JP3886853B2 - 無線通信システムにおける複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置及びその方法 - Google Patents

無線通信システムにおける複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置及びその方法 Download PDF

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システムに好適な複合直交位相シフト方式を利用してハードウェアを設計する技術に関し、無線チャネルのデータ処理速度を向上させ、良質のデータを提供するQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式を利用したデータ処理装置及びその方法に関する。
【0002】
本発明は、携帯用端末器のモデム部分の変復調方式を改善して、無線チャネルのデータ処理を高速に動作できるようにASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いて、変復調されたデータの処理速度を向上させてさらに良質のデータサービスを提供できるようにする。また、本発明は、画像あるいは音声と高速データを同時に使用する全ての無線通信装置に使用することができる。
【0003】
【従来の技術】
モデム、すなわち変復調器とは、コンピュータから出力されるデジタル信号を、電話回線を介して伝送できるようにアナログ信号に変換(変調)し、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する(復調)装置をいう。
【0004】
現在使用している電話回線や専用回線は、音声信号用に構成されており、デジタル信号が通過すれば多くの減衰が起きるので、50フィート以上離れている装置間にデータを伝送しようとすれば、モデムが必要となる。モデムは送信部と受信部とに大別できる。
【0005】
送信部において、デジタル信号がエンコーダに入力され、スクランブルされる。スクランブルされた信号は、変調器に入力され、“1”や“0”が約1700〜1800Hz程度の搬送周波数に変調される。ここで、アナログ信号に変換された後、帯域制限フィルタを介して送信線路に出力される。
【0006】
受信部において、通信線路から入力されるアナログ信号は、帯域制限フィルタを介して、所望の周波数帯域を割り当てられ、自動利得調節器(AGC:Automatic Gain Control)に入力されて適切な大きさに分割される。アナログ信号は、復調器を介して復調された後デジタル信号に変換され、またデータデコーダを介して本来のデータに復元される。
【0007】
モデムの変復調方式のうちアナログ方式には、振幅変調(AM:Amplitude Modulation)、周波数変調(FM:Frequency Modulation)、位相変調(PM:Phase Modulation)などがあり、デジタル方式には、周波数シフト方式(FSK:Frequency Shift Keying)、振幅シフト方式(ASK:Amplitude Shift Keying)、位相シフト方式(PSK:Phase Shift Keying)、直交位相シフト方式(QPSK:Quadrature Phase Shift Keying)、複合直交位相シフト方式(CQPSK:Complex Quadrature Phase Shift Keying)などがある。本発明ではCQPSKについてのみ述べる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯用端末器に使用される変復調方式であるQPSK方式では、多量のデータを效率的に処理することが困難である。しかし、次世代携帯通信では、単に音声のみでなく通話当事者間の画像やその他のインターネットサービスなどのような大容量のデータを処理しなければならない。モデム部分の変復調方式は、データ処理速度などに重大な影響を及ぼしており、既存の方式では現在要求されている無線端末器の性能に達していない。
【0009】
したがって、次世代携帯通信端末器を具現するためには、種々のチャネル(音声チャネル、画像チャネル、コントロールチャネル、専用制御チャネルなど)を処理できる、すなわち高速データ処理が可能な変復調方案が要求される。
【0010】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、無線チャネルのデータ処理速度を向上させ、良質のデータを提供する複合直交位相シフト方式利用したデータ処理装置及びその方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、無線通信システムにおける複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置において、モデムのデジタル変調方式の一種である複合直交位相シフト方式を利用してデータを処理するために、長周期コードを入力して同相類似雑音及び直交相類似雑音コードの各々を乗算するための第1乗算手段と、前記第1乗算手段を介して乗算された同相類似雑音結果値と、モデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとを各々乗算するための第2乗算手段と、前記第1乗算手段を介して乗算された直交相類似雑音結果値と、モデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとを各々乗算するための第3乗算手段と、前記第2乗算手段による結果物の雑音を除去するためにフィルタリングを行ない、前記第3乗算手段による結果物の雑音を除去するためにフィルタリングを行なうための第1及び第2フィルタリング手段と、前記第1及び第2フィルタリング手段を介して伝達された各々の結果値に利得を乗算して8個の利得乗算信号、すなわち、利得乗算同相パイロット信号、利得乗算同相専用制御チャネル信号、利得乗算同相音声チャネル信号、利得乗算同相高速データチャネル信号、利得乗算直交相パイロット信号、利得乗算直交相専用制御チャネル信号、利得乗算直交相音声チャネル信号、利得乗算直交相高速データチャネル信号を生成するための第4及び第5乗算手段と、前記第4乗算手段を介して伝達される利得乗算同相パイロットチャネル信号と利得乗算同相専用制御チャネル信号とを加算した第1結果値と、前記第5乗算手段を介して伝達される利得乗算直交相音声チャネル信号と利得乗算直交相高速データチャネル信号の結果とを加算した第2結果値とを求めて、第1結果値と第2結果値の差を求めるための減算手段と、前記第5乗算手段を介して伝達される利得乗算直交相パイロットチャネル信号と利得乗算直交相専用制御チャネル信号とを加算した第3結果値と、前記第4乗算手段を介して伝達される利得乗算同相音声チャネル信号と利得乗算同相高速データチャネル信号の結果とを加算した第4結果値とを求めて、第3結果値と第4結果値とを加算するための加算手段と、前記減算手段を介して出力された結果値に応じて、同相チャネルを出力するための同相チャネル出力手段と、前記加算手段を介して出力された結果値に応じて、直交相チャネルを出力するための直交相チャネル出力手段とを含み、前記第2乗算手段に伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルと、前記第3乗算手段に伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとは、それぞれ同一であることを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、無線通信システムに適用される複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理方法において、モデムのデジタル変調方式の一種である複合直交位相シフト方式を利用してデータを処理するために、長周期コードを入力されて同相類似雑音及び直交相類似雑音コードの各々を乗じる第1ステップと、前記第1ステップを通じて乗じられた同相類似雑音結果値と、モデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとを各々乗じる第2ステップと、前記第1ステップを通じて乗じられた直交相類似雑音結果値と、モデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとを各々乗じる第3ステップと、前記第2ステップによる結果物の雑音を除去するためにベースバンドフィルタを各々通過させ、前記第3ステップによる結果物の雑音を除去するためにベースバンドフィルタを各々通過させる第4ステップと、前記第4ステップを通じて得られた結果値に各々の利得を乗算して8個の利得乗算信号すなわち、利得乗算同相パイロット信号、利得乗算同相専用制御チャネル信号、利得乗算同相音声チャネル信号、利得乗算同相高速データチャネル信号、利得乗算直交相パイロット信号、利得乗算直交相専用制御チャネル信号、利得乗算直交相音声チャネル信号、利得乗算直交相高速データチャネル信号を生成する第5ステップと、前記利得乗算同相パイロットチャネル信号と利得乗算同相専用制御チャネル信号とを加算した第1結果値と、前記第5乗算手段を介して伝達される利得乗算直交相音声チャネル信号と利得乗算直交相高速データチャネル信号の結果とを加算した第2結果値を求めて、第1結果値と第2結果値の差を求める第6ステップと、前記利得乗算直交相パイロットチャネル信号と利得乗算直交相専用制御チャネル信号とを加算した第3結果値と、前記第4乗算手段を介して伝達される利得乗算同相音声チャネル信号と利得乗算同相高速データチャネル信号の結果とを加算した第4結果値を求めて、第3結果値と第4結果値とを加算する第7ステップと、前記第7ステップの結果値に応じて、同相チャネル信号を求め、直交相チャネル信号を各々求める第8ステップとを含み、前記第2ステップで伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルと、前記第3ステップで伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとは、それぞれ同一であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明が適用される拡散及び複合直交位相シフト方式を示す構成例示図であって、4個のチャネル以外にも他のチャネルがあるが、ここでは4個のチャネルについてのみ説明する。
【0015】
図1に示すように、4個のチャネルの出力にウォルシュコード(Walsh Code)を乗じた後、関連利得を乗じて、同位相類似雑音(PNI)、直交相類似雑音(PNQ)、長周期類似雑音(ロングコード)により複合直交位相シフト方式変調を行ない、パルス成形フィルタ及び利得を介して最終的な変調信号が生成される。
【0016】
ここで、ウォルシュコードとは、一連の相互直交コード分割多重接続(CDMA;Code Division Multiple Access)信号を作るために、直交2進関数中の一つであるウォルシュ関数を使用するコーディング方法であり、逆方向基本チャネル(R−FCH)用に++−−、逆方向専用制御チャネル(R−DCCH)用に++++−−−−、逆方向付加チャネル(R−SCH)用に+−または+−+−が用いられる。+は0を意味し、−は1を意味するので、ウォルシュコードに用いられる四つのパターンは、簡単に3ビットカウンタの出力から得ることができる。
【0017】
最終結果であるs(t)は、4個のチャネルが各々合わせられて変調された信号であって、結局この信号を復調して元来の4個のチャネルを作ることができる。
【0018】
後述する図2の複合直交位相シフト方式ブロック図において、入力は下記の式(1)で表される。
Di=PI+DC
Dq=FD+SM (1)
ここで、PIはパイロットチャネル、DCは専用制御チャネル、FDは音声チャネル、SMは高速データチャネルを各々示す。
【0019】
また、拡散のための類似雑音コード(PN code)は、下記の式(2)で表される。
Ic=Ipn XOR Lc
Qc=Qpn XOR Lc (2)
ここで、Ipnは同位相チャネル類似雑音コード、Qpnは直交位相チャネル類似雑音コード、Lcは長周期類似雑音コードを各々示す。
【0020】
従って、複合直交位相シフト方式の結果は、下記の式(3)で表される。
Io=Di XOR Ic−Dq XOR Qc
Qo=Di XOR Qc+Dq XOR Ic (3)
ここで、Io及びQoは多重ビットで表現されるので、パルス成形フィルタとして多重ビット入力フィルタを使用しなければならない。しかし、複合乗算とフィルタの演算順を入れ換えることにより、単一ビット入力フィルタの使用が可能であるが、下記の式(4)のような変更が要求される。
【0021】
まず、Io及びQoを下記のように解く。
Io=(PI+DC) XOR Ic−(FD+SM) XOR Qc
Qo=(PI+DC) XOR Qc+(FD+SM) XOR Ic (4)
式(4)から、ビット解像度を有する8個の出力に分解すれば、Io及びQoは下記の式(5)で表される。
Io=PI XOR Ic+DC XOR Ic−FD XOR Qc−SM XOR Qc
Qo=PI XOR Qc+DC XOR Qc+FD XORIc+SM XOR Ic (5)
上記の結果により、複合直交位相シフト方式の結果を、1ビット解像度を有する8個の出力に分解した後、各々の8つの出力は、ベースバンドフィルタを通過する。フィルタの結果に利得を乗じた後に、上記式にしたがって合算する。
【0022】
図3は、本発明に係る複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置の一実施形態の構成図である。
【0023】
図3に示すように、複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置は、モデムのデジタル変調方式の一種である複合直交位相シフト方式を利用してデータを処理するために、長周期コードを入力して、同相類似雑音(Ipn)及び直交相類似雑音(Qpn)コードを乗算するための第1乗算部31と、第1乗算部31により乗算された同相類似雑音結果値とモデムを介して伝達されるパイロットチャネル(PI)、専用制御チャネル(DC)、音声チャネル(FD)及び高速データチャネル(SM)を乗算するための第2乗算部32と、第1乗算部31により乗算された直交相類似雑音結果値とモデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルを乗算するための第3乗算部33と、第2乗算部32を介した結果物の雑音を除去するためにフィルタリングを行ない、第3乗算部33を介した結果物の雑音を除去するためにフィルタリングを行なうための第1及び第2フィルタリング部34、35と、第1及び第2フィルタリング部34、35を介して伝達された各々の結果値に利得を乗算するための第4及び第5乗算部36、37と、第4乗算部36を介して伝達される同相類似雑音結果値に応じてパイロットチャネルの結果と専用制御チャネルの結果を加算した結果値と、第5乗算部37を介して伝達される直交相類似雑音結果値に応じて音声チャネルの結果と高速データチャネルの結果を加算した結果値を求めてその差を求めるための減算部38と、第5乗算部37を介して伝達される直交相類似雑音結果値に応じてパイロットチャネルの結果と専用制御チャネルの結果を加算した結果値と、第4乗算部36を介して伝達される同相類似雑音結果値に応じて音声チャネルの結果と高速データチャネルの結果を加算した結果値を求めてこれを加算するための加算部39と、減算部38を介して出力された結果値に応じて、同相チャネル(I-channel)を出力するための同相チャネル出力部40と、加算部39を介して出力された結果値に応じて、直交相チャネル(Q-channel)を出力するための直交相チャネル出力部41とを備える。
【0024】
上述したような構造を有する本発明の複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置の動作を詳細に説明する。
【0025】
パルス成形フィルタの出力は、送信同相信号群、送信直交相信号群、及び送信周期により出力される。データが送信周期の立ち下がりエッジで出力されるので、送信同相信号及び送信直交相信号データは、送信周期の立ち上がりエッジで受信されるべきである。この波形は、図4のタイミング図に示す。
【0026】
図5は、本発明に係る複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理方法の一実施形態のフローチャートである。
【0027】
図5に示すように、モデムのデジタル変調方式の一種である複合直交位相シフト方式を利用してデータを処理するために、まず長周期コードを入力して(501)、同相類似雑音及び直交相類似雑音の各々を乗じる(502、503)。
【0028】
次いで、上記502、503過程の結果と次世代モデムの主要4個のチャネルであるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル、高速データチャネルの各々を乗じる(504ないし507)。
【0029】
同様に、上記502、503過程の結果と次世代モデムの主要4個のチャネルであるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル、高速データチャネルの各々を乗じる(508ないし511)。
【0030】
そして、上記504ないし507過程の結果物の雑音を除去するために、ベースバンドフィルタを各々通過させ(512ないし515)、同様に、上記508ないし511過程の結果物の雑音を除去するために、ベースバンドフィルタを各々通過させる(516ないし519)。
【0031】
次いで、上記512ないし515過程の結果物に利得を乗じ(520ないし523)、同様に、上記516ないし519過程の結果物に利得を乗じる(524ないし527)。
【0032】
次いで、上記520、521過程を通じて出力されたパイロットチャネルの結果と専用制御チャネルの結果を足してその結果値を求め(528)、上記522、523過程を通じて出力された音声チャネルの結果と高速データチャネルの結果を足してその結果値を求め(529)、上記524、525過程を通じて出力されたパイロットチャネルの結果と専用制御チャネルの結果を足してその結果値を求め(530)、上記526、527過程を通じて出力された音声チャネルの結果と高速データチャネルの結果を足してその結果値を求める(531)。
【0033】
その後、前記528過程の結果から531過程の結果を引いて得られる本発明の最終結果として、一つの同相出力群を求め(534)、上記529過程の結果に前記530過程の結果として、もう一つの直交相出力群を求める(535)。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線チャネルのデータ処理速度を向上させ、良質のデータを提供することが可能となる。
【0035】
また、本発明によれば、現在の端末器モデムの変復調方式より進歩した形態の複合直交位相シフト方式を利用してより速くて強い変復調を行なうことができるようにしてより多くの量の無線データを処理できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される拡散及び複合直交位相シフト方式を示す構成例示図である。
【図2】本発明に係る複合直交位相シフト方式の機能を示す一実施形態の説明図である。
【図3】本発明に係る複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置の一実施形態の構成図である。
【図4】本発明に係る送信同位相/直交位相を示す一実施の形態のタイミング図である。
【図5】本発明に係る複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理方法の一実施形態のフローチャートである。
【符号の説明】
31 第1乗算部
32 第2乗算部
33 第3乗算部
34 第1フィルタリング部
35 第2フィルタリング部
36 第4乗算部
37 第5乗算部
38 減算部
39 加算部
40 同相チャネル出力部
41 直交相チャネル出力部

Claims (5)

  1. 無線通信システムにおける複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置において、
    モデムのデジタル変調方式の一種である複合直交位相シフト方式を利用してデータを処理するために、長周期コードを入力して同相類似雑音及び直交相類似雑音コードの各々を乗算するための第1乗算手段と、
    前記第1乗算手段を介して乗算された同相類似雑音結果値と、モデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとを各々乗算するための第2乗算手段と、
    前記第1乗算手段を介して乗算された直交相類似雑音結果値と、モデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとを各々乗算するための第3乗算手段と、
    前記第2乗算手段による結果物の雑音を除去するためにフィルタリングを行ない、前記第3乗算手段による結果物の雑音を除去するためにフィルタリングを行なうための第1及び第2フィルタリング手段と、
    前記第1及び第2フィルタリング手段を介して伝達された各々の結果値に利得を乗算して8個の利得乗算信号、すなわち、利得乗算同相パイロット信号、利得乗算同相専用制御チャネル信号、利得乗算同相音声チャネル信号、利得乗算同相高速データチャネル信号、利得乗算直交相パイロット信号、利得乗算直交相専用制御チャネル信号、利得乗算直交相音声チャネル信号、利得乗算直交相高速データチャネル信号を生成するための第4及び第5乗算手段と、
    前記第4乗算手段を介して伝達される利得乗算同相パイロットチャネル信号と利得乗算同相専用制御チャネル信号とを加算した第1結果値と、前記第5乗算手段を介して伝達される利得乗算直交相音声チャネル信号と利得乗算直交相高速データチャネル信号の結果とを加算した第2結果値とを求めて、第1結果値と第2結果値の差を求めるための減算手段と、
    前記第5乗算手段を介して伝達される利得乗算直交相パイロットチャネル信号と利得乗算直交相専用制御チャネル信号とを加算した第3結果値と、前記第4乗算手段を介して伝達される利得乗算同相音声チャネル信号と利得乗算同相高速データチャネル信号の結果とを加算した第4結果値とを求めて、第3結果値と第4結果値とを加算するための加算手段と、
    前記減算手段を介して出力された結果値に応じて、同相チャネルを出力するための同相チャネル出力手段と、
    前記加算手段を介して出力された結果値に応じて、直交相チャネルを出力するための直交相チャネル出力手段とを含み、
    前記第2乗算手段に伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルと、前記第3乗算手段に伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとは、それぞれ同一であることを特徴とする複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置。
  2. 前記減算手段は、
    前記利得乗算同相パイロットチャネル信号と前記利得乗算同相専用制御チャネル信号とを加算した結果値と、前記利得乗算同相パイロットチャネル信号と前記利得乗算同相専用制御チャネル信号とを加算した第1結果値と、前記利得乗算直交相音声チャネル信号と前記利得乗算直交相高速データチャネル信号の結果とを加算した第2結果値とを求めて、第1結果値と第2結果値の差を求めるためのものであって、
    Io=(PI+DC) XOR Ic−(FD+SM) XOR Qc
    (ここで、PIはパイロットチャネル、DCは専用制御チャネル、IcはIpn XOR Lc、FDは音声チャネル、SMは高速データチャネル、QcはQpn XOR Lcである)
    のように表すことを特徴とする請求項1に記載の複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置。
  3. 前記加算手段は、
    前記利得乗算直交相パイロットチャネル信号と前記利得乗算直交相専用制御チャネル信号とを加算した第3結果値と、前記利得乗算同相音声チャネル信号と前記利得乗算同相高速データチャネル信号の結果とを加算した第4結果値とを求めて、第3結果値と第4結果値とを加算するためのものであって、
    Qo=(PI+DC) XOR Qc+(FD+SM) XOR Ic
    (ここで、PIはパイロットチャネル、DCは専用制御チャネル、QcはQpn XOR Lc、FDは音声チャネル、SMは高速データチャネル、IcはIpn XOR Lcである)
    のように表すことを特徴とする請求項1または2に記載の複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置。
  4. 前記第1第2フィルタリング手段は、1ビットの入力を有するベースバンドフィルタを含むことを特徴とする請求項3に記載の複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理装置。
  5. 無線通信システムに適用される複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理方法において、
    モデムのデジタル変調方式の一種である複合直交位相シフト方式を利用してデータを処理するために、長周期コードを入力して同相類似雑音及び直交相類似雑音コードの各々を乗じる第1ステップと、
    前記第1ステップを通じて乗じられた同相類似雑音結果値と、モデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとを各々乗じる第2ステップと、
    前記第1ステップを通じて乗じられた直交相類似雑音結果値と、モデムを介して伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとを各々乗じる第3ステップと、
    前記第2ステップによる結果物の雑音を除去するためにベースバンドフィルタを各々通過させ、前記第3ステップによる結果物の雑音を除去するためにベースバンドフィルタを各々通過させる第4ステップと、
    前記第4ステップを通じて得られた結果値に各々の利得を乗算して8個の利得乗算信号すなわち、利得乗算同相パイロット信号、利得乗算同相専用制御チャネル信号、利得乗算同相音声チャネル信号、利得乗算同相高速データチャネル信号、利得乗算直交相パイロット信号、利得乗算直交相専用制御チャネル信号、利得乗算直交相音声チャネル信号、利得乗算直交相高速データチャネル信号を生成する第5ステップと、
    前記利得乗算同相パイロットチャネル信号と利得乗算同相専用制御チャネル信号とを加算した第1結果値と、前記第5乗算手段を介して伝達される利得乗算直交相音声チャネル信号と利得乗算直交相高速データチャネル信号の結果とを加算した第2結果値を求めて、第1結果値と第2結果値の差を求める第6ステップと、
    前記利得乗算直交相パイロットチャネル信号と利得乗算直交相専用制御チャネル信号とを加算した第3結果値と、前記第4乗算手段を介して伝達される利得乗算同相音声チャネル信号と利得乗算同相高速データチャネル信号の結果とを加算した第4結果値を求めて、第3結果値と第4結果値とを加算する第7ステップと、
    前記第7ステップの結果値に応じて、同相チャネル信号を求め、直交相チャネル信号を各々求める第8ステップとを含み、
    前記第2ステップで伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルと、前記第3ステップで伝達されるパイロットチャネル、専用制御チャネル、音声チャネル及び高速データチャネルとは、それぞれ同一であることを特徴とする複合直交位相シフト方式を利用したデータ処理方法。
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