JP3893686B2 - 給油装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車へ燃料油を給油する給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
給油所を顧客が自分で給油をするセルフサービスとして、人件費の圧縮を計ろうとした給油所の実施が予定されている。そして、セルフサービスの給油所は顧客が自分で給油をするために、給油の安全が確保されている給油装置が必要である。そこで、キー検知器を有するキー置き具を設けた給油装置を、本出願人は特開平8−119395号として提案し、キャップ検知器を有するキャップ置き具を設けた給油装置を、本出願人は特開平8−58896号として提案している。これらの給油装置はセルフサービスの給油所に実施して有効ではあるが、セルフサービスの給油所では、さらに安全性を高めた給油装置が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の目的は、給油中の自動車のエンジン停止が確実に守られて給油の安全が確保され、キャップを給油装置のケースの上に置かれてキャップに付いた油で給油装置が汚れることを防止できるようにした給油装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の給油装置は、給油装置は信号線で管理所に設けられた給油管理装置に接続され、給油装置のケース内に配設された給油管には、ポンプ及び流量計が介装され、この給油管には先端に給油ノズルを設けた給油ホースが接続され、給油ノズルを掛けるノズル掛けにはノズルスイッチが設けられ、前記ケースには給油量を表示する給油量表示器と、給油者への案内を発声する報知器が設けられ、ケースには、キー置き具とキャップ置き具が設けられ、キー置き具には自動車のエンジンキーを検知するキー検知器が設けられ、キャップ置き具には給油口のキャップを検知するキャップ検知器が設けられ、前記管理所に設けられた給油管理装置には表示器と、給油伝票を発行するプリンタが設けられ、前記ノズルスイッチ、給油量表示器、報知器、キー検知器、キャップ検知器、そして給油管理装置は給油制御手段に接続されて制御され、給油制御装置はキー検知器とキャップ検知器からの検知信号を受けて給油制御を実行し、また、キャップ置きよりキャップを取ると、キャップ検知器よりキャップ無し信号が給油制御装置に伝わり、給油管理装置の管理制御手段へキャップ無し信号が出力され、管理制御手段はプリンタより給油伝票を発行し、このキャップ無し信号が入力していない場合には前記給油管理装置の表示器にはキャップ忘れを表示することを要旨とするものである。
【0005】
本発明によれば、キー検知器を有するキー置き具と、キャップ検知器を有するキャップ置き具とを設け、両検知器からの検知信号を受けて給油制御を実行する給油制御装置を具備したので、給油中の自動車のエンジン停止が確実に守られ、給油の安全が確保される。また、キャップはキャップ置きの上に必ず置かれ、キャップを給油装置の上に置かれたりして、キャップに付いた油で給油装置が汚れることを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、セルフサービスの給油所に実施した例で説明する。図1に示すように、給油所の給油エリアに設けられた給油装置1は、信号線2で管理所に設けられた給油管理装置3に接続されている。なお、給油所には複数台の給油装置が設けられているが、図1では一台で代表して示されている。
【0007】
給油装置1のケース10内に配設された給油管11には、ポンプ12及び流量計13が介装されている。この給油管11には先端に給油ノズル14を設けた給油ホース15が接続され、給油ノズル15を掛けるノズル掛け16にはノズルスイッチ17が設けられている。そして、ケース10には給油量を表示する給油量表示器18と、給油者への案内を発声する報知器19が設けられている。また、ケース10には、キー置き具20とキャップ置き具21が設けられ、キー置き具20には自動車のエンジンキーを検知するキー検知器22が設けられ、キャップ置き具21には給油口のキャップを検知するキャップ検知器23が設けられている。そして、上述した各機器は給油制御手段24に接続され制御されるようになっている。
【0008】
管理所に設けられた給油管理装置3には、表示器31と、表示器31の前面に設けられたタッチキー32と、給油伝票を発行するプリンタ33が設けられている。表示器31の表示面34は複数に区画35され、各区画35が各給油装置1に割り当てられている。そして、これらの各機器は管理制御手段36に接続され制御されるようになっている。
【0009】
図2に示すように、給油管理装置3の表示器31の区画35には、給油装置番号表示部37と、給油状態表示部38が設けられている。給油装置番号表示部37にはこの区画35が受け持つ給油装置1の番号が表示され、給油状態表示部38にはこの区画35が受け持つ給油装置1の給油状態が表示されるようになっている。
【0010】
次に本発明の給油装置1をセルフサービスの給油所に実施した例を、図3、4のフロー図に基づいて説明する。給油装置1の前に自動車を停車した顧客が、自動車のエンジンキーをキー置き具20の上に置くと、キー検知器22より検知信号が給油制御手段24へ伝わり、自動車の給油口のキャップをキャップ置き具21の上に置くと、キャップ検知器23より検知信号が給油制御手段24へ伝わる。そして、給油ノズル14をノズル掛け16より外すと、ノズルスイッチ17が閉じてノズル外し信号が給油制御手段24に伝わる。ノズル外し信号が入力した給油制御手段24は(図3 ST1)、このとき既にキー検知器22より検知信号が入力し(図3 ST2)、キャップ検知器23より検知信号が入力しているので(図3 ST3)、給油量表示器18に表示されていた前回の給油量表示を帰零し、給油管理装置3の管理制御手段36へ給油要求信号を出力する(図3 ST4)。
【0011】
給油要求信号が入力した給油管理装置3の管理制御手段36は(図4 ST1)、この給油装置1に割り当てられた区画35の給油状態表示部38を給油要求表示とする(図4 ST2)(図2 A)。管理所内の管理者は給油の安全を確認して給油要求表示のされた区画35を指で押すと、タッチキー32より押し圧信号が管理制御手段36に伝わり(図4 ST3)、管理制御手段36は給油許可信号を給油装置1の給油制御手段24へ出力し、給油状態表示部38の表示を給油中表示とする(図4 ST4)(図2 B)。
【0012】
給油許可信号が入力した給油装置1の給油制御手段24は(図3 ST5)、ポンプ12を駆動し、「給油を開始して下さい」と報知器19より発声する(図3 ST6)。そして、顧客は給油ノズル14を自動車の給油口へ挿入し、給油を開始する。
【0013】
給油により流量計13から入力する流量パルスは、給油制御手段24で計数され給油量表示器18に表示される。
【0014】
そして、所望量の給油が終わり給油ノズル14をノズル掛け16に掛けると、ノズルスイッチ17よりノズル掛け信号が給油制御手段24へ伝わり(図3 ST7)、ポンプ12を停止し、給油管理装置3の管理制御手段36へ給油データ信号を出力し、「精算所で精算して下さい。また、キャップ及びキーを忘れないようにして下さい」と報知器19より発声する(図3 ST8)。キャップ置き21よりキャップを取ると、キャップ検知器23よりキャップ無し信号が給油制御装置24に伝わり(図3 ST9)、給油管理装置3の管理制御手段36へキャップ無し信号が出力される(図3 ST10)。そして、自動車の給油口へキャップをした顧客は、管理所へ行き精算をする。
【0015】
一方、給油データ信号が入力した給油管理装置3の管理制御手段36は(図4 ST5)、区画35の給油状態表示部38の表示を給油終了表示とする(図4 ST6)(図2 C)。そして、管理者が給油終了表示されている区画35を押すと、タッチキー32より押し圧信号が管理制御手段36に伝わり(図4 ST7)、管理制御手段36はプリンタ33より給油伝票を発行し(図4 ST8)、このとき既にキャップ無し信号が入力しているので(図4 ST9)、区画35の給油状態表示部38の表示をブランクの給油待機表示とする(図4 ST10)(図2 E)。
【0016】
なお、キー及びキャップを置き具20、21へ置かないで、給油ノズル14をノズル掛け16より外した場合は、ノズルスイッチ17からノズル外し信号が給油制御手段24に伝わったときに(図3 ST1)、キー検知器22及びキャップ検知器23より検知信号が給油制御手段24に入力していないので(図3 ST2、ST3)、「エンジンを止めてキー置き具にキーを置いて下さい」及び「キャップ置き具にキャップを置いて下さい」と報知器19より発声される(図3 ST11、ST12)。
【0017】
これにより、給油中の自動車のエンジン停止が確実に守られ、給油の安全が確保される。また、キャップはキャップ置き21の上に必ず置かれ、キャップを給油装置1の上に置かれたりして、キャップに付いた油でケース10が汚れることを防止できる。
【0018】
また、キャップ置き21にキャップを置いたまま、即ち給油口にキャップをしないで精算に行った場合は、タッチキー32を押してプリンタ33より給油伝票が発行されたときに(図4 ST7、ST8)、給油管理装置3の管理制御手段36にキャップ無し信号が入力していないので(図4 ST9)、区画35の給油状態表示部38の表示をキャップ忘れ表示とする(図4 ST11)(図2 D)。これを見た管理者は、キャップを忘れていることを顧客へ知らせる。
【0019】
これにより、給油口にキャップをしないで出車することを防止し、自動車の走行の安全が確保できる。そして、キャップ忘れを知らされた顧客は、キャップをして出車する。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の給油装置は、キー検知器を有するキー置き具と、キャップ検知器を有するキャップ置き具とを設け、両検知器からの検知信号を受けて給油制御を実行する給油制御装置を具備したので、給油中の自動車のエンジン停止が確実に守られ、給油の安全が確保される。また、キャップはキャップ置きの上に必ず置かれ、キャップを給油装置の上に置かれたりして、キャップに付いた油で給油装置が汚れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の給油装置と給油管理装置のブロック図である。
【図2】 給油管理装置の表示器の表示部の区画の変化を示す図である。
【図3】 給油装置の給油制御手段のフロー図である。
【図4】 給油管理装置の管理制御手段のフロー図である。
【符号の説明】
1 給油装置
2 信号線
3 給油管理装置
10 ケース
11 給油管
12 ポンプ
13 流量計
14 給油ノズル
15 給油ホース
16 ノズル掛け
17 ノズルスイッチ
18 給油量表示器
19 報知器
20 キー置き具
21 キャップ置き具
22 キー検知器
23 キャップ検知器
24 給油制御装置
31 表示器
32 タッチキー
33 プリンタ
34 表示面
35 区画
36 管理制御装置
37 給油装置番号表示部
38 給油状態表示部
Claims (1)
- 給油装置は信号線で管理所に設けられた給油管理装置に接続され、給油装置のケース内に配設された給油管には、ポンプ及び流量計が介装され、この給油管には先端に給油ノズルを設けた給油ホースが接続され、給油ノズルを掛けるノズル掛けにはノズルスイッチが設けられ、前記ケースには給油量を表示する給油量表示器と、給油者への案内を発声する報知器が設けられ、ケースには、キー置き具とキャップ置き具が設けられ、キー置き具には自動車のエンジンキーを検知するキー検知器が設けられ、キャップ置き具には給油口のキャップを検知するキャップ検知器が設けられ、前記管理所に設けられた給油管理装置には表示器と、給油伝票を発行するプリンタが設けられ、前記ノズルスイッチ、給油量表示器、報知器、キー検知器、キャップ検知器、そして給油管理装置は給油制御手段に接続されて制御され、給油制御装置はキー検知器とキャップ検知器からの検知信号を受けて給油制御を実行し、また、キャップ置きよりキャップを取ると、キャップ検知器よりキャップ無し信号が給油制御装置に伝わり、給油管理装置の管理制御手段へキャップ無し信号が出力され、管理制御手段はプリンタより給油伝票を発行し、このキャップ無し信号が入力していない場合には前記給油管理装置の表示器にはキャップ忘れを表示することを特徴とする給油装置。
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JP25602697A JP3893686B2 (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 給油装置 |
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JPH1179295A JPH1179295A (ja) | 1999-03-23 |
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1997
- 1997-09-04 JP JP25602697A patent/JP3893686B2/ja not_active Expired - Fee Related
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