JP3890113B2 - 画像送信装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像信号を送信する画像送信装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からの映像伝送装置は、アナログの映像信号を周波数変調等のアナログ変調で変調することで伝送してきた。これに対して、映像信号をデジタル化してデジタル信号で変調して伝送する方式も各種提案されている。このような映像伝送システムでは、情報量の削減のために入力デジタル信号に圧縮処理を施しており、少ない伝送容量で多くの動画情報や静止画情報の伝送を可能にしている。
【0003】
これらのデジタル映像の圧縮方式は、一般的にまず、画像を水平nx垂直nごとに複数のブロックに分割し、ブロックごとにディスクリートコサイン変換(DCT)等の直交変換を施し、量子化する。一般的に画像情報は低域に偏っているため、高周波成分のビット数を減らすことで、データ量を削減することができる。また、ハフマン符号化等の可変長符号化で出現確率によりデータ圧縮をすることができる。さらに、動画像の場合はフレーム間での相関が強いので、この性質を用いてフレーム間の差分を抽出することで大幅に圧縮をかけることが可能になる。これらの圧縮技術を組み合わせて、動画像の圧縮を行いデータ量を削減した上で画像を無線伝送する伝送システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、デジタル化された画像データの無線伝送に最適な伝送システムとして、スペクトラム拡散通信方式が提案されている。このスペクトラム拡散通信方式について説明すると、直接拡散方式を用いたスペクトラム拡散通信方式は、通常伝送するディジタル信号のベースバンド信号から、擬似雑音符号(PN符号)等の拡散符号系列を用いて拡散変調することにより、該ベースバンド信号に比べてきわめて広い帯域幅を持つ拡散変調信号を生成する。さらに、該拡散変調信号に対してPSK(位相シフトキーイング)、FSK(周波数シフトキーイング)等の変調を行い、RF(無線周波数)信号に変換して伝送する。受信側では、送信側と同一の拡散符号を用いて受信された拡散変調信号との相関をとる逆拡散を行い、該拡散変調信号をベースバンド信号に対応した帯域幅を持つ狭帯域の信号に変換する。続いて通常のデータ復調を行い、送信前のディジタルデータを再生する。
【0005】
以上のような直接方式を用いたスペクトラム拡散通信方式では、情報帯域幅に対し送信帯域幅が極めて広いので、送信帯域幅が一定の情感下では、通常の狭帯域変調方式に比べ非常に低い伝送速度しか実現できなかった。このような問題点を解決するために符号分割多重化(CDMA)という方式が存在する。この方式は、高速の情報信号を低速の並列データに変換し、それぞれが直交する異なる拡散符号系列で拡散変調して加算した後にRF信号に変換して伝送を行うことにより、拡散変調の拡散率を下げることなしに送信帯域幅一定の条件下で高速データ伝送を実現するものである。
【0006】
しかしながら、上述のような符号分割多重化方式を用いたスペクトラム拡散通信では以下のような欠点があった。
【0007】
例えば、符号分割により多重数を多くすればするほど、伝送できるデータ量は多くなるが、通信環境によっては、マルチパスフェージングと呼ばれる現象が生じやすくなる。この現象は、直接波と反射波の位相が異なることにより合成波のレベルが低下してしまう現象で、これにより通信障害、通信途絶等の誤りが生じやすくなる欠点があった。
【0008】
しかも、例えば画像データのようにデータ量の多いデータを送信する場合には、通常圧縮符号化処理されてから送信される。しかし、伝送中に上述のような現象が生じ、データの一部が欠落した場合には、受信側では正常な画像を生成できない欠点があった。
【0009】
そこで、本発明は、画像信号を適切に送信することができる画像送信装置及びその制御方法を提供することを目的とする
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像送信装置の一つは、例えば、画像信号を送信する画像送信装置であって、前記画像信号を第1の画像データと、前記第1の画像データよりも高い周波数成分を有する第2の画像データとに変換する変換手段と、記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記第1の画像データに付加されたヘッダを変調する変調手段と、前記変調手段で変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信手段とを有し、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数と同じにすることを特徴とする。
本発明に係る画像送信装置の一つは、例えば、画像信号を送信する画像送信装置であって、前記画像信号を、第1の画像データと、前記第1の画像データよりも高い周波数成分を有する第2の画像データとに変換する変換手段と、前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記第1の画像データに付加されたヘッダを変調する変調手段と、前記変調手段で変調された前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信手段とを有し、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも少なくすることを特徴とする。
【0011】
本発明に係る画像送信装置の一つは、例えば、画像信号を送信する画像送信装置であって、前記画像信号から、第1の圧縮方法で圧縮された第1の画像データと、第2の圧縮方法で圧縮された第2の画像データとを生成する圧縮手段と、前記第1の画像データ、前記第2の画像データ並びに前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのそれぞれに付加されたヘッダを変調する変調手段と、前記変調手段で変調された前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信手段とを有し、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データの一部を変調するのに用いられる拡散符号の数と同じにすることを特徴とする。
本発明に係る画像送信装置の一つは、例えば、画像信号を送信する画像送信装置であって、前記画像信号から、第1の圧縮方法で圧縮された第1の画像データと、第2の圧縮方法で圧縮された第2の画像データとを生成する圧縮手段と、前記第1の画像データ、前記第2の画像データ並びに前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのそれぞれに付加されたヘッダを変調する変調手段と、前記変調手段で変調された前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信手段とを有し、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも少なくすることを特徴とする。
【0012】
本発明に係る制御方法の一つは、例えば、画像信号を送信する画像送信装置の制御方法であって、前記画像信号を、第1の画像データと、前記第1の画像データよりも高い周波数成分を有する第2の画像データとに変換する変換ステップと、前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記第1の画像データに付加されたヘッダを変調する変調ステップと、前記変調ステップで変調された前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信ステップとを有し、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数と同じにすることを特徴とする。
本発明に係る制御方法の一つは、例えば、画像信号を送信する画像送信装置の制御方法であって、前記画像信号を、第1の画像データと、前記第1の画像データよりも高い周波数成分を有する第2の画像データとに変換する変換ステップと、前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記第1の画像データに付加されたヘッダを変調する変調ステップと、前記変調ステップで変調された前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信ステップとを有し、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも少なくすることを特徴とする。
【0013】
本発明に係る制御方法の一つは、例えば、画像信号を送信する画像送信装置の制御方法であって、前記画像信号から、第1の圧縮方法で圧縮された第1の画像データと、第2の圧縮方法で圧縮された第2の画像データを生成する圧縮ステップと、記第1の画像データ前記第2の画像データ並びに前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのそれぞれに付加されたヘッダを変調する変調ステップと、前記変調ステップで変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信ステップとを有し、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多し、前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データの一部を変調するのに用いられる拡散符号の数と同じにすることを特徴とする。
本発明に係る制御方法の一つは、例えば、画像信号を送信する画像送信装置の制御方法であって、前記画像信号から、第1の圧縮方法で圧縮された第1の画像データと、第2の圧縮方法で圧縮された第2の画像データとを生成する圧縮ステップと、前記第1の画像データ、前記第2の画像データ並びに前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのそれぞれに付加されたヘッダを変調する変調ステップと、前記変調ステップで変調された前記第1の画像データ、前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信ステップとを有し、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多し、前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも少なくすることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に好適な実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0017】
(第1の実施例)
図1及び図2は本発明に係る第1の実施例である無線送信装置と無線受信装置の構成を示すブロック図である。図1の無線送信装置と図2の無線受信装置とは、双方向に無線通信を行うものである。
【0018】
図1の無線送信装置において、101は被写体の光学像を集光し、後段の撮像素子102上に像形成するレンズ、102はCCD等により構成され、レンズ101により取り込んだ被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子、103は撮像素子からの電気信号をサンプルホールドし、適正な信号レベルにするCDS/AGC回路、104はCDS/AGC回路103からの出力をA/D変換し、所定のディジタル画像信号を生成する画像信号処理回路、105は画像信号処理回路104からの出力に所定の高能率符号化処理を施す圧縮処理回路、106は圧縮処理回路105からの出力をスペクトラム拡散通信方式で送信するのに適した伝送データに変換するスペクトラム拡散送信部、107は圧縮処理回路102にて圧縮処理される信号の種類に応じ、スペクトラム拡散送信部106で用いる符号分割多重数kを生成するマイクロコンピュータ(マイコン)、108はスペクトラム拡散通信部106の出力を無線送信するアンテナである。
【0019】
次に図2の無線受信装置において、201はアンテナ、202はアンテナ201により送信された情報信号を検波するスペクトラム拡散受信部、203はスペクトラム拡散受信部202にて受信した圧縮画像信号を伸張する伸張処理回路、204は伸長された画像信号をNTSC方式のアナログ画像信号に変換し、後段のモニタ206に出力するNTSCエンコーダ、206はNTSC信号等の標準テレビジョン信号を表示可能なモニタである。
【0020】
以下では、上述のように構成された無線送信装置と無線受信装置の動作を説明する。
【0021】
無線送信装置において、レンズ101、撮像素子102にて撮像された被写体の光学像は、CDS/AGS回路103、画像信号処理回路104を介して標準テレビジョン信号等のディジタル画像信号に変換され、圧縮処理回路105に供給される。圧縮処理回路105は、データ量の削減のために所定の高能率圧縮符号化処理を該ディジタル画像信号に施す。本実施例では、所定の高能率圧縮符号化処理としてDCT(Discrete Cosine Transform)やウエーブレット変換等の直交変換処理を行った後、量子化、可変長符号化を行う。図3にDCTを用いた圧縮処理を行う圧縮処理回路105の構成の一例を示す。
【0022】
図3において、ブロック変換部301は、画像信号処理回路104にて生成された輝度信号と色差信号とからなるディジタル画像信号を8画素×8画素のブロックに分割し、夫々8×8の正方行列で表されるデータに変換する。図4に、1フレーム分の画像データを8×8画素ブロックに分割する図を示す。ブロック変換部301は、1フレーム分の画像403を水平方向と垂直方向に夫々8画素401ずつのブロック402に分割する。
【0023】
DCT処理回路302は、8×8画素単位のブロック402に対して、DCTと呼ばれる変換処理を行い、各ブロック402のデータを周波数領域に変換する。図5は、DCT変換処理後の8×8画素のブロック402を示す図で、64個に分割される各ブロック501に夫々係数を付す。
【0024】
図5において、横方向は水平成分、縦方向は垂直成分を表し、各ブロック501の周波数成分は、左上にいくほど低く、右下にいくほど高くなるように構成されている。最も周波数成分の低い直流成分(DC)を示す係数は「11」であり、他の係数は交流成分(AC)を示す。AC成分は、「12」、「21」、「13」、「22」、「31」の順に周波数成分が高くなっている。
【0025】
DCT処理回路にて、DCT変換された1フレーム内の各8×8画素のブロック402は、量子化処理回路303に供給される。量子化処理回路303は、量子化テーブル304と呼ばれる係数テーブルを用いて量子化を行う。量子化テーブル304は、低周波成分よりも高周波成分に重み付けがなされているため、量子化の結果は、高周波成分になるほど小さい値となりデータの圧縮がなされる。
【0026】
各8×8ブロック402毎に量子化された1フレーム単位の画像データは、DC成分(11)、低周波成分(12、21、13、22、31)、その他の周波数成分に分離され、各8×8ブロック402毎にまとめられる。1フレーム分のDC成分、低周波成分、その他の周波数成分は、夫々ハフマン符号化処理回路305に供給され、ハフマン符号化処理回路305はハフマンテーブル306を用いてハフマン符号化を行う。
【0027】
図6に、圧縮処理回路105から出力される1フレーム単位の圧縮画像データのデータ構成を説明する図を示す。
【0028】
図6において、601は、1フレーム単位の圧縮画像データに付されるヘッダで、各フレームの先頭を示すと共に画像の解像度やフレーム番号等の各種の情報が含まれている。602は、1フレーム単位に圧縮された画像のDC成分(「11」)を示すデータである。603は、DC成分のデータの終わりを示すマーカである。604は、1フレーム単位に圧縮された画像の低周波成分(「12」、「21」、「13」、「22」、「31」)を示すデータである。605は、低周波成分のデータの終わりを示すマーカである。606は、DC成分602、低周波成分604以外の周波数成分のデータを示す。607は、フレーム分の圧縮画像データの終わりを示すエンドマーカである。
【0029】
マイコン107は、圧縮処理回路105から出力されるデータの種類に応じて符号分割多重数kの値を制御し、後段のスペクトラム拡散送信部106の動作を制御する。符号分割多重数kの値は、大きければより多くのデータをスペクトラム拡散送信部106を介して無線通信することができるが、その反面、無線伝送中のエラーの発生率は高くなる。従って、エラーの生じてほしくない重要なデータに関しては多重数kを1にすればよい。図7に第1の実施例のマイコン107の動作を説明するフローチャートを示し、その動作を具体的に説明する。
【0030】
まず、マイコン107は、圧縮処理回路105からのフレーム単位に出力されるデータの種類の判別を開始し、該データの種類がヘッダ601、マーカ(603、605)、又はエンドマーカ607であるかを判断する(ステップS701)。ヘッダ601或いはマーカ(603、605、607)であった場合、マイコン107は、該データを伝送中にエラーの生じて欲しくない重要なデータと判断して符号分割多重数kを「k=1」にセットし、後段のスペクトラム拡散送信部106に供給する(ステップS702)。又、そうでなかった場合、マイコン107は、圧縮処理回路105の出力がDC成分602のデータであるどうかを判断をする(ステップS703)。DC成分602であった場合、マイコン107は、符号分割多重数kを「k=1」にセットする(ステップS702)。圧縮処理回路105の出力がDC成分602のデータでなかった場合、マイコン107は、該データが低周波成分604であるかどうかを判別する(ステップS704)。該データが低周波成分604であった場合、マイコン107は、符号分割多重数kを「k=4」にセットし(ステップS705)、そうでなかった場合には符号分割多重数kを「k=8」にセットして(ステップS706)、スペクトラム拡散送信部106に供給する。このように、多重数kを画像信号の周波数成分に応じて切り換えることにより、該画像信号の伝送レートを可変的に制御することができる。
【0031】
圧縮処理回路105にて圧縮処理された画像信号は、マイコン107にて設定された符号分割多重数kと共にスペクトラム拡散送信部106に供給される。スペクトラム拡散送信部106は、符号分割多重数kを用いて画像信号の周波数成分に応じた拡散変調を行うことができる。以下、図8においてスペクトラム拡散送信部106の構成を示し、その動作を説明する。
【0032】
図8において、並列数制御回路801はマイコン107から出力された符号分割多重数kに応じて、入力データの多重数kを決定する。直並列変換器801は所定ブロック単位で直列に入力された入力データをk個の並列データに変換する。
【0033】
拡散符号発生器はn個の符号周期が同一でそれぞれ異なる拡散符号PN1〜PNnと、同期専用の拡散符号PN0を発生している。このうちPN0は、並列データと拡散変調処理を行わずに、直接加算器807に入力される。また、残りのn個の拡散符号系列PN1〜PNnは直並列変換器801から出力されるk個の並列データとn個の乗算器804−1〜nにより拡散変調を行う。
【0034】
選択信号生成回路806は、符号分割多重数kに応じてスイッチ805を制御し、乗算器804−1〜nの出力がk個になるように制御する。これにより、k個の拡散変調されたを同期専用の拡散符号PN0と共に後段の加算器807に供給できる。加算器807は、k個の拡散変調データと同期専用の拡散符号PN0とを線形に加算してベースバンド信号を生成し、RF(Radio Frequency)変換器808に出力する。RF変換器808は、入力されたベースバンド信号を適当な中心周波数を持つ高周波信号に変換し、アンテナ108を介して送信される。ここで、アンテナ108から送信される無線信号の出力は、多重数kに関わらず一定値とする必要があるため、1チャネル当たりの出力を可変的に制御しなくてはならない。従って、利得制御回路809は、送信される無線信号の出力を一定とする為に、1チャネル当たりの出力を多重数kに応じて可変的に制御している。
【0035】
以上のように処理することにより、本実施例の無線送信装置は、画像信号の品質を損うことなく、外部の受信機に対して無線伝送することができる。
【0036】
図2の無線受信装置において、アンテナ201にて受信された無線信号は、スペクトラム拡散受信部202に供給される。
【0037】
以下、図9においてスペクトラム拡散受信部202の構成を示し、その動作を説明する。
【0038】
図9において、アンテナ201により受信された無線信号はRF変換器901によって適当にフィルタリング及び増幅され、適当な中間周波数帯信号に変換され、出力される。該信号は同期回路902に入力され、同期回路902では無線信号に対する拡散符号同期及びクロック同期を確立し、符号同期及びクロック信号を拡散符号発生器903とベースバンド復調器905に供給する。
【0039】
同期回路902により同期が確立された後、拡散符号発生器903は送信側の複数の拡散符号に対してクロック及び拡散符号位相が一致した複数の拡散符号を生成する。該複数の拡散符号のうち、同期専用の拡散符号PN0はキャリア再生回路904に入力される。キャリア再生回路904では同期専用の拡散符号PN0によりRF変換器901の出力である中間周波数帯の搬送波を再生する。
【0040】
再生された搬送は、RF変換器901の出力と共に逆拡散変調器905に入力され、ベースバンド信号が生成される。該ベースバンド信号は、拡散符号発生器903より発生したn個の拡散符号PN1〜PNnにより、各拡散符号ごとに逆拡散され、n個の並列データを得る。また、逆拡散変調器905はn個の各拡散符号1周期分と受信信号との積の相関値を多重数検出回路906に格納する。
【0041】
多重数検出回路906では各チャネルの相関値の絶対値が一定値以下である場合当該チャネルで送信されていないものと判定する。すなわち、相関値の絶対値が一定値以上であるチャネルの数を計数し、この数を多重数として並列数制御回路907に出力する。並列数制御回路907では、入力された多重数に応じて並直列変換器908の並列数を制御する。並直列変換器908は並列数制御回路907にって並列数が設定され、逆拡散変調器905で復調されたn個の並列データの内有効なk個のデータのみを直列データに変換し、再生データとして出力する。
【0042】
スペクトラム拡散受信部202より出力された信号は、伸長処理回路203にて、送信側の圧縮処理回路105に対応した伸長処理を施され、NTSCエンコーダ204に供給される。NTSCエンコーダ204は、伸長処理された画像信号をNTSC方式のテレビジョン信号に変換してモニタ205に供給し、モニタ205は、該テレビジョン信号を表示する。
【0043】
以上により、本発明の第1の実施例では、画像信号の周波数成分に応じて拡散変調を制御することにより、マルチパスフェージングが発生するような環境下においても、画像信号の品質を損うことなく良好な無線伝送を行うことができる。
【0044】
尚、本実施例では、画像信号に拡散変調処理を施してスペクトラム拡散通信する際、画像信号の周波数成分に応じて符号分割多重数を変化させる構成を用いたがそれに限るものではなく、画像信号を構成する各種の成分の重要度に応じて多重数を変化させる構成にしてもよい。例えば、1フレーム単位の画像の解像度に応じて階層的に圧縮画像データを生成し、該解像度の高低に応じて符号分割多重数を変化させる構成も可能である。
【0045】
又、本実施例では、フレーム単位の画像信号に対して処理を行ったが、フィールド単位の画像信号に対して同様の処理を行うことも可能である。
【0046】
(第2の実施例)
以下に本発明に係る第2の実施例を図10、図11、図12を用いて説明する。尚、第2の実施例は、第1の実施例と同様の構成になっているため、第1の実施例と同一の図番を用いて説明する。又、第1の実施例と同様な処理を行う処理部についてはその詳細な説明を省略する。
【0047】
第2の実施例では、第1の実施例の圧縮処理回路105の動作が異なるため、その点について図10を用いて詳細に説明する。
【0048】
図10は、第2の実施例の圧縮処理回路105の動作を説明する図である。尚、圧縮処理回路105は、連続的に入力されるフレーム単位の画像信号に対して、フレーム内で完結した圧縮処理(フレーム内圧縮)と、各フレーム間の差分を用いた圧縮処理(フレーム間圧縮)とを所定の手順に基づいて行う。
【0049】
図10において、m〜m+4、n〜n+4の夫々は、時間tに従って順次更新されるフレーム単位の画像を示す。各フレーム画像において、mフレームとnフレームは、第1の実施例と同様に圧縮方法によりフレーム内圧縮される。又、m+1〜m+4フレームの各フレームは、mフレームとの差分に対して、DCT等の直交変換を利用した圧縮処理を行う。n+1〜n+4フレームについても同様に、圧縮処理回路105は、各フレームとnフレームとの差分をとり、該差分に対して圧縮処理を行う。
【0050】
図11は、第2の実施例の圧縮処理回路105から出力される圧縮画像データのデータ構成例を示す図である。
【0051】
圧縮処理回路105にて処理されたフレーム単位の画像信号は、ヘッダとエンドマーカによってフレーム単位に区切られる。図11において、1101、1108、1111は夫々、mフレーム、m+1フレーム、m+2フレームのヘッダを示す。又、1107、1110、1113の夫々は、mフレーム、m+1フレーム、m+2フレームのエンドマーカを示す。mフレームの画像信号は、第1の実施例と同様に、DC成分1102と低周波成分1104とその他の周波数成分1106ごとに圧縮処理される。又、各周波数成分の圧縮データにはマーカ1103、1105が付加され、該圧縮データの終わりを示す。m+1フレームの画像信号は、mフレームとの差分が第1の実施例と同様に圧縮され、1109はm+1フレーム分の圧縮データを示す。m+2フレームも同様に、mフレームとの差分が圧縮され、圧縮データ1112を生成する。以上の構成は、他のフレームについても同様である。
【0052】
第2の実施例のマイコン107は、第1の実施例と同様に、圧縮処理回路105から出力されるデータの種類に応じて符号分割多重数kの値を制御し、後段のスペクトラム拡散送信部106の動作を制御する。符号分割多重数kの値は、大きければより多くのデータをスペクトラム拡散送信部106を介して無線通信することができるが、その反面、無線伝送中のエラーの発生率は高くなる。従って、エラーの生じてほしくない重要なデータに関しては多重数kを1にすればよい。図12に第2の実施例のマイコン107の動作を説明するフローチャートを示し、その動作を具体的に説明する。
【0053】
まず、マイコン107は、圧縮処理回路105からのフレーム単位に出力されるデータの種類の判別を開始し、該データの種類がヘッダ(1101、1107、1111)、マーカ(1103、1105)、又はエンドマーカ(1107、1110、1113)であるかを判断する(ステップS1201)。ヘッダ或いはマーカであった場合、マイコン107は、該データを伝送中にエラーの生じて欲しくない重要なデータと判断して符号分割多重数kを「k=1」にセットし、後段のスペクトラム拡散送信部106に供給する(ステップS1202)。又、そうでなかった場合、マイコン107は、圧縮処理回路105の出力がフレーム内圧縮により生成されたDC成分1102のデータであるどうかを判断をする(ステップS1203)。DC成分1102であった場合、マイコン107は、符号分割多重数kを「k=1」にセットする(ステップS1202)。圧縮処理回路105の出力がDC成分1102のデータでなかった場合、マイコン107は、該データが低周波成分1104であるかどうかを判別する(ステップS1204)。該データが低周波成分1104であった場合、マイコン107は、符号分割多重数kを「k=2」にセットする(ステップS1205)。
【0054】
低周波成分1104のデータではなかった場合、マイコン107は該データがフレーム内圧縮により生成されたその他の周波数成分1106を示すデータであるかを判別する(ステップS1206)。判別の結果、該データがその他の周波数成分1106のデータであれば、符号分割多重数kを「k=4」にセットし(ステップS1207)、それ以外であればフレーム間圧縮処理にて生成された圧縮画像データであると判断して符号分割多重数kを「k=8」にセットする(ステップS1208)。つまり、フレーム内圧縮を施して生成された圧縮画像データ(1102、1104、1106)と、フレーム間圧縮を施して生成された圧縮画像データ1109、1112とでは、設定される符号分割多重数kが夫々異なっている。符号分割多重数kの設定された各データは、符号分割多重数kと共にスペクトラム拡散送信部106に供給される。
【0055】
以上により、本発明の第2の実施例では、第1の実施例と同様に、画像信号の周波数成分に応じて拡散変調を制御することにより、マルチパスフェージングが発生するような環境下においても、画像信号の品質を損うことなく良好な無線伝送を行うことができる。又、複数の圧縮符号化方法に応じて拡散変調処理を制御することにより、マルチパスフェージングが発生するような環境下においても、画像信号の品質を損うことなく最適な伝送レートにて無線伝送を行うことができる。
【0056】
尚、本実施例では、画像信号に拡散変調処理を施してスペクトラム拡散通信する際、画像信号の周波数成分に応じて符号分割多重数を変化させる構成を用いたがそれに限るものではなく、画像信号を構成する各種の成分の重要度に応じて多重数を変化させる構成にしてもよい。例えば、1フレーム単位の画像の解像度に応じて階層的に圧縮符号化された画像データを生成し、該解像度の高低に応じて符号分割多重数を変化させる構成も可能である。
【0057】
又、本実施例では、フレーム単位の画像信号に対して処理を行ったが、フィールド単位の画像信号に対して同様の処理を行うことも可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画像信号を適切に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る無線送信装置の構成を説明するブロック図。
【図2】本実施例に係る無線受信装置の構成を説明するブロック図。
【図3】第1の実施例の圧縮処理回路105の構成の一例を示す図。
【図4】1フレーム分の画像データを8×8画素ブロックに分割することを説明する図。
【図5】DCT変換処理後の8×8画素ブロック402を説明する図。
【図6】第1の実施例の圧縮処理回路105から出力される圧縮画像データのデータ構成を示す図。
【図7】第1の実施例のマイコン107の動作を説明するフローチャート。
【図8】本実施例のスペクトラム拡散送信部106の構成を説明するブロック図。
【図9】本実施例のスペクトラム拡散受信部202の構成を説明するブロック図。
【図10】第2の実施例の圧縮処理回路105の動作を説明する図。
【図11】第2の実施例の圧縮処理回路105から出力される圧縮画像データのデータ構成を示す図。
【図12】第2の実施例のマイコン107の動作を説明するフローチャート。

Claims (16)

  1. 画像信号を送信する画像送信装置であって、
    前記画像信号を第1の画像データと、前記第1の画像データよりも高い周波数成分を有する第2の画像データとに変換する変換手段と、
    記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記第1の画像データに付加されたヘッダを変調する変調手段と、
    前記変調手段で変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信手段とを有し、
    前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、
    前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数と同じにすることを特徴とする画像送信装置。
  2. 画像信号を送信する画像送信装置であって、
    前記画像信号を第1の画像データと、前記第1の画像データよりも高い周波数成分を有する第2の画像データとに変換する変換手段と、
    記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記第1の画像データに付加されたヘッダを変調する変調手段と、
    前記変調手段で変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信手段とを有し、
    前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、
    前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも少なくすることを特徴とする画像送信装置。
  3. 前記第1の画像データは、前記画像信号のDC成分を含み、前記第2の画像データは、前記画像信号のDC成分を含まないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像送信装置。
  4. 撮像素子を用いて前記画像信号を生成する画像信号生成手段をさらに有することを特徴とする請求項1からいずれかに記載の画像送信装置。
  5. 画像信号を送信する画像送信装置の制御方法であって、
    前記画像信号を第1の画像データと、前記第1の画像データよりも高い周波数成分を有する第2の画像データとに変換する変換ステップと、
    記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記第1の画像データに付加されたヘッダを変調する変調ステップと、
    前記変調ステップで変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信ステップとを有し、
    前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、
    前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数と同じにすることを特徴とする制御方法。
  6. 画像信号を送信する画像送信装置の制御方法であって、
    前記画像信号を第1の画像データと、前記第1の画像データよりも高い周波数成分を有する第2の画像データとに変換する変換ステップと、
    記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記第1の画像データに付加されたヘッダを変調する変調ステップと、
    前記変調ステップで変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信ステップとを有し、
    前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、
    前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも少なくすることを特徴とする制御方法。
  7. 前記第1の画像データは、前記画像信号のDC成分を含み、前記第2の画像データは、前記画像信号のDC成分を含まないことを特徴とする請求項5または6に記載の制御方法。
  8. 前記画像送信装置は、撮像素子を用いて前記画像信号を生成する画像信号生成手段を有する画像送信装置であることを特徴とする請求項からいずれかに記載の制御方法。
  9. 画像信号を送信する画像送信装置であって、
    前記画像信号から、第1の圧縮方法で圧縮された第1の画像データと、第2の圧縮方法で圧縮された第2の画像データを生成する圧縮手段と、
    記第1の画像データ前記第2の画像データ並びに前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのそれぞれに付加されたヘッダを変調する変調手段と、
    前記変調手段で変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信手段とを有し、
    前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、
    前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データの一部を変調するのに用いられる拡散符号の数と同じにすることを特徴とする画像送信装置。
  10. 画像信号を送信する画像送信装置であって、
    前記画像信号から、第1の圧縮方法で圧縮された第1の画像データと、第2の圧縮方法で圧縮された第2の画像データを生成する圧縮手段と、
    記第1の画像データ前記第2の画像データ並びに前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのそれぞれに付加されたヘッダを変調する変調手段と、
    前記変調手段で変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信手段とを有し、
    前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多くし、
    前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも少なくすることを特徴とする画像送信装置。
  11. 前記第1の圧縮方法は1フレームの画像信号を用いて圧縮を行う圧縮方法であり、前記第2の圧縮方法は複数のフレームの画像信号を用いて圧縮を行う圧縮方法であることを特徴とする請求項9または10に記載の画像送信装置。
  12. 撮像素子を用いて前記画像信号を生成する画像信号生成手段をさらに有することを特徴とする請求項から11いずれかに記載の画像送信装置。
  13. 画像信号を送信する画像送信装置の制御方法であって、
    前記画像信号から、第1の圧縮方法で圧縮された第1の画像データと、第2の圧縮方法で圧縮された第2の画像データを生成する圧縮ステップと、
    記第1の画像データ前記第2の画像データ並びに前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのそれぞれに付加されたヘッダを変調する変調ステップと、
    前記変調ステップで変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記ヘッダを送信する送信ステップとを有し、
    前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多し、
    前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第1の画像データの一部を変調するのに用いられる拡散符号の数と同じにすることを特徴とする制御方法。
  14. 画像信号を送信する画像送信装置の制御方法であって、
    前記画像信号から、第1の圧縮方法で圧縮された第1の画像データと、第2の圧縮方法で圧縮された第2の画像データを生成する圧縮ステップと、
    記第1の画像データ前記第2の画像データ並びに前記第1の画像データ及び前記第2の画像データのそれぞれに付加されたヘッダを変調する変調ステップと、
    前記変調ステップで変調された前記第1の画像データ前記第2の画像データ及び前記 ヘッダを送信する送信ステップとを有し、
    前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数前記第1の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも多し、
    前記ヘッダを変調するのに用いられる拡散符号の数を、前記第2の画像データを変調するのに用いられる拡散符号の数よりも少なくすることを特徴とする制御方法。
  15. 前記第1の圧縮方法は1フレームの画像信号を用いて圧縮を行う圧縮方法であり、前記第2の圧縮方法は複数のフレームの画像信号を用いて圧縮を行う圧縮方法であることを特徴とする請求項13または14に記載の制御方法。
  16. 前記画像送信装置は、撮像素子を用いて前記画像信号を生成する画像信号生成手段を有する画像送信装置であることを特徴とする請求項13から15いずれかに記載の制御方法。
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