JP3889292B2 - ボトル缶の製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属製のボトル缶の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、金属製ボトル缶(以下、単にボトル缶と略称す)は、アルミニウムやアルミニウム合金製の金属板を絞り加工(Drawing)と、次いで行われるしごき加工(Ironing)とによって形成されるため、一般にDI缶と呼ばれている。
【0003】
このようなボトル缶が飲料用の缶として広く使われており、このボトル缶の製造装置にあっては、従来、金属板から有底筒状のボトル缶を形成すると、このボトル缶が円板状に形成された支持体の外周に環状に配列して支持され、その支持体が間欠的に回動することで、ボトル缶が回転移動される。一方、支持体と対向する側には支持体方向に進退移動する装置本体が設けられ、装置本体にボトル缶を加工するための加工機が複数設けられている。
【0004】
そして、有底筒状に形成されたボトル缶が支持体に保持されると共に、支持体によってボトル缶が徐々に回転移動すると、ボトル缶と対応する位置の加工機がボトル缶を順次絞り加工及びしごき加工することにより、ボトル缶の上部が徐々に縮径されて(ネックイン加工)、ボトル缶の胴部より径の小さな口金が形成される。この場合、口金が何度も絞り加工,しごき加工されて絞られることから、口金の先端が波打った形状となるので、口金の高さ(長さ)を揃えるためにトリマー機によって調整される。
【0005】
次いで、口金が形成されてかつボトル缶の長さが調整された後、支持体によってボトル缶がさらに回転移動すると、ボトル缶の口金に、キャップを被着させるためのねじ部がねじ形成機によって形成され、その後、カール形成機により口金の先端を外側に折り曲げてカール部が形成され、さらにその後、スロット機によりカール部が押しつぶされてカールかしめ部が形成されるようになっている。
【0006】
このようなボトル缶は、その後、飲料水などの内容物が充填されると、口金にキャップが被着されて製品化されることとなる。キャップの被着に際しては、口金にキャップが被せられると、キャップの外周に口金のねじ部に対応するねじが形成されることにより、キャップが口金に封止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この製造装置においては、上述のように支持体に保持されたボトル缶が回転移動すると、そのボトル缶と対応する位置の加工機が前進移動し、ボトル缶に対して加工機が所定の加工を行うことにより、ボトル缶に口金が形成されると共に、その口金の高さが揃えられると、その口金のねじ部,カール部,カールかしめ部がねじ形成機,カール形成機,スロット機によって順次形成される。
【0008】
ところが、これら各加工機が取り付けられている装置本体は、クランク機構を介して支持体方向に前後移動するように構成されており、支持体が回動する度にそれらの動作が繰り返し行われると、装置本体が過熱して熱膨張するので、各加工機がボトル缶に対して所定の位置より過剰に前進しまう結果、トリマー機による加工時には、ボトル缶の長さが短くなって不揃いになるばかりでなく、ねじ部,カール部,カールかしめ部が口金に対し所定の位置からずれるという問題があった。
そのため、例えば、ボトル缶の口金にねじ部を形成した場合、ねじ形成機がボトル缶の口金に対し缶底寄りの位置にねじ部を形成してしまうので、これにキャップを被せてキャップの外周にねじを形成しようとすると、キャップのねじと口金のねじ部との位置がずれてしまい、キャップに口金のねじ部と対応する位置にねじを形成することができなくなる。
【0009】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、熱膨張しても、ボトル缶に対し所定位置に所望の加工を行うことができるボトル缶の製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。請求項1に係る発明は、金属製の複数のボトル缶を環状に配列して支持し、かつ間欠的に回動する支持体と、支持体上の各ボトル缶方向に進退移動する装置本体と、装置本体に取り付けられ、かつ支持体の円周方向に沿い回転方向の上流側から下流側に向けて順次配設された複数の縮径機と、ボトル缶の長さを調整するトリマー機と、ボトル缶の開口部を拡径する拡径機と、ボトル缶の口金の外周にねじ部を形成するねじ形成機と、ボトル缶の口金の先端を外側に折り曲げてカール部を形成するカール形成機と、ボトル缶のカール部を潰してカールかしめ部を形成するスロット機とを有し、各ボトル缶を所望形状に加工する加工機とを備えたボトル缶の製造装置において、装置本体によって加工機がボトル缶に前進移動したときに、支持体に対し加工機を定位置に規制する位置規制手段を備え、前記ねじ形成機及び前記カール形成機には前記位置規制手段が設けられていることを特徴とする。
【0011】
この発明に係る製造装置によれば、装置本体が支持体に対し前進移動すると、位置規制手段が加工機をボトル缶に対し所定位置に規制させることができので、装置本体の熱膨張に拘わることなく、ボトル缶の所定位置に所望の加工を行うことができる。
その結果、ねじ形成機がボトル缶の所定位置で所望の加工を行うことができるので、ボトル缶の口金にねじ部を正確に形成することができる。また、カール形成機がボトル缶の所定位置で所望の加工を行うことができるので、ボトル缶の口金の先端にカール部を正確に形成することができる。
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のボトル缶の製造装置において、前記トリマー機に、前記位置規制手段が設けられていることを特徴とする。
【0013】
この発明に係る製造装置によれば、トリマー機がボトル缶の所定位置で所望の加工を行うことができ、ボトル缶を正規の長さに切削することができる。
【0014】
請求項3に係る発明は、請求項1記載のボトル缶の製造装置において、前記スロット機に、前記位置規制手段が設けられていることを特徴とする。
【0015】
この発明に係る製造装置によれば、スロット機がボトル缶の所定位置で所望の加工を行うことができるので、ボトル缶の口金の先端にカールかしめ部を正確に形成することができる。
【0016】
請求項4に係る発明は、請求項1記載のボトル缶の製造装置において、前記トリマー機及び前記スロット機に、前記位置規制手段が設けられていることを特徴とする。
【0017】
この発明に係る製造装置によれば、トリマー機がボトル缶の所定位置で所望の加工を行うことができ、ボトル缶を正規の長さに切削することができる。また、スロット機がボトル缶の所定位置で所望の加工を行うことができるので、ボトル缶の口金の先端にカールかしめ部を正確に形成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1から図9はこの発明の一実施の形態に係るボトル缶の製造装置を示す図であって、図1は製造装置の概略正面図、図2は同じく製造装置の支持体と加工機との関係を示す側面図、図3は支持体及び装置本体間の位置規制手段と、装置本体及びトリマー機間の緩衝機構とを示す説明図、図4はトリマー機の要部を示す説明図、図5はねじ形成機の要部を示す説明図、図6は支持体及び装置本体間の位置規制手段と装置本体及びカール形成機間の緩衝機構とを示す説明図、図7はカール形成機の要部を示す説明図、図8は支持体及び装置本体間の位置規制手段と装置本体及びスロット機間の緩衝機構とを示す説明図、図9はスロット機を示す要部の説明図である。また、図10はボトル缶の製造工程を示す説明図、図11は製造装置によって製造されたボトル缶を示す右半断面の全体図である。
【0025】
この実施の形態の金属製ボトル缶の製造装置を説明する前に、この製造装置によって製造されるボトル缶について図10,図11を用いて述べる。このボトル缶は、炭酸飲料,果汁飲料などを入れるためのものであって、アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなっており、金属板から図10(a)のように有底円筒状のボトル缶Aが形成されると、ボトル缶Aの開口側が絞り加工されることにより、同図(b)のように缶胴より縮径された口金Bが設けられ、その口金Bが同図(c)のように一旦拡径されることによって拡径部Cが形成されると、拡径部Cの周囲に同図(d)のようにねじ部Dが形成される。この場合、ねじ部Dの下方には残りの拡径部Cをそのまま残すことによって膨出部Eが形成される。更に図10(e)のように、口金Bの先端が外方に折り返されてカール部Fが形成された後、カール部Fが潰されて同図(f)のようにカールかしめ部Gが形成され、これにより、内容物が充填可能でかつキャップが被着可能なボトル缶Aが製作されるようになっている。
【0026】
そして、実施の形態の製造装置10は、図1に示すように、フレーム11に水平方向の駆動軸を中心に回動可能に取り付けられた円板状の支持体12を備えている。なお、製造装置10の上下は、この図1に示すものが実際の設置状態を示している。支持体12は、図2に示すように、外周側にボトル缶Aを水平方向に収容して保持する収容部13がブラケット14を介して複数備えられ、各収容部13にボトル缶Aの底部を保持することにより、ボトル缶Aを外周に沿い環状に配列している。この支持体12は、図示しない駆動部により図1の反時計方向に間欠的に回動する。フレーム11には支持体12の外周に、その外周の一部が重なるようにして水平軸周りに回転する供給手段15を備えている。供給手段15には、供給ガイド16によって供給されたボトル缶Aを保持する把持部17が円周方向に複数備えられる。供給手段15は、支持体12と同期して回転することにより、把持部17に供給されたボトル缶Aを、支持体12の各収容部13に順次供給できるようになっている。
【0027】
また、製造装置10は、図1のように供給手段15の近傍に、排出手段18を備えている。排出手段18は、支持体12の外周に、その外周の一部が重なるようにして、水平軸周りに回転可能に構成され、支持体12より排出されたボトル缶Aを保持する把持部19を円周方向に複数有し、把持部19に排出されたボトル缶Aを後工程(内容物の充填,キャップの被着等)と順次供給するようになっている。
【0028】
一方、支持体12と対向する位置には装置本体20が設置され、図示しない駆動源によって支持体12方向に対して進退移動するようになっている。装置本体20には、複数の加工機が取り付けられている。複数の加工機としては、図1のように縮径機30,トリマー機40A,拡径機31,トリマー機40,ねじ形成機50,カール形成機60,スロット機70からなっており、支持体12の円周方向に沿い支持体12の回転方向の上流側から下流側に向けて順次配設されている。
【0029】
縮径機30は、複数種類の絞り金型を段階的に順次使用することで、図10(a)のような有底円筒状のボトル缶Aの開口部を順次縮径し、図10(b)のような口金Bを形成する加工を行う。拡径機31は、縮径したボトル缶Aの開口部を開口端から所定距離で拡径して図10(c)のような拡径部Cを形成する加工を行う。
【0030】
トリマー機40,40Aは、上述のようにボトル缶Aが縮径機30,拡径機31によって絞り加工されると、また後述するねじ形成機50によってねじ部Dの形成加工されると、口金Bの開口端が波打った形状となって不揃いになるので、口金Bの開口端を揃えて調整する加工を行うものである。
即ち、トリマー機40,40Aは、図3のように装置本体20に取り付けられたハウジング41と、ハウジング41内を回転可能に挿通する回転軸42と、回転軸42の先端に連結された回転体43と、図4のように回転体43に装着された切刃44と、ボトル缶Aの口金B内に挿入されて口金Bを支持する回転自在な中子支持体45とを備えている。
【0031】
そして、加工時、装置本体20が前進移動して中子支持体45がボトル缶Aの口金Bに挿入されて口金Bを内側から支持し、また回転軸42が駆動源によって駆動されて回転体43が回転されることにより、切刃44が口金Bの開口端面を切削し、ボトル缶Aの長さ(高さ)を揃えて調整するようになっている。
【0032】
ねじ形成機50は、図5に示すように、装置本体20に取り付けられたハウジング51と、ハウジング51内を回転可能に挿通する回転軸52と、回転軸52の先端に連結された回転体53と、その回転体53の先端の偏心位置に連結され、口金B内に挿入されて口金Bを内側から支持する中子支持体54と、回転体53に連結され、かつ回転軸53の中心軸上を中心として回転すると共に、ボトル缶Aの口金Bの周面に沿って回転しながら、口金Bの拡径部Cを内方に押圧する押圧体55とを備えている。
【0033】
そして、加工時、装置本体20が前進移動して中子支持体54がボトル缶Aの口金Bを内側から支持し、また回転軸52が駆動されて回転体53が回転されると、押圧体55が口金Bの拡径部Cの周面に沿い内方に押圧しながら回転することにより、ボトル缶Aの口金Bの開口端から一定の距離で拡径部Cにねじ部Dを形成すると共に、ねじ部Dの形成されていない拡径部分を、図10(d)のような膨出部Eとして残す加工も行う。
このようにしてねじ部Dが形成された後、上述したトリマー機40がボトル缶Aの開口端を切削する。
【0034】
カール形成機60は、図6,図7に示すように、装置本体20に取り付けられたハウジング61と、ハウジング61内を回転可能に挿通する回転軸62と、回転軸62の先端に連結された回転体63と、回転体63に同軸上に連結され、口金Bの内部に挿入される回転自在な中子支持体64と、回転体63に対し中子支持体64を中心として回転可能に取り付けられた拡開用金型部66及び折り返し用金型部65とを備えている。
【0035】
そして、加工時、装置本体20が前進移動して中子支持体64がボトル缶Aの口金B内に挿入して口金Bを内側から支持し、また回転軸62の駆動によって回転体63が回転されると、拡開用金型部66及び折り返し用金型部65の双方が口金Bの周面を回転して、拡開用金型部66が口金Bの開口端を外方に開くと共に、その開いた開口端が折り返し用金型部65によって折り返されることにより、図10(e)のようなカール部Fを形成する加工を行う。
【0036】
スロット機70は、図8に示すように、装置本体20に取り付けられたハウジング71と、ハウジング71内を回転可能に挿通する回転軸72と、回転軸72の先端に連結された回転体73と、図9に示すように、回転体73に同軸上に連結され、ボトル缶Aの口金B内に挿入される回転自在な中子支持体74と、回転体73に対し中子支持体74を中心として回転可能に取り付けられ、かつ回転自在なローラ75とを備えている。
なお図8及び図9では、スロット機70がローラ75がカール部Fを潰す前の状態と潰してカールかしめ部Gを形成するときの状態をそれぞれ表している。
【0037】
そして、加工時、装置本体20が前進移動して中子支持体74が口金B内に挿入して口金Bを内部から支持し、また回転軸72の駆動によって回転体73が回転されると、ローラ75が口金Bのカール部Fを内方に押圧することにより、カール部Fをつぶして図10(f)のようなカールかしめ部Gを形成する加工を行う。
【0038】
従って、縮径機30によって有底筒状のボトル缶Aに口金Bが形成され、拡径機31によって口金Bに拡径部Cが形成され、トリマー機40Aによってボトル缶Aの長さが調整され、ねじ形成機50によって口金Bにねじ部Dが形成され、またトリマー機40によってボトル缶Aの長さが調整され、更にカール形成機60によって口金Bの先端にカール部Fが形成され、最後にスロット機70によってカールかしめ部Gが形成されるようになっている。
【0039】
この実施形態では、装置本体20によって上記加工機がボトル缶Aに前進移動したとき、支持体12に対し加工機を定位置に規制する位置規制手段80を備えている。
【0040】
この位置規制手段80は、図2に示すように、支持体12において、トリマー機40A,40と対向する収容部13の内側に装置本体20に向かって延在する長尺体81の先端にストッパー82が固定され、またトリマー機40A,40においてストッパー82と対応する位置に位置規制部材83が固定されている。ストッパー82は、図3に示すように、長尺体81の先端に調整板85を介してボルト84によって取り付けられている。位置規制部材83は、トリマー機40A,40のハウジング41に固定されたアーム88の先端部にボルト87によって取り付けられ、ストッパー82と対向している。アーム88はハウジング41にボルト86で固定されている。
【0041】
そして、トリマー機40A,40が加工するため、装置本体20が支持体12に向かって前進移動したとき、支持体12のストッパー82にトリマー機40A,40の位置規制部材83が当接することにより、収容部13に保持されたボトル缶Aに対してトリマー機40の切刃44の位置を規制できるようになっている。つまり、位置規制部材83は、ストッパー82と当接することにより、装置本体20が前進移動したときのトリマー機40A,40の最先端位置を規定するようになっている。
【0042】
このような位置規制手段80のストッパー82及び位置規制部材83は、トリマー機40A,40に限らず、カール形成機60,スロット機70及びねじ形成機50においても同様の構成であり、これらカール形成機60,スロット機70及びねじ形成機50の加工時、装置本体20が前進移動したとき、位置規制部材83がストッパー82と当接して各々の加工位置が定位置に規制されるようになっている。
なお、ねじ形成機50においては、回転体53の先端に位置規制部材83が固定され、それ当接するストッパー(図示せず)が支持体20に固定されており、基本的には前述の位置規制手段80と略同様の構成であるので、図示省略されている。
【0043】
また、位置規制手段80のストッパー82に位置規制部材83が当接したとき、装置本体20が過剰に前進移動しても、その前進移動を吸収する緩衝機構90を備えている。この緩衝機構90は、コイルばねから構成されており、例えばトリマー機40においては図3に示すように、ハウジング41及び装置本体20間に縮設されている。この場合、ハウジング41は、装置本体20にボルト91,95で固定されたブラケット92に対し、ガイド部材93及び94を介して設けられることにより、装置本体20の進退方向と平行な軸方向に摺動可能に取り付けられている。
【0044】
そして、加工するため、装置本体20の前進移動によってストッパー82に位置規制部材83が当接したとき、装置本体20の前進移動量が大きいと、装置本体20が過剰に前進しようとしてハウジング41内でブラケット92が前進移動するが、そのブラケット92の過剰な前進移動量が緩衝機構90のばね力で吸収されることにより、装置本体20の過剰な前進移動を吸収するようになっている。
【0045】
このような、緩衝機構90は、トリマー機40側のみならず、トリマー機40A側、また図6のようなカール形成機60側、更には図8のようなスロット機70側、図示しないねじ形成機50側においても略同様の構成であるので、それ以上の説明を省略する。
【0046】
この実施の形態の製造装置10は、上記のように構成されるので、次にその動作を説明する。
まず、前工程によって有底円筒状に形成されたボトル缶Aが供給ガイド16に送り込まれると、そのボトル缶Aが供給手段15の把持部17に順次供給され、把持部17が、回動している支持体12の収容部13と一致したとき、把持部17内のボトル缶Aが収容部13に挿入される。そして、この動作が繰り返されることで、支持体12上のそれぞれの収容部13にボトル缶Aが順次供給される。
【0047】
ボトル缶Aが収容されているとき、支持体12が回動することによって収容部13内のボトル缶Aが縮径機30に到達すると、装置本体20が支持体12に向かって前進移動し、縮径機30が、ボトル缶Aの開口を縮径する加工(所謂ネックイン加工)を行う。この縮径加工は、油付け,絞り等を複数回繰り返されることで実施される。
【0048】
そして、縮径加工されることによってボトル缶Aに口金Bが形成され、その口金Bを有するボトル缶Aがトリマー機40Aに到達すると、トリマー機40Aがボトル缶Aの口金Bの先端を切削することにより、ボトル缶Aの長さが揃えて調整される。
【0049】
その後、支持体12の回動が進み、長さの調整されたボトル缶Aが拡径機31に到達すると、拡径機31が、一旦縮径された口金Bを拡径して拡径部Cを形成する加工を行う。
【0050】
支持体12の回動がさらにすすみ、加工されたボトル缶Aがねじ形成機50に到達すると、ねじ形成機50が、口金Bの開口端から一定の距離で拡径部Cにねじ部Dを形成する。この場合、ねじ形成機50は、ねじ部Dの形成されていない拡径部分を膨出部Eとして残す加工をも行う。
【0051】
このボトル缶Aがまた更に、トリマー機40に到達すると、トリマー機40が口金Bの先端を切削して長さを揃える加工を行うことにより、調整される。
そして、調整されたボトル缶Aがカール形成機60に到達すると、カール形成機60が口金Bの先端を外側に折り返してカール部Fを形成する加工を行う。その後、カール部Fを有するボトル缶Aがスロット機70に到達すると、スロット機70がカール部Fをつぶしてカールかしめ部Gを形成する加工を行う。
【0052】
上記ねじ形成機50とトリマー機40A,40とカール形成機60とスロット機70による加工時、装置本体20が過熱して各加工機を固定している部分等が熱膨張すると、装置本体20が設定位置より過剰に前進移動するおそれがある。しかしながら、この製造装置10においては、位置規制手段80が備えられ、装置本体20が支持体12に対し前進移動すると、支持体12に固定されている位置規制手段80のストッパー82に対し、装置本体20の各加工機40A,50,40,60,70側に固定されている位置規制部材83が当接するので、各加工機をボトル缶Aに対し所定位置に規制させることができる。
【0053】
その際、装置本体20が過剰に移動すると、位置規制部材83とストッパー82とが破壊するおそれがあるが、装置本体20側にはコイルばねからなる緩衝機構90が備えられ、緩衝機構90のばね力で装置本体20の過剰な移動量が吸収されるので、位置規制部材83がストッパー82を強圧的に押圧されるのが防止されることで、装置本体20が所定位置まで前進移動するだけとなり、双方82,83が破壊するおそれもない。
【0054】
従って、装置本体20が熱膨張しても、装置本体20に取り付けられている加工機、即ち、トリマー機40A及び40,ねじ形成機50,カール形成機60,スロット機70のいずれもボトル缶Aに対して所定位置に位置決めされると共に、所望の加工を行うことができる。これにより、ボトル缶Aに後工程で図示しないキャップを被着させるため、キャップの外周にキャップねじを形成すると、口金Bのねじ部Dと対応する位置にキャップねじを的確に形成できると共に、キャップを確実に被着することができ、ボトル缶を良好に製作することができる。
【0055】
そして、この実施形態によれば、位置規制手段80として、支持体12に装置本体20方向に延在するストッパー82が、かつ装置本体20における各加工機40A,50,40,60,70のハウジングにストッパー82と当接する位置規制部材83がそれぞれ設けられるので、簡単な構成で確実に実現することができる。
【0056】
しかも、ストッパー82が調整板85を介して長尺体81に取り付けられていると、調整板85の厚み寸法を変えることで、ストッパー82及び位置規制部材83間の微妙な位置関係を修正することができ、装置据え付け等のときに容易かつ精度良く対処することができる。
また、緩衝機構90がコイルばねから構成されているので、装置本体20の過剰な前進移動量を簡単な構成で確実に吸収することができる。
【0057】
なお、図示実施形態では、位置規制手段80のストッパー82が支持体12に、かつ位置規制部材83が装置本体20側にそれぞれ設けられた例を示したが、それらを逆に設けてもよいのは勿論である。
また、装置本体20及び加工機40A,40,50,60,70間に緩衝機構としてのコイルばねが縮設された例を示したが、弾性体で代用することもでき、図示例に限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、装置本体が支持体に対し前進移動したとき、位置規制手段がねじ形成機及びカール形成機をボトル缶に対し所定位置に規制させることができるので、装置本体の熱膨張に拘わることなく、ボトル缶の所定位置に所望の加工を行うことができねじ部及びカール部を正確に形成できる効果が得られる。
【0059】
請求項2に係る発明によれば、装置本体の熱膨張に拘わることなく、トリマー機がボトル缶を正規の長さに調整し、その後、装置本体の熱膨張に拘わることなく、ねじ形成及びカール部が形成されるので、ねじ部及びカール部を正確に形成できる効果が得られる。
【0060】
請求項3に係る発明によれば、装置本体の熱膨張に拘わることなく、ねじ形成及びカール部が形成されるので、ねじ部及びカール部を正確に形成でき、その後、装置本体の熱膨張に拘わることなく、スロット機がボトル缶の所定位置で所望の加工を行うことができるので、ボトル缶の口金の先端にカールかしめ部を正確に形成することができる効果が得られる。
【0061】
請求項4に係る発明によれば、装置本体の熱膨張に拘わることなく、トリマー機がボトル缶を正規の長さに調整した後に、装置本体の熱膨張に拘わることなく、ねじ形成及びカール部の形成、カールかしめ部の形成が行われるので、ボトル缶口金部のねじ部、カール部及びカールかしめ部を正確に形成することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係るボトル缶の製造装置を示す概略正面図である。
【図2】 同じく製造装置の支持体と加工機との関係を示す側面図である。
【図3】 支持体及び装置本体間の位置規制手段と、装置本体とトリマー機間の緩衝機構を示す説明図である。
【図4】 トリマー機の要部を示す説明図である。
【図5】 ねじ形成機の要部を示す説明図である。
【図6】 支持体及び装置本体間の位置規制手段と、装置本体及びカール形成機間の緩衝機構とを示す説明図である。
【図7】 カール形成機の要部を示す説明図である。
【図8】 支持体及び装置本体間の位置規制手段と、装置本体及びスロット機間の緩衝機構とを示す説明図である。
【図9】 スロット機を示す要部の説明図である。
【図10】 ボトル缶の製造工程を示す説明図である。
【図11】 製造装置によって製造されたボトル缶を示す右半断面の全体図である。
【符号の説明】
10 ボトル缶の製造装置
12 支持体
20 装置本体
30 縮径機
31 拡径機
40,40A トリマー機(加工機)
50 ねじ形成機(加工機)
60 カール形成機(加工機)
70 スロット機(加工機)
80 位置規制手段
81 長尺体
82 ストッパー
83 位置規制部材
88 アーム
90 緩衝機構
A ボトル缶
B 口金
C 拡径部
D ねじ部
E 膨出部
F カール部
G カールかしめ部
Claims (4)
- 金属製の複数のボトル缶を環状に配列して支持し、かつ間欠的に回動する支持体と、支持体上の各ボトル缶方向に進退移動する装置本体と、装置本体に取り付けられ、かつ支持体の円周方向に沿い回転方向の上流側から下流側に向けて順次配設された複数の縮径機と、ボトル缶の長さを調整するトリマー機と、ボトル缶の開口部を拡径する拡径機と、ボトル缶の口金の外周にねじ部を形成するねじ形成機と、ボトル缶の口金の先端を外側に折り曲げてカール部を形成するカール形成機と、ボトル缶のカール部を潰してカールかしめ部を形成するスロット機とを有し、各ボトル缶を所望形状に加工する加工機とを備えたボトル缶の製造装置において、
装置本体によって加工機がボトル缶に前進移動したときに、支持体に対し加工機を定位置に規制する位置規制手段を備え、
前記ねじ形成機及び前記カール形成機に前記位置規制手段が設けられていることを特徴とするボトル缶の製造装置。 - 請求項1記載のボトル缶の製造装置において、
前記トリマー機に、前記位置規制手段が設けられていることを特徴とするボトル缶の製造装置。 - 請求項1記載のボトル缶の製造装置において、
前記スロット機に、前記位置規制手段が設けられていることを特徴とするボトル缶の製造装置。 - 請求項1記載のボトル缶の製造装置において、
前記トリマー機及び前記スロット機に、前記位置規制手段が設けられていることを特徴とするボトル缶の製造装置。
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