JP3886164B2 - Nc加工用工具切削経路の作成方法およびその装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本願発明は、NC加工用切削経路の作成方法およびその装置に関し、さらに詳しくはコンピュータ支援設計システムを用いて金型加工を行うためのNC加工機用NCデータ、即ち、工具切削経路を作成する方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ支援設計システム(以下、CAD/CAMシステムと称する)が普及しつつあり、種々の産業分野に適用されている。特に、三次元形状モデルを扱うCAD/CAMシステムは、設計の構想段階から生産のシュミレーションまで幅広く応用されている。
【0003】
このようなCAD/CAMシステムの使用例として、自動車用部材(例えば、サイドシル、フェンダーパネル等)のプレス金型を切削加工するNC加工機の動作プログラム(即ち、NCデータ)を自動作成するものがある。この場合、CAD/CAMシステムには、自由曲面部から構成される自動車用部材の形状面データがデータベースとして格納されており、前記CAD/CAMシステムは、前記形状面データを演算処理することにより工具切削経路データ(即ち、NCデータ)を作成する。
【0004】
ところで、自動車用部材は、通常、複雑な自由曲面部から構成されており、しかも、この自由曲面部には大きく湾曲し、あるいは屈曲する部位が存在している。従って、金型を切削加工する切削工具と形状面データとの干渉を回避する工具切削経路を作成し、かくして得られた工具切削経路データに基づいてNC加工機を駆動させないと、切削工具が他の加工面に対して干渉し、正確な切削面が得られない場合が生じたり、NC加工機自体を損傷するおそれがある。
【0005】
上記のような不具合に対処すべく、切削工具と工具切削経路に隣接する加工面との干渉を回避する方法として、金型加工のための工具切削経路データを作成する際に、前記金型の形状面データに対応する曲面データを三角形によって構成される複数の接平面データに変換し、各接平面データに対する切削工具の干渉をチェックして工具切削経路データを作成するようにしたものが提案されている(例えば、特開昭63ー24304号公報参照)。
【0006】
ところが、上記のような手法による場合、金型の形状面データに対応する曲面データを三角形によって構成される複数の接平面データに変換し、各接平面データに対する切削工具の干渉をチェックしなければならないところから、処理作業が複雑となるとともに、多大な処理時間を要するという問題がある。
【0007】
一方、図8および図9に示す形状面Fを有する自動車用部材(例えば、サイドシル)の金型を切削加工する場合、一般的には、切削工具1の工具軸OがNC加工機のZ軸となるように固定して行なわれる。この場合、CAD/CAMシステムを用いた干渉チェックを行う際には、切削工具1を保持している工具ホルダー2の最大径部2aを基準とした干渉チェック範囲を設定し、干渉チェックすれば良いところから、干渉チェック範囲は小さくてすむが、例えば、符号Kで示す工具切削経路に沿って切削加工を行おうとすると、工具ホルダー2と加工面との干渉を回避するためには、切削工具1を長くしなければならない。すると、コーナ部の仕上げなど比較的小さい径の切削工具1が必要な加工範囲においては、切削工具1自身のふれ、切削負荷などによって、切削工具1の折損や加工面精度の劣化が起こり易いという問題が生ずる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、図10に示すように、切削工具1の工具軸OをNC加工機のZ軸に対して傾斜させて工具切削経路Kに沿って切削加工する方法を採用する試みがなされている。
【0009】
ところが、この場合、工具軸Oを傾斜させた分だけ干渉チェック範囲が大きくならざるを得ず、干渉チェック作業の煩雑化を招くこととなる。
【0010】
また、工具軸Oを傾斜させて切削加工を行う場合、図11に示すように、形状面Fにおいて干渉チェックを必要とする部分の形状面F1をデータとして取り出す際に、切削工具1(ここでは、簡単のため、円柱形状とする)の上面1aおよび下面1bを含む平面と形状面Fとの交点をNC座標系に基づいて求めながら行わなければならないし、形状面Fと切削工具1との干渉チェックを行う際に、切削工具1(換言すれば、円柱)を構成する要素1c,1c・・(即ち、円の集合)と形状面F1との干渉を見るか、工具軸Oの方向にベクトルをもつ平面Pに対して工具軸Oから形状面F1までの距離と切削工具1の半径とを比較を行わなければならない。つまり、工具切削経路データを構成する要素(構成点)において、その度に極座標の設定を何回も行う必要がある。従って、演算対象が極めて多くなるとともに、座標変換回数も多くなり、干渉チェックに多くの時間を要するという問題が生ずる。
【0011】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、NC加工機のZ軸に対して傾斜した工具軸をもつ切削工具を用いて金型切削加工を行う場合において、形状面と切削工具との干渉チェックを簡単且つ迅速に行い得るようにすることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願発明のNC加工用工具切削経路の作成方法は、NC加工機のZ軸に対して所定角度傾斜する工具軸を有する切削工具を用いて形状面データに基づいて切削加工を行うための工具切削経路を作成する際に、切削工具部と該切削工具部を保持する工具ホルダー部とからなる工具径モデルを記憶させ、前記形状面データおよび工具切削経路データを加工方向が前記Z軸の方向となるように座標変換によりローテーションし、その後、前記座標変換された状態の工具径モデルにおけるZ軸の最大値と最小値との間で、各Z軸の値に対応する工具系モデルにおける半径と、前記Z軸から形状面データまでの距離とをそれぞれ比較することにより、工具系モデルと形状面データとの干渉をチェックするようにしている。
【0013】
本願発明のNC加工用工具切削経路の作成装置は、NC加工機のZ軸に対して所定角度傾斜する工具軸を有する切削工具を用いて形状面データに基づいて切削加工を行うための工具切削経路を作成するNC加工用工具切削経路の作成装置であって、形状面データ、工具切削経路データおよび加工方向を入力する入力部と、切削工具部と該切削工具部を保持する工具ホルダー部とからなる工具径モデルが記憶された外部記憶部と、前記形状面データおよび工具切削経路データを加工方向が前記Z軸の方向となるように座標変換によりローテーションする座標変換部と、前記座標変換された状態の工具径モデルにおけるZ軸の最大値と最小値との間で、各Z軸の値に対応する工具系モデルにおける半径と、前記Z軸からローテーションされた形状面データまでの距離とをそれぞれ比較することにより、工具系モデルと形状面データとの干渉をチェックする干渉チェック部とを備えて構成されている。
【0014】
【作用】
本願発明のNC加工用工具切削経路の作成方法および作成装置では、形状面データおよび工具切削経路データが、加工方向がNC加工機のZ軸の方向となるように座標変換によりローテーションされ、その後工具系モデルと形状面データとの干渉がチェックされるため、工具系モデルにおける上下両端(換言すれば、NC軸Zにおける最大値Zmaxと最小値Zmin)間において干渉チェックすべき形状面データを取り出せばよくなるとともに、取り出された形状面データと工具系モデルとの干渉は、切削工具データにおける半径とZ軸から形状面データまでの距離との比較によりチェックできることとなる。
【0015】
【発明の効果】
本願発明のNC加工用工具切削経路の作成方法および作成装置によれば、形状面データおよび工具切削経路データを、加工方向がNC加工機のZ軸となるように座標変換によりローテーションし、その後工具系モデルと形状面データとの干渉をチェックするようにしているので、工具系モデルにおける上下両端(換言すれば、NC軸Zにおける最大値Zmaxと最小値Zmin)間において干渉チェックすべき形状面データを取り出せばよくなるとともに、取り出された形状面データと工具系モデルとの干渉は、工具系モデルにおける半径と工具軸O(換言すれば、NC軸Z)から形状面データまでの距離との比較により干渉チェックできることとなり、演算量および座標変換回数が少なく抑えられ、干渉チェック作業の迅速化が図れる。従って、NC加工用工具切削経路の作成時間を大幅に短縮することが可能となるという優れた効果が得られる。
【0016】
【実施例】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の実施例を説明する。
【0017】
本実施例は、NC加工機のZ軸に対して所定角度傾斜する工具軸を有する切削工具を用いて形状面データに基づいて切削加工を行うための工具切削経路を作成するものであり、図2に示すように、切削工具1は、NC加工機における主軸A先端に設けられた工具ヘッドHに工具チャックCを介してNC軸Zに対して傾斜状態で着脱自在に取り付けられている。なお、主軸Aおよび工具ヘッドHは矢印MおよびN方向にそれぞれ回転自在とされている。
【0018】
また、本実施例のNC加工用工具切削経路の作成は、CAD/CAMシステムを用いて行なわれるが、その基本構成を図1に示すブロック図に基づいて説明する。
【0019】
本実施例のNC加工用工具切削経路の作成装置は、入力部11、外部記憶部12、選択部13、座標変換部14、干渉チェック部15および結果記録部16を備えて構成されている。
【0020】
前記入力部11においては、形状面データF、複数の工具切削経路データK1,K2・・(図3参照)およびそれぞれの工具切削経路データK1,K2・・における加工方向Q1,Q2・・が入力される。該加工方向Q1,Q2・・は、主軸Aの回転角および工具ヘッドHの回転角をある角度で固定した時の方向である。
【0021】
外部記憶部12には、使用される切削工具のデータ(寸法、ホルダー形状等)が格納されている。
【0022】
前記選択部13においては、複数の工具切削経路データK1,K2・・が加工方向別の切削経路データ群G1,G2・・に分類され、干渉チェックを行う加工方向Q(即ち、加工方向Q1,Q2・・の内の一つ)が指定され、指定された加工方向Qをもつ工具切削経路データ群G1,G2・・が形状面データFとともに座標変換部14に対して出力される。
【0023】
前記座標変換部14においては、前記選択部13において指定された加工方向QがNC軸Zの方向となるように形状面データFおよび工具切削経路データ群G1,G2・・が座標変換によりローテーションされ(図4参照)、座標変換された形状面データFおよび工具切削経路データ群Gが干渉チェック部15に出力される。
【0024】
前記干渉チェック部15においては、外部記憶部12から読み出された工具系モデルTと形状面データFと工具切削経路データK(K1,K2・・の一つ)との干渉チェック(詳細については後述する)が行なわれ、その結果が結果記録部16に出力される。
【0025】
前記結果記録部16においては、干渉チェックの結果(即ち、干渉する・しない、干渉場所、設定工具等)が記録されるとともに、干渉チェック部15および選択部13に対して次工具切削経路データの要求および次干渉チェック加工方向の要求が出力される。
【0026】
次いで、図5に示すフローチャートを参照してNC加工用工具切削経路の作成について詳述する。
【0027】
以下においては、図3に示すような形状面データFを有する自動車用部材の金型をNC加工機を用いて切削加工する場合の工具切削経路における干渉チェックをCAD/CAMシステムを用いて行う場合を例として説明する。このような形状面データFにおいては、切削加工すべき個所に応じて加工方向が異なる複数の工具切削経路データK1,K2・・および加工方向Q1,Q2・・が存在する。
【0028】
まず、ステップS1において、入力部11から形状面データF、工具切削経路データK1,K2・・およびそれぞれの工具切削経路データK1,K2・・における加工方向Q1,Q2・・が入力される。次に、選択部13において、複数の工具切削経路K1,K2・・を加工方向別に切削経路群G1,G2・・に分類し(ステップS2)、その後、今回干渉チェックする加工方向Q(即ち、加工方向Q1,Q2・・の内の一つ)を指定し(ステップS3)、ステップS4において、指定された加工方向をもつ工具切削経路データ群(即ち、工具切削経路データ群G1,G2・・のうちの一つ)を形状面データFとともに取り出す。
【0029】
しかる後、座標変換部14において、指定された加工方向Q(換言すれば、工具軸O)がNC軸Zの方向となるように形状面データFおよび工具切削経路データ群(例えば、G1)を一括ローテーションする(ステップS5)。このローテーションは、図4に示すように、鎖線図示状態の形状面データF′および工具切削経路データK′を座標変換により矢印B方向に回転させることにより行なわれる。すると、図4に示すように、加工方向QとNC軸Zおよび工具軸Oの方向とが一致することとなる。なお、ここでは、NC加工機の主軸Aを加工方向Qに固定して行うこととなっているため、工具切削経路データ群の一つ(即ち、G1,G2・・のうちの一つ)に対して加工方向が決まるところから、ローテーション基点は、NC座標系原点で一括して行なわれる。
【0030】
次に、外部記憶部12から使用される切削工具のデータを取り出し(ステップS6)、さらに、工具切削経路データ群の中から一つ(工具切削経路データK)取り出し(ステップS7)、干渉チェック部15において工具切削経路データK上で工具系モデルTと形状面データFとの干渉チェックを行い(ステップS8)、その結果を結果記憶部16によりファイルへ保存する(ステップS9)。
【0031】
この干渉チェックについて、図6および図7を参照して詳述する。
【0032】
即ち、工具系モデルT(ここでは、簡単のため、円柱形状とする)におけるNC軸Zの最大値Zmaxおよび最小値Zminと形状面データFの交点a,bを求め、点a,b間を干渉チェックが必要な形状面データF1として取り出し、工具系モデルTにおける半径rと工具軸O(換言すれば、NC軸Z)と形状面データFとの距離dとを比較し、d>rであれば「干渉しない」とされ、d≦rであれば「干渉する」とされる。従って、本実施例の干渉チェックは、従来から知られているNC軸Z方向からの加工と同じ手法が採用されることとなる。
【0033】
その後、ステップS10において、指定された工具切削経路Kを含む切削経路群Gにおいて未処理の工具切削経路データが存在するか否かの判定がなされ、「存在する」と判定された場合には、ステップS6に戻って未処理の工具切削経路Kについての干渉チェックを繰り返す。そして、ステップS10において「存在しない」と判定されると(即ち、切削経路群Gにおける工具切削経路データの干渉チェックが終了すると)、ステップS11において、未処理の加工方向Qが存在するか否かの判定がなされ、「存在する」と判定された場合には、ステップS3に戻り、未処理の加工方向QについてステップS3以下の処理を繰り返す。
【0034】
上記したように、本実施例では、形状面データFおよび工具切削経路データKを加工方向がNC加工機のZ軸となるように座標変換によりローテーションし、その後工具系モデルTと形状面データFとの干渉をチェックするようにしているため、工具系モデルTにおける上下両端(換言すれば、NC軸Zにおける最大値Zmaxと最小値Zmin)間において干渉チェックすべき形状面データF1を取り出せばよくなるとともに、取り出された形状面データF1と工具系モデルTとの干渉は、切削工具系モデルTにおける半径rと工具軸O(換言すれば、NC軸Z)から形状面データF1までの距離dとの比較により干渉チェックできることとなる。従って、演算量および座標変換回数が少なく抑えられ、干渉チェック作業の迅速化が図れるのである。
【0035】
上記説明では、形状面データFに加工方向の異なる複数の工具切削経路データが存在し、これらの工具切削経路データを加工方向別の切削経路群に分類するものを例としているが、本願発明は、加工方向が同じ工具切削経路のみを有するものにも適用可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかるNC加工用工具切削経路の作成方法に使用される装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本願発明の実施例にかかるNC加工用工具切削経路の作成方法が適用されるNC加工機における主軸先端部を示す斜視図である。
【図3】本願発明の実施例にかかるNC加工用工具切削経路の作成方法が適用される形状面データおよび工具切削経路データの例を示す図である。
【図4】本願発明の実施例にかかるNC加工用工具切削経路の作成方法におけるローテーションの様子を説明するための説明図である。
【図5】本願発明の実施例にかかるNC加工用工具切削経路の作成方法における干渉チェック手順を説明するフローチャートである。
【図6】本願発明の実施例にかかるNC加工用工具切削経路の作成方法における干渉チェック時の干渉チェック用形状面データの取り出しを説明するための説明図である。
【図7】本願発明の実施例にかかるNC加工用工具切削経路の作成方法における干渉チェックの態様を説明するための説明図である。
【図8】従来公知の方法によるNC加工状態を説明するための斜視イメージ図である。
【図9】従来公知の方法によるNC加工状態を説明するための側面イメージ図である。
【図10】工具軸をNC軸に対して傾斜させた場合におけるNC加工状態を説明するための側面イメージ図である。
【図11】工具軸をNC軸に対して傾斜させた場合における干渉チェックの態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1は切削工具、2は工具ホルダー、11は入力部、12は外部記憶部、13は選択部、14は座標変換部、15は干渉チェック部、16は結果記録部、Fは形状面データ、F1は干渉チェックを要する形状面データ、Kは工具切削経路データ、Oは工具軸、Qは加工方向、Tは工具系モデル、ZはNC軸。
Claims (2)
- NC加工機のZ軸に対して所定角度傾斜する工具軸を有する切削工具を用いて形状面データに基づいて切削加工を行うための工具切削経路を作成するNC加工用工具切削経路の作成方法であって、
切削工具部と該切削工具部を保持する工具ホルダー部とからなる工具径モデルを記憶させ、
前記形状面データおよび工具切削経路データを加工方向が前記Z軸の方向となるように座標変換によりローテーションし、
その後、前記座標変換された状態の工具径モデルにおけるZ軸の最大値と最小値との間で、各Z軸の値に対応する工具系モデルにおける半径と、前記Z軸から形状面データまでの距離とをそれぞれ比較することにより、工具系モデルと形状面データとの干渉をチェックすることを特徴とするNC加工用工具切削経路の作成方法。 - NC加工機のZ軸に対して所定角度傾斜する工具軸を有する切削工具を用いて形状面データに基づいて切削加工を行うための工具切削経路を作成するNC加工用工具切削経路の作成装置であって、
形状面データ、工具切削経路データおよび加工方向を入力する入力部と、
切削工具部と該切削工具部を保持する工具ホルダー部とからなる工具径モデルが記憶された外部記憶部と、
前記形状面データおよび工具切削経路データを加工方向が前記Z軸の方向となるように座標変換によりローテーションする座標変換部と、
前記座標変換された状態の工具径モデルにおけるZ軸の最大値と最小値との間で、各Z軸の値に対応する工具系モデルにおける半径と、前記Z軸からローテーションされた形状面データまでの距離とをそれぞれ比較することにより、工具系モデルと形状面データとの干渉をチェックする干渉チェック部とを備えていることを特徴とするNC加工用工具切削経路の作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03580394A JP3886164B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | Nc加工用工具切削経路の作成方法およびその装置 |
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JP03580394A JP3886164B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | Nc加工用工具切削経路の作成方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07244518A JPH07244518A (ja) | 1995-09-19 |
JP3886164B2 true JP3886164B2 (ja) | 2007-02-28 |
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JP (1) | JP3886164B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104391479A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-03-04 | 上海交通大学 | 基于主轴功率监控的机床工作状态的自动统计方法及系统 |
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1994
- 1994-03-07 JP JP03580394A patent/JP3886164B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104391479A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-03-04 | 上海交通大学 | 基于主轴功率监控的机床工作状态的自动统计方法及系统 |
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