JP3894240B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばモニタ装置等に備えられ、キー操作等に応じて表示制御を行うことのできる表示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、モニタ装置やテレビジョン受像機等の表示装置においては、多機能化が進められてきており、これに従って、ユーザが任意に設定変更可能な項目も増加してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のようにユーザが設定変更可能な項目が増加していくに従って、これらの設定操作は当然複雑化して面倒なものとなる。このため、できるだけユーザが分かり易い操作体系により、多数の設定項目を容易に変更したり調整できるようにすることが望まれている。
【0004】
そこで、例えばモニタ装置本体の操作部やリモートコントローラに対して、モニタ装置に付加された機能ごとに対応するキー等を設けることが考えられるが、この場合には設けるべきキー数が膨大なものとなり、かえってユーザにとっては扱いにくい操作体系となる。
【0005】
このため、できるだけ少ないキー数によってもユーザに分かり易い操作が実現されることが好ましい。そこで、従来においては、例えばモニタ装置本体やリモートコントローラに対して、比較的頻繁に使用するとされる、音量キーや、入力ソースの切換えのための入力切換えキーなどについては独立して設けた上で、画質や音質調整その他、それほど使用頻度の多くない調整項目についてはメニュー画面により選択して、調整を行うといったことが行われている。
【0006】
ただし、上記のような操作体系においても、頻繁に使用する機能のためのキーは独立して設けられる。また、音量等を初めとする何らかの調整値の変更やメニュー画面のカーソルの移動などは、通常、1対のアップキー及びダウンキー(又は右キー及び左キー)を使用して行われるように構成されおり、削減可能なキー数には限度がある。
また、上記のような調整値やカーソルの移動などの感覚的な操作について、アップキー及びダウンキー(又は右キー及び左キー)等を押圧操作することによって行うという方法は、必ずしもユーザの操作感覚に適うものではないという問題も有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は上記した課題を解決するために、供給された映像信号に基づく画像とともにモニタに表示されるメニュー画面表示について設定項目の値の調整及び設定項目の選択を制御する表示制御装置において、ユーザにより操作される被押圧領域を有し、上記被押圧領域の押圧された位置に応じた位置情報を出力する被押圧手段と、上記位置情報に基づいて、上記被押圧手段の押圧されている被押圧位置が、移動しているか否かを検出し、上記被押圧位置が移動していると検出した際には、上記位置情報の変化量を示す移動情報を生成する検出手段と、上記検出手段が上記被押圧位置が移動していると検出した際には、上記移動情報に基づいて、上記検出手段が上記被押圧位置が移動していると検出した際には、上記移動情報に基づいて、上記検出手段が上記被押圧位置が移動していないと検出した際は、上記位置情報に基づいて、上記各設定項目の値の調整及び上記設定項目の選択を制御する制御手段であって、上記映像信号に基づく画像が表示されているときに上記被押圧手段が操作されると該被押圧手段からの位置情報または上記移動情報に基づき音量の調整を行うとともに上記メニュー画面表示として音量表示を行うよう制御する制御手段とを備えて構成することとした。
【0008】
上記構成によれば、ユーザがタブレット(被押圧手段)上を押圧した位置情報や、タブレット上を押圧しながらスライド操作した移動情報などに応じて、例えば各種調整値の変更やカーソル位置等の変更のための操作を行うことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態としての表示制御装置はモニタ装置に備えられるものとする。
なお、以降の説明は次の順序で行うものとする
1.モニタ装置の外観
2.タブレットキー
3.モニタ装置の構成
4.リモートコントローラの構成
5.本実施の形態のモニタ装置における操作例
6.本実施の形態のキー操作に基づく処理動作
(6−a. リモートコントローラの送信処理動作)
(6−b.モニタ装置のシステムコントローラの表示制御処理動作)
【0010】
1.モニタ装置の外観
図1は、本発明の実施の形態としてのモニタ装置の外観の一例を示す斜視図である。この図に示すモニタ装置1においては、筐体1aの正面パネルに対して、表示画面となるCRT(Cathode Ray Tube)2が設けられている。また、この図において正面パネルの左縁側は操作パネルとされて、上から当該モニタ装置の電源のオン/オフを行うための電源キー3、後述するメニュー画面の表示/消去の切換を行うためのコントロールキー4、メニュー画面上のカーソル移動や調整値のアップ/ダウンを行うためのタブレットキー5、各種設定項目の確定操作を行うためのエンターキー6が設けられている。
【0011】
2.タブレットキー
次に、上記モニタ装置1のパネル面に設けられるタブレットキー5について説明する。
本実施の形態においては、タブレットキー5上を単に押圧操作する、あるいはタブレットキー5上を指で押圧した状態で、その指を上下方向にスライドさせるように操作する(以降、このような操作を「スライド操作」という)ことで、メニュー画面におけるカーソル移動や、現在選択されている項目の調整値の変更を行うことができるように構成されるものである。
【0012】
そこで先ず、タブレットキー5の構造について概略的に説明する。図2(a)は、タブレットキー5を形成するタブレットシート5A−1を示している。このタブレットシート5A−1はシート上で押圧操作された位置に対応して変化する電圧値Vが得られるようにされている。そして本実施の形態の場合には、実際の使用形態を考慮して、シート上の押圧位置に対応する電圧値は、図示する方向においてのみ1次元的に変化するように設定されている。
【0013】
本実施の形態のタブレットシート5A−1は、コンピュータ装置においてカーソルなどの移動のための操作子として設けられるいわゆるトラックパッド等に用いられるタブレットを利用することができるのであるが、図2(b)に本実施の形態のタブレットシート5A−1として利用することのできるタブレットの構造の一例を示す。
【0014】
図2(b)に示すタブレットシート5A−1は、例えばカーボンの抵抗体R1,R2が対向するようにして配置されている。これら抵抗体R1及びR2は、タブレットシート5A−1に対して行われる押圧操作によって、その被押圧位置Pにて接触するようになっている。
この場合、抵抗体R1の両端からは電極T1,T2がそれぞれ引き出されており、電極T1は所定レベルの直流電圧Vccのラインと接続され、電極T2はアースに接地されている。また、抵抗体R2の一端からは電極T3が引き出されると共にその他端はオープンとされている。電極T3は例えばA/Dコンバータ30に対して入力されている。
このような構造によるタブレットシート5A−1により、被押圧位置Pに応じた電圧値Vを検出するには、先ず、抵抗体R1の電極T1,T2に対してそれぞれ電圧Vcc(V)、0(V)の電圧を印加して、抵抗体R1において電圧Vcc(V)〜0(V)の電位勾配が発生するようにしておく。
この状態において、タブレットシート5A−1に対する押圧操作により任意の被押圧位置Pにて抵抗体R1とR2が接触すると、被押圧位置Pにおける抵抗体R1の電位は抵抗体R2を介して電極T3に伝えられることになる。そして、この電極T3に得られたアナログ値による電圧は、例えばA/Dコンバータ30に入力されることにより、デジタル値による電圧情報に変換されることになる。
【0015】
図2(b)には、上記タブレットシート5A−1を備えて形成されるタブレット5Aの構造を示す斜視図が示されている。この図に示すように、タブレットシート5A−1が基板5A−2上に配置され、シート上の操作位置に応じた電圧値を出力するための電極5A−3が引き出されている。また、グランド電位と接続されるグランド電極5A−4が設けられている。
【0016】
図3は、上記のような構造のタブレット5Aを備えて構成されるタブレットキー5として、図1に示したモニタ装置1に設けられた状態を抜き出して示したものとされる。このタブレットキー5は、図2(c)に示したタブレット5Aに対して図3のように「+」記号と「−]の記号が印刷されたパネルシートを表面に設けるようにすることで構成される。
【0017】
このタブレットキー5には、「+(プラス)」の記号が印刷された部分が対応するアップ領域5aと、「−(マイナス)」の記号が印刷された部分が対応するダウン領域5b、及びこれらアップ領域5aとダウン領域5bの間に設けられる不感帯領域5cが区分されて設定される。この設定はユーザがタブレットキー5上を押圧操作している位置に対応する電圧値の情報に基づいて、図4により後述するシステムコントローラ11により設定される。
なお、上記アップ領域5aとダウン領域5b、及び不感帯領域5cの区分設定は、タブレットキー5の操作形態として、ユーザがタブレットキー5上のある位置をスライドさせることなく押圧操作するような場合のみに有効とされるものであり、ユーザが図3の矢印に示す方向に指などを押圧しながらスライド操作を行っている場合(つまり、タブレットキー5上の押圧位置に応じた電圧値Vが連続的に変化する場合)には、無効となるように設定される。この不感帯領域5cの有効、無効の設定は、例えば、システムコントローラ11がタブレットキー5から出力される電圧値を認識することにより実現される。
【0018】
このような構造によるタブレットキー5では、上記2つの操作方法のいずれによっても、図5にて後述するように、カーソルの上下移動もしくは選択されたメニュー項目の調整値の調整を行うことができる。
つまり、上記図3に示したタブレットキー5のアップ領域5aとダウン領域5bを個々に押圧操作することによって、あたかもアップキーとダウンキーのように扱って、カーソル移動又は調整値のアップ/ダウンを行う第1の操作と、上記タブレットキー5上をスライド操作することによって、そのスライド操作した方向及び移動量に応じてカーソル又は調整値のアップ/ダウンを行う第2の操作の、何れの操作も行うことが可能とされている。この操作方法の何れを行うかはユーザがその都度好みに応じて任意に選択すればよく、モニタ装置1のシステムコントローラ11(図4により後述)側では、常に何れの操作方法にも対応した制御動作ができるように構成されている。
【0019】
3.モニタ装置の構成
図4は、本実施の形態のモニタ装置1の要部の構成を示すブロック図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
この図においては、映像信号切換部13に対して、例えば複数の外部映像ソースの映像信号が供給されている。映像信号切換部13では、システムコントローラ11から出力される制御信号に基づいて、入力された映像信号について択一的に選択して映像信号処理ブロック7に対して供給する。
映像信号処理ブロック7においては、入力された映像信号について所要の信号処理を施して映像スイッチ8に供給する。映像信号処理ブロック7における信号処理動作はシステムコントローラ11により制御される。
管面表示デバイス9は、キャラクタジェネレータ及びオンスクリーンディスプレイ等を備えて、後述する音量調整表示やメニュー画面の表示などの管面表示を行うために設けられる。この管面表示デバイス9では、システムコントローラ11の制御によって所要の管面表示用の映像信号を生成して映像スイッチ8に供給する。そして、表示画面上の所定位置に対して上記管面表示用の画像が表示されるための所定のタイミングにより、映像スイッチ8の信号切換を行う。
これにより、CRT2においては映像信号処理ブロック7から供給された映像ソースの映像に重なるようにして、管面表示用のキャラクタ等を表示させることができる。
【0020】
タブレットキー5から出力される押圧位置に応じた電圧値は、タブレットキー検出部10に入力される。タブレットキー検出部10は、例えばマイクロコンピュータ及び各種所要の演算情報等を格納するRAM等を備えて構成され、例えば所定時間ごとにタブレットキー5から取り込んだ電圧値情報に基づいて、少なくとも現在のタブレットキー5上の被押圧操作位置Pに対応する絶対位置情報を生成する。この場合、例えばタブレットキー検出部10において、図2(b)に示したA/Dコンバータが備えられて、デジタル値としての電圧値が入力されるように構成されても構わない。
ここで、図6に本実施の形態のタブレットキー検出部10における絶対位置情報の検出のための処理動作を示す。タブレットキー検出部10は、先ずステップF101において、あらかじめ設定された所定時間が経過したか否かについて判別を行い、所定時間が経過したことが判別されるとステップF102に進み、現在タブレットキー5から出力される電圧値を読み込む処理を実行する。ここで、タブレットキー5より出力される電圧値としては、例えば、押圧操作が行われていないときには0(V)に対応する最小値あるいはVcc(v)に対応する最大値を取り、押圧操作が行われているときには0(V)より大きくVcc(v)より小さい範囲内で被押圧操作位置Pに応じた電圧値をとるものとされる。
上記ステップF102において電圧値の読み込みが完了すると、ステップF103において読みとった電圧値に基づいて絶対位置情報を生成してRAMに保持してステップF101に戻る。ここでいう絶対位置情報とは、タブレットキー5上における絶対的な操作位置を示す情報である。
このように、タブレットキー検出部10は、タブレットキー5の操作情報として、所定時間ごと、例えば8垂直走査周期、即ち16msec×8=128msecごとに現在のタブレットキー5の電圧値を読み込んで、これを絶対位置情報として保持する処理を継続する。
なお、本実施の形態のタブレットキー検出部10は、例えば前回取り込んだ電圧値と今回取り込んだ電圧値とに基づいて、前回時に対する今回時の電圧値の相対変化量の情報(相対移動量情報)を算出して保持するように構成し、システムコントローラ11においてはこの相対移動量情報に基づいて所要の演算処理や制御処理を実行するように構成することもできる。
【0021】
タブレットキー検出部10で生成された操作情報のデータは、所定時間(例えば128msec)ごとにシステムコントローラ11に取り込まれる。
この場合、コントロールキー4及びエンターキー6及び電源キー3の操作信号はシステムコントローラ11に直接入力されている。
【0022】
スピーカSPは、エンターキー6の操作により何らかの設定項目について確定が行われた場合に、これをユーザが確認できるようにするためのビープ音などの指示音声を出力するために設けられている。この場合には、ビープ音の音声信号はシステムコントローラ11より供給される。
【0023】
受信部12は、リモートコントローラRCの操作に基づいて送信される操作情報信号を受信して、システムコントローラ11に供給する。リモートコントローラRCにおいては、例えば、図1に示したモニタ装置1の本体に操作パネルとして設けられたキー群が設けられて、同様の操作が可能なように構成されているものとされる。なお、リモートコントローラRCの構成については後述する。
【0024】
なお、図4においては入力ソースの音声信号を処理して音声として出力する音声信号系の回路構成は図示を省略しているが、例えば実際には映像ソースに対応する音声信号の入力端子を備えて、選択された映像ソースに応じた音声信号が選択される。そして選択された音声信号は図示しない音声信号処理ブロックにより所要の信号処理が施された後に、増幅回路を介して増幅された音声信号として出力されるように構成されている。
【0025】
4.リモートコントローラの構成
図5のブロック図は、本実施の形態のリモートントローラRCの内部構成例を示している。このリモートコントローラRCにおいては、モニタ装置1本体に操作パネルとして設けられていたタブレットキー5、コントロールキー4、エンターキー6、電源キー3と同様の機能を有するタブレットキー50、コントロールキー40、エンターキー60、電源キー30が備えられているものとされる。
この場合、タブレットキー50には、先に図2及び図3に示した構造及び外観構造と同様のものが用いられるものとされる。このタブレットキー50の操作情報としての電圧値はタブレットキー検出部25に取り込まれる。このタブレットキー検出部25は、モニタ装置1に備えられるタブレットキー検出部10と同様の構成を採るものとされる。そして、たとえば図6により説明したのと同様の処理動作によって、所定時間ごとに現在タブレットキー50から出力されている電圧値を読み込んで、これに基づいて生成した絶対位置情報を保持する処理を継続する。タブレットキー検出部25にて得られた絶対位置情報は、後述するようにして所定時間ごとにシステムコントローラ26によって取り込まれる。
【0026】
この場合、コントロールキー40、エンターキー60、電源キー30の操作情報は直接システムコントローラ26に対して入力されている。
システムコントローラ26は、後述するような処理動作によって、タブレットキー検出部25から取り込んだタブレットキー50の操作情報(絶対位置情報)、及び、コントロールキー40、エンターキー60、電源キー30の操作情報信号を取り込んで、キー操作信号として送信出力するための処理を実行する。
送信部27では、システムコントローラ26の制御によって、送信出力すべきキー操作信号について所定の送信フォーマットに従った変調を施して、例えば無線により送信出力する。この場合の送信形態としては赤外線や電波等によるものが考えられるが、ここでは特に限定されるものではない。
【0027】
5.本実施の形態のモニタ装置における操作例
次に、本実施の形態のモニタ装置1に設けられるコントロールキー4、タブレットキー5、エンターキー6の操作方法と、これらのキーの操作に応じたモニタ装置の動作について、図7を参照して説明する。
なお、リモートコントローラRCに設けられたコントロールキー40、タブレットキー50、エンターキー60の操作方法、及びこれらのキー操作によるモニタ装置1側の動作も、モニタ装置1のコントロールキー4、タブレットキー5、エンターキー6を操作した場合と同様となる。
【0028】
図7(a)〜(f)には、モニタ装置1のCRT2に表示される表示画面が示されている。図7(a)の表示画面においては、図示しないが実際には映像信号処理ブロック7から供給された映像信号に基づいて、現在選択された映像ソースの画像が表示されている。
このような状態において、例えば、ユーザがタブレットキー5を操作した場合には、音量の調整が行われるようになっている。なお、以降単に「タブレットキー5を操作する」と表現した場合には、図3にて説明した第1と第2の2つの操作方法の何れが行われても構わないものとされる。
具体的には、第1の操作方法としてタブレットキー5のアップ領域5aを単に押圧操作している場合には音量がアップし、ダウン領域5bを押圧操作している場合には、音量のダウンが行われる。また、第2の操作方法としてタブレットキー5上を下から上方向にスライド操作を行った場合にはその移動量に応じて音量がアップし、逆に上から下方向にスライド操作した場合には、その移動量に応じて音量がダウンする。
そして、この音量調整の操作が行われている間には、この図7(a)のように、現在の音量を示す音量表示20が表示画面内に表示され、ユーザはこの音量表示20を見ながら音量調節のための操作を行うことができる。
【0029】
次に、上記図7(a)に示す状態において、ユーザがコントロールキー4を操作したとする。すると、図7(b)に示すように映像ソースの画像に重なるようにして入力切換表示21が表示される。なお、この入力切換表示21及び以降説明するメインメニュー22及びサブメニュー(音質サブメニュー23)を一括して「メニュー画面」ということにする。
この場合の入力切換表示21においては、「ビデオ1」〜「ビデオ4」の4つの映像ソースの項目と、「メニュー」と表示されたメインメニュー22の表示に移行するための項目の計5つの項目が表示されている。この図では、ビデオ3の項目に対して□のマークが付されて、現在ビデオ3に接続された映像ソースを選択していることが示されている。また、この入力切換表示21内には、「ビデオ1」の項目の欄に対してカーソルCが配置されるようにして表示されているが、タブレットキー5の操作によって、このカーソルCを上記5つの項目間において自在に上下移動させることができる。
【0030】
そして、上記図7(b)の状態から、ユーザがタブレットキー5を操作してカーソルCを「ビデオ4」の項目まで移動して配置させ、この状態でエンターキー6を操作したとする。すると入力切換表示21は図7(c)に示すように「ビデオ4」の項目にカーソルが配置されると共に□のマークが付されて、「ビデオ4」に接続された映像ソースが選択されたことを示す。これに応じて実際の表示画面もビデオ3の映像ソースから、新たに選択された「ビデオ4」の映像ソースの表示に切り換わる。
【0031】
なお、本実施の形態においては、エンターキー6が操作されて何らかの操作の確定が行われた場合には、このことをユーザに知らせるためのビープ音をスピーカSPより出力可能に構成されている。このため、上記のようにしてエンターキーが操作されて映像ソースが切り換わったような場合にも、ビープ音が出力されることになる。また、以降の説明においてもエンターキー6の操作が適正に行われた場合には、その記述は省略するがその都度ビープ音が出力されるものである。
【0032】
また、図7(a)又は図7(b)に示す入力切換表示21の状態から、「メニュー」の項目にカーソルCを移動して配置させ、エンターキー6を操作した場合には、図7(d)のメインメニュー22の表示に切り換わる。このメインメニュー22では、図のように「画質」、「音質」をはじめとして、その他の各種機能に関連して設けられた各種調整項目が上下方向に並んで表示されている。これら複数の調整項目に対しては、入力切換表示21の場合と同様に、タブレットキー5の操作によりカーソルCを移動して配置させることができる。
【0033】
そして、図7(d)の状態からカーソルCを「音質」の項目に移動して配置してエンターキー6を操作すると、図7(e)に示すようなメインメニューの下の階層のサブメニューとして、音質サブメニュー23が表示出力される。サブメニューは、メインメニュー22において候補として挙げられた調整項目に応じて複数設けられる。
図7(e)の音質サブメニュー23では、音質に関する調整項目として、「高音」、「低音」、ステレオ音声の左右の音量バランスを調整する「バランス」、サラウンド効果のオン/オフを設定する「サラウンド」の項目などが表示されている。
【0034】
そして、上記図7(e)の表示状態からユーザが「低音」を調節しようとする場合には、タブレットキー5を操作して「低音」の項目にカーソルCを配置させてエンターキー6を操作する。これにより、「低音」の項目を調整することが確定され、音質サブメニュー23は例えば図7(f)に示すように表示が切り換わる。
図7(f)の音質サブメニュー23においては、カーソルCは「低音」の項目の調整値の部分のみに配置されるようにして表示されると共に、この位置で固定されて、タブレットキー5の操作によっても移動しない。そして、この場合にはタブレットキー5を操作することによって、「低音」の調整値が増減するように変化する。
そして、上記タブレットキー5の操作により、ユーザが適当と思う調整値が設定されると、ユーザはエンターキー6を操作して、この調整値の決定を行う。これにより以降はユーザが設定した調整値に基づいた低音が出力されるようにシステムコントローラ11が図示しない音声信号処理ブロックを制御することになる。
【0035】
そして、これまで説明してキーたメニュー画面(入力切換表示21、メインメニュー22、各種サブメニュー)の表示を消去するには、再度、コントロールキー4を操作すればよい。
また、図7(a)〜(e)に示すような音量表示20及びメニュー画面の表示は、システムコントローラ11がキー操作に基づいて、管面表示デバイス9の動作を制御して、適宜、音量表示20や各種メニュー画面表示のための映像信号を生成し、映像スイッチ8を介してCRT2に供給することにより実現されるものである。
【0036】
例えば、従来の操作体系によって図7に示したような操作を行おうとした場合には、音量アップキー、音量ダウンキー、少なくとも1つの入力ソース切り換えキー、メニュー画面における設定項目の選択や調整値の変更を行うメニュー用アップキー、ダウンキーの計5つ程度のキーが少なくとも必要とされていた。
これに対して、本実施の形態のモニタ装置において、少なくとも音量や各種調整値のアップダウン操作、及びカーソル移動による項目の選択操作を行おうとした場合には、タブレットキー5のみによって同等の操作を行うことが可能となる。
また、カーソルのアップ/ダウン又は調整値の変更に際して、タブレットキー5を通常のアップ/ダウンキーのようにして扱う操作に加え、タブレット上に対する上下方向におけるスライド操作により行うことができるようにしているが、これによってカーソルを上下移動させたり、数値を上下させたりするという操作が、タブレット上の指の上下運動に対応するために、それだけユーザの操作性が向上されることになる。
【0037】
ところで、本実施の形態のタブレットキー5(50)によりスライド操作を行う場合には、そのときの操作対象によってスライド操作によって変化すべきステップ数が異なる。
具体的に、図7(b)に示すような入力表示切換21であれば、タブレットキー5のスライド操作に応じて5つの項目間をカーソルCが移動するために、このときのステップ数としては「5」となる。また、タブレットキー5のスライド操作により、図7(a)や図7(f)などのように音量や低音などのなんらかの調整値を変更する場合、例えば調整値が「0」〜「99」の範囲で調整値が1づつ可変であるとすれば、ステップ数は「100」となる。
そこで本実施の形態においては、タブレットキー5の操作対象が変更するごとに、タブレットキー5に設定されたスライド可能領域の全ステップ数(可変範囲)をM、操作対象の調整値の全ステップ数(可変範囲)をSとして、
M/S=T・・・(式1)
により、調整値1ステップが対応するタブレットキー5上のスライドステップ量Tを算出する。そして、このスライドステップ量Tに基づいてカーソル移動や調整値の変更を行うことにより、スライド操作によるタブレットキー5上の単位移動量に対応するカーソル移動量又は調整値の変化量を適宜変更するようにしている。
これにより、例えば、図7(b)に示す入力表示切換21の場合であれば、タブレットキー5上の全スライド可能範囲をスライド操作すると、ちょうど表示された5項目間をカーソルCが移動するようになり、図7(a)や図7(f)に示すような調整値の変更であれば、例えばタブレットキー5上の全スライド可能範囲をスライド操作すると、ちょうど「0〜最大値」に調整値が変化するようになる。なお、場合によっては全スライド可能範囲をスライド操作しても「0〜途中の値」で調整が変化するようにしても良い。
このように、本実施の形態では、タブレットキー5の操作対象に応じてステップ数が変更しても、常にタブレットキー5の全てのスライド操作領域を有効に利用することができる。
【0038】
6.本実施の形態のキー操作に基づく処理動作
(6−a. リモートコントローラの送信処理動作)
図8は、リモートコントローラRCにおけるシステムコントローラ26の送信処理動作を示すフローチャートである。
このルーチンでは先ず、ステップF201において、予め設定された所定時間が経過するのを待機しており、ここで所定時間が経過したことが判別されると、ステップF202に進んでタブレットキー検出部25にて検出されて保持されている、タブレットキー50の電圧値の絶対位置情報を取り込む処理を実行する。続いて、ステップF203において、タブレットキー50以外のキー操作(コントロールキー40及びエンターキー60を含む)の状態について検出を行っている。
そして、次のステップF204においては、上記ステップF202及びF203で得られた検出結果に基づいて、タブレットキー50又は他の何らかのキーについて操作が行われたか否かについて判別する。ここで、特にタブレットキーに対する操作の有無については、例えば前述したように操作が行われていない状態であれば、タブレットキー検出部25より取り込んだ絶対位置情報は、0(V)に対応する最小値あるいはVcc(v)に対応する最大値を取っていることから、これらの値のうち何れか一方が得られていれば、タブレットキー50に対する操作は行われていないこと判別することができる。
これに対して、上記ステップF204において何のキー操作もないと判別された場合にはステップF201の処理に戻って、再び所定時間が経過するのを待機することになる。
【0039】
そして、ステップF204において何らかのキー操作が行われたと判別された場合には、ステップF205に進み、ステップF204で判別されたキー操作はコントロールキー40の操作であったかどうかが判別される。そして、コントロールキー40の操作が行われたと判別された場合にはステップF206に進んで、コントロールキー40の操作信号を送信する制御処理を実行してステップS201に戻る。
これに対して、ステップF205においてコントロールキー40の操作ではないと判別されたのであれば、ステップF207においてタブレットキー50の操作であったかどうかが判別され、タブレットキー50の操作であったと判別された場合には、ステップF208のタブレットキー50の操作信号を送信する制御処理を実行してステップF201に戻る。なお、本実施の形態においてステップF206にて送信されるタブレットキー50の操作信号としては、少なくともタブレットキー検出部25から取り込んだ絶対位置情報を送信するようにされればよい。
【0040】
ステップF209においては、エンターキー60の操作であったか否かが判別され、ここで、エンターキー60の操作であったと判別されたのであれば、ステップF210のエンターキー60の操作信号を送信する処理を実行してステップS201に戻る。
これに対して、エンターキー60の操作ではなかったと判別された場合には、ステップF211に進んで、上記コントロールキー40、タブレットキー50、及びエンターキー60以外で操作が行われたキーについての操作信号を送信する処理を実行する。電源キー30が操作されたのであれば、電源をオフ(又はオン)とするための処理を行うことになる。
【0041】
(6−b.モニタ装置のシステムコントローラの表示制御処理動作)
次に、図7に示したキー操作に対応してモニタ装置1としての表示制御動作及び各種調整値の変更処理を実現するための、システムコントローラ11の処理動作について、図9〜図13のフローチャートを参照して説明する。
図9は、モニタ装置1に設けられたキー群(タブレットキー5、コントロールキー4、エンターキー6を含む)、あるいはリモートコントローラRCに設けられたキー群(タブレットキー50、コントロールキー40、エンターキー60を含む)に対して行われた操作に対応する判別処理を示している。
【0042】
このルーチンにおいては、先ずステップS300において予め設定された所定時間が経過するのを待機しており、このステップで所定時間が経過したことが判別されるとステップF301に進み、タブレットキー5(50)の操作状態を入力して現在の操作状態を把握するための処理が行われる。このステップF301では、モニタ装置1のタブレットキー5が操作された場合には、タブレットキー検出部10に保持されている絶対位置情報を取り込むことになる。また、リモートコントローラRCのタブレットキー50が操作された場合には、リモートコントローラRCから送信されたタブレットキー50の操作信号が受信部12にて受信されるので、システムコントローラ11は、受信部12から伝送されるタブレットキー50の操作信号としての絶対位置情報を取り込むことになる。
【0043】
続いて、ステップF302においては、タブレットキー5(50)以外のキー操作(コントロールキー4(40)及びエンターキー6(60)を含む)の状態について検出を行っている。ステップF302においても、モニタ装置1のキーが操作された場合には、これらのキーから出力される操作情報信号を取り込むことになり、リモートコントローラRCのキーが操作された場合には受信部12にて受信した各キーごとの操作信号を取り込むことになる。
そして、ステップF303においては、上記ステップF301及びF302で得られた検出結果に基づいて、タブレットキー5又は他の何らかのキー操作が行われたか否かについて判別し、ここで何のキー操作もないと判別された場合には、ステップF304に進んでタブレットキーの操作が行われたことを示すタブレットキー検知フラグFについてF=0とする、つまりタブレットキー検知フラグFをクリアして、ステップF300の処理に戻り、再び所定時間が経過するのを待機することになる。
なお、上記タブレットキー検知フラグFは、F=0或いはF=1の何れかの値をとるものとされるが、ブレットキー検知フラグについてF=0とされている場合には、タブレットキー5(50)は押圧操作されていないことを示し、F=1とされている場合には、タブレットキー5(50)が押圧操作されている状態にあることを示す。
【0044】
そして、ステップF303において何らかのキー操作が行われたと判別された場合には、ステップF305に進み、ステップF303で判別されたキー操作はコントロールキー4(40)の操作であったかどうかが判別され、コントロールキー4(40)の操作が行われたと判別された場合にはステップF306のコントロールキー4(40)の操作に対応する処理動作のルーチンに移行する。
これに対して、ステップF305においてコントロールキー4(40)の操作ではないと判別されたのであれば、ステップF307においてタブレットキー5(50)の操作であったかどうかが判別され、タブレットキー5(50)の操作であったと判別された場合には、ステップF308のタブレットキー5(50)の操作に対応する処理動作のルーチンに移行し、タブレットキー5(50)の操作ではないと判別されたのであれば、ステップF309に進んで、タブレットキー検知フラグFについてF=0としてから、ステップF310に進む。
【0045】
ステップF310においては、エンターキー6(60)の操作であったか否かが判別され、ここで、エンターキー6(60)の操作であったと判別されたのであれば、ステップF311のエンターキー6(60)の操作に対応する処理のためのルーチンに移行する。これに対して、エンターキー6(60)の操作ではなかったと判別された場合には、ステップF312に進んで、上記コントロールキー4(40)、タブレットキー5(50)、及びエンターキー6(60)以外の他の何らかのキーが操作されたとして、操作されたキーに対応する処理を実行する。例えば電源キー3(30)が操作されたのであれば、電源をオフ(又はオン)とするための処理を行うことになる。なお、ステップF304、F306、F308、F311、及びF312の処理が終了した後は、ステップF300に戻る。
【0046】
図10には、上記図9におけるステップF306の処理ルーチンとしての、コントロールキー4(40)の操作に対応する処理が示されている。
ここでは、ステップF401において、現在の表示状態として何らかのメニュー画面(図7参照)が表示出力中であるかについて判別を行っており、表示出力中ではないと判別された場合には、ステップF402においてメニュー画面として入力切換表示21を表示するための処理が実行される。一方、ステップF401において、何らかのメニュー画面が表示出力中であると判別された場合には、ステップF403の処理によって、現在表示出力中のメニュー画面を消去する。
【0047】
図11には、図9のステップF308の処理ルーチンとしての、タブレットキー5(50)の操作に対応する処理が示されている。
このルーチンでは、ステップF501において、現在タブレットキー検知フラグFについてF=1となっているか否かについて判別を行っており、ここで、タブレットキー検知フラグFがF=0とされている、つまり先の図9のステップF107における肯定の判別結果が、タブレットキー5(50)の操作開始時点に対応するものであった場合には、ステップF502に進んで、タブレットキー検知フラグFについてF=1として元のルーチンに戻る。
これに対して、既にタブレットキー検知フラグFについてF=1とされている場合には、ステップF503に進んで、先にタブレットキー検知フラグF=1とされた時点から現在までの、タブレット上におけるスライド移動量を相対的に示す、移動相対値mについてm=0であるか否か、つまり、現在タブレットキー5(50)に対して行われている操作がスライド操作か、単なる押圧操作かについての判別を行う。
例えば、上記移動相対値mは、タブレットキー検出部10から取り込んだ(或いは受信部12にて受信された)絶対位置情報に基づいて得ることができる。つまり、タブレットキー5(50)に対する押圧操作が開始されてタブレットキー検知フラグF=1が立てられた時点に対応して取り込んだ絶対位置情報と、最新の絶対位置情報との差を演算することにより移動相対値mの情報を得ることが可能である。つまり、タブレットキー検知フラグF=1が立てられた時点に対応して取り込んだ絶対位置情報をa、最新の絶対位置情報をbとすると、移動相対値mは、
m=a−b・・・(式2)
により求めることができる。
【0048】
上記ステップF503において、移動相対値mについてm=0ではない、つまりスライド操作が行われていると判別された場合には、ステップF504に進んで、現在の移動相対値mに基づいて、現在のタブレットキー5(50)の操作対象として、カーソルCの移動が可能とされている場合にはカーソル移動制御を行い、調整値を変更可能とされている場合には調整値のアップ/ダウンのための制御を実行する。
なお、このステップF504では、カーソル移動制御又は調整値の変更制御を行うのにあたり、前述のように操作対象ごとに調整値のステップ数が変わるのに応じて、例えば(式1)を利用して操作対象の調整値1ステップあたりが対応するタブレットキー5上のスライドステップ量Tを求めて、これに基づいてタブレットキー5(50)上の単位移動量に対応するカーソル移動量又は調整値の変化量を適宜変更するように処理を実行するのであるが、このための処理動作例については後述する。
【0049】
ステップF503において、移動相対値mについてm=0であり単なる押圧操作が行われている状態であると判別された場合には、ステップF505に進んで、現在のタブレットキー5(50)における操作位置はどの領域(図3参照)であるかについての判別が行われる。ここでいうタブレットキー5(22)における操作位置とは、実質的には図2(b)に示した被押圧操作位置Pに相当する。従って、操作位置の判別は最新の絶対位置情報に基づいて行うことができる。
【0050】
上記ステップF505において、現在の操作領域がアップ領域5aであると判別された場合には、ステップF506に進んで、現在の操作対象に応じて、カーソルCを上方向に移動させるための処理又は調整値をアップさせるための処理を実行する。
また、現在の操作領域がダウン領域5bであると判別された場合には、ステップF507に進み、現在の操作対象に応じて、カーソルCを下方向に移動させるための処理又は調整値をダウンさせるための処理を行う。
また、現在の操作領域が不感帯領域5cであると判別された場合には、特に処理を実行せずに元のルーチンに戻るようにされ、これによって不感帯領域5cに対する押圧操作は無効とされる。
【0051】
図12のフローチャートには、上記図11におけるステップF504の処理ルーチンとして、操作対象の制御パラメータの可変範囲に応じてタブレットキー5(22 )上の単位移動量に対応するカーソル移動量又は調整値の変化量を変更して、これらカーソル移動制御又は調整値の変更制御を行うための処理動作が示されている。
ここでは、先ずステップF601に移行することで、カーソル移動/調整値変更処理モードとなるようにされている。なお、ここでは説明の便宜上、タブレットキー5(22)に対して押圧操作が行われている状態でのタブレットキー5(22)の電圧値(絶対位置情報)の可変範囲は0〜63の64ステップであるものとして以降の説明を行う。
【0052】
上記ステップF601に続いては、現在の操作対象が何であるかについて判別を行っていくことになるが、例えばここでは、ステップF602に進むことにより、現在の操作対象が音量調整であるか否かについて判別を行うようにしている。そして、ステップF602において現在の操作対象は音量調整ではないと判別された場合にはステップF604に進むが、現在の操作対象が音量調整であると判別された場合には、ステップF603に進む。
【0053】
ステップF603においては、スライド操作に応じて音量の調整値を更新する処理が行われる。なお、ここでは調整値の可変範囲は0〜63の64ステップであるものとする。
【0054】
ステップF603では調整値を更新するために、先ず、調整値1ステップあたりに対するタブレットキー5(50)のスライドステップ量Tを求めることが行われるが、これは前述した(式1)に基づいて算出することができる。
この場合、タブレットキー5(50)の絶対位置情報の可変範囲は64ステップであるのに対して、音量調整値の可変範囲も64ステップであり、M=S=64となるので、スライドステップ量Tは、
T=M/S=64/64=1・・・(式3)
のようにして算出することになる。
【0055】
続いては、上記のようにして算出されたスライドステップ量T=1を利用して新規調整値を求める。新規調整値VLnは、現在の調整値をVLcとして、
VLn=VLc+(m/T)=VLc+(m/1)・・・(式4)
により算出する。なお、上記(式4)におけるmは移動相対値である。
そしてステップF603では、音量の調整値を上記のようにして算出された新規調整値VLnに更新してすべての処理を終了することになる。
【0056】
このように、本実施の形態の調整値の更新処理は、先ず調整値1ステップあたりに対するタブレットキー5(50)のステップ可変量(スライドステップ量T)を求め、このスライドステップ量T、及び現在の移動相対値m、現在の調整値VLcを利用して新規の調整値を求めるようにされる。
【0057】
ステップF604においては、操作対象がカーソル移動であるか否かが判別され、ここで操作対象がカーソル移動ではないと判別された場合には、ステップF606に進むが、操作対象がカーソル移動であることが判別された場合には、ステップF605に進む。
【0058】
ステップF605では、スライド操作に応じてカーソル値を更新する処理が行われる。ここでいう「カーソル値」とは、カーソル移動可能領域ごとに割り当てられる値をいうものとされる。具体的に、図7(b)に示す入力切換表示21であれば、5つのカーソル移動可能領域(「ビデオ1」〜「メニュー」の各領域である)存在することになるが、この場合には、例えば「ビデオ1」〜「メニュー」の各領域ごとにそれぞれ0〜4のカーソル値を与えて管理することになる。
【0059】
ここでは、ステップF605において、現在のカーソル移動可能領域数が6つとされて、カーソル値の可変範囲としては0〜5(6ステップ)とされているものとする。
この場合、タブレットキー5(22)の絶対位置情報の全ステップ数Mが64ステップであるのに対して、カーソル値の全ステップ数Sは6ステップとなる。従って、この場合には、
T=M/S=64/6=10…4・・・(式5)
によりスライドステップ量Tを算出することになる。ただし、本実施の形態では上記(式5)のように演算結果に端数(余り)が生じるときには、この端数(余り4)を切り捨てるようにする。従って、この場合にはスライドステップ量TについてはT=10となる。
そして、上記(式5)の演算結果としてのスライドステップ量T=10を利用して、
CSn=CSc+(m/T)=CSc+(m/10)・・・(式6)
により新規カーソル値CSnを求める。なお、上記(式4)におけるCScは現在のカーソル値である。ステップF605では、カーソル値が上記新規カーソル値CSnとなるように更新を行ってすべての処理を終了する。
【0060】
ステップF606においては、操作対象が予め用意された各種画質調整項目のうちの何れか1つの調整項目とされているか否かを判別しており、ここで操作対象が画質調整項目ではないと判別された場合には、ステップF608に進むが、操作対象がカーソル移動であることが判別された場合には、ステップF607に進む。
【0061】
ステップF607では、現在選択されている画質調整項目について調整値を更新する処理が行われる。ここでは、当該画質調整項目における調整値の可変範囲は0〜99の100ステップであるものとする。
この場合には、タブレットキー5(22)の絶対位置情報の可変範囲Mが64ステップであるのに対して、調整値の可変範囲Sは100ステップとなる。従ってスライドステップ量Tは、
T=M/S=64/100=0.64・・・(式7)
により算出することになる。
この場合には、新規調整値VLnを算出するのに際して、移動相対値mに対して
1/T=1/0.64・・・(式8)
の近似値である1.5を乗算することにする。つまり、
VLn=VLc+1.5m・・・(式9)
による演算を行って新規調整値VLnを算出する。そしてこの新規調整値VLnとなるように調整値を更新して、ステップF607としての処理を終了する。
【0062】
ステップF608においては、操作対象が予め用意された各種音質調整項目のうちの何れか1つの調整項目とされているか否かについて判別しており、ここで操作対象が音質調整項目ではないと判別された場合には、ステップF610に進むが、操作対象が音質調整項目であることが判別された場合には、ステップF609に進む。
【0063】
ステップF609では、現在選択されている音質調整項目についての新規調整値を算出する処理が行われる。ここでは、当該音質調整項目における調整値の可変範囲は0〜99の100ステップであるものとする。
この場合にも、上述したステップF609における画質調整時と同様に、タブレットキー5(22)の絶対位置情報の可変範囲が64ステップであるのに対して、調整値の可変範囲は100ステップとなる。
従ってこの場合には、先に示した(式7)の演算によりスライドステップ量Tを求め、続いて、先に示した(式9)による演算を行って新規調整値VLnを算出すればよいことになる。そして、この新規調整値VLnとなるように調整値を更新してステップF609としての処理を終了する。
【0064】
ステップF610においては、上記音量調整、カーソル移動、画質調整項目、音質調整項目以外の操作対象についての、新規調整値の算出処理を実行した後に、ステップF611に進む。なお、本実施の形態のモニタ装置1において、上記音量調整、カーソル移動、画質調整、音質調整以外で、タブレットキー5(22)により操作可能な操作対象項目が設定されていない場合には、ステップF614の処理は省略することができる。
【0065】
ステップF611においては、当該ステップF611にまで至る過程において、上記ステップF603,F605,F607,F609,F610の何れかの処理の実行によって更新された調整値(ここでは新規調整値VLnあるいは新規カーソル移動値CSnをいうものとされる)が最大値以上あるいは最小値以下に至ったか否かについて判別する。ここで、否定結果が得られた場合には、更新された調整値が最小値から最大値の範囲内にあるとしてそのままステップF613に進むが、肯定結果が得られた場合にはステップF612に進む。
【0066】
ステップF612においては、更新された調整値が最大値以上となった場合には現在の操作対象に対して設定された調整値の最大値に制限する処理を実行し、更新された調整値が最小値以下となった場合には、現在の操作対象に対して設定された調整値の最小値に制限する処理を実行してステップF613に進む。
【0067】
ステップF613においては、これまでの処理動作により更新された調整値あるいはカーソル値に基づいて、現在選択されている操作対象に関する表示制御、及び更新された調整値に基づく所要の調整項目に対する調整制御を実行する。
具体的には、例えばステップF603を経由することにより新規音量調整値VLnが設定されてステップF613に至った場合には、規音量調整値VLnに対応して実際に音量が変化するように音量調整制御を実行する。また、これと並行して例えば図7(a)に示す音量表示20における音量調整値が新規音量調整値VLnに対応する値となるように表示制御を実行することになる。
また、例えばステップF605を経由して新規カーソル値CSnが設定されてステップF613に至った場合には、新規カーソル値CSnに基づくカーソル移動が行われるように表示制御を実行することになる。
また、ステップF607を経由して、画質調整のための新規調整値VLnが設定されてステップF613に至った場合には、新規調整値VLnに基づいて現在選択されている画質調整項目の画質調整を実行すると共に、このときに表示出力中とされている画質調整値を変更して表示するための制御を実行することになる。
さらに、ステップF609を経由して、音質調整のための新規調整値VLnが設定されてステップF613に至った場合には、新規調整値VLnに基づいて現在選択されている音質調整項目の音質調整を実行すると共に、このときに表示出力中とされている音質調整値を変更して表示するための制御を実行する。例えば、図7(b)に示す表示状態であれば、音質サブメニュー23における「高音」の音質調整項目における調整値が、タブレットキー5(22)の操作に応じて変更表示されると共に、変更された調整値に従って、高音が強調あるいは低減されるように出力音声の音質が変化するようにされる。
なお、ステップF605、F607、F609において移動ステップ量Tについて端数切り捨て等によって近似値を利用することができるのは、タブレットキー5(50)上をスライドさせるという大雑把な操作であることによる。
【0068】
図13は、図9のステップF311の処理ルーチンとしての、エンターキー6(60)の操作に対応する処理が示されており、ここでは、先ずステップF701において、現在なんらかのメニュー画面(図7(b)(c)に示す入力切換表示21を含む)が表示されているか否かについて判別を行っており、メニュー画面が表示されていない場合には、そのままもとのルーチンに戻ることにより、エンターキー6(60)の操作は無効とされる。これに対して、現在メニュー画面が表示されていると判別された場合には、ステップF702に進んで、エンターキー6(60)の操作によって現在のメニュー内容に対応する所定の確定処理が行われることを示すビープ音を出力し、続くステップF703において、メニュー画面の表示状態に応じた確定処理を実行して、元のルーチンに戻る。
上記確定処理の具体例として、例えば図7(c)に示す入力切換表示21において「メニュー」の領域にカーソルCが配置されている状態のもとでエンターキー6(60)の操作が行われたとすると、確定処理として、図7(c)から図7(d)のメインメニュー22の表示に切換えるように表示制御を行うと共に、このときスピーカSPから確定処理の実行を示すビープ音を出力させる。
【0069】
なお、本発明はこれまで説明してきた実施の形態に限定されるものではなく変更が可能とされ、例えば、図7に示したような音量表示やメニュー画面表示の表示形態は、実際にユーザが視覚的に把握しやすいように変更されて構わない。
また、エンターキー6(60)操作時のビープ音の出力なども、例えばメニュー画面の設定項目として設けられて、ユーザが任意にそのオン/オフを設定できるようにすることができる。
また、本発明のモニタ装置として、テレビジョン放送を受信するチューナを備えたテレビジョン受像器に対しても適用が可能とされることはいうまでもない。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、押圧操作及びスライド操作により、カーソル移動及び調整値の変更が可能なタブレットキーを備えたことで、従来の操作体系において必要となるキー数と比較して、非常に少ないキー数によって、モニタ装置の各種機能に関するほとんど全ての設定、調整などを簡略に行うことが可能となるという効果を有している。
また、例えばタブレットキーを縦方向にスライドする操作によって、カーソルの上下移動及び調整値の増減を行うように構成して、ユーザの操作感覚に適合するようにしているため、例え少ないキー数による操作体系とされても、使い勝手の向上は妨げられないという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのモニタ装置の外観例を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態のタブレットキーに用いられるタブレットの構造を示す斜視図である。
【図3】本実施の形態のモニタ装置に備えられるタブレットキーを示す正面図である。
【図4】本実施の形態のモニタ装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態のリモートコントローラの構成例を示すブロック図である。
【図6】タブレットキー検出部における処理動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態のモニタ装置のキー操作に対応した表示画像の変化を示す説明図である。
【図8】リモートコントローラの送信処理を示すフローチャートである。
【図9】モニタ装置のキー操作に対する判別処理を示すフローチャートである。
【図10】コントロールキーの操作に対応する処理動作を示すフローチャートである。
【図11】タブレットキーの操作に対応する処理動作を示すフローチャートである。
【図12】タブレットキーの操作に対応する処理動作として、可変されたスライド移動量に基づく調整値、カーソル移動値の更新処理を示すフローチャートである。
【図13】エンターキーの操作に対応する処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 モニタ装置、1a 筐体、2 CRT、3,30 電源キー、4,40 コントロールキー、5,50 タブレットキー、5a アップ領域、5b ダウン領域、5c 不感帯領域、5A−1 タブレットシート、5A−2 基板、5A−3 電極、5A−4 グランド電極、6,60 エンターキー、7 映像信号処理ブロック、8 映像スイッチ、9 管面表示デバイス、10,25 タブレットキー検出部、11 システムコントローラ、12 受信部、RC リモートコントローラ、SP スピーカ、20 音量表示、21 入力切換表示、22メインメニュー、23 音質サブメニュー、27 送信部

Claims (9)

  1. 供給された映像信号に基づく画像とともにモニタに表示されるメニュー画面表示について設定項目の値の調整及び設定項目の選択を制御する表示制御装置において、
    ユーザにより操作される被押圧領域を有し、上記被押圧領域の押圧された位置に応じた位置情報を出力する被押圧手段と、
    上記位置情報に基づいて、上記被押圧手段の押圧されている被押圧位置が、移動しているか否かを検出し、上記被押圧位置が移動していると検出した際には、上記位置情報の変化量を示す移動情報を生成する検出手段と、
    上記検出手段が上記被押圧位置が移動していると検出した際には、上記移動情報に基づいて、上記検出手段が上記被押圧位置が移動していないと検出した際は、上記位置情報に基づいて、上記各設定項目の値の調整及び上記設定項目の選択を制御する制御手段であって、上記映像信号に基づく画像が表示されているときに上記被押圧手段が操作されると該被押圧手段からの位置情報または上記移動情報に基づき音量の調整を行うとともに上記メニュー画面表示として音量表示を行うよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表示制御装置。
  2. 上記検出手段は、上記被押圧手段の押圧が開始された位置を示す位置情報と現在の被押圧位置を示す位置情報との差分に基づいて、上記移動情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 上記被押圧領域は、複数のサブ領域に分割され、
    上記検出手段は、上記被押圧位置が移動していないと検出した際に上記位置情報で示される被押圧位置がどのサブ領域に位置するかを示すサブ領域情報を生成し、
    上記制御手段は、上記サブ領域情報に基づいて、上記各設定項目の値の調整及び上記設定項目の選択を制御することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 上記検出手段は、上記被押圧領域を第1のサブ領域と、第2のサブ領域と、上記第1のサブ領域と上記第2のサブ領域の間に位置する第3のサブ領域に分割し、
    上記制御手段は、上記第3のサブ領域を不感領域として、上記各設定項目の値の調整及び上記設定項目の選択を制御することを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  5. ユーザによる入力操作に基づいて、表示オンオフ切換え情報を出力する表示オンオフ切換え手段をさらに備え、
    上記制御手段は、音量表示が行われている状態において、上記表示オンオフ切換え情報に基づいて、各設定項目の値の調整及び設定項目の選択を制御するためのメニュー画面の表示のオンオフに関する切換えを制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
    に記載の表示制御装置。
  6. ユーザによる入力操作に基づいて、エンター情報を出力するエンター手段をさらに備え、
    上記制御手段は、上記メニュー画面表示される設定項目であって、上記被押圧手段により選択されている設定項目に関する確定処理を、上記エンター情報に基づいて行うことを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 上記制御手段は、上記移動情報に対する上記各設定項目の値の変化量を各設定項目に応じて可変とすることを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 供給された映像信号に基づく画像とともにモニタに表示されるメニュー画面表示について設定項目の値の調整及び設定項目の選択を制御する表示制御方法において、
    ユーザにより操作される被押圧領域を有し、上記被押圧領域の押圧された位置に応じた位置情報を出力し、
    上記出力された上記位置情報に基づいて、上記押圧されている被押圧位置が、移動しているか否かを検出し、上記被押圧位置が移動していると検出した際には、上記位置情報の変化量を示す移動情報を生成し、
    上記被押圧位置が移動していると検出した際には上記移動情報に基づいて、上記被押圧位置が移動していないと検出した際は上記位置情報に基づいて、上記各設定項目の値の調整及び上記設定項目の選択を制御するとともに、上記映像信号に基づく画像が表示されているときに上記被押圧領域が押圧されると上記位置情報または上記移動情報に基づき音量の調整を行い、
    上記メニュー画面表示として音量表示を行うよう制御する
    ことを特徴とする表示制御方法。
  9. 供給された映像信号に基づく画像とともにモニタに表示されるメニュー画面表示について設定項目の値の調整及び設定項目の選択を制御する映像表示装置において、
    上記モニタを有するモニタ装置と、
    上記モニタ装置を制御する遠隔制御装置と、
    ユーザにより操作される被押圧領域を有し、上記被押圧領域の押圧された位置に応じた位置情報を出力する被押圧手段と、
    上記位置情報に基づいて、上記被押圧手段の押圧されている被押圧位置が、移動しているか否かを検出し、上記被押圧位置が移動していると検出した際には、上記位置情報の変化量を示す移動情報を生成する検出手段と、
    上記検出手段が上記被押圧位置が移動していると検出した際には、上記移動情報に基づいて、上記検出手段が上記被押圧位置が移動していないと検出した際は、上記位置情報に基づいて、上記各設定項目の値の調整及び上記設定項目の選択を制御する制御手段であって、上記映像信号に基づく画像が表示されているときに上記被押圧手段が操作されると該被押圧手段からの位置情報または上記移動情報に基づき音量の調整を行うとともに上記メニュー画面表示として音量表示を行うよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする映像表示装置。
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