JP3890785B2 - 文書更新通知装置及び記憶媒体 - Google Patents

文書更新通知装置及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP3890785B2
JP3890785B2 JP32960398A JP32960398A JP3890785B2 JP 3890785 B2 JP3890785 B2 JP 3890785B2 JP 32960398 A JP32960398 A JP 32960398A JP 32960398 A JP32960398 A JP 32960398A JP 3890785 B2 JP3890785 B2 JP 3890785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document data
page
stored
document
update notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32960398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000155731A (ja
Inventor
敏夫 三宅
文雄 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP32960398A priority Critical patent/JP3890785B2/ja
Publication of JP2000155731A publication Critical patent/JP2000155731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3890785B2 publication Critical patent/JP3890785B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書更新通知装置及び記憶媒体に係り、詳細には、文書データについて変更がある場合に、その変更があった旨を通知する文書更新通知装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット等のコンピュータネットワークにおいて、ネットワーク上のユーザーは、サーバーに登録されたホームページの中から必要な情報を有しているホームページを検索して、このホームページをユーザー側の端末において読み出すことにより必要な情報を収集することが頻繁に行われている。
【0003】
ホームページは、登録ユーザー端末において編集、作成されたホームページの文書をサーバーに送信すると、この送信された文書はサーバー内に登録され、この登録された文書がネットワーク上の利用者端末において、読み出されている。
【0004】
図15は、一般的なホームページのページ構成を示す図である。ホームページのページ構成は、その内容に含まれる各トピックをまとめた各ページの文書データを、上下関係を設定した多段階の階層に分けて整理する階層構造をとるものが多い。
【0005】
即ち、最上位の階層にはこのホームページの表題やこのホームページに含まれる各ページの表題となる見出し項目を記載したページHP1があり、中間の階層にはページHP1の内容を記載したページとしてページHP11、HP12がある。更に下位の階層には、例えばページHP11の内容中に更に詳細なトピックをページを改めて記載したページHP111、HP112がある。この場合中間の階層のページHP11には、ページHP111及びページHP112の見出し項目が表記される。
【0006】
この例では下位の階層にあるページHP111、HP112の見出し項目は中間の階層のページHP11に反映され、中間の階層にあるページHP11の見出し項目は上位の階層にあるページHP1において反映されているので、ホームページに含まれる情報を、上位階層のページにおいて、すばやく検索することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような階層構造により整理される文書データ、例えば上述のホームページの例では、その内容を追加、更新等の変更を行なう場合には、実際に変更する下位のページの文書データの編集のみならず、その変更の内容を上位階層のページにおいて通知するための文書データの編集作業が必要となる。
【0008】
従来、このような上位階層のページの編集作業は手作業で行なわれており、その作業負担は大きく、また上位階層のページの編集ミス、更新忘れを招きやすいといった問題があった。
【0011】
本発明の課題は、上記問題を解決するために、サーバーにおいてホームページ等の文書データの変更の有無を判断して、変更があった場合には、その変更された文書に関連する文書上で、変更があった旨の情報を自動追加する文書更新通知装置、及び記憶媒体を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、文書データを記憶する記憶手段と、編集された文書データと記憶された文書データとの変更の有無を判定する判定手段と、前記編集された文書データと前記記憶された文書データとのとの差分情報を抽出する抽出手段と、前記判定手段により前記編集された文書データに変更があったと判定された場合に、前記差分情報を示す追加情報を前記記憶された文書データに関連する文書データに追加する変更情報追加手段と、を備えたことを特徴としている。
【0013】
この請求項1記載の発明の文書更新通知装置によれば、編集された文書データと記憶された文書データとの変更の有無を判定し、前記編集された文書データと前記記憶された文書データとのとの差分情報を抽出して、この判定手段により前記編集された文書データに変更があったと判定された場合に、前記差分情報を示す追加情報を前記記憶された文書データに関連する文書データに追加する。
【0015】
また、請求項2記載の発明のように、請求項1記載の文書更新通知装置において、前記記憶された文書データと前記記憶された文書データに関連する文書データとは、それぞれが上位下位の関係を表す階層構造により関連付けられるので、ホームページのような文書データに有効である。
【0016】
更に、請求項3記載の発明のように、前記追加情報は、下位階層のページの差分情報を示す情報が上位階層のページに追加されるので、上位階層のページを見れば変更のあった下位階層のページを容易に確認することが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図14を参照して本発明に係る文書更新通知装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0027】
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図7を参照して本発明に係る文書更新通知装置10の第1の実施の形態を詳細に説明する。
【0028】
この第1の実施の形態においては、ホームページに含まれる各ページの文書データを格納したファイルが上下関係を設定した階層構造により整理されている場合を例に説明する。上位階層にあるページと下位階層にあるページとは互いに関連付けられている。
【0029】
また、文書データは、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)、XML(eXtensible Markup Language)等のインターネットでやり取りするデータの構造を記述する言語で表現されており、文書データのレイアウト情報、データの属性情報や論理構造等が定義される。即ち、ページの見出し項目として定義されている文字列や関連文書指定情報等は文書データに定義されており、CPU11は、この文書データの属性情報や定義を解析することにより、文書データ中の関連文書指定情報、見出し項目を認識する。
【0030】
この第1の実施の形態における文書更新通知装置10は、下位階層のページが追加され、または更新される等の変更があった場合には、この追加、更新等の変更を判断し、変更がある場合は変更があったページの情報(ページの見出し項目、変更日時等)を、関連付けられた上位階層のページに自動付加するものである。
【0031】
まず構成を説明する。
図1は、本実施の形態における文書更新通知装置10の接続されたネットワークの一例として、インターネットによるネットワーク1の構成を示す図である。
【0032】
ネットワーク1は、文書更新通知装置10と、この文書更新通知装置10に接続された登録ユーザー端末20と、利用者端末30、30、…とにより構成され、文書更新通知装置10、登録ユーザー端末20、及び利用者端末30、30、・・・は、通信回線2により接続されている。
【0033】
文書更新通知装置10は、ホームページのサーバーとしてホームページに関する文書データを管理する。また、後述するホームページ文書の変更通知に関する処理を実行する。
【0034】
登録ユーザー端末20は、文書更新通知装置10に登録するホームページを編集して送信登録する。
【0035】
利用者端末30は、文書更新通知装置10に登録されているホームページに通信回線2を介してアクセスすることが可能な利用者の端末である。
【0036】
図2は、本第1の実施の形態における文書更新通知装置10の内部の要部構成を示す図である。
この図2に示すように、文書更新通知装置10は、CPU11、入力装置12、計時部13、RAM14、記憶装置15、記憶媒体16、通信I/F部17により構成され、記憶媒体16を除く各部はバス18に接続される。更に、通信I/F部17は前述の通信回線2と接続される。
【0037】
CPU(Central Processing Unit)11は、記憶媒体16に記憶されているシステムプログラム及び当該文書更新通知装置10に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラム、入力装置12から入力される入力指示、入力データを記憶装置15を介して読み出してRAM14のワークメモリに格納し、この入力指示及び入力データに応じてRAM14内に格納したアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM14に設定される各メモリ領域に格納する。そして、RAM14に格納した処理結果を入力装置12から指示される記憶装置15内の保存先に保存する。
【0038】
CPU11は、登録ユーザー端末20から送信されるホームページの文書データの変更に伴う処理に関するプログラムを有するアプリケーションプログラムに従って、通信I/F部17を介して、ホームページの文書データを受信して、その内容の変更に伴う処理を実行する。
【0039】
入力装置12は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU11に出力する。
【0040】
計時部13は、例えば水晶発振等で時刻を刻む時計としての機能を備え、日付、時刻を自動的に更新する。
【0041】
図3は、第1の実施の形態におけるRAM14のメモリ構成を示す図である。
RAM(Random Access Memory)14は、文書データの変更に関する処理の処理結果等を一時確保するメモリ領域として、受信文書データメモリ141、抽出データメモリ142、上位関連文書データメモリ143、該当文書データメモリ144、ワークメモリ147等を有する。
【0042】
受信文書データメモリ141には、登録ユーザー端末20から文書更新通知装置10に対して送信された文書データが格納される。
【0043】
抽出データメモリ142には、受信した文書データ等からCPU11により抽出される見出し項目等のデータが格納される。
【0044】
上位関連文書データメモリ143には、受信した文書により指定される関連する上位階層のページの文書データがサーバーテーブル161(図4参照)から読み出されて格納される。また上位関連文書データメモリ143に格納された文書データに必要な情報を追加して作成された文書データを更新記憶する。
【0045】
該当文書データメモリ144には、受信した文書データのページ名と同一のページ名であるという条件に該当する文書データがサーバーテーブル161から読み出されて格納される。
【0046】
ワークメモリ147は、指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入力データ等を格納する。
【0047】
記憶装置15は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体16を有しており、この記憶媒体16は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体16は記憶装置15に固定的に設けたもの、若しくは、着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体16には上記システムプログラム、各処理プログラム、及び各処理プログラムで処理された結果等を記憶する。
【0048】
また、この記憶媒体16に記憶するプログラム、データ等は、通信回線2等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線2等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体16を備えた記憶装置15を設け、この記憶媒体16に記憶されているプログラム、データを、通信回線2を介して使用する構成にしてもよい。
【0049】
記憶媒体16にはサーバーテーブル161が記憶されている。
図4は、記憶媒体16に記憶されているサーバーテーブル161を示す図である。この図に示すようにこのサーバーテーブル161には、登録されたホームページの各ページの文書データと、この文書データに含まれる属性情報として上位階層の関連ページ(上位関連ページ)、下位階層の関連ページ(下位関連ページ)といった関連文書指定情報が記憶されている。
【0050】
通信I/F部17は、例えばネットワーク接続用の機能を備えたモジュール回路で、CPU11から出力される信号に応じて通信回線2を介して文書データの送受信を行う。
【0051】
次に動作を説明する。
図5は、文書更新通知装置10が登録ユーザー端末20からホームページの文書データを受信した際に、サーバーテーブル161内に既に記憶されている上位階層のページにおいて変更通知を行なう処理の流れを示すフローチャートである。
【0052】
文書更新通知装置10の通信I/F部17において、ネットワーク1上の登録ユーザー端末20(図1参照)からホームページの関連文書指定情報を含む文書データを受信すると(ステップS101)、CPU11はこの受信した文書データをRAM14内の受信文書データメモリ141に格納する。また、文書更新通知装置10内の記憶媒体16に記憶されているサーバーテーブル161を検索して、受信した文書データのページ名と同一のページ、即ち受信した文書データに該当するページの文書データがあるか否かを判定する(ステップS102)。
【0053】
例えば、既存のホームページの下位階層ページに対して新しいページを追加するなど、サーバーテーブル161内に該当するページの文書データが無い場合は(ステップS102;No)、次にCPU11は、この受信した文書データの関連文書指定情報を参照して上位関連ページの指定があるか否かを判定する(ステップS103)。上位関連ページの指定がある場合は(ステップS103;Yes)、次いで受信した文書データの見出し項目を抽出してRAM14内の抽出データメモリ142に確保する(ステップS104)。そして受信した文書データをそのページ名、上位及び下位階層の関連文書指定情報と共にサーバーテーブル161に記憶する(ステップS105)。
【0054】
更にCPU11は、受信した文書データの指定する上位関連ページの文書データをサーバーテーブル161から読み出してRAM14内の上位関連文書データメモリ143に格納し(ステップS106)、この上位関連ページの文書データに対して、受信した文書データから抽出してRAM14の抽出データメモリ142に格納されている見出し項目と、計時部13により計時されたページの追加日時とを追加したページを作成して、この作成したページの文書データを上位関連文書データメモリ143に更新記憶する(ステップS107)。
【0055】
即ち、上位関連ページにおいて、下位階層にある関連するページの見出し項目を配列した見出し項目欄に対して、RAM14の抽出データメモリ142に格納された見出し項目とその追加日時とを追加して配列したページを作成して上位関連文書データメモリ143に更新記憶する。
【0056】
その後、CPU11は、見出し項目と追加日時とを追加して更新記憶された上位関連ページの文書データの見出し項目欄に対し、関連するページのリンクを設定する。即ち、配列された見出し項目にリンク先のページを設定しておき、この見出し項目がクリックされるなど入力装置12を介して指定されると、CPU11が設定されたリンク先のページの文書データを読み出すように制御するようリンク設定を行なう。
【0057】
その後CPU11は、サーバーテーブル161内に記憶されている上位関連ページの文書データを前記上位関連文書データメモリ143に格納された内容と同一の内容に書き換え、また関連文書指定情報に対して、受信した文書データのページを加えて(ステップS109)、ページ追加の場合の処理を終了する。
【0058】
なお、ステップS103において、受信した文書データには上位関連ページが指定されていないと判定した場合は(ステップS103;No)、この受信した文書データをサーバーテーブル161に新たに記憶して(ステップS120)、処理を終了する。
【0059】
図6は、下位階層に対して、ページが追加された場合の処理の流れを示す図であり、図6(a)はサーバーテーブル161に記憶されているホームページの階層構造を示す図であり、図6(b)は下位階層のページに対して追加されたページを示す図であり、図6(c)は上位階層及び中間階層に対して追加されたページの見出し項目、追加日時を追加したページの例を示す図である。
【0060】
図6(a)に示すように、文書更新通知装置10の記憶媒体16のサーバーテーブル161には、上位階層にあるページHP1、中間階層にあるページHP11、下位階層にあるページHP111、が記憶されている場合において、登録ユーザー端末20から図6(b)に示す、ページHP1を上位関連ページに指定している新しいページHP112の文書データが受信された場合に、CPU11はまず、サーバーテーブル161を検索して、受信した文書のページ名と同一のページ名の文書データが記憶されているか否かを判定する。この場合は、該当するページの文書データは記憶されていないので、ページの追加となる。CPU11は、受信したページHP112の文書データから「■■■■■」で表されている見出し項目m112を抽出してRAM14の抽出データメモリ142に格納する。
【0061】
その後、CPU11はこのページHP112の指定する上位関連ページの文書データを読み出す。即ちページHP112の上位階層に指定されているページはページHP1及びページHP11であるので、このページHP1及びページHP11をサーバーテーブル161から読み出す。そしてCPU11は、ページHP1及びページHP11の見出し項目欄に対して、図6(c)に示すように、見出し項目m112とその追加日時とを付加したページを作成する。
【0062】
その後、CPU11は、上位階層のページHP1、中間階層のページHP11に付加された見出し項目m112に、ページHP112とのリンクを設定し、更にサーバーテーブル161に記憶されたページHP1及びHP11の下位関連ページに、受信したページHP112を追加して記憶する。
【0063】
次に図5のフローチャートのステップS102の判定において、サーバーテーブル161に受信した文書データのページ名と同一のページ名がある、即ち該当するページの文書データがある(ステップS102;Yes)と判断した場合の処理の流れを説明する。
【0064】
例えば、受信した文書データが既存のホームページの下位階層にあるページを更新するものである場合など、サーバーテーブル161内に受信した文書データのページ名と同一のページがある場合は(ステップS102;Yes)、CPU11は、該当するページの文書データをサーバーテーブル161から読み出して、RAM14内の該当文書データメモリ144に格納する(ステップS110)と共に、この該当するページの関連文書指定情報を参照してサーバーテーブル161内でこの指定された上位関連ページを検索する(ステップS111)。そして上位関連ページがサーバーテーブル161内にある場合は(ステップS112;Yes)、上位関連ページの文書データを読み出してRAM14内の上位関連文書データメモリ143に記憶する(ステップS113)。
【0065】
その後、CPU11は受信した文書データとサーバーテーブル161から読み出した該当するページの文書データとを比較して、差分を抽出する(ステップS114)。ここで受信した文書データと前記該当するページの文書データとの間に何も差が無く、内容が同じ文書データであると判定すると(ステップS115;No)、その後CPU11は該当するページの文書データの更新、上位関連ページの文書データの更新などの処理を経ずに処理を終了する。
【0066】
受信した文書データと前記該当するページの文書データとの間に差がある場合は(ステップS115;Yes)、受信した文書データ側の差分の見出し項目を抽出してRAM14の抽出データメモリ142に格納する(ステップS116)。
【0067】
その後CPU11は、RAM14の上位関連文書データメモリ143に格納されている上位関連ページの文書データに対して、受信した文書データから抽出して抽出データメモリ142に格納されている見出し項目と、計時部13により計時された文書の更新日時とを追加したページを作成して、この作成したページの文書データを上位関連文書データメモリ143に更新記憶する(ステップS117)。
【0068】
即ち、上位関連ページにおいて、下位階層にある関連するページの見出し項目を配列した見出し項目欄に対して、RAM14の抽出データメモリ142に格納された見出し項目とその更新日時とを追加して配列したページを作成して、上位関連文書データメモリ143を更新記憶する。なお、新たに作成されるページには、更新されたページの見出し項目に「修正」等のメッセージをつけてもよい。
【0069】
その後CPU11は、サーバーテーブル161内に記憶されている上位関連ページの文書データを前記上位関連文書データメモリ143に格納された内容と同一の内容に書き換え(ステップS118)、更に、サーバーテーブル161内に記憶されている前記該当するページの文書データを前記受信文書データメモリ141に格納された文書データの内容と同一の内容に書き換え(ステップS119)、文書データ更新の場合の処理を終了する。
【0070】
なお、ステップS112において、上位関連ページの文書データがサーバーテーブル161にないと判定した場合は(ステップS112;No)、サーバーテーブル161内に記憶されている前記該当するページの文書データを前記受信文書データメモリ141に格納された文書データの内容と同一の内容に更新して(ステップS119)、処理を終了する。
【0071】
図7は、下位階層にあるページHP111が更新された場合の処理の流れを示す図であり、図7(a)はサーバーテーブル161に記憶されているホームページの階層構造を示す図であり、図7(b)は下位階層にあるページを更新したページHP111bを示す図であり、図7(c)は更新前のページHP111aと更新後のページHP111bとの比較を示す図であり、図7(d)は更新された文書の見出し項目が追加された上位及び中間の階層にあるページの例を示す図である。
【0072】
図7(a)に示すように、文書更新通知装置10の記憶媒体16のサーバーテーブル161には、上位階層にあるページHP1、中間階層にあるページHP11、下位階層にあるページHP111、が記憶されている場合において、登録ユーザー端末20から図7(b)に示す、ページHP111bの文書データが受信された場合に、CPU11は、まず、サーバーテーブル161を検索してこの受信したページHP111bの文書データに該当するページHP111aの文書データが記憶されているか否かを判定する。この場合は、該当するページHP111aが記憶されているので、ページの更新となる。CPU11は、該当するページHP111aの関連文書指定情報に基き、上位関連ページを検索して、上位関連ページの文書データ、この例の場合はページHP1及びHP11の文書データをサーバーテーブル161から読み出して上位関連文書データメモリ143に格納する。
【0073】
その後CPU11は図7(c)に示すように受信したページHP111bの文書データと該当するページHP111aの文書データとを比較して、「▲▲▲▲▲」で表される差分となる抽出項目m111bを受信したページHP111bの文書データから抽出する。そしてCPU11は抽出された見出し項目m111bを上位関連ページHP1及びHP11の見出し項目欄に追加して配列したページを作成する。
【0074】
たとえば図7(d)に示すように、中間階層のページHP11に対しては、「■■■■■」で表される該当するページの見出し項目m111aの表示位置に、更に、受信した文書データの見出し項目m111b、更新日時、「修正!」等の所定の文字列を付加したページを作成する。また、上位関連ページのページHP1に対しては、受信した文書データの見出し項目m111bを追加したページを作成する。
【0075】
その後、サーバーテーブル161に記憶されているページHP1及びHP11の文書データを、作成したページの文書データにそれぞれ更新する。
【0076】
以上説明したように、第1の実施の形態における文書更新通知装置10は、文書データを受信すると、その受信した文書データに該当するページの文書データが既にサーバーテーブル161内にあるか否かを判定し、該当するページの文書データが無いときは、ページの追加として、この受信した文書データから見出し項目を抽出し、またこの受信した文書データの指定する上位階層のページに対して抽出した見出し項目を追加したページを作成し、この作成したページの文書データを新たな上位関連ページの文書データとしてサーバーテーブル161内の上位関連ページの文書データを更新記憶し、更にこの上位関連ページの指定する関連文書指定情報(下位関連ページ)に、受信した文書のページ名を追加記憶する。
【0077】
また、文書更新通知装置10は、受信した文書データに該当するページの文書データが既にサーバーテーブル161内にあるときは、ページの更新として、該当するページの文書データをサーバーテーブル161から読み出し、また、この該当するページの指定する上位関連ページの文書データをサーバーテーブル161を検索して読み出す。また該当するページの文書データと受信した文書データとを比較してこれらの文書データに差分がある場合は、受信した文書データの見出し項目を抽出して、この抽出した見出し項目と計時部13から計時される更新日時とを前記読み出した上位関連ページの見出し項目欄に追加して配列したページを作成し、この作成したページの文書データを上位関連ページの文書データとしてサーバーテーブル161に更新記憶する。また受信した文書データを該当するページの文書データであるとしてサーバーテーブル161に更新記憶する。
【0078】
したがって、階層構造により上下階層のページが関連付けられている場合に、下位階層のページに対して、追加、更新等の変更がある場合に、変更されたページの上位階層にあるページ中に、下位階層のページの変更を反映させることが可能であるので、上位階層のページを手作業で編集し直すといった作業負担を軽減させることができると共に、上位階層のページの文書データを更新し忘れることや編集の際に生ずるミスを無くすことができる。
【0079】
頻繁に内容を変更する必要の生ずるホームページ等について、本発明の文書更新通知装置10を適用することは、特に有効である。
【0080】
また、文書データの変更の有無の判断を、文書更新通知装置10において文書を受信した際に実行することにより、登録ユーザー端末20における変更に係る文書作成時に、既に文書更新通知装置10に登録された文書に関する変更である旨の情報を文書データ中に定義していなくても変更の有無が判断される。
【0081】
[第2の実施の形態]
次に、図8〜図14を参照して本発明に係る文書更新通知装置10の第2の実施の形態を詳細に説明する。
【0082】
この第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、ホームページに含まれる各ページの文書データを格納したファイルが上下関係を設定した階層構造により整理されている場合を例に説明する。上位階層にあるページと下位階層にあるページとは互いに関連付けられている。
【0083】
また第1の実施の形態と同様に、文書データは、例えばHTML、XML等のインターネットでやり取りするデータの構造を記述する言語で表現されており、文書データのレイアウト情報、データの属性情報や論理構造等が定義される。即ち、ページの見出し項目として定義されている文字列や関連文書指定情報等は文書データに定義されており、CPU11は、この文書データの属性情報や定義を解析することにより、文書データ中の関連文書指定情報、見出し項目を認識する。
【0084】
この第2の実施の形態における文書更新通知装置10は、下位階層のページが追加され、又は更新される等の変更があった場合には、この追加、更新等の変更を判断し、変更がある場合は変更があったページの情報(ページの見出し項目、変更日時等)を、通信回線を介してアクセス可能な利用者に対して通知するものである。
【0085】
まず構成を説明する。
第2の実施の形態における文書更新通知装置10は、図2に示す第1の実施の形態における文書更新通知装置10と同様の構成であり、以下の説明において同一の構成要素については図1、図2と同一の番号を附して説明する。
【0086】
第2の実施の形態において、CPU11は、登録ユーザー端末20から送信されるホームページの文書データの変更に伴う処理に関するプログラムを有するアプリケーションプログラムに従って、通信I/F部17を介して、ホームページの文書データを受信して、その内容の変更に伴う処理を実行すると共に、更新された内容を示した更新通知メールを作成し、利用予約者テーブル162(図9参照)に記憶されている利用予約者に対して作成した更新通知メールを通信I/F部17を介して送信する。
【0087】
図8は、第2の実施の形態におけるRAM14のメモリ構成を示す図である。
第2の実施の形態においてRAM14は、第1の実施の形態において示すRAM14内にメモリ領域として設定される受信文書データメモリ141、抽出データメモリ142、上位関連文書データメモリ143、該当文書データメモリ144、ワークメモリ147の他、メールリストメモリ145、更新通知メールメモリ146を有する。
【0088】
メールリストメモリ145には、記憶媒体16に記憶されている利用予約者テーブル162の中から文書データの追加、更新に伴い、通知の必要な利用者の利用者名、メールアドレスが抽出され格納される。
【0089】
更新通知メールメモリ146には、文書データの追加、更新を通知するメールの内容が格納される。
【0090】
第2の実施の形態における文書更新通知装置10の記憶媒体16にはサーバーテーブル161の他、利用予約者テーブル162が記憶されている。
図9は、記憶媒体16に記憶されている利用予約者テーブル162を示す図である。この図に示すようにこの利用予約者テーブル162には、登録された利用予約者の利用者名、メールアドレスが、変更の通知を希望するホームページを示す情報である希望ホームページ情報と共に記憶されている。
【0091】
次に動作を説明する。
図10は、文書更新通知装置10が登録ユーザー端末20からホームページの文書データを受信した際に、更新通知メールを作成して利用者端末30、30、…に対して送信する処理の流れを示すフローチャートである。
【0092】
文書更新通知装置10の通信I/F部17において、ネットワーク1上の登録ユーザー端末20(図1参照)からホームページとなる文書データ及びこの文書データの関連文書指定情報を受信すると(ステップS201)、CPU11はこの受信した文書データをRAM14内の受信文書データメモリ141に格納する。また、文書更新通知装置10内の記憶媒体16に記憶されているサーバーテーブル161を検索して、受信した文書データのページ名と同一のページ、即ち受信した文書データに該当するページの文書データがあるか否かを判定する(ステップS202)。
【0093】
例えば、既存のホームページの下位階層のページに対して新しいページを追加するなど、サーバーテーブル161内に該当するページの文書データが無い場合は(ステップS202;No)、受信した文書データの見出し項目を読み出して、RAM14内の抽出データメモリ142に格納する(ステップS203)。
【0094】
その後、抽出された見出し項目に基いて、CPU11は更新通知メールを作成する(ステップS204)。即ち、CPU11は、まず記憶媒体16に記憶されている利用予約者テーブル162に登録されている利用予約者の希望により設定された希望ホームページ情報を参照して、この希望ホームページ情報に前記受信した文書データの指定する上位関連ページが含まれている利用者のリストを作成してRAM14内のメールリストメモリ145に格納する。
【0095】
そして、CPU11は、前記受信した文書データから抽出した見出し項目を記載した更新通知メールを作成する。例えば、「下記のホームページが追加されました。」「HP1(▲▲▲▲▲)」のように、追加があった旨と、追加されたホームページの表示、追加された文書データの見出し項目等を記載した更新通知メールを作成してRAM14内の更新通知メールメモリ146に格納する。
【0096】
次にCPU11は、RAM14内のメールリストメモリ145から送信する利用者の宛名、及びメールアドレスを読み出し、RAM14内の更新通知メールメモリ146に格納された更新通知メールを読み出した利用者の利用者端末30、30、…に対して通信I/F部17を介して送信する(ステップS205)。
【0097】
図11は、下位階層に対して、ページが追加された場合の処理の流れを示す図であり、図11(a)はサーバーテーブル161に記憶されているホームページの階層構造を示す図であり、図11(b)は下位階層に対して追加されたページを示す図である。
【0098】
図11(a)に示すように、文書更新通知装置10の記憶媒体16のサーバーテーブル161には、上位階層にあるページHP1、中間階層にあるページHP11、下位階層にあるページHP111、が記憶されている場合において、登録ユーザー端末20から図11(b)に示す、ページHP112が受信された場合に、CPU11は、まず、サーバーテーブル161を検索して該当するページ、即ち受信した文書データのページ名と同一のページが記憶されているか否かを判定する。この場合は、該当するページの文書データは記憶されていないので、ページの追加として、受信したページHP112の文書データから「■■■■■」で表されている見出し項目m112を抽出してRAM14の抽出データメモリ142に格納する。
【0099】
そして、CPU11は、前記受信した文書データから抽出した見出し項目m112を記載した更新通知メールを作成する。
【0100】
図12は、ページ追加の場合の更新通知メールの例を示す図である。この図12に示すように、例えば「下記のホームページが追加されました。」「HP1(■■■■■)」のように、追加があった旨と、追加されたホームページの表示、追加されたページの見出し項目等を記載した更新通知メールを作成してRAM14内の更新通知メールメモリ146に格納する。その後、記憶媒体16の利用予約者テーブル162において希望ホームページ情報に「HP1」が含まれる利用予約者に対して、作成した更新通知メールを送信する。
【0101】
次に、図10のフローチャートのステップS202における判定において、サーバーテーブル161に受信した文書データのページ名と同一のページがある、即ち該当するページの文書データがある(ステップS202;Yes)と判断した場合の処理の流れを説明する。
【0102】
例えば、既存のホームページの下位階層にページを更新するなど、サーバーテーブル161内に該当するページの文書データがある場合は(ステップS202;Yes)、CPU11は、その該当するページの文書データをサーバーテーブル161から読み出して、RAM14内の該当文書データメモリ144に格納する(ステップS206)。
【0103】
そしてCPU11は、RAM14内の受信文書データメモリ141に格納された文書データ及び該当文書データメモリ144に格納された前記該当するページの文書データとを比較して、受信した文書データと前記該当するページの文書データとの差分を抽出する(ステップS207)。
【0104】
ここで受信した文書データと前記該当するページの文書データとの差分が無い場合は(ステップS208;No)、直ちに処理を終了する。
【0105】
受信した文書データと前記該当するページの文書データとの差分がある場合は(ステップS208;Yes)、差分の見出し項目を抽出する。
【0106】
例えば、受信した文書データと前記該当するページの文書データとの差分があり、受信した文書データと前記該当するページの文書データとの差分が見出し項目にある場合は、その差分の受信した文書データの見出し項目と前記該当するページの文書データの見出し項目とを抽出する。
【0107】
なお、差分の見出し項目の抽出に関する他の例として、受信した文書データにおいて前記該当するページの文書データの見出し項目を削除する更新があった場合は該当する文書データの見出し項目を抽出する、受信した文書データにおいて前記該当するページの文書データに更に見出し項目を追加する更新があった場合は、追加された見出し項目を受信した文書データ側から見出し項目を抽出する等の場合も考えられる。
【0108】
その後CPU11は、抽出した差分の見出し項目をRAM14内の抽出データメモリ142に格納する(ステップS209)。
【0109】
CPU11は、抽出された見出し項目による更新通知メールを作成して(ステップS204)、利用予約者の利用者端末30、30、…に対して、作成した更新通知メールを送信する(ステップS205)。即ち、CPU11は、まず記憶媒体16に記憶されている利用予約者テーブル162の利用予約者の希望により設定された希望ホームページ情報を参照して、この希望ホームページ情報に、前記受信した文書データの指定する上位関連ページが含まれている利用者のリストを作成してRAM14内のメールリストメモリ145に格納する。
【0110】
そして、CPU11は、前記該当するページの文書データ、及び前記受信した文書データから抽出した見出し項目を記載した更新通知メールを作成する。例えば、「下記のホームページが更新されました。」「HP1(■■■■■)→(▲▲▲▲▲)」のように、更新があった旨と、更新されたホームページの表示、更新されたページの見出し項目等を記載した更新通知メールを作成してRAM14内の更新通知メールメモリ146に格納する。
【0111】
次にCPU11は、RAM14内のメールリストメモリ145から送信する利用者の宛名、及びメールアドレスを読み出し、RAM14内の更新通知メールメモリ146に格納された更新通知メールを読み出し、各利用者の利用者端末30、30、…に対して通信I/F部17を介して送信する。
【0112】
図13は、下位階層にあるページHP111が更新された場合の処理の流れを示す図であり、図13(a)はサーバーテーブル161に記憶されているホームページの階層構造を示す図であり、図13(b)は更新後のページHP111bを示す図であり、図13(c)は、更新前のページHP111aと更新後のページHP111bとの比較を示す図である。
【0113】
図13(a)に示すように、文書更新通知装置10の記憶媒体16のサーバーテーブル161には、上位階層にあるページHP1、中間階層にあるページHP11、下位階層にあるページHP111、が記憶されている場合において、登録ユーザー端末20から図11(b)に示す、ページHP111bが受信された場合に、CPU11は、まず、サーバーテーブル161を検索して、このページHP111bに該当するページが記憶されているか否かを判定する。この場合は、該当するページHP111aが記憶されているのでCPU11は該当するページHP111aの文書データを読み出してRAM14内の該当文書データメモリ144に格納する。
【0114】
次にCPU11は、図13(c)に示すように、該当するページHP111aの文書データと受信したページHP111bの文書データとを比較して、これら該当するページHP111aと受信したページHP111bとの文書データに差分がある場合は、該当するページHP111aの「■■■■■」で示される見出し項目m111aと受信したページHP111bの「▲▲▲▲▲」で示される見出し項目m111bとを抽出してRAM14内の抽出データメモリ142に格納する。
【0115】
そして、CPU11は、該当するページHP111aと受信したページHP111bとからそれぞれ抽出した見出し項目m111a及びm111bを記載した更新通知メールを作成する。
【0116】
図14は、文書更新の際の更新通知メールの例を示す図である。この図14に示すように、例えば「下記のホームページが更新されました。」「HP1(■■■■■)→(▲▲▲▲▲)」のように、更新があった旨と、更新されたホームページの表示、更新前の見出し項目m111aと更新後の見出し項目m111b、等を記載した更新通知メールを作成してRAM14内の更新通知メールメモリ146に格納する。その後、記憶媒体16の利用予約者テーブル162において希望ホームページ情報に「HP1」が含まれる利用予約者に対して、作成した更新通知メールを送信する。
【0117】
以上説明したように、第2の実施の形態における文書更新通知装置10は、文書データを受信すると、その受信した文書データに該当するページの文書データが既にサーバーテーブル161内にあるか否かを判定し、該当するページの文書データが無いときは、ページの追加として、この受信した文書データから見出し項目を抽出し、抽出した見出し項目を表記した更新通知メールを作成し、この作成した更新通知メールを、利用予約者テーブル162に希望ホームページの登録のある利用予約者に対して送信する。
【0118】
また、文書更新通知装置10は、受信した文書データに該当する文書データが既にサーバーテーブル161内にあるときは、ページの更新として、該当するページの文書データをサーバーテーブル161から読み出し、また該当するページの文書データと受信した文書データとを比較してこれらの文書データに差分がある場合は受信した文書データの見出し項目と該当するページの文書データの見出し項目とを抽出して、この抽出した各見出し項目を表記した更新通知メールを作成し、この作成した更新通知メールを利用予約者テーブル162に希望ホームページの登録のある利用予約者に対して送信する。
【0119】
したがって、ページを追加、更新した旨の通知は、手作業によりその更新内容等を記載した更新通知メールを作成する必要がなくなるので、その作業負担が軽減されると共に、利用予約者テーブル162に予め登録された利用予約者に対して、電子メール等により迅速に通知される。また、利用予約者テーブル162に希望ホームページの情報を登録しておくことで、ホームページの追加、更新の通知を希望者にのみ配信することができ、電子メール等の不要な配信に伴う通信コストの削減等を図ることができる。
【0120】
なお、上述の第1、及び第2の実施の形態において、本発明を適用した文書更新通知装置10が行なう変更通知は、階層構造により関連付けられている上下階層の文書データ間で反映されるものとした例を用いて説明したが、上下階層間の関連のみならず、同一階層内において関連付けられている文書データ間や、その他の方法で関連付けられているあらゆる関連する文書データ間で変更通知を反映することを含む。
【0121】
また、上述の第1、及び第2の実施の形態では、ユーザー登録端末20において作成した文書データを文書更新通知装置10において受信した際に、文書データの変更の有無の判断を行なう例を示したが、ユーザー登録端末20を本発明に係る文書更新通知装置10とすることも可能であり、さらに文書更新通知装置10において作成した文書データについて、既にサーバーテーブル161内に記憶されている文書データと比較して変更の有無を判定して変更通知に関する処理を行なう場合に応用しても良い。
【0122】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、文書データを編集した場合に、編集された文書データと記憶された文書データとにより変更の有無を判断して、変更があった際はその文書データに関連する文書データにおいて変更があった旨の追加情報を追加することにより、ある文書データの変更をその文書データに関連する文書データに自動的に反映させることが可能となるので、文書データの変更に伴うその文書データに関連する文書データの変更を手作業で編集し直すといった作業負担を軽減させることができると共に、その文書データに関連する文書データの変更をし忘れることや編集の際に生ずるミスを無くすことができる。
【0123】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の文書更新通知装置において、前記記憶された文書データと前記記憶された文書データに関連する文書データとは、それぞれが上位下位の関係を表す階層構造により関連付けられるので、ホームページのような文書データに有効である。
【0124】
請求項3記載の発明によれば、前記追加情報は、下位階層のページの差分情報を示す情報が上位階層のページに追加されるので、上位階層のページを見れば変更のあった下位階層のページを容易に確認することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】文書更新通知装置10の接続されたネットワークの一例として、インターネットによるネットワーク1の構成を示す図である。
【図2】文書更新通知装置10の内部の要部構成を示す図である。
【図3】第1の実施の形態におけるRAM14のメモリ構成を示す図である。
【図4】記憶媒体16に記憶されているサーバーテーブル161を示す図である。
【図5】文書更新通知装置10が登録ユーザー端末20によりホームページの文書データを受信した際に、関連するページに変更通知を反映させる処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】下位階層のページに対して、ページが追加された場合の処理の流れを示す図である。
【図7】下位階層にあるページが更新された場合の処理の流れを示す図である。
【図8】第2の実施の形態におけるRAM14のメモリ構成を示す図である。
【図9】記憶媒体16に記憶されている利用予約者テーブル162を示す図である。
【図10】文書更新通知装置10が登録ユーザー端末20によりホームページの文書データを受信した際に、更新通知メールを作成して利用者端末30に対して通知する処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】下位階層のページに対してページが追加された場合の処理の流れを示す図である。
【図12】ページ追加の際の更新通知メールの例を示す図である。
【図13】下位階層にあるページが更新された場合の処理の流れを示す図である。
【図14】ページ更新の際の更新通知メールの例を示す図である。
【図15】一般的なホームページのページ構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク
2 通信回線
10 文書更新通知装置
11 CPU
12 入力装置
13 計時部
14 RAM
141 受信文書データメモリ
142 抽出データメモリ
143 上位関連文書データメモリ
144 該当文書データメモリ
145 メールリストメモリ
146 更新通知メールメモリ
147 ワークメモリ
15 記憶装置
16 記憶媒体
161 サーバーテーブル
162 利用予約者テーブル
17 通信I/F部
18 バス
20 登録ユーザー端末
30 利用者端末

Claims (4)

  1. 文書データを記憶する記憶手段と、
    編集された文書データと記憶された文書データとの変更の有無を判定する判定手段と、
    前記編集された文書データと前記記憶された文書データとの差分情報を抽出する抽出手段と、
    前記判定手段により前記編集された文書データに変更があったと判定された場合に、前記抽出手段で抽出された差分情報を示す追加情報を前記記憶された文書データに関連する文書データに追加する変更情報追加手段と、
    を備えたことを特徴とする文書更新通知装置。
  2. 前記記憶された文書データと前記記憶された文書データに関連する文書データとは、それぞれが上位下位の関係を表す階層構造により関連付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の文書更新通知装置。
  3. 前記追加情報は、下位階層のページの差分情報を示す情報が上位階層のページに追加される
    ことを特徴とする請求項2に記載の文書更新通知装置。
  4. コンピュータを、
    編集された文書データと記憶された文書データとの変更の有無を判定する判定手段、
    前記編集された文書データと前記記憶された文書データとの差分情報を抽出する抽出手段、
    前記判定手段により前記編集された文書データに変更があったと判定された場合に、前記抽出手段で抽出された差分情報を示す追加情報を前記記憶された文書データに関連する文書データに追加する変更情報追加手段、
    として機能させるためのプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
JP32960398A 1998-11-19 1998-11-19 文書更新通知装置及び記憶媒体 Expired - Fee Related JP3890785B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32960398A JP3890785B2 (ja) 1998-11-19 1998-11-19 文書更新通知装置及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32960398A JP3890785B2 (ja) 1998-11-19 1998-11-19 文書更新通知装置及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000155731A JP2000155731A (ja) 2000-06-06
JP3890785B2 true JP3890785B2 (ja) 2007-03-07

Family

ID=18223203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32960398A Expired - Fee Related JP3890785B2 (ja) 1998-11-19 1998-11-19 文書更新通知装置及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3890785B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073508A (ja) * 2000-06-12 2002-03-12 Koji Noda 電子掲示板システム、イベント通知装置および情報共有システム
JP2002109084A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Dentsu Inc 情報収集・提供システム及びその方法
JP2002123732A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Act Design:Kk サービス提供支援システム
JP2003076598A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理プログラム格納媒体
JP4558255B2 (ja) * 2002-01-28 2010-10-06 三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社 エミュレータ端末への表示データダウンロード方法
JP2008052542A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Mitsubishi Electric Corp データベース管理システム
JP4329811B2 (ja) 2006-11-28 2009-09-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置におけるデータの管理方法、およびコンピュータプログラム
JP4305520B2 (ja) 2007-02-09 2009-07-29 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム
JP5723177B2 (ja) * 2011-03-03 2015-05-27 株式会社日立システムズ 電子マニュアル更新通知システム
JP6256606B2 (ja) * 2014-06-24 2018-01-10 株式会社島津製作所 分析装置管理システム
JP7183592B2 (ja) * 2018-07-02 2022-12-06 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 業務テンプレート変更装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000155731A (ja) 2000-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7324997B2 (en) Bookmark managing system and bookmark managing method
JP3692054B2 (ja) 文書構造変換方法および文書構造変換装置およびプログラム
US6957383B1 (en) System and method for dynamically updating a site map and table of contents for site content changes
EP0945811B1 (en) Information apparatus having automatic web reading function
US6785869B1 (en) Method and apparatus for providing a central dictionary and glossary server
US6973458B1 (en) Scheme for constructing database for user system from structured documents using tags
US8584009B2 (en) Automatically propagating changes in document access rights for subordinate document components to superordinate document components
JP3890785B2 (ja) 文書更新通知装置及び記憶媒体
US7260776B2 (en) Method and device for processing a computer document in a computer system
US20090204635A1 (en) Database data type creation and reuse
JP2001052025A (ja) 電子ブックコンテンツとメモ情報の共有方法および電子ブック閲覧用プログラムの記録媒体
JP3628528B2 (ja) 検索支援装置及び方法並びにその装置での処理をコンピュータにて行なわせるためのプログラムを格納した記録媒体
JP2000242655A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH1115716A (ja) 文書更新通知装置および文書更新通知方法
US7895337B2 (en) Systems and methods of generating a content aware interface
JP3673189B2 (ja) 書き込み制御方法および構造化文書管理装置および構造化文書編集装置およびプログラム
JP2001249874A (ja) 情報収集装置
JPH11338810A (ja) 情報端末装置、環境設定方法及び記録媒体
US7231598B1 (en) User interface for editing documents containing markup language
JP2009266243A (ja) データの動的アクセス
JP2006350554A (ja) 文書電子化システム
JP4290796B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH1139341A (ja) Wwwシステムにおけるページ表示装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP2006072551A (ja) 文書編集装置、情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
US20080270409A1 (en) Data, Structure, Structured Data Management System, Structured Data Management Method and Structured Data Management Program

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees