識別番号表示処理フローを示すフローチャートをもとに説明する。
まず、通信用入出力シンボルが入力か出力かを識別する(ステップST80)。入力シンボルの場合、次に、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST81)、次に、POL種別=通信POL、入出力種別=出力のものについて、データ変数名が一致しているものを検索し、該当があれば、そのコントローラ装置の識別番号を、通信用入力シンボルの近傍または内部(図41の例では内部)に表示する(ステップST82)。
ステップST80にて、出力シンボルの場合、次に、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST83)、最後に、POL種別=通信POL、入出力種別=入力のものについて、データ変数名が一致しているものを検索し、該当があれば、そのコントローラ装置の識別番号を、通信用出力シンボルの近傍または内部(図41の例では内部)に表示する(ステップST84)。
【0068】
以上のように、この実施の形態によれば、プログラムの中で記述された通信用入出力シンボルの近傍または内部に、通信先のコントローラ装置識別番号を表示するようにしたので、通信先コントローラを間違って記述することを未然に防ぐことができ、また、コントローラ間通信を含むプログラムの処理フローを追っていく作業を効率化できる効果がある。
【0069】
実施の形態11.
以下、この発明の実施の形態11を、図に基づいて説明する。
図44は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段である。
図45は、コントローラ間通信プログラムの例を示す図である。
図において、305p,305qは記述されたプログラム、400pは通信用出力シンボル、400qは通信用入力シンボル、401p,401qは演算用シンボル、500p,500qはデータ変数名、700p,700qはコントローラ装置番号、800p,800qはシート識別番号を示す。
図46は、ワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。ここで、図46(a)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M1用であり、図46(b)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M3用である。データ変数名、POL種別、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグ、シート識別番号から構成される。
【0070】
次に、プログラミング装置内のプログラミング手段306における装置識別番号、シート識別番号表示の動作について説明する。
図47の装置識別番号、シート識別番号表示処理フローを示すフローチャートをもとに説明する。
まず、通信用入出力シンボルが入力か出力かを識別する(ステップST90)。入力シンボルの場合、次に、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST91)、次に、POL種別=通信POL、入出力種別=出力のものについて、データ変数名が一致しているものを検索し、該当があれば、そのコントローラ装置の識別番号及びシート識別番号を、通信用入力シンボルの近傍または内部(図45の例では内部)に表示する(ステップST92)。
ステップST90にて、出力シンボルの場合、次に、各コントローラのワークエリア管理テーブルを読み出し(ステップST93)、最後に、POL種別=通信POL、入出力種別=入力のものについて、データ変数名が一致しているものを検索し、該当があれば、そのコントローラ装置の識別番号及びシート識別番号を、通信用出力シンボルの近傍または内部(図45の例では内部)に表示する(ステップST94)。
【0071】
以上のように、この実施の形態によれば、プログラムの中で記述された通信用入出力シンボルの近傍または内部に、通信先のコントローラ装置識別番号及びシート識別番号を表示するようにしたので、通信先コントローラを間違って記述することを未然に防ぐことができ、また、コントローラ間通信を含むプログラムの処理フローを追ってプログラム内容を確認する作業を効率化できる効果がある。
【0072】
実施の形態12.
以下、この発明の実施の形態12を、図に基づいて説明する。
図48は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、314はシート表示切り替え手段である。
【0073】
次に、プログラミング装置内の動作について説明する。
操作者がマウス等で通信用入出力シンボルを指定して、シート切り替え指示を行うことにより、シート表示切り替え手段314が、上記実施の形態11で説明したコントローラ装置識別番号、シート識別番号にて表示されたシートヘ表示を切り替える。
【0074】
以上のように、この実施の形態によれば、プログラムの中で記述された通信用入出力シンボルの近傍または内部に、通信先のコントローラ装置識別番号及びシート識別番号を表示するようにし、操作者がマウス等で通信用入出力シンボルを指定して、その表示されたシートヘ切り替えできるようにしたので、コントローラ間通信を含むプログラムの処理フローを追ってプログラム内容を確認する作業を効率化できる効果がある。
【0075】
実施の形態13.
以下、この発明の実施の形態13を、図に基づいて説明する。
図49は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、315は同値化設定管理テーブル比較手段である。
図50は、コントローラ間通信プログラムの例を示すずである。
図において、305r,305s,305tは記述されたプログラム、400r,400sは通信用出力シンボル、400tは通信用入力シンボル、401r,401s,401tは演算用シンボル、500r,500s,500t1,500t2はデータ変数名を示す。
【0076】
図51は、図50のコントローラ間通信プログラムを例とした場合のワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。 図23は、ワークエリア管理テーブルの構成を示す図である。ここで、図51(a)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M1用であり、図51(b)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M2用であり、図51(c)に示すワークエリア管理テーブルはコントローラ装置M3用である。データ変数名、POL種別、入出力種別、ワークエリアアドレス、使用フラグ、シート識別番号から構成される。
図52は、図50のコントローラ間通信プログラムを例とした場合の、コントローラ装置M3用の同値化設定管理テーブルを示す図である。
【0077】
次に、プログラミング装置内の動作について説明する。
図50のコントローラ装置M3のプログラム(305t)において、通信用入力シンボルのデータ変数名を「XXXX」(変更前)とし、コントローラ装置M1、M2の各プログラム(305r、305s)が図50のように記述されているものとする。
この状態で、上記実施の形態1の図9で説明した処理フローに従い、同値化設定管理テーブルを生成する。
【0078】
次に、図50のコントローラ装置M3のプログラム(305t)において、通信用入力シンボルのデータ変数名を「XXXX」(変更前)から「YYYY」(変更後)に変更した場合を例に説明する。
この状態で、上記実施の形態1の図9で説明した処理フローに従い、同値化設定管理テーブルを生成すると、図52に示すように、変更する前に生成した同値化設定管理テーブルと異なる内容のテーブルが生成される。
同値化設定管理テーブル比較手段315は、最後に生成された同値化設定管理テーブルと、最新のワークエリア管理テーブルより生成した同値化設定管理テーブルとを比較し、両者で、同値化元装置番号、同値化元ワークエリアアドレス、同値化先ワークエリアアドレスのいずれかが異なっていれば、その相違点を表示する。
【0079】
以上のように、この実施の形態によれば、前回生成した同値化設定管理テーブルと最新のワークエリア管理テーブルより生成した同値化設定管理テーブルを比較できるようにしたので、通信用入出力シンボルやデータ変数名の変更に伴って同値化設定管理テーブルが変更されたことを容易に検出することができる効果がある。
【0080】
実施の形態14.
以下、この発明の実施の形態14を、図に基づいて説明する。
図53は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、316は同値化設定管理テーブル比較手段である。
【0081】
次に、プログラミング装置内の動作について説明する。
上記実施の形態1の図9で説明した処理フローに従い、同値化設定管理テーブルを生成した後、各コントローラ装置へ同値化設定管理テーブルを送信しておく。
同値化設定管理テーブル比較手段316は、各コントローラ装置内の同値化設定テーブルを読み出し、プログラミング装置内の同値化設定管理テーブルと比較し、両者の間で、同値化元装置番号、同値化元ワークエリアアドレス、同値化先ワークエリアアドレスのいずれかが異なっていれば、その相違点を表示する。
【0082】
以上のように、この実施の形態によれば、各コントローラ装置内の同値化設定管理テーブルと、プログラミング装置内の同値化設定管理テーブルとを比較できるようにしたので、同値化設定管理テーブルを生成した後、各コントローラ装置へ送信した後、通信用入出力シンボルやデータ変数名の変更に伴って同値化設定管理テーブルが変更され、各コントローラ装置内の同値化設定管理テーブルと、プログラミング装置内の最新の同値化設定管理テーブルとが不一致となったことを容易に検出することができる効果がある。
【0083】
実施の形態15.
以下、この発明の実施の形態15を、図に基づいて説明する。
図54は、コントローラ装置の構成を示すブロック図である。
図において、207は同値化及び通信エラー検出手段、202はローカルメモリ、203はローカルメモリ内のワークエリア、204はローカルメモリ内の同値化設定管理テーブル、205はローカルメモリ内のプログラム、206はプログラム実行手段である。
図55は、ワークエリア内の構成を示す図である。データと通信ステータスからなり、各データに対し、アドレスが割り付けられる。
図56は、同値化設定管理テーブルの構成を示す図である。同値化元装置番号、同値化元ワークアドレス、同値化先ワークアドレスから構成される。
【0084】
次に、コントローラ装置内の動作について説明する。
図57は、同値化設定手段(要求側)の処理フローを示すフローチャートである。
まず、一定周期で以下のステップを実行する(ステップSTl00)。同値化設定管理テーブルの同値化元装置番号に示された装置に対して、同値化元ワークエリアアドレスに示されたアドレスの値を読み出す為に、ローカルメモリ読み出し要求を送信する(ステップST101)。
【0085】
次に、通信エラーが発生したかどうかを判定する(ステップST102)。ステップST102において、通信エラーが無く、正常に応答を受信した場合、次に、同値化設定管理テーブルの同値化先にワークアドレスに示された自装置内のアドレスに、同値化元装置からの応答データを書き込む。同時に通信ステータスに0(正常)を書き込む(ステップSTl03)。
ステップST102において、通信エラーが発生した場合、同値化設定管理テーブルの同値化先にワークアドレスに示された自装置内のアドレスの通信ステータスに1(異常)を書き込む(ステップST104)。
なお、同値化設定手段(応答側)の処理フローは、上記実施の形態1の図11に示したフローチャートと同様である
【0086】
以上のように、この実施の形態によれば、コントローラ装置内のワークエリアに、各データ毎に通信ステータスを備え、同値化及び通信エラー検出手段にて通信エラーを検出するようにし、通信エラーが発生した場合は、該当するデータの通信ステータスに異常を示す値を書き込み、通信が正常に行われた場合は、該当するデータの通信ステータスに正常を示す値を書き込むようにしたので、例えば、プログラミング装置にてデータと併せて、通信ステータスも読み出すことにより、通信が正常に行えているかどうかを容易に確認することができる等の効果がある。
【0087】
実施の形態16.
以下、この発明の実施の形態16を、図に基づいて説明する。
図58は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、317はモニタ手段である。
図59は、コントローラ間通信プログラムのモニタ表示例を示す図である。
図において、305u,305vは記述されたプログラム、400uは通信用出力シンボル、400vは通信用入力シンボル、401u,401vは演算用シンボル、500u,501vはデータ変数名を示す。また、コントローラ装置は、上記実施の形態15に示した構成とする。
【0088】
次に、プログラミング装置内の動作について説明する。
モニタ手段317は、現在表示しているプログラム内の通信用入出力シンボルに割り付けられたデータ変数名に対して、ワークエリア管理テーブル内からワークエリアアドレスを入手し、コントローラ装置に対して、そのアドレスのデータと、その通信ステータスをデータ通信手段301を通して読み出す。
この時、読み出した通信ステータスが、正常値の場合と、異常値の場合とで、通信用入出力シンボルの色を変えて表示する。(例えば、正常値の場合は黒、異常値の場合は赤。)
【0089】
以上のように、この実施の形態によれば、プログラミング装置にて、あるプログラムをモニタして表示する際、モニタしているデータ変数名に対応する、コントローラ装置内のワークエリア内のデータと併せて、通信ステータスも同時に読み出し、通信ステータスの値によって、通信用入出力シンボルの色を変えて表示するようにしたので、通信が正常に行えているかどうかを容易に確認することができる効果がある。
【0090】
実施の形態17.
以下、この発明の実施の形態17を、図に基づいて説明する
図60は、コントローラ装置の構成を示すブロック図である。
図において、207は同値化及び通信エラー検出手段、202はローカルメモリ、203はローカルメモリ内のワークエリア、204はローカルメモリ内の同値化設定管理テーブル、205はローカルメモリ内のプログラム、206はプログラム実行手段である。
図61は、ワークエリア内の構成を示す図である。データと通信ステータスからなり、各データに対し、アドレスが割り付けられる。
図62は、同値化設定管理テーブルの構成を示す図である。同値化元装置番号、同値化元ワークアドレス、同値化先ワークアドレス、モード、固定値から構成される。
【0091】
図64は、プログラミング装置の構成を示すブロック図である。
図において、301はデータ通信手段、302はデータファイル、303はデータファイル内に格納されたワークエリア管理テーブル、304はデータファイル内に格納された同値化設定管理テーブル、305はデータファイル内に格納されたプログラム、306はプログラミング手段、318は通信異常時挙動設定手段である。
【0092】
まず、コントローラ装置内の動作について説明する。
図63は、同値化設定手段(要求側)の処理フローを示すフローチャートである。
まず、一定周期で以下のステップを実行する(ステップST110)。同値化設定管理テーブルの同値化元装置番号に示された装置に対して、同値化元ワークエリアアドレスに示されたアドレスの値を読み出す為に、ローカルメモリ読み出し要求を送信する(ステップST111)。
次に、通信エラーが発生したかどうかを判定する(ステップST112)。ステップST112において、通信エラーが無く、正常に応答を受信した場合、次に、同値化設定管理テーブルの同値化先にワークアドレスに示された自装置内のアドレスに、同値化元装置からの応答データを書き込む。同時に通信ステータスに0(正常)を書き込む(ステップST113)。
【0093】
ステップST112において、通信エラーが発生した場合、次に、モードが前回値保持(モード=0)かどうかを判定する(ステップST114)。ステップST114のおいて、前回値保持の場合、同値化設定管理テーブルの同値化先にワークアドレスに示された自装置内のアドレスの通信ステータスに1(異常)を書き込む(ステップST115)。
ステップST114において、前回値保持ではない場合(モード=1の場合)、同値化設定管理テーブルの同値化先にワークアドレスに示された自装置内のアドレスのデータエリアに固定値を書き込み、同時に通信ステータスに1(異常)を書き込む(ステップST116)。
なお、同値化設定手段(応答側)の処理フローは、上記実施の形態1の図11に示したフローチャートと同様である。
【0094】
次に、プログラミング装置内の動作について説明する。
通信異常時挙動設定手段318により、上記実施の形態1の図9で示したフローにより生成した同値化設定管理テーブルに、モード(0…前回値保持モード、1…固定値モード)と、固定値を設定する。また、ここで設定した同値化設定管理テーブルは、データ通信手段を通して、各コントローラ装置に送信しておく。
【0095】
以上のように、この実施の形態によれば、プログラミング装置内の通信異常時挙動設定手段により、通信異常時に通信エラーとなる前の値を保持するのか、ある固定値を設定するのかのモードと、固定値を設定し、設定した同値化設定管理テーブルをコントローラ装置に送信するようにし、コントローラ装置内では、このようにして設定され格納された同値化設定管理テーブル内のモードに従い、通信エラーが発生した場合に、通信エラーとなる前の値を保持するのか、固定値を書き込むのかを判断するようにしたので、通信異常が発生した場合にも柔軟に対応できる通信処理を実現することができる効果がある。
【0096】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、プログラミング装置にて記述された各コントローラ装置毎のプログラムにおいて、データ変数名を付けた通信用入出力シンボルに対してコントローラ装置内のワークメモリを自動でアサインし、同じデータ変数名を付けた通信用入出力シンボル同士を同値化する為の同値化設定管理テーブルを生成し、その同値化設定管理テーブルを各コントローラ装置に格納しておき、コントローラ装置間では、この同値化設定管理テーブルに基づいて、同値化処理を実行するようにしているので、通信ネットワークで結合した複数のコントローラ装置間の通信プログラミングにおいて、プログラマがアドレスを意識することなくプログラミングできる効果がある。
【0097】
また、通信用入出力シンボルのデータ変数名を新たに記述する際に、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名の一覧を、コントローラ装置の識別番号と共に参照して記述できるようにしたので、キーボード等から直接文字を入力する必要がなくなり、入力ミスをなくし、また入力作業を効率化する効果がある。
【0098】
また、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名の一覧を、入出力種別、コントローラ装置の識別番号と共に一覧で表示するようにしたので、どのデータ変数が、どのコントローラ装置で、入力または出力として使用されているかを容易に確認することができる効果がある。
【0099】
また、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名の一覧を、入出力種別、コントローラ装置の識別番号及びそのデータ変数名が記述されたシートの識別番号と共に表示するようにしたので、どのデータ変数が、どのコントローラ装置の、どのシートで、入力または出力として使用されているかを容易に確認することができる効果がある。
【0100】
また、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名の一覧を、入出力種別、コントローラ装置の識別番号及びそのデータ変数名が記述されたシートの識別番号と共に表示するようにし、その中から表示したいシートを選択して、その選択されたシートを表示できるようにしたので、どのデータ変数が、どのコントローラ装置の、どのシートで、入力または出力として使用されているかを確認しながら、見たいシートを選択して表示することができる効果がある
【0101】
また、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数名を一括して変換するようにしたので、該当シートを1つずつ開いてデータ変数名を変更する必要がなく、変更作業を効率化できる効果がある。
【0102】
また、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用出力シンボルの中に、同じデータ変数名を付けられたものが複数ないかどうかをチェックし、あればそのデータ変数名、コントローラ識別番号、シート識別番号を表示するようにしたので、間違って二重定義された通信用出力シンボルを簡単に検出でき、不正通信を未然に防ぐことができる効果がある。
【0103】
また、データ変数名に対して、コメントを定義し、定義されたコメントを、データ変数名と共に表示するようにしたので、どのような通信を行っているのかを分かり易くコメントとして記述でき、通信用プログラムの可読性を高める効果がある。
【0104】
また、各コントローラ装置毎のプログラムの中で既に記述された通信用入出力シンボルのデータ変数に対するコメントを一括して変換するようにしたので、該当シートを1つずつ開いてコメントを変更する必要がなく、変更作業を効率化し、入力ミスを削減することができる効果がある。
【0105】
また、プログラムの中で記述された通信用入出力シンボルの近傍または内部に、通信先のコントローラ装置の識別番号を表示するようにしたので、通信先コントローラを間違って記述することを未然に防ぐことができ、また、コントローラ間通信を含むプログラムの処理フローを追っていく作業を効率化できる効果がある。
【0106】
また、プログラムの中で記述された通信用入出力シンボルの近傍または内部に、通信先のコントローラ装置の識別番号及びシート識別番号を表示するようにしたので、通信先のコントローラ装置を間違って記述することを未然に防ぐことができ、また、コントローラ装置間通信を含むプログラムの処理フローを追ってプログラム内容を確認する作業を効率化できる効果がある。
【0107】
また、プログラムの中で記述された通信用入出力シンボルの近傍または内部に、通信先のコントローラ装置の識別番号及びシート識別番号を表示するようにし、操作者がマウス等で通信用入出力シンボルを指定して、その表示されたシートヘ切り替えできるようにしたので、コントローラ装置間通信を含むプログラムの処理フローを追ってプログラム内容を確認する作業を効率化できる効果がある。
【0108】
また、前回生成した同値化設定管理テーブルと最新のワークエリア管理テーブルより生成した同値化設定管理テーブルを比較できるようにしたので、通信用入出力シンボルやデータ変数名の変更に伴って同値化設定管理テーブルが変更されたことを容易に検出することができる効果がある。
【0109】
また、各コントローラ装置内の同値化設定管理テーブルと、プログラミング装置内の同値化設定管理テーブルとを比較できるようにしたので、同値化設定管理テーブルを生成した後、各コントローラ装置へ送信した後、通信用入出力シンボルやデータ変数名の変更に伴って同値化設定管理テーブルが変更され、各コントローラ装置内の同値化設定管理テーブルと、プログラミング装置内の最新の同値化設定管理テーブルとが不一致となったことを容易に検出することができる効果がある。
【0110】
また、コントローラ装置内のワークエリアに、各データ毎に通信ステータスを備え、同値化及び通信エラー検出手段にて通信エラーを検出するようにし、通信エラーが発生した場合は、該当するデータの通信ステータスに異常を示す値を書き込み、通信が正常に行われた場合は、該当するデータの通信ステータスに正常を示す値を書き込むようにしたので、例えば、プログラミング装置にてデータと併せて、通信ステータスも読み出すことにより、通信が正常に行えているかどうかを容易に確認することができる等の効果がある。
【0111】
また、プログラミング装置にて、あるプログラムをモニタして表示する際、モニタしているデータ変数名に対応する、コントローラ装置内のワークエリア内のデータと併せて、通信ステータスも同時に読み出し、通信ステータスの値によって、通信用入出力シンボルの色を変えて表示するようにしたので、通信が正常に行えているかどうかを容易に確認することができる効果がある。
【0112】
また、プログラミング装置内の通信異常時挙動設定手段により、通信異常時に通信エラーとなる前の値を保持するのか、ある固定値を設定するのかのモードと、固定値を設定し、設定した同値化設定管理テーブルをコントローラ装置に送信するようにしたので、通信異常が発生した場合にも柔軟に対応できる通信処理を実現することができる効果がある。
【0113】
また、コントローラ装置内では、プログラミング装置で設定され格納された同値化設定管理テーブル内のモードに従い、通信エラーが発生した場合に、通信エラーとなる前の値を保持するのか、固定値を書き込むのかを判断するようにしたので、通信異常が発生した場合にも柔軟に対応できる通信処理を実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるシステム全体の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるコントローラ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるコントローラ装置内におけるワークエリア内の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるコントローラ装置内における同値化設定管理テーブルの構成を示す図である
【図5】 この発明の実施の形態1によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるコントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
【図7】 図7(a)はこの発明の実施の形態1によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図、図7(b)はこの発明の実施の形態1によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M2用のワークエリア管理テーブルを示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M2用の同値化設定管理テーブルを示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1によるプログラミング装置内における同値化設定管理テーブルを生成する処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態1によるコントローラ装置内における同値化手段(要求側)の動作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態1によるコントローラ装置内における同値化手段(応答側)の動作を示すフローチャートである
【図12】 この発明の実施の形態2によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態2による既に記述されたコントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態2によるコントローラ間通信プログラムにおけるデータ変数名一覧画面からの入力画面例を示す図である。
【図15】 図15(a)はこの発明の実施の形態2によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図、図15(b)はこの発明の実施の形態2によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M2用のワークエリア管理テーブルを示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態2によるプログラミング装置内におけるデータ変数名一覧表示例を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態2によるプログラミング装置内におけるデータ変数名一覧表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図18】 この発明の実施の形態3によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図19】 この発明の実施の形態3によるプログラミング装置内におけるデータ変数名一覧表示例を示す図である。
【図20】 この発明の実施の形態3によるプログラミング装置内におけるデータ変数名一覧表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図21】 この発明の実施の形態4によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図22】 この発明の実施の形態4によるコントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
【図23】 図23(a)はこの発明の実施の形態4によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図、図23(b)はこの発明の実施の形態4によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M2用のワークエリア管理テーブルを示す図、図23(c)はこの発明の実施の形態4によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M3用のワークエリア管理テーブルを示す図である。
【図24】 この発明の実施の形態4によるプログラミング装置内におけるデータ変数名一覧表示例を示す図である。
【図25】 この発明の実施の形態4によるプログラミング装置内におけるデータ変数名一覧表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図26】 この発明の実施の形態5によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図27】 この発明の実施の形態6によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図28】 図28(a)はこの発明の実施の形態6によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図、図28(b)はこの発明の実施の形態6によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M3用のワークエリア管理テーブルを示す図である。
【図29】 この発明の実施の形態6によるプログラミング装置内におけるデータ変数名一括変換処理の動作を示すフローチャートである
【図30】 この発明の実施の形態7によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図31】 この発明の実施の形態7によるコントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
【図32】 図32aはこの発明の実施の形態7によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図、図32(b)はこの発明の実施の形態7によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M2用のワークエリア管理テーブルを示す図、図32(c)はこの発明の実施の形態7によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M3用のワークエリア管理テーブルを示す図である。
【図33】 この発明の実施の形態7によるプログラミング装置内におけるデータ変数名二重定義チェック処理の動作を示すフローチャートである。
【図34】 この発明の実施の形態8によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図35】 この発明の実施の形態8によるコントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
【図36】 この発明の実施の形態8によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図である
【図37】 この発明の実施の形態9によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図38】 この発明の実施の形態9によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図である。
【図39】 この発明の実施の形態9によるプログラミング装置内におけるコメントー括変換処理の動作を示すフローチャートである。
【図40】 この発明の実施の形態10によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図41】 この発明の実施の形態10によるコントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
【図42】 図42(a)はこの発明の実施の形態10によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図、図42(b)はこの発明の実施の形態10によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M3用のワークエリア管理テーブルを示す図である
【図43】 この発明の実施の形態10によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置識別番号表示処理の動作を示すフローチャートである
【図44】 この発明の実施の形態11によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図45】 この発明の実施の形態11によるコントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
【図46】 図46(a)はこの発明の実施の形態11によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図、図46(b)はこの発明の実施の形態11によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M3用のワークエリア管理テーブルを示す図である。
【図47】 この発明の実施の形態11によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置識別番号、シート識別番号表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図48】 この発明の実施の形態12によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図49】 この発明の実施の形態13によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図50】 この発明の実施の形態13によるコントローラ間通信プログラムの記述例を示す図である。
【図51】 図51(a)はこの発明の実施の形態13によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M1用のワークエリア管理テーブルを示す図、図51(b)はこの発明の実施の形態13によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M2用のワークエリア管理テーブルを示す図、図51(c)はこの発明の実施の形態13によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M3用のワークエリア管理テーブルを示す図である。
【図52】 この発明の実施の形態13によるプログラミング装置内におけるコントローラ装置M3用の同値化設定管理テーブルを示す図である。
【図53】 この発明の実施の形態14によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である
【図54】 この発明の実施の形態15によるコントローラ装置の構成を示すブロック図である。
【図55】 この発明の実施の形態15によるコントローラ装置内におけるワークエリア内の構成を示す図である。
【図56】 この発明の実施の形態15によるコントローラ装置内における同値化設定管理テーブルの構成を示す図である。’
【図57】 この発明の実施の形態15によるコントローラ装置内における同値化手段(要求側)の動作を示すフローチャートである。
【図58】 この発明の実施の形態16によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図59】 この発明の実施の形態16によるコントローラ間通信プログラムのモニタ表示例を示す図である
【図60】 この発明の実施の形態17によるコントローラ装置の構成を示すブロック図である。
【図61】 この発明の実施の形態17によるコントローラ装置内におけるワークエリア内の構成を示す図である。
【図62】 この発明の実施の形態17によるコントローラ装置内における同値化設定管理テーブルの構成を示す図である。
【図63】 この発明の実施の形態17によるコントローラ装置内における同値化手段(要求側)の動作を示すフローチャートである。
【図64】 この発明の実施の形態17によるプログラミング装置の構成を示すブロック図である。
【図65】 この発明の実施の形態17によるプログラミング装置内における同値化設定管理テーブルの構成を示す図である
【符号の説明】
100 通信ネットワーク、200、200a、200b コントローラ装置、201 同値化手段、202 ローカルメモリ、203 ワークエリア、204 同値化設定管理テーブル、205 プログラム、206 プログラム実行手段、207 同値化及び通信エラー検出手段、300 プログラミング装置、301 データ通信手段、302 データファイル、303 ワークエリア管理テーブル、304 同値化設定管理テーブル、305 プログラム、306 プログラミング手段、307 データ変数名一覧表示手段、308 データ変数名一覧画面、309 データ変数名一覧表示手段、310 シート選択・表示手段、311 データ変数名一括変換手段、312 データ変数名二重定義チェック手段、313 コメントー括変換手段、314 シート表示切り替え手段、315同値化設定管理テーブル比較手段、316 同値化設定管理テーブル比較手段、317 モニタ手段、318 通信異常時挙動設定手段、400a〜400v通信用入出力シンボル、401a〜401v 演算用シンボル、500a〜500v データ変数名、60011、60012、データ変数名のコメント、700m〜700q コントローラ装置識別番号、800p、800q シート識別番号。

Claims (18)

  1. 複数のコントローラ装置とプログラミング装置を通信ネットワークで結合したネットワークシステムであって、
    上記プログラミング装置は、
    上記コントローラ装置間通信がユーザによって記述されると、
    通信用入出力シンボルに対してユーザにより付されたデータ変数名を受け付けて、
    各コントローラ装置毎に、
    入力側コントローラ装置のデータ変数名を読み出し、
    読み出した上記データ変数名と一致する出力側コントローラ装置の装置番号を同値化設定管理テーブルの同値化元装置番号に書き込み、
    上記出力側コントローラ装置内の該当データ変数名のワークエリアアドレスを同値化設定管理テーブルの同値化元ワークエリアアドレスに書き込み、
    上記入力側コントローラ装置内の該当データ変数名のワークエリアアドレスを同値化設定管理テーブルの同値化先ワークエリアアドレスに書き込み、
    これにより、各上記コントローラ装置毎の同値化設定管理テーブルを生成し、
    各上記コントローラ装置のローカルメモリ内の同値化設定管理テーブルとして格納されるように、生成した上記同値化設定管理テーブルを各上記コントローラ装置に送信する
    手段を備え、
    上記コントローラ装置は、
    上記コントローラ装置の要求側では、
    上記同値化設定管理テーブルの同値化元装置番号に示された同値化元コントローラ装置に対して、同値化元ワークエリアアドレスに示されたワークエリアアドレスの値を読み出す為に、ローカルメモリ読み出し要求を送信し、次に、上記同値化元コントローラ装置より、ローカルメモリ読み出し応答を受信し、上記同値化設定管理テーブルの同値化先ワークエリアアドレスに示された自装置内のワークエリアアドレスに、上記同値化元コントローラ装置からの応答データを書き込み、
    上記コントローラ装置の応答側では、
    上記ローカルメモリ読み出し要求を受信し、次に、自装置内のローカルメモリより、指定されたワークエリアアドレスの値を読み出し、要求元のコントローラ装置に対して、ローカルメモリ読み出し応答を送信する
    手段を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 上記プログラミング装置は、通信用入出力シンボルのデータ変数名を入力する際、通信の入力側では、他のコントローラ装置で既に記述された通信出力のデータ変数名の一覧を表示し、また、通信の出力側では、他のコントローラ装置で既に記述された通信入力のデータ変数名の一覧を表示し、その一覧に示された中からデータ変数名を選択する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 上記プログラミング装置は、プログラムに既に入力された通信用入出力シンボルのデータ変数名一覧を、入出力種別、並びに、そのデータ変数名が付けられた通信用入出力シンボルが定義されている通信先のコントローラ装置の装置識別番号と共に、表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のネットワークシステム。
  4. 上記プログラミング装置は、上記プログラムに既に入力された通信用入出力シンボルのデータ変数名一覧、及びそのデータ変数名が付けられた通信用入出力シンボルが定義されている通信先のコントローラ装置の装置識別番号に加えて、そのデータ変数名が付けられた通信用入出力シンボルが定義されているシートの識別番号を表示する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。
  5. 上記プログラミング装置は、表示されたデータ変数名一覧の中から、上記通信用入出力シンボルが定義されたシートの識別番号を選択し、そのシートヘ表示を切り換える手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のネットワークシステム。
  6. 上記プログラミング装置は、プログラムに既に入力された通信用入出力シンボルのデータ変数名を一括して変換する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のネットワークシステム。
  7. 上記プログラミング装置は、プログラムに既に記述された通信用出力シンボルのデータ変数名のうち、同じデータ変数名が2つ以上定義されていないかどうかをチェックする手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のネットワークシステム。
  8. 上記プログラミング装置は、通信用入出力シンボルのデータ変数名にコメントを定義する手段と、通信用入出力シンボルに対し、そのコメントをデータ変数名と共に表示する手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のネットワークシステム。
  9. 上記プログラミング装置は、プログラムに既に記述された上記デ一タ変数名のコメントを一括して変換する手段を備えたことを特徴とする請求項8記載のネットワークシステム。
  10. 上記プログラミング装置は、通信用出力シンボルの近傍または内部に、同じ通信データ変数名を付けられた通信用入力シンボルが定義された通信先のコントローラ装置の装置識別番号を表示し、通信用入力シンボルの近傍または内部に、同じ通信データ変数名を付けられた通信用出力シンボルが定義された通信先のコントローラ装置の装置識別番号を表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のネットワークシステム。
  11. 上記プログラミング装置は、上記通信先のコントローラ装置の識別記号に加え、通信先のシンボルが記述されているシートの識別番号を表示する手段を備えたことを特徴とする請求項10記載のネットワークシステム。
  12. 上記プログラミング装置は、上記通信先のシンボルが記述されているシートヘ表示を切り換える手段を備えたことを特徴とする請求項11記載のネットワークシステム。
  13. 上記プログラミング装置は、通信用入出力シンボルやデータ変数名の変更に伴って、前回生成した同値化設定管理テーブルと相違があるかどうかを検出し、その結果を表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のネットワークシステム。
  14. 上記プログラミング装置は、該プログラミング装置内の同値化設定管理テーブルと、各コントローラ装置内の同値化設定管理テーブルとを比較して、相違があるかどうかを表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のネットワークシステム。
  15. 上記コントローラ装置の要求側は、上記同値化元コントローラ装置からローカルメモリ読み出し応答を正常に受信できなかったときに、通信エラーが発生したと判定して、上記同値化設定管理テーブルの同値化先ワークエリアアドレスに示された自装置のワークエリア内の通信ステータスを異常とする手段を備えたことを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のネットワークシステム。
  16. 上記プログラミング装置は、上記コントローラ装置の上記通信ステータスを読出し、その値が異常であれば該当する通信用入力シンボルを色替えして表示することを特徴とする請求項15記載のネットワークシステム。
  17. 上記コントローラ装置は、上記通信エラーが発生したと判定された場合に、予め設定されたモードに従い、通信異常になる前のワークエリアアドレス内のデータ値を保持するのか、それとも、予め設定された固定値に変更するのかを制御する手段を備えたことを特徴とする請求項15記載のネットワークシステム。
  18. 上記プログラミング装置は、上記モードと上記固定値とを予め設定する手段を備えたことを特徴とする請求項17記載のネットワークシステム。
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