JP3887388B2 - 防火防煙用スクリーン幕装置 - Google Patents

防火防煙用スクリーン幕装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3887388B2
JP3887388B2 JP2004317520A JP2004317520A JP3887388B2 JP 3887388 B2 JP3887388 B2 JP 3887388B2 JP 2004317520 A JP2004317520 A JP 2004317520A JP 2004317520 A JP2004317520 A JP 2004317520A JP 3887388 B2 JP3887388 B2 JP 3887388B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen curtain
brake
transmission gear
speed increasing
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004317520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006125120A (ja
Inventor
富彦 橋本
広司 梶原
敏幸 梶野
Original Assignee
新生精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新生精機株式会社 filed Critical 新生精機株式会社
Priority to JP2004317520A priority Critical patent/JP3887388B2/ja
Publication of JP2006125120A publication Critical patent/JP2006125120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3887388B2 publication Critical patent/JP3887388B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

本発明は、建物の開口部や天井部などに防火防煙用のシャッター又はたれ壁として装備される防火防煙用スクリーン幕装置に関する。
従来、防火防煙用スクリーン幕装置として、例えば特許文献1に開示されるように、建物の開口部の上縁部又は天井部に回転可能に取り付けられた巻き取り軸(巻き取りドラムともいう)と、この巻き取り軸に巻き取られた耐火クロスなどからなるスクリーン幕と、このスクリーン幕の降下を操作するための操作手段とを備え、火災時に操作手段を構成する煙センサ等の信号又は人のボタン操作などに基づいてスクリーン幕を巻き取り軸から繰り出して降下させ、シャッターの如く建物の開口部又は室内空間を遮断し、あるいはたれ壁の如く室内の上部空間を仕切るようにしたものは知られている。
そして、このような防火防煙用スクリーン幕装置においては、特許文献1にも開示するように、スクリーン幕の降下速度を緩やかにして安全性を確保するために、更に、巻き取り軸の一端に連結された速度調整手段(特許文献1の減速手段に相当)と、この速度調整手段と巻き取り軸との間に設けられ、スクリーン幕の上昇時にこの両者間の回転力の伝達を遮断するクラッチ手段とを備えることがある。この場合、速度調整手段としては、通常、スクリーン幕の降下時巻き取り軸の回転速度を増速して出力する増速機構と、この増速機構に接続され、増速機構から伝達される出力速度に応じて制動力を発生する遠心力ブレーキとを有するものが用いられる。
特開2003−310777号公報
ところが、上記従来のものでは、巻き取り軸の一端側にクラッチ手段と速度調整手段の増速機構と遠心力ブレーキとが一列に配置されているため、軸方向の長さがその分長くなる。このため、建物の壁際にまでスクリーン幕によって室内空間を遮断可能とすることなどのために防火防煙用スクリーン幕装置を設置する場合、建物の壁際の天井部に十分な空間を確保することができず、設置が困難である。
また、設置作業時には巻き取り軸の軸線上にクラッチ手段と速度調整手段の両者を心出しして取り付ける必要があり、作業がその分面倒であるという問題もある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、従来のクラッチ手段と速度調整手段とを一体化しかつ薄型化することにより、建物の壁際にまでスクリーン幕装置を設置する場合にも使用可能で汎用性に優れかつ設置作業も容易に行い得る防火防煙用スクリーン幕装置を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、防火防煙用スクリーン幕装置として、建物の開口部の上縁部又は天井部に回転可能に支持された巻き取り軸と、この巻き取り軸に巻き取られ、火災時に巻き取り軸のブレーキ解除により巻き取り軸から繰り出されて降下するスクリーン幕と、このスクリーン幕の降下速度を緩やかにするために上記巻き取り軸の一端に連結された速度調整手段とを備え、この速度調整手段は、スクリーン幕の降下時巻き取り軸の回転速度を増速して出力する増速機構と、この増速機構に接続され、増速機構から伝達される出力速度に応じて制動力を発生する遠心力ブレーキとを有してなることを前提とする。そして、上記増速機構は、少なくともそのハウジング内の隣接する2つの壁部間の同一平面上にそれぞれ回転自在に支持された一連の3つの平歯車からなる伝達ギヤを有しており、そのうち、巻き取り軸寄りの第1の伝達ギヤと遠心力ブレーキ寄りの第3の伝達ギヤとは、互いに近接して配置されている一方、中間に位置する第2の伝達ギヤは、その支軸が各壁部に形成した長孔に沿って移動可能でかつ上記第1の伝達ギヤと常時噛合し、スクリーン幕の降下時に支軸が長孔の一端側に位置して上記第3の伝達ギヤとも噛合して動力伝達を行い、降下後のスクリーン幕の上昇時に上記第1の伝達ギヤの回転によって支軸が長孔の他端側に移動して上記第3の伝達ギヤとの噛合が外れるように設けられている構成とする。
この構成では、速度調整手段の増速機構においては、本来の増速機能とは別に、そのハウジング内の隣接する2つの壁部間の同一平面上に支持された一連の3つの平歯車からなる伝達ギヤのうちの中間に位置する第2の伝達ギヤが、巻き取り軸寄りの第1の伝達ギヤと常時噛合しつつ、スクリーン幕の降下時に支軸が各壁部に形成した長孔の一端側に位置して遠心力ブレーキ寄りの第3の伝達ギヤとも噛合して動力伝達を行い、降下後のスクリーン幕の上昇時に上記第1の伝達ギヤの回転によって支軸が長孔の他端側に移動して上記第3の伝達ギヤとの噛合が外れるため、従来のクラッチ手段としての機能をも発揮することができる。その上、従来の如く巻き取り軸の一端側にクラッチ手段と速度調整手段の増速機構と遠心力ブレーキとを一列に配置する場合に比べて軸方向の長さを短くすることができ、また設置作業時には巻き取り軸の軸線上に速度調整手段だけを心出しして取り付ければよく、その分作業を容易に行うことができる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の防火防煙用スクリーン幕装置において、上記増速機構のハウジングを、左右2つの側壁面を含む外壁面を構成するハウジング本体と、このハウジング本体内を左右2つの空間に仕切る板状の仕切壁とにより構成し、上記第1ないし第3の伝達ギヤを、このハウジング本体の1つの側壁面と仕切壁との間に配置するとともに、ハウジング本体内の2つの空間に伝達ギヤとは別の増速用ギヤを配置する構成とする。この構成では、増速機構のハウジングが、外壁面を構成するハウジング本体と、このハウジング本体内を左右2つの空間に仕切る仕切壁とで構成された比較的簡単なものであるため、増速機構を軸方向に薄型化することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の防火防煙用スクリーン幕装置において、上記ハウジング本体を、更に左右いずれか一方の側壁面と上壁面と下壁面とを構成する第1の外壁プレートと、他方の側壁面と前壁面と後壁面とを構成する第2の外壁プレートとにより構成し、このハウジング本体の各外壁プレートと上記仕切壁とを、それぞれスペーサを介して所定寸法を隔てて結合する構成とする。この構成では、ハウジング本体が第1及び第2の外壁プレートにより構成され、この各外壁プレートと仕切壁とがそれぞれスペーサを介して結合される構成になっているため、ハウジング本体ひいては増速機構を軸方向により薄型化することができるとともに、その組立作業を容易に行うことができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の防火防煙用スクリーン幕装置において、その遠心力ブレーキの具体的な形態を提供するものである。すなわち、上記遠心力ブレーキは、増速機構のハウジング外に延出する出力軸に回転一体に連結されたブレーキディスクと、このブレーキディスクを覆うように増速機構のハウジングに固定されたブレーキドラムと、一端が上記ブレーキディスクに支軸回りに揺動可能に支持され、他端側がブレーキドラムに接触可能なブレーキシューと、このブレーキシューの他端側がブレーキドラムと離隔する方向に付勢するスプリングとを有する構成にする。この構成では、スクリーン幕の降下時に巻き取り軸の回転速度が増速機構により増速してその出力軸から遠心力ブレーキのブレーキディスクに伝達され、このブレーキディスクが回転するとブレーキシューが遠心力によりスプリングの付勢力に抗して支軸回りに回動してブレーキドラムに接触することにより、制動力が発生する。
請求項5に係る発明は、請求項4記載の防火防煙用スクリーン幕装置において、更に、上記スクリーン幕の降下を操作するための操作手段を備え、この操作手段は、上記遠心力ブレーキのブレーキドラムに近接した配置され、一端が上記増速機構のハウジングに支軸回りに回動可能に支持されたレバーと、このレバーの中央部に取り付けられ、上記ブレーキドラムに設けた開口部を通してブレーキディスクの外周面に接触可能なライニングと、上記レバーの他端に第1の調整スプリングを介して連結された操作ワイヤと、この操作ワイヤを緩めたとき上記レバーをライニングがブレーキディスクと離れる方向に回動付勢する第2の調整スプリングとを有する構成にする。
この構成では、操作ワイヤが緊張状態にあるときには、この操作ワイヤ及び第1の調整スプリングによってレバーが遠心力ブレーキのブレーキドラム側に引き寄せられ、このレバーの中央部に取り付けたライニングがブレーキドラムの開口部を通してブレーキディスクの外周面に接触することにより、ブレーキディスクの回転ひいてはスクリーン幕の降下が停止状態に保持される。この状態から操作ワイヤを緩めたときには、第2の調整スプリングによりレバーが支軸回りに回動してライニングがブレーキディスクから離れることにより、スクリーン幕の降下が開始される。この場合、操作ワイヤとレバーとの連結が第1の調整スプリングを介して行われているため、操作ワイヤの緊張状態での配線を容易に行うことができる。
以上のように、本発明の防火防煙用スクリーン幕装置によれば、速度調整手段の増速機構が一連の伝達ギヤによってクラッチ機能をも発揮するものであるため、従来の如く巻き取り軸の一端側にクラッチ手段と速度調整手段の増速機構と遠心力ブレーキとを一列に配置する場合に比べて軸方向の長さを短くすることができる。その結果、建物の壁際等天井部に十分な空間を確保できない場合にもスクリーン幕装置を容易に設置することができ、汎用性に優れる。また、設置作業時には巻き取り軸の軸線上に速度調整手段だけを心出しして取り付ければよいので、作業の容易化も図ることができる。
特に、請求項2に係る発明では、増速機構のハウジングが、外壁面を構成するハウジング本体と、このハウジング本体内を左右2つの空間に仕切る仕切壁とで構成された比較的簡単なものであるため、増速機構を軸方向に薄型化することができ、実用性に優れる。
また、請求項3に係る発明では、ハウジング本体が第1及び第2の外壁プレートにより構成され、この各プレートと仕切壁とがそれぞれスペーサを介して結合される構成になっているため、増速機構の軸方向の薄型化をより図ることができるとともに、その組立作業を容易に行うことができる。
さらに、請求項5に係る発明では、遠心力ブレーキのブレーキディスクを利用した操作手段によりスクリーン幕の降下を確実に操作することができる上、操作ワイヤの緊張状態の配線を容易に行うことができ、設置作業の容易化をより図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る防火防煙用スクリーン幕装置Aを示す。このスクリーン幕装置Aは、火災時に建物の出入口や通路口等の開口部1を遮断するもので、開口部1の上縁側の天井部2に略水平に配置された巻き取り軸11を備えている。この巻き取り軸11は、その左右両端部にそれぞれ軸心上を外側に向かって延びる支軸12,13を有し、この支軸12,13を介して天井部2の梁3に取り付けたブラケット14,15に回転可能に支持されている。
上記巻き取り軸11の外周面には耐火クロスなどからなるスクリーン幕21が巻き取られており、このスクリーン幕21の下端には重りとしての座板22が取り付けられている。この座板22は、通常、天井部2に設けたスリット状の降下口4に位置している。そして、火災時などに後述する操作手段90により巻き取り軸11のブレーキ状態(つまり回転停止状態)を解除すると座板22の重みにより巻き取り軸11が回転してスクリーン幕21が巻き取り軸11から繰り出されて降下し、図示の如く座板22が床5にまで降下し、開口部1がスクリーン幕21により遮断されるようになっている。尚、26は天井部2に巻き取り軸11及びブラケット14,15などを覆うように設けられたボックスカバー、27L及び27Rは開口部1の左右両縁に設けられた一対のガイドレールであり、スクリーン幕21の降下時には座板22の左右両端及びスクリーン幕21の左右両縁がガイドレール27L,27Rに沿ってガイドされ、またスクリーン幕21による開口部1の遮断状態ではスクリーン幕21の左右両縁がガイドレール27L、27Rにより保持される。
上記巻き取り軸11は、図3に示すように、内部が空洞の円筒状に形成されており、この巻き取り軸11の一端(図で左端)には支軸12の一端がベアリング及びエンドプレート(共に図示せず)を介して相対回転可能に連結され、この支軸12の他端部つまり巻き取り軸11外に延出する端部は、ブラケット14に固定されている。一方、巻き取り軸11の他端部(図で右端部)には支軸13の一端が固定して連結され、この支軸13の他端部つまり巻き取り軸11外に延出する端部は、ベアリング35を介してブラケット15に回転可能に支持されている。また、巻き取り軸11の内部にはその略全長に亘って延びる捩りコイルスプリング38が配置されており、この捩りコイルスプリング38の一端は不動側である支軸12側に、他端は可動側である巻き取り軸11側にそれぞれ係合されていて、スクリーン幕21の降下時巻き取り軸11の回転に伴って捩りコイルスプリング38が捩られるようになっている。そして、その反力は、開口部1の遮断状態でスクリーン幕21に適度な張りを付与するとともに、スクリーン幕21下端の座板22を持ち上げてスクリーン幕21を上昇させるとき巻き取り軸11を回転させてスクリーン幕21を巻き取るように設定されている。
上記巻き取り軸11右端の支軸13にはスクリーン幕21の降下速度を緩やかにするための速度調整手段40が連結されており、この速度調整手段40は、ブラケット15の外側に配置されかつ取付プレート41を介してブラケット15に取り付けられている。速度調整手段40は、図4ないし図7に詳示するように、スクリーン幕21の降下時巻き取り軸11の回転速度を増速して出力する増速機構50と、この増速機構50に接続され、増速機構50から伝達される出力速度に応じて制動力を発生する遠心力ブレーキ80とを有してなる。
上記増速機構50は、ハウジング51内に一連の3つの伝達ギヤ61,62,63と3つの増速用ギヤ64,65、66とをそれぞれ回転自在に配置してなる。ハウジング51は、6つの外壁面つまり前壁面51a、後壁面51b、上壁面51c、下壁面51d、右側壁面51e及び左側壁面51fを構成する横幅の小さい箱形のハウジング本体52と、このハウジング本体52内を左右2つの空間53L,53Rに仕切る矩形板状の仕切壁54とからなる。更に、ハウジング本体52は、右側壁面51eと上壁面51cと下壁面51dとを構成するコ字型の第1の外壁プレート55と、左側壁面51fと前壁面51aと後壁面51bとを構成するコ字型の第2の外壁プレート56とからなり、第1の外壁プレート55の上下両縁部つまり上壁面51c側の縁部及び下壁面51d側の縁部にはそれぞれ取付プレート41などと結合するためのフランジ部55a,55aが形成されている。そして、第1の外壁プレート55と第2の外壁プレート56とは、仕切壁54を中間に挟んで箱形を構成するように組み立てられ、この各外壁プレート55,56と仕切壁54とは、それらの4隅部にて、図8に拡大詳示するようにスペーサ57,58を介して所定寸法を隔てて結合されている。この両スペーサ57,58は、共に6角柱状のものであり、スペーサ57の一端部には第2の外壁プレート56に設けたねじ孔59に螺合するねじ部57aが形成されているとともに、スペーサ57の他端部にはねじ穴57bが形成されている。また、スペーサ58の一端部にはスペーサ57のねじ穴57bに螺合するねじ部58aが形成されているとともに、スペーサ58の他端部にはねじ穴58bが形成され、このねじ穴58bに第1の外壁プレート55の外側から止めねじ60がねじ込まれるようになっている。
上記3つの伝達ギヤ61〜63は、いずれもハウジング51内の空間53Lつまり左側壁面51fと仕切壁54との間に配置されている。そのうち、巻き取り軸11寄りの第1の伝達ギヤ61と遠心力ブレーキ80寄りの第3の伝達ギヤ63とは、直径及びギヤ数がいずれも同一のもので、共に支軸61a,63aの両端部がそれぞれベアリング67を介してハウジング51の左側壁面51f及び仕切壁54に回転自在に支持されている。また、この両伝達ギヤ61,63は、略同一鉛直線上に第1の伝達ギヤ61を上側にしかつ互いに近接して配置されており、第1の伝達ギヤ61の支軸61aの巻き取り軸11側端部は、ハウジング51外に延出され、図3に示す如くカップリング68を介して巻き取り軸11の支軸13と連結される。
上記3つの伝達ギヤ61〜63のうちの中間に位置する第2の伝達ギヤ62は、図9及び図10にも示すように、他の2つの伝達ギヤ61,63に比べて直径及びギヤ数がいずれも小さく、その支軸62aの両端部は、左側壁面51f及び仕切壁54に各々形成した長孔69に沿って移動可能にかつ回転可能に支持されている。長孔69は、第1の伝達ギヤ61の軸心を中心とする円弧状に形成されている。しかして、第2の伝達ギヤ62は、長孔69内での支軸62aの位置に拘わらず常に第1の伝達ギヤ61と噛合し、スクリーン幕21の降下時に支軸62aが図9に実線で示す如く長孔69の一端側に位置して第3の伝達ギヤ63とも噛合して動力伝達を行い、降下後のスクリーン幕21の上昇時に第1の伝達ギヤ61の回転(回転方向は図9で反時計方向)によって支軸62aが図9に仮想線で示す如く長孔69の他端側に移動して第3の伝達ギヤ63との噛合が外れるようになっている。
上記3つの増速用ギヤ64〜66のうち、上記第3の伝達ギヤ61と噛合する第1の増速用ギヤ64は、伝達ギヤ61〜63と同じくハウジング51内の空間53Lに配置され、第2の増速用ギヤ65とこれと噛合する第3の増速用ギヤ66とは、ハウジング51内の別の空間53Rつまり仕切壁54と右側壁面51eとの間に配置されている。また、第1の増速用ギヤ64と第2の増速用ギヤ65とは、ハウジング51内における第3の伝達ギヤ61と略同じ高さ位置に同一の支軸71を介して回転一体に設けられている。すなわち、支軸71は、図11に拡大詳示するように、ハウジング51の仕切壁54を貫通して左右の側壁面51e,51f間に跨って設けられているとともに、支軸71の両端部は、それぞれ各側壁面51e,51fにベアリング72を介して回転自在に支持されている。この支軸71に対し、第1の増速用ギヤ64は、第3の伝達ギヤ61と噛合するようにハウジング51内の空間53Lつまり左側壁面51fと仕切壁54との間の位置で一体成形されており、第2の増速用ギヤ65は、仕切壁54と右側壁面51eとの間の位置で回転一体に嵌合されている。第2の増速用ギヤ65の直径及びギヤ数は、いずれも第1の増速用ギヤ64のそれよりも大きく設定されている。さらに、第3の増速用ギヤ66は、図12に拡大詳示するように、増速機構50の出力軸73と一体成形されており、この出力軸73の両端部は、それぞれ仕切壁54及び右側壁面51eにベアリング74を介して回転自在に支持されているとともに、出力軸73の一端部は、右側壁面51eからハウジング51外に延出されている。第3の増速用ギヤ66の直径及びギヤ数は、いずれも第2の増速用ギヤ65のそれよりも小さく設定されている。
一方、上記遠心力ブレーキ80は、図12及び図13に詳示するように、増速機構50のハウジング51外に延出する出力軸73の一端部に回転一体に連結されたブレーキディスク81と、このブレーキディスク81を覆うように増速機構50のハウジング51の右側壁面51eに固定された底浅型有底円筒状のブレーキドラム82と、それぞれ一端が上記ブレーキディスク81に支軸83回りに揺動可能に支持され、他端側がブレーキパッド84などを介してブレーキドラム82の円筒部82a内面に接触可能な一対のブレーキシュー85,85と、この両ブレーキシュー85,85にそれぞれ設けた係合部85a,85a間に跨って設けられ、両ブレーキシュー85,85の他端側がブレーキドラム82の円筒部82a内面から離隔する方向に回動付勢するコイルスプリング86とを有してなる。上記ブレーキドラム82の円筒部82aの先端には中心を挟んで対向する2個所にそれぞれ増速機構50のハウジング51に固定するためのフランジ部82bが形成されているとともに、ブレーキドラム82の円筒部82aのうち、最上部に位置する部位にはブレーキディスク81の外周面に対向して開口部87が設けられている。
さらに、上記スクリーン幕装置Aは、図4及び図5に示すように、スクリーン幕21の降下を操作するための操作手段90を備えている。この操作手段90は、遠心力ブレーキ80のブレーキドラム82の上方に近接した配置され、一端が増速機構50のハウジング51の右側壁面51eに支軸91回りに回動可能に支持されたレバー92と、このレバー92の他端(自由端)側に対応して増速機構50のハウジング51の右側壁面51eにねじ止めにより固定されたワイヤプレート93とを有している。上記レバー92は、断面が下向きに開口するコ字状のもので、その中央部には、図12にも示すように、ブレーキドラム82の開口部87を通してブレーキディスク81の外周面に接触可能なライニング94が取り付けられている。
上記ワイヤプレート93には、レバー92の自由端下方に第1のフランジ部93aが形成されているとともに、この第1のフランジ部93aよりもレバー92の支軸91寄りの位置にレバー92を挟んで上下に対向する第2及び第3のフランジ部93b,93cが形成されている。第1のフランジ部93aには操作ワイヤ95のアウターワイヤ95aの一端が連結されている。操作ワイヤ95のインナーワイヤ95bの一端は、レバー92の自由端側を貫通してレバー92の上方にまで延び、このインナーワイヤ95bの一端に装着したばね座96とレバー92に装着したばね座97との間にはコイルスプリングからなる第1の調整スプリング98が圧縮状態に配置されており、よって、インナーワイヤ95bの一端は、第1の調整スプリング96を介してレバー92の自由端に連結されている。この操作ワイヤ95の他端は、図示していないが、開口部1近傍の壁などに取り付けた操作ボックスに接続され、この操作ボックスの操作レバーなどにより操作ワイヤ95を引っ張り、あるいは操作ボックスの操作ボタンなどにより操作ワイヤ95を緩めるようになっている。
また、上記第2のフランジ部93bと第3のフランジ部93cとの間にはその途中でレバー92を貫通するガイドピン99が略垂直に設けられ、このガイドピン99の外周にはコイルスプリングからなる第2の調整スプリング100がレバー92と第3のフランジ部93cとの間に挟まれた状態で配置されている。この第2の調整スプリング100は、そのばね定数が上記第1の調整スプリング98のそれよりも小さく設定されていて、操作ワイヤ95を緩めたとき(つまり第1の調整スプリング98のばね力がレバー92に作用しなくなったとき)レバー92を上方つまりライニング94がブレーキディスク81と離れる方向に回動付勢するようになっている。
次に、上記スクリーン幕装置Aの作動、特に本発明の特徴点である速度調整手段40及び操作手段90の作動について説明する。今、スクリーン幕21が巻き取り軸11の外周に巻き取られており、操作手段90の操作ワイヤ95が引っ張られた状態つまり緊張状態にある。このとき、操作手段90においては、レバー92が操作ワイヤ95及び第1の調整スプリング98によって遠心力ブレーキ80のブレーキドラム82側に引き寄せされ、ライニング94がブレーキドラム82の開口部87を通してブレーキディスク81の外周面に接触することにより、ブレーキディスク81の回転ひいてはスクリーン幕21の降下が停止状態に保持される。
この状態から操作ワイヤ95を緩めると第1の調整スプリング98のばね力がレバー92に作用しなくなり、第2の調整スプリング100のばね力によりレバー92が支軸91回りに上方に回動してライニング94がブレーキディスク81から離れることにより、巻き取り軸11の回転がフリーとなり、スクリーン幕21が座板22の重みにより降下する。
このとき、速度調整手段40の増速機構50においては、3つの伝達ギヤ61〜63のうち、第1の伝達ギヤ61は、巻き取り軸11の支軸13から回転力が入力されて、図9で時計方向に回転し、第2の伝達ギヤ62は、その支軸62aが図9に実線で示す如く長孔69の一端側に位置して第1の伝達ギヤ61と第3の伝達ギヤ63の両方に噛合しつつ回転する。これにより、巻き取り軸11の回転力が上記伝達ギヤ61〜63を介して増速用ギヤ64〜66側にまで伝達され、この増速用ギヤ64〜66により回転速度が増速されて遠心力ブレーキ80に出力される。この遠心力ブレーキ80の作動によりスクリーン幕21の降下が緩やかに行われる。
一方、スクリーン幕21の降下後にスクリーン幕21下端の座板22を持ち上げてスクリーン幕21を上昇させるときには、第1の伝達ギヤ61は、図9で反時計方向に回転し、この回転によって第2の伝達ギヤ62の支軸62aが図9に仮想線で示す如く長孔69の他端側に移動して第2の伝達ギヤ62と第3の伝達ギヤ63との噛合が外れる。このため、遠心力ブレーキ80側に回転力が伝達されることはなく、遠心力ブレーキ80が作動せずにスクリーン幕21をスムーズに上昇させることができる。
このように、速度調整手段40の増速機構50は、増速用ギヤ64〜66による増速機能とは別に、3つの伝達ギヤ61〜63により回転方向に応じて回転力を伝達又は遮断するクラッチとしての機能をも発揮するものであるため、従来の如く巻き取り軸11の一端側にクラッチ手段と速度調整手段の増速機構と遠心力ブレーキとを一列に配置する場合に比べて軸方向の長さを短くすることができ、その結果、建物の壁際等天井部に十分な空間を確保できない場合にもスクリーン幕装置Aを容易に設置することができる。また、設置作業時には巻き取り軸11の軸線上に速度調整手段40だけを心出しして取り付ければよいので、その分作業を容易に行うことができる。
特に、本実施形態の場合、増速機構50のハウジング51は、外壁面を構成するハウジング本体52と、このハウジング本体52内を左右2つの空間53L,53Rに仕切る仕切壁54とからなり、またハウジング本体52が2つの外壁プレート55,56からなり、しかも各外壁プレート55,56と仕切壁54とがそれぞれスペーサ57,58を介して結合される構造であるため、増速機構50を軸方向により薄型化することができるとともに、その組立作業を容易に行うことができる。
また、上記操作手段90は、その操作ワイヤ95(詳しくはそのインナーワイヤ95b)が第1の調整スプリング98を介してレバー92に連結されているため、操作ワイヤ95の緊張状態での配線を容易にかつ確実に行うことができる。その上、操作ワイヤ95を緩めたときには第2の調整スプリング100によりレバー92が支軸91回りに上方に回動してライニング94がブレーキディスク81から離れるため、ブレーキ解除によるスクリーン幕21の降下開始操作を確実に行うことができ、作動の信頼性を高めることができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記実施形態では、増速機構50の一連の3つの伝達ギヤ61〜63のうち、巻き取り軸11寄りの第1の伝達ギヤ61と遠心力ブレーキ80寄りの第3の伝達ギヤ63とをギヤ数の同一のものにし、中間に位置する第2の伝達ギヤ62のギヤ数をこの第1及び第3の伝達ギヤ61,63のそれよりも小さく設定したが、本発明は、これに限らず、3つの伝達ギヤ61〜63のギヤ数を適宜設定して、これらの伝達ギヤ61〜63に増速用ギヤとしての機能を兼備させるようにしてもよい。その際、増速専用のギヤ64〜66を減らすようにしてよい。
また、上記実施形態では、火災時に建物の出入口や通路口等の開口部1を遮断する防火防煙用スクリーン幕装置Aについて述べたが、本発明は、火災時に建物の開口部1以外の室内空間などを遮断する防火防煙用シャッターとしてのスクリーン幕装置、あるいは火災時に建物の室内の上部空間を仕切る防煙用たれ壁としてのスクリーン幕装置にも同様に適用することができるのは勿論である。
本発明の実施形態に係る防火防煙用スクリーン幕装置の一部切開した正面図である。 図1のX−X線における断面図である。 図1のY−Y線における拡大断面図である。 上記スクリーン幕装置の主要部である速度調整手段などの構造を示す正面図である。 同じく一部切開右側面図である。 図4のZ−Z線における断面図である。 図6のE−E線における断面図である。 図5のF−F線における拡大断面図である。 図6の第2の伝達ギヤ付近の拡大図である。 図9のG−G線における断面図である。 図6のH−H線における拡大断面図である。 図5のI−I線における拡大断面図である。 図12のJ−J線における断面図である。
符号の説明
A 防火防煙用スクリーン幕装置
11 巻き取り軸
21 スクリーン幕
40 速度調整手段
50 増速機構
51 ハウジング
51a 前壁面
51b 後壁面
51c 上壁面
51d 下壁面
51e 右側壁面
51f 左側壁面
52 ハウジング本体
53L,53R 空間
54 仕切壁
55 第1の外壁プレート
56 第2の外壁プレート
57,58 スペーサ
61 第1の伝達ギヤ
62 第2の伝達ギヤ
62a 伝達ギヤの支軸
63 第3の伝達ギヤ
64,65,66 増速用ギヤ
69 長孔
73 出力軸
80 遠心力ブレーキ
81 ブレーキディスク
82 ブレーキドラム
85 ブレーキシュー
86 コイルスプリング
87 開口部
90 操作手段
91 支軸
92 レバー
94 ライニング
95 操作ワイヤ
95b インナーワイヤ
98 第1の調整スプリング
100 第2の調整スプリング

Claims (5)

  1. 建物の開口部の上縁部又は天井部に回転可能に支持された巻き取り軸と、この巻き取り軸に巻き取られ、火災時に巻き取り軸のブレーキ解除により巻き取り軸から繰り出されて降下するスクリーン幕と、このスクリーン幕の降下速度を緩やかにするために上記巻き取り軸の一端に連結された速度調整手段とを備え、この速度調整手段は、スクリーン幕の降下時巻き取り軸の回転速度を増速して出力する増速機構と、この増速機構に接続され、増速機構から伝達される出力速度に応じて制動力を発生する遠心力ブレーキとを有してなる防火防煙用スクリーン幕装置において、
    上記増速機構は、少なくともそのハウジング内の隣接する2つの壁部間の同一平面上にそれぞれ回転自在に支持された一連の3つの平歯車からなる伝達ギヤを有しており、そのうち、巻き取り軸寄りの第1の伝達ギヤと遠心力ブレーキ寄りの第3の伝達ギヤとは、互いに近接して配置されている一方、中間に位置する第2の伝達ギヤは、その支軸が各壁部に形成した長孔に沿って移動可能でかつ上記第1の伝達ギヤと常時噛合し、スクリーン幕の降下時に支軸が長孔の一端側に位置して上記第3の伝達ギヤとも噛合して動力伝達を行い、降下後のスクリーン幕の上昇時に上記第1の伝達ギヤの回転によって支軸が長孔の他端側に移動して上記第3の伝達ギヤとの噛合が外れるように設けられていることを特徴とする防火防煙用スクリーン幕装置。
  2. 上記増速機構のハウジングは、左右2つの側壁面を含む外壁面を構成するハウジング本体と、このハウジング本体内を左右2つの空間に仕切る板状の仕切壁とからなり、上記第1ないし第3の伝達ギヤは、このハウジング本体の1つの側壁面と仕切壁との間に配置されており、ハウジング本体内の2つの空間には伝達ギヤとは別の増速用ギヤが配置されている請求項1記載の防火防煙用スクリーン幕装置。
  3. 上記ハウジング本体は、左右いずれか一方の側壁面と上壁面と下壁面とを構成する第1の外壁プレートと、他方の側壁面と前壁面と後壁面とを構成する第2の外壁プレートとからなり、このハウジング本体の各外壁プレートと上記仕切壁とは、それぞれスペーサを介して所定寸法を隔てて結合されている請求項2記載の防火防煙用スクリーン幕装置。
  4. 上記遠心力ブレーキは、増速機構のハウジング外に延出する出力軸に回転一体に連結されたブレーキディスクと、このブレーキディスクを覆うように増速機構のハウジングに固定されたブレーキドラムと、一端が上記ブレーキディスクに支軸回りに揺動可能に支持され、他端側がブレーキドラムに接触可能なブレーキシューと、このブレーキシューの他端側がブレーキドラムと離隔する方向に付勢するスプリングとを有してなる請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の防火防煙用スクリーン幕装置。
  5. 上記スクリーン幕の降下を操作するための操作手段を備え、この操作手段は、上記遠心力ブレーキのブレーキドラムに近接した配置され、一端が上記増速機構のハウジングに支軸回りに回動可能に支持されたレバーと、このレバーの中央部に取り付けられ、上記ブレーキドラムに設けた開口部を通してブレーキディスクの外周面に接触可能なライニングと、上記レバーの他端に第1の調整スプリングを介して連結された操作ワイヤと、この操作ワイヤを緩めたとき上記レバーをライニングがブレーキディスクと離れる方向に回動付勢する第2の調整スプリングとを有してなる請求項4記載の防火防煙用スクリーン幕装置。
JP2004317520A 2004-11-01 2004-11-01 防火防煙用スクリーン幕装置 Expired - Fee Related JP3887388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004317520A JP3887388B2 (ja) 2004-11-01 2004-11-01 防火防煙用スクリーン幕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004317520A JP3887388B2 (ja) 2004-11-01 2004-11-01 防火防煙用スクリーン幕装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006125120A JP2006125120A (ja) 2006-05-18
JP3887388B2 true JP3887388B2 (ja) 2007-02-28

Family

ID=36720119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004317520A Expired - Fee Related JP3887388B2 (ja) 2004-11-01 2004-11-01 防火防煙用スクリーン幕装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3887388B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5579050B2 (ja) * 2010-12-28 2014-08-27 住友重機械工業株式会社 風力発電設備に用いられる減速装置
JP6727694B2 (ja) * 2015-06-23 2020-07-22 立川ブラインド工業株式会社 遮蔽装置
TWI750853B (zh) * 2020-10-19 2021-12-21 寰奇機電有限公司 具有防火防煙捲幕主軸自動滑移機制之機箱結構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006125120A (ja) 2006-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5823570B2 (ja) 非常脱出装置
TW201443331A (zh) 用於電動捲門之門片防墜落裝置
JP3887388B2 (ja) 防火防煙用スクリーン幕装置
KR102141975B1 (ko) 공연장 방화막 비상낙하 시스템
JP4351683B2 (ja) 高所避難装置
JP4906613B2 (ja) 自重降下式シャッターにおけるブレーキ解放・復帰装置
US6059008A (en) Braking device for shutter for building
JP4676243B2 (ja) 回転体
JP5121670B2 (ja) 開閉装置の機械式開閉体停止装置
JP6228417B2 (ja) 機械式避難時停止装置付きシャッター
JP2007016430A (ja) 防火シャッター用安全装置
JP7253448B2 (ja) ブラインド
JP2955933B1 (ja) 布製防火シャッターの下限停止装置
JP7179560B2 (ja) シャッター装置
JP6707371B2 (ja) 開閉装置
JP2019206825A (ja) シャッター装置
KR101102830B1 (ko) 하향식 화재피난장치
JP7083462B2 (ja) 遮蔽装置
JP6120522B2 (ja) 機械式避難時停止装置付きシャッター
JP2005282267A (ja) 出入口シート開閉機
JP4791084B2 (ja) シートシャッター装置
JP5350145B2 (ja) シャッター装置のシャッターカーテン急速異常降下防止装置
JP2004261428A (ja) 防火防煙シャッター
JP5107647B2 (ja) 開閉装置
JP4643235B2 (ja) 減速機付き開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3887388

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151201

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees