JP3886854B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明に関する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法に関するものであり、詳しくはアルミ系配線の防食処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から半導体装置の製造に用いるアルミ配線層の腐食防止処理(以下、防食処理と記す)として、アルミ配線層のエッチングに用いる塩素系ガスの残留付着物を除去する目的で、アルミ配線層のエッチング直後に水素成分、酸素成分を含むプラズマ雰囲気にて処理する方法がとられていた。
【0003】
以下、従来の半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。
【0004】
図16および図17は、従来の半導体装置の製造方法におけるアルミエッチング時の防食処理およびアルミ配線層形成用マスクとして用いたフォトレジストの除去に関する工程フロー図である。
【0005】
図16は、アルミ配線層のエッチングとアルミ配線層の防食処理を連続工程として処理し、別工程としてフォトレジストの除去(アッシング)を行うものである。まず、アルミ配線層を形成するため、フォトマスクを用いて塩素系ガスによるアルミエッチング処理601aを行う。続いて、同一ブロック内連続処理601として、水素、酸素系プラズマによるアルミニウムの防食処理601bを行う。次に、別工程として、アルミ配線層の形成に用いたフォトレジストを酸素系プラズマによってアッシング602して除去する。
【0006】
図17は、アルミ配線層のエッチングからフォトレジストの除去までを連続工程として処理するものである。まず、アルミ配線層を形成するため、フォトマスクを用いて塩素系ガスによるアルミエッチング処理701aを行う。続いて、同一ブロック内の連続処理701として、水素、酸素系プラズマによるアルミニウムの防食処理701bを行い、更に続けて、アルミ配線層の形成に用いたフォトレジストを酸素プラズマによりアッシング701cして除去する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の構成は、塩素系ガスによるアルミ配線層のエッチングで生じる塩素系残留物を除去することを目的としており、アルミ配線層のエッチングとは連続しない別工程において、アルミ配線層の上層膜をエッチングすることで再度アルミ配線層が露出した際に発生する残留物によってあらたに腐食が発生するという課題を防止できるものではなかった。
【0008】
例えば、近年開発が盛んになっている強誘電体メモリ装置においては、強誘電体材料が水素で容易に還元され強誘電体キャパシタとしての特性が劣化する一方で、周辺トランジスタの特性維持のために水素雰囲気での熱処理が必要であるという問題がある。
【0009】
これを解決するために、容量絶縁膜のリーク電流増加や絶縁耐圧の低下を防止しつつ周辺トランジスタの特性を維持するためのひとつの手段として、強誘電体キャパシタ領域を含む全領域を一度窒化珪素膜で覆った後、強誘電体キャパシタ領域のみをドライエッチングにより開口して熱処理を施し、窒化珪素膜から発生する水素を強誘電体キャパシタに影響を及ぼさないようにして周辺トランジスタに供給するという方法がとられている。
【0010】
ところが、一般的に窒化珪素膜のドライエッチングには弗素系のガスを用いることが多く、この方法では、アルミ配線層が再露出した領域でエッチングガスの弗素原子と窒化珪素膜のドライエッチングによって放出された窒素原子や水素原子とが化学反応して、弗化アンモニウム等を形成する。これらはエッチング残留物としてアルミ配線層の表面、特に配線側壁部に付着してアルミ配線層の腐食原因となり、更に空気中の水分吸着によって腐食が加速されるという欠点があった。
【0011】
ここで、図18において、強誘電体メモリ装置を搭載する半導体装置の製造方法について一連の工程断面図を示し、アルミ配線層の腐食発生メカニズムを説明する。
【0012】
まず、図18(a)に示すように、シリコン基板801上に形成した下層の層間絶縁膜802の上に強誘電体キャパシタ803を形成し、上層の絶縁膜804で覆った後、アルミ配線層805を形成する。次に、図18(b)に示すように、アルミ配線層805およびシリコン基板801の全域を窒化珪素膜806で覆う。次に、図18(c)に示すように、窒化珪素膜806の不要部分(強誘電体キャパシタ上およびその近傍)を除去するため、所望の形状となるレジスト807で窒化珪素膜の一部領域を覆う。続いて、図19(a)に示すように、弗素、酸素系の混合ガスを用いたプラズマ雰囲気で窒化珪素膜806をドライエッチングし、所望の形状の窒化珪素膜806aを得る。
【0013】
この時、窒化珪素膜806aの端部806bからは、膜の構成元素である窒素原子Nや水素原子Hが放出され、エッチングガスの成分に含まれる弗素原子Fとともにアルミ配線パターンの周辺に残留する。その後、これら原子の一部が弗化アンモニウムNH4 Fとしてアルミ配線層の側壁に付着し、図19(b)に示すアルミ腐食808を引き起こす。
【0014】
ここで、窒化珪素膜806のエッチ後経過時間とアルミ腐食発生率の関係を図20に示す。図20に示すように、窒化珪素膜806のドライエッチング直後から5%程度のアルミ腐食が発生し、10時間後では約10%、100時間後では約50%の腐食発生率にまで進行することがある。
【0015】
本発明は、上記課題を解決するもので、アルミ配線層の上層膜をエッチングする際、アルミ配線層が再露出することで発生する、初期的或いは進行性のあるアルミ腐食を防止することのできる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
第1の半導体装置の製造方法は、基板上にアルミ薄膜を形成し、アルミ薄膜をパターンニングしてアルミ配線層とする工程と、窒素原子、水素原子およびシリコン原子を含む絶縁膜でアルミ配線層を被覆する工程と、絶縁膜の所定領域を、弗素を含む雰囲気でドライエッチングすることによりパターニングして、アルミ配線層の一部或いは全部を露出させる工程と、水素、酸素を含むプラズマ雰囲気でアルミ配線層の腐食防止処理を行う工程と、絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングにより除去する工程とを含み、水素、酸素を含むプラズマ雰囲気でアルミ配線層の腐食防止処理を行う工程と絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングにより除去する工程とを、基板が大気に触れない状態で連続して行うことを特徴とするものである。
【0020】
第1の半導体装置の製造方法によれば、通常、弗化アンモニウム等のエッチング残留物が、微量でも付着した状態でアッシング処理を行うと、アルミ腐食の進行が更に加速されるが、このような構成によれば、アルミ腐食が進行する前に残留物を希釈、低減させることができ、アルミ配線層の防食効果を高めることが出来る。
このように、アルミ配線層の防食処理を施すことで、製造プロセスの途中、或いは完成後にアルミ配線層が腐食し、歩留まりの低下や半導体装置としての信頼性不良を引き起こすことのない、優れた半導体装置を実現することができる。
【0021】
第2の半導体装置の製造方法は、基板上にアルミ薄膜を形成し、アルミ薄膜をパターンニングしてアルミ配線層とする工程と、窒素原子、水素原子およびシリコン原子を含む絶縁膜でアルミ配線層を被覆する工程と、絶縁膜の所定領域を弗素を含む雰囲気でドライエッチングすることによりアルミ配線層の一部或いは全部を露出させる工程と、酸素を含むプラズマ雰囲気でアルミ配線層の第1の腐食防止処理を行う工程と、水素、酸素を含むプラズマ雰囲気でアルミ配線層の第2の腐食防止処理を行う工程と、絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングにより除去する工程とを含み、アルミ配線層の一部或いは全部を露出させる工程とアルミ配線層の第1の腐食防止処理を行う工程とを、基板が大気に触れない状態で連続して行い、アルミ配線層の第2の腐食防止処理を行う工程と絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングにより除去する工程とを、基板が大気に触れない状態で連続して行うことを特徴とするものである。
【0022】
第2の半導体装置の製造方法によれば、第1の半導体装置の製造方法を単独で適用した場合に比べ、更に防食効果を高めることができる。
【0023】
第3の半導体装置の製造方法は、第1または第2の半導体装置の製造方法において、絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングする際、ステージ温度或いはチャンバ内温度が200℃〜300℃の範囲である。
【0024】
第3の半導体装置の製造方法によれば、第1または第2の半導体装置の製造方法と同様な効果がある。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0028】
(第1の実施形態)
図1の連続処理工程ブロック101は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法に関する工程フロー図であり、図2から図4は、同じく工程断面図である。
【0029】
図1の連続処理工程ブロック101は、アルミ系配線を被覆している上層の絶縁膜である窒化珪素膜のドライエッチングからアルミ防食処理Aまでを示している。
【0030】
ここで、窒化珪素膜のエッチング処理に引き続いて、空気中の水分吸着等、配線腐食の進行を促進する要素が加わらないよう、同一チャンバ内で酸素系プラズマによる防食処理A101bを施す。尚、この時の処理温度は、アルミ腐食の進行を抑制するため低温であることが望ましく、通常、100℃以下で処理する。
【0031】
また、工程断面図としては、図2(a)に示すように、支持基板であるシリコン基板201上に形成した下層の層間絶縁膜202の上に強誘電体キャパシタ203を形成し、上層の絶縁膜204で覆った後、アルミ配線層205を形成する。次に、図2(b)に示すように、アルミ配線層205およびシリコン基板201の全域を絶縁膜である窒化珪素膜206で覆う。次に、図2(c)に示すように、窒化珪素膜206の不要部分を除去するため、所望の形状となる非強誘電体領域用マスクとしてレジスト207で窒化珪素膜206の一部領域を覆う。
【0032】
続いて、図3(a)に示すように、弗素、酸素系の混合ガスを用いたプラズマ雰囲気で窒化珪素膜206をドライエッチングし、所望の形状にパターニングした窒化珪素膜206aを得る。
【0033】
この時、窒化珪素膜206aの端部206bからは、膜の構成元素である窒素原子や水素原子が放出され、エッチングガスの成分に含まれる弗素原子とともにアルミ配線パターンの周辺に存在し、一部が弗化アンモニウムとなりアルミ腐食の原因となる。ここで、図3(b)に示す酸素系プラズマによる防食処理Aを施すことで、腐食の原因となる弗化アンモニウム等を希釈低減させる。
【0034】
最後に、図4(a)に示す酸素系プラズマによるレジスト207のアッシングを行なって図4(b)のエッチング処理の完了となる。
【0035】
次に、窒化珪素膜のエッチ後経過時間とアルミ腐食発生率の関係を図5に示す。
【0036】
従来は、ドライエッチングの直後から5%程度のアルミ腐食が発生し、10時間後では約10%の腐食発生率にまで進行していたが、本防食処理Aの工程を適用することで、ドライエッチング後10時間までの腐食発生率を0%に抑えることができた。
【0037】
尚、本実施形態では、図1における上層の層間膜のエッチング101aと防食処理A101bを同一チャンバ内の処理としているが、ロードロック機構により真空中搬送が可能であれば、別チャンバで処理しても同様の効果が得られる。
(第2の実施形態)
図6の連続処理工程ブロック102は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法に関する工程フロー図、図7から図9は、同じく工程断面図である。
【0038】
図6の連続処理工程ブロック102は、防食処理Bからレジストのアッシングまでを示している。
【0039】
ここで、上層の層間膜のパターンニングに用いたレジストをアッシングにより除去する前に、アルミ配線層の防食処理B102aとして、H2Oプラズマ雰囲気で処理する。尚、この時の処理温度は、防食効果を高めるため高温であることが望ましく、通常、配線材料やマスク材料が耐えうる200〜300℃の範囲で処理する。続いて行うアッシングについても、同様の理由から、ステージ温度あるいはチャンバ内温度は200〜300℃の範囲で処理するのが望ましい。
【0040】
また、工程断面図としては、図7(a)に示すように、シリコン基板201上に形成した下層の層間絶縁膜202の上に強誘電体キャパシタ203を形成し、上層の絶縁膜204で覆った後、アルミ配線層205を形成する。次に、図7(b)に示すように、アルミ配線層およびシリコン基板の全域を窒化珪素膜206で覆う。次に、図7(c)に示すように、窒化珪素膜206の不要部分を除去するため、所望の形状となるレジスト207で窒化珪素膜の一部領域を覆う。
【0041】
次に、図8に示すように、弗素、酸素系の混合ガスを用いたプラズマ雰囲気で窒化珪素膜206をドライエッチングし、所望の形状にパターニングした窒化珪素膜206aを得る。
【0042】
この時、窒化珪素膜206aの端部206bからは、膜の構成元素である窒素原子や水素原子が放出され、エッチングガスの成分に含まれる弗素原子とともにアルミ配線パターンの周辺に存在し、一部が弗化アンモニウムとなりアルミ腐食の原因となる。ここで、図9(a)に示すH2Oプラズマによる防食処理Bを施すことで、腐食の原因となる弗化アンモニウム等を希釈低減させる。
【0043】
続いて、空気中の水分吸着等、配線腐食の進行を促進する要素が加わらないよう、同一チャンバ内で、図9(b)に示す酸素系プラズマによるレジストのアッシングを行なって図9(c)のエッチング処理の完了となる。
【0044】
次に、窒化珪素膜のエッチ後経過時間とアルミ腐食発生率の関係を図10に示す。
【0045】
従来は、ドライエッチングの直後から5%程度のアルミ腐食が発生し、10時間後では約10%の腐食発生率にまで進行していたが、本防食処理Bの工程を適用することで、ドライエッチング後10時間までの腐食発生率を0%に抑えることができた。
【0046】
尚、本実施形態では、図1における防食処理B102aとレジストのアッシング102bを同一チャンバ内の処理としているが、ロードロック機構により真空中搬送が可能であれば、別チャンバで処理しても同様の効果が得られる。
【0047】
(第3の実施形態)
図11の連続処理工程ブロック101および102は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造方法に関する工程フロー図、図12から図14は、同じく工程断面図である。
【0048】
第3の実施の形態は、上記第1および第2の実施形態とを合体させたものであり、これによって更に防食効果を高めることができる。各実施形態の詳細は、上記第1および第2の実施形態で説明しているので省略するが、工程図において図12が図2および図7に相当し、図13が図3に相当し、図14が図9に相当し、図12(a)から図14(c)まで順に工程が行われる。
【0049】
第1および第2の実施の形態の相乗効果により、図15に示すように窒化珪素膜のドライエッチング後1000時間までアルミ腐食が発生しないことを確認した。
【0050】
このように、本発明による防食処理を施すことで、窒化珪素膜のエッチング後放置によるアルミ配線層の腐食に至るまでの時間を伸長することができ、製造工程での時間的なマージンを確保することができる。
【0051】
尚、本発明の実施の形態では、強誘電体メモリ装置における強誘電体キャパシタ領域のアルミ配線腐食について説明しているが、例えばコンタクトホールやボンディングパッドの開口工程のように、窒素原子、水素原子を含む絶縁膜を層間膜や表面保護膜として用い、絶縁膜の一部を弗素系のガスでドライエッチングしアルミ配線層を再露出させる工程を備えた工程であれば、同様の効果が期待できる。
【0052】
また、アルミ配線層の露出は一部のみならず全部でもよい。
【0055】
【発明の効果】
第1の半導体装置の製造方法によれば、通常、弗化アンモニウム等のエッチング残留物が、微量でも付着した状態でアッシング処理を行うと、アルミ腐食の進行が更に加速されるが、このような構成によれば、アルミ腐食が進行する前に残留物を希釈、低減させることができ、アルミ配線層の防食効果を高めることが出来る。
このように、アルミ配線層の防食処理を施すことで、製造プロセスの途中、或いは完成後にアルミ配線層が腐食し、歩留まりの低下や半導体装置としての信頼性不良を引き起こすことのない、優れた半導体装置を実現することができる。
【0056】
第2の半導体装置の製造方法によれば、第1の半導体装置の製造方法を単独で適用した場合に比べ、更に防食効果を高めることができる。
【0057】
第3の半導体装置の製造方法によれば、第1または第2の半導体装置の製造方法と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る工程フロー図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る工程断面図である。
【図3】図2に続く工程断面図である。
【図4】図3に続く工程断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るアルミ腐食発生率を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る工程フロー図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る工程断面図である。
【図8】図7に続く工程断面図である。
【図9】図8に続く工程断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るアルミ腐食発生率を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る工程フロー図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る工程断面図である。
【図13】図12に続く工程断面図である。
【図14】図13に続く工程断面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係るアルミ腐食発生率を示す図である。
【図16】従来例における工程フロー図である。
【図17】別の従来例における工程フロー図である。
【図18】アルミ腐食発生メカニズムを示す工程断面図である。
【図19】図18に続く工程断面図である。
【図20】従来例におけるアルミ腐食発生率を示す図である。
【符号の説明】
101 上層絶縁膜のエッチング〜防食処理Aの連続処理ブロック
101a 上層絶縁膜のエッチングブロック
101b 防食処理Aブロック
102 防食処理B〜アッシングの連続処理ブロック
102a 防食処理Bブロック
102b アルミ配線用フォトレジストのアッシングブロック
201 シリコン基板
202 下層の層間絶縁膜
203 強誘電体キャパシタ
204 上層の絶縁膜
205 アルミ配線層
206 窒化珪素膜/上層の絶縁膜
206a パターンニングされた窒化珪素膜
206b パターンニングされた窒化珪素膜の端部
207 レジスト
601 アルミエッチング〜防食処理の連続処理ブロック
601a アルミエッチングブロック
601b アルミエッチング後防食処理ブロック
602 アルミ配線用フォトレジストのアッシングブロック
701 アルミエッチング〜アッシングの連続処理ブロック
701a アルミエッチングブロック
701b アルミエッチング後防食処理ブロック
701c アルミ配線用フォトレジストのアッシングブロック
801 シリコン基板
802 下層の層間絶縁膜
803 強誘電体キャパシタ
804 上層の絶縁膜
805 アルミ配線層
806 窒化珪素膜/上層の絶縁膜
806a パターンニングされた窒化珪素膜
806b パターンニングされた窒化珪素膜の端部
807 レジスト
808 アルミ腐食発生箇所

Claims (3)

  1. 基板上にアルミ薄膜を形成し、前記アルミ薄膜をパターンニングしてアルミ配線層とする工程と、窒素原子、水素原子およびシリコン原子を含む絶縁膜で前記アルミ配線層を被覆する工程と、前記絶縁膜の所定領域を、弗素を含む雰囲気でドライエッチングすることによりパターニングして、前記アルミ配線層の一部或いは全部を露出させる工程と、水素、酸素を含むプラズマ雰囲気で前記アルミ配線層の腐食防止処理を行う工程と、前記絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングにより除去する工程とを含み、前記水素、酸素を含むプラズマ雰囲気で前記アルミ配線層の腐食防止処理を行う工程と前記絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングにより除去する工程とを、前記基板が大気に触れない状態で連続して行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 基板上にアルミ薄膜を形成し、前記アルミ薄膜をパターンニングしてアルミ配線層とする工程と、窒素原子、水素原子およびシリコン原子を含む絶縁膜で前記アルミ配線層を被覆する工程と、前記絶縁膜の所定領域を弗素を含む雰囲気でドライエッチングすることにより前記アルミ配線層の一部或いは全部を露出させる工程と、酸素を含むプラズマ雰囲気で前記アルミ配線層の第1の腐食防止処理を行う工程と、水素、酸素を含むプラズマ雰囲気で前記アルミ配線層の第2の腐食防止処理を行う工程と、前記絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングにより除去する工程とを含み、前記アルミ配線層の一部或いは全部を露出させる工程と前記アルミ配線層の第1の腐食防止処理を行う工程とを、前記基板が大気に触れない状態で連続して行い、前記アルミ配線層の第2の腐食防止処理を行う工程と前記絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングにより除去する工程とを、前記基板が大気に触れない状態で連続して行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 絶縁膜のパターンニングに用いたマスク材料をアッシングする際、ステージ温度或いはチャンバ内温度が200℃〜300℃の範囲である請求項または請求項記載の半導体装置の製造方法。
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