JP3892896B1 - 直方体のスポンジの水切りラック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】直方体のスポンジの少なくとも隣接する3面を囲い、直方体のスポンジの最短辺の4辺の内の一辺、又は8つの角の内の一つの角が最も下に来る様にスポンジを斜めに立てた状態に支持して収納し、且つ、スポンジの最も下に位置する辺、又は角とその周辺が水切りラックの構成部材と一切接触しないようにした水切りラックを作る。そうすると、水分を含んだ直方体のスポンジを置いた時、物理的現象で最も下の一辺、又は一角に向かって水分が一斉に集中する。且つ、スポンジの最も下に来る辺や角が水切りラックの部材と一切接触しない構成なので水はけ、水切れ共に最も効率的で速くなるので清潔で衛生的である。
【選択図】 図9
Description
本発明の請求項2は、直方体のスポンジの少なくとも隣接する4面を囲うようにした請求項1に記載の水切りラック。
本発明の請求項3は、直方体のスポンジの最も下に来る角と、最も上に来る角を直線で結んだ対角線が水平面に対して70度から110度である請求項1又は請求項2に記載の水切りラック。
本発明の請求項4は、直方体のスポンジの最も下に来る辺と、その対辺により形成する長方形が水平面に対して70度から110度である請求項1又は請求項2に記載の水切りラック。
本発明の請求項5は、シンク(流し台)に取り付けるビルトインタイプの水切りラックにおいて、直方体のスポンジの最短辺の4辺の内の一辺、又は8つの角の内の一つの角が最も下に来るように斜めに立てた状態に支持する傾斜面を水切りラックの一端に設け、直方体のスポンジの最も下に来る辺とその周辺が水切りラックの構成部材と一切接触しないことを特徴とするビルトインタイプの水切りラック。
本発明の請求項6は、請求項5に記載のビルトインタイプの水切りラックにおいて、傾斜面の角度が水平面に対して45度から75度であることを特徴とするビルトインタイプの水切りラック。
更に、直方体のスポンジの最も下に来る角と、最も上に来る角を直線で結んだ対角線が水平面に対して70度から110度の垂直に近い状態に直方体のスポンジを斜めに立てて収納するので、水はけが最も速くなる。又、直方体のスポンジの最も下に来る辺とその対辺により形成する長方形が水平面に70度から110度の垂直に近い状態に、直方体のスポンジを斜めに立てて収納しても水はけは速くなる。
又、水切りラックをシンク(流し台)内、又はシンクの上部に取り付けると、スポンジから落ちた水は直接排水口に流れこむので、シンク以外の所を水で濡らすことがない。
又、本発明のシンク(流し台)に取り付けるビルトインタイプの水切りラックにおいても、直方体のスポンジを水切りラックに置くと、直方体の最短辺の4辺内の一辺、又は8つの角の内の一角が最も下にくるので、前記記載の水切りラックと同様の効果を得ることが出来る。
更に、傾斜面の角度を45度から75度に設定すると、直方体のスポンジの最も下に来る角と、最も上に来る角を直線で結んだ対角線、又は直方体のスポンジの最も下に来る辺と、その対辺により形成する長方形が水平面に対して垂直に近い状態になるので、より効果的に水切りをすることが出来る。
最初に、水切りラック1について説明する。図1〜図7に示す様に水切りラック1は2枚の台形状の板11、12と2枚の矩形状の板13、14で構成する。台形状の平板11と台形状の平板12は平行に配置し、対向する平板11の斜辺と平板12の斜辺とを矩形状の平板13、14で接合している。この矩形状の板13、14は延長すると90度に交差する。これにより、図7に示すように下部に開口部15、上部に開口部16を有し、下部開口部15より上部開口部16の方が大きい台形状の収納空間を有する前後左右に対称な水切りラック1を形成する。
次に、直方体のスポンジ5について説明する。図8に示すように6つの長方形の面51、52、53、54、55、56により構成される。直方体のスポンジ5の最短辺の4辺の内、最も下に来る辺を511とする。更に、直方体のスポンジ5の最も下にくる角をA、最も上にくる角をCとする。
次に、水切りラック1に直方体のスポンジ5を収納した状態について説明する。図9に示す様に、直方体のスポンジ5の隣接する4面51、52、53、54を台形状の平板11、12と矩形状の平板13、14で囲って、直方体のスポンジ5の最短辺の4辺の内の一辺511が最も下にくる様に直方体のスポンジ5が収納される。隣接する4面51、52、53、54の内の2面52、53により最短辺の4辺の内の一辺511が形成される。最も下にくる辺511とその周辺は水切りラック1の構成部材(台形状の板11、12、矩形状の板13,14)と一切接触しないので効率良く水がはけると共に直方体のスポンジ5の水切れがよくなり衛生的である。更に、最も下にくる辺511とその対辺(最も上にくる辺)により形成する長方形が水平線に対して70度から110度、好ましくは80度から100度、最も好ましくは90度であるので、直方体のスポンジ5は斜めに立った状態になる。よって、直方体のスポンジ5の水はけがよくなる。台形状の板11、12及び矩形状の板13、14の材質には樹脂又は金属を使用する。
次に、線材21で形成する水切りラック2について説明する。図10、図11に示す様に線材21により直方体のスポンジ5の隣接する4面51、52、53、54を囲って、下面に四角の開口部を設けた前後左右に対称な水切りラック2を形成してもよい。線材の材質は樹脂又は金属を使用する。水切りラック2は図10、図11に示す様に吸盤22により壁面に取り付ける。又、図示していないが水切りラック1も水切りラック2と同様に吸盤によりシンク(流し台)の壁面に取り付けてもよい。シンクの壁面に取り付けるとスポンジ5から出た水は直接シンク内に落ちて排水口に流れるので、シンク内以外の所を水で濡らすことがない。
水切りラック4、8はシンク6の上面に設けた二つの凸部7に引っ掛けてシンク6の窪みの部分に設置する。水切りラック4の一端に直方体のスポンジ5を収納する線材で形成した傾斜面41と開放部42を設ける。更に水切りラック8には支持部43を設ける。傾斜面41と支持部43は下方に延長すると約90度に交差する。この傾斜面41に添って直方体のスポンジ5を収納することで、図16の示す様に直方体のスポンジ5の最短辺の4辺の一辺511が最も下に来るように直方体のスポンジ5が収納される。最も下にくる辺511とその周辺は水切りラック4、8の構成部材と一切接触しないので効率良く水がはけると共に、直方体のスポンジ5の水切れがよくなり衛生的である。更に、傾斜面41の角度を45度から75度に設定すると、直方体のスポンジを水切りラック4、8に置くと、直方体の水切りラックの最も下にくる辺511とその対辺(最も上にくる辺)により形成する長方形が水平線に対して70度から110度、好ましくは80度から100度、最も好ましくは90度になるので、直方体のスポンジ5が斜めに立った状態になる。よって、直方体のスポンジ5の水はけが極めてよくなる。水切りラック4、8に使用する線材の材質は金属又は樹脂である。
2 水切りラック
3 水切りラック
4 水切りラック
5 直方体スポンジ
8 水切りラック
41 傾斜面
51 隣接する面
52 隣接する面
53 隣接する面
54 隣接する面
511 最も下に来る辺
A 最も下に来る角
C 最も上に来る角
Claims (4)
- 直方体のスポンジの少なくとも隣接する3面を囲い、直方体のスポンジの最短辺の4辺の内の一辺、又は8つの角の内の一つの角が最も下に来る様に斜めに立てた状態に支持して収納する前後左右に対称な水切りラックにおいて、下面に四角の開口部を設け、下面の開口部からは直方体のスポンジの最も下にくる辺又は角とその周辺が突出することで、最も下にくる辺又は角とその周辺が水切りラックの構成部材と一切接触しないことを特徴とする水切りラック。
- 直方体のスポンジの少なくとも隣接する4面を囲ったことを特徴とする請求項1に記載の水切りラック。
- 直方体のスポンジの最も下に来る角と、最も上に来る角を直線で結んだ対角線が水平面に対して70度から110度であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水切りラック。
- 直方体のスポンジの最も下に来る辺と、その対辺により形成する長方形が水平面に対して70度から110度であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水切りラック。
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